3月 2012 archive

お勧めの多読指南書

私は英語学習の方法についての相談をされた時は、自分がやってみて本当に良かったと思うことしか勧めません。その中でも特に効果の高かった多読を学習に取り入れることを勧めています。SSS多読の書籍やホームページで多読のやり方について詳しく説明されていますが、軌道にのるまでが大変です。実際私も一度始めてみたものすぐに挫折してしまい、4ヶ月後に再開しています。今回は多読を始める際に参考になった本を紹介します。

 

SSSの多読3原則とは、

1. 辞書は引かない
2. 分からないところは飛ばして前へ進む
3. つまらなくなったら止める

の3点です。ルールは基本的にこれだけ。後は辞書を引かなくてすむ、子供用の簡単な本から徐々にレベルをあげて、好きな本を好きなように読むだけです。たったこれだけで英語力が上がるの?と思われるかもしれません。私自身も半信半疑でしたが、これまでの私に足りなかったのは、圧倒的な量のインプットだったのだと自覚することになりました。簡単な本でもマトモに読めなかったのです。これまで英語の本を通しで1冊読んだ経験もなく、大学を出たにもかかわらず、dawn(夜明け), dusk (夕暮れ)などの基礎単語も知らない状態でした。このまま辞書を引かずに読んでいるだけで本当に英語力が上がるのか。悩んだ時に、多読について書かれた本を読みました。

SSSのHP だけでも多読に関する情報は十分に得られますが、まとまった情報を得るには、快読100万語!ペーパーバックへの道 (ちくま学芸文庫) がお勧めです。なぜ多読なのか、辞書をひかなくてもいい理由などがわかり、安心して多読3原則にのっとって読書を進められると思います。

伊藤サムさんの、やさしくたくさんの公式サイトと著書、英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方 (講談社パワー・イングリッシュ) も、レベルの低い読み物から始めたほうがよい理由がわかりやすく書かれています。

古川昭夫氏の英語多読法は、たくさんの生徒さんに多読を指導されてきた経験と実績があり説得力があります。個人の体験談だけで多読がいいとおっしゃっているのではなく、データを基に説明されている点が面白かったです。

また、英語上達完全マップ上の多読ページも参考になります。英語上達完全マップ自体は行いませんでしたが、ペーパーバックを多量に読み、Newsweek、タイムを1週間で完全に読み切ったというエピソードには勇気づけられました。大量のインプット、の”大量”がどの程度をさしているのか、具体的なイメージをもつのに役立ちました。

 

英語学習には沢山の方法があるようにみえます。多読もそのうちの一つですが、こういうやり方がありますよ、という道は示せても、本の好みや読書レベルは人それぞれ。それぞれの人に最適化したやり方というのは、本人が試行錯誤しながら見つけていくしかありません。簡単な本から始めましょう、と言われても、最初から簡単で夢中になれる本に出会えるわけではありません。そんな時すぐに諦めて出来ない言い訳をするよりは、多読指南書を読んだり、多読を楽しく実践されている方のブログなどを参考にしたりして、自分にとってのベストな方法を編み出す工夫をすることが大事なのではないかと思います。

 

 

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英語が上達する人とは?

英語学習を始めてからとてもたくさんの学習者の方々を見てきました。自分の伸び具合はなかなか分かりませんが、周りを見ているとどんどん上達していっている方もいらっしゃれば、伸び悩んでいる方もいらっしゃいます。
そのように差が出てきてしまうのは、一体何が違うのだろうと考えてみました。

目標が明確

ただ漠然と「英語ができるようになりたいなぁ〜」というものではなく、「英語を使って◯◯したい。」「こういうことがしたい。そのためには英語が必要である。」という明確な目標を持った方は眼に見えて進歩してらっしゃいます。
久しぶりにご一緒させてもらったりした時にびっくりするほど進歩されている方は、常に新しい目標に向けての戦略を立て、それに沿った学習をされています。目標を意識することでモチベーションも維持できますよね。

