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Archive of ‘英検’ category

英検協会の学習者支援サイト「英ナビ!」を試してみました。

さて、先週末には英検の二次試験が終わりましたね。受験された皆様お疲れ様でした。

英検つながり…ということで、本日は英検協会による英検受験者をはじめとする英語学習者を支援するためのサイト「英ナビ!」を見つけたので試してみました。

「英ナビ!」

会員登録制の比較的新しいサイトでした

公式サイトにある協会からのお知らせでは今年の1月にオープンの通知をしていますが、最近まで知りませんでした。

住所や電話番号も入力する本格的な会員登録が必要です。ここまでさせるのは、英検の申し込みもここからできるためかと思います。

サービス内容

ここではオンラインで過去問を解くことができます。

2〜5級までしか受験できないのがちょっと残念ですが、このように無料でオンラインでできてしまうというのはとても便利ですね。なぜ2級までなのか、今後1級まで追加されるのかは不明ですが、オンラインで積極的に学習している学習者のことを考えると早く全ての級を揃えていただきたいところです。

オンラインでこのように選択肢を選んでいき、結果判定もできます。

成績表もこのような形で表示されるので本番みたいですよね。

学習履歴も残り、その結果を分析して最適な学習内容を案内してくれるようです。

試してみたと言う割にはあなた自分で解いてみてないじゃない!と思われていませんか?
私も2級でも良いので解いてみたかったのですが、何とこの過去問チャレンジはMacでは利用できないのです!!!
ここまで読んでいただき、是非トライしてみようとしていた方、大変申し訳ございません。

過去問チャレンジだけではありません!

このサービスですが、過去問だけでなく英ナビ会員限定で Writing Tutor という英作文を自動添削してくれるライティング学習システムの試用版を無料で利用することができます。
こちらはMacユーザーでも使えます。
Writing Tutor

トピックは自由に選べると書いてあるものの、完全に自由ではなく、いくつか提示されているものの中から自由に選べるという意味のようです。

最初の方はカジュアルなトピックが目に付きますが、最後の方には1級のエッセイにも出てきそうなトピックもあります。

採点は6つのカテゴリに分けられており、コンテンツ(内容がトピックに沿っているか)、オーガニゼーション(文章の構成)、グラマー(時制や前置詞、冠詞などの間違い)、ボキャブラリー(単語の組み合わせで不適切なものがないか)、スタイル(スラングや差別用語、数字の使い方など)、メカニクス(スペルミスなど文章表記上の誤り)を採点してくれます。
英検の採点基準とは異なるものです。

この枠内に文章を入力し、左側にある採点ボタンを押します。タイマーも付いているので時間を計りながら書くことができそうです。(書き始めたらタイマーがスタートするのではなく、自分でオン・オフをクリックします)

試しに書いてみましたがこのような結果。

6つの採点項目がサイドに出るので、それぞれをクリックして該当する指摘を見ることができます。
例えばこのように問題の箇所に指示が出ます。
  

ここで持ち前の意地悪さを発揮し、” The Effect of Television on Society”というトピックに対して臓器移植について書いてみました。


…え?
先ほど結構真剣に書いたNuclear Powerについてよりも良いという衝撃の結果でした。

もしかしたらコンテンツに関してはちょっと信頼できないかもしれません。
自動添削ですし、試用版ということで内容に関してまでしっかり添削を求めるというのは間違いかもしれませんが。
うっかり見落としがちな冠詞などの文法的なミスやコンマの付け方などの表記上のチェックしてもらう程度でしょうか…。

この添削システムも含め、英ナビ自体がまだまだ今から内容を充実させていく段階のようなので期待したいです。

このような表示もあることですし、何と言っても本家です!期待しましょう。

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走りだす前に反省会をしてみよう!

