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Posts Tagged ‘リスニング’

【無料動画で英語学習シリーズ】LEARN ENGLISH WITH SOZO EXCHANGE

今回はYouTubeで無料で英語学習できるチャンネルをご紹介します。

LEARN ENGLISH WITH SOZO EXCHANGE

このYouTubeチャンネルでは、発音レッスンやインタビューから英語を学ぶエピソードを使って英語学習ができます。

インタビューを使って学習するものは、インタビュー内から使えるフレーズを取り上げたり、スラングやボディランゲージの説明などがあります。
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=-cMd8_UxIkQ?list=PLEADC78A1A3A3847B&hl=ja_JP&w=500&h=281%5D

残念ながらまだ6エピソードしかありませんが、公式サイトを見てみると1−10という表記があるので、今後も追加されるかもしれません。
1本あたり10分ちょっとなので、一気に見てしまってもいいかもしれないですね。

動画内にはキャプションが出る部分もありますが、説明の部分では表示されないところが多いです。とても聞き取りやすい英語ですが、リスニング教材としてはやはりスクリプトが欲しいところですよね。

公式サイトで動画を見ると、それぞれの動画の下にあるリンクから動画全体のスクリプトをPDFで手に入れることができるので、必要な場合はそちらから入手してください。(ダウンロードする前に「母国語は何か?」「どこの国に住んでいるか」というようなアンケートにいくつか答える必要があります)

発音レッスンは下記の動画のようによく使う単語を取り上げた動画がまとめられています
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=4sFEiX4jgCM?rel=0&w=500&h=281%5D

口の動き、舌の動き、顔の動きなどがよく見えるように拡大部分があったり、途中から顔の撮影角度を変えたりと色々と考えて作られています。ゆっくり発音したり、早く発音したりなどもされています。

公式サイトの方がアルファベット順にカテゴライズされているので見やすくなっています。

Quizzesのコーナーでは、数は少ないものの、
”Can you tell the difference? ”として、seat と sheetの違いや、Dessert と Desertの違いを説明するような動画もあります。

無料動画で英語学習ができるサイトがどんどん増えてきていますよね。色々ある中から自分の好みやレベルにあったものを見つけるのも楽しいかもしれません。

ちなみにこのサイトの名前の SOZO は、ギリシャ語の「救う」という意味と、日本語の「想像」「創造」から来ているようです。

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「白鯨」朗読プロジェクト

メルヴィルの長編小説 Moby Dick (白鯨) を著名人らが朗読し、オンラインで発表する”Moby-Dick Big Read” プロジェクトが今月から始まりました。9月16日から、1日1章ずつ全135章の朗読が無料で提供されるようです。

 

参加者は、イギリスのデービッド・キャメロン首相、映画ナルニア国物語で白の魔女を演じた、ティルダ・スウィントン、ハリーポッターのオーディオブックを朗読した、俳優のスティーブン・フライ、BBCドラマ「Sherlock」でシャーロック・ホームズを演じた、ベネディクト・カンバーバッチペットショップ・ボーイズのボーカルのニール・テナントなど、豪華な出演陣が予定されています。また、著名人だけでなく、コミュニティ・リーダーや一般の人も含まれているようです。

 

1人ずつが役を演じているわけではなく、1人1章の朗読ですので、色々な人のイギリス英語を聞くことができます。ごくごく稀に声がこもって聞きにくい回もあるものの、録音状態は概ね良好です。Moby Dick は、アメリカでは高校1年〜3年生レベルとなっているので、難しいと感じられるかもしれませんが、英文スクリプトはProject Gutenberg で無料で公開されていますし、日本語訳もありますので(白鯨 上 (岩波文庫)、自分のレベルに合わせて日本語や英文スクリプトで意味を確認しながら朗読を聞くとよいのではないでしょうか。

 

Moby Dick Big Read のHPだけでなく、iTunes のPodcast でも配信されています。普段、古いアメリカ文学に触れるきっかけもありませんし、せっかくの良い機会なので、イベントに便乗して聞いてみたいと思います。

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【アプリレビュー】話せる英会話233アメドラ編

私は海外ドラマが大好きで色々と見ておりますが、やはりニュースなど学習目的で聞いている音声とは違って聞き取りにくさで戸惑うことがあります。
聞きにくさの原因は話すスピードや話し方もありますが、口語表現を難しく感じたりすることが多いです。
そこで目に止まったのがこのアプリです。

すぐに話せる英会話233~アメドラ編~【添削機能つき】 – PLAYSQUARE INC.

