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6月 2012 archive

Bentoで読書記録

皆さんはどうやって読書記録をつけていらっしゃいますか?私は、GoodreadsMediamarkerをメインに使っているのですが、最近では読書メーターにも手を出してしまいました。どのブックログサービスも一長一短で、なかなか一つに絞れそうにありません。良さそうなサービスを見つける度に、これまで読んだ蔵書をまた最初から登録し直すのも面倒でしたし、なによりも、自分で好きにアレンジ出来ないのがネックでした。そこで、自分で好きなようにデータベースを作成する事の出来るBento を使って、多読管理を始めてみました。

 

Bento はMacのソフトですが、iPadやiPhoneでも使うことの出来るデータベース作成ソフトです。本来の目的は、プロジェクト管理や名刺管理、エクササイズの記録なのですが、自分で自由にアレンジして新しいデータベースを作成することができます。私がやりたかったのは、カード型の蔵書管理と、多読の総語数計算が同時に出来ること、読んだ本とオーディオブックで聞いた本を別々に表示したり、合算して表示出来ることの2点でした。

 

テレビ&映画管理のテンプレートを使って作成します。Bentoをインストールして画面を開くと、左側のコラムにテンプレート集の表示アイコンがあります。

 

アイコンをクリックすると、テンプレート集がありますので、テレビ&映画の記録テンプレートを選択します。

 

デフォルトの画面はこんな感じです。タイトル部分をクリックし、Book Listなどの分かりやすい名称に変更しましょう。

 

Booksと名付けてみました。読んだ本と、オーディオブックで聞いた本のリストを別々に作りたい場合は、先ほど新しいライブラリを作成する時に押したアイコンの右隣りに、新しいコレクション作成アイコンがありますので、そこを押して新しいコレクションを2つ作ります。そうすると、Booksというカテゴリの中に、Untitled Collectionという項目が出来ますので、名前をつけてください。

 

私はライブラリをBook List、その下をAudiobook, Booksとしてみました。

 

バックグラウンドのテーマは変更できます。右下の鉛筆マークを押すと、テーマボタンが現れますので、好きな背景に変更してみてください。

元々のテンプレートで必要ない項目は、その部分をクリックし、delete ボタンで消すことができます。新しい項目は、左下コラムの+マークを押して追加することができます。

 

私の設定項目はこんな感じです。

 

本のジャンルなど、入力メニューが決まっている項目は、フィールドタイプを”Choice”にして、予め項目を入力してしまいます。

 

本のフロントカバー写真は、Amazonの表紙画面をSkitch でキャプチャーし、Drag Meボタンを直接引っ張ってくれば簡単に貼り付けられます。

 

何冊か本を登録したら、画面を切り替えてみましょう。画面左上、ライブラリ名の下に、リスト、表紙、カードタイプ画面を切り替えるボタンがあります。

こちらは表紙画像を並べたもの。画像の切り貼りが面倒くさい場合は、こちらはなくてもよいと思いますが、並べると見た目は綺麗です。なお、画像の切り貼りが出来るのはパソコン画面からのみで、iPadなどのデバイス上では行う事は出来ませんでした。パソコンで編集した画像をiPadで見ることは可能です。

 

リスト画面です。YLの平均、総語数、リスニング時間の合計を計算することができます。

 

最初にリスト画面を開いた時には計算ボックスは表示されていません。表示させるためには、右下にあるこちらの地味なボタンを押してください。

 

私が一番気に入っているのは、オーディオブックのリスト、読んだ本のリストが別々に表示でき、Book Listという大項目で2つの合算も表示できる点です。Book List, Audiobook, Booksと切り替えることができます。一番最初に、合計表示させたい項目をライブラリに、個別表示をライブラリ下のコレクションに設定しておきます。

 

計算式は四則演算と平均、合計くらいしか出来ませんので、ファイルメーカーのような機能は期待できませんが、自由度が高いので、自分の好きな項目を見やすいようにアレンジ出来る点が利点だと思います。試行錯誤しながら自分好みのデータベースを作る楽しみがあります。SNS型ブックサービスのよいところも併せて利用しつつ、オリジナルデータとして作成しておくと良いのではないかと思います。

Bento for iPad

 

 

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「ときめく」英単語学習法 (1) 

英語学習者にとって、単語を覚えることは永遠の最重要課題です。
指導させていただいている生徒さん、そして学習仲間。
私の周りには、英検受験されている方が多いのですが、ほとんど全員と言っていいほど、皆さん、「語彙のところで思うように点数が伸びない」とおっしゃいます。

単語学習は、時間をかければその分だけ力が伸びるという分野でもありません。
特に、大人の英語学習者の方にとって、英語にかけられる時間は限られていますし、その中での単語学習の配分を多くし過ぎることを、私はお勧めしません。

では、どのように取り組んでいくのが理想的なのか。
今日から2回に分けて、その学習方法・姿勢について、私の例をご紹介させていただきたいと思います。

魔法の英単語習得法がある?

