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「ときめく」英単語学習法 (1) 

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英語学習者にとって、単語を覚えることは永遠の最重要課題です。
指導させていただいている生徒さん、そして学習仲間。
私の周りには、英検受験されている方が多いのですが、ほとんど全員と言っていいほど、皆さん、「語彙のところで思うように点数が伸びない」とおっしゃいます。

単語学習は、時間をかければその分だけ力が伸びるという分野でもありません。
特に、大人の英語学習者の方にとって、英語にかけられる時間は限られていますし、その中での単語学習の配分を多くし過ぎることを、私はお勧めしません。

では、どのように取り組んでいくのが理想的なのか。
今日から2回に分けて、その学習方法・姿勢について、私の例をご紹介させていただきたいと思います。

魔法の英単語習得法がある?

資格受験を考えている方ならば、1冊は単語本をお持ちだと思います。
今は、いろいろな種類の単語本があり、それ自体にCDなどの音源が付いているものや、わかりやすい例文、その語句を使った長文などが掲載されている親切なものがたくさん出ています。

なんとかして、「覚えやすいように」と、工夫がなされているものです。
ただ、私自身は、「万人に共通する、覚えやすい方法」など存在しないと思っています。

自分がどのようにすれば覚えやすいかは、自分自身でアレンジをする中で見つけていくしかありません。

アレンジ方法の一案、アイデアとして、今回ご紹介する方法を参考にしていただければ幸いです。

単語本が先か、長文読解が先か

まず、私の基本スタンスとして、単語本を使うこと自体は否定しません。

ですが、使い方には二つのこだわりがあります。

まず、一つ目。単語本単体で英単語を覚えようとしないこと。
先ほども述べましたが、いくら親切に作ってある本でも、それが自分にとって覚えやすいかどうかは別なのです。
作成者の意図をもってして、ランダムに並べられた単語を、そこで見ただけで覚えていく。
それには限界があると思います。

そして、二つ目。単語本はチェックリストとして使うこと。
以下の図をご覧ください。

表の中で使っている、「気づく」=「ときめく」という言葉。
これが、まさに単語学習のキーであると考えます。

ある場面で覚えた単語を、別の場面で見た時に、「あ!前に見た単語だ。」と気づく。
気づけるというのは、本当にうれしいものです。
まさに「ときめく」という言葉がぴったり。
このときめきがあってこそ、単語の意味が、しっかりと自分の中に定着していくのです。

単語本だけを眺めているだけでは、そのようなときめきは一切ありませんし、図の上段のように、単語本→長文の流れをとった場合も、ときめく頻度があまり多くは期待できないのです。

それに対し、図の下段では、「長文で出会った新出単語の意味を調べ、覚える」→「単語本を開き、長文で見た単語がなかったかチェックする」の流れをとっています。

単語本に目を通しているときに、「あ!2日前に読んだ長文の中に出てた単語だ!」と気づけるのは、大変嬉しいもの。

(私はそれがあまりに嬉しくて、「長文で見た」とか、「映画のタイトルにあった」とか、ときめいた気持ちを単語本にどんどん書き込んでいます)

単語本を開くこと=ときめきを探すこと。

そのように発想の転換をするのです。

「ときめき」から生まれる自信

「ときめき」の効果を軽んじてはいけません。

「私は単語を覚えるのが苦手だ」と思いこむ。
それでは、覚えられるものも覚えられなくなってしまいます。

「あ!気づけた」と喜ぶこと。その喜びはクセになります。
もっと気づけるようになりたい。
気づけるように、長文を読もう。単語本チェックしよう。
単語に関わる学習に取り組むこと自体をポジティブに捉えられるようになるのです。

ときめきを繰り返し、「自分はちゃんと覚えられるんだ」という自信を積み重ねてください。

それが、ひいては英語学習全体、大げさに聞こえるかもしれませんが、生き方に対する自信・ポジティブさにさえつながっていく。

そう信じています。

おわりに

私が今、「ときめく」ために使っている本です。
わら半紙だし、例文もちょこっとだし、アルファベット順にランダムだし。

覚えやすい工夫がしてある本とは決して言えませんが、単語本自体の信頼度が高いです。(今自分が受験している国連英検特A級でよく見る単語が頻出)

毎日、スキマ時間を見つけて、「ときめき」探しをしています。

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次回の記事では、今日書き切れなかった、細かい注意点(Tips)を補足したいと思います。

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2Pingbacks & Trackbacks on 「ときめく」英単語学習法 (1) 

  1. […] 「ときめく」英単語学習法 (2)  2012年07月03日(火)| 投稿者名:nabomushiNo Comment 前回の記事では、単語を覚える際に、「ときめき」を感じることの大切さ、そして、「ときめき」を「自信」につなげることについて書きました。 […]

  2. […] BASIC WORD LISTへの挑戦・実況中継 ~経過報告第1弾~ 2012年07月10日(火)| 投稿者名:nabomushiNo Comment 前回、前々回と、「ときめく」英単語学習法と題し、単語本をチェックリストとして使い、学習していく方法について書かせていただきました。 […]

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