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9月 2011 archive

同じ時間でも更に有効に使うために

英検も近づき、受験者の方々は一層気合が入っておられることでしょう。
試験が近づく度に自分が受験した時をついつい思いだしてしまいます。今回は、ふと思いだしたことの中で、試験対策ではなくても日常の学習に取り入れていけそうなものをご紹介します。

スキマ時間をさらに有効に

一日中英語学習をしていられるような環境の方はなかなかいらっしゃらないかと思います。皆さんは仕事や家事などをやりながら、上手に時間を使って学習をされてらっしゃいますよね。
特にスキマ時間の有効利用が学習時間確保の決め手となってきます。

そこで、5分ならこれをする、10分あったらこれをする…というようにある程度学習プランの中から選んでおくとスキマ時間をさらに有効に使うことができます。

10分で何か記事を読もうかな…と思い立った時点から、何を読もうかと探し始めていては時間がもったいないですよね。
受験した当時は外出先では通信ができなかったので、ニュースや雑誌の記事を適当にプリントアウトしてバッグに入れておき、外出中にふとできる空き時間にせっせと読んでいました。
雑誌を購読されている方はカバンに一冊入れておくようにする等ということでもいいと思います。

Twitterでリスト化しているニュースを見ながら適当に記事を選んで読んだりするのも手軽でおすすめです。

記事を読むほどの時間がなければ単語を見なおしてみたり、空き時間によってすることを決めておくとスキマ時間も無駄なく使えます。

タイマーを使う

逆に「今日はまとまった時間がある」という日は、やりたいことが盛りだくさんになってしまい、中途半端に終って不完全燃焼気分になってしまうこともありませんか?

そうならないように、空いている時間にやりたいことをまず割り振ります。メモでも手帳でも何でもかまいません。ここで無理をして詰め込まないことが大切です。
そして、決めた時間にタイマーをセットして残り時間も意識しながら1つずつこなしていきます。

不思議なもので、時間を計っていると「時間内に終わらせよう」「前回よりもタイムを縮めよう」と思い始めてくるので、集中力がアップします。

時間がある時にじっくりと英文を読むことも大切なのですが、試験対策として英文記事を読む場合はある程度のリーディングのスピードが必要です。自分はリーディングがあまり得意ではなく、スピードが遅いと思っていらっしゃる方は、つねにタイマーで計測してリーディングスピードをあげていくことを対策として取り入れてみてください。

まとめ

スキマ時間を更に効率よく使うことと、タイマーを使ってメリハリをつけて集中力をアップさせることで学習の効率を上げ、万全の対策をしてください。
試験対策としてでなく、通常の学習でも時間の有効利用はとても重要なことなので、一度お試しください。

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「かたまり」がすべて

英文を読む上で最も大切なこと。
それは、文の中の「かたまり」を見つけることです。

英語の文章に触れるにあたっては、大きく分けて、多読と精読、二つのアプローチがありますが、どちらを好む人であれ、かならず「かたまり」を意識して読んでいます。

今回は、具体的な方法を説明する前に、「かたまり」とは何か、「かたまり」習得を含む英語学習の順序について見てみたいと思います。

「かたまり」とは

「かたまり」という言葉では、一見あか抜けない印象ですが、スラッシュリーディング、コロケーション、チャンクと聞くと、途端に「む!これは素人ではないな」と感じませんか?

意味のかたまりを意識して、区切りながら読んでいく、「スラッシュリーディング」。
単語の意味を覚える際に、どんな言葉と一緒に使うかも合わせて覚える、「コロケーション」。
その名も「かたまり」という名の「チャンク」は、特に、話す練習をする際に気をつけるべき考え方で、それなしでは日本語から英語への一字一句対訳、ぶつ切りで話すことになってしまいます。

このように、英語学習のどの場面においても、「かたまり」を意識することは非常に大切なことであると言えます。

英語学習の四技能に、「読む」、「聴く」、「書く」、「話す」がありますが、中でも「読む」(リーディング)においては、他技能の基礎・土台となるものであり、ここで「かたまり」という考え方をしっかり理解しておく必要があります。

英語学習の順序

では、「かたまり」の見つけ方(特に「読む」において)は、いつ学習すればよいのか?

