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10月 2011 archive

リスニング強化はお早めに!

英語学習を始めたら、早い時期にリスニング力を鍛えると様々な”良いこと”があります。

スキマ時間を最大限に利用できる

リスニング学習の効能としては、スキマ時間を有効に活用できることが一番大きいと思います。歩きながら、または頭を使わない雑用をしながらリスニングをすることが出来れば、きちんと机に座った状態で学習できなくても英語情報をインプットすることができます。

耳からのみで情報を得られるようになると、学習者用のテキストだけではなく、CNNやBBCのニュースを聞いたり、オーディオブックやPodcastを聞くことも英語の勉強になります。スクリプトなしの英語を1回で聞き取れるようになることで、得られる情報量がずいぶん増えます。例えば、Audiobookを聞いていて、”days on end” などの初めて聞いた表現を覚えることができた、時事ニュースをスキマ時間に聞くことで、家に帰ってからニュースを見る時間を減らすことができた・・などなど。

ちょっとしたスキマ時間も、積もり積もれば何十時間にもなり、数年後には何ヶ月もの差になります。英語学習を始めたら、出来るだけ早い時期に耳からのみで英語情報を入手できる状態にすることで、その後のインプット量に大きな差がでると思います。

スピーキングにも良い影響がでる

理解できる内容の英語を、たくさん聞くことで、英語のイントネーション、アクセントなどが正しく身につきます。リスニングにあまり時間をかけずに、単語学習やリーディング学習を重ねても、脳内音読のアクセントが間違っていたりすると、せっかくの学習効果が激減します。大量の英語を聞くことで正しいアクセント、イントネーションが身につくと、スピーキングにも良い影響が現れますし、英語らしいリズムで話せるようになります。これは早いうちに身につけるに越したことはありません。

リスニングのほうが圧倒的にラク

なれないうちは、聞き取れない内容のものを聴き続けることに苦痛を感じるかもしれませんが、いったん聴き取れるようになると、リーディングに比べてリスニングのほうが圧倒的にラクです。リスニングが出来るようになると、日本語のラジオを聞くような感覚で英語を聞くことが出来るようになります。2時間リーディングをするのは大変ですが、このような状態になると、内容を楽しみながら、”英語学習”を意識することなく長時間英語を聞くことが出来るようになります。

もちろん、内容の分からない物を聞き流すだけで英語が聞き取れるようにはなりません。スクリプトを確認しながら音と文字を一致させる作業や、語彙の習得などが必要です。(やり方の一例についてはコチラを参照)。リスニングが苦手で、ついついリスニング学習を後回しにしている方、リスニング力を鍛えることで、後々大きく時間をセーブすることができますので、少し手間をかけて、”机に向かわなくてもリスニングが出来るレベル”を目指すとよいのではないでしょうか。

 

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文法書をライティングに活かす

中高生時代に文法を厳しく教えられたこともあり、その貯金を食いつぶす感じでその後はあまり文法をガツガツとやっておりません。しかし、英語学習者の悲しい性と言いますか、つい「この本はおすすめ!」「これは定番!」などど謳われている書籍が目に入るとつい購入してしまうことがしばしばあり、「ロイヤル英文法」も買ってしまった口です。

つい買ってしまったものの

5年以上前に英語学習を再開した時に購入したのですが、この頃はまだ目標もぼんやりとしていたことと、自分の実力がどの程度なのかも分からず、何から手をつけて良いか分からずにいました。そして無謀にも始めたのが、「ロイヤル英文法」を最初から読んで英文法をおさらいしよう!という苦行。
もちろん続くわけもなく、それからこの立派な装丁の分厚い本は本棚でしばらく鎮座することになった訳です。

きっかけ

このまま本棚の装飾品になってしまいそうだったロイヤル英文法を使い始めたのは英検1級のエッセイ対策を始めた時でした。

エッセイを書く時に一番気を付けていたのはエッセイのスタイルとロジックでした。文法的な事や自然な言いまわしかどうかは添削で直してもらえば良いと考えていたからです。
そのため、添削から戻ってきた時に添削された文法的事項をきちんと納得いくまで復習しました。そこで初めて眠っていたロイヤル英文法が役にたったのです。
私の利用していたサービスは英検1級エッセイ対策として特化したものではなかったので、文章中の文法的誤りを指導してくれるのみのシンプルなもので、先生によって差はあるもののなぜ間違っているかという説明がとても簡単なものが多かったこともあり、それだけでは分かりにくいものもありました。