いつもこのような「英会話」系のアプリは「実際に会話の機会を作った方がいいんじゃない?」とスルーしているのですが、今回は「アメドラ編」という文字が目に入ってしまいうっかり購入してしまいました。

どんなアプリ?

このアプリ、アメドラでよく出てくる表現が233個収録されています。

基本表現、感情表現、アメドラ定番表現、上級者編の4パートに分かれています。

それぞれのパートはユニットに分かれており、まずパート1の be gonna を選んでみると、いくつかのパターンが表示されるので最初のI’m gonna…から始めてみます。

そのパターンごとに細かいニュアンスなどの説明がしてあります。これはいいですね。ただ意味を理解するだけでなく、このようなニュアンスを理解できた方がいいですよね。私は物騒で騒がしいジャンルのドラマばかり見ていますが、登場人物の心情などをしっかり理解しなければいけないドラマもあるので、ニュアンスを知ることは重要だと思います。

このパターンですが、2ステップに分けて学習します。
ステップ1では聞き取りです。
「和訳表示」をタップすることで日本語訳もきちんと表示されます。
ドラマから音声を抜き出している訳ではないので、ドラマより聞き取りやすい気がします。

ステップ2は書き取りです。ドラマのワンシーンからセリフを抜粋しています。(もちろん収録しなおしているので実際の俳優さんの声ではありません)
聞こえてくる音声を書き取ります。2回あります。書き取ると言ってもiPhoneのキーで打つのでちょっと面倒です。

ここで間違えるときちんと訂正してくれます。

一つのパターンを終了するとこのように項目の横にA、Bといった成績の表示が現れます。

パート全体の音声をまとめて聞くこともできます。
その時に英文、和文表示の方法やポーズの時間が設定できるので、日本語を見てパッと英文に直してみるなどといった自分のやりたい方法にある程度カスタムできるのではないでしょうか。

感想

これだけやればアメリカのドラマが楽々聞き取れるようになるとは思えませんが、ドラマの中のフレーズを使って日常的な表現を学ぶことができます。お気に入りのドラマからの抜粋なら頑張れますね。ディクテーションができるという点も良いと思います。
“I ain’t got an alibi.” や “I know where they disposed of the body.”などは使わないかもしれませんが、覚えたフレーズで使えそうなものは英会話のレッスンなどでどんどん使ってみても良いのではないでしょうか。

2012年8月11日まではセールで¥700→¥350になっています。

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iPhoneアプリで英数字の達人に?!

以前にもこちらの記事で「英語で数字がスラスラと出てこない…。」という時のためのハンドブックをご紹介しましたが、今回はiPhone用の数字練習のためのアプリをご紹介したいと思います。

その名もズバリ、英数字の達人 ~もう迷わない、millionとbillion~ です。

このアプリはクイズ形式になっており、問題の英文が読まれ、その答えを選択肢から選ぶものです。
ただ単に「4,300,000,000って英語で言ってみなよ!」と数字を英語に変換するようなものではなく、例えば

“A human sheds around 50,000 skin cells every hour. How many is that in a day?”