資格受験を考えている方ならば、1冊は単語本をお持ちだと思います。
今は、いろいろな種類の単語本があり、それ自体にCDなどの音源が付いているものや、わかりやすい例文、その語句を使った長文などが掲載されている親切なものがたくさん出ています。

なんとかして、「覚えやすいように」と、工夫がなされているものです。
ただ、私自身は、「万人に共通する、覚えやすい方法」など存在しないと思っています。

自分がどのようにすれば覚えやすいかは、自分自身でアレンジをする中で見つけていくしかありません。

アレンジ方法の一案、アイデアとして、今回ご紹介する方法を参考にしていただければ幸いです。

単語本が先か、長文読解が先か

まず、私の基本スタンスとして、単語本を使うこと自体は否定しません。

ですが、使い方には二つのこだわりがあります。

まず、一つ目。単語本単体で英単語を覚えようとしないこと。
先ほども述べましたが、いくら親切に作ってある本でも、それが自分にとって覚えやすいかどうかは別なのです。
作成者の意図をもってして、ランダムに並べられた単語を、そこで見ただけで覚えていく。
それには限界があると思います。

そして、二つ目。単語本はチェックリストとして使うこと。
以下の図をご覧ください。

表の中で使っている、「気づく」=「ときめく」という言葉。
これが、まさに単語学習のキーであると考えます。

ある場面で覚えた単語を、別の場面で見た時に、「あ!前に見た単語だ。」と気づく。
気づけるというのは、本当にうれしいものです。
まさに「ときめく」という言葉がぴったり。
このときめきがあってこそ、単語の意味が、しっかりと自分の中に定着していくのです。

単語本だけを眺めているだけでは、そのようなときめきは一切ありませんし、図の上段のように、単語本→長文の流れをとった場合も、ときめく頻度があまり多くは期待できないのです。

それに対し、図の下段では、「長文で出会った新出単語の意味を調べ、覚える」→「単語本を開き、長文で見た単語がなかったかチェックする」の流れをとっています。

単語本に目を通しているときに、「あ!2日前に読んだ長文の中に出てた単語だ!」と気づけるのは、大変嬉しいもの。

(私はそれがあまりに嬉しくて、「長文で見た」とか、「映画のタイトルにあった」とか、ときめいた気持ちを単語本にどんどん書き込んでいます)

単語本を開くこと=ときめきを探すこと。

そのように発想の転換をするのです。

「ときめき」から生まれる自信

「ときめき」の効果を軽んじてはいけません。

「私は単語を覚えるのが苦手だ」と思いこむ。
それでは、覚えられるものも覚えられなくなってしまいます。

「あ!気づけた」と喜ぶこと。その喜びはクセになります。
もっと気づけるようになりたい。
気づけるように、長文を読もう。単語本チェックしよう。
単語に関わる学習に取り組むこと自体をポジティブに捉えられるようになるのです。

ときめきを繰り返し、「自分はちゃんと覚えられるんだ」という自信を積み重ねてください。

それが、ひいては英語学習全体、大げさに聞こえるかもしれませんが、生き方に対する自信・ポジティブさにさえつながっていく。

そう信じています。

おわりに

私が今、「ときめく」ために使っている本です。
わら半紙だし、例文もちょこっとだし、アルファベット順にランダムだし。

覚えやすい工夫がしてある本とは決して言えませんが、単語本自体の信頼度が高いです。(今自分が受験している国連英検特A級でよく見る単語が頻出)

毎日、スキマ時間を見つけて、「ときめき」探しをしています。

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次回の記事では、今日書き切れなかった、細かい注意点(Tips)を補足したいと思います。