答えは、今すぐです。

「単語・文法がもうちょっとできるようになったら、実際の文章を読んでみる。」
そのように考える方も少なくありません。
では、その「もうちょっと」とはどれくらいですか? 完璧になるのを待っていたのでは、いつまでたっても文章を読み始めることはできないでしょう。

かたまりを見つけるのは、文章を読む中でしか訓練することができません。
本来、かたまりを見つける手段、ツールとして学ぶはずの「文法」なのに、いつまでたっても実地訓練をしないのはおかしいし、本当にもったいないことです。

文章を読むことで、新しい単語に出会ったり、苦手な文法事項がすとんと腹に落ちることもあるのです。

「○○ができたら、△△する」ではなく、同時に取り組む。
そうすることで、両方の力が相乗効果で伸びていくのです。

足踏みをしている方、まずは読んでみましょう。

まとめ

英語学習において、「かたまり」を理解することは大変重要なこと。
特に全ての技能の基礎となるリーディングでは、「かたまり」を必ず意識するようにしてください。

そして、「かたまり」を見つける練習は、「単語・文法ができるようになったら」ではなく、今すぐ始めてください。そうすることで、「かたまりを見つける力」「単語力・文法力」、両方の力が伸びていきます。

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毎日単語!

皆さん、単語学習どうされてますか?単語力があればあるだけ英文も読みやすくなるし、リスニングの虫食い状態も改善するはず・・。そうとはわかっていてもボキャビルは面倒くさいですよね。そこで、毎日数分だけでもボキャビルを続けることで、いったいどれだけ効果があるのかを、自分の体験をもとに考えてみたいと思います。

私が使っているのはLingQというサイトですが、使うのはiKnow!でも、単語力でも、Weblioでも、手作りの単語帳でも何でも構わないと思います。とにかく手軽に始められて、自分にとって使いやすいのが一番です。LingQのフラッシュカードだとこんな感じです。

私は1回に25単語ずつフラッシュカードで復習しています。単語を見て意味が分かるかどうかを確認し、例文を音読。これを2セットで約6−7分です。毎日の単語チェックをノルマにしています。余裕がある時は朝晩の2回。パソコンを開けた後、メールチェックやネットサーフィンを始める前にやってしまうのがミソです。たった数分の単語チェックですが、いったん他のことをし始めてしまうと、やりたくなくなってしまうからです。逆に朝イチの単語チェックが習慣になってしまうと、まずは単語をすることで英語学習モードになり、朝のダラダラ時間を短縮することができます。

 

たった一日数分のボキャビルですが、これだけでも1年間に約1000個の単語を覚えることができました。過去5年ほどフラッシュカードを利用していますが、だいたい毎年1,000個前後です。多読で自然に覚えた単語は数えることが出来ませんが、フラッシュカード以外で覚えた単語もあるので、実際は年に1,000以上ずつ語彙は増えていると思います。

 

ボキャビルの習慣がない方は、2年前からどれだけ意識的に単語を増やしてきたか思い返してみてください。2年前より語彙は増えていると自信をもって言えるでしょうか。たった数分でも毎日やれば1年間で30−40時間になります。1ヶ月で1000個覚えるのは大変ですが、毎日ちょっとずつ継続すれば1−2年後には大きな違いになると思います。

 

 

 

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英語学習者向け素材を上手に使ってインプット

前回のなぼむしさんの記事に続き、今回も背景知識に関することを書いていこうと思います。

私は英語学習のためにスクールに通っています。そこで英文解釈に使われている教材は様々なのですが、現在は日米関係についての政治的なものを扱っています。毎回予習では英文を日本語に訳したりしているのですが、ただ訳すだけではあまり意味が分かりません。

政治的な話題と言っても、地理的なことや軍事用語、アメリカの歴史的な背景知識も必要となってきます。
とりあげられた過去の出来事についてその都度調べたりはしますが、どうしても点の知識になってしまいがちで、なかなか線でつなげることができません。

そういう時は概論的なものを一冊読めばいいのですが、あまり詳しく書かれすぎていてもボリュームがありすぎて読む時間を捻出できずに積読状態になることもありました。

ポッドキャストを利用

その時に利用したのはVOA SPECIAL ENGLISHのU.S. Historyでした。
簡単な英語で簡潔にまとめられていて、短時間のものをスキマ時間を利用して聞くことができました。

その他にもアメリカの子供向けのオーディオブックなども利用したりしましたが、やはりポッドキャストで10分程度にまとめられたものの方が頭の中でも整理しやすかったです。

