Posts Tagged ‘リスニング’

Audibleで聞くThe Great Courses

今月始め、AudibleThe Great Coursesと連携し、廉価でThe Great Coursesのオーディオをダウンロード出来るようになりました。

 

The Great Coursesは1990年に設立された、大学教授や専門家による高品質な教育ビデオを12000本以上配信しているサイトです。講義はオンラインストリーミングの他、DVDやオーディオCDとしても手に入りますが、講義ビデオは2万円〜、音声のみでも1万円以上と、非常に高価なコースでした。今回Audibleと提携したことで、オーディオを非会員価格で34.95ドルから購入出来るようになりました。Audibleの会員なら24.46ドル、プラチナ会員なら1クレジット約12ドルで購入出来ます。現在のところ、Audible上に349本のコースがあります。各コースは12時間から40時間程度で、各講義は30分〜45分にまとめられています。

 

Audibleでわざわざお金を払って講義オーディオを買わなくても、オンライン上にはKhan AcademyiTunes U, Youtube EDU, Yale Open Coursesなど各大学のオープンコースなど、一生かかっても見きれないほどの無料講義があります。ところが、無料講義の中には広い講義室で録音されたために声が割れているものや、非常に早口またはボソボソ話すために聞き取りにくいものも含まれています。The Great Coursesのオーディオは、元々有料で作成されたコースだけあって、オーディオの品質は大変良いようです。

 

Audible会員であればクレジットを使えばお得ですので、サンプル音声だけでもチェックしてみてください。オーディオブックよりもかなりゆっくりめに話されているものが多いようです。

 

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【映画の予告編でリスニングテスト】iOSアプリ 映画で英語聞き取り

映画を字幕なしで理解できたらいいな〜という目標を持って英語学習をされている方も多いかと思います。
今日ご紹介するアプリは映画の予告編を使ってリスニングの理解度をテストできる「映画で英語聞き取り」です。
もうアプリ名そのままのアプリです。


映画で英語聞き取り

どんなアプリか

このアプリはYouTube上にある映画の予告編を利用し、内容を聞いてどれだけ理解できているかを4択で選んでいくものです。

使い方

アプリを開くと映画のリストが出てくるので、ここから聞き取りテストをしたい映画を選びます。
現在31本あります。(4月にリリースされ、6月初めにクイズを追加したという記載があるので、今後も増えていく可能性はあると思います。)
タイトルの下に難易度が「簡単」「中」「難しい」「超難しい」と書かれているので、見たいものからだけでなく難易度からも選ぶことができます。
結構新しいものも含まれていますよね。

ではトイ・ストーリーを選んでみましょう。
予告編が流れ始めます。この時YouTubeの映像を使用しているのでインターネットに接続している必要があります。

音声を聞きながら内容確認のテストをしていきます。
正解の場合はタップしたパネルが緑色に、不正解なら赤になります。

正解でも不正解でも一問解く毎に同じ所を繰り返すかそのまま進むかを選ぶことができます。

そして最終的にスコアが出ます。

解いたものはリストにスコアが表示されます。

感想

現在(2013.6.29)セール中で85円なので、この価格なら30本あれば問題ないのではないでしょうか。
予告編を使用しているということで映画のいいところがまとめられており、学習していても色々な映画にチャレンジできて楽しそうです。

私は数年前に映画をまるまる一本ディクテーションしたことがありますが、途中でちょっと飽きてきたりしました。このようにおいしいところを上手につまみ食いできると飽きたりしにくいでしょうね。
これでトライしてみて難易度や内容を確認して、本編にチャレンジしてもいいですよね。(しっかりiTunesへのリンクも付いてますし…。)

一言一句聞き取りテスト(ディクテーション)したいという場合は適していないですが、シンプルに色んな素材を使って内容理解度をチェックしてみたい場合は良いと思いました。

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【リスニング練習無料アプリ】リスニングドリル

今日はTEDやオーディオブックの音声を字幕付きで学習できる無料iPhone向けアプリ「リスニングドリル」をご紹介します。

TED用のアプリはちょこちょこ見かけますが、こちらはTEDだけではなくオーディオブックや自分で用意した素材も使えるということだったので試してみました。


リスニングドリル: 外国語リスニング練習プレーヤー

アプリ概要

最初からこのような再生リストがあります。(無料版のため広告表示があります。)