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オンライン英会話を利用した英文添削

 英文添削サービスを利用していて感じたことですが、添削者によって、添削の質がかなり異なります。添削を受けた後は、どこに出しても恥ずかしくない立派な英文に生まれ変わるわけではありません。お金さえ出せば、素晴らしいサービスが受けられるというわけでもなく、数万円出して添削してもらった仕事用の英文レポートが、”要英文添削”で返却された、という人もいます。添削者のレベルもあるでしょうが、出来上がりの質は、自分が書いた元の文章のレベルに左右されるため、しかたのないことかもしれません。元の英文が何を言いたいのか分からず、類推も不可能なレベルの時など、表面的に冠詞やスペルミスを直す程度の添削者もいます。このような添削を受けてしまうと、文法的な間違いは直してもらったのに、全体的に何を言っているのか分からないレポートが出来上がってしまうのです。

 添削者を指定できるサイトであれば、いい添削者に当たるまで色々な人を試すことも出来ますが、こちらから指定できない場合もあります。せっかくお金を払って添削を受けるからには、ちゃんとした添削を受けたいものです。スペルミスや冠詞の間違いだけでなく、不自然な言い回しを自然な表現に直してくれ、意味不明な文章があった時に無視せずに、”この部分は何を言っているか分からないから書きなおして下さい”とちゃんと教えてくれる人を探すと良いと思います。

 オンライン英会話を受けている人であれば、Skypeで会話しながら添削をお願いするという手もあります。ちょっとした日記や感想文、英検対策の作文であれば、オンラインでの添削を引き受けてくれる先生もいます。予め文章を用意しておいて、レッスン中に読んでもらい、どういうことを意図した文章なのかを説明すると、より自然な文章になり、何を言いたいのか分からない文章がスルーされる可能性が低くなります。

 
 または、オンラインスピーキングで話した内容についてレポートを書き、それを次回のレッスンで添削してもらう方法もあります。スピーキング担当の先生が英文添削を引きうけてくれるのであれば、別料金でオフラインで添削を受けるとよいと思います。私はスピーキングの後に簡単なレポートを書き、オフラインで添削を受けています。別料金なのでお金はかかりますが、スピーキングで言えそうで言えなかった表現を調べたり、会話中に教えてもらった表現を盛り込んで英作文を書くと、新しい表現の定着率も上がります。難しく考えると書けなくなってしまうので、”This essay is based on what we talked about yesterday.” や、”In the previous discussion, we talked about …” など、書き出しは簡単にし、スピーキングで話した内容をまとめ、感想を書き添えれば、ちょっとしたカンバセーションレポートが出来上がります。レッスン中にはペラペラと気持ちよく話したつもりでも、いざ内容をまとめてみると、繰り返しの表現が多かったり、結論がなかったりと、気づくことがたくさんあります。特に頻出トピックなどは、スピーキングレッスンを受ける→同じ先生に添削を出す→見なおした添削内容を元に、違う先生と同じトピックでもう一度スピーキングレッスンをする、と3段階経れば、そのトピックについてある程度正しい表現で話すことができるようになります。

  
 ライティングでなかなか思ったように伝わらないとお悩みの方は、オンライン英会話で対話しながらの英文添削を試されてみてはいかがでしょうか。

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基礎の基礎からのやり直し英語

中学英語からやり直したい!

一口に中学英語と言っても、書店に行ってみても中学生向けのものから大人のやり直し英語向けのものまでいろいろありますよね。中学生向けのコーナーで探してみると、思っている以上に良い教材がたくさんあります。
今回はそんな中からいくつかご紹介してみたいと思います。

とにかくサラッと一通りやりたい場合


高校入試集中トレーニング文の書きかえ

これは高校入試用の分野別の薄い問題集です。
特に文法の説明はなく、問題演習のみの短期集中タイプ。解説はきちんと付いているので分からない部分はきちんと確認できます。文法の項目別にはなっておらず、ランダムで出題されています。
頭に入っているものを確認する作業に適した問題集で、一からやり直すタイプではありません。
このようなタイプは色々なところから出ているのですがどれも「これぞ問題集!」という感じのものが多く、ここのものがレイアウトが見やすいかと思います。
単語や長文などもありますが、文法の確認をするなら「文の書きかえ」と「英作文 」あたりでよいのではないでしょうか。

