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iPhoneでカンタン ”眺めて楽しい”単語帳を自作する

英単語を覚える際、オリジナルの単語カードやノートを作られる方も多いと思います。
市販の単語本よりも、自分が”出会った”単語ということで愛着もわき、定着率もよいはずなのですが、いかんせん作るのが面倒・・・。

私自身も、実のところなかなか続きませんでした。

ですが、ある方法で”単語帳”を作るようになってからは、とても手軽だし、何より見返して楽しいのです。
今日は、その作り方について、ご紹介したいと思います。

「できる人」も単語帳を自作している

もう10年近く前になるでしょうか。
当時AERA ENGLISHという英語学習者向けの月刊誌が創刊され(現在は季刊となっているようです)、そこに安河内哲也先生のボキャビル法が掲載されていました。
確か、覚えたい単語を付箋に書き、家の各所に貼るというもの。英語のプロもこのように地道に覚えているのだと深く感銘を受けたのを覚えています。

また、同じ頃読んだこちらの本(その名も「できる人の英単語帳&ノート術」)にも、安河内先生を始め、さまざまな方の工夫が掲載されていて、いろいろと試したくなる方法を見つけました。

※2005年の書籍のため、中古のみ販売されています

紹介されていた中でも、国学院大学教授、山西治男先生のネイティブ表現収集ノート(英字新聞や雑誌から広告や気になる表現をそのまま切り抜いてスクラップし、関連表現などをメモするというもの)がとても印象に残っていて、いつか私もこのようなノートを作ってみたいという思いが心の片隅にありました。
(と言いつつ、「手間」というハードルに負けてしまっていました)

iPhoneならカンタンにできる!

ここ最近で「これはいい」という表現に出会うのはiPhoneを使用しているとき、特にFacebookで見かけることが多いです。(知り合いのネイティブの方の投稿や、英語媒体の記事のヘッドラインなど)
いいなと思っても、すぐに書き留める(できれば前後の文脈ごと覚えたいので、一文丸ごと、もしくは前後の文も)のはなかなか面倒なもの。特にFacebookでは投稿はすぐに流れて行ってしまうので、そのような表現をなかなかストックできずにいました。

前置きが長くなりましたが、そんな表現を一瞬で記録する方法を種明かしします。

それは、「画面ごとハードコピーする(キャプチャ画像をとる)」 ・・・これだけです。

電源ボタンとホームボタンを押す、この操作だけで覚えたい表現を丸ごと保存できます。

(もしも紙媒体で見つけたならば、それを「iPhoneのカメラで撮影する」、それだけでいいです)

(一例:magnificentという単語がsunsetと一緒に使えることをメモしたくて保存しました)

「眺めて楽しく」する工夫

このように保存方法自体はとてもカンタンですが、撮影したままではなかなか効率よく見返すことができません。
そこで、以下のようにひと手間加え、見返して楽しい単語帳作りを行っています。

(1)Evernoteに画像を転送する
一カ所にまとめておくのにお勧めなのがEvernote.
画像を転送をする際には、PictShareというアプリを使うと、画像を選択して一気に転送することができるので便利です。

(2)EvernoteからAwesome Noteに同期させる
Evernoteにまとめるだけでも、かなり整理はできますが、何度も見返したくなるほど「かわいく」はありません。(「かわいい」は、「見返したくなる」のに大変重要な要素です)

そこで、使っているのがノートアプリAwesome Note.
Evernoteと同期ができるので、専用のフォルダを作ってノートをまとめます。

※左:フォルダの画面。 
右:フォルダの中身。Photoモードで表示すると見やすいです。
 

※一覧のサムネイルを押すと各ノートの中身が見られます。

このようにして作ったノートを、時々眺めるようにしています。
画像に加工もせず(気になった単語に印をつけておく等)まとめてあるだけなので、「この中のどの単語が気になったんだろう?」と忘れていることも多いのですが、なぜなのか考えながら見返すのもまた楽しいです。