効率的な学習を行う

先程の内容と重複してしまいますが、目標が明確な方はそこへ行き着くためのステップもしっかり計画しています。
思い付きで手当たり次第に色々なことに手を出してしまうと、結局何も身に付かないままどれもどっちつかずになり時間の無駄に終わるとこがあります。明確な目標があるとそのために必要なことをきちんと考えることができ、結果的に効率的な学習につながっているのですね。

分かったつもり、勉強したつもりにならない

学習をしていて実は理解していないのに「分かったつもり」になっていると、結局後から躓いてしまい、その時点で挫折してしまったり、またやり直し…という繰り返しになってしまいます。
本を買う、オーディオブックを買う、スクールに通う等、それだけで満足して「勉強したつもり」になってしまうこともありがちです。上達する人は、買った教材はしっかり学習する、スクールの授業を最大限活かすような予習復習などをするということをされていました。

言い訳をしない

上達が早い!と感じた人の中に、「今日はちょっと◯◯だから。」「今やってもどうせ◯◯だから。」といって勉強しない理由を常に探しているような人はいませんでした。
何があってもそれを言い訳にせず、日々の習慣としてコツコツと努力を積み重ねている方は英語に限らず色々な成果を出されています。

まとめ

上記のような私なりに気付いた点を挙げてみました。やはり最終目標が明確な形としてイメージできているか否かが大きなポイントだと思います。

もうすぐ新しい年度が始まります。
新年の目標が何となくうやむやになってしまっていたり、新しい目標を立て直したいと思っている方はタイミング良く気持ちも切り替えられるチャンスです。
「チャンス、タイミングを逃さない」というのも上達の一つのポイントではないでしょうか。

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精読と多読 ~それぞれが最終的に目指すところとは~

「精読」と「多読」。
英文を読む際のアプローチの仕方。または、その勉強法を指していう呼び名です。
「私にはどちらの方が向いているだろう?」
英語をやり直そうとしている方、そして、実際に勉強を続けている方にとっても、頭に浮かぶ疑問ではないでしょうか?
今日は、その質問に対する答えのヒントを、読んでいただきたいと思います。

「精読」派?「多読」派?

私個人の印象としては、「多読」というのは勉強法の一つのジャンルとして確立されていて、大人のやり直し学習をされる方にとっても、一つの人気の方法だと思います。

それに対して、「精読」というのは、やり方としては「多読」の対極に位置するものの、精読”派”と呼べるほど、多くの人に受け入れられている印象がありません。

あえて、「派」などという書き方をして、どちらかに属さなくてはいけないような書き方をしてしまいましたが、究極のところは、私のブログで行っているような「英文解釈(文構造の分析)をするか、しないか」、その違いだと思います。

何のためにそれをするか

では、英文解釈(文構造の分析)は何のために行うのか。
端的に言うと、意味のかたまり、切れ目を見つけるためです。
切れ目さえ見えれば、文章の意味はもうほぼ取れたも同然。あと、そのかたまりが何の役割をしているか分かれば、それで完璧です。

では、このかたまり(切れ目)。英文解釈をしない人(「多読」派の人)には見えないものなのでしょうか?
私はそうではないと思います。

「精読」派も「多読」派も、見えているかたまり(切れ目)は同じです。

そのかたまり(切れ目)に対して、「主語、動詞、目的語」や「関係代名詞」「過去分詞」などの文法用語で説明をつけるか、つけないか。その違いだと思います。

多読はそのかたまり(切れ目)を見つける訓練を数をこなすことで実践し、身につけていく。それに対し、精読は、文法用語というラベルをつけ、こういう切り方をするのだと説明していく。

やり方は違うけれども、目的は同じだということを理解してください。

それぞれが最終的に目指すところ

皆さんは、最終的にどのような読解力を身につけたいですか?