サンプルファイルとして準備されているスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチを見てみましょう。

このように音声に合わせて現在読まれているところが分かるように字幕表示されます。
この色が変わるタイミングは右上の方の”Sync”で秒数を変更することで早めにしたり遅めにしたりと変更は可能です。

番号ごとに字幕が区切られていますが、これをタップするとその箇所を再生してくれます。
しおりアイコンをタップすると、フッターのところのブックマークから見ることができるリストにその箇所が保存されるのでいつでも聞きなおすことができます。
そして本を開いたような絵ににアルファベットが書いてあるアイコンをタップすると、その文に含まれている単語がすべて表示されます。
としてその単語をタップすると意味が表示されます。

単語を保存しておき、あとでフラッシュカードのような感じで確認することも可能です。

TEDやオーディオブックはどうするか

基本的な学習法は同じです。
取り込み方は、再生リストの画面に”TED Talks”や”Audio Books”というところがあるので、それぞれをタップすると、Get ○○というところがあるのでそこから好きなエピソードを選び、ダウンロードします。

そうすれば、次に再生リストに表示されるようになるので、サンプルファイルの時と同じように学習してみてください。

その他のファイル

上記以外にも自分で好きなファイルをWi-FiやiTunes経由でインポートすることができます。

ここには書かれていませんが、サポートされている字幕のformatは
1. lrc (Karaoke Lyrics LRC)
2. smi (SAMI Captioning)
3. srt (SubRip format)
とのことなので、普通にテキストファイルを放り込むだけではダメでした。
慣れていないと手間もかかりそうなので、余程のことが無い限りは特にインポートする必要もないかと思いました。

まとめ

ちょっと広告が邪魔ですが、無料なので仕方ありません。
インポートはできますが、わざわざインポートしなくてもそれなりに教材の量はあると思います。
オーディオブックも数が限られてはいますが、今後アップデートで増えていくようです。
無料版でも十分使えるアプリだと思いました。

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ご存知ですか?英検関連Podcast

今年度の第1回の英検一次試験も近づいてきましたね。
今日はiTunes StoreのPodcastで購読できる英検関連のPodcastをまとめてご紹介したいと思います。

iTunes Storeので「英検」で検索をかけてみると、5つのPodcastがヒットします。

1.英語上級者への道~Listen and Speak <英検1級・準1級向け>

英語上級者への道~Listen and Speak

まず一つ目は今年の3月末まで英検のオフィシャルサイトにあったTHE EIKEN TIMESというコーナーにあった、中西 哲彦先生、エドワード・スクラグス先生が担当していた英検1級、準1級向けの講座をPodcastとして公開したものです。
過去問を使った講座なのですが、リスニングだけでなく、スピーキングの練習にもなります。
文章のあとにその内容に対する質問もされます。試験の場合は選択肢は印刷してありますが、ここでは自分で答えるようにポーズもあります。シャドウイングや英文の後に通訳する練習などもできるようになっています。

講座の進め方はこちらに詳しくかいてありますのでご参考にしてください。
レッスンの構成

20分ちょっとの番組ですがかなり濃い内容になっています。準1、1級狙いの方はぜひチェックしてみてください。
まだTHE EIKEN TIMESの時に掲載されていたページは残っているので、スクリプトも確認していただけます。
公式サイト

2.英検 Chat Room <英検2級・準2級向け>

英検 Chat Room

こちらは毎月2日、12日、22日(2の付く日)に配信されているPodcastです。
過去問から実際に使われた表現などをちょっと会話風に取り上げていっています。
その他、パーソナリティーのマイケル・リーヴァスさんが英語で質問し、TBSのアナウンサーの女性が英語で答えたりするんですが、よりよい表現になるようマイケルさんが直したりもします。

会話にも使えるような表現があるので、2級狙いの方でなくても興味があれば聞いてみても面白いと思います。
残念ながら5月22日が最終回ですが、アーカイブが残っている分は聞いていただくことができます。

3.英検Presents パックンマックン・海保知里の英語にThank You!