集めた表現を何度も見返しながら、さらに自分がその表現を使えるように工夫をしていきたいと思っています。

Evernote – Evernote

PictShare – multiple photos/movies uploader – itok

Awesome Note HD (+To-do/Calendar/Reminder) – BRID

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効率よいボキャビルのために:コロケーションを意識する

2013年が明け、約1週間が経ちました。
私自身もようやくお正月気分が抜け、英語学習も通常運転へと戻りつつあります。
前回の記事では目標の立て方について書きましたが、私自身も2013年の目標を決めました。
今年は「コロケーションを意識する」一年にします。

コロケーションとは

コロケーションとは、「単語と単語の自然なつながり」を指す言葉です。
例えば、決心する(決定する)と言いたい時、英語ではmake a decisionというふうに組み合わせて使います。
これをdo a decisionとは言いません。

例えば、英作文をする時、「決心」と「する」を別々に引いてしまうと、「する」はdoだから・・・と間違えてしまいがちです。
日本語ならば「この単語とこの単語を一緒に使うのはおかしい」と感覚的に分かりますが、英語でその感覚を身につけるのはなかなか難しいことです。

それには、多くの自然な文章に触れ、その都度つながりを意識して覚えていく必要があります。

コロケーションを意識しようと思った理由

私がコロケーションを意識しようと思ったのは、国連英検の受験準備をしている時でした。
国際情勢で頻出する単語を意識して増強してはいたのですが、いざそれを英作文しようとすると、書く手が止まってしまうのです。
例えば、2012年11月末、国連総会でパレスチナに与えられたnonmember observer state(非加盟オブザーバー国家)というステータス。これを「与える」という場合、多くの記事ではgrantという動詞が使われていました。
私自身、もし単純に辞書を引いていたら、giveを選んでしまっていたことと思います。
(注:記事を書きながらgoogle検索で確認したところgiveを使っている例もたくさんあったのですが、国連の公式サイトや新聞記事など正式な表現としてgrantが使われていることが多かったように思います)

このように単語を覚える際、一緒に使う言葉をセットにして覚えておくと、それをアウトプット(話す/書く)で使おうと思った時に、大いに役に立ちます。

今回書いた例は、少し特殊な語と語の組み合わせでしたが、日常で使う表現でもコロケーションを意識するとしないのとでは、話すスピードも大きく変わってくると思います。

例えば、英語を話す際、一語一語頭の中で日本語から英語に置き換えて口に出すよりも、組み合わせごとスルッと一息で言えれば、おのずと話すスピードもアップします。

「あまり頻繁に息つぎを入れず、スムーズに話す」、実はこれも私の今年の目標の一つです。

具体的な語彙管理方法

それでは、そのような「コロケーション」ごと覚えていくには、語彙をどのように管理していけばよいでしょうか?

実は、私自身ずっと愛用している英語学習総合サイトLingQでは、フレーズで単語を登録しておくことが可能です。

(詳細はクリックして大きな画像でご確認ください)

※一語だけでまずは単語登録しておく

※セットで覚えておきたい場合は、複数語句を選択すると登録できます。

※登録した単語の一覧画面 (今までにresolved, resolvesと変化形で出てきたものも登録されていますが、単語だけ・フレーズと一緒に表示することも可能です)

ここに登録した単語(フレーズ)はフラッシュカードで確認できるので、適宜復習をするようにしています。

まとめ

単語を覚える際、一緒に使う言葉をセットにして覚えておく(=コロケーションを意識する)と、それをアウトプットの際、大いに役に立ちます。

どれだけたくさんの自然な言い回しを身につけられるか、私自身LingQで個数をチェックし、励みにしながら、今年も楽しんで英語を学んでいきたいと思います。

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【中学英語からやり直す】単語のレベルはどれくらい?

前回から「中学英語からやり直す」ということをテーマにお届けしておりますが、第二回は中学校で学習する英単語について書いていきたいと思います。

どれくらい覚えるの?

今年(2012年)4月に新学習指導要領が実施され、今回の改定によって中学校で学習する英単語は「900語程度の語」から「1200語程度の語」になりました。
これは授業時間が105時間から140時間に増加されたことに加え、幅広い表現ができるようにするためのようです。
文部省のサイトで指導要領をご覧いただけます。

教科書と言っても何種類もあり、全ての教科書で同じ単語を同じ数だけ使用している訳ではなく、教科書によって3年間で学ぶ単語数は若干違ってきます。
おおよその語数は同じですが一部が違うため、教科書を出版している会社のウェブサイトには教科書を変えた場合の未履修単語についてフォローするための資料などが掲載されています。
基本的な単語は同じですが、取り上げる内容によってプラスアルファの単語が異なるので単語や単語数が変わってくるのは仕方ないかもしれません。

難易度は?