文法書は読み物ではない

先生の説明だけではよく分からないものをロイヤル英文法で丁寧に調べて、なぜ自分の文章は間違いなのかを説明や例文を見ながらきちんと復習しました。特に冠詞を直されることが多かったので、しっかりと確認をしました。実際の自分の間違いを確認しているので、ただの読み物として勉強していた時にあった他人事のようなぼんやりした感じもなく、すっと頭に入ってきますし、記憶にも残りやすかったです。
必要な時に必要なところを利用し、身に付けていく。そういう使い方にしてから活躍の機会が増えました。

ちょっと付き合い方を変えて、使わずに放置してある文法書を是非利用してみてください。

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ロイヤル英文法―徹底例解


総合英語Forest 6th edition

【おすすめPodcast】 BBC Business Daily ~時事知識をポッドキャストで~

Business Daily Business Daily (無料) 

BBC Business Daily (BBCサイト内公式ページ。こちらのページでは、過去30日分をストリーミングで聴くことができます)

「ビジネス」とタイトルに付いていますが、世界経済、そして世界で起こっている事象に関して、各分野の専門家の意見が聞ける番組です。

例えば、
Microfinance for profit (2011年6月8日)
Chinese growth versus democracy (同8月24日)
Fighting the Cyber War (同9月8日)
Has western capitalism failed? (同9月23日)

のように、今すぐ英検や国連英検のトピックで出てきてもおかしくないような話題が、頻繁に取り上げられています。

お勧めする理由

・その問題に対する意見を聴くことができる
もちろん、ニュースのみを聴くのでも勉強にはなります。
ですが、そこで取り上げられているニュース、事象に関して、どのような人がどのような意見を持っているかを聴くことで、さらに理解が深まるのです。
各種試験でも、「あなたはどのように考えるか」と聞かれます。
自分の意見を持つ訓練として、このようなことから始めてみてはいかがでしょうか。
(もちろん試験のためだけでなく、実生活でも大切したい姿勢ですね)

・長さが毎回決まっている
今までいくつかPodcastをご紹介させていただいてきましたが、そのほとんどが、長さが決まっているものです。
ただそれだけ?と思うかもしれませんが、長さが決まっていることによって、「通勤電車に乗っている20分で聴こう」「この20分でウォーキングをしよう」など、他の行動と合わせやすくなります。
他の行動と合わせやすいということは、それだけ取り掛かる際のハードルが下がることになり、大きなメリットになります。

比較メモ

レベル:上級
スピード:★★★
対象:時事問題・ニュース英語に強くなりたい学習者・ 英検、国連英検受験者
1本あたり:約19分
Transcript(書き下し):なし
英語の種類: 司会はイギリス英語、他はインタビューされる人により異なる

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Podcastで学ぶスピーキングのコツ

英検2次試験や、英語プレゼンテーションの前に聞いておきたいPodcast、Quick and Dirty TipsThe Public Speaker を紹介します。

 

The Public Speakerは、コミュニケーション専門家の Lisa B. Marshall さんがホストを務めるスピーチのコツや、コミュニケーションスキルに関するPodcastです。自己紹介の仕方、プレゼンのオープニング、終わり方に関するコツ、スピーチ前の緊張に対応する方法など、より良いスピーチを行うためのコツがぎっしり詰まっています。無料で視聴でき、英語スクリプトもついているので、英語のリスニングをしながらスピーキングを改善する方法も学べます。

 

スピーチの内容が充実していることが大前提ですが、話し方や、聞きやすいスピーチのテンポ、声の出し方など、スピーチの”魅せ方”を学ぶことで、自信を持って英語プレゼンテーションに臨めるようになるのではないかと思います。

 

過去のPodcastエピソードリストはコチラ。2週間に一度の更新で、一回8分程度なので負担にならずに聞けると思います。私はプレゼンの予定が決まった時、まとめて聞くようにしています。当面の間、スピーチの予定がない方でも、話し方のコツを学ぶことで、対人関係全般に応用出来るコミュニケーション能力を磨くことが出来るのではないでしょうか。

 

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【ブックレビュー】ダボス会議で聞く世界の英語

このサイトにアクセスしていただいている方は英語に興味がある方がほとんどだと思います。英語を学習している目的は様々かと思いますが、やはり英語を使って何かをするということが最終的な目標ですよね。

今回ご紹介する本には世界経済フォーラムの総会であるダボス会議でのスピーチが収められています。

ダボス会議で聞く世界の英語(CD付)