パックンマックン・海保知里の英語にThank You!

こちらも3月末に終了していますが、29回分のアーカイブが残っています。
8分程度の番組が3つで1セットになっています。
1本めはオープニングトークのようなもので、リスナーの質問に答えたりするような和やかな感じです。英語に関連する日本語Podcastという雰囲気。2本目は”In English Please”という回なのですが、テーマを決めてそれについて英語で説明したりしていくものです。3本目はパックンが英語で説明するものは何かということを当てるクイズや、マックンが英作文をしてパックンがツッコミを入れながら直したりします。時々思わず噴き出すような箇所が何度もあってとても楽しいです。

ガッツリ英語のお勉強Podcastというよりも、パックンマックンと海保アナウンサーの掛け合いを楽しみながらちょっとした表現を増やす感じでしょうか。ほぼ日本語ばかりですし、使われる英語も易しい英語なので、初級者の方でも大丈夫です。

4.英検Presents Let’s Read THE NIKKEI WEEKLY

英検Presents Let’s Read THE NIKKEI WEEKLY

ラジオ日経で毎週木曜22:30から放送されている番組で、もう10年続いています。
Podcastとして週1回更新されています。

THE NIKKEI WEEKLYの中から見出しを紹介したり、記事をピックアップして解説していく番組です。
これはかなり硬派です。

グレゴリー・クラーク氏の記事について解説や、重要な表現、実際に役立つような表現の紹介があります。
グレゴリー氏の解説が偏っている、女性アナウンサーの英語がいただけない…などの意見もありますが、iTunesでの評価も高いことが頷けるしっかりとした番組です。
英語だけでなく、政治経済についての知識も得ることができます。初級者の方には少し難しいかもしれません。

こちらのラジオ日経のページで重要用語などが記載されていますので、放送だけで分からなかったものはチェックできます。
Podcastだけでもそれなりに学習できると思いますが、手元にTHE NIKKEI WEEKLYがある方がしっかり学習できると思います。

5.英検と遠山顕のKen’s Cafe ~イディオムで学ぶビジネス英会話~

英検と遠山顕のKen’s Cafe ~イディオムで学ぶビジネス英会話~

最後にご紹介するのはNHKのラジオ講座でも有名な遠山先生のPodcastです。
やはり話し方が上手いので聞いていて心地良いです。

イディオムを実際の会話の中で使いながら覚えていくスタイルですが、説明もお話も面白いので楽しみながら覚えられると思います。
繰り返し使用したり、別の使い方なども紹介してくれたり、最後には聞き取りやすいようにゆっくり話してくれたりしています。
Podcastの説明の箇所にその日とりあげるイディオムがきちんと記載してあるので、肝心のイディオムが何か分からないということもないはずです。

残念ながら2012年で終了していますが、300近いエピソードが残っているのでボリュームとしては十分ですね。
長さもだいたい7,8分ほどのものなので、ちょっとした隙間時間にも使えそうです。

まとめ

残念ながら現在も更新が続いているのはLet’s Read THE NIKKEI WEEKLYだけなのですが、新しいものがないだけですでに完成された音声素材として扱えば良いかと思います。
直接英検に役立つという点では、一番最初の英語上級者への道~Listen and Speakが良いかもしれませんが、すべて無料で聞くことができるので、英検ということにこだわらずに気軽に聞いてみてください。

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リスニング3000時間の感想

英語を1000時間、2000時間、3000時間聞いたらどのような変化が起こるのか・・・。ちょっとした好奇心から計測を始め、6年目にして3000時間を超えましたので、3000時間リスニングで気づいたことをまとめてみます。

 

 リスニング時間の内訳と聞こえ方の推移

現在までのリスニング時間は3200時間。だいたい年500時間〜600時間とゆっくりめのペースなので、それほど負担にはなりませんでした。内訳ですが、最初の100時間はSpotlightやVOAを主体としたスクリプト付き音源を聞きました。中級時にEnglish Journalを360時間、オーディオブックが1700時間です。その他の1000時間は、Podcast やスクリプト無しのドラマ、Khan Academy教材などです。聞き流し時間は含んでいません。英検1級取得時のリスニング時間は1162時間、年1回、3年目まで受けたTOEICのリスニングスコアは、475→495→495で推移しました。

