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Posts Tagged ‘多読’

Readingスピードを把握する

英語の文章を読む時に、自分がどれくらいのスピードで読めるか意識したことはありますか?普段は、時間制限もなく、好きなように読めばよいのですが、英語の試験や仕事などで、時間制限内に読解から多量の情報を得なければならない場合、どれだけ早く正確に読めるかが大事なポイントになってきます。まずは、現在のReadingレベルを把握してみるところから始めませんか?

以前、英語学習関連記事を読み漁っていた時に、英語のネイティブ話者のReadingスピードは800語/分である、という記述を見つけ、大変驚きました。多言語英語学習サイト、LingQ の掲示板でネイティブスピーカー達に聞いてみたところ、800語/分で読める人はいなかったものの、350語/分程度ということでした。私が多読を始めた頃にリーディングスピードサイトで測ったところ、簡単な子供用の本で100〜120語/分でしたから、ネイティブとはかなりの差があります。いきなりネイティブと同じスピードで読めるようにはなりませんので、時々リーディングスピードを測って現在の実力を把握することは有用だと思います。

オススメのサイトは、以前にエミコさんも紹介してくれた、Free Speed Reading Test by AceReader 。このサイトの良いところはレベルと読む分野が選べるところです。レベル1−13まで、子供、大人、上級とレベルが分かれているので、自分のレベルに合ったテストを受けることができます。また、読む素材が一般、歴史、科学、有名人の話などバラエティに富んでいますので、得意分野・不得意分野でのリーディングスピードを測定することも出来ます。読み始めと読み終わりにボタンを押し、理解度テストを受けます。問題は4問あり最後にリーディングスピードと正答率が出る仕組みです。

Speed Reading Test Online

こちらは単純に読み始めにスピードボタンを押し、読み終わったら終了ボタンを押して測定するサイトです。平均的な読み手は、コンピューター画面では200語/分、紙面では240語/分、理解度60%ということです。優れた読み手になると、画面で300語/分、紙面で400語/分、理解度80%となるようですね。実際、LingQフォーラムで質問に答えてくれた人たちはだいたいこのレベルの人が多かったようです。

 

How Fast Do You Read

こちらは、スタートボタンを押して文章を読み始めて1分たつとAlertがでます。1分間で読めた文章の最後の単語をクリックすると測定結果がでます。

 

TurboRead Speed Reading

こちらは、800ワードの文章を読んでリーディングスピードを測るサイトです。

 

定期的にリーディングスピードを測定する

私は、多読で100万語読む度に計測しなおしています。じわじわとリーディングスピードが上がってくるのがわかるので、定期的にリーディングスピードサイトを使ってみると、進捗度が目に見えて楽しいと思います。多読を始めた頃は100~120語/分、100万語で150語/分、500万語で220語/分、600万語で250~270語/分でした。800万語の時点で、Free Speed Reading Test by AceRead をやってみた時は、大人レベルの一番上で、一般的読み物のスピードは227語/分、アドバンスレベルは平均200語/分で理解度75%〜100%でした。

Reading Power: Reading For Pleasure, Comprehension Skills, Thinking Skills, Reading Faster という本に、速読の3つのコツが書いてありました。

1. Check your reading habits.

2. Skip over unknown words.

3. Practice reading faster by timing yourself.

まずは、ステップ1の自分の読み方を把握するためにも、リーディングスピード測定サイトを利用してみてはいかがでしょうか。返り読み癖などがあると、自分が平均的な読み手よりもかなりスピードが遅い、読めているつもりでも、制限時間を設けられると理解度が悪くなる・・などということに気づくと思います。

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2012年の始まりに読みたい英字記事10選

2012年がスタートしました!
今年は新しい英語学習項目にも挑戦してみたい。
そう考えていらっしゃる学習者の方も多いと思います。

今日皆さんにご紹介するのは、2012年の始まりにふさわしい英字記事10選です。

固いものから、柔らかいものまで。
あらゆるテーマから記事を厳選いたしました。
難易度も易しいものから難しいものまで多彩な記事ソースからピックアップしています。
それでは、早速、記事紹介をご覧ください。