内容について

各国の大統領や企業のCEOなどといったリーダーのスピーチを聞けるということでとても興味深いですが、世界20カ国の方のスピーチを聞くことができるという点が最大の特徴ではないでしょうか。
英語を母国語としていない国の方々中心になっているのでなまりなどがあったりもしますが、実際にはネイティブスピーカーとだけ話していればいいという訳でもないので良いトレーニングになります。(もちろん流暢に話しておられる方もいらっしゃいますし、ネイティブスピーカーの方のスピーチも含まれています。)
日本人としては緒方貞子さんのスピーチが収録されています。

取り扱っているテーマも経済ばかりではなく、エネルギー問題や地球温暖化問題、教育問題といった世界共通のトピックなので英検の2次試験対策にも活用していただけるのではないでしょうか。
地域ごとにパート分けされており、アフリカ、中東のパートでは、今年ノーベル平和賞を受賞したリベリアのサーリーフ大統領のスピーチも収められています。

まとめ

ネイティブスピーカーのスピーチだけを聞きたいという方にはお勧めできませんが、英語がスタンダードな言語となっている現在では色々な国の人々が英語を話しており、それに接する機会も今後益々増えてくるので、このような教材はとても参考になります。
そして、知性とエネルギーにあふれる人達が母国語ではない英語を使って堂々と世界で活躍しているところを見ると、今後の学習に対してのモチベーションが高まります。

この世界経済フォーラムの公式サイトでも色々なスピーチなどを聞くことができますし、YouTubeの世界経済フォーラム公式チャンネルでも過去のスピーチを聞くことができますので、一度チェックしてみてくださいね。

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ダボス会議で聞く 世界がわかる英語(CD付)


世界を動かすトップの英語

【英検】 一次試験後、今すぐできる5つのこと

10月16日(日)は、第2回英検の一次試験でした。
受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

今日は、一次試験を受験した直後に、必ずやっておきたい5つのことについて、ご紹介させていただきます。

一次試験後に必ずやっておきたい5つのこと

5つのことをチェックリストとして書かせていただきます。ぜひご確認ください。

□ 1. 自己採点は済ませていますか
通常、一次試験の翌日13時前後より、英検の公式ホームページに解答速報が発表されます。
エッセイ以外の部分は自己採点が可能ですので、かならずチェックしてください。

*ここから先は、一次合格の可能性がある場合についてお話しさせていただきます*

英検協会からの一次合格発表を待たずに、すぐに二次試験の準備を開始ししましょう。

□ 2. 二次試験までの学習計画をたてましょう
約4週間という限られた準備時間の中で、効率よく準備をするためには、しっかり計画を立てることが不可欠です。ずっと何をしたらいいかわからずに、行き当たりばったりのことをしてしまうくらいならば、今日、この記事を読んでくださった日を、計画を立てる一日として、思いっきり作戦を練るのに費やしてください。
合格体験記は、書籍に限らず、ブログなどにたくさん掲載されています。
是非、私達のブログの英検対策記事も参考になさってください。

□ 3. 英字新聞記事を読み始めましょう 
2で述べたとおり、二次試験までの計画をしっかり立てることは、ものすごく重要なこと。
とは言っても、他の方の例を参考にしながら、自分仕様のやり方に変えていくなど、学習が軌道に乗るまでにはしばらく時間がかかると思います。
そんな中で、今すぐに始めておいて損はないこと。それは英字新聞記事を読むことです。
どんな記事も、二次試験で話すネタになる。社会でどんなことが起こっているか、記事から知識を吸収する。
その心意気で、どんどん読んでいきましょう。

□ 4. タイマー・録音機器を準備しましょう
どのような対策をするのであれ、実際に2分間測って、スピーチをし、それを聴き返す、それなしでスピーチの練習をしているとはいえません。
今すぐこの二つを用意してください。(iPhone等をご利用されている方は、タイマー・ボイスメモ機能をお使いいただけますね)

□ 5. 実際に面接練習をする場所(講座・スクール等)を決めましょう
もちろん、自分でスピーチを録音するなどの「自主トレ」なしに、「この講座・スクールに行けば合格できる」というような魔法の方法があるわけではありません。
実際に人対人でコミュニケーションをとることで、どこをどのように直せばいいか、自分でも課題が見えてくるもの。そういった意味で、面接練習のための講座、スクールを利用するのは大変良いことです。
どのような講座・スクールを利用するか、今すぐ検討を始めてください。

まとめ

「今すぐ」という言葉で、皆さまを焦らせてしまったら申し訳ありません。
そうではなく、「今すぐにでも始められる簡単なステップだ」と受け止めていただければ、これ以上にうれしいことはありません。