”辞書を引かずに、自分の読みたい文章をスラスラ読めるようになりたい。”
”自分の得たい情報を得るためのツールとして、英文を読めるようになりたい。”

(「情報」というと言葉の響きが固すぎるかもしれませんが、「英語の小説を読みたい」なども、「得たい情報を得る」に含みます)

そうではないでしょうか?
私自身は、精読も多読も、学習法としての一通過点だと思っています。
最終的に、自分の本当に読みたいと思えるものが、(英語力で足を引っ張ることなく)スムーズに読める。それが目指すべき姿だと思っています。

私は英文解釈をするので、いわゆる「精読」派の英語講師なのですが、いつまでも一文一文、「これは関係代名詞だから・・・」と頭に浮かべるような読み方をして欲しいとは考えていません。

それこそ、精読”派”などというグループに、いつまでもとどまっていてはいけないのです。

いつかそういう文法用語を介さずとも、意味のかたまり(切れ目)が何の役割をしているのか、自然に入ってくるようになって欲しい。(そのためには「解釈をせず数多く読む」方法も取り入れ、徐々に移行していくべきです)

そして、「多読」派の人、その方法を選ぼうとしている人たちに対しても、かたまり(切れ目)がハッキリと見えるようになり、さらに深く理解できる読み方ができるようになるよう、願っています。

どちらの方法で学習していくかは、皆さんご自身の判断にゆだねます。「合う、合わない」は本当に個人差があるので、どちらをお勧めするとは決して言いません。

まずは、それぞれを試してみること。それを皆さんにお勧めします。

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単語年齢は何歳?

 

英語ネイティブの語彙数は75,000語、その中で実際によく使われるアクティブな単語数は50,000語と言われているようです。いくつか記事をあたってみたところ、教養ある大人の語彙数はだいたい75,000語あたりであるとされていました。日本では、高校卒業までにおよそ5000語の単語を習得し、英検準1級では7500語、英検1級は10000語〜15,000語の語彙数が要求されます。英検1級を取得したとしてもネイティブの語彙数には遠く及びませんが、単語学習のよいところは、毎日コツコツと続けていけば必ず成果が現れる点です。定期的に語彙数の測定を行い進歩を実感することで、単調な単語学習のモチベーション維持に役立つサイトを紹介します。

 

こちらのサイトは、意味のわかる単語をチェックしていくことで語彙サイズを測定します。なんとなく見たことがある程度の単語はチェックせずに、しっかりと意味のわかる単語のみをチェックしてください。こちらのサイトでは派生語の数は含みませんので、ネイティブスピーカーの平均は20,000語〜35,000語、英語学習者はだいたい2,500語〜9,000語の範囲におさまるようです。

 

現在の単語数を測定したら、こちらのページでネイティブの単語年齢に当てはめてみましょう。グラフの線部分にカーソルを当てると、年齢毎の語彙数がポップアップで表示されます。

 

how old?

ちっとも本が読めないと思ったら4歳児並だったのか!?などと、新しい発見があるのではないでしょうか。だいたいの単語年齢がわかれば、読む本のレベルを探す際の目安にもなると思います。

 

単語本などで短期間に一気にボキャビルをするもよし、毎日コツコツでも構いません。毎年単語年齢が成長出来るよう頑張りましょう!

 

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まず覚えておきたい英単語リスト

単語をある程度覚えないと英文をストレスなく読むのは難しいと感じている方はたくさんいらっしゃると思います。まずどの程度の単語をどれくらい覚えれば良いのかの目安がなかなかわからないものです。

今日は、基本的に押さえておきたい単語などを確認できるサイトをご紹介します。

VOA Special English WORD BOOK

VOA Special English WORD BOOK
学習者向けに限られた語彙で記事が書かれているものですが、上記のリンクから使用している単語のリストが入手できます。

ここに書かれている単語をまず押さえておけばVOAの記事は理解できるということです。
リスニングやリーディングの基本的な学習素材として活用されているVOA Special Englishで使われる単語はしっかり押さえておきたいですね。