2012年の始まりに読みたい英字記事10選

【易しいものから順にご紹介しています。内容は、柔らかい~固いの順になっています。】
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World Rings in New Year VOA
世界の国々が、どのように2012年を迎えたか。VOAならではの易しい英語で書かれた記事です。
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New Year’s Day San Francisco: The Best Hangover Cures In Town (PHOTOS) THE HUFFINGTON POST
お正月の二日酔いに効く?方法が紹介されています。
THE HUFFINGTON POSTでは、このように写真とその説明(数文)という記事が多く、気軽に試しやすいです。
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The 2012 travel calendar the guardian
the guardianからは、2012年に行きたい国々が紹介されています。
写真を眺めながら、楽しい旅を想像するのも素敵ですね。
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3 Unconventional Ways to Change Your Life this Year PICK THE BRAIN
PICK THE BRAINは、モチベーション・ライフハックなどについて書かれたブログです。
今年こそ、人生を変えたいあなたに送る3つの方法とは?
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Number of new adults sinks to all-time low of 1.2 million The Japan Times
日本で今年成人になる人は○万人、辰年の人は△人など、人口に関する数の表現が満載です。数字の表現に親しむために、一度読んでいただきたい記事です。
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Two Koreas ‘at a turning point’ says South president BBC News
北朝鮮動向は先月の総書記の死去により、大きな転換期を迎えています。
年明けの近況も踏まえた、現在までの歴史把握ができる記事になっています。
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Duh! 11 Obvious Science Findings of 2011 SCIENTIFIC AMERICAN
「豚は泥が好き」「親が思っている以上に子はドラッグを使っている」など、2011年に発表された科学的事実の中から、いくつか面白い記事が紹介されています。見出しを見て、興味のあるものを読んでいくのがお勧めです。
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How Great Was 2012! The New York Times
いわゆるコラムですが、会話調、語りかけ口調の独特の表現がなされています。会話調の表現を楽しみながら、アメリカ視点の2012年記事を楽しんでみてはいかがですか?
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Virgin territory The Economist
検索といえばGoogle, ソーシャルネットワークといえばFacebook. 各分野で目立った企業が活躍する中、他の分野では、2012年、どの企業が主導権を握るか注目されています。
いわゆる「おさいふ携帯」、Augmented Reality「拡張現実」の分野では、どの企業が先を行くのでしょうか?
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Why 2012 Will Be a Bad Year for Renewable Energy
アメリカの環境産業について。2012年を機に、アメリカの環境関連産業に陰りが見える?
何が原因なのか考えながら読んでみることをお勧めします。

おわりに

以上、ご紹介したものの中から、興味のある記事を選んでいただけるとうれしいです。

「英字記事?まだ難しいかも・・・」と気負わずに、まずは気軽に試してみてくださいね。

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児童書選びの参考に The Stacks for Kids

多読を始めた頃、英語の本を読む習慣を身につけるために、続きが気になって毎日読みたくなるような面白い本を探すことを心がけていました。ただ、日本語での読書と違って何でも読めるわけではないので、英語のレベルや本の長さ、好みのジャンルかどうかなど、本選びにはかなりの時間を費やしたものです。児童書とはいえ、欧米で子供たちに人気の本は大人も夢中にさせる面白さがあります。The Stacks for Kids は、人気の児童書がわかり、レベルもチェック出来る便利なサイトです。

The Stacks for Kids は、8-12歳の子供を対象とした本のサイトです。さっそく本の紹介ページ、Books and Authors を見てみましょう。

ジャンル毎にオススメ本が並べられています。Cool Books to Check Out と書かれているだけあって、評判の本ばかりです。児童書を読み始めたばかりで、まだ好みのシリーズがない時などは、こちらから各ジャンルごとに本を選んでみるとよいのではないかと思います。

 

また、Scholasticは学年ごとの読書リストも公開しています。Scholastic Reading Counts は、1年生から6年生まで、学年レベルで本がリストアップされています。

アルファベット順に並べてあるので、少々見にくいのですが、語数も書かれているので、本の長さも考慮して購入したい時には役にたつと思います。

 

また、Book Search ページは本の語数を調べる時に便利です。

タイトルまたは著者名で検索することができます。試しにEragonの著者である、Paoliniで検索してみます。

15万〜25万語なので、ダレン・シャンシリーズと比べると一冊あたり2-3倍のボリュームがあります。レベルは7-8ですので、ネイティブなら中学生レベルといったところでしょうか。

 

このように、Scholastic の子供用ページでは、人気の本を選んだり、語数を調べたりすることが出来ます。ホームページの副題に Read every day. Lead a better life. と書かれていますが、洋書を読むことでBetter life を送ることができたらいいなと思っています。

 
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ガラクタ捨てれば英語が出来るようになるかも!?