先週末に英検が実施されたということで、前回は二次試験の準備についての記事でしたが、中にはちょっと失敗したな〜と思っている方もいらっしゃるかと思います。

何人か試験を受けられた方に感想をお聞きしたところ、多かった意見が「筆記パートで時間が足りなかった」でした。
時間が足りなかったというものにも色々とありますので、今日は少しその点について触れようと思います。

時間が足りなかった原因を考えてみる

時間が足りないと一言で言っても、まず単純に下記のような2つに場合分けができます。
①内容が全く分からなかった。
②時間さえあれば解けた。

①の場合

まず①の場合を考えてみましょう。
内容が分からなかったということを(A)単語が分からなかった (B)文章の構造が分からなかった の2つに分けてみます。
(A)の場合は語彙増強を今までよりも意識してやってみること、(B)の場合は日頃から精読の割合を増やし、しっかりと文章の意味を捉えられることを意識して読む、必要であれば文法の復習をする というような対策が考えられます。

語彙や文法ばかりに集中してしまうといけないので、学習計画を立てる時はバランス良くなるようにしてくださいね。

②の場合

次に②の場合です。
時間さえあれば解けるという手応えがあったなら、どのセクションで時間を取り過ぎたのかを思い出してみてください。

筆記パートを(A)語彙 (B)長文読解 (C)エッセイと大まかに分けて考えてみましょう。

(A)の語彙の場合、実際に単語単体で覚えていたとしても、問題の文章の意味を捉えるのに思わぬ時間を取られてしまうことが多いようです。1級になると問題の短文のレベルも少し上がります。短文なので前後の文脈で類推することもできないので、しっかりと意味を把握しなければなりません。普段英文を読む時に、正確に意味を理解できているかを意識してみてください。
極端にこのパートで時間がかかるという場合は、特化した問題集も出ているので、時間を計りながら解く練習をしてみるのも良いと思います。

(B)の場合は、読むスピードを上げる練習をしてみてください。
パート3では500words前後が2問、800words前後のものが1問出されます。日常の学習の中で試験と同レベルで同程度の長さの英文をスピードを意識しながら読んでみてください。
パソコン上で英文を読む場合、Wordなどのワープロソフト上や、ネット上のプログラムで文章のワード数を簡単に調べることができます。150words/minを一応の目安として、この記事なら◯分以内!と目標を立ててから読む練習をしてみてください。

(C)のエッセイに時間がかかってしまう場合ですが、普段からエッセイ対策として「しっかりとした内容を書く」ということは意識されていると思います。その練習をする時にまず20分なら20分、30分なら30分と時間を決めて、その時間内に書き上げる練習をしてみてください。時間をかけてじっくりと取り組むことも大切ですが、時間内にエッセイとしてきちんとした形にする練習も必要です。

自分なりの時間配分を決める

英検1級の筆記試験は100分です。
この時間を有効に使うために事前にしっかり時間配分を決めておくと、当日問題を解きながら押し気味なのか余裕があるのかを把握しながら調整していくことができます。

下記は私が受験時に心がけていた時間配分の例です。

短文の語句空所補充 15分
長文の語句空所補充 12分(6分×2)
長文の内容一致選択 10分+10分+15分
英作文 30分
見直し・リスニング問題先読み 8分

得意分野によっても違うと思うので、自分が何に時間をかけてしまうのか等も分析しながら工夫してみてください。

まとめ

今回おおまかに分けてみましたが、他にも原因はあるかもしれません。
ここが上手くいかなかったなぁと思った時に、何が原因だったのかをじっくり考えてみて、その解決策を日常の学習に取り入れていくことって大切ですよね。

原因が分からないと、無駄なことをしてしまったり不安になったりしてしまいます。目標に向かってダッシュする前に、走り方や走るコースなどを落ち着いて考えてみることは回り道ではないと思います。

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【英検】 長文(内容一致選択問題)徹底攻略 ~その4 復習の仕方について・補足~

シリーズでお送りしてきました、長文(内容一致選択問題)徹底攻略。
今日はその最終回です。

前回、その3では、長文(内容一致選択問題)を解いた後の復習の仕方について書きました。

正しい復習をすることで、過去問を解く効果は何倍も上がります。問題を解くことと同じくらい、もっと言えばそれ以上に丁寧に行って欲しい「復習」について。今回は、もう一つ大切なことをお話ししたいと思います。

レベルによって復習方法は違う

前回の記事では、”毎回「長文全てを丸ごと訳し、全ての単語を調べる」のでは手間がかかる”と書きました。

確かに、試験対策を開始してから直前まで、ずっとそのように対策していたのでは、数をたくさん解くことができませんし、実戦でどれくらいのスピードで読めばいいかを体得することもできないでしょう。