文法の説明+問題演習をしたい場合


楽しく!わかりやすく!スッキリ!中学英文法ドリル

こちらは東進ハイスクールの安河内先生が編さんに加わっている中学生向けの問題集です。英語の苦手な中学生向けといった感じなので、とにかく一からやり直したい場合は先程の問題集よりもこちらの方がいいです。
文法別に解説があった後に問題演習です。簡単なものを反復しながら基礎の基礎から身に付けていく感じで、音読用のCDも付いています。
ある程度中学英語に自信がある方には少し簡単すぎるかもしれません。

シンプルなものを数多くこなしたい場合

上記の問題集ではボリュームが少なすぎる!という方には、もう定番のように有名な「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のシリーズや「中学英語で言いたいことが24時間話せる!」のシリーズを徹底的にやりこむのが一番良いかと思います。
前者はレイアウトも見開きで見やすく、音声素材も上手く作ってあります。「24時間で…」の方は内容はしっかりしているのですが、ちょっとレイアウトという点で見づらい印象です。
これらのシリーズはシンプルな英文の反復で基本文型を叩きこむ感じですね。

文型をしっかり理解したい場合

Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル」と「Mr.Evineの中学英文法+αで話せるドリル」がいいかもしれません。
選択問題や穴埋め問題、英作文などで構成されています。後者の方が「話す」ということを意識した内容になっていますが、両者とも文型が中心になっています。少し大きめなので常にバッグに入れておいて、空き時間にサッと取り出して勉強…というものには向きませんが、話せるドリルはCDもついていますし、巻末に英作文のリストが付いているので、このリストだけ持ち歩いて復習する方法も可能です。(こちらは+αとあるように、関係副詞など高校英語の範囲も少し含まれています)
文型をしっかりと復習できるので、一冊きちんとやれば長文が読みやすくなるはずです。

まとめ

中学生を対象にしたものから、大人向けのものまで一度に紹介してみましたが、ご自身のやりたいことや勉強のスタイルに合わせたものを選んでいただければいいと思います。
書店に行くとつい大人向けの学習書のコーナーに行ってしまいがちですが、中学生コーナーにも良い教材はたくさんありますので、一度実際に手にとってご覧いただけたらいいと思います。

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今すぐ英語学習に集中できるようになる7つの方法

「英語学習をしようとして、机の前に座ったのに、なかなか始めることができない。」
「いざ始めても、違うことが気になって、集中力が途切れてしまう」

英語学習をしている中で、そのようなことにお困りの方はいらっしゃいませんか?

今日は、「今すぐ英語学習に集中できるようになる7つの方法」と題し、日ごろ私が英語学習の中で実践している方法をご紹介したいと思います。

学習に取り掛かれない/集中できないパターンとその対処法

今回の記事では、それぞれパターン別に、始められない/集中ができない原因と、その対処法について書きたいと思います。

【違うことを始めてしまう】

英語の学習にネットを利用されている方は多いと思いますが、ぼんやりと立ち上げてしまうと、違うことを始めてしまいがちです。

ネットでの第一学習項目を決めましょう。 (方法 その1)

できれば、1〜3分くらいで気軽にできる単語テストなどで、自分の中の英語学習のスイッチを入れるようにするといいですね。(ウェブリオの単語テストタンゴリキなどがお勧めです。)

【今していている学習に集中できない】

この場合、二つの理由が考えられます。

まず一つ目。

学生時代にも、「試験勉強をはじめると部屋の掃除がしたくなる」など、違うことがやりたくなってしまうことがなかったでしょうか?
何かしたいこと、やらなくてはいけないことが思い浮かんだとき、それを忘れてしまうのが嫌で、ついついその場で取り掛かりがち。
勉強を始めて、何かほかにしなくちゃいけないことが思い浮かんだら、まずはあとからそれをできるように、メモ帳でも何にでもいいので、書き出しておきましょう。 (方法 その2)

そうしておくことで、学習が終わってから取り組むことができます。

二つ目は、学習項目自体に不信感がある場合です。

「これをやっていて、本当にいいのだろうか?力が伸びるのだろうか?」
そう感じてしまうと、他の学習方法(項目)に目移りして、目の前の学習に集中できなくなってしまいます。
先ほどの例と同じように、気になった項目をまずは書き出しておくのも一つの手なのですが、こちらのほうはより問題が深刻です。

このような場合、自分の学習計画(試験期間までなど、1〜数ヶ月単位の中・長期計画)をしっかりと見直し、「今はこの項目に集中していて大丈夫」と、自分を納得させてあげる必要があります。 (方法 その3)

