さて、そろそろ英検まであと1ヶ月になりましたね。
受験をされる皆様は、ご自身の立てた計画にそって学習をされていることでしょう。
単語に集中されている方、リスニングに集中されている方…取り組み方は様々かと思いますが、過去問は解かれたでしょうか。
問題集や単語集に集中してしまう前に、まず過去問を解いてみましょう。
過去問を解く意味とは
過去問を解いてみると色々なことが分かります。
まずは、どのような問題が出題されるのかということがよく分かります。
予想問題集もありますが、実際の問題を解いてみた方が傾向がよく分かります。
特にエッセイのトピックに関しては、過去問をやってみると、問題集よりも難しいと感じるかもしれません。
次に、自分の弱点がよく分かるという利点があります。
そのためには1回分だけでなく、3回分ほど解くと自分の弱点が見えてきます。偶然良い点数が取れることもあるので(好きなトピックの長文が出たら、スピードも理解度もあがりますよね)数回分解くことをおすすめします。
解いてみた結果を見て、どの分野を強化していくべきかを正しく判断しましょう。
もう一つは、時間感覚を身に付けることができるという利点です。
試験には制限時間がありますから、いつまでもじっくり一つの問題を解いているわけにはいきません。
時間内に全てを解くためには集中力とリズムが必要です。実際の問題を時間を計りながら真剣に解いてみることで、どのようなスピードで解いていかなければいけないかをしっかりと把握してください。(私は試験開始の時間に時計を合わせて解いてみたりしていました。)
これを把握していれば、普段英文記事を読む時にも「もう少しテンポを上げた方が良いな」と意識して取り組むことができます。
制限時間内にあの問題量をこなしていくためには集中力が必要になってきますが、普段細切れの時間をやりくりして勉強をしているとなかなか長時間集中し続ける機会がもてないかもしれません。一度試験と同じ環境で解いてみることで、どの程度集中を持続する必要があるのかを実感できます。
筆記試験を終えてリスニングに移行する前の少しの時間で集中力が途切れ、疲労を感じてしまいがちです。過去問を解く場合も、「今日は筆記試験だけにしておこう。」とせず、通してやってみてくださいね。
まとめ
1)問題を知る 2)自分の弱点を知る 3)時間感覚を知る このために過去問をしっかり解いてみましょう。
この点を把握してしまえば、対策として取り組むものは英検用の問題集だけではなく、様々な英語メディアを学習に取り入れることができます。問題集や単語集だけが英検対策ではないのです。
まだ過去問を解いたことがない方は、まだ時間はありますから是非解いてみてください。
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