今回は歴史的な知識を得るためとして上記の例を挙げましたが、海外の記事や小説などを読んでいるとそのような歴史を含めた文化的な背景を知っていることでより理解が深まり楽しむことができます。
名著からセリフやエピソードが引用されたりするのを見ると、まだまだ読んでいない作品がたくさんあることを実感したりもします。

学習者向け素材を利用

あまりに名著すぎるゆえに、今まで読んだことがないことが恥ずかしく思えてきて、今更読むに読めないという作品はありませんか?
数カ月前にたまたまそのような作品のOxfordのBookwormシリーズのオーディオブックを聞いた時に、「これはいい!」と思いました。

まず短いこと。1時間前後で聞き終わります。
そして簡潔に書かれているのでながら聴きをしていても十分理解できます。
このように実際の作品として深い部分まで味わうことはできませんが、ダイジェスト版のような気分で楽しみながら聞いていくことができました。

まとめ

 

今更遅いと思ってしまうと、この先ずっとそのままになってしまいます。
前回のなぼむしさんの記事にもあったように、日本語で適したものがあればそれで全く問題ありません。
難しく考えすぎて手を出さないのではなく、手軽に始められる方法でどんどんインプット量も増やしていきましょう。

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「日本語で」背景知識を得ること

英語の勉強のために、「日本語で」勉強する。
一見、矛盾した内容に聞こえるかもしれません。
特に、英語力が身についてきている中・上級者の方ほど、なぜ今更日本語で?と疑問に思うことでしょう。

あなたが今目指していることは、英検1級に合格することですか?
英字新聞をスラスラ読めるようになることですか?

どちらかに当てはまるようなら、今すぐ疑う心を捨て、「日本語で」の学習に取り組んでください。今日の記事は、私からの「戦略的」英語学習の提案です。

英文を読めるようになるための三要素

本題に入る前に、今日お話しすることについて、少し説明させてください。

英文を読めるようになるためには、以下の図で示したように、語彙力、構文を読み取る力、そして背景知識が必要です。
今日は、その中でも、背景知識を得る学習法に限定し、お話ししたいと思います。

何にでも活かせる勉強のコツ(1)

突然ですが、学生時代、歴史を習った時のことを思い出してください。
歴史は、小学校・中学校・高校で3回繰り返して習います。
小学校では大まかな出来事しか習わなかったのが、中学校ではさらに詳しく、高校ではさらにもう一歩踏み込んだ内容を習います。

同じ年数をかけるとして、もしもあれが、小学校では縄文時代から奈良時代、中学校では平安時代から安土桃山時代、高校では江戸時代以降という分け方で学ぶとしたらどうでしょう。

小学校の段階で、いきなり詳細な部分まで覚えなくてはならない。
全体像が分からないままどの部分が大事かもわからずに、やみくもに暗記していく。

もしもそんな歴史の授業ならば、挫折する学生が続出することでしょう。

何にでも活かせる勉強のコツ(2)

ですが、英語学習に限って言えば、それをやってしまっている人が少なくないのです。
「いきなり分厚い文法書に手を出し、最初の章で挫折してしまう。」
これも一つの失敗事例です。(それに関してはまた別の記事で書きたいと思います)

今回、私が歴史の授業を例えにしていいたかったのは、背景知識を得るために、その方法を思い出してほしいということなのです。

まずは小学校で習ったように、大事な部分をおさえておく。それは、と例えられます。
最小限の核になる知識があれば、英字記事は俄然読みやすくなる。そして、英字記事を何本も読んでいくことで、さらにその核は大きくなり、次はもっと読みやすくなる。
中学、高校と、順に詳細を肉付けし、学んでいったように、英語学習でもそれを応用するのです。

私が実際に使っている「日本語」資料

核を作るのに、変なプライドは要りません。
例えば、歴史マンガがきっかけで、歴史という学問にハマっていく。マンガは一般的には子供によくないとされるものだけれど、こういう成果を生み出すこともあると考えれば、否定することはできないですよね。
それと同じです。

英語を読むために、日本語で知識を得ておく。この記事を読んでくださった皆さんならば、それが逃げや弱さからくるものではなく、戦略的な選択であることを理解していただけることと思います。

現在、国連英検A級受験中の私が、実際に読んだ、読んでいる新書を3冊ご紹介したいと思います。

池上彰氏の「知らないと恥をかく世界の大問題」では、その時ちょうどTIMEで読んでいたフィンランドの教育についての記述があって、本当にびっくりしました。ここで読んだことが、英字記事を読む助けになる。そう実感した瞬間でした。

