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DAYTUMで英語学習時間記録

英語学習を習慣化させたい方にオススメ、DAYTUMを使った英語学習時間記録を紹介します。DAYTUMはオンライン上で自分の好きな項目を入力し、グラフ化することが出来るサイトです。百聞は一見にしかず、ということでまずは私のページからイメージをご覧ください。

こちらはリスニング時間を記録したパイチャート。リスニング時間の総計だけではなく、何をどれくらい聞いたのかを自分で項目分けすることが出来ます。私は今年、ドラマなどのナチュラルスピードの英語を聞き取れるようになるという目標を掲げましたので、このチャートをみてリスニングの中でドラマに割く割合を確認する予定です。

今年習慣化したい項目を集めてみました。朝夕1回ずつ25コの単語を眺めることをノルマにしましたので、達成できたらDaytumに記録しています。Articlesは一日に読んだ記事の本数です。毎日最低1本と決めたのですが、すでに穴があいています…。やった/やらないを可視化するためには、このような縦棒グラフがお勧めです。

左は多読記録、右は今年からのライティング語数です。多読は2006年からの記録を少しずつ移行しているところですが、下記のように日付が変更でき、過去の読了日時と語数を登録すると、自然に総語数が計算されるので便利です。

グラフの設定方法は、まずOptionsのプルダウンメニューを開きます。カテゴリーは、項目を作った時に決めておきます。この時の注意点としては、似たような数値をとるものを同じカテゴリーにすること。例えば”English”というカテゴリーに多読、ライティング、読んだ記事数など全部を突っ込んでしまうと、何百万という数字の多読に読んだ記事数が埋もれてしまい、グラフが美しくなくなります。この場合は読んだ記事数、ボキャビルをした回数など数の少ないものは一緒のカテゴリにまとめたほうがグラフが見やすくなります。

グラフの種類は、棒グラフ、チャート、数字表示などから選べます。経時的に伸びていくもの、例えば毎日のボキャビルの回数は棒グラフにしたほうが見やすいですし、リスニングの中身を見る場合は円グラフで各項目の割合を見ることができます。多読で読んだ数字や、ライティングの語数は単純に総数で表示させたほうが綺麗です。

Timespanは、これまでの総計、当日、昨日、1週間、2週間、1ヶ月、任意の期間から選べます。今後記録を続けた時に、去年の学習時間、今年読んだ本の語数などを表示させることが出来るので便利です。

DAYTUMの良いところは、自分の好きなようにカスタマイズでき、グラフで結果を可視化出来ること。そのぶん自由度が高くて最初はとっつきにくい部分もありますが、使っていくうちに慣れてきます。もちろん英語学習記録以外にも使えますが、数が増えていくことが楽しみな項目を作ることがコツだと思います。無料のiPhoneアプリもありますので、外出先からでも簡単に記録をつけることができます。

当siteで配布したノルマ表をTo Doリスト的に使用し、実際にやった時間や回数をDAYTUMで記録する。こうすることで、毎日英語を勉強する習慣が身につくと思います。新しい行動が習慣化するまで約3週間かかるといいます。忙しさにかまけて、2−3日サボってそのまま忘却の彼方へ・・・という毎年のパターンを繰り返さないためにも、ノルマ表+DAYTUMで英語を習慣化してみませんか?

iPhoneアプリでリーディング&リスニング

前回の記事でVOA Special English を使った初級者向けの学習法をご紹介しました。記事の後半で時間のない人向けのiPodでの学習法について触れましたが、せっかくなのでiPhone、iPod Touch、iPadで利用できるアプリを本日はご紹介したいと思います。

アプリ概要

初級リスニングNEWS
※2010年12月20日現在、セール中で115円になっています!(終了している場合もございますのでご了承下さい。)

USではVOA Special English RSS Playerという名前になっているように、RSSフィードを取得して表示させるのでVOAのサイトで更新があればニュース一覧にすぐに反映されます。
ユニバーサルアプリというのもうれしいところです。
バックグラウンド再生も可能で、連携できる辞書アプリも続々と増えてきています。リモコン付きイヤフォンでニュースの切り替えができることも、些細なことのようですが使い勝手の良さがアップします。

内容

起動時はこのような画面です。

カテゴリを選ぶとフィードが表示されます。

[iPhone、iPod Touch]