アルク標準語彙水準SVL12000

アルク標準語彙水準SVL12000

標準語彙水準SVL12000というアルクが独自に厳選した単語12000個のリストです。学習者のレベルに合わせて12のレベルに分けられているので、自分のレベルに合わせて順を追って効率的に学習していくことが可能です。
長年学習教材を開発してきているアルクの独自規格ですから、蓄積されてきたデータは信頼出来ます。

もちろん学習教材もそのレベル別に出ています。このようにしっかりしたレベル分けがされていて、それに合わせて教材があると適切なものを選べますね。

Project Gutenberg

Project Gutenbergは著者の死後に著作権が切れた作品をインターネット上で公開するというプロジェクトですが、その中の作品から頻出単語を選んだリストです。
リストとしては見づらいですが、下記リンクより単語を確認できます。
http://en.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:Frequency_lists/PG/2005/10/1-10000

Spelling Bee

Spelling Bee

アメリカの子供たちが単語のスペルを競う大会であるSpeling Bee。
下のリンク先でグレード別の単語リストが見られるので、どの学年でどれくらいの単語が出されるのかが分かって面白いですね。
Spelling Bee Word List

まとめ

自分の記憶の中では、英検の準1級に出題されるレベルの単語を9割ほど覚えた時に、急に英文記事などを読みやすくなった印象が残っています。読みやすくなると読むこと自体がどんどん楽しくなってきて、読む量も増えてきます。読む量が増えるとスピードや読解力も増します。
今まで覚えて損をしたと思った単語はありませんが、集中的な語彙増強を考えている場合は、よく使われる単語や基本的に押さえておきたい単語などから順に効率良く覚えていきましょう。

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究極の英単語 SVL Vol.1 初級の3000語

究極の英単語SVL〈Vol.2〉中級の3000語

究極の英単語 Standard Vocabulary List [上級の3000語] Vol.3

新しい始まりに向けて 「ノルマ表」(2012年度春・改訂版)をプレゼント

もうすぐ4月。
新年度の始まりを前に、英語学習意欲もグンと高まる時期ですね。

今日は、学習モチベーションを保つツールとしてご好評いただいております「ノルマ表」の改訂版を発表させていただきます。

新しいスタートの伴走者として、ぜひご活用いただけるとうれしいです。

「ノルマ表」とは

「縦軸に学習項目」、「横軸に日付」という大変シンプルな表です。
その日行った学習項目に蛍光ペンなどで印をつけるだけで、簡単に学習記録をつけることができます。

私自身、このノルマ表を作成したことで、英検1級の学習を軌道に乗せることができ、使用開始から約6カ月目で1級一次試験に合格することができました。

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「ノルマ表」2012年度春・改訂版

以前のノルマ表と比べ、行間を広く設定し、さらに項目を記入しやすくなりました。

※合計で24項目記入することができますが、あくまで最初は欲張らずに項目を設定してください。
使用しながら、項目をつけ足していくようにするのが、ノルマ表を長続きさせるコツです。

【PDF版】

100wishlistsheet-pdf

【Excel版】

100wishlistsheet-xls

※印刷してご利用されることを強くお勧めします。

思い立ったらすぐスタート!

今回、「4月からの新しい始まりに向け」と書きましたが、「使ってみようかな?」と思われた方は、ぜひその日からご利用ください。

区切りの日よりも前に始めることで、

・それまでにウォーミングアップをしておくことができる
・実際にどれくらいの量ができるのか「おためし感覚」で取り組むことができる

などのメリットがあります。

ぜひ、すぐにダウンロード・印刷し、いち早く、いいスタートを切ってくださいね!

