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リスニング基礎体力作りのために

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忙しくてなかなか英語を勉強する時間が取れない、スキマ時間を有効活用できていないとお悩みの方に、リスニング力を早期に鍛えることをオススメします。その理由は耳からのみで英語を理解できるようになることで、耳が空いている時間を有効に利用できるようになるからです。仕事や家事で忙しくて何時間も机に座って勉強する時間がない方でも、5−10分ずつなら”ながらリスニング”する時間はひねり出せるのでは。そんな時、ちょっとしたpodcastを聞いてそこから新しい単語や表現をピックアップしたり、情報を得られることが出来たらありがたいですよね。そんなスキマ時間を一日何回か積み重ねたり、通勤中など他に何もできない時間をリスニングにあてることで、英語に触れる時間が飛躍的に増えることでしょう。リスニング力を向上させるには早いにこしたことはありません。今回は私が自分で試して有効だった方法を紹介したいと思います。

 

 

易しい多聴素材を作る

ほとんど聞きとれない素材をただなんとなく何時間も聞いても、得られる情報は多くありません。学習を始めたばかりのころは、効率良く学習するためにはよくわかる素材を繰り返し聞くほうが効果が大きいと思います。そうはいっても、学習初期のころに耳だけで聞いてわかる素材ばかりであれば苦労はしません。またVOA Special Englishなどの超初心者向け素材だけではつまらないと思います。そういう場合は、最初からわかる素材でなくても、”わかるようにしてから”易しい多聴素材にするのです。

私の場合は、前述のVOAから易しい素材をいくつかピックアップする他に、Interesting Thing of the Dayという、当時の自分にとってはChallengingではあるけれども面白い素材を選んでまずは精読しました。新出単語のチェックを行い、意味が分かるまで読み込んだら音声と文字が一致するまで30回ほど聞き込みます。この時は特に文字と音の一致に集中しました。そしてナレーションの速さでスラスラと目が文字を追えるように繰り返し聞きます。また、音声なしで黙読してよどみなく読めるまで繰り返し黙読しました。このような精読素材を易しい素材、難しめの素材あわせて月に10個ほど勉強しました。最初の1ヶ月で記事の中に出てきた単語も全て覚えます。あまり一つの記事にこだわり、完璧にするまでやり込むのではなく、あくまでも次の月の多聴素材にするための準備ですので、あまり1つ1つにこだわりすぎないように注意してください。

そして次の月の精読素材10個に移る時、1ヶ月やりこんだ素材を多聴素材にまわすのです。前の月にかなり読み込んでいますので、文章の意味もわかりますし、単語も全てチェック済み。耳からだけで聞いて聞きとれる状態です。この状態の素材10個を30分〜60分のプレイリストとしてまとめて繰り返し繰り返し聞きます。車の中など一人でいる時はシャドーイングもしました。前月の精読で1ヶ月、次の月の聞き込みで1ヶ月。ここまでくれば、さすがに聞きとれないということはなくなりました。また同時に次の月に使うために1ヶ月かけて10個の素材を精読して・・・ということの繰り返しです。1ヶ月で精読記事10個、多聴素材10個を同時に抱えている状態ですが、この10個ずつを2ヶ月かけて完成させる予定だったので、あまり負担はかかりませんでした。

単純な作業の繰り返しですが、これでかなり耳が鍛えられました。文字と音の一致作業を繰り返すことで、聴き取れる範囲が徐々に増えてきますし、多聴素材として一ヶ月同じものを聴きこむことで英語のリズムが身につきます。またシャドーイングでナレーションと同時に声に出すことで、英語らしいイントネーションも学ぶことができました。

どんな素材を選ぶか

多聴に使用する素材は、出来れば3分以上の長さがある記事系のものがオススメです。単語帳の例文の読み上げをリスニング素材として選ばれる方も多くいらっしゃるようですが、ちょっと聞きのがしても次の文章から復帰できる例文集とは違い、ある程度の長さがある記事をリスニングするには集中力がいります。また文章を左から右に返り読みしない訓練も同時にするためにはまとまりのある長さのものが良いと思います。最適な素材のレベルは人それぞれですので、何が一番いいとは言えませんが、こちらの記事などを参考に精読&リスニング素材を探してみてください。

 

 

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2Pingbacks & Trackbacks on リスニング基礎体力作りのために

  1. […] もちろん、内容の分からない物を聞き流すだけで英語が聞き取れるようにはなりません。スクリプトを確認しながら音と文字を一致させる作業や、語彙の習得などが必要です。(やり方の一例についてはコチラを参照)。リスニングが苦手で、ついついリスニング学習を後回しにしている方、リスニング力を鍛えることで、後々大きく時間をセーブすることができますので、少し手間をかけて、”机に向かわなくてもリスニングが出来るレベル”を目指すとよいのではないでしょうか。 […]

  2. […] どれだけたくさん単語を覚えても、間違った発音で覚えていてはリスニングで認識出来ません。このため、スクリプトと音源が揃った文章を使って、単語と音を一致させるよう心がけました。以前リスニング基礎体力作りのためにでも紹介しましたが、具体的にはVOAや、Interesting Things of the Dayを使い、一つの記事を耳だけで理解出来るようになるまで単語を覚え、何度も聞き、シャドーイングもしました。一つの素材を最低でも30回以上、読みながら音声チェックしましたので、一度確認した単語は耳だけで聞いても分かるようになりました。単語は目だけで覚えるのではなく、必ず音もチェックするのが大事だと思います。 […]

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