[iPad]


iPadではカテゴリとカテゴリ内記事が同時に表示されます。

再生画面はこのような感じです。

[iPhone、iPod Touch]

[iPad]

※再生画面でのマークの説明


① 再生方法の指定。タップすると切り替わります。
  C:カテゴリ内繰り返し再生
   A:全ニュースを繰り返し再生
   1:今のニュースだけ繰り返し再生
   X:繰り返し再生しない

② 繰り返し再生の指定対象の設定
  フロッピー:ダウンロード済みニュース
  点のついたフロッピー:ダウンロード未読ニュース
  丸い点:未読ニュース
  A:全ニュース

③ 再生スピードの指定
  ×0.6から×2.0まで可

④ スクリプトのスクロール指定

⑤ Google翻訳の表示指定
  英文のみ、日本語訳のみ、英日並列で選択。
  日本語訳はGoogle翻訳そのままなので日本語としては不自然ですが、単語の確認程度には使えます。

記事をお気に入りに加えたり、全文コピーもできます。その他、早送りや巻き戻しの秒数も3秒〜40秒で指定できたりと細かい配慮を感じます。

設定画面から関連付ける辞書を選ぶことができるのでお気に入りの辞書アプリを使うことができます。
辞書アプリによってはアプリ内で立ち上がらないものもありますので、全ての辞書をスムーズに使用できる訳ではありませんのでご注意を。

上級編

これではゆっくりすぎて手応えがない…と思う方には実践リスニングNEWS(VOAの通常ニュース)リスニングNEWSプロ(PBSニュース、対談形式。残念ながらユニバーサルアプリではありません。)などにチャレンジしてみてください。操作法は上記の初級リスニングNEWSと同じで、内容だけ異なったものです。

机の前でしっかり勉強をする時間が無い方は、このようなアプリを利用して隙間時間を有効活用してくださいね。

VOA Standard English Player

リスニングNEWSプロ

リスニングNEWSプロ(HD) ※iPad版

たった5分でも隙間&ながら学習時間をみつけたら…

前回は時間の使い方の見直しについて書きましたが、今回は私たち3人が普段どのような隙間&ながら学習をしているのかを少しだけご紹介します。

なぼむしさんの場合

英語教室を運営しながら家事や子育てもきっちりこなしているなぼむしさんにどのような時間を利用しているのか聞いてみたところ、アイロン&皿洗いリスニングを日課にされているとのことでした。

そこでおすすめしてもらったのがBluetoothのワイヤレスヘッドセットです。

MOTOROLA Bluetooth ワイヤレスステレオヘッドセット MOT-S305BK

何かをしながら、特に洗い物やお掃除といった水を使う仕事やアイロンや食事の支度などの熱の近くにいる時は普通のイヤホンではケーブルが気になってしまいます。水の音やながら学習で気を付けることは、どちらにも集中できなくなることです。心配事を減らして学習に最適な環境を作ることが重要です。

Yukoさんの場合

Yukoさんも掃除や洗濯などの時間を上手に利用されていました。ある程度まとまった時間として、通勤中やウォーキング中などの耳が空いている時間もフルに利用されています。
快適な室内でゆったりリスニングしていると、ついウトウトとしてしまったりしますが、Yukoさんによるとウォーキング中には眠くならないということなので、以前に断念してしまったような素材に取り組んでみてもいいかもしれませんね。

集中できるようにカナル型イヤホンもおすすめしてもらいました。
周囲の騒音をシャットアウトして、音声だけに集中できるのはいいですね。

SHURE 高遮音性イヤホン・ブラック SE102-K-J

私の場合

移動の車中がメインのリスニング時間ですが、朝のお化粧の時間もリスニングしています。
以前はテレビでニュースを流したり、音楽を聴いたりしていたのですが、行動記録をつけて見直してみると毎日2〜30分も化粧に時間を割いていることに気付いたので、これはリスニングに使わなければもったいないと思ったのです。一日20分でもリスニングの時間が増えるとオーディオブックの進度が一か月単位で考えると随分早くなりました。

リーディングに関してはなかなか「ながら」は難しいですが、私は歯磨きタイムを利用しています。
就寝前に30分近く磨いているので手持ち無沙汰だったことから始めました。ちょっと水がついてしまったりするのと、片手で持ちやすい方がいいこともあって、英字新聞や英語雑誌を定期購読していた時はそれらを読んでいました。今は少し重いですがiPadで洋書やニュース記事を読んだりしています。