この1200語ですが、どの程度の難易度でしょう。

Weblioで単語を調べるとレベルが表示されるので、ある教科書からランダムにピックアップして調べてみると大半がレベル1と出てきました。レベル2,3のものがチラホラ混じっているという印象です。
アルクのSVLでも同様でレベル1程度を中心に、レベル2,3が含まれている印象です。
いずれにしても1200語は英語の基礎となる単語ばかりです。

ちなみにOxford Junior Dictionaryには10,000語収録されており(現在の版にはthousands of words and phrasesと書かれており、以前の版に10,000語と記載されています。)、7歳から9歳向けと記載されています。AmazonUKの該当ページで中身を見てみると、”a”は a,anの次にいきなりabandon, abbreviationと続きます。私はこの二つは英検準1級受験前に覚えた記憶があるので少し驚きました。
日本語の場合で考えてみると、小学生向けの国語辞典に書いてある内容の全てを小学生全員が理解しているという訳ではないのでこの場合も同様とは思いますが、一つの参考にしてください。

とはいえ、中学校の教科書を見てみると、基本的な単語だけを使用し、自己紹介や道案内、病院での会話やお祝いのメッセージの書き方、スピーチ、伝記や物語など、複雑な内容ではないながらも様々なことが網羅されています。基本的な単語だけかもしれませんが、中学生向けの単語と文法でこれだけのことが表現できるということが分かります。

やりなおし英語に利用

ゼロから英語のやり直しをするという方は、中学校の教科書で単語(不規則変化動詞や比較級、最上級の形も含めて)と文法の基礎を確認してみるのも一つの方法です。教科書ガイドなら大体の書店で手に入れることが可能です。教科書によっては「なぜこんな順番で?」「なぜこの文章?」と疑問に思う箇所もあるのですが、中2後半あたりからはそれなりに楽しめる読み物も出てきますし、音声CDなど発売されているものもあるので、単語を覚えながら文章を読んで文法を学び、音でも確認するというようなバランスの良い学習ができます。

自分が中学生の頃の教科書がどのようなものだったかはハッキリと覚えていないのですが、履修するすべての単語が巻末にアルファベット順に載っているのを初めて見た時は、「辞書を引く必要がないの?!」とビックリしてしまいました。

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Oxford Junior Dictionary


中学教科書ガイド ニューホライズン 英語1

BASIC WORD LISTへの挑戦・実況中継 ~経過報告第1弾~

前回前々回と、「ときめく」英単語学習法と題し、単語本をチェックリストとして使い、学習していく方法について書かせていただきました。

実はこの方法、私自身も現在進行形で行っている方法です。

国連英検特A級の受験を決めた際、Basic Word Listという単語本を相棒にすることを決め、この1冊とともに学習を進めてきました。

今日は、私自身のBasic Word Listの進捗状況とともに、やってみた感想・これからの方針について、自分が考えていることを書いてみたいと思います。

今回もこの方法で行く・その理由

話は少しさかのぼりますが、自分が英検1級の単語学習を開始した際、もっていた単語本(「英検 文で覚える単熟語 1級」の旧版)の収録語数1672語のうち、知っていた単語は、たったの144語でした。
それが、チェックリストとして何度も目を通しながら、「ときめき」を繰り返すことで、単語を習得。
最終的には700~800語まで知っている語数を伸ばせたのです。
最初、単語本だけで覚えようとして、1ページも進めることができなかった自分のことを思うと、考えられないような進歩でした。

今回の国連英検では、実際の受験を通して、「今持っている語彙力では足りない」と身にしみて感じたため、新たに単語本に挑戦することに決めました。

関連記事:単語学習に対する、一英語講師の思い (その2) BASIC WORD LIST 挑戦を実況中継

やり方は、1級受験の時と同じで行く。それが自分に一番適した方法だから。
その気持ちは始めた時にすでに固まっていました。

1周目:開始時点で知っている語彙の確認

前置きが長くなりました。

具体的な進捗状況(数字)を、ずばりご紹介したいと思います。
Basic Word Listの掲載語句、約2000語のうち、1周目で知っていた語数は552語でした。