 

SpotlightやVOA Special Englishなど、90語〜120語/分のゆっくりめの英語は最初の100時間目で聞き取れるようになりました。CNNやBBCなど、普通のニュースがほぼ聞き取れるようになったのが800時間程度、ベストセラーのオーディオブックが完全に聞き取れるようになったのもこの時期でした。1500時間〜2000時間目の変化としては、ドラマによっては字幕なしでも95%以上聞き取れるものが出てきたこと。ティーンエイジャーが話す英語は半分程しか聞き取れませんが、映画やドラマによっては全部聞こえるものも出てきました。

 

リスニング学習のポイント

1. 意味が分からないものを聞き流しても聞き取れるようにはならない

本格的に英語学習を始める前、スクリプトを見ずにBBCやCNNを聞き流していましたが、一日中聞いても聞き取れるようにはなりませんでした。聞き取れるようになったのは、最初の3ヶ月、100時間目までをスクリプト付きの音源を使い、文字と音が一致するまで何回も聞いたからだと思います(具体的な方法はコチラ)。3ヶ月間でVOA Special Englishが聞き取れるようになってから、易しめのヤングアダルト向けオーディオブックで多聴を始めました。もし聞き取りの基礎が出来ないまま多聴を始めていたら、非常に効率が悪かったのではないかと思います。

 

2.  多読、ボキャビルも並行して勉強した

ラクに読めないものが聞こえるはずもなく、読むことの重要性を痛感しましたので、リスニング学習を始める前に多読を開始しました。最初の頃は、読める記事よりも少しレベルを落としたものを聞いていました。読めるレベルが上がるにつれ、リスニングで聞こえる範囲も広がっていったので、リーディングとリスニングを同時に鍛えることが大事だと感じました。また、ボキャビルも並行して行うことで、覚えたばかりの単語がリスニングでも出てくる→記憶に定着する、という好循環が生まれました。

 

3. 毎日聞く

リスニングが出来ないと嘆いていた頃、実際のリスニング時間は月10時間も満たなかったと思います。聞きとれない教材を繰り返し聞くのが苦痛で一日10分も続けられなかったのですが、スクリプト付きの音源を毎日リスニングをするようになってからは、聞けば聞くほどリスニング力が上がってくることを実感しました。月10時間で年120時間と、年600時間ペースでは、3年間で1440時間もの差が開きます。リスニングを習慣付けることが大事だと感じました。

 

リスニング3200時間目の感想

最初の100時間目までは大変でしたが、かけた時間以上のリターンが得られました。字幕がないTEDビデオやドラマを敬遠することはなくなりましたし、英語での会議や質疑応答なども余裕を持って臨めるようになりました。100%聞き取れなかったらどうしようと心配する必要はありません。全く聞き取れなかったらどうしようもありませんが、9割聞き取れたなら聞き取れなかった部分は聞き直せばいいと、気持ちの持ちようも違ってきます。

リスニングがある程度出来るようになってくると、机に座って勉強する時間が取れなくても、通勤時間や単純作業中に耳さえ空いていれば英語のインプットが出来るというメリットもあります。英語で得られる情報の量が圧倒的に増え、英語を勉強していて良かったと心から思えるようになりました。今後、どのような状況でも100%聞き取れる状態になれるかどうかはわかりませんが、これからもリスニングを続けていきたいと思います。

 

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楽しく学べるディクテーションサイトNobuna

リスニングの精度を上げるには、ディクテーションがお勧めです。ニュースやインタビュー、映画予告編など生の素材が使え、ウェブサイト上でヒントを見ながらディクテーション出来るサイト、Nobunaを紹介します。

 

Nobunaは、ゲーム感覚でディクテーションが出来る無料のwebsiteです。まずは登録してみましょう。画面右上部にサインアップボタンがあります。ニックネームとメールアドレス、パスワードを入力します。

 