私は国連英検受験のためですが、もちろん英検1級、そして英字記事を読めるようになりたいと思っていらっしゃる方にとっても最高のレファレンス本になると思います。ぜひお勧めしたい3冊です。

知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新書)


知らないと恥をかく世界の大問題2 角川SSC新書 (角川SSC新書)

世界紛争地図 角川SSC新書

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The Economistで英検1級対策

英検リーディング対策としてThe Economistなどの洋雑誌を読むことについて私の体験を書かせて頂きたいと思います。

 英検1級に合格したいと思ったものの、問題集を解いたり単語集をひたすら覚えるテスト勉強みたいなことはしたくない。それに期末テストのように問題集を解きさえすれば合格するというテストではありませんし、単語集を繰り返すまわす方法が効率が良いというわけでもないのでは、と感じました。対策=問題集ではなく、英語力そのものを上げることで合格を目指したい。問題集を何冊も繰り返し解くよりも、読解、単語、ライティング、二次対策を全部兼ねる洋雑誌リーディングをしようと思ったのです。

 

英検1級試験に合格するために猛勉強は必要か

職場の後輩に英検1級合格を報告した時のこと。彼女がラジオ英会話を聞き始めたことがきっかけの1つとなって私も英語を始めました。その後はお互いに学習状況を報告することもなく、いきなりの合格報告になってしまったわけですが、その時彼女に”鉄の意志の女ですね・・・” と半ば呆れたように言われたのがとても印象に残っています。世間一般のイメージとしては、英検1級合格というと、ガリガリ英語を勉強した!という感じなのかもしれませんが、自分としてはそんなに”勉強を頑張った”という意識もなかったのです。パス単や問題集を用いて受験生のように猛勉強しなくても、1級レベルの記事や本を読むことで十分合格可能であると感じました。

まずは過去問でレベル確認

では、1級レベルの記事とはどのようなものなのか。前回記事でご紹介したように、まず行ったことは過去問を2年分解いたことでした。試験前の仕上げとして過去問は試験直前に解くという方もいらっしゃるようですが、試験のレベル、傾向などを知り効果的な対策を練るために、まずは過去問を解くことが大事だと思います。読解問題で使用されているトピックや難易度をみて、Newsweek、TIME、The Economistあたりを継続的に読めば対応できるのではないかと思ったため、この3つの雑誌を比較してみました。どの雑誌を選ぶかは個人的な好みによると思いますが、この3つの中でNewsweekが一番易しく感じたため、英語力を伸ばすには難しめの雑誌にチャレンジするほうがよいだろうと判断し、TIME、The Economistの2つに候補を絞りました。同じニュースを取り上げている記事を読み比べた結果、The Economistのほうが記者の思考の流れがわかりやすかったためThe Economistを定期購読することにしました。

The Economistで読解力強化

勢い込んでThe Economistプリント版の年間購読を申し込んではみたものの、辞書を用いても楽に読める記事は一つもありませんでした。念のため申し添えておきますが、この時点で多読500万語に2年半程で達しており、ハリーポッターやベストセラー小説などは読める状態でした。読めなかった原因は、背景知識が全くなかったこと、The Economistレベルの英文をほとんど読んだことがなかったためだと思われます。初めての1級受験が3ヶ月後にせまっているため、楽に読めなかったからといって諦めるわけにはいきません。最初は辞書を引きながら、ゆっくりと読み始めました。それと同時にバックグラウンド知識があって読みやすいものは、辞書をひかずに10分以内で読んで内容を把握することを心がけました。品詞分解や構文確認などは行いませんでした。試験では文法問題は出ませんし、試験3ヶ月前に文法で時間を取る余裕はなかったからです。また読解と同時に役にたちそうな数字や事実は別ノートに抜書きしておき、ライティング、スピーキング用のネタ集めも行いました。読みなれない文章に最初は四苦八苦しましたが、3ヶ月間毎日読んでいくうちに、少しずつ基礎知識もつき文体にも慣れてきたせいか、読みやすく感じるトピックも出てきました。