実は、この1周目をするのに、約2カ月の時間をかけてしまいました。
1周目のチェックは、もっと機械的に、淡々と進めるべきだった、今となってそう思います。

2周目:前より増えている感動

1周目より2周目が大事な理由。
上の画像で、種明かしが先に出ていますが、大切なのは2周目の感動だからです。

(↓オレンジ色の線は、1周目にチェックした単語。水色の線は2周目のものです)

1周目のチェックは、今までに積み重ねてきたものを確認しているだけなので、それほどの感動はありません。
ですが、2周目は違います。1周目のチェックから2周目のチェックの間に他の場面で覚えた単語に線を引いていく作業になり、この過程で「前よりもこんなにも覚えた単語が増えている!」と実感する・自信をつけることができるのです。

最初の写真にもあるように、2012年6月19日現在、2周目の途中(50課あるうちの14課)なのですが、この時点で、1周目よりも42語増えていると思うと、俄然やる気が高まります。

今後の方針

この1冊を続けていくことは、言うまでもありません。

2周目の途中まで来て気づいたのは、この単語本に対する愛着(信頼度)が確実に上がっているということ。

実際に、他の場面(英字新聞記事や国連英検の問題)でこれらの単語に出会い、チェックの線を増やしていく中で、この愛着・信頼が積み重ねられてきたのだと思います。

こうなったら、とことんこの1冊をやりつくしたい。今まで以上にその気持ちが強くなっています。

また、定期的に、自分のBasic Word List挑戦の進捗状況をこちらでご紹介させていただこうと思います。

それを励みにしつつ、これからも単語学習を頑張っていきたいと思います。

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【試してみました】スマレコノート

SHOT NOTEが出た時も思わず買ってしまった私ですが、先日文具店でスマレコノートなるものを発見して、ついまた買ってしまいましたので今回ご紹介したいと思います。


スマレコノートA6

このスマレコノートですが、iPhoneアプリ(Android用もあります)をまずダウンロードして、そこからノートの内容を画像で取り込み、Evernoteなどにも送ることができます。

それだけならSHOT NOTEとそれほど変わらないのですが、あえて今回購入してみた理由は、スマレコノートでは縦横それぞれ分割することができ、その分割した範囲を隠したりすることができる点でした。
現在も単語をメモしたものをEvernoteに取り込んだりしているので、同じメモをするのなら単語帳として使えた方が良いと思ったのです。

使い方

では実際にやってみましょう。
まず単語を書きだしてみました。
A6版を買ったのですが、このサイズではギリギリで日本語の簡単な訳を書けるだけの感じです。メモなら十分ですね。

罫線の入ったノート部分の上部と右側に四角い枠があり、その枠を塗りつぶした所でノートが分割されていきます。
縦には二分割しかできませんが、横は一行ずつ分割できるのでせっせと黒のボールペンで塗りつぶしていきます。黒のボールペン以外では正しく認識しない可能性があるとノートの最初の注意書きに記載されていました。
最初の2つ程はボールペンでチマチマ塗っていましたが、イライラしてきたので途中から太めのサインペンで塗りつぶしました。それでもきちんと認識してくれました。

アプリを起動し、カメラアイコンを押すとカメラで今から撮るかカメラロールから選ぶかを選べます。今回はこの場で撮影します。

画面に表示される四角の位置に四隅のマークを合わせます。
この時に自分の買ったノートのサイズを選んでおいてください。ノートの裏側にきちんとサイズが明記されているので分からない場合は確認できます。

さて、取り込めました。

この画面で色々できるのでご説明します。

①、②で縦に分割した右側、左側のどちらを隠すかを選びます。
③ここでは取り込んだものの名前やタグの設定をします。
④取り込んだファイルの削除ができます。
⑤ここをタップすると取り込んだものに書き込み(ペン、図形など)をしたり、コントラスト変更などができます。

あとは、隠したり、表示させたりして単語チェックをするだけ!