といった英文が流れ、画面に表示された4つの選択肢から選ぶというスタイルです。

ちょっとした計算をする必要があります。
問題を読み終えるまで選択肢も表示されず(下記左画像)、問題がすべて読まれた後に選択肢が表示されます(下記右画像)。
正確に数字を聞き取り、英文の指示どおり計算してどのような数字になるかを繰り返し練習していきます。

質問は10問出題され、3回間違えるとゲームオーバーになってしまいます。
トータルの持ち時間が3分なので、ゆっくり考えればいいや…という訳にはいきません。
しかし、焦らずしっかり英文を聞き取って計算してください。

質問は約120種類あり、その中からランダムに出題され、音声はアメリカ英語です。

基本的に流れる英文は表示されません。
下にある「リピート」をタップすると英文を再度聞くことができます。「質問表示」をタップすると読まれた質問を表示させることができるので、どうしても聞き取れない場合は確認することもできます。

「語句解説」というところで使われている単語を見ることができます。解説というより簡単なリストという感じですね。英単語と日本語、タップして発音の確認ができるのみです。

ユーザー登録してランキング登録したりできるので、他のユーザーと競争したりもできます。twitterやFacebookにも投稿できるので、是非ハイスコアをマークして投稿してみてください!

タイマーがついていると焦りはしますが集中できますし、スコア表示やランキングなどは繰り返しトライするモチベーションになりますから、継続できるように工夫されてますね。

英語の数字に弱いと思っている方は、このアプリのクイズで数字のイメージをしっかり掴む練習をしてみてはいかがでしょうか。

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学習にも活用できるpodcast【This American Life】

今日は学習用の英語教材だけではなく、英語で何かを楽しむという目的でポッドキャストをお探しの方にオススメの番組をご紹介します。

This American Life

この番組は Chicago Public Media が制作しているラジオ番組です。

以前に「ニュースばかりじゃつまらないし、聞いていて楽しめるようなものでついでに英語の勉強になるようなものを探したいけどたくさんあって選べない。」とオンライン英会話のアメリカ人の先生に相談したところ、「これは人気番組で内容も面白くて、いろんな表現も勉強できるよ。」とこの番組を勧めてもらい聞き始めました。

内容

この番組では特にニュースや時事問題を扱っているわけではなく、毎回ひとつテーマを決め、そのテーマに合った2,3のエピソードが紹介されます。週一回の更新で、だいたい毎回1時間程度の番組です。
インタビューのようなものもあれば、ラジオドラマのようなものもあって飽きません。たまに「ここから先は子供は聞いちゃダメよ!」みたいな注意が入るようなものもあり(いかがわしい内容というより、暴力的な描写があるというものです。)、お堅い内容でもありません。

What I did for love
という回は個人的にはかなり面白かったです。

学習素材としても使えるサイトの充実度

さて、先程オフィシャルサイトのリンクを貼りましたが、ここでは過去の放送のアーカイブが1995年の番組開始時からすべて揃っています。iTunesでは過去一回分しかダウンロードできないので、遡って聞きたい場合はこちらでどうぞ。

アーカイブページ

そしてそれぞれのエピソードのページでスクリプトを確認することができます。
ネイティブ向けの番組なのでかなり早口のところがあり聞き取れない箇所もあると思います。
そんな時でもここで確認することができるので、学習素材としても活用できますね。

iPhone用のアプリもあり、ウェブサイトに行かなくてもフルエピソードをダウンロードすることができます。
この有料アプリでは、過去のすべてのエピソードにアクセスでき(アプリ内で個々のエピソードの保存も可能)、お気に入り登録やSNSでのシェア機能などが付いています。
スクリプトまでは閲覧できませんが、サマリーは読むことができます。
ラジオ番組のライブストリームもアプリ内で視聴ができ、あと何時間で開始というタイマーやリマインダーまで付いています。さすがにそこまでして聞いたことはありませんが…。

どうせ時間を使って聞くのなら楽しい内容の素材のほうがいいですよね。
難易度は上級者向けですが、スクリプトもあるので一度聞いてみて、面白そうだなと思えばポッドキャストのリストに追加したり、学習メニューに組み込んだりとぜひお楽しみください。

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NHKラジオ講座レビュー ”攻略!英語リスニング”

4月から何か新しいことを始められた方もたくさんいらっしゃると思います。
私はNHKのラジオ講座を2つ始めました。低価格にもかかわらず素晴らしい内容であると聞いていながらも遠い昔に挫折した記憶もあったのでなかなか重い腰を上げられずにいましたが、4月からトライすることにしました。