理解度を確かめるために

問題集と違って設問がないため、どのくらい理解できているかが判断できないという欠点に対しては、日本語でサマリーを書くという方法で対応しました。ちょっとしたメモ程度ではなく、友達にどういう記事が説明するような気持ちで。イントロダクション、メインアイディア、サポート、コンクルージョンの流れを意識すると、なぜそのような結論にいたったかということがわかりやすいです。ライティングのパターンのお手本としても参考になりました。理路整然と書かれた英文ですので、自分が書いた日本語のサマリーと比べることで、英文を曖昧に理解してしまったために意味が通らなくなってしまっている部分がわかります。1級の読解試験も記事中の重要な箇所が設問になっていることが多いので、重要ポイントを押さえたサマリーを書くことは試験対策として有効であると思います。

まとめ

The Economistに限らず洋雑誌を読む利点は、試験対策にとどまらず、幅広い知識と語彙を習得できることです。また、読解で得られた情報をライティングやスピーキングに役立てられるのも利点です。雑誌で取り上げられる話題は多岐にわたっていますので、純粋に読み物としても面白いですし、読めば読むほど知識が増える喜びも味わえます。私は、問題集を解く試験対策は苦手で全く出来ませんでしたが、1級と同レベルもしくは上のレベルの記事を読むことで3ヶ月後の試験で無事に合格することが出来ました。”1級を受けよう”と決心してから短期間で目標を達成できたのは、その前の2年半にわたる多読とLingQでの精読がベースとなっているのは間違いありません。”鉄の意志”などなくても楽しみながら1級に合格することは十分可能だと思います。問題集を使っての所謂”試験対策”が苦手だけど1級に合格したいと思っている方は、洋雑誌での代用も検討されてみてはいかがでしょうか。

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【英検対策】過去問を解いたことはありますか?

さて、そろそろ英検まであと1ヶ月になりましたね。
受験をされる皆様は、ご自身の立てた計画にそって学習をされていることでしょう。

単語に集中されている方、リスニングに集中されている方…取り組み方は様々かと思いますが、過去問は解かれたでしょうか。
問題集や単語集に集中してしまう前に、まず過去問を解いてみましょう。

過去問を解く意味とは

過去問を解いてみると色々なことが分かります。

まずは、どのような問題が出題されるのかということがよく分かります。
予想問題集もありますが、実際の問題を解いてみた方が傾向がよく分かります。
特にエッセイのトピックに関しては、過去問をやってみると、問題集よりも難しいと感じるかもしれません。

次に、自分の弱点がよく分かるという利点があります。
そのためには1回分だけでなく、3回分ほど解くと自分の弱点が見えてきます。偶然良い点数が取れることもあるので(好きなトピックの長文が出たら、スピードも理解度もあがりますよね)数回分解くことをおすすめします。
解いてみた結果を見て、どの分野を強化していくべきかを正しく判断しましょう。

もう一つは、時間感覚を身に付けることができるという利点です。
試験には制限時間がありますから、いつまでもじっくり一つの問題を解いているわけにはいきません。
時間内に全てを解くためには集中力とリズムが必要です。実際の問題を時間を計りながら真剣に解いてみることで、どのようなスピードで解いていかなければいけないかをしっかりと把握してください。(私は試験開始の時間に時計を合わせて解いてみたりしていました。)
これを把握していれば、普段英文記事を読む時にも「もう少しテンポを上げた方が良いな」と意識して取り組むことができます。
制限時間内にあの問題量をこなしていくためには集中力が必要になってきますが、普段細切れの時間をやりくりして勉強をしているとなかなか長時間集中し続ける機会がもてないかもしれません。一度試験と同じ環境で解いてみることで、どの程度集中を持続する必要があるのかを実感できます。

筆記試験を終えてリスニングに移行する前の少しの時間で集中力が途切れ、疲労を感じてしまいがちです。過去問を解く場合も、「今日は筆記試験だけにしておこう。」とせず、通してやってみてくださいね。

まとめ

1)問題を知る 2)自分の弱点を知る 3)時間感覚を知る このために過去問をしっかり解いてみましょう。
この点を把握してしまえば、対策として取り組むものは英検用の問題集だけではなく、様々な英語メディアを学習に取り入れることができます。問題集や単語集だけが英検対策ではないのです。
まだ過去問を解いたことがない方は、まだ時間はありますから是非解いてみてください。

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英検1級過去6回 全問題集〈2011年度版〉 (旺文社英検書)

英検準1級過去6回全問題集〈2011年度版〉 (旺文社英検書)