また、いつまでたっても、(本文の理解に支障をきたすほど)わからない単語がたくさん出てくるということは、語彙対策など、他の分野のレベルアップがうまくいっていないということも考えられます。

対策初期の段階では、丁寧に復習することも大切です。長文を読みながら、一緒に語彙力アップをしていくという意味でも、解いた問題の中で分からない語句は丁寧に調べて、覚えていくようにするとよいでしょう。

そして、徐々に読解力をつけていく中で、「ちょろちょろと分からない単語は出てくるけれども、本文の理解には差し支えない」、そのような段階に来たら、今度は数をたくさん解くことを意識するようにしましょう。

なお、前回の記事でご紹介した、「正解の選択肢」、「本文中の正解の選択肢の内容が書かれている箇所」、(不正解だった場合) 「不正解の選択肢」については、どのレベルにおいても、必ず復習すべきことです。これだけは、毎回最低限、分からない単語・文法事項をしっかりと調べるようにしましょう。

おわりに ~答えはそこに書いてある~

4回に渡り、お送りしてきた”長文(内容一致選択問題)徹底攻略”。
「内容一致選択問題」は、試験の中でも配点が高く、非常に重要な分野です。また、自分を含め、1級合格者の方に伺うと、この問題では満点近い点数をとっている方がほとんどなのです。
「内容一致選択問題」を制する者が英検を制すると言っても過言ではないと思います。

この問題に関しては、苦手意識を感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、恐れるには足りません。

質問の答えは、必ず本文の中に書いてあるのです。

その箇所を探す訓練をするという意味で、過去問に挑戦、そして必ず復習をすることをお勧めします。

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【英検】 長文(内容一致選択問題)徹底攻略 ~その3 復習の仕方~

シリーズでお送りしております、長文(内容一致選択問題)徹底攻略
今回は、「復習の仕方」です。

皆さんは、過去問や問題集を解いた後に、どのように復習をしていらっしゃいますか?
「合っているかどうか、点数を確認する」だけではもったいないですし、かといって、毎回「長文全てを丸ごと訳し、全ての単語を調べる」のでは手間がかかりすぎます。

今日は、長文(内容一致選択問題)について、解いた後に必ず復習しておきたいポイントをご紹介したいと思います。

かならず復習しておきたい3つの項目

答え合わせをした後で、必ず確認すべきは、以下の3項目です。

・正解の選択肢

・本文中の、正解の選択肢の内容が書かれている箇所

・(不正解だった場合) 不正解の選択肢

以上、3つの箇所は、丁寧に単語を調べ、自分自身で訳をし、正解の選択肢の内容が本文に出てきていることをしっかりと確認してください。

そして、不正解の選択肢については、どの表現が内容に反しているのか、きっちりと訳し、分からない単語・文法事項などは徹底的に調べるようにしてください。

問題集によっては、全訳の付いているもの、正解の選択肢の内容が本文のどの箇所に出てきているかまで解説が付いているものもあります。最初のうちはそのような解説で確認すると安心です。

過去問など解答のみしかないものだと、確認できずに不安・・・と思われるかもしれませんが、逆に言えば、試験を受ける直前の段階になったら、その箇所を”自分で”しっかり見つけられる力が付いていないといけません。

例え、そのような解説がついていなくとも、解いた後には必ず、この作業を行ってくださいね。

まとめ

過去問(または同形式の問題)を解くことは、試験の形式に慣れる意味でも、大変重要な作業です。
そして、せっかく問題を解いたのならば、それを何倍にも有効に活用したいもの。

「正解の選択肢」、「本文中の正解の選択肢の内容が書かれている箇所」、(不正解だった場合) 「不正解の選択肢」。
この3項目を毎回必ず確認し、確実に読解力をアップさせていきましょう。

復習については、私自身、大変重要なことだと考えておりますので、回を改めまして、もう一つ大切なことを皆さんにお伝えしたいと思います。

是非、次回記事もご期待ください。

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【英検】 長文(内容一致選択問題)徹底攻略 ~その2 問題を解く手順~

前回の記事では、英検の内容一致選択問題を解く際に、注目すべき3点について確認をしました。
その3点を、どのような順で見ていくと、よりスピーディーに問題を解くことができるか。
今日は、具体的な解法手順について、詳しく見ていきたいと思います。