まとめ

毎日やっていることを見直して隙間時間を利用したりながら学習をすることの良さは、日常生活に学習を組み込めることです。毎日やっていることにプラスする訳ですから、当然毎日学習できますよね。たった5分、10分でも、毎日積み重ねていくと1ヶ月、1年と経つうちに大きなものになってきます。それを視覚的に感じるためにもぜひ学習時間を記録していってください。

なぼむしさんとYukoさんは他にもとっておきのスキマ時間利用をされているので、もっとくわしく紹介してもらう予定です。

レビュー:アルク ヒアリングマラソン その2

アルク ヒアリングマラソンのレビュー2回目です。

コンテンツ紹介


HMシネマ試写室 難易度★★★

ナレーターがストーリーを紹介していきながら、映画のシーンが挿入されている構成です。ボソボソと話したりするキャラクターのセリフは聞き取りにくいですが、ナレーターによるあらすじの説明でストーリーを理解できるので聞き取りの助けになります。
ここでも多聴派には概要を問う質問が、精聴派にはスクリプトの穴埋めが出されています。
セリフの中の注目すべき表現をピックアップして、文法的な説明や使い方の紹介もあるのでこれもスピーキングに役立ちますね。
いい感じに編集されているので、学習後にちょっとこの映画見てみようかなと思えてきます。

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ニュースの斬り方 難易度★★
VOAニュースから3つ取り上げられています。
聞き取りにくい箇所の解説があったり、背景や表現の解説もくわしくされているので、リスニングだけでなく、政治経済の知識や時事英語も学ぶことができます。単にリスニング力だけではなくこのような背景知識を得ることで、内容の理解度がぐっと上がることを感じます。これはリーディングにもいえることですよね。
それぞれのニュースは、通常音声とポーズ入りの音声が収録されています。ここで聴こえてきた順に意味を理解していくトレーニングや音声のリピーティングをすることによって、ニュース音声をしっかり聞く力が養えるはずです。

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英語で歌おう! 難易度★ (不定期連載)
8月号はTOTOのAfricaでした。この曲だけ入ったCDが別にありました。アーティストの説明や、歌詞はもちろんですが、歌詞の解釈や音のつながりで注意する箇所などの説明もあるので聞き取りだけで済ませてはもったいないですね。しっかり歌って楽しめるコンテンツです。私もトライしてみましたが、結構早口の箇所があって難しかったです。でもこういうものは楽しんだもの勝ちなので、上手い下手は気にせずどんどん歌ってしまえばいいですね。
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ディクテーションコンテスト 
40秒程度の音声をディクテーションして提出するというものです。WEBでも郵送でも送ることができるので便利ですね。二ヶ月前の解答が本誌に掲載され、間違いが多かった場所の解説が書かれています。そして、成績優秀者の名前も掲載されるのでやる気がでますよね。優秀者には抽選で図書カードなどのプレゼントまであります。毎月教材を作っているからこそできることですね。

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マンスリーテスト
通信講座の楽しみでもある提出課題です。内容は3パートに分かれていて、パート1は絵や図表をみて質問に答える問題、パート2は質問や発言に対する応答を選ぶ問題、パート3は会話やスピーチに関する質問に答える問題です。TOEICや英検の力試しにもなりますし、毎月提出することで1年間の自分の実力の変化を把握できるということはとても英語学習に役立ちます。

まとめ

ネット上には有料無料の音声素材が膨大にありますが、このようにしっかりとした学習方法まで提示されている音声素材はなかなかありません。内容もバラエティーに富んでおり、毎月新しいものが作られているというフレッシュさがあります。モチベーションアップの仕組みがしっかりと構築されている点が印象的でした。
自分で音声素材を見つけて学習を進められる方には特に必要のない教材かもしれませんが、学習時間が限られていて素材探しや勉強法の試行錯誤にかける時間がないという方にはピッタリの良い教材です。1年間しっかりと教材の指示にしたがって勉強をすれば確実に力がつくのではないでしょうか。



【おすすめPodcast】 Business English Pod :: Learn Business English Online

Business English Pod :: Learn Business English OnlineBusiness

http://www.businessenglishpod.com/

「ビジネス英語」と聞くと、そのような特殊な英語があるように思えますが・・・このポッドキャストは英語学習者全般に役に立つ内容になっています。
スキットの後に、使われている語句・フレーズの解説や穴埋め部分を補って答えるパートなどがあり、NHKのラジオ講座に通じる部分があります。もちろん、その解説部分も英語なので、丸ごとリスニング練習に使えます。
話すスピードがゆっくり目なので、放送に合わせてシャドウイングをするのもよいと思います。

番組の進め方に数パターンあり飽きさせない工夫があります。
最近聴いた回では、「面接の際に気をつけること」という放送があり、大変興味深かったです。就活の時に聴きたかった!