児童書や語彙制限本以外で読みやすい本を探している方へ。カレン・キングストンさんの本を紹介します。

数年前、 ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫) がベストセラーになった際に翻訳書で読んだ方もいらっしゃるのではないかと思います。原書は Clear Your Clutter with Feng Shui (More Crystals and New Age) というタイトルです。Feng Shui=風水とありますが、これは何色のアイテムを南に・・的な本ではありません。ただの片付け術にとどまらず、生き方そのものにも影響する、不思議なパワーを持った本なのです。

 

この本をお勧めする1つめの理由は、英語が簡単なこと。語彙制限本ではありませんが、易しく分かりやすい表現で書かれています。片付けが苦手で、頭がこんがらがった人でも簡単に理解できるように配慮されているのかもしれません。片付けに関する本なので複雑な概念がなく、親しみやすい話題であることも、簡単に読める理由ではないかと思います。話し言葉で語りかけるように書かれているので、日常生活で使えそうなフレーズがたくさん見つかります。例えば、Think twice before you buy や、When something new comes in, something old goes out. などは語感もよく、そのまま覚えてすぐに使えそうな表現です。複雑な構文や文法事項もなく、たいへん読みやすいのですが、では果たして自分はこの文章を書けるだろうか・・とアウトプットを意識しながら読むと良いと思います。

 

そして何よりも、とにかくやる気を起こさせるすごい本なのです。ただの片付けのハウツー本ではなく、整理整頓の重要性や、すっきりとした生活が人生に及ぼす影響が説得力のある言葉で語られています。私はこの本を読んでいる時、作者が自分に直接語りかけているかのような印象を受け、本を読み終えるまで待ちきれず、途中で掃除を始めてしまいました。ポジティブな言葉を読んで片付けを実行することで不思議な程、前向きなエネルギーが湧いてきます。この気持ちは片付けだけではなく、しばらく仕事や英語学習など、生活の全てに良い影響をもたらしました。

 

年末の大掃除の前に読むと、やる気が出て良いと思います。私は、再読したい本は2回目以降に大事なところだけ拾い読みできるように、本に直接ラインマーカーを引いたり、付箋を貼るようにしています。2008年12月に始めて読んでから、毎年12月になると下線を引いた部分を読み返しています。英語の勉強をしながらやる気も出る、一石二鳥の本です。オススメ。

 

38,411語。

 

 

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【ブックレビュー】英語はやさしく、たくさん

日本の伝統的英語勉強法である「難しく少し」に対して、「やさしくたくさん」は、やさしい英語をたくさん(あるいは繰り返し)聞いたり読んだりすることからスタートする学習法です。英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方 (講談社パワー・イングリッシュ) は、著者がジャパンタイムズ社で新人記者を特訓する際に用いた手法が紹介されています。

やさしくたくさんとは?

「やさしくたくさん」とは、超やさしい英語をたくさん(あるいは繰り返し)聞いたり読んだり(話したり書いたり)し、だんだんレベルを上げていく方法であると定義されています。やさしい英語にたくさん触れることで、

1. 基礎を復習しつつ進むことになるため英語力に背骨が通る

2. やさしい英語ならば訳さずに理解でき、英語を英語のまま理解する理想的な姿勢になる。

3. やさしいから英語に接した量が飛躍的に増える。

ということです。

従来の、「難しく少し」という学習法は、英語「そのもの」は勉強しておらず、英語「について」勉強しただけです、という部分を読むと、確かに詳細に書かれた説明文を日本語で読む方法では、たくさんの英語に触れるのは難しいということが理解できます。

英語学習で大切な姿勢とは?