右上の送信マークをタップすると、Evernoteやメール送信ができます。
Evernoteにはこのような感じで送られます。
ファイルに付けるタグは設定からEvernoteのタグを選べます。転送先のノートまでは指定できないようです。
実際送ってみるとこのように画像をペタっと貼ってある感じです。

メール送信の場合も同様に画像を添付するという方法なのですが、pngかjpgかPDFかを選んで送信できます。

感想

画面が横固定しかできず、表示が小さいので毎回拡大するのは少し手間だと思いました。しかしこれはA6しか購入していないので、B5のルーズリーフなど大きなサイズでは問題ないかもしれません。
私が極度の面倒くさがりだからかもしれませんが、分割線のために毎ページ毎ページいくつも枠を塗りつぶすのが手間に感じました。汎用性を持たせるためにこのようなスタイルになっているとは思うのですが、単語帳として使うなら最初から全部塗りつぶしてあっても良いかも。どうしても数行になる場合だけ塗りつぶしてある部分を消す方が早い気がします。そうなると、修正テープを準備しなければならないという問題も出てくるので、どの程度まで雑な塗りつぶしでも認識してくれるか挑戦していきます。

と、不満な点を最初に書いてしまいましたが、今までちょこちょこっとメモとして書いていた単語をこのように簡単に単語テストできるような形で取り込めるのは嬉しいので、今まで取っていた単語メモをしばらくはこのスマレコノートでやっていこうと思っています。
ノートにメモするだけメモしても見直ししなければ何もならないので、このようなツールは大歓迎です。
大きなサイズにすれば、英語のフレーズなども書けるかもしれないですね。

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「ときめく」英単語学習法 (2) 

前回の記事では、単語を覚える際に、「ときめき」を感じることの大切さ、そして、「ときめき」を「自信」につなげることについて書きました。

今回の記事では、さらに具体的に、どのようなことに気をつけて単語学習を進めるとよいか、3つのTipsをご紹介したいと思います。

日ごろの単語学習におけるTips 3つ

Tips 1: 時間をかけ過ぎないこと
前回の記事の繰り返しになりますが、単語本はあくまでチェック専用
単語本だけを読みこむのに、20分、30分もかけるのはもったいないです。
(自分の場合だったら、20分あれば長文読解を一問、30分あれば英作文を書きます)
「他で覚えた単語が、単語本に載っていないかな?」のチェックだけならば、スキマ時間の1分からでもできます。

Tips 2: 一期一会を大切にする
例えば、英検問題集の長文問題集を解いた。答え合わせだけをして、分からなかった単語は放置する。
「あとで単語本で覚えるからいいや」と流しておく。
ここまでを読んでいただいた皆さんならば、それがどれだけもったいないことかご理解いただけると思います。
全部の長文(洋書)を、全語句調べながら読めとは言いません。ただ、せっかく英検などの長文問題を解いたのならば、その長文内の単語も、試験に出る可能性の高い語句なのですから、大切に取り扱ってあげましょう。

そして、さらにもう一つメリットがあります。一つの長文の単語をじっくり調べると、次にそのジャンル(例:環境・経済)についての長文を解くときに、とても読みやすくなるのです。次回の出会いも見越しつつ、丁寧に確認していきましょう。

Tips 3: 単語に出会う場面を限りなく増やす
以前、別の記事でも書かせていただいた通り、単語に出会う場面は、複数持っておいた方がよいです。(→単語学習を楽しもう ~”1冊をじっくり”からの解放~ )

前回の記事で、長文→単語本の順にすると、「ときめく」場面に出会いやすいと書いていますが、学習が進んでいくにつれて、

・単語本チェックで目を通しただけの単語→長文の中で「見たことあるぞ」とときめき、覚えたくなる
・ウェブの単語クイズで見た単語→長文の中で再会・ときめき、覚えたくなる

のような流れも出てきます。
そのような場合、律義にルールにこだわる必要はありません。
ときめきを起こす場面を意図的に増やしていくようにするといいですね。

おわりに

今回、「ときめく」という言葉を用い、2回に渡って単語学習について書いてきました。

「単語が分からなくて、長文が読めない」

私自身、本当によく耳にする悩みです。
「覚えられない」という苦手意識によって、余計に覚えられないループに入りこんでしまう。
それは、本当に悲しいことです。

ぜひ、単語学習を、楽しいものと捉えてください。
自信を積み重ねるチャンスと考え、どんどん「ときめき」を探しに行きましょう!

