前回のエミコフさんの記事に引き続き、今回は、私なぼむしが通っていたスクールの体験談です。
自分の経験を踏まえて、スクールを最大限に生かす方法も合わせてご紹介・提案したいと思います。
スクールで何を学べるか
私は、某大手英会話スクールに2年、地元のコミュニティカレッジのコース(1コース授業6回)に4回通った経験があります。
英会話スクールは英検準1級を受験する前後、コミュニティカレッジは英検1級の受験対策として受講しました。
英会話スクールのほうは、テキストに即した1~4人までの授業と、フリーカンバセーション(先生1人に対し、人数はその時によって異なる)の授業の2種類に分かれていました。
とにかく、話すことに対する恥ずかしさ・コンプレックスを払拭したかった私にとっては、テキスト授業よりもフリーカンバセーションのほうが役に立ちました。
コミュニティカレッジでは、「スピーチメーキング」「時事問題についてのディスカッション」のコースを選択していました。
ここで学んだスピーチの型、そして実際に人前で話す機会を持てたこと。ダイレクトに英検受験に活かすことができました。
スクールに行けば何とかなる?
もちろん、前回エミコフさんが書いていたように、スクールに行くメリットは充分にあり、その内容には私も深く同意します。
また、今の自分が何を学習すべきなのか、目標としている英語力(例えば資格)取得のために何が必要なのかを知るために、客観的な意見を聞けるというのもメリットの一つとして上げられるでしょう。
(学校によっては、アドバイザー的な役割の方が、メニューを組み立ててくださる場合もあるようですね)
ただ、注意したいのは、「スクールに行けばなんとかなる」という考えは大変危険だということです。
偉そうに話していますが、私自身、特に最初の英会話スクールのほうでは、あまり深く考えずに臨んで、2年たって身に付いたのは度胸ぐらいでは・・・という結果に終わりました。
どういう英語力を身につけたくてそのスクールに行くのか、明確にする。
そして行くからには、スクールの授業を最大限に生かすために、予習・復習をきっちりと行う。
この二点が最も重要です。
スクールを最大限に活かす方法
現在、私はオンライン英会話スクールで学習を続けています。
今振り返ってみると、通学タイプのスクールで学習した内容自体は、オンラインスクールでも十分に学ぶことができることだと思います。
ただ、オンラインスクールは比較的自由度が高い分、より「自分で何を勉強すべきか考える/見つける」力が求められます。
通学にせよ、オンラインにせよ、「自分で自分の学習内容を組み立てる」、「予習・復習をしっかりする」という自主性がスクールを最大限に活かす、成功の秘訣です。
以下は、私達がオンラインスクールと並行して学習している(した)内容です。
方法の一つとして、参考にしていただけるとうれしいです。
- オススメ学習サイト LingQ (記事のインポート)
- 英検1級 二次試験対策 その4:オンライン英会話レッスンを利用する
- 英文添削を受けた後に
- 英検1級のエッセイ、スピーチを意識した記事管理&ライティング
まとめ
自戒を込めて書きますが、スクールに行くだけで英語力は伸びません。
何のために行くのかしっかりと考えること。行くからには、授業を最大限に活かすための予習・復習をきちんと行うこと。
そして、どのような形態のスクールに行く(または行かない)にせよ、「自分で何を勉強すべきか考える/見つける」という姿勢を大切に、英語学習をしていきましょう。