【何に手を付けていいのかわからない】

これは、現在、国連英検の試験対策という、初めてのことに取り組んでいる私が、リアルタイムで感じていることです。

今の時点で、自分がしていることは以下の2つです。

一つ目。まずはとにかく学習を始めてみること。 (方法 その4)

どのように計画、方針を立てたらいいのかわからない場合、いくら頭の中で考えていても、素晴らしいアイデアは出てきません。

何か一歩踏み出すことで、その関連の分野でなにをすべきかなど、数珠つなぎで出てくるものです。

(1つも何をしたらいいのか分からなければ、合格者のブログや書籍を参考にし、その中の項目から始め、自分なりのアレンジをして行くのも良いと思います。)

そして、二つ目は、毎朝その日の学習項目を、todoリストに書き出すこと。 (方法 その5)

一つ目で書いたように、手探りで学習項目を探っている状態ですので、やらなくてはいけないことはかなりぼんやりとした状態です。

毎日、それを具体的な学習項目(どの記事を読む、どのテーマで英作文をする、どの本に何ページ取り組む)に落としこむ必要があります。

【手元に学習の用意が揃っていない】

学習用の蛍光ペンがない、あの本はどこへ行った?など、手元にないことで、時間のロスをするのはもったいないです。

学習グッズの定位置を決めてあげましょう。 (方法 その6)

【スキマ時間を活かすことができない】

スキマ時間に学習をしようと思った場合、「何からやろうか」から考えていると、結局手を付けられずに時間終了となってしまいがちです。

「3分ならこれ」「10分ならこれ」など時間別、または「PC前ならばこれ」「移動中ならばこれ」など場所別に、スキマ学習専用のリストを作っておくのもいいですね。 (方法 その7)

おわりに

今回見てきた通り、スムーズな学習を阻むいろいろなハードルが、存在しています。
それらは、「やる気さえあれば勉強できる」「とにかく頑張ろう」など、精神力だけでは乗り越えてはいけません。

「何をしたらいいのか分からず、気づいたら試験が間近にせまっていた」

試験対策をしている中で、それで時間のロスをしてしまうのが、一番もったいないことです。
(もちろん、試験対策中でない方にとってもそうです)

自分が集中できない原因を見つけて、対策法を練る。

今回の記事が、皆さんのヒントになれば幸いです。

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英語をめぐる冒険

 

英語学習を始めた頃、思うような効果が得られず、モチベーションが上がらない時期がありました。始めて2〜3ヶ月かそこらで目に見える成果が上げられなくても、焦らずにじっくりと学習を続けられればいいのですが、初心者の時ほど自分のやり方に自信が持てずに悩みました。そんな時、岩村圭南先生の”英語をめぐる冒険”を読み、焦らず、悩まず、諦めずに英語を続ける勇気をもらいました。

英語オタクだった学生時代

英語をめぐる冒険 は、NHKラジオで英語の講座を担当していらっしゃった岩村圭南先生の自伝的エッセイです。”徹底トレーニング英会話”は2ヶ月程度で挫折してしまったのですが、”英語はトレーニングだ!”と毎回繰り返されるメッセージに心惹かれ、この本を手に取りました。

アメリカのテレビドラマが大好きだった小学生時代から、言葉そのものに興味を持ち始めた中学生時代、愛読書は英文法本だったという高校時代まで、英語オタクの名にふさわしい没頭ぶりです。”好きこそものの上手なれ”と言いますが、何か打ち込めるものを見つけた時のエネルギーたるやスゴイものを感じます。当時はネイティブスピーカーの英語を聞く機会などなく、浅草の仲見世でアメリカ人観光客の尾行をするくらいしかネイティブスピーカーと接触するチャンスはなかったそうです。

 

大学院留学〜本当の冒険の始まり

大学を卒業してすぐ、ミシガンの大学院への留学が決まり、英語漬けの日々が始まります。聞いて、話して、読んで、書く、その全てが英語という生活です。大学院の授業だけでなく、身の回り全てのことに興味を持ち、なんでも英語で言えるようになる。猛烈なやる気、モチベーションに圧倒されました。本物の”努力”がどういったものであるのかを知ることが出来ました。努力というと、”血の滲むような努力” と涙なしでは語れないど根性系のイメージがありますが、岩村先生の英語に対する取り組みは、好きなことに没頭した結果であり、辛さは微塵も感じられません。教科書や文法書にとどまらず、なんでも興味を持って、好奇心を刺激する英語の学習法を見つけるということが大事だと感じました。