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「ときめく」英単語学習法 (1) 

英語学習者にとって、単語を覚えることは永遠の最重要課題です。
指導させていただいている生徒さん、そして学習仲間。
私の周りには、英検受験されている方が多いのですが、ほとんど全員と言っていいほど、皆さん、「語彙のところで思うように点数が伸びない」とおっしゃいます。

単語学習は、時間をかければその分だけ力が伸びるという分野でもありません。
特に、大人の英語学習者の方にとって、英語にかけられる時間は限られていますし、その中での単語学習の配分を多くし過ぎることを、私はお勧めしません。

では、どのように取り組んでいくのが理想的なのか。
今日から2回に分けて、その学習方法・姿勢について、私の例をご紹介させていただきたいと思います。

魔法の英単語習得法がある?

資格受験を考えている方ならば、1冊は単語本をお持ちだと思います。
今は、いろいろな種類の単語本があり、それ自体にCDなどの音源が付いているものや、わかりやすい例文、その語句を使った長文などが掲載されている親切なものがたくさん出ています。

なんとかして、「覚えやすいように」と、工夫がなされているものです。
ただ、私自身は、「万人に共通する、覚えやすい方法」など存在しないと思っています。

自分がどのようにすれば覚えやすいかは、自分自身でアレンジをする中で見つけていくしかありません。

アレンジ方法の一案、アイデアとして、今回ご紹介する方法を参考にしていただければ幸いです。

単語本が先か、長文読解が先か

まず、私の基本スタンスとして、単語本を使うこと自体は否定しません。

ですが、使い方には二つのこだわりがあります。

まず、一つ目。単語本単体で英単語を覚えようとしないこと。
先ほども述べましたが、いくら親切に作ってある本でも、それが自分にとって覚えやすいかどうかは別なのです。
作成者の意図をもってして、ランダムに並べられた単語を、そこで見ただけで覚えていく。
それには限界があると思います。

そして、二つ目。単語本はチェックリストとして使うこと。
以下の図をご覧ください。

表の中で使っている、「気づく」=「ときめく」という言葉。
これが、まさに単語学習のキーであると考えます。

ある場面で覚えた単語を、別の場面で見た時に、「あ!前に見た単語だ。」と気づく。
気づけるというのは、本当にうれしいものです。
まさに「ときめく」という言葉がぴったり。
このときめきがあってこそ、単語の意味が、しっかりと自分の中に定着していくのです。

単語本だけを眺めているだけでは、そのようなときめきは一切ありませんし、図の上段のように、単語本→長文の流れをとった場合も、ときめく頻度があまり多くは期待できないのです。

それに対し、図の下段では、「長文で出会った新出単語の意味を調べ、覚える」→「単語本を開き、長文で見た単語がなかったかチェックする」の流れをとっています。

単語本に目を通しているときに、「あ!2日前に読んだ長文の中に出てた単語だ!」と気づけるのは、大変嬉しいもの。

(私はそれがあまりに嬉しくて、「長文で見た」とか、「映画のタイトルにあった」とか、ときめいた気持ちを単語本にどんどん書き込んでいます)

単語本を開くこと=ときめきを探すこと。

そのように発想の転換をするのです。

「ときめき」から生まれる自信

「ときめき」の効果を軽んじてはいけません。

「私は単語を覚えるのが苦手だ」と思いこむ。
それでは、覚えられるものも覚えられなくなってしまいます。

「あ!気づけた」と喜ぶこと。その喜びはクセになります。
もっと気づけるようになりたい。
気づけるように、長文を読もう。単語本チェックしよう。
単語に関わる学習に取り組むこと自体をポジティブに捉えられるようになるのです。