有料会員で、トランスクリプトやさらに詳細な語句の解説などがついてくるようですが、無料部分だけでも充分に活用できるポッドキャストです。

【比較メモ】
レベル:初級~中級
スピード:★☆☆
対象:ビジネスマンだけでなく一般学習者も。声に出す練習がしたい方にピッタリ
1本あたり:18分前後
Transcript(書き下し):なし(有料会員はあり)
英語の種類:イギリス英語

レビュー:アルク ヒアリングマラソン その1 

今回アルクのヒアリングマラソンのモニターに当選しました。応募した動機は、5年前に英語の勉強を始めた時にチャレンジしたものの挫折していたからです。あれから5年。これまでの学習の成果はでているのかとワクワクしながらお試ししてみました。

ヒアリングマラソンと副読本のイングリッシュジャーナルのセットになっています。
※イングリッシュジャーナルについてはYukoさんの記事(学習法アリ)を参考にしてください。

今回は一つ一つのコンテンツを学習しながら内容のご紹介をしていきます。
目次を見ると難易度別に★マークが付けられているので(★〜★★★)自信がない場合は★から始めて行くと良いと思います。

コンテンツ紹介

比べて納得!「英語の音」入門 難易度★
毎月一つの音を取り上げて(この号では”p”)発音のポイントや音の特徴を理解していきます。よく似た発音を聞き取ったり、その月に取り上げられている音が入った文章を聞いたり音読したりできるメニューがあります。この号ではpとbを音の違いに注意しながら聞き取るような構成になっていました。

最後のまとめとして、30秒程度の会話文で今月の音をきちんと聞き取れているかのチェックをします。ゆっくり音声も付いており、シャドーイングの練習もできるようになっています。

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3ラウンドでウォームアップ 難易度★
3ラウンドシステムとは、一つの教材を各ラウンドでの指示を忠実に守りながら3回断続的に学習していく方法です。最初は概要をつかみ、そして細部から行間という流れで理解を深めていきます。学習上の注意点はテキストにきちんと書いてあるので安心です。

ラウンド1ではイラストを見ながらスキットを聞きます。二つのイラストがあり、会話の場面を表しているのはどのイラストなのかというような概要をつかむ聞き方をします。そして単語リストの単語が聞き取れているかを確認しながらおおまかに話の内容を推測。

ラウンド2ではキーフレーズをチェックしていきます。そして発音や意味などをチェックしたあとに、テキストに書かれているスキットのスクリプトの空欄を埋めるトレーニング。
その後に内容についての質問があるのですが、聞き取れない場合は鍵となる語やここの部分に注意してみる…などといったヒントも書いてあるので、参考にして聞いていくことができます。

ラウンド3では、スキットの要旨をまとめたり、登場人物の行動について説明したりするような課題が出されます。そこでもヒントが3つ書かれているので解答の助けになります。
聞き取れなかった時のヒントが書かれていることで、「聞き取れないからもうやめよう」と早々に挫折するということはなさそうです。

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ラジオドラマ劇場 難易度★★★
これはカナダのラジオドラマ Rumours & Boarders がそのまま使われています。
多聴か精聴か自分のスタイルに合わせてナビが付いているので、普段のスタイルを変えることなく取り組めます。(この場合の「多聴」「精聴」はどういうものかということは、入会時に送られてくるコースガイドにくわしく書かれています。)

テンポの良いやり取りが心地良く、日常での口語表現で溢れています。聴き取りが難しいという場合でもスクリプトや語注も付いているので、訳や英文を見ながら取り組んでも良いと思います。徐々に聞き取れていくようになるのを感じることができる教材ではないでしょうか。

