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9月 2013 archive

単語年齢は何歳?その3:読書と語彙力の関係

 

単語年齢は何歳? 単語年齢は何歳?その2 でご紹介した、Test your vocab が、200万人以上の回答を元に、英語ネイティブスピーカーの語彙数、読書と語彙の関係などを解析していましたので、その結果を紹介します。

 

Summary of resultsによると、Test your vocabを用いて測定した、大人の英語ネイティブスピーカーの語彙数は20,000語〜35,000語だったそうです。こちらのページで詳細をみてみると、30歳の中央値は27,109語です。自分のテスト結果と照らし合わせると、ネイティブスピーカーと比べてどのくらい語彙力が不足しているかという参考になると思います。

 

英語を母語としない人々の平均語彙数は4500個。日本からテストを受けた人の平均は8522個。ネイティブの4歳児の平均が5000語、8歳で10000語だそうですから、日本人の英語学習者の多くが、ネイティブの4-8歳児程度にあたるのではないでしょうか。

 

英語を母語としない人々は、海外に住むことで、語彙サイズが10,000語を超える傾向にあり、英語が話される国に住むことで、一日あたり2.5個の新出単語を獲得するとのことです。

 

また、英語ネイティブスピーカーの語彙サイズは、4-15歳時の読書習慣により決定され、特にフィクションを読むことが語彙サイズに重要な役割を及ぼすとのことです。

 

こちらのページに、読書と語彙サイズについての考察が書かれています。フィクションをたくさん読む30歳の語彙数は29,558語、多少は読書をし、フィクションはあまり読まない30歳の語彙数は21,947語と、約8000語の開きがあります。よく本を読む人と、それほど本を読まない人の語彙数の差は、年齢を重ねても変わらないようで、どの年齢層においても、よく本を読む人と読まない人の語彙数の差はだいたい8000語のようです。15歳時の差がそのまま60歳以降まで続くというのは恐ろしいことですね。

このグラフから、読書量を増やすと語彙が増えるということが分かります。特にフィクションが良いという結果が出たのは、ノンフィクションと比べ、フィクションのほうが語彙が幅広く使われる傾向にあるからではないか、とのことでした。

 

読書量と語彙数の関係はネイティブスピーカーのデータですが、英語学習者にとっても興味深いデータだと思います。4歳-8歳時なみの語彙サイズを持つ英語学習者にとっては、英語での読書が幅広い語彙獲得に繋がるかもしれません。

 

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【無料アプリ】 THE NIKKEI Asian Review

今日ご紹介するのは、日本経済新聞の英語版サイトNIKKEI.com内にあるTHE Nikkei Asian Reviewというコーナーの記事を無料で読めるiPadアプリです。

PC上でも読むことができるのですが、iPadを使うと、1冊の雑誌のように表示され大変読みやすく使いやすいです。
これが無料で利用できるのは、大変お得感があります。

早速、アプリの詳細についてご紹介したいと思います。

アプリの使い方

まずは、App Storeからアプリをダウンロードしてください。

The NIKKEI Asian Review – NIKKEI INC. 

こちらがアプリを開いた画面です。
毎週の記事が、冊子の表紙のように表示されていますので、読みたい号をタップしてください。ダウンロードがすぐに始まります。

ダウンロードがすんだら、その号をタップしてください。その号の表紙のページになります。
画面左上のLibraryというボタンを押すと先ほどの全号一覧画面、Contentsを押すとその号の記事一覧がプルダウンメニューが現れます。
記事一覧はプルダウンメニューより、このページの次にある目次のほうが見やすいかと思います。

目次のページ。タイトルをタップすれば記事のページに飛ぶことができます。

記事はこのように表示されます。

イラストもiPadで見ると大変見やすいです。

他の英語メディアが報じる日本、アジア

このアプリで記事を読んで、日本・アジアについての記事に興味が出たら、他のメディアと読み比べてみることをお勧めします。
同じニュースでもメディアごとの取り上げ方、意見の違いがあり、それを比べてみるのも面白いです。

The Japan Times

Banyan (The Economist)  特派員ブログ。無料で読める。

BBC News Asia

The New York Times Asia Pacific
※プルダウンメニューで日本のニュースばかりを集めたページに飛ぶことができる。

THE WALL STREET JOURNAL (Asia Edition)

他にも各種メディアのページに直接飛び、”Japan”というキーワードで検索すると、日本の記事を集めたコーナーが見つかると思います。
おすすめのメディアがありましたら、ぜひコメント欄などでお知らせください。

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The NIKKEI Asian Review – NIKKEI INC.