伸びる人と伸びない人は、英語に接する姿勢が違うそうです。重要なのは、

1. 英語を英語のまま理解する基本姿勢

2. 英語の音やリズムを、そのまま受け入れようとする姿勢

3. 英単語を、訳語ではなく「単語が意味している実体そのもの」として理解する姿勢

4. 単語の意味を、文中から自分でつかもうとする姿勢

5. 覚えるまで繰り返し学習するか、あるいは大量に接する姿勢

と説明されています。言うは易く行なうは難し、と思われるかもしれません。この本では、どうしたらこれらの姿勢を身につけることが出来るのか、筆者自身の経験と、ジャパンタイムズ記者を指導してきた経験を元に詳細に説明されています。時間をかけて勉強しているのに、なかなか実力が伸びないと感じているならば、この本を読んで”英語を英語のままで理解する’ことがどういうことなのかを学ぶといいのではないかと思います。

私の知り合いで、海外での交換留学と3年ほどの海外勤務を経験し、英検1級も取得されている方がいらっしゃいます。その方が洋書や洋雑誌を読めないと聞いて驚いたことがあります。短い記事を読んで問題を解くことは出来るし、基本的なコミュニケーションも取れるのですが、海外にいたからといって自然に長い文章が読めるようになるとは限らないようです。英検1級取得者でも、洋書を読みきったことがない、洋雑誌は読めない、という方がいらっしゃいます。本が読めるかどうかが重要なのではありません。たくさん読むことが出来るということは、そのぶん多くの情報を得られる可能性がある、ということだと思うのです。「難しく、少し」を長年続けていれば、自然にやさしい文章が多量に読めるようになるわけではないようです。この本では、「やさしくたくさん」の基本概念をわかりやすく説明されていますので、多読を始めるにあたって一読されると良いのではないでしょうか。

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「かたまり」がすべて

英文を読む上で最も大切なこと。
それは、文の中の「かたまり」を見つけることです。

英語の文章に触れるにあたっては、大きく分けて、多読と精読、二つのアプローチがありますが、どちらを好む人であれ、かならず「かたまり」を意識して読んでいます。

今回は、具体的な方法を説明する前に、「かたまり」とは何か、「かたまり」習得を含む英語学習の順序について見てみたいと思います。

「かたまり」とは

「かたまり」という言葉では、一見あか抜けない印象ですが、スラッシュリーディング、コロケーション、チャンクと聞くと、途端に「む!これは素人ではないな」と感じませんか?

意味のかたまりを意識して、区切りながら読んでいく、「スラッシュリーディング」。
単語の意味を覚える際に、どんな言葉と一緒に使うかも合わせて覚える、「コロケーション」。
その名も「かたまり」という名の「チャンク」は、特に、話す練習をする際に気をつけるべき考え方で、それなしでは日本語から英語への一字一句対訳、ぶつ切りで話すことになってしまいます。

このように、英語学習のどの場面においても、「かたまり」を意識することは非常に大切なことであると言えます。

英語学習の四技能に、「読む」、「聴く」、「書く」、「話す」がありますが、中でも「読む」(リーディング)においては、他技能の基礎・土台となるものであり、ここで「かたまり」という考え方をしっかり理解しておく必要があります。

英語学習の順序

では、「かたまり」の見つけ方(特に「読む」において)は、いつ学習すればよいのか?

答えは、今すぐです。

「単語・文法がもうちょっとできるようになったら、実際の文章を読んでみる。」
そのように考える方も少なくありません。
では、その「もうちょっと」とはどれくらいですか? 完璧になるのを待っていたのでは、いつまでたっても文章を読み始めることはできないでしょう。

かたまりを見つけるのは、文章を読む中でしか訓練することができません。
本来、かたまりを見つける手段、ツールとして学ぶはずの「文法」なのに、いつまでたっても実地訓練をしないのはおかしいし、本当にもったいないことです。