問題を解く手順

下準備:長文を読む前の段階で、一度すべての質問(選択肢ではない)に目を通しておくとよいでしょう。そうすることで、どのような話なのか想像しやすくなります。

その後、各問題について、以下の(1)~(4)の手順を繰り返し、解いていきます。

(1) 質問(図中のA)をしっかりと読み、「何を読み取らなくてはいけないのか」頭に入れます

(2) 本文を読み始めます。
質問で問われている箇所を探しながら、その箇所までは淡々と読み進めます。

(3)質問の答えだと思われる箇所(図中のB)が見つかったら、その部分に線を引いてみましょう。
一文とは限りません。「この辺りだ」と見当をつけておくだけでも、(4)の選択肢との吟味の際に、グッと楽になります。

(4)選択肢をすべて吟味し、(B)の内容に合う正解の選択肢(図中のC)を選びます。
ひとつひとつの選択肢を読み、内容と合わない部分があるものを消去していきます。
そして、最終的に一つの正解に絞ります。
ここで重要となるのが、正解(C)は、本文(B)と同じ内容が、”違う表現”を用いて書かれているということです
最終的に選んだ(C)が(B)の内容とあっているか、それぞれしっかりと精読し、内容を確認しましょう。

手順は、以上です。

注意点

・質問を読む前に、長文の本文を読んではいけないのか?
いけないわけではありませんが、何が重要か(問われているのか)を考えずに漫然と読むよりは、最初にどういうことが聞かれるのかを知った上で読み進めたほうが効率がよいです。

・最初に読むのは質問だけ。選択肢まで読まない。
選択肢には、本文と違う内容が書かれています。それまで頭に入れて読むのはナンセンス。
選択肢を読むのは、本文の該当箇所と照らし合わせる時まで待ちましょう。

まとめ

質問を頭に入れ、その箇所を探しながら読み、答えを選ぶ。
手順自体はシンプルですし、分かりやすかったと思います。

ただ、手順を知ったからと言って、それがいきなり完璧にできるようになって、全問正解できるようになるわけではありません。

英検の受験対策をしている皆さんは、実際に過去問や対策問題集で、英検の内容一致選択問題を解く練習をすることがあると思います。
その際、答え合わせをした後に、どのような点を見直すとよいのか。
次回、問題を解いた後の復習の仕方について、ご紹介したいと思います。

よい復習をすれば、かならず問題を解く力を伸ばしていくことができます。
次回の記事も是非ご期待ください。

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【英検】 長文(内容一致選択問題)徹底攻略 ~その1 注目すべき3か所~

英検では、「内容一致選択問題」といわれる長文問題があります(5級を除く各級)。
なかでも準1級・1級の上位級では、難易度も高く、配点も大きいことから、特に力を入れて対策をしておきたい問題です。

今回からのシリーズでは、解く際に注目すべき箇所や、解法手順、さらに復習の仕方まで、内容一致選択問題の徹底攻略法を、丁寧にご紹介させていただきたいと思います。

今日は、その1・解く際に注目すべき3か所です。

どの問題のこと?

英検でいう「内容一致選択問題」とは、準1級・1級では、大問3の長文問題を指します。
質問に対する選択肢の中から、本文の内容に合っているものを選ぶ問題です。

解く際に注目すべき3か所

以下の図でご説明したいと思います。
左が長文、右が質問と選択肢です。

注目すべき3か所を、それぞれA,B,Cと色分けしています。

A:質問

B:本文の中で、質問について言及されている部分

C:正解の選択肢

単純化すると、この長文問題は、Aをまず読んだ上で、Bの内容に合うCを選ぶという種類の問題です。

もちろん、Bの文とCの文は、まったく同じ表現で出ているはずはありませんから、違う単語・表現を使って同じことを言っていることに気付く力が必要です。

また不正解の選択肢が、不正解である根拠(例:否定の言葉が含まれていて、本文とまったく別の意味になっている)もしっかりと挙げ、消去していく必要があります。

スピード重視の読解

英検に限った事ではありませんが、試験には制限時間があります。
「いくらでも時間をかけて、辞書を引きながら精読し、理解すればよい」、そうではありません。
限られた時間の中で、長文の大意をとり、的確な正解を選ぶ必要があるのです。