今回「攻略!英語リスニング」と「実践ビジネス英語」を選んだわけですが、テキストの巻末にある広告を見てみると、前者はTOEIC470、600、730突破講座の広告が、後者は英検1級や通訳ガイドの講座の広告が入っていたので、実際のターゲットはそのあたりなのかと思います。

NHK出版のサイトに英語力測定テストというものがあり、そのテスト結果でおすすめの講座を選ぶこともできます。

多様なテキストと音源の入手方法

テキストは書籍版とデジタル版があるので、学習スタイルに合わせて選ぶことができます。

音声もラジオだけでなく今はパソコンやスマートフォンでNHKラジオが聞けるので便利ですよね。
私もネットラジオを利用して聞いています。

NHKネットラジオ らじる★らじる
iPhone用 らじる★らじるアプリ(無料)

ネットラジオはリアルタイムでしか聞けませんが、公式サイトでは該当講座のページで一週間前の音声を確認できます。

CDの販売もされていますし、iTunes Storeでオーディオブックとしても販売されているので、選択肢は多様です。

内容

さて、今回は攻略!英語リスニングについての感想です。(リンク先の公式サイトでテキストの一部閲覧ができます)

二週分(1週間に2回の放送)聞いた段階ですが、面白いです!
まず講師の柴原智幸先生の話し方と声がとても素敵です。落ち着いた語り口は説得力があり、安心感さえ与えてくれます。この点については好みもあるとは思いますが…。

内容は、まず250ワード前後の英文を2日に分けて学習します。

[1日目]

1日目は大まかな内容をつかむことから始め、内容をしっかり聞き取るためのポイントに注意しながら繰り返して聞いていきます。放送やテキストで聞き取りの大きな3つのポイントを確認できます。

面白いのはテキストにメモ欄があり、柴原先生のメモの例も掲載されています。先生のこのメモが図や記号を使って上手く書かれているのでメモを取るときの参考になります。

知らない単語は聞こえないということで、語句の説明もあります。そして最後に内容理解の質問に答えます。

[2日目]

2日目は一字一句細かく聞き取るための練習です。
音声変化について書き込まれたスクリプトがテキストに掲載されています。音のつながりや強弱、音が脱落しているところに注意しながら細かく聞いていきます。

次に課題の英文の一部のシャドウイングの練習、暗唱の練習と続きます。暗唱も一気にするのではなく、暗証しやすいように先生の指示があるので、それに沿ってやっていきます。一部の文だけですが、CDにはもう1文余分に音声が収録されているようです。
最後にスクリプトの空欄を埋める形でディクテーションができるようになっています。

実際に聞いてみて

放送中に先生が、「できなくても心配しなくても良い。放送の中で勉強法を学び、できるまで何度もやってみることが大事」ということを何度もおっしゃっています。そして予習、復習の大切さにも触れられています。
一度や二度でできなくても、諦めずにできるまで繰り返し学習を継続していくことが大切だということを改めて感じることができました。

放送自体も週に2回で、内容も堅いものではないので比較的続けやすいのではないかという印象です。

内容については1級を目指している方には簡単かもしれませんが、勉強方法や取り組む姿勢などとても参考になるので、リスニングに苦手意識がある場合はテキストを購入しなくてもいいので一度放送だけでも聞いていただくといいと思います。

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オーディオブックリスニングに必要なスキルとは?

前回、オーディオブックで英語学習 で、オーディオブックリスニングの良い点をお伝えしました。今回は、オーディオブックリスニングに必要なスキルについて考えてみます。

 

1. 返り読みしないで読む

オーディオブックは待ってくれません。左から右へ、流れるように朗読されていきます。普段無意識にでも、主語→目的語→動詞・・・など、漢文のレ点のように返り読みする癖がある方は、英文を頭から順に読む練習をしましょう。もし、自分が返り読みをしている自覚がない時は、定規や指を使って先の文章を隠しながら読む練習をするとよいと思います。私は洋書を読む練習を始めたころ、小学校1年生のように指でなぞりながら読みました。多読やオーディオブックリスニングを目的とする場合は、文法や構文理解などのことは全く考えず、物語の内容に集中しましょう。

 