入力が済んだらビデオを選びます。サムネイルから適当に選ぶか、左側のジャンルをみて好みのトピックを選びます。試しにニュースカテゴリから1つ選んでみます。すると、動画の下に、カッコ抜きされた文章が表示されます。音声を聞きながらカッコを埋めていきます。

 

このサイトの面白いところは、ヒントが出るところです。There is a ろっと〜 と聞こえたけれどもハッキリとは分からない場合。lo と入力してみると、プルダウンにload, lot , loud とヒントが表示されます。

 

 

全く聞き取れない場合は、もっと明らかなヒントがあります。画面右側を見てください。そこのカッコの部分に該当するヒントが出ます。ヒントを見ながら、lad なのかlot なのか繰り返し音声を聞くと良いと思います。

 

答えを1つずつ打ち込むと、正解なら緑色、不正解なら赤色で単語が表示されます。1度間違ったものを訂正して正解にすると、オレンジ色で表示されます。これなら後で見返した時にどこを間違ったのかすぐ確認出来るので便利です。

 

カッコを全部埋め、画面下部にあるFinishボタンを押すと正答率が出ます。聞き取れていたつもりでも、綴りを間違ってしまうと正答率は下がります。

 

Nobunaにある動画は、学習者向けではないネイティブスピーカー向けの英語ですので少し難しく感じられるかもしれません。ただ、スクリプトと見比べて答え合わせをしなくても、カッコに入力するだけで答えと正答率が分かるので、とても手軽にディクテーションが出来るところがお勧めポイントです。聞き取れていると思っても、”なんとなく内容がわかっているつもり”になっていないか確認するためにも是非チャレンジしてみてくださいね。リスニングの精度を上げると、テストの短い聞き取りだけでなく、ニュースやオーディオブックなどの長時間のリスニングでもハッキリと聞こえ、楽に聞き取れるようになります。

 

ニュースだけではなく、SkyfallGreat Gatsbyなどの映画予告編も素材になっていますので、楽しみながらディクテーションしてみてください!

 

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英検1級リスニング

 

英検1級1次試験で、リスニングは113点中34点を占めます。合格者と受験者の平均点数の差は5−6点のようですので、合格/不合格の差はそれほど大きくないのではないかと思われるものの、リスニングが20点前後の方が安定して20点後半を取るのは難しく感じられるのではないでしょうか。

 

英検1級リスニングパートは会話文と一般文に分けられます。2012年第3回の試験問題も公開されていますので、ぜひリスニング問題を聞いてみてください。リスニング内容は、同僚との会話、旅先でのアクティビティの申し込み、グルテン不耐症、インタビューなど話題は多岐に渡ります。日頃から様々なリスニング素材を聞いておくことが大事ではないかと思います。

 

英検1級リスニング素材としては、英検ウェブサイトの過去問、英検サイトのめざせ1級!podcast英検1級リスニング問題150 (英検分野別ターゲット)2012年度版 英検1級 過去6回 全問題集 (旺文社英検書)などがありますが、これらの問題集を解くだけでは不十分です。過去問や問題集を解いただけで安心せず、他にも1級レベルのリスニングをたくさんするべきだと思います。

 

以前 リスニング素材レベルの参考に で紹介した、多聴多読ステーションの多聴素材難易度ガイド をもう一度紹介します。今回は、英検1級パートに的を絞って見てみます。

 

Screen Shot 2015-05-18 at 8.07.30 PM

縦軸が読みやすさレベル、横軸がリスニングレベルとなっています。この表からすると、ハリーポッターやダン・ブラウン等のオーディオブックは1級リスニング問題よりもレベルが上です。CNN News Updateや、NHK Online では1級パート1,3には力不足のようです。

 

BBC Global News  は、世界のニュースが1日2回30分程度のPodcastとして配信されますので、イギリス英語対策として聞くと良いと思います。

 

ダボス会議での緒方貞子さんのスピーチはYoutubeにアップされています。こちらのメッセージなど非常に聞き取りやすいのではないでしょうか。ビル・ゲイツのダボス会議スピーチはコチラです。声が甲高くてちょっと聞き取りにくいですね。ダボス会議の2013年Annual Meeting のビデオもチェックしてみてください。