文章を読むことで、新しい単語に出会ったり、苦手な文法事項がすとんと腹に落ちることもあるのです。

「○○ができたら、△△する」ではなく、同時に取り組む。
そうすることで、両方の力が相乗効果で伸びていくのです。

足踏みをしている方、まずは読んでみましょう。

まとめ

英語学習において、「かたまり」を理解することは大変重要なこと。
特に全ての技能の基礎となるリーディングでは、「かたまり」を必ず意識するようにしてください。

そして、「かたまり」を見つける練習は、「単語・文法ができるようになったら」ではなく、今すぐ始めてください。そうすることで、「かたまりを見つける力」「単語力・文法力」、両方の力が伸びていきます。

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洋書読書のモチベーションアップに  読書管理アプリ ReadMore  

読書管理のためのiPhoneアプリ、ReadMore.
恥ずかしながら、今まで洋書を2冊しか読み切れたことのない私が、実際に使用し、その良さをまさに現在実感しているアプリです。
これを使うことで、モチベーションが途切れることなく、洋書を読み続けることができます。
早速、使い方から見ていきましょう。

ReadMoreの使い方

本の登録の仕方は、非常に簡単です。
(1)ReadMoreを起動した画面です。左上にある+マークをタップし、本を新規追加します。

(2)Title(題名)、Author(作者)、Last page to read(ページ総数)を順にタップし、入力していきましょう。

それでは実際に本を読んでいきましょう。
(3) 読む本を選択((1)の画像で表示されている本のタイトルをタップ)すると、この画面が出てきます。
Begin Readingをタップしましょう。

(4)先ほどのBegin Readingボタンを押すことで、タイマーはすでに始まっています。読み終えたら、ストップボタンを押すのみ。

(5)以下の画面が現れるので、読み終えたページの次のページを入力(次回、それがスタートページとして表示されるため)、その後、Done, Saveを押します。

(6)今回読んだデータがいろいろと表示されます。(ページ残数、平均読書時間など)
私が一番気に入っているのは、このペースで読めばいつ読み終わるかという予測(赤枠で囲んだ部分)。
その時々で、期間が縮まったり、伸びたりするので、これを見て励みにしています。

使う際のちょっとしたコツ

意外なところで几帳面な私。きちんと記録、計測ができないとイライラしてしまうという一面があります。
ですが、「計測できなければ洋書を読めない」というのでは本末転倒。

そこで、iPhoneが手元にない時、起動の時間が惜しい時などは、あえて何もせずに読むようにしています。

このアプリでは、読んだ後に入力するのは「読み終えたページ番号」のみ。
以前読んだ時から、多少余分に読んであったとしても、それくらいの誤差は全く気になりません。

「モチベーションを上げる」を最大の目的とし、柔軟に使っていきたいと思っています。

補足・「読み続けられる」洋書の選び方

ReadMoreのおかげで、モチベーションが途切れることなく読み続けられている私ですが、このアプリがあれば何でも読めるようになるというわけではないと思います。

現在、私が読んでいるのは、トーマス・フリードマンの”The World Is Flat: A Brief History of the Twenty-first Century
ページ総数が640もあり、本来ならば挫折まっしぐらの選択のはず。

それが読めているのは、以下の二つの理由があります。

・自分が本当に興味がある内容であること

・(自分にとって)難解な単語が使われておらず、読みやすい文章であること

これら二つの条件が整ってこそ、ReadMoreがより一層生きてきます。

ぜひそれを念頭において洋書を選んでみてくださいね。

ReadMore – Navel Labs

ReadMore - Navel Labs

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基礎知識不足を補うのにお勧め Time for Kids

おなじみTime For Kidsのウェブサイトから年1回発行されている、TIME For Kids Almanac 2012 をご紹介します。この本は、英検1級ライティング/スピーキング対策の際に、とっさに口から出るレベルの簡単な英文で書かれた基礎的な環境問題の本を探していた時に出会いました。英検対策として全部を読むのは効率がよくありませんが、じっくりと基礎知識を蓄えるのに最適な本です。

 