 

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Daily Writing Tips で学ぶライティングのコツ

英作文の添削を受け始めると、日本語にはない英文の細かいルールが色々と気になってくるのではないでしょうか。Daily Writing Tipsは、ライティングのコツや、ライティングに役立つ文法、ライティングスタイル、おかしやすい間違いなど、ライティングに関する有用なTips満載のサイトです。間違えた箇所からその都度学ぶのも良いですが、Daily Writing Tipsを読むと、効率良くライティングを上達させることが出来ると思います。

Daily Writing Tipsを書いているのは、オンライン出版社、プロのライター、英語の先生たちです。読み手のライティング能力を向上させることを目的として、

・Grammar
・Spelling
・Punctuation
・Misused Words
・Copywriting
・Fiction Writing
などの項目について、毎回わかりやすく説明されています。

 

 

数字の書き方に関するルールを見てみましょう。10 Rules for Writing Numbers and Numerals

英文の中で数字を書く場合。10までは数字ではなく、きちんとスペルで書くこと、数字で文章を始めないこと、と説明されています。例えば、“4 score and 7 years ago,” と書き始めるのではなく、 “Fourscore and seven years ago,” となります。知らなければ、”2 years ago, ”などと文章を書き始めてしまうこともよくありますし、添削者によってはこういった細かい所はチェックされないこともあります。カジュアルなライティングだから細かいことにはこだわらないということもあるのかもしれませんが、仕事などでフォーマルな文章を書く事がある方は、知っておいたほうが良いルールです。

 

この他にも、Writingのプロセスについてや、that とwhich の使い分けなども参考になります。左側のカテゴリから見ていくと、どこから読み始めていいか分からないくらい沢山のTipsがあります。時間がある時に少しずつ読み進めるのもよいですし、全部は読み切れないという方は、トップページ右側にある人気記事だけ読まれてみてはいかがでしょうか。

 

 

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オンライン英会話 グループvsマンツーマン

オンライン英会話のサービスもどんどん増えてきていますね。
多くの方がご利用になったことがあるとは思いますが、皆さんはどのような観点でスクールを選ばれているのでしょうか。

いくつかのオンライン英会話スクールでレッスンを受けてきましたが、現在はELEでの週二回のグループディスカッションをメインにしています。一つは週ごとに記事についてのディスカッションをしたりプレゼン練習をしたり…というもの、もう一つは一冊の本をメンバーで少しずつ読んで感想などを話し合ったりするという内容です。
どちらも3人のグループで行なっています。
英検の2次試験前にはELEやLingQでマンツーマンレッスンもしていました。

という訳で、今日はグループ、マンツーマンそれぞれの良さや気になる点について私の経験から考えてみました。

マンツーマンレッスン

スクールにもよるでしょうが、マンツーマンレッスンでは自分の希望する内容で自分のペースに合わせて進めてもらうことができます。
英検の2次試験を控えているのでそのようなレッスンをして欲しいとお願いしたり、先生は独り占めなので質問したいことは誰に遠慮することもなく何でも質問できます。
他に誰かがいると恥ずかしくて話ができない、話に入っていけない、質問をしたくても「こんな質問してもいいのかな?」と不安になる…というような方はマンツーマンなら先生とじっくり話をすることができるので安心です。

ただ先生と一対一なので、常に話をし続けなければいけません。何を聞かれても、「はい」「いいえ」だけでは会話も途切れてしまいます。先生はそのような状況にも慣れているのでどんどん話題を変えたり答えやすいような質問をしてくれるでしょうから、それでもなかなか話せない時は、聴き取れないのか、内容についてよく分からないのか、言葉が見つからないのか等でもいいので何かを伝えましょう。一人なので誰に気兼ねする必要もありません。

このように緊張感を持って毎回レッスンに臨むことは上達に繋がります。「今日はダメダメだった…。」と落ち込んだりせずに、「今回は言えなかったけれど次はこう言ってみよう。」「今度はこの表現を使おってみよう。」と予習復習をしてプラスの方向へ持って行ってください。(ディスカッションノートについてはYukoさんの記事も参考にしてください)

あえてマンツーマンで残念な点を挙げるとすれば、他の受講者との会話ができないことです。
グループレッスンの場合は他の受講者の方とも会話ができるので、その方が外国の方の場合はその国の文化なども知ることができたりして楽しかったりします。
国籍を問わず「英語を習得したい」という同じ志を持っている方々と、たとえレッスンの間だけでもお話をすることはとても刺激になります。その機会を逃すのは少し残念な気もします。