2.わからない単語があっても思考停止しない

オーディオブックを聞く際は、どうしても分からない単語が、ある一定の割合で出てきます。そういった単語が耳に入った途端、”アレ?”と集中力が途切れて、それから後は全く音が耳に入ってこなくなる・・という経験はありませんか? 8-9割の単語がわかるレベルのオーディオブックを選んでいれば、時々出てくる未知単語を飛ばしても、十分ストーリーは理解出来ます。その1単語がわからなくても状況から推測できますし、本当に難しい単語や場面なら、すぐ後に言い換えや状況説明の文章が出てくるからです。1−2割の未知単語が混じっているがために全体が聞きとれない方は、オーディオブックを始める前に、簡単なレベルのリーディングで、分からない単語を無視、あるいは推測しながら読む練習をすると良いです。また、”理解できる”レベルの単語は、音とセットで覚えていることは大前提です。新しい単語が出てきたら、必ず発音記号や音の出る辞書で確認しましょう!自己流の理解で、勘違い音読などを繰り返すのは時間が勿体無いです。

リスニングで分からない単語があっても、そこで意識を止めずに、先を聞くことを心がけてください。ただ、この方法はあまりにも知らない単語が多すぎる場合は有効ではありませんので、その場合は、自分のレベルに合ったリスニング素材を探すか、基本単語3,000語程度を先に覚えたほうが効率が良いのではないでしょうか。

 

3.和訳はしない。イメージで理解する!

オーディオブックは、遅くても160語/分、だいたい180語/分〜200語/分程度で読まれていますので、いちいち頭の中で日本語を確認するヒマはありません。耳から聞こえた文章を脳内でイメージする感覚です。普段は、そのイメージングさえ意識していませんが、日本語が介在していないことは確かです。また、オーディオブックに慣れないうちは、180語/分で読めない本を耳だけで聞いて理解するのは難しいと思います。ある程度スラスラと読めるレベルの本を選びましょう。日本語を介さずに理解する、というのもいきなりは出来ませんので、これも簡単な本を読むところから訓練するとよいのではないかと思います。

オーディオブックを聴きはじめた頃は、10分でも続けて聞くのが辛い、といった声をよく聞きます。これは、耳から聞いた言葉がうまく理解出来ずにモヤがかかっているような状態なのではないかと思います。これが、日本語を介さずラクに理解出来るようになると、数時間続けて聞くのも全く苦にならなくなりますし、数分しかない試験のリスニングで集中力が途切れることもなくなります。

このような状態になる頃には、時々分からない単語が出てくるけれども、それ以外はくっきり聴き取れる状態だと思います。もしそうでなければ、リスニング素材のレベルを落とす、または字面と音のすり合わせがきっちり出来ている状態かどうかを確認してみてください。今までなぁなぁに読んでいて、単語に間違った読みの”ルビ”などをふっていた場合などは、面倒でも正しい音で読めるよう、音源つきの読み物などで地道に音に慣れましょう。

 

まとめ

☆ 返り読みせずに頭から順に読んで理解できる。

☆ 分からない単語があっても、慌てずに聴き続けることが出来、意味を推測できる。

☆ 日本語を介さずにイメージで理解出来る。

オーディオブックリスニングに必要なスキルは、多読で得られる効果と重なる部分が多いです。リスニングが苦手であれば、問題集などのリスニング素材を集中して繰り返し聞く、といった方法を思いつきがちですが、リスニングの問題点は読めないことにある、ということを考えれば、今までと違ったアプローチを取る必要があるかもしれません。

 

 
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オーディオブックで英語学習

私の英語学習法ライフを劇的に変えたと言っても過言ではない、激オススメの英語学習法。それはAudiobookリスニングです。

 

きっかけは、2006年秋にレーシック手術を受けたことでした。1ヶ月ほど読書を禁止されたため、洋書多読の代わりにと始めたところ、見事にハマってしまいました。それから150本ほどのAudiobookを聞きましたが、今でもまったく飽きる気配がありません。Audiobookリスニングによる英語学習の利点は、

1.スキマ時間を有効活用できること。

机に向かう時間がなくても、通勤時間や単純作業中など、耳さえ空いていれば英語を聞くことが出来るため、簡単に学習時間を確保できます。

 