 

オバマ大統領のスピーチビデオはコチラ、mp3 音声はコチラによくまとまっています。

 

こちらの表には載っていないのですが、ENGLISH JOURNAL  もオススメです。各国の俳優、著名人のインタビューは、雑多な情報を聞き取る訓練になります。この場合、”なんとなく分かる”ですませないことが大事です。English Journalは全てスクリプト付きですので、知らなかった単語やフレーズをチェックし、”内容が分かる”のみでなく、一語一句聞き取れるレベルのリスニング力をつけることが大事だと思います。

 

日本語ネイティブだからといって、国語テストで100点が取れるわけではないように、英検1級リスニングも全て聞き取れたからといって満点が取れるわけではありません。解答を選ぶ時間は10秒程度ですし、問題文は一回しか読まれませんので、聞き取れただけでなく、内容を覚え、10秒以内に解答も選ばなければなりません。”なんとなく”内容が分かる、時々聞き取れないレベルでは、取りこぼしが大きくなってしまうと思います。リスニングで安定して20点台後半を取るために、1級リスニングレベルであれば何でもきちんと聞き取れるよう、様々なリスニング素材に触れるよう心がけてみてはいかがでしょうか。

 

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【iPhoneアプリ紹介】音楽用アプリmimiCopyでリスニング

リスニングが苦手な方が聞き取りの練習をしていると、早くて聞き取れないことが多くあると思います。
今はアプリなどで再生速度を簡単に変えることができますが、声の高さが低くなってしまうためにせっかくゆっくり再生しても聞き取りにくくなったりしますよね。
今日ご紹介するアプリは、声の高さを変えずにスピードだけ落とすことができるアプリです。


mimiCopy – 耳コピ専用プレーヤー – ART Teknika Inc.

私は趣味で音楽をやっており、時々楽譜の無い曲を聞いて楽譜に書きだしたりすることがあります。その時にこのアプリを使っていたのですが、先日「リスニングの音声が速すぎるからゆっくり再生して欲しい」というリクエストがあり、このアプリのことを思い出しました。

操作法

操作は簡単です。

まず初めはこのような画面です。

左上の「ファイル」をタップするとこのような画面になります。

最初は何も取り込まれていないので、さっそく取り込んでみましょう。

ファイルはWi-Fiでも取り込めますし、iPodライブラリの中からも取り込めます。
今回はiPodから取り込む方法で進めていきます。(Wi-Fiの場合はWi-Fiボタンをタップしていただくと画面に転送する手順が詳しく表示されます。

下にあるiPodと書いてあるボタンをタップするとライブラリが表示されるので、そのままインポートしたいファイルを選びます。
すると選択したファイルが読み込まれます。

最初はファイル全体が流れるようになっています。全て流す場合はこのままでOKです。

音声の一部だけを聞きたい場合はこのように区間指定できます。そしてその指定区間でリピート再生が可能です。

ディクテーションをしていて、一部だけ聞き取れずにリピートしたい時に便利ですね。

そして、肝心のスピード調整です。
メイン画面の右下のメーターのようなマークのボタンをタップすると、画面下部に調節するためのバーが表示されるので、下の方のメトロノームのマークが書いてある方ですきなスピードに調整します。

デフォルトでは通常のスピードの50−200%の範囲で変更できます。メイン画面の右上の設定ボタンをタップすると色々な項目を設定できるのですが、その中で最低スピードが25%か50%か選ぶことができるので、50%ではまだ物足りないという方はここで25%を選んでおいてください。

ゆっくりにしても声の高さはほとんど変わらないので、同じ人がゆっくり話してくれているようです。

音楽系のアプリですが、十分リスニング対策に使っていただくことができます。
アプリにしては少し高めの450円ですが、ピッチを変えずにスピードを変えるというアプリの中ではかなりクオリティが高いのでオススメです。

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グンと伸びる!TOEIC400点からのリスニング

TOEIC400点台の方々のお話を聞いていてよく出てくる話題が「リスニングが苦手!でもどういうことをやれば良いのかわからない!」ということです。
リスニングが苦手な方にはディクテーションをお薦めしていますが、なかなか実行に移せないという方も多いです。
今回はそのような方に合わせたやり方を説明し、実際に効果を感じていただいた方法をご紹介したいと思います。

