前回のYukoさんの記事に続き、ライティングについて書きたいと思います。
ここ2年に渡り、国連英検への挑戦を続けている私ですが、この期間で一番伸びていない、そして対策もできていないのがライティングです。
毎回試験前に、「なにかしなくてはいけない」「とにかく書かなければ」と焦るのですが、重い腰が上がらず・・・エッセイの一本もろくに完成させれらないまま試験に臨む。そんな「お茶を濁すような」対策を続けてきました。
「これではいけない」。今回、一念発起しライティング対策に力を入れようと思っています。現段階で自分がしようとしていることについて、少し書いてみたいと思います。
ライティングのために対策したこと(英検1級合格まで)
現在のライティング能力については、英検1級受験・合格までに出来上がっていたと思います。
大きく分けて、2つの対策をしました。
まず、日本語からに直すタイプ(和文英訳)の問題集を2冊仕上げ、文法に誤りのない文・英語として自然な文をかけるような訓練をしました。
【英検1級までにライティング基礎力をつけるために使った2冊】
その後、1級エッセイ対策としてライティングの型(Introduction→Body→Conclusionの流れで書く)について学び、その型に従って文章を書く訓練を行いました。
試験では、ライティングの型に当てはめずに文章を書くと、いくら表現方法が洗練されていようが、すばらしいアイデアを書いていようが、大幅減点されてしまいます。
逆に言えば、型にあてはめて書くことができていればある程度の点数は取ることができるのです。(もちろんスペルミスや語法のミスなど、他にも減点対象はありますが)
すごくいい点数が取れるわけではないけれど、他の分野に大きく影響を与えるほどひどい点数ではない。それが、その後ライティング対策を後回しにしてきてしまった理由です。
現在の自分が伸ばすべき点
私が持っている国連英検のテキストには、ライティングの採点基準は以下の5つであると書かれています。
・設問にきちんと答えているか
・全体的なまとまりがとれているか
・説明や例を効果的に用いているか
・文法上、語法上の誤りはないか
・語彙や文に多様性があるか
(国連英検特A級・A級対策より。記述はこの旧版より引用しています)
今回私が最も注目したのは、5つめの「語彙や文に多様性があるか」です。
語彙のバリエーションがないから、エッセイの中で同じ言葉を何度も繰り返してしまう。単文の羅列や、よくてbecauseやwhen, althoughなどの従位接続詞でつなげるくらい・・・。
自分にとっては耳の痛い項目です。
今後、ここを伸ばすことに集中して、対策をしていきます。
具体的にどのような方法をとっているかについては、現在実践(実験)中ですので、また一定期間をおいて、その進捗具合・成果について記事にしたいと思っております。
実はまだ始めて数日しかたっていないのですが、いろいろと発見したことがあります。
次回は、今後の学習の主軸となるであろう「書くために読む」ということについて書かせていただきたいと思っております。
ぜひご期待ください。