キキトレ度チェックという表も付いていて、何も見ない、語注だけみる、訳を見る、英文を見る、再度何も見ずに聞いた場合の5段階のチェックが出来るようになっています。

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通訳者が教えるアクティブリスニング 難易度★★
これは聴くだけではなく、かなり口を動かすトレーニングです。
多聴スタイルの場合は、内容理解の質問が二つあるだけですが、精聴の方は音声のリピーティングやシャドウイング、ポーズ入音声で訳を言いながら同時通訳風の練習ができるようになっています。自分の声を録音して、ミスをチェックしたものを書き込める表まで準備されています。すごい。

音声自体はゆっくりめですし、話者はアルクのコンサルタント&人気講師のドン・ドットさんだけあって聞き取りやすいです。

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今月の本音トーク 難易度★★
毎月一つのテーマに付いて日本に住む3人の外国人が話をするというコーナーです。台本なしのおしゃべりは聞いていて楽しいです。国籍も様々なので、色々な英語に慣れることができます。外国の方々から見た日本の話を聞くのは面白いですね。
多聴派には概要を問う質問が、精聴派にはスクリプトの穴埋め(ディクテーション)をする課題が出されます。会話をはずませるコツといったコミュニケーションのヒントが書かれているので、スピーキングの際の参考にもできます。

内容が盛り沢山なので一度では紹介できなかったので、後半部分は次回ご紹介します。



英検1級 リスニング対策 その3

英検1級のリスニング。私にとっては、苦い思い出です。
受験初回こそ気負いがなかったのか、34点中25点が取れたものの、それ以降点を下げるばかり。ある回は、リスニングの大失敗で一次合格を逃してしまいました。ここで点を落とし続けるわけにはいかない。必死で基礎に立ち返り、合格者レベルの点数まで引き上げました。

実際に取り組んだこと

実際に試験対策として行ったのは、ディクテーションです。

試験前の期間に聴いていたのは以下のものです。
・BBC LEARNING ENGLISH内 Words in the News
NHKラジオ ビジネス英会話(リンク先では、ストリーミング音声で放送が聴けます)
LingQの音声素材(5分までのものが多かったです)

なかでも、もっとも利用したのはWords in the Newsです。ブログで知り合ったフクメンさん(現在は更新を停止されています)に教えていただき、内容、長さ(1分前後)、スクリプトがあることなど、あらゆる点で気に入って、この素材に取り組むようになりました。

具体的には、聴きとれた所を4色ボールペンで書き出していき(毎回色を変えて、聞き取れた部分を付けたしていく)、3~4回聴きとった後、スクリプトで答え合わせをするようにしていました。(他の素材に関しては、同じものを2回程度。細かく答え合わせまではしませんでした。)

そして、試験前には、英検1級リスニング問題150英検1級過去6回全問題集(リンク先は2010年度版です)を使って、実際の問題形式で解くようにしました。
(全問題集は、CDが別売りになっています。私は、過去問は問題形式に慣れる=戦う相手を知るために絶対に必要だと思うので、CDと合わせて購入することをお勧めします)

実際の試験でのリスニングの体感速度は、思った以上に速いです。英検1級リスニング問題150を自宅で解いている時よりも、もっと速く、聴き取りづらい印象を受けました。エミコフさんの記事にもありましたが、筆記パートが終わって集中力が切れてからのリスニングであることを注意していただきたいと思います。

道の途中

実は英検を受験するまで、自分はリスニングが得意なつもりでいました。TOEICのリスニングパートの最高点は475点。「耳だけはいいんだよね」などと調子にのっていました。

1級受験を機に初めてディクテーションにも本格的に取り組み、素材を集中して聴くことがどういうことかを学んだ気がします。

また、英検から話はそれますが、私自身、リスニング強化企画に参加するなかで、リスニング能力はすぐに衰えていくということを痛感しました。逆に、毎日こまめに聴くことを続けていると、英語の耳がすぐにオンになる=耳がすぐ臨戦態勢になるのを感じることができます。リスニングの訓練に終わりはなく、今も道の途中なのだと思います。

少し抽象的な書き方になってしまいましたが、まずは一つの音源をぐっと集中して聴く練習をすること。それが一番大事だと思います。その手段の一つとして、ディクテーションに取り組むことをお勧めします。

英検1級過去6回全問題集〈2010年度版〉 (旺文社英検書)

英検1級リスニング問題150 (英検分野別ターゲット)