 

中学・高校教員時代

使える英語力を身につける、をモットーとしていたものの、筋金入りの文法オタク。つい長々と文法の説明をしてしまい、生徒はただ聞いているしかありません。いくら文法的なしくみが分かったとしても、使えなくては意味がないと実感してからは、例文を声に出して読み、繰り返し書く練習をさせる、トレーニングタイプの授業に変わっていきます。次々と新しいアイデアを試し、自作の英会話カセットを自宅学習用として生徒に配布したり、生徒の自宅に電話をかけて英会話をしたりと、13年間の間に実に様々な試みをされています。授業での説明だけに留まらず、あの手この手で生徒たちに英語を使ってもらう、使える英語力を身につけてほしい、という強いメッセージが感じられるエピソードでした。

 

練習は決して裏切らない

岩村先生は、”自分らしい英語。自分の気持ちや考えを自分らしい言い方で表現できる英語”を目指すことを勧めていらっしゃいます。実際のラジオ番組でのメッセージがいくつか挙げられていますが、その中で特に印象に残ったのが、

・毎日努力すれば毎日上達します。

・空き時間がある時は必ず練習しましょう

・もう言い訳はいりません。練習すればいいのです。

・練習する時には集中しましょう。

という言葉です。”頑張っている(つもり)けど、なかなか上達しない・・・”と悩んだ時。悩んでばかりで実際には集中して勉強していないのではないか。練習を怠ってはいなかったか。うだうだ悩んでいる暇があったら練習しよう!と思わされるメッセージです。

 

焦らず、悩まず、諦めず

先生から読者へのメッセージは、焦らず、悩まず、諦めず。少し練習したくらいで、すぐに結果が出ると思ってはいけない。悩むくらいなら練習しろ。せっかく始めた練習を途中で投げ出すのが一番よくないので、短時間でもいいのでとにかく毎日続ける。この3つを心に留め、モチベーションが低下した時に思い出すと良いのではないかと思います。

 

私は英語学習初期にこの本を読んで、自分がたいした努力もしていないのに悩んでいた事に気づきました。

もし、モチベーションの低下に悩まされているのなら、この本を読んで岩村先生の熱意に感化されてみては。

 

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走りだす前に反省会をしてみよう!

先週末に英検が実施されたということで、前回は二次試験の準備についての記事でしたが、中にはちょっと失敗したな〜と思っている方もいらっしゃるかと思います。

何人か試験を受けられた方に感想をお聞きしたところ、多かった意見が「筆記パートで時間が足りなかった」でした。
時間が足りなかったというものにも色々とありますので、今日は少しその点について触れようと思います。

時間が足りなかった原因を考えてみる

時間が足りないと一言で言っても、まず単純に下記のような2つに場合分けができます。
①内容が全く分からなかった。
②時間さえあれば解けた。

①の場合

まず①の場合を考えてみましょう。
内容が分からなかったということを(A)単語が分からなかった (B)文章の構造が分からなかった の2つに分けてみます。
(A)の場合は語彙増強を今までよりも意識してやってみること、(B)の場合は日頃から精読の割合を増やし、しっかりと文章の意味を捉えられることを意識して読む、必要であれば文法の復習をする というような対策が考えられます。

語彙や文法ばかりに集中してしまうといけないので、学習計画を立てる時はバランス良くなるようにしてくださいね。

②の場合

次に②の場合です。
時間さえあれば解けるという手応えがあったなら、どのセクションで時間を取り過ぎたのかを思い出してみてください。

筆記パートを(A)語彙 (B)長文読解 (C)エッセイと大まかに分けて考えてみましょう。

(A)の語彙の場合、実際に単語単体で覚えていたとしても、問題の文章の意味を捉えるのに思わぬ時間を取られてしまうことが多いようです。1級になると問題の短文のレベルも少し上がります。短文なので前後の文脈で類推することもできないので、しっかりと意味を把握しなければなりません。普段英文を読む時に、正確に意味を理解できているかを意識してみてください。
極端にこのパートで時間がかかるという場合は、特化した問題集も出ているので、時間を計りながら解く練習をしてみるのも良いと思います。