小学生が対象の本ですが、科学、歴史、美術、スポーツ、音楽、作文、語学など内容盛りだくさんです。トピックは世界のニュースや学校の教科から派生したものですが、大人用のTIMEとは違い、記事にはなっていません。ひとつのページを2〜4つに分けた小コラムで構成されており、どのページも半分はカラフルな絵や写真で占められています。どのページから読み始めてもいいようになっているので、パラパラとめくって、興味のあるところから読み始めてもいいと思います。話題が多岐にわたるので、逆に最初から順序よく通読しようとすると、情報が盛りだくさんすぎてかえって頭に入りにくいかもしれません。1年に1冊なので、次の号が出るまでのあいだ、トイレや洗面所などに置いて、2−3コラムずつ読むような気楽な使い方がいいと思います。

 

この本をお勧めする理由は2つあります。1つは、簡単な英語で書かれており、内容は英語ネイティブの子供が学校で習ったり、メディアから見聞きするような情報がよくまとめられているため、ネイティブの子供なら知っているような内容を英語で効率良く学ぶことができる点です。太陽系の惑星や、アステカ文明、エジプト文明について、大人が改めて勉強する暇はなかなかありませんが、Time for Kidsなら、短いコラムで英語と同時に雑学を仕入れることができるので一石二鳥です。易しい英語で説明的に書かれていますので、そのまま会話で使えるレベルなのもこの本の利点だと思います。

 

お勧めの理由2つめは、たくさんの”事実”が説明されているので、大人用のTIMEやその他の英語雑誌を読む際の基礎知識になる点です。TIMEなどの洋雑誌をすんなり読めない原因の一つに、英語がわからないだけではなく、基礎知識の不足が挙げられます。難しい雑誌なのに、日本のことや自分の仕事に関わる記事なら読めたという経験が皆さんおありなのではないでしょうか。Time for Kidsでは、アメリカの大統領がどのように選ばれるか、地球のタイムライン、世紀の大発明から光合成に至るまで、ありとあらゆるトピックの基本が説明されていますので、大人の雑誌では省略されている基本情報をこの本で学ぶことで、今後大人用の雑誌の理解を深める助けになるのではないかと思います。

 

通常の雑誌のように、一気に通読しようとするとトピックがバラバラすぎて読みにくく、挫折すること間違いなしです。年1冊ですので、家の中の目につく場所に置いて必要なところから少しずつ目を通すような使い方がオススメです。

 

 

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Flipboardで英字メディアに触れる

iPadを使って英語の勉強をしようと考えている方に是非お勧めしたいアプリ、Flipboard.
無料ながらも、TIME, The Economist, BBCなど主要メディアに始まり、Fast company, Boing Boingなど興味深いサイトを、まるで1冊の雑誌を楽しむかのように読むことのできる素晴らしいアプリです。
英語を学んでいる方ならば、これを使うためだけにiPadを購入してもいいほど、そしてiPadを持っている方には必ず入れることをお勧めするほどイチオシです。
今回は、英語学習者ならではの視点で、Flipboardをご紹介したいと思います。

Flipboardの使い方

以下の画像は、私のFlipboadを開いたところです。
いつも愛読しているThe Economist, BBCをはじめ、興味を持ったメディアを片っ端から入れています。

表示させるメディアは数ある選択肢の中から、自分で好きなように選ぶことができます。
(1)ページ右上に表示されているMoreというマークを押してみましょう。

Moreを押すと以下のような表示になります。
(Favorites=私のお気に入りサイト=先ほどのページに表示されていたサイトの一覧です)

表示させたいサイトは以下のメニュー(黄色く囲んだ部分)から選びます。
(2)試しにNewsを押してみましょう。



(3)The Guardianを選択してみます。

(4)ページ左上にある+Addというボタンを押せば、Favoritesへの登録は完了。
以後、最初に表示されるページ(Favorites=お気に入り)に、The Guardianが表示されるようになります。

実際に使ってみる ~The Economistの場合~

The Economistを表示させてみました。1ページに数記事がピックアップされています。

記事の一つを開いてみたところです。

普通の紙の雑誌と同じように、ページをめくって読んでいきます。表示のされ方が、ウェブ版、iPhoneなどで見る時とちがって、新鮮に感じます。

私がFlipboardをおすすめする理由

Flipboardを使うメリットは三つあります。
一つは、さまざまなメディアに一度に触れられること。
もちろん、主要メディアにはそれぞれ専用のアプリもあり、そこから読むこともできますが、それではついソースが偏りがちに。Flipboardならば、気軽に多くのメディアに触れられます。