世界へ発信する日本人【ソニー創業者盛田昭夫が英語で世界に伝えたこと】

スピーチ練習や音読の練習をする時お手本にする音声などがあると思います。
音声とスクリプトが揃っているものを音読する時に、スピーカーを真似しながら、スピードやアクセント、リズムなどを意識することは効果的な練習の一つですよね。

自分で書いたスピーチ原稿ではお手本となる音声はありませんが、「◯◯さんのようになりたい」とイメージすることはできます。
やはりそのような「なりたい自分」をイメージすること、お手本にしたい人を見つけることはとても大切なポイントではないでしょうか。

先日ソニーの創業者盛田昭夫氏のスピーチ音源と映像、スクリプトを数点まとめた書籍が発売されたのでさっそく聞いてみました。今日はその書籍をご紹介したいと思います。


ソニー創業者 盛田昭夫が英語で世界に伝えたこと

こちらの書籍にはCDとDVDが一枚ずつ付属しています。
CDにはソニーアメリカ創設20周年記念スピーチと英国で名誉大英帝国勲章を授与された時のスピーチが、DVDにはCDと同じソニーアメリカでのスピーチと、英国での公園前のインタビュー映像が収められています。

スピーチ原稿は音声があるもの二本と、イェール大学でのスピーチ原稿が掲載されています。
CDのトラックに合わせて見開きで左側に英文、右側に日本語訳があります。重要な単語もピックアップされています。

しかしこれはあくまで「原稿」です。書籍の最後の方に関係者の座談会の内容があるのですが、その中で話題になっていた「スピーチは原稿通りに読まれないことが多かった」という通り、ところどころ原稿とは違う文になっていたりします。
しかしそれはただ原稿を読んでいるのではなく、自分の言葉として発信しているからなんですよね。

英語としてはとてもネイティブスピーカーのような流暢さはありません。スピードはゆっくりですが、かえって聞き取りづらく感じる方もいらっしゃるかと思います。
とくに英国でのスピーチの方はかなりゆっくりなのでちょっと聞き取りづらかったです。
そういう意味ではスクリプトも音声も揃っていてもリスニング学習の素材にはならないかもしれません。

もっと「上手な英語」を話す方はたくさんいます。
しかし、自分の思いを伝えようとする姿勢と英語の流暢さは必ずしも比例するわけではないですよね。

英語で発信している自分をイメージするということに関しては、実際に発信している方のスピーチを聞くことはとても参考になります。
今は色々なところで無料で視聴できるスピーチがたくさんあります。参考になる人、目標にしたい人を見つけることもスピーチ上達の秘訣の一つではないかと思います。

せっかくなので記憶に新しいIOC総会での高円宮妃久子さまのスピーチも。
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=qJigaI3BJhQ?rel=0&w=420&h=315%5D

内容だけでなく、話し方、呼吸の取り方、目線の送り方などが本当に素晴らしかったです。
堂々としているけれども変に力が入ったりしていないところなど、お手本にしたいと思う点がたくさんありました。
このように動画を視聴できると音声だけでは分からないこともしっかり感じ取ることができるのでいいですね。

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[新版]MADE IN JAPAN

私は高校時代に生まれて初めて読んだ洋書がこちらの本の英語版でした。
これは和書ですが、よく見ると訳者の名前が書いてあります。ここからも分かるように、実際は英語版が先に出されてこちらの和書はその翻訳版です。ちょっとおかしな感じもしますが、盛田さんならではだと当時思いました。
廃版になっていたのが復刻したのでご紹介しておきます。
英語版は英検2〜準1級なら読める比較的平易な英語ですし、内容も日本のことなので読みやすいので、ぜひKindle版でも良いので復刻してほしいと個人的に思っています。

Audible 日替わりセール

オーディオブックを購入できるサイト、Audible が提供している Daily Deal をご存知でしょうか。Audibleは、会員になると1冊11.48〜14.95ドルでオーディオブックをダウンロード出来る他、年間を通して様々なセールでオーディオブックを安く購入することが出来るサイトです。オーディオブックをCDで購入すると2500円以上するものが殆どですので、約半額で手に入れることが出来ます。Daily Dealではさらに安く、5ドル以下でオーディオブックを購入することが出来ます。

 

Audibleのトップページを開くと、右側に日替わりで本日のお買い得本が表示されています。DAILY DEALと書かれているところをクリックします。

 

本は毎日更新されておりだいたい3.95ドル、人気のある本だと5ドル台、安いものだと2ドル以下のこともあります。20ドルの本が3.95ドルで手に入るのはかなりお得ですよね。さらに、右上にあるSign up for daily deal emails に登録すると、自分のメールアドレスにセール情報が届くので、毎日サイトをチェックする手間が省けます。

 

Life of Piや、The Time Traveler’s Wife などの人気作品も紹介されていましたので、 人気のない本を叩き売っているというわけではないようです。メールに登録しておくと、読みたかった本が見つかるかもしれません。

 

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