使える英文法を身につけるために ~究極の文法問題とは~


「文法は、文法問題に正解するためにだけ学んでいるわけではない。
英文を読んだり、聴いたり、書いたり、話したり。実際に、英語を使うために学ぶ。」

このブログでも、何度も書かせていただいていますし、こちらにお越しくださる皆様には、ご理解いただけていることと思います。

ただ、そうはいうものの、「文法問題が解けるようになる」と「実際の場面で使えるようになる」の間には、ものすごく大きな隔たりがあると思うのです。
文法問題で「記号を選べる」、「穴埋めに正しい語句を入れられる」ということが、実際に英語力アップにつながっているのか。そのような不安にかられることはないでしょうか?

今日は、その「大きな隔たり」を埋める方法を、皆さんにご紹介したいと思います。

「回す」ことで正解できるようになったが・・・

英語学習者の方の間で、「問題集を”回す”」という表現をよく聞きます。何度も繰り返し解いて、問題集の内容を理解、体得していく方法のことです。

もちろん、間違えた部分を何度も復習するという意味において、その方法が有効に働くこともあると思います。

ただ、この方法だと、問題を解いているうちに解答を覚えてしまって、「ここは記号Cだった」、「(よく理解はできていないけれど)不定詞が入る」というふうに解けてしまうことがあります。

そのように、力づくで(=何度も”回して”暗記して)解いた場合、その問題には対応できるけれど、他の問題や実際の英文で出会った時に、意味がわからないということが起きてしまう可能性があるのです。

”考えて解く”文法問題を

では、どうすればよいのか。

ここからは、問題の種類の話になります。

例えば、TOEICのPART5のような文法問題(穴埋めの選択問題)では、ある一つの文法事項を用いて、答えを導き出します。問われているのが一つの事項なので、「これはこういうものなのか」と無理やり暗記できてしまいます。

それに対し、センター試験では大問2のCに、語句整序という問題があります。選択肢にある語句を並べ替え、意味の通る英文にする問題です。この問題では、通常2~3個の文法知識を組み合わせて解かねばならず、それぞれの文法をしっかりと理解していないと解くことはできません。

私はそういった観点から、皆さんにセンター試験大問2のCを解くことを、強くお勧めします。

(問題の詳細は、こちらでご確認ください)

また、このように語句を並べ替えて英文を作る練習をするということは、実際に自分で英作文をする前の段階としても、大変有効なトレーニングになります。

センター試験問題集裏話

実は、このセンター試験の大問2のCについては、私自身、何度かブログ記事にさせていただいています。何度もしつこく書きたくなるほど、お勧めしたい問題なのです。

センター試験復習ウィーク ~その1 文法総復習編~  GRAMMARous(グラマラス)

文法問題集の選び方 100 WISH LIST

今回の記事を読んでくださった皆様に、さらに裏話を2つ書き添えておきたいと思います。

整序問題というのは、センター試験の他、私大でも出されていて、そのような問題を集めた問題集も出版されているのですが、問題の質、問われている文法事項の内容から見て、圧倒的にセンター試験の問題が優れています。

また、値段を第一の選択基準にするわけではありませんが、そのコストパフォーマンスの高さは群を抜いています。

過去問集というのは、数社から出ていますが、私の手元にあるものは、23年分の試験が掲載されています。本試験・追試験と各2回ずつあるので、単純に計算し46回分。語句整序は各回3問ずつ出題されているので、140問近い、よりすぐりの良問を、たった900円ほどで手に入れることができるのです。

センター試験の問題集は、毎年発売されていますが、時期によっては手に入れにくくなる(センター試験後などは、書店の店頭には置かれない場合もあります)ので、ぜひ、この機会に手に入れることをお勧めします。

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