二つ目は、直感的に記事を選べること。
もちろん、RSSリーダーなどを使えば、もっと多くの更新情報を得られるのですが、タイトルの羅列の中で読みたい記事を探すのはなかなか大変です。
記事タイトルと記事の一部、画像が表示されているFlipboardならば、本物の雑誌をめくるように記事を選ぶことができます。

三つ目は、ツールを変えることで、記事を読む機会が増やせること。
これは個人的な理由かもしれません。私の場合、The Economistの更新をあらゆる方法を使って確認しながら読んでいます。(詳細はこちらの記事をご覧ください)
複数の方法を使うことで、興味深い記事に出会う確率が高くなります。そして、見た目が違うということも、いい気分転換に。iPhoneや先日ご紹介したInstapaper, Web, さらにはこのFlipboardを使って、ありとあらゆる手段を尽くしながら、日々多くの記事に触れるよう努力しています。

以上、いろいろと書きましたが、まずは試していただくのが一番。
無料ですので、ぜひお気軽にダウンロードしてお試しくださいね。

Flipboard – Flipboard Inc.

Flipboard - Flipboard Inc.

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夏休みに洋書を読んでみませんか?

ヴァーチャル夏休みに洋書を1冊読んでみませんか? 長年英語を勉強しているのに、洋書を1冊も読んだことがないという方。いきなり100万語に挑戦!と意気込まなくてもいいのです。とりあえず最初の1冊を読んでみたら新たな発見があり、今後の英語学習にも良い影響を与えてくれるかもしれません。

”英語学習”の不思議

長年英語学習をしているのに、洋書を自主的に1冊も読んだことのない人が結構多いことには驚きます。問題集や解説書、試験対策本などは本屋に溢れているのに、参考書コーナーよりも洋書コーナーが充実している本屋さんは稀です。英語の”学習”というと、参考書を読み、演習問題を繰り返し解くのが効率的と考えている方が多いからではないかと思います。
また、洋書に取り組むのは”○○の試験に受かってから”、”TOEICで900点を超えてから”という意見も見かけますが、洋書を読んでいたら試験に受からない、ということは決してありません。ましてや、試験に受かってから、〇〇点取ってからと言う人に限ってなかなか受からない人ではないかとさえ思います。多読を勧められたからといって、多読しかしてはいけないという決まりはありませんので、今やっているメニューに洋書読みを加えるのは決してマイナスではありません。

洋書を読むには体力がいる

洋書を読むのには体力がいります。初めて洋書にチャレンジすると息切れがして、簡単な本でも集中力が持たないと感じます。大学入試の長文読解やTOEICの長文問題でも1題読むのにおよそ5分から長くても10分程度。だいたい1つの試験で2−3問は長文があるとしても、1つのテーマを20分以上続けて読むような機会を持つことはあまりありません。また、問題文の先読みをして、該当箇所だけを読めば解答できる試験問題と違って、読書ではそのようなテクニックを使う必要がありません。文章を頭から順を追ってストーリーを把握しながら読むには、ある程度の慣れが必要だと思います。これは一長一短に身につくものではなく、腕力や腹筋とは違う類の”体力”ですが、ある一定の時間、文章を読む練習を続けることで身についてきます。

やさしい本をたくさん読むことのメリット

私が洋書多読で感じた一番最初のメリットは、英語を読むことに抵抗がなくなったということです。100万語も読んでそれだけ!?と思われるかもしれませんが、この”抵抗感”を無くすことこそが最大の長所だと思います。長文を読んで”ウッ”と詰まるような心理的圧迫感さえなくなってしまえば、あとは本でも雑誌でもネットの文章でも自分の好きなものを好きなように読むようになります。まずはある程度のまとまった量を継続的に読み始めることで、”思っていたよりも読めないのはなぜか”、”早く読めないのは返り読みをしているからではないか”など、改善すべき点も見えてくるのではないかと思います。

洋書を読むのは英語が出来るようになってから・・と先延ばしにしていてはいつまでたっても読めるようにはなりません。とりあえず最初の1冊にチャレンジしてみる。続けるかどうかはそれから考えてみてもいいのではないかと思います。

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