(B)の場合は、読むスピードを上げる練習をしてみてください。
パート3では500words前後が2問、800words前後のものが1問出されます。日常の学習の中で試験と同レベルで同程度の長さの英文をスピードを意識しながら読んでみてください。
パソコン上で英文を読む場合、Wordなどのワープロソフト上や、ネット上のプログラムで文章のワード数を簡単に調べることができます。150words/minを一応の目安として、この記事なら◯分以内!と目標を立ててから読む練習をしてみてください。

(C)のエッセイに時間がかかってしまう場合ですが、普段からエッセイ対策として「しっかりとした内容を書く」ということは意識されていると思います。その練習をする時にまず20分なら20分、30分なら30分と時間を決めて、その時間内に書き上げる練習をしてみてください。時間をかけてじっくりと取り組むことも大切ですが、時間内にエッセイとしてきちんとした形にする練習も必要です。

自分なりの時間配分を決める

英検1級の筆記試験は100分です。
この時間を有効に使うために事前にしっかり時間配分を決めておくと、当日問題を解きながら押し気味なのか余裕があるのかを把握しながら調整していくことができます。

下記は私が受験時に心がけていた時間配分の例です。

短文の語句空所補充 15分
長文の語句空所補充 12分(6分×2)
長文の内容一致選択 10分+10分+15分
英作文 30分
見直し・リスニング問題先読み 8分

得意分野によっても違うと思うので、自分が何に時間をかけてしまうのか等も分析しながら工夫してみてください。

まとめ

今回おおまかに分けてみましたが、他にも原因はあるかもしれません。
ここが上手くいかなかったなぁと思った時に、何が原因だったのかをじっくり考えてみて、その解決策を日常の学習に取り入れていくことって大切ですよね。

原因が分からないと、無駄なことをしてしまったり不安になったりしてしまいます。目標に向かってダッシュする前に、走り方や走るコースなどを落ち着いて考えてみることは回り道ではないと思います。

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【英検】今すぐ始める二次試験対策

2012年6月10日(日)は、英検の一次試験でした。
受験された皆様、本当にお疲れ様でした。
解答速報(公式ホームページ)でのチェックは終えられましたか?
正式な一次試験の結果が分かるまでには、まだ少し時間がかかります。それを待っていると、二次対策に出遅れてしまいます。
現時点で、合格の可能性が高いと思われる方は、今すぐ二次試験対策を開始しましょう。

今日は、私達が、英検二次対策について書いたものの中から、今すぐ始められる、今こそ取り組みたい内容のものをピックアップし、ご紹介したいと思います。

英検二次対策

(※私達のブログでは、主に1級、準1級の二次対策についてご紹介しています。)

【まず何をすべきか】
【英検】 一次試験後、今すぐできる5つのこと
今後の二次対策準備期間の方針について、計画を立てましょう。

英検1級二次対策 オンラインスクールの利用
オンラインスクールの利用を決めたら、こちらからレッスン提案をしてみるのもいいでしょう。

【分野別対策法】
自己紹介の英語 (準1・1共通)
自己紹介でリラックス・ウォーミングアップ。内容を準備をしておけば、さらに安心です。

スピーチ:時間の感覚をつかむ (1級)
1級のスピーチ対策では、必ず自分のスピーチを録音するのが鉄則です。

iPhone/iPod Touchを使ったスピーチ録音法
具体的な録音方法をご紹介しています。

英検1級二次対策〜質疑応答編
スピーチで少しくらい失敗しても焦らない。 質疑応答で十分に挽回できます。

英検準1級二次試験 ナレーション対策

英検準1級二次試験 質疑応答対策

【試験直前の流れ】
英検二次試験直前対策 直前にできること、できないこと
当日の流れを把握しておくと安心です。

おわりに

以上の記事のほかにも、英検に関してたくさんの記事を書かせていただいています。
サイト内検索で「二次試験」という単語をキーワードに検索してくださいね。

なお、今回は直前対策ということで記事をピックアップしましたが、他にも一次試験の段階、さらにその前の段階からやっておくとよいことも書かせていただいています。

今回涙を飲まれた方も、これからの学習方針を立てる参考として、ご覧いただければ幸いです。

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大学生向けライティング教本

これまでに小学生レベルのライティング教本として Ready, Set, Write、中高生向けのPainless Writingを紹介しました。今回は大学生向けのライティング教本、How to Write Better Essays (Study Guides) を紹介します。