ディクテーションが出来ない理由

ディクテーションが良いと分かっていてもなかなかできないという主な理由としてこのようなことが挙がりました。

①内容が難しい
②長くて集中力が続かない(時間がかかってしまって継続できない)
③聞いて書き取るだけと分かっていても実際にどうすればよいかが分からない

①については、背伸びをせずに少し聞き取りにくい程度のものを…とアドバイスするのですが、そういわれてもなかなかその判断は難しいですよね。聞いていてもだいたいのことしか分からないけれど、スクリプトをゆっくり読んでみると理解できるというレベルのもので良いと思います。
②については、なるべく短めのものを探したいところですが、探すことに時間をかけたくないですよね。

そのまま使える短い素材

そこでおすすめしたのが、TOEIC用問題集のPart1と2の素材です。

一つの文章がとても短い上に、それほど難易度は高くありません。
文章自体が短いと、その音声のトラックをただリピート再生しておけば良いので楽です。短い文章が4つ繰り返されるだけです。
長いものをわざわざ一文ずつトラックに分割して…というような作業をしている方がいらっしゃったのですが、そのような作業をしている時間がもったいないですし、その作業が面倒になると続けられません。

TOEICの素材の良い点は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダと数種類の英語が含まれていることです。苦手なものを選んで特訓することも簡単にできます。
それに、TOEICの得点を上げることが目的の一つであるなら、TOEICの問題をやっておいて損にはなりません。

さあやってみよう!

準備するものは音声、スクリプト、筆記用具、紙です。
音声の再生機器は?鉛筆?ボールペン?かっこいいノート?というような細かいことは気にしないでください。

①リピート再生しながらとにかく聞こえるものを書き写す。
一度や二度聞いてサラサラ書けたら苦労しません。諦めずに何度も聞いて書いてください。

②ちょっと耳を休めて文章をよく見てみる。
聞き取れない箇所は文法的な知識を引っぱり出して考えてみましょう。ここには冠詞が入らないかな?前置詞は入らないかな?Be動詞が入るかも?というような事をとことん考えてみます。

③もう一度疑わしいところをしっかり聞いてみる。
耳も頭も使ったけどもう無理!!!!というところまでしつこく食らいついてください。

④スクリプトで答え合わせをする。
間違えたところをチェックしてください。ここでのポイントは、聞き取れなかったから書き取れなかったのか、単語を知らなかったから書き取れなかったのかを区別してチェックすることです。ここで知らなかった単語はここで覚えてしまってください。
TOEICで400点台の場合は単語を覚えるだけでもスコアが伸びます。ここで覚えないのはもったいないです。

⑤間違えた箇所が聞き取れるまでスクリプトを見ながら音声を確認する。
自分が聞き間違いをしやすいところ、聞き取れない所を意識することで、傾向も分かってきます。

いかがでしょうか。
ただ聞き取って書けば良いと思っていると①と④だけで終わりになってしまうので気をつけてください。聞き取るだけではなく、しっかりと意味もイメージできているか確認してくださいね。

これを長い音声のものでいきなり始めてしまうと気が遠くなるような時間がかかってしまい、面倒になってしまいます。
Part1や2程度の長さなら1問終えるのにそれほどかかりません。
一週間に一度、長い音声のものに取り組むよりも、短くても良いので毎日一つでも取り組むことが大切です。

まとめ

この手順でつきっきりで一緒にディクテーションをおこなったところ、「ここまでしつこくやるとは思わなかった」と皆さんが口々におっしゃっていました。
ものすごく疲れたということですが、これを繰り返してやってもらったところ、「こうかな?と自信がなかったところが当たっていると面白い。」「今度は5回で全部聞き取りたい。」と、積極的に取り組んでいただけるようになってきました。

時間がかかった割に理解できないとモチベーションを保つことができないので、簡単で短いもので聞き取れる楽しさを感じることがまず大切です。聞き取れるようになってくると、もう少し難しいもの、長いものに挑戦してみようという気持ちになってきますよね。