長文全部をダラダラと読んで、そのあとで質問を読む。質問を読んで、「あれ?どこに書いてあったかな?」ともう一回本文を探す。これだけでも、多くの時間をロスしているのが分かりますね。

前項で、この長文は、「Aを読み、その答えであるBを探し、Cを選ぶ」問題であると書きました。
つまり、「質問を読み、長文内の該当箇所を探し、選択肢の文と照らし合わせ正解を選ぶ」こと。
これが、最短の手順なのです。

次回の記事では、さらに細かな手順・注意点について、詳しく見ていきたいと思います。

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【英検】次こそ勝ちたいあなたが今すぐすべき5つのこと (後編)

次こそ英検合格を目指すあなたが、今すぐすべき5つのこと。
今日は、いよいよその5つ目を発表します。

私が資格受験から学んだこと

本題に入る前に、ぜひ皆さんに知っておいていただきたいことがあります。

私事ですが、昨年は、国連英検A級受験のための学習をしていました。その際に障害になったことは、情報量の少なさでした。
過去問も少なく、合格者の学習方法を知る機会も、限りなく少なく。(訳あって、意図的にシャットアウトしていたところもあるのですが)

”やるべき総量が見えないと、自分がどれくらい達成できているかが分からない。”

それが一番つらかったです。そして、逆に考えれば、

”やるべき総量さえ見えれば、それを試験までの時間で割ればいい”だけ。

そのような結論に達したのです。これは、私にとって大きな発見でした。

項目1~4までで見つけておくべきこと

前回の記事で提案した4つのこと。
実はこれらの項目は、

”やるべき総量さえ見えれば、それを試験までの時間で割ればいい”

これを実践する上で必要なデータを、皆さんに集めていただく作業でした。

試験日を調べることで、試験まであと何日あるのか、そして2~4の作業で、やるべき総量が見えてきているはずです。

特に、「やるべき総量」については、この時点で納得が行くまでしっかりと考えておきましょう。ですが、完璧を求めて前に進めなくては困ります。合格するために必要な学習量の総量は、その人によって違います。また、実際に合格してみるまで本当のところは分からないのです。

納得いくまで、「やるべき総量」についての仮説を立てたら、いよいよ最後のステップ、5つ目の作業に進みます。

5.試験日までの大まかなスケジュールを立てる

試験までの日数、やるべき総量を意識しながら、試験日までの大まかなスケジュールを立てて行きます。
その際に、気をつけていただきたい点を挙げておきます。

【1】全分野を試験日前日に仕上げるわけではない
例えば、単語本はある程度早めに仕上げる日を設定し、あとは「問題集を解く」、「長文の中で実際に使われているのを見て定着させる」などの方法をとるほうがよいでしょう。
それに対し、読解・リスニングは、コツ・カンがやらないとすぐに落ちてしまうので、直前まで続けておいた方がいい分野です。
どのジャンルをどのあたりまでに完成させるか、大まかに考えておきましょう。

【2】まずは各分野で核になる学習項目を決める
まずは今の時点ですでに取り組んでいるもの、続けて取り組みたいものがあれば書きだしてみましょう。他の合格者の方が使っていた本など、すぐに試したいものもあるかもしれませんが、一気に多くのノルマ項目を決めてしまうのは危険です。


【3】現時点で考えた「やるべき総量」というのはあくまで”仮のもの”と心得る

学習を進めていくうちに「この量では足りない」、または「この分野にここまで時間をかけることはない(他分野に回すべき)」など、計画修正が起きてくるはずですし、起きてこなければおかしいです。
どのようなものを足せばいいか、または減らせばいいか。適宜、過去問に触れるなどして自分の力の伸びを知り、柔軟に計画修正していくようにしましょう。

100 WISH LIST 特製 「英検合格までのスケジュール表」

以上でご説明したことをすべて書きこむことができる用紙を、作成いたしました。
ぜひ、スケジュールを立てる際にご利用ください。

(excel)
eiken100WL

(PDF)
eiken100WL.pdf

【使用法】
(1)各学習項目を書き入れます。

(2)それぞれの項目を「いつ終わらせるか」、締切日に印をつけます。
※開始日から締切日までに矢印(←→)を引くと、一目見て分かりやすいです。

(3)それぞれの項目について、一日あたりの量を計算します。
土日は休みにする、週に○回するなどを考慮して計算しましょう。できる限り余裕を持った数字にできるよう、多すぎるようならば目標日をずらすなど、柔軟に対応しましょう