価格については最近では格安のマンツーマンレッスンなども増えてきているので、以前程デメリットではなくなってきたのではないでしょうか。

グループレッスン

グループでのディスカッションでは色々な意見を聞くことができます。先生と二人きりの場合よりも議論も盛り上がります。
英検前に関連トピックについてのディスカッションを何度かしてもらいましたが、自分が思いつきもしなかったような考えを他の参加者の方々からたくさん聞くことができました。これはとても参考になりましたし、ネイティブである先生以外の人に自分の話していることを理解してもらえるようにと努力することはプラスにつながります。
自分一人ではなかなか話が思い浮かばないという方には、誰かの一言がきっかけになって会話がはずむこともあるので、レッスン自体がいい方向へと流れていきます。

気を付けなければいけない点は、ちょっと控えめにしていると、黙っていてもレッスンが終わってしまうということです。
喋らなければ損!!!くらいに思って、どんどん話していかないと置いていかれてしまいます。特に日本人以外の学習者の方はとても積極的に話をされることが多いので、存在を忘れられないようにがんばりましょう。「負けないように喋って喋って喋りまくろう!」という目標を立てれば、このデメリットもメリットとして活かすことができますよね。
どうしてもダメだという場合はマンツーマンレッスンに切り替えるのも一つの選択肢です。

グループディスカッションは参加人数も考慮する必要があります。
もう5,6年ほど前の話ですが、あるオンラインレッスン(飛び込み参加自由)に参加した時に10人ほど参加者がいたために、自己紹介だけで45分のレッスンがほとんど終わってしまったことがありました。
グループレッスンなら、1時間のレッスンを4人程度(一人15分換算)程度が丁度良いなというのが私の中の印象です。

自分に合ったスタイルを見極める

マンツーマン、グループ、それぞれに良いところがあります。
予算の都合や自由がきく時間帯もあるので、なかなかグループとマンツーマンの両方を組み合わせるのは難しいかと思います。自分の今の状況や目標としているものをハッキリとさせ、自分に合ったスタイルは何なのかということを考えてみてください。

グループであれマンツーマンであれ、先生との相性もあります。無料でお試しができるところも色々とあるので、どんどんチャレンジしてみてくださいね。こういうお試しはなかなか実際の教室には行きにくいかもしれませんが、オンライン英会話では割と気軽にできますよね。

新年度ももうすぐ始まります。
まだオンライン英会話は未経験という方も、是非一度体験してみてはいかがですか?

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単語学習に対する、一英語講師の思い (その2) BASIC WORD LIST 挑戦を実況中継

前回の記事では、私自身の単語学習に対する思いについて書きました。
「単語学習だけしていれば、おのずと英語力が上がっていくわけではない」、そのような意図があり、単語学習ばかりをプッシュするような記事は避けてきました。

そんな私が、今回Basic Word Listという単語本を使い、短期間(2か月)での語彙集中学習に挑戦しようとしています。
今回はなぜそれに挑戦しようと思ったのか、そして現段階での攻略”作戦”について書きたいと思います。

そこが伸びしろだから

まずはじめに、今回の記事は、自分自身の挑戦の過程を実況するものであり、現段階では仮定に沿って、お話しする部分もあります。その点をご了承ください。
時間はかかりますが、「自分が集中して語彙レベルを上げた時に、見える世界がどのように変わるか」、その答えを必ず後日書かせていただこうと思っております。

現段階で、国連英検特A級という資格を受験するにあたって、自分自身が課題と思っているのは語彙力です。過去問を解いた際、得点できないジャンルに、「語彙力が不足して解けない」という共通点があることに気づきました。

逆に言えば、語彙力を伸ばせば、ぐんと問題が解きやすくなるのではないか。

「試験の問題が解けること」を最大の目的にしているわけではありません。
ただ、英検1級の合格前後に、それまでにはお世辞にもスムーズに読めるとは言えなかった英字記事を一定のスピード・理解力をもって読めるようになった。そのような”ブレイクスルー”が起きるのではないかと期待しています。

今回の攻略作戦

今回使用するBasic Word List.