英語ができるできないということを頭の良し悪しという話に持っていく方もいますが、まずどれだけ目的意識を持って、できるようになるまで取り組んだかどうかの話だと思います。
自分にもいつも言い聞かせているのは、「10回やってできなければ20回やればいいし、それでもダメなら30回。それでもダメならできるようになるまでやればいいだけ。ここでやめたら今までやったことが全部無駄になる。」ということです。

できないと落ち込まず、自分に合った方法で、できるようになるまで諦めずにトライしてみてください。

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解きまくれ!リスニングドリル―TOEIC TEST Part1&2


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オーディオブックが聞き取れるようになるには

Audibleに入会したのが7年前。今やオーディオブックリスニングは生活の一部になりました。私の英語勉強生活を劇的に変えたといっても過言ではないオーディオブックですが、最初から楽に聞き取れたわけではありません。オーディオブックを聞き取れるようになるためには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。

 

 オーディオブックリスニングの利点

これまで180本ほどオーディオブックを聞いて感じたオーディオブックによる英語学習の利点は、

1. スキマ時間を有効活用できること

2. 読書と英語学習が同時に出来ること

3. 英語らしいリズムやイントネーションが自然に身につくこと

でした。

皆さんにも激オススメしたいのですが、オーディオブックが聞き取れるようになるためには、いくつか越えなければいけないステップがあるようです。振り返ってみて、オーディオブックリスニングに必要だと思われる要素を挙げてみます。

 

 知っている単語を増やす

ほとんど聞き取れない音源を繰り返し聞いても効果はありませんでした。聞き取れない原因が単語力不足であれば、単語力を増強し、認識出来る単語を増やすことによって、だいぶ聞き取りやすくなると思います。ボキャビルの方法は色々あると思いますが、私は毎日毎日少しずつ単語を覚えています。単語本を回して一気にボキャビルする方法もあるのでしょうが、単語集に集中するよりは、リーディング、リスニング、ボキャビルを同時に行ったほうが長続きすると思いました。ボキャビルは今でもほぼ毎日続けています。

 

 音と単語を一致させる

どれだけたくさん単語を覚えても、間違った発音で覚えていてはリスニングで認識出来ません。このため、スクリプトと音源が揃った文章を使って、単語と音を一致させるよう心がけました。以前リスニング基礎体力作りのためにでも紹介しましたが、具体的にはVOAや、Interesting Things of the Dayを使い、一つの記事を耳だけで理解出来るようになるまで単語を覚え、何度も聞き、シャドーイングもしました。一つの素材を最低でも30回以上、読みながら音声チェックしましたので、一度確認した単語は耳だけで聞いても分かるようになりました。単語は目だけで覚えるのではなく、必ず音もチェックするのが大事だと思います。

 

 リーディングのレベルを上げる

読めない本を聞き取ることは出来ません。オーディオブックはだいたい150語/分〜200語/分で読み上げられています。漢文のように返り読みをしていたり、文法構造を紐解きながらゆっくり読んでいたのでは音声についていけません。文章を左から右に、振り返らずに読んでも理解できるようになるには、やはり多読的なやり方で、ある程度本を読んだほうがよいと思います。いきなりオーディオブックに挑戦する前に、簡単な本を何冊か読み、読んだ本よりも少し下のレベルのオーディオブックに挑戦すると良いのではないでしょうか。本は読めたのにオーディオブックが聞き取れないのであれば、本を目で追いながら、音と文字を一致させる作業で徐々に慣らしていくといいと思います。

 

 まとめ

その本の単語を9割方は知っていて、リーディングでも読める内容の本を選んでみてください。読めるのに聞き取れない時は、目で文字を追いながら音声を聞いてみてください。いったんオーディオブックリスニングが出来るようになれば、後は聞けば聞くほど新しい単語や言い回しが増えていくのを感じます。オーディオブックが聞き取れるようになると、長くても1問3分程度のリスニングテストが短く感じますし、何よりも、耳さえあいていれば机に向かっていなくても英語学習の時間が確保出来るというのが大きな利点になると思います。

 

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