 

英語ネイティブを対象としたライティング教本の長所は、文法的説明に頼らず、エッセイの書き方そのものについて説明されている点です。日本語で書かれたライティング教本は文法や構文の説明が多く、エッセイそのものの流れについては詳細に触れられていなかったり、瞬間英作文のように与えられた文章を英訳するタイプのものが多いのではないでしょうか。初心者のうちは、短い文章を英訳する練習だけでもいいかもしれませんが、自分で考えた文章を英語らしいロジックで展開していくやり方を学ぶ為には、英語ネイティブ用のライティング教本のほうが、トピック選びから下調べ、文章の流れなど実際に書くまでのステップが紹介されているのでわかりやすいです。

 

How To Write Better Essays は、イギリス Durham 大学の教授が書かれた大学生向けのライティング教本です。300ページのうち、約2/3が書き始めるまでの準備に割かれており、たくさんの本を読んで下調べをし、考えをまとめてレポートに着手するやり方が書かれています。いきなりレポートに着手するのではなく、まずは問題を正しく理解し、調査するべき点について考える、情報を集めて考えをまとめる、書くためのスケジュールを決めてからライティングに着手し、スタイルに従って書くまでの方法が詳細に説明されている点が特長です。英検などのちょっとしたライティング対策のために読むにはオーバースペックかもしれませんが、どうしたら論理的でわかりやすく、無駄のない文章を書くことが出来るのか、時間がある時にじっくり腰を据えて読むと今後のライティングに活かせると思います。

 

http://www.skills4study.com のWritingセクションで各チャプター の概要を無料で読むことが出来ます。さすが無駄を省いて分かりやすい文章を書くための本の著者がまとめただけあって、正直なところ本は読まずに無料の Writing Tips だけでも十分役立つのではないかと思えるほどです…。

 

英語の本を読めるのが大前提ですが、Ready, Set, Write などはネイティブの小学校低学年レベルですので、まずはここから挑戦されてみてはいかがでしょうか。Ready, Set, Write、Painless Writing に関しては過去記事をご参照ください。

英作文の書き方基礎の基礎

Painless Writing

 

 

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iPhoneアプリで英数字の達人に?!

以前にもこちらの記事で「英語で数字がスラスラと出てこない…。」という時のためのハンドブックをご紹介しましたが、今回はiPhone用の数字練習のためのアプリをご紹介したいと思います。

その名もズバリ、英数字の達人 ~もう迷わない、millionとbillion~ です。

このアプリはクイズ形式になっており、問題の英文が読まれ、その答えを選択肢から選ぶものです。
ただ単に「4,300,000,000って英語で言ってみなよ!」と数字を英語に変換するようなものではなく、例えば

“A human sheds around 50,000 skin cells every hour. How many is that in a day?”

といった英文が流れ、画面に表示された4つの選択肢から選ぶというスタイルです。

ちょっとした計算をする必要があります。
問題を読み終えるまで選択肢も表示されず(下記左画像)、問題がすべて読まれた後に選択肢が表示されます(下記右画像)。
正確に数字を聞き取り、英文の指示どおり計算してどのような数字になるかを繰り返し練習していきます。

質問は10問出題され、3回間違えるとゲームオーバーになってしまいます。
トータルの持ち時間が3分なので、ゆっくり考えればいいや…という訳にはいきません。
しかし、焦らずしっかり英文を聞き取って計算してください。

質問は約120種類あり、その中からランダムに出題され、音声はアメリカ英語です。

基本的に流れる英文は表示されません。
下にある「リピート」をタップすると英文を再度聞くことができます。「質問表示」をタップすると読まれた質問を表示させることができるので、どうしても聞き取れない場合は確認することもできます。

「語句解説」というところで使われている単語を見ることができます。解説というより簡単なリストという感じですね。英単語と日本語、タップして発音の確認ができるのみです。

ユーザー登録してランキング登録したりできるので、他のユーザーと競争したりもできます。twitterやFacebookにも投稿できるので、是非ハイスコアをマークして投稿してみてください!

タイマーがついていると焦りはしますが集中できますし、スコア表示やランキングなどは繰り返しトライするモチベーションになりますから、継続できるように工夫されてますね。

英語の数字に弱いと思っている方は、このアプリのクイズで数字のイメージをしっかり掴む練習をしてみてはいかがでしょうか。

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