2.読書と英語学習が同時に出来る

本を読む時間、英語を学習する時間と、別々に時間を割くことは困難です。これが同時に出来れば英語を学習しながら、新しい情報を入手したり、物語を楽しんだりすることが出来て一石二鳥です。

 

3. 英語らしいリズム、イントネーションが身につく

無料で手に入るAudiobookもありますが、読み手のレベルは様々です。私は、プロのナレーターの朗読が手に入る、Audible をお勧めします。(過去記事 をご参照下さい)プロの朗読は滑舌が素晴らしく良いので、これで聞きとれないならば、読み手の英語が悪いのではなく、聞く方の問題だと納得できます。オーディオブックでは、短くても1時間以上、多い時は30時間以上も同じナレーターの朗読を聞きますし、お気に入りのナレーターさんを見つけたら、その人の作品をいくつか選んで聞くこともできます。そうすることで、自分の好きな話し方をする人のイントネーションやリズムを真似することも可能です。

 

まとめ

このように利点の多いオーディオブック学習ですが、問題は、闇雲に聞くだけでは聴き取れるようにならないことです。次回の記事では、オーディオブックリスニングに必要なスキルについて考えてみたいと思います。

 

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いつまでディクテーションを続けるのか

リスニング力アップのためにディクテーションは効果がある!と以前に書きました。
ディクテーションをして、その後シャドーイングで仕上げをするという方法をご紹介しましたが、ディクテーションはとても手間がかかりますよね。毎回毎回ディクテーションとシャドーイングをセットでやるような時間がないという方もいらっしゃるともしれません。

毎回ディクテーションをする必要はあるのか?

ご自身でリスニングの力が不足していると思ってらっしゃる方にこの質問をされた場合は「はい」と答えます。
なぜならば、ディクテーションは確実にリスニング力をアップさせるからです。
聞き取れない→スクリプトを確認→なるほど! でも効果はあります。
しかし、どういうところが聞き取れていないのかということをしっかりと確認していくディクテーションを行う方がもっと効果があるはずです。ディクテーションをすると、聞き取れない箇所を何度も何度も聞きながら、ああでもないこうでもないと色々と考えます。やはりその結果、積極的に攻める気持ちが強い分、効果にも現れてきます。
書き取らなければ!と思うだけでも集中力アップになりますよね。

ある程度同じレベルのものをディクテーションし続けると、少しずつ聞き取れるようになってきます。書き取りにかかる時間も短くなってきます。聞き取れない箇所が少なくなり、自分はどういうところが聞き取れないので気を付けた方がいいのか分かった時点で、トレーニングのメニューからディクテーションを外し、シャドーイングだけにしても良いと思います。トレーニングしているレベルの素材をいきなりシャドーイングできるようになれば、ディクテーションを外してみてください。
もうこのレベルは大丈夫と思えば、少し難易度を上げた素材にチャレンジをしてみて、やはり聞き取れないと思えば再度ディクテーションをメニューに加えるようにしてください。

積み重ねてきたものを見直す

準1級の受験前に徹底してディクテーションをやり始めた時は時間がかかってかかって苦痛でした。
コツコツ続けるうちに少しずつ聞き取れない箇所が減って行き、その後、使っていた教材に収録されている素材を初めて聞いた時でもシャドーイングできるようになっていました。
その後も素材のレベルを上げて聞き取れないと感じた時は、またディクテーションをメニューに入れる、慣れたら外すと繰り返しました。

ただ聞いているだけでは、聞き取れているか否かの判断は曖昧になりがちですが、ディクテーションをするとどれだけ聞き取れているかを判断しやすくなります。
いつまで続ければいいのだろうか…と迷った場合は、書き取ったものの直しの数などの変化を見ながら、トレーニングのメニューを見直してみてください。

私の中で最近印象に残っているディクテーションは、Yukoさんなど海外ドラマ好きの仲間で、聞き取れないフレーズのディクテーションクイズをしたことでしょうか。
好きなドラマを字幕なしで楽しむためということと、ゲーム的な要素もあり、とても楽しかったです。