英検1級 リスニング対策 その2

英検1級リスニング対策に役立った教材として、ENGLISH JOURNAL を紹介します。

英検1級リスニングでは会話文、説明文に加え、長めのインタビューが出題されます。1題2−3分と長めですので、途中分からないところがあっても、最後まで聞き取る集中力が必要です。English Journalは学習者用に作られた素材ではなく、俳優さんのインタビュー、スピーチ、ニュースなどバラエティに富んだ教材が音声、スクリプトつきで手に入るので、英検1級リスニングの耳慣らしとして重宝しました。

具体的な使い方ですが、まず最初の5回はスクリプトを見ずに、CDを聞きます。インタビュー記事の最後には、簡単なコンプリヘンションクイズが流されるので、その答えも考えます。5回通しで聞いたら、雑誌で英語スクリプトと訳をみて答えを確認。新出単語をチェックします。あとは1日1回、1ヶ月間リスニング、発音や内容が気に入った話者の部分のみシャドーイングしました。1ヶ月同じ素材を毎日聴き続けることで、聞き取れないところはなくなりますし、新出単語も覚えることが出来ます。これを1年続けたところで、最初の5回で聞き取れない部分はほとんどなくなり、知らない単語やイディオムが出てきても、そこで詰まることなく最後まで聴き続けることが出来るようになりました。

English Journalを使い始めるタイミングとしては、VOAなど学習者向けの教材が問題なくこなせるようになった後がいいと思います。ヒアリングマラソンの副教材として挑戦した初級者のころは、ほとんど聞き取れず1ヶ月で挫折しました。VOAで基礎がためをした後、Dr.LauraやInteresting of the Day などの教材でステップアップした後に聞き始めたところ、調度よい難易度に感じました。また、オーディオブック多聴と併用することで、飽きずにリスニング時間を増やすことが出来ました。English Journalやオーディオブックによるリスニングは、直接的な試験対策にはなりませんが、試験の3分あまりのダイアローグが短く感じますし、集中力不足で聞き逃すということがなくなります。初見でどんな内容のものがきても聴き取れるという自信もつくのでお勧めです。

私は英語学習を開始してからのリスニング時間を記録していますが、英検1級合格までに1162時間リスニングしました。流し聞きは含まれていません。リスニング上達には特効薬があるわけではなく、コツコツと毎日聴き続けることが一番の秘訣だと思います。

英検1級 リスニング対策 その1

英検1級単語対策、リーディング対策に続き、今回からはリスニング対策です。

前回の記事にも書いたように一応問題集は買ってみましたが、最初の数問を解いただけで飽きてしまいました。
準1級受験前に徹底して取り組んだ成果なのか、手に負えないような内容ではないと思えたので、過去問を解いてリズムをつかんだり、同程度の難易度のものをなるべくたくさん聴いていくことにしました。しかし、ただ漫然と聴いていてもいけないので、問題点を解決できるような聴き方をしようと考えました。

自分の問題点とは?

不合格だった1度目の受験時を振り返ってみると、放送内容を理解できるできないということとは別の問題点がありました。
それは集中力がないことでした。一旦解答で迷ったりするとそのことが気になってしまい、次に放送されているものを聞き逃してしまっていました。
対策としては、解答に迷わないほど完璧に聴き取れるようになることがベストなのですが、まず問題が変わったらそちらに気持ちを切り替えて(たとえそれに1問使ってしまっても)次に引きずらないようにする練習を全問題集を使って行ないました。

次に持久力がないことも問題でした。
筆記試験に集中しすぎて、リスニングが始まった時には疲れきってしまいなかなか集中ができませんでした。
適度な集中力で筆記試験を済ませる事は無理と判断したので、疲れている中でも集中できるようにするために、わざと仕事でクタクタになって帰宅した直後に数分のリスニング素材を聴いて内容理解できているかをチェックしました。その甲斐あって2度目の受験では集中力は落ちていたものの何とか最後まで持ちこたえることができました。

使用頻度が高かった音声素材

CNN English Express
茅ヶ崎方式月刊英語教本
The Japan Times NEWS DIGEST

などです。
これらを選んだ理由は、

1. 1級のレベルに対応できる難易度である
2. スクリプトだけでなく、内容理解のための質問が付いている

ということでした。
内容理解できているかどうかをチェックできるような問題が付いているものを使うと「わかったつもり」で聴き終えることを防げるのではないかと考えました。
The Japan Times NEWS DIGESTは1級にしては易しいような気もしましたが、理解度チェックだけでなく記事の背景解説もあり、最近の国内外の問題を取り扱っていることからエッセイやスピーチにも役立つと思い使っていました。