洋書読書のモチベーションアップに  読書管理アプリ ReadMore  

読書管理のためのiPhoneアプリ、ReadMore.
恥ずかしながら、今まで洋書を2冊しか読み切れたことのない私が、実際に使用し、その良さをまさに現在実感しているアプリです。
これを使うことで、モチベーションが途切れることなく、洋書を読み続けることができます。
早速、使い方から見ていきましょう。

ReadMoreの使い方

本の登録の仕方は、非常に簡単です。
(1)ReadMoreを起動した画面です。左上にある+マークをタップし、本を新規追加します。

(2)Title(題名)、Author(作者)、Last page to read(ページ総数)を順にタップし、入力していきましょう。

それでは実際に本を読んでいきましょう。
(3) 読む本を選択((1)の画像で表示されている本のタイトルをタップ)すると、この画面が出てきます。
Begin Readingをタップしましょう。

(4)先ほどのBegin Readingボタンを押すことで、タイマーはすでに始まっています。読み終えたら、ストップボタンを押すのみ。

(5)以下の画面が現れるので、読み終えたページの次のページを入力(次回、それがスタートページとして表示されるため)、その後、Done, Saveを押します。

(6)今回読んだデータがいろいろと表示されます。(ページ残数、平均読書時間など)
私が一番気に入っているのは、このペースで読めばいつ読み終わるかという予測(赤枠で囲んだ部分)。
その時々で、期間が縮まったり、伸びたりするので、これを見て励みにしています。

使う際のちょっとしたコツ

意外なところで几帳面な私。きちんと記録、計測ができないとイライラしてしまうという一面があります。
ですが、「計測できなければ洋書を読めない」というのでは本末転倒。

そこで、iPhoneが手元にない時、起動の時間が惜しい時などは、あえて何もせずに読むようにしています。

このアプリでは、読んだ後に入力するのは「読み終えたページ番号」のみ。
以前読んだ時から、多少余分に読んであったとしても、それくらいの誤差は全く気になりません。

「モチベーションを上げる」を最大の目的とし、柔軟に使っていきたいと思っています。

補足・「読み続けられる」洋書の選び方

ReadMoreのおかげで、モチベーションが途切れることなく読み続けられている私ですが、このアプリがあれば何でも読めるようになるというわけではないと思います。

現在、私が読んでいるのは、トーマス・フリードマンの”The World Is Flat: A Brief History of the Twenty-first Century
ページ総数が640もあり、本来ならば挫折まっしぐらの選択のはず。

それが読めているのは、以下の二つの理由があります。

・自分が本当に興味がある内容であること

・(自分にとって)難解な単語が使われておらず、読みやすい文章であること

これら二つの条件が整ってこそ、ReadMoreがより一層生きてきます。

ぜひそれを念頭において洋書を選んでみてくださいね。

ReadMore – Navel Labs

ReadMore - Navel Labs

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基礎知識不足を補うのにお勧め Time for Kids

おなじみTime For Kidsのウェブサイトから年1回発行されている、TIME For Kids Almanac 2012 をご紹介します。この本は、英検1級ライティング/スピーキング対策の際に、とっさに口から出るレベルの簡単な英文で書かれた基礎的な環境問題の本を探していた時に出会いました。英検対策として全部を読むのは効率がよくありませんが、じっくりと基礎知識を蓄えるのに最適な本です。

 

小学生が対象の本ですが、科学、歴史、美術、スポーツ、音楽、作文、語学など内容盛りだくさんです。トピックは世界のニュースや学校の教科から派生したものですが、大人用のTIMEとは違い、記事にはなっていません。ひとつのページを2〜4つに分けた小コラムで構成されており、どのページも半分はカラフルな絵や写真で占められています。どのページから読み始めてもいいようになっているので、パラパラとめくって、興味のあるところから読み始めてもいいと思います。話題が多岐にわたるので、逆に最初から順序よく通読しようとすると、情報が盛りだくさんすぎてかえって頭に入りにくいかもしれません。1年に1冊なので、次の号が出るまでのあいだ、トイレや洗面所などに置いて、2−3コラムずつ読むような気楽な使い方がいいと思います。

 

この本をお勧めする理由は2つあります。1つは、簡単な英語で書かれており、内容は英語ネイティブの子供が学校で習ったり、メディアから見聞きするような情報がよくまとめられているため、ネイティブの子供なら知っているような内容を英語で効率良く学ぶことができる点です。太陽系の惑星や、アステカ文明、エジプト文明について、大人が改めて勉強する暇はなかなかありませんが、Time for Kidsなら、短いコラムで英語と同時に雑学を仕入れることができるので一石二鳥です。易しい英語で説明的に書かれていますので、そのまま会話で使えるレベルなのもこの本の利点だと思います。