海外ドラマを見たいという他にも、名スピーチを英語のままで味わいたい、翻訳されないようなニュースも英語なら聞ける…など、自分がやっていることの先にある何か楽しいことが見えていると、地味に見えるかもしれない日々の積み重ねも楽しくなってきますよね。

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「英語の壁」はディクテーションで乗り越える! (HMアーカイブ・シリーズ)

English Journalアプリでディクテーション

リスニング力アップのためにディクテーションがいいとは言われても、なかなか続かない理由に、何度も聞くのが面倒くさい、分からない箇所に一発で頭出しするのが大変、などが挙げられるのではないでしょうか。アルクのEnglish Journalのリスニングアプリは、こういったディクテーションの煩雑さが改善され、初めてディクテーションをする方にも親切なツールです。

English Journal(EJ)のアプリ版の中身は、基本的に書籍版とかわりません。EJアプリの購入は、uListeningという専用アプリから行います。アプリ自体は無料で、本とリスニングツールのサンプルがそれぞれ入っています。

iPhone版 uListening (アルク) – ALC PRESS, INC.
iPad版 uListening (アルク) – ALC PRESS, INC.

 

雑誌を購入するには、Libraryの右上にあるStoreをクリックします。

 

ブックビューアとリスニングツールの2つに別れており、別々に購入することも可能です。本は900円、リスニングツールは700円で、2つを合わせた値段は1400円です。ただ、毎月発売後何日間かはセールをしており、今月号であれば1月5日まで1400円のところ600円で購入可能です。正規の値段で買うのが嫌になりますね。

 

こちらがブックビューアの画面です。英語と日本語訳、注釈を見ることができます。ただし、この画面からは音声を聞くことはできません。こちらのブックビューアでは、特集記事や英語に関するコラム、世界で活躍されている日本人のインタビューなどの記事を読むことができます。

 

音声はリスニングツールで聞きます。再生ボタンのところに、3という数字がありますが、これは3秒巻き戻るボタンです。細かく戻る時に便利です。また、×1というのは再生スピードで、×0.5から×2.0まで段階的に調整することができます。

 

また、リスニングツールでは、リスニングをしながら辞書で意味を調べることも可能です。アルクの英辞郎アプリ英辞郎 on the WEB for iPhone(アルク) – ALC PRESS, INC.も入れておけば、任意の単語を長押しすると英辞郎アプリが自動で立ち上がり、目的の単語のページが開きますので、単語を入力する手間が省けます。

 

単語を長押しした画面で、Repeatという項目がありますが、こちらは自分で指定した範囲を繰り返し聞くことが出来る便利な機能です。1文ずつ繰り返し聞きたい、または聞きとれなかったこの部分だけ何十回も聞きたい、という時に範囲指定をすると便利だと思います。

 

さらに、設定画面から、リスニング時間の設定が可能です。いつまでに何時間、と設定すると一ヶ月あたり何時間聞けばよいかの目安が出ます。リスニングアプリを使ってリスニングした時間がカウントされますので、長期スパンでの目標を設定し、進捗を確認するのに便利だと思います。

 

EJは中級者以上が対象になるかとは思いますが、使い方が親切に載っており、ニュースやインタビューなど素材も様々、各国のアクセントもまんべんなく聞けるよう、話者も様々なバックグラウンドの方が選ばれています。綺麗なニュース英語だけでなく、様々な英語に触れるために利用してみるといいと思います。

私は全くの初級者の時にEJを1年間定期購読してしまい、まったく歯がたちませんでした。VOAなどが聴き取れるようになってから再開し、Audiobookがラクに聴き取れるようになるまでの繋ぎとして1年ほど毎日1時間聞き、シャドーイング素材として利用しました。英検1級リスニングでは、インタビュー形式の問題があるので、EJで長めのインタビューに慣れていたことが随分役に立ちました。ニュースよりはくだけた話し方だけれども、ドラマほどではない程よいバランスです。学習ガイドがしっかりついていますので、ニュース英語に慣れたころに挑戦するといいのではないでしょうか。

 

 

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