(4)ここで出した数字を、日々のノルマに組み込みましょう。
その際には、ノルマ表やiPhoneアプリ”Daily Deeds“を利用することをお勧めします。

まとめ

今回ご紹介した計画の立て方で重要なポイントは、

・試験日を知り、どれだけの日数が残されているかを知る
・やるべき総量を知る
・総量を日数で割る

でした。この考え方は、他のどんな資格試験を受験する際にも活かしていただけると思います。

皆さんに作っていただいたスケジュール表は、今後の学習を進める上で、大切な「地図」・「方針」となるものなので、大切にしてくださいね。
そして、実際に学習を進めていくなかで、それを変更することを恐れないでください。
これが、この学習計画を成功に導く上で、最大のポイントになります。

準備はこれで完了です。
さぁ、次の試験に向けて、一歩を踏み出しましょう!

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【英検】次こそ勝ちたいあなたが今すぐすべき5つのこと (前編)

1月22日(日)は、英検の一次試験日でした。
受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

一次試験の解答速報を確認し、皆さんお一人お一人が次のステップに向けて歩み出す準備をされていることと思います。

今回は、試験結果に涙を飲んだ方に向けて送る私からのメッセージです。私自身、試験で成果を出せずに悔しい思いをしたことが何度もあります。その経験から学んだ、「今すぐやっておくべき」5つのことについて、書きたいと思います。

今が一番モチベーションが高い

試験に向けて学習を続けていて、一番モチベーションが高くなるのはいつだと思いますか?
私は、試験直後だと思います。

試験結果に対する悔しさをバネにするのはもちろんのこと。

どの分野が解けなかったのか、これからどこに力を入れて勉強していくべきなのか。記憶が鮮明なうちに、次の戦略を立てるのが最も効果的だと考えます。

1.次の試験日を調べる

まずは次の試験日を調べましょう。そして、手帳に書き入れます。
そこで忘れて欲しくないのが、「試験申し込み開始日」も書き入れておくこと。
(申し込み期間途中で気持ちが揺らがないよう、申し込み開始日に申し込みをするため)
また、今、これを書き込むことで、今日から次の試験に向けて頑張ることを自分自身に誓いましょう。
途中で迷って失速したり、直前になって無理な量を詰め込むことのないように。

2. これからの学習戦略を立てる ~試験結果の分析~

今回受験された皆さんは、今から学習を始める方にはない「貴重なデータ」を持っています。
それは、今回の受験結果そのものです。

まずは解答速報と照らし合わせて点数を出し、相対的にどの分野が弱いのか確認しましょう。

それから、記憶が鮮明なうちに、どういう点で困ったのか、文字にして書き出しておきましょう。

・最初の語彙のところに時間をかけ過ぎてしまった
・英作文の時間が足りなかった
・疲れていて思ったよりリスニングができなかった
・会場が寒くて集中できなかった

点数だけでは分からない自分の弱点を、今のうちに洗いだしておくのです。この受験で得られたことを、次の試験で活かすために。どんな些細なことでも書き出しておきましょう。

3. これからの学習戦略を立てる ~手に入れられる限りの過去問を入手しておく~

試験対策をする際の王道のひとつが、「過去問を解く」ことです。

その目的は大きく分けると、以下の2つ。
(1)自分の弱点を知ること
(2)実際の試験形式で、時間配分などのシミュレーションをすること

項目2で述べたように、皆さんは「弱点を知る」という意味では、もうすでに1回目をクリアしています。

(2)で書いた、過去問を使ったシミュレーションはできるだけ試験直前にすべきことですが、弱点を知ることは何度やってもかまいません。構わないどころか、各分野の力の伸びを測る上で、折に触れて過去問を解くべきだと私は考えます。

伸びをチェックしたい時にすぐに手に取れるように。今の時点で、英検の公式サイト・問題集などから、できる限りの多くの過去問を収集しておきましょう。

4.学習すべき”総量”を考える

大人の学習とは、学校のように「これをやりなさい」と言われたことを、言われたままにこなしていくことではありません。

項目2で書いたように、「ご自身で」弱点を見つけ、これからの学習戦略を立てる。この姿勢が大事だと思っています。

そして、その自主性と同じくらいに大切なことが、「第三者の意見」です。

「自分で見つける」なのに、「第三者に聞く」?