ときめきを繰り返し、「自分はちゃんと覚えられるんだ」という自信を積み重ねてください。

それが、ひいては英語学習全体、大げさに聞こえるかもしれませんが、生き方に対する自信・ポジティブさにさえつながっていく。

そう信じています。

おわりに

私が今、「ときめく」ために使っている本です。
わら半紙だし、例文もちょこっとだし、アルファベット順にランダムだし。

覚えやすい工夫がしてある本とは決して言えませんが、単語本自体の信頼度が高いです。(今自分が受験している国連英検特A級でよく見る単語が頻出)

毎日、スキマ時間を見つけて、「ときめき」探しをしています。

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次回の記事では、今日書き切れなかった、細かい注意点(Tips)を補足したいと思います。

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発音確認できるサイト howjsay

英文を読む時やスピーキングの際、”あれ、この単語ってどう読むんだっけ?”と疑問に思うことはありませんか?一昔前は辞書で発音記号を確認しましたが、現在は無料のオンライン辞書で発音を聞くことが出来ます。数あるオンライン辞書の中でも発音に特化した便利な辞書、howjsay.com を紹介します。

howjsay.com は、成長し続けるオンライン辞書です。現在約15万語が収載されています。この辞書の良い点は、合成の音声ではなく本物の人が読み上げた音声であることです。基本はイギリス英語の発音ですが、アメリカ英語と違いがある場合は両方読み上げられます。

 

使い方は簡単です。発音を確認したい語彙を入力してsubmitボタンを押すだけ。

 

イギリス英語独特の発音を心配される方がいらっしゃるかもしれませんが、発音にバリエーションがある単語の場合は、イギリス発音、アメリカ発音が続けて発音されます。試しにvase, schedule など、イギリス、アメリカで明らかに発音の違う単語を入力してみてください。

 

howjsay の長所は、専門用語が充実しているところです。通常の辞書であれば、一般的な単語の発音を聞くことは出来ても、化学や生物学などで使われる専門用語の発音を聞くことが出来ないことが多いです。例として apoptosis (細胞の自然死)という単語を検索してみてください。この単語にはいくつかの発音バリエーションがあるのですが、howjsayでは4つの発音を聞くことが出来ます。また、cholecystitis (胆嚢炎)、diastema (すきっ歯)、atherosclerosis (動脈硬化) などの病名や、thioglycollate (チオグリコール酸)、methyl salicylate (サリチル酸メチル) などの化学薬品名の発音も聞くことが出来るのは素晴らしいです。日常生活においては、これらの専門用語の発音が必要になることはあまりないとは思いますが、病名などはほんの少し発音が違っただけでも分かってもらえない事がありますので、話す機会がある際はこちらのサイトで確認すると良いと思います。

 

howjsay のもう一つの特徴は、人名、地名の発音も充実しているところです。例えば英文記事を読んでいて、ウラジミール・プーチンの読み方が分からなかったとします。vladimir と入力すると、英語読みとロシア読みの両方を読み上げてくれます。また、Dinka という地名がどこか分からない時は、Dinka と入力すると、”ディンカ、スダーン” と国名と共に読みあげてくれます。他にもサンクトペテルブルク “Saint Peterburg” など、日本語発音と英語が似ても似つかないような発音である場合もこの辞書が役立ちます。英文を脳内音読していて、人名・地名の読みが分からなくて”ウ、ウラなんとか・プーチン”などと適当に流してしまっている事も多かったのですが、こちらの辞書でしばしば目にする人名、地名の正確な発音を確認するようになってからは、英文記事読解のストレスを少し減らすことが出来ました。

 

有料ですが、iPhone (350円)やアンドロイド版アプリもあります。オンライン版は無料で利用出来ます。発音のみに特化した辞書ですが、いつもの辞書の補助として活用するとよいのではないでしょうか。

 

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単語年齢は何歳?