一歩踏み出すと、どのようなことをすればいいか、自分の中で課題が見えてきます。

ぜひここに書いた5つを実行し、これから何をすべきか考えるきっかけとなさってくださいね。

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書くために読む The Elements of Style

今週末は英検の一次試験ですね。受験される方は前回の記事も参考にしてみてくださいね。

今日は英検一次試験のエッセイ対策にも使える The Elements of Style をご紹介します。
英文ライティングの参考書としても評判の高い本です。


The Elements of Style, Fourth Edition

本自体は100ページ程度の薄いもので、使われている英語も難しいものではないためにそれほど時間をかけずに読めてしまいます。
しかし、読むというよりも実際に文章を書く時に参考書として必要なところを活用していただければいいと思います。全体にさっと目を通し、どのようなことが書いてあるかを把握しておいて、必要な時に必要な項目を調べるという使い方でも十分使える本です。

内容

コンマやダッシュ、コロンなどの使い方が書かれたElementary Rules of Usageという基本的なルールの章から始まります。
そして Elementary Principle of Compositionとして、能動態を使う、不必要な語を省くなどといった、シンプルでわかり易い文章を書くための基本11項目が書かれています。これはエッセイを書くときに気を付けたいことばかりなので、一項目ずつしっかり確認してみてください。

誤って使ってしまいがちな語句の説明もあるので、自分は間違った使い方をしていないかをチェックするのに使えます。

最後のAn Approach to Styleには文章を書く際に気を付けるべきことが21項目挙げられています。これを一度読んで頭に入れておけば、目次に書いてある項目をチェックリストとして使うことができます。

まとめ

コンパクトに要点がまとめられているので、読むだけでライティング力が上がったような気分になってしまいますが、どんどん書いて、書きながらこの本でチェックするというように「読む本」ではなく「使う本」として利用してください。


The Elements of Style, Fourth Edition

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英検直前、今やるべき10のこと

英検を今週末に控え、受験者の皆さんは最後の仕上げにお忙しいことと思います。
今回は、残り5日間、今だからこそやっておきたい10個のことを、チェックリスト形式でご紹介させていただきたいと思います。

この5日間の過ごし方で、今からでも取れる点数は違ってきます。

ぜひ一度、このチェックリストをご確認下さい。

英検直前、今やるべき10のこと


● 過去問は、大問すべて解きましたか?

「同じ問題など出るわけない」 私も最初はその口でしたが、自分が英検を受験してきたこと、そして講師として教えてきたからこそ、過去問を解くことがどれだけ大切か分かります。

中に出てきている単語を覚えるとか、そんな小さな効果だけではないのです。(もちろん、覚えるに越したことはありませんが)
「形式に慣れておくこと」、それが一番の目的です。
各問題、必ず一度は解いておくようにしましょう。(時間のある方は、一度通しでやって、時間配分も計画しておくとよいでしょう。)

□ 1. 過去問 語彙
□ 2. 過去問 読解
□ 3. 過去問 エッセイ
□ 4. 過去問 リスニング

● 語彙の見直しをしましょう

新たに覚えたい気持ちをぐっとおさえ、復習に回りましょう。

□ 5. 解いた語彙問題集の見直し

□ 6. 英字記事を読むことで、今までに覚えた語彙に再び出会う = 語彙の定着

● リーディング・リスニングは、これから毎日しましょう。

リーディング力、リスニング力。これは毎日の積み重ねです。私自身の経験ですが、毎日多くの記事に触れていると、どんどん「読める感覚」が上がっていくのを感じるのですが、やめるとすぐにその感覚は失われていきます。(リスニングも同様)
当日に、読める感覚、聴ける感覚を最大限にした状態で臨めるよう、これから毎日読み、聴くようにしましょう。 (これらは試験問題に限りません。英字記事や実際のニュースなどが、よい題材になります)

□ 7. 毎日、リーディング

□ 8. 毎日、リスニング

● 手書きで英文を書く練習をしましょう

普段、PCなどで英作文をしていると、想像以上に手書きが大変なことが分かります。
一度、鉛筆・シャープペンなど、当日使う筆記具で英文を書いてみましょう。当日までに、手書きになれておくようにするとよいですね。

□ 9. 英文を手書きで書いてみる

● 自分のやってきたことを、振り返りましょう

例えば、英語学習ノート、手帳につけた英語学習記録など。自分がやってきたことを振り返ってみましょう。「これだけやってきた」と自信を持って試験に臨んでください。自信があるかどうかで、当日のパフォーマンスも全く違ってきます。