一見矛盾しているように見えますが、これらをバランスよく取り入れることが大事です。

「自分で」どの分野の力が足りないのかしっかりと分析をすること。

その上で、その力を伸ばすためにどんな勉強をすればいいか、合格者のブログを参考にしたり、スクールの先生やしかるべき人に相談してみる。

それは、言われたことを言われたとおりにする「鵜呑み」の勉強法とは対極にある、ずっと能動的な方法だと思います。

ご自身の伸ばすべきところを把握したうえで、これからの学習法を考える/他の方の意見を参考にする際には、

・どのような教材を使うか
・どれだけの量にとりくむべきか
・どれだけの量を、どれだけの時間をかけて行うべきか

以上の3点に気をつけて情報収集・選定するとよいでしょう。

まとめ

「5つ」と書いておきながら、なんとも中途半端な4つまで書いたところで、一旦区切りました。

5つ目が、今回の一連の「するべきことリスト」の要になる部分なので、記事を改めてしっかりと書きたいと思います。

また皆さんご自身でも、5つ目にすべきことは何なのか、一度ゆっくりと考えてみてください。

今回記事にした4つの項目の要点をまとめておきます。

1.期日(受験日)を意識することで、決心を揺るがないものにする
2.今回の結果から、自分の弱点を洗い出す
3.これからの学習に必要な「過去問」を準備しておく
4.自分の弱点を知った上で、それを伸ばすための方法を見つけに行く

それでは、次回の記事をご期待ください。

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【英検】 一次試験後、今すぐできる5つのこと

10月16日(日)は、第2回英検の一次試験でした。
受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

今日は、一次試験を受験した直後に、必ずやっておきたい5つのことについて、ご紹介させていただきます。

一次試験後に必ずやっておきたい5つのこと

5つのことをチェックリストとして書かせていただきます。ぜひご確認ください。

□ 1. 自己採点は済ませていますか
通常、一次試験の翌日13時前後より、英検の公式ホームページに解答速報が発表されます。
エッセイ以外の部分は自己採点が可能ですので、かならずチェックしてください。

*ここから先は、一次合格の可能性がある場合についてお話しさせていただきます*

英検協会からの一次合格発表を待たずに、すぐに二次試験の準備を開始ししましょう。

□ 2. 二次試験までの学習計画をたてましょう
約4週間という限られた準備時間の中で、効率よく準備をするためには、しっかり計画を立てることが不可欠です。ずっと何をしたらいいかわからずに、行き当たりばったりのことをしてしまうくらいならば、今日、この記事を読んでくださった日を、計画を立てる一日として、思いっきり作戦を練るのに費やしてください。
合格体験記は、書籍に限らず、ブログなどにたくさん掲載されています。
是非、私達のブログの英検対策記事も参考になさってください。

□ 3. 英字新聞記事を読み始めましょう 
2で述べたとおり、二次試験までの計画をしっかり立てることは、ものすごく重要なこと。
とは言っても、他の方の例を参考にしながら、自分仕様のやり方に変えていくなど、学習が軌道に乗るまでにはしばらく時間がかかると思います。
そんな中で、今すぐに始めておいて損はないこと。それは英字新聞記事を読むことです。
どんな記事も、二次試験で話すネタになる。社会でどんなことが起こっているか、記事から知識を吸収する。
その心意気で、どんどん読んでいきましょう。

□ 4. タイマー・録音機器を準備しましょう
どのような対策をするのであれ、実際に2分間測って、スピーチをし、それを聴き返す、それなしでスピーチの練習をしているとはいえません。
今すぐこの二つを用意してください。(iPhone等をご利用されている方は、タイマー・ボイスメモ機能をお使いいただけますね)