 

お勧めの理由2つめは、たくさんの”事実”が説明されているので、大人用のTIMEやその他の英語雑誌を読む際の基礎知識になる点です。TIMEなどの洋雑誌をすんなり読めない原因の一つに、英語がわからないだけではなく、基礎知識の不足が挙げられます。難しい雑誌なのに、日本のことや自分の仕事に関わる記事なら読めたという経験が皆さんおありなのではないでしょうか。Time for Kidsでは、アメリカの大統領がどのように選ばれるか、地球のタイムライン、世紀の大発明から光合成に至るまで、ありとあらゆるトピックの基本が説明されていますので、大人の雑誌では省略されている基本情報をこの本で学ぶことで、今後大人用の雑誌の理解を深める助けになるのではないかと思います。

 

通常の雑誌のように、一気に通読しようとするとトピックがバラバラすぎて読みにくく、挫折すること間違いなしです。年1冊ですので、家の中の目につく場所に置いて必要なところから少しずつ目を通すような使い方がオススメです。

 

 

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【ヴァーチャル英語部】 第3回 「ヴァーチャル夏休み」 終了のご挨拶

2011年7月21日より開催しました、第3回「ヴァーチャル夏休み」。
総計36名の英語学習者の皆さまにご参加いただき、無事に終了を迎えることができました。
参加していただいた皆様、本当にお疲れ様でした! 

今日は、ヴァーチャル夏休みに参加していただいた方へのご連絡、そして企画総括を発表させていただきます。

参加メンバーの皆様へご連絡

「ヴァーチャル夏休み」(通称:「ヴァ夏」)に参加していただいた皆さまへのご連絡が4つあります。

(1)皆さんのヴァ夏成果を、こちらの記事に頂いた参加宣言に返信する形でコメントください。
ご自身のブログに記録されている方は、ブログのほうでも報告・感想などを記入いただけるとうれしいです。

(2)ツイッターのヴァ夏参加メンバーリストは、皆さまに参加していただいた記念にこれからも残しておきたいと思います。
ヴァ夏後も、メンバーの交流を続けられれば、これ以上にうれしいことはありません。

(3)ツイッターの#vana3 のタグは、よろしければこれからもどうぞご利用ください。
以前学習記録の方法として記事にもさせていただきましたが、タグを用いることで一括して記録が見られます。
皆で頑張る同志の証として、使っていただけるとうれしいです!

(4)期間中発行していました、「第3回 ヴァーチャル夏休み壁新聞」を「第3回 ヴァ夏」組 学級新聞として、これからも継続発行したいと思います。
皆さんが学習記録やおすすめとしてつぶやいてくださった記事、画像などが、ランダムにピックアップされた新聞です。
仲間が読んだ記事を読むのは大変楽しいものです。ぜひこれからもご愛読ください。

「ヴァーチャル夏休み」企画の総括

「ヴァーチャル夏休み」を企画して、本当によかった。
その一言に尽きます。

参加してくださった皆様が、いち早くツイッターのほうで成果をご報告してくださっています。そこで、「ヴァ夏のおかげで○○できた」というお言葉を数多く頂戴し、胸が熱くなるのを抑えきれずにいます。
私のほうこそ、皆さんのつぶやきのおかげで学習を続けられ、充実した夏休みを送ることができました。
この場をお借りしまして、改めて御礼申し上げます。

そして、もう一つ嬉しかったことがあります。
企画に参加してくださった方の中には、この企画がきっかけで知り合い、交流を始めた方々もいらっしゃるようです。
この企画が、メンバーさんにとって新たな出会いの場となれたこと。
心から嬉しく思います。

これからもぜひ皆でモチベーションを高めていく企画を発表していきたいと思います。
一人で頑張ることも、もちろん素晴らしいことです。
けれど、皆が集まることで、自分が持っている力以上に頑張れる。
「やる気の相乗効果」に魅せられている自分がいます。

改めまして、今回の「ヴァーチャル夏休み」企画にご参加いただきまして、本当にありがとうございました。
これからも皆さんと一緒に英語学習をしていけるのを楽しみにしています。

「ヴァーチャル夏休み」 企画主催 (「ヴァーチャル英語部」 @100wishlist )
やる気隊長 なぼむし(@nabo64)

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