試験当日

邪道と分かりつつも合格のための戦略と割り切って問題の先読みをしました。
筆記試験で10分程度余らせてリスニング問題を一通りチェックしました。TOEICのように設問は記載されていませんが、選択肢を見ればどのようなことに気を付けて聴けば良いかが分かります。持久力のない自分の脳になるべく負荷をかけないようにするための作戦でしたが、前もってリスニングテスト全体を眺めることで気持ちを落ち着けることができたので効果があったと思っています。

まとめ

試験まではポッドキャストやネット上で聴くことができるインタビューやスピーチなど、
なるべく色々なものを聴くようにしていました。
もう私たち3人が何度も書いていますが、この段階で素材を選ぶときにはエッセイやスピーチに役立つよう意識して選んでいくことがおすすめです。少し意識するだけで、同じ時間をリスニングに費やしても後々の効果が違ってきます。
参考記事:英検1級 リーディング対策 yukomillennium編

Audible 耳読書のススメ

 

多読でやさしいものをたくさん読んで、直読直解出来るようになったら是非試していただきたいのが、オーディオブック学習です。リスニングも、ディクテーションなどの精聴と共に多聴が大事です。8割以上聴き取れるものをたくさん聞くことで、英語らしいイントネーション、リズムが身につきますし、知らず知らずのうちに使える表現が増えてきます。オーディオブックの良いところは、耳さえ空いていればいつでもどこでも英語学習が出来るということです。忙しい社会人でも、通勤途中やスキマ時間を利用すれば一日1時間くらいはリスニング出来るのではないでしょうか。
 
 
オーディオブックは、初めて聞くものを選んでもいいし、すでに日本語で読んだものを選んでもいいと思います。洋書を買って、聞きながら読むという方法もあります。多読と同様、いきなり難しいものを聞くのではなく、やさしいものから徐々にレベルを上げていくと良いと思います。

 
 

Audibleは6万点以上のオーディオブックが安く簡単に手に入る便利なサイトです。会員になれば、オーディオブックが30%引きで手に入りますし、The New York Times DigestまたはWall Street JournalのPodcastが無料で手に入ります。品揃えは子供用からベストセラーまで多岐にわたり、サンプルを聞いてレベルを確かめることができるので、気軽にMP3にダウンロードしてたくさん聞くのにもってこいです。

 
 
会員プランは4つ。月に1冊オーディオブックをダウンロード出来るGold会員は、最初の3ヶ月が7.49ドル、3ヶ月目以降は月14.95ドルです。
 
 
プラチナ会員は月2冊で22.95ドル。ゴールド会員の年払いだと149.50ドル、プラチナ年会員は229.50ドルです。まとめてたくさん買うほど、1冊あたりの値段は安くなりますが、ゴールド月会員だと6クレジット(=6冊)まで、プラチナ月会員だと12クレジット(=12冊)までしかクレジットを持ち越せず、リミットを超える前にオーディオブックをダウンロードしてクレジットを消費しなければならないので注意が必要です。
 
 

最初のうちはゴールド月会員で十分だと思います。以前は、アラカルト会員と言って、入会費だけ払って30%引きサービスのみ、月々のクレジットはないプランがあったのですが、現在は見当たらないようです。なお、Audibleアカウントのキャンセルは1回のみオンライン上で出来ます。
 
 
同じアカウントで入会、キャンセルを再度しようとすると、オンライン上ではキャンセル出来ず、メールかアメリカへ電話しないといけないようなので、気をつけてください。キャンセル方法;http://audible.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/3765/kw/cancel/r_id/166

 
 

お勧めオーディオブック

初心者にお勧めのオーディオブックがFrog and Toad Are FriendsMagic Tree House , Dr. Seuss シリーズ などです。

(5ドル以下と安い物は1クレジット=1冊の会員クレジットを使ってしまうのはもったいないので、カードで払ったほうがいいと思います。)
 
 
いずれもシリーズなので、回を重ねていくごとに聞き取りやすくなってきます。
 
 
また、多読と平行して多聴を続けることで、徐々にオーディオブックのレベルもあがります。最終的にはレベルを問わず、ベストセラー作品が聞けるようになることを目標にしてみてはいかがでしょうか。

 

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