□ 5. 実際に面接練習をする場所(講座・スクール等)を決めましょう
もちろん、自分でスピーチを録音するなどの「自主トレ」なしに、「この講座・スクールに行けば合格できる」というような魔法の方法があるわけではありません。
実際に人対人でコミュニケーションをとることで、どこをどのように直せばいいか、自分でも課題が見えてくるもの。そういった意味で、面接練習のための講座、スクールを利用するのは大変良いことです。
どのような講座・スクールを利用するか、今すぐ検討を始めてください。

まとめ

「今すぐ」という言葉で、皆さまを焦らせてしまったら申し訳ありません。
そうではなく、「今すぐにでも始められる簡単なステップだ」と受け止めていただければ、これ以上にうれしいことはありません。

一歩踏み出すと、どのようなことをすればいいか、自分の中で課題が見えてきます。

ぜひここに書いた5つを実行し、これから何をすべきか考えるきっかけとなさってくださいね。

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英検直前、今やるべき10のこと

英検を今週末に控え、受験者の皆さんは最後の仕上げにお忙しいことと思います。
今回は、残り5日間、今だからこそやっておきたい10個のことを、チェックリスト形式でご紹介させていただきたいと思います。

この5日間の過ごし方で、今からでも取れる点数は違ってきます。

ぜひ一度、このチェックリストをご確認下さい。

英検直前、今やるべき10のこと


● 過去問は、大問すべて解きましたか?

「同じ問題など出るわけない」 私も最初はその口でしたが、自分が英検を受験してきたこと、そして講師として教えてきたからこそ、過去問を解くことがどれだけ大切か分かります。

中に出てきている単語を覚えるとか、そんな小さな効果だけではないのです。(もちろん、覚えるに越したことはありませんが)
「形式に慣れておくこと」、それが一番の目的です。
各問題、必ず一度は解いておくようにしましょう。(時間のある方は、一度通しでやって、時間配分も計画しておくとよいでしょう。)

□ 1. 過去問 語彙
□ 2. 過去問 読解
□ 3. 過去問 エッセイ
□ 4. 過去問 リスニング

● 語彙の見直しをしましょう

新たに覚えたい気持ちをぐっとおさえ、復習に回りましょう。

□ 5. 解いた語彙問題集の見直し

□ 6. 英字記事を読むことで、今までに覚えた語彙に再び出会う = 語彙の定着

● リーディング・リスニングは、これから毎日しましょう。

リーディング力、リスニング力。これは毎日の積み重ねです。私自身の経験ですが、毎日多くの記事に触れていると、どんどん「読める感覚」が上がっていくのを感じるのですが、やめるとすぐにその感覚は失われていきます。(リスニングも同様)
当日に、読める感覚、聴ける感覚を最大限にした状態で臨めるよう、これから毎日読み、聴くようにしましょう。 (これらは試験問題に限りません。英字記事や実際のニュースなどが、よい題材になります)

□ 7. 毎日、リーディング

□ 8. 毎日、リスニング

● 手書きで英文を書く練習をしましょう

普段、PCなどで英作文をしていると、想像以上に手書きが大変なことが分かります。
一度、鉛筆・シャープペンなど、当日使う筆記具で英文を書いてみましょう。当日までに、手書きになれておくようにするとよいですね。

□ 9. 英文を手書きで書いてみる

● 自分のやってきたことを、振り返りましょう

例えば、英語学習ノート、手帳につけた英語学習記録など。自分がやってきたことを振り返ってみましょう。「これだけやってきた」と自信を持って試験に臨んでください。自信があるかどうかで、当日のパフォーマンスも全く違ってきます。

□ 10. 自分の学習軌跡を振り返る

リスト一覧

コピー&ペーストや、印刷して使いやすいよう、一覧にまとめておきます。

□ 1. 過去問 語彙
□ 2. 過去問 読解
□ 3. 過去問 エッセイ
□ 4. 過去問 リスニング
□ 5. 解いた語彙問題集の見直し
□ 6. 英字記事を読むことで、今までに覚えた語彙に再び出会う
□ 7. 毎日、リーディング
□ 8. 毎日、リスニング
□ 9. 英文を手書きで書いてみる
□ 10. 自分の学習軌跡を振り返る

まとめ

残り5日間。焦る気持ちは充分に分かります。
ですが、この5日間でできることも、十分にあるのです。
ぜひこのリストを活用して、直前対策を進めてくださいね。
応援しています!

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