□ 10. 自分の学習軌跡を振り返る

リスト一覧

コピー&ペーストや、印刷して使いやすいよう、一覧にまとめておきます。

□ 1. 過去問 語彙
□ 2. 過去問 読解
□ 3. 過去問 エッセイ
□ 4. 過去問 リスニング
□ 5. 解いた語彙問題集の見直し
□ 6. 英字記事を読むことで、今までに覚えた語彙に再び出会う
□ 7. 毎日、リーディング
□ 8. 毎日、リスニング
□ 9. 英文を手書きで書いてみる
□ 10. 自分の学習軌跡を振り返る

まとめ

残り5日間。焦る気持ちは充分に分かります。
ですが、この5日間でできることも、十分にあるのです。
ぜひこのリストを活用して、直前対策を進めてくださいね。
応援しています!

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【ブックレビュー】英語はやさしく、たくさん

日本の伝統的英語勉強法である「難しく少し」に対して、「やさしくたくさん」は、やさしい英語をたくさん(あるいは繰り返し)聞いたり読んだりすることからスタートする学習法です。英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方 (講談社パワー・イングリッシュ) は、著者がジャパンタイムズ社で新人記者を特訓する際に用いた手法が紹介されています。

やさしくたくさんとは?

「やさしくたくさん」とは、超やさしい英語をたくさん(あるいは繰り返し)聞いたり読んだり(話したり書いたり)し、だんだんレベルを上げていく方法であると定義されています。やさしい英語にたくさん触れることで、

1. 基礎を復習しつつ進むことになるため英語力に背骨が通る

2. やさしい英語ならば訳さずに理解でき、英語を英語のまま理解する理想的な姿勢になる。

3. やさしいから英語に接した量が飛躍的に増える。

ということです。

従来の、「難しく少し」という学習法は、英語「そのもの」は勉強しておらず、英語「について」勉強しただけです、という部分を読むと、確かに詳細に書かれた説明文を日本語で読む方法では、たくさんの英語に触れるのは難しいということが理解できます。

英語学習で大切な姿勢とは?

伸びる人と伸びない人は、英語に接する姿勢が違うそうです。重要なのは、

1. 英語を英語のまま理解する基本姿勢

2. 英語の音やリズムを、そのまま受け入れようとする姿勢

3. 英単語を、訳語ではなく「単語が意味している実体そのもの」として理解する姿勢

4. 単語の意味を、文中から自分でつかもうとする姿勢

5. 覚えるまで繰り返し学習するか、あるいは大量に接する姿勢

と説明されています。言うは易く行なうは難し、と思われるかもしれません。この本では、どうしたらこれらの姿勢を身につけることが出来るのか、筆者自身の経験と、ジャパンタイムズ記者を指導してきた経験を元に詳細に説明されています。時間をかけて勉強しているのに、なかなか実力が伸びないと感じているならば、この本を読んで”英語を英語のままで理解する’ことがどういうことなのかを学ぶといいのではないかと思います。

私の知り合いで、海外での交換留学と3年ほどの海外勤務を経験し、英検1級も取得されている方がいらっしゃいます。その方が洋書や洋雑誌を読めないと聞いて驚いたことがあります。短い記事を読んで問題を解くことは出来るし、基本的なコミュニケーションも取れるのですが、海外にいたからといって自然に長い文章が読めるようになるとは限らないようです。英検1級取得者でも、洋書を読みきったことがない、洋雑誌は読めない、という方がいらっしゃいます。本が読めるかどうかが重要なのではありません。たくさん読むことが出来るということは、そのぶん多くの情報を得られる可能性がある、ということだと思うのです。「難しく、少し」を長年続けていれば、自然にやさしい文章が多量に読めるようになるわけではないようです。この本では、「やさしくたくさん」の基本概念をわかりやすく説明されていますので、多読を始めるにあたって一読されると良いのではないでしょうか。

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英検1級二次試験対策講座を開講します。

この度100 WISH LISTで英検1級二次試験対策講座を開講することになりました。

我々三人が自分たちの経験と集積してきたデータを元に、指導経験の豊富なネイティブ講師とともにプライベートレッスンをさせていただきます。

詳しいレッスンの内容はこちらでご案内しておりますので、興味を持って頂いた方は下記のリンクより詳細を御覧ください。

100 WISH LIST 英検1級二次試験対策講座

引き続き準1級の二次試験対策講座も行なっておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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