英検1級受験時に”プラ単”を使って対策をしていたのと同様に、覚えるべき単語のリストとして使います。

それ単体を読みこむことはせず、「こういう単語を覚えればいいのだ」という目安にします。

この記事を書いている今日現在、今の時点で知っている単語をチェックする作業をしています。

その中で、「見たことはあるのだけれど、意味は出てこない」語にも、印をつけるようにしています。
「何らかの形で見たことがある」=とっかかり、初対面ではないという一種の愛着がある単語なので、まずそれらを覚える作業に取り掛かりたいと思います。

(現段階で”作戦”が立てられている部分はここまで。以降、新たな方針ができるごとに、その方法を公開できればと思います)

おわりに

現段階で自分自身が挑戦者であるので、合わせて、講師としての意見を書くのは不適切かもしれませんが。

どうしても伝えたいことが一つだけあります。

前回の記事で書いたように、「語彙力をアップさせれば、他の四技能の力も自動的にアップする」、そのようには全く思っていません。

ただ、もし英検の過去問を解いて、他分野は合格点に近い点数がとれるのに、語彙で足を引っ張っている・・・そう感じる方がいらっしゃったら、是非語彙学習に力を入れてみてください。(その際、何度も書いていますが、力を入れる=”単語本ばかりを読む”ではありません)

私自身、1級受験の際がまさにその状況で、語彙強化→合格→「英字新聞が読める」という新たな境地に達することができました。

その感動を、ぜひ皆さんにも味わっていただきたいと願っています。

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EvernoteとMediaMarkerで多読管理

EvernoteとMediaMarkerを使って、気軽に読書記録をつけてみませんか?

 

EvernoteMediaMarkerのアカウントを持っていらっしゃらない方は、どちらも無料で作成できますので、登録してみてください。まずはMediaMarkerの設定から。アカウントを作成したら、画面右上にある設定を開きます。

 

設定画面の右側をたどっていくと、Evernote投稿という項目がありますので、そこをクリックします。

 

Evernote投稿の設定画面が開きます。ここではまず最初に、Evernoteアカウントで付与されたメールアドレスを入力します。

Evernoteのメールアドレスは、メニューバーのEvernote→アカウント情報をクリックすると開きます。

次に、投稿するタイミングを設定します。全てにチェックをすると、何回もEvernoteに情報が送られてしまうので、読了時点のみにしたほうが、後の管理が楽だと思います。題名はデフォルトの【MM登録】+本の題名でOKです。Evernote側で変更する事ができます。

投稿するノートブックは、inbox にするか、MediaMarkerには多読用の本しか登録しないのであれば、”多読”というノートブック名を作って、多読専用ノートブックに直接送ってもいいのではないかと思います。

 

投稿データは、欲しい情報にチェックマークをつけておきます。これでEvernote投稿の設定は終了です。一番下にある”更新”ボタンを押して登録を完了してください。

 

試しに何か本を登録してみます。右上の”登録”をクリックします。

デフォルトでは本・雑誌の登録になっていますので、洋書の場合はプルダウンメニューから”洋書”を選んで検索します。

本を選んで登録し、感想を書いたり評価を行った後で、読了マークをチェックして更新ボタンを押すと、自動でEvernoteに送られます。

こちらがEvernoteに送られてきたノートです。

 

本の表紙画像と書籍情報、MediaMarker側で書いた感想が入力されています。これに語数やYLを付け加えて多読ノートを完成させます。この他にも、関連記事を同じページにコピペして貼り付けたりするのもよいです。デフォルトではノートタイトルは【MM登録】+本のタイトルが書かれていますので、【】の中を本の通し番号に変更しています。

 

手書きでも感想文を書いていますが、あらすじや本の情報などを全部書くのは大変です。EvernoteならMediaMarkerからの情報と、集めてきた情報をコピペで貼り付けることが出来ますし、後々の検索も簡単に出来るので重宝しています。

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