 

英語ネイティブの語彙数は75,000語、その中で実際によく使われるアクティブな単語数は50,000語と言われているようです。いくつか記事をあたってみたところ、教養ある大人の語彙数はだいたい75,000語あたりであるとされていました。日本では、高校卒業までにおよそ5000語の単語を習得し、英検準1級では7500語、英検1級は10000語〜15,000語の語彙数が要求されます。英検1級を取得したとしてもネイティブの語彙数には遠く及びませんが、単語学習のよいところは、毎日コツコツと続けていけば必ず成果が現れる点です。定期的に語彙数の測定を行い進歩を実感することで、単調な単語学習のモチベーション維持に役立つサイトを紹介します。

 

こちらのサイトは、意味のわかる単語をチェックしていくことで語彙サイズを測定します。なんとなく見たことがある程度の単語はチェックせずに、しっかりと意味のわかる単語のみをチェックしてください。こちらのサイトでは派生語の数は含みませんので、ネイティブスピーカーの平均は20,000語〜35,000語、英語学習者はだいたい2,500語〜9,000語の範囲におさまるようです。

 

現在の単語数を測定したら、こちらのページでネイティブの単語年齢に当てはめてみましょう。グラフの線部分にカーソルを当てると、年齢毎の語彙数がポップアップで表示されます。

 

how old?

ちっとも本が読めないと思ったら4歳児並だったのか!?などと、新しい発見があるのではないでしょうか。だいたいの単語年齢がわかれば、読む本のレベルを探す際の目安にもなると思います。

 

単語本などで短期間に一気にボキャビルをするもよし、毎日コツコツでも構いません。毎年単語年齢が成長出来るよう頑張りましょう!

 

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単語学習に対する、一英語講師の思い (その2) BASIC WORD LIST 挑戦を実況中継

前回の記事では、私自身の単語学習に対する思いについて書きました。
「単語学習だけしていれば、おのずと英語力が上がっていくわけではない」、そのような意図があり、単語学習ばかりをプッシュするような記事は避けてきました。

そんな私が、今回Basic Word Listという単語本を使い、短期間(2か月)での語彙集中学習に挑戦しようとしています。
今回はなぜそれに挑戦しようと思ったのか、そして現段階での攻略”作戦”について書きたいと思います。

そこが伸びしろだから

まずはじめに、今回の記事は、自分自身の挑戦の過程を実況するものであり、現段階では仮定に沿って、お話しする部分もあります。その点をご了承ください。
時間はかかりますが、「自分が集中して語彙レベルを上げた時に、見える世界がどのように変わるか」、その答えを必ず後日書かせていただこうと思っております。

現段階で、国連英検特A級という資格を受験するにあたって、自分自身が課題と思っているのは語彙力です。過去問を解いた際、得点できないジャンルに、「語彙力が不足して解けない」という共通点があることに気づきました。

逆に言えば、語彙力を伸ばせば、ぐんと問題が解きやすくなるのではないか。

「試験の問題が解けること」を最大の目的にしているわけではありません。
ただ、英検1級の合格前後に、それまでにはお世辞にもスムーズに読めるとは言えなかった英字記事を一定のスピード・理解力をもって読めるようになった。そのような”ブレイクスルー”が起きるのではないかと期待しています。

今回の攻略作戦

今回使用するBasic Word List.

英検1級受験時に”プラ単”を使って対策をしていたのと同様に、覚えるべき単語のリストとして使います。

それ単体を読みこむことはせず、「こういう単語を覚えればいいのだ」という目安にします。

この記事を書いている今日現在、今の時点で知っている単語をチェックする作業をしています。

その中で、「見たことはあるのだけれど、意味は出てこない」語にも、印をつけるようにしています。
「何らかの形で見たことがある」=とっかかり、初対面ではないという一種の愛着がある単語なので、まずそれらを覚える作業に取り掛かりたいと思います。

(現段階で”作戦”が立てられている部分はここまで。以降、新たな方針ができるごとに、その方法を公開できればと思います)

おわりに

現段階で自分自身が挑戦者であるので、合わせて、講師としての意見を書くのは不適切かもしれませんが。

どうしても伝えたいことが一つだけあります。

前回の記事で書いたように、「語彙力をアップさせれば、他の四技能の力も自動的にアップする」、そのようには全く思っていません。

ただ、もし英検の過去問を解いて、他分野は合格点に近い点数がとれるのに、語彙で足を引っ張っている・・・そう感じる方がいらっしゃったら、是非語彙学習に力を入れてみてください。(その際、何度も書いていますが、力を入れる=”単語本ばかりを読む”ではありません)

私自身、1級受験の際がまさにその状況で、語彙強化→合格→「英字新聞が読める」という新たな境地に達することができました。

その感動を、ぜひ皆さんにも味わっていただきたいと願っています。

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