Warning: call_user_func_array() expects parameter 1 to be a valid callback, class 'collapsArch' does not have a method 'enqueue_scripts' in /home/users/0/sunnyday.jp-100wishlist/web/wp-includes/plugin.php on line 525

英語学習の息抜きに BuzzFeed

インターネット上にあふれる可愛い動物写真、ジョーク、流行りモノ・・・英語学習の合間にネットサーフィンしてしまうとあっという間に時間が経ってしまいます。息抜きも英語でしたい!そんな悩みを解消してくれるのが、BuzzFeedです。

 

BuzzFeedには、真面目なニュース記事もあるものの、ちょっと変わった視点のオリジナル記事、可愛い動物たちのまとめ記事、カルチャージョークなど、気軽によめる記事がたくさんあります。動物まとめ記事などは、写真とちょっとしたコメントの事が多いので、疲れた頭を休めつつ、英文を読むのに最適です。

 

いくつかお気に入り記事を挙げてみます。

例えば、27 Dogs That Will Do Anything For Kids では、子どもたちの為になんでもしてくれちゃう犬たちが紹介されています。

写真とたった1行の説明があるだけなので、楽しみながら気軽に読むことが出来ます。

 

35 Easy Ways To Identify A Southern Woman では、南部の女性を見分ける35の方法が面白おかしく紹介されています。代名詞はY’allだけでいい、というのは大袈裟かなとは思いますが、確かによく聞きますよね…。

 

35 Signs You Were Raised By A Jewish Mother こちらは、ユダヤ教のお母さんの特徴について。

15 Reasons We Love Our Free Spirited Moms では、自由すぎるお母さんたちの様子が紹介されています。

 

 

どの記事もクスっと笑える一言があって癒されます。自分が知っているトピックであれば、”あるある!”というネタに笑えます。アメリカの文化を知らないために何が可笑しいのかわからない部分もありますが、それも含めて英会話のネタとしても使えるのではないでしょうか。

 

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ
にほんブログ村

 

オススメ(してもいいのか迷う)腹筋崩壊単語集

この単語本が発売されてから数ヶ月が経過してしまいました。
事の発端は英語学習者の友人が、とあるSNS上で面白いと教えてくれたことでした。


出ない順 試験に出ない英単語

学習に役立つかはさておき、「とても面白い!!!!」と思ったものの、内容が内容だけにこれを面白いと言ってしまうと品性を疑われるのではないか、今までコツコツと積み上げてきた信用を失ってしまうのではないか、このブログを読んでくださっている方々に軽蔑されるのではないか…と今でも少し不安です。

内容

まずこの本ですが、タイトルに「出ない順」と謳ってある通り、絶対に出題されない英単語→高確率で出ない英単語→普通に出る英単語という順で、それぞれ50語ずつ紹介されています。
トーンはまじめに、アホみたいな単語を紹介しています。そしてそれらはほぼ下ネタです。

それぞれの単語は、イラスト、単語、例文(日本語)、例文(英語)、例文の内容への著者のツッコミで構成されています。

例えば一番最初に取り上げられている単語でご紹介します。

salmon carpaccio (サーモンカルパッチョ)

これが一つ目の単語です。下品でもないので安心してご紹介できます。

この例文が

ボブは笑い過ぎてサーモンカルパッチョが鼻から出ました。
Bob laughed so hard that the salmon carpaccio came out of his nose.

となっており、例文の上には味のあるイラストで、ボブが鼻から出したと思われるサーモンをティッシュの上に置いてどや顔で見せてきている様子が描かれています。

英単語集の例文なのに英文よりも大きいフォントで日本語の例文が書かれているので、つい日本語で先に読んでしまいます。このあたりからもユルさが伝わってきます。
著者のツッコミは無くても良かったと思います。

ネタだけでは終わらせない

サーモンカルパッチョなんて覚えてどうするの??と野暮なことはおっしゃらないでください。カテゴリは「絶対に出題されない英単語」です。

しかし、よく見てみるとこの例文では「so + ・・・ + that ~」の構文が使われていますよね。
単語はさておき、文章自体は使えるのではないか?とポジティブに考えてしまっている自分に気付きました。せっかく購入したのにネタだけで終わらせてしまうのはもったいないという意識も少し働いていたのかもしれません。

もう一つ見てみましょう。

Chocorooms (きのこの山)

ボブは係長が大事にしていたきのこの山を、こっそりたけのこの里に交換した。
Bob secretly replaced the assistant manager’s treasured Chocorooms with Chococones.

きのこの山ってchocoroomsって言うの?ということはさておき、replace を「AをBに取り替える」と使う時には、日本語の感覚だとつい to と思ってしまうかもしれないところを、replace A with B であるということが確認できます。

真面目にやっていると頭に入りにくいことでも、こういう例文だと頭に入ってしまうのは不思議なものです。

リスニングにも効果あり?


なんとこの書籍、CDまで付いています。
日本語、英語とも普通の英語関連書籍と同じようにきちんと収録されています。
ただ、たまに書いてある内容と違う音声があります。説明によると、過剰な集中による脳の血管へのダメージを防ぐために集中力を途切れさせるのが目的とのことです。

著者のサイトで例文を見られるので、必ず買う前に確認してください。
(今回ご紹介したものは非常に上品な部類の単語です。)
出ない順 TOEIC英単語
twitterアカウントもあるので、こちらも見ていただくと参考になると思います。
出ない順 TOEIC英単語 @NISE_TOEIC
こんなお下品なもの買ってしまったーーーー!と後悔するといけませんのでぜひチェックしてみてくださいね。

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ

ライティング力アップ大作戦  (2)「読んで分かる」と「書いて使える」は違う! 「書くために読む」方法

ライティング対策に力を入れ始めてまだ日は浅いですが、自分がいかに書くことを意識してこなかったかということを実感し大変驚いています。

ライティング、つまりアウトプットの練習をするためには、使いたい表現や述べたい意見を形成するためのインプットが重要となってきます。

私自身、インプットの中心は「読む」ことであると考え、多くの英字記事を読んできました。ですが、そこで蓄積されていたはずの中身が、いざ書こうとすると一向にうまく出てこないのです。

「分かる」表現と「使える」表現

例えば、urgeという単語が後ろに目的語+不定詞という形をとるということ。記事を読む中では何度も出会ってきていた用法でしたが、今までにこの単語をライティングで使ったことは一度もありません。
分詞構文(withを用いた付帯状況を含む)も、読んで訳するのに苦労はありませんが、それを使って書くということは今の自分には難しいように思います。

ライティングの対策を始めて、私自身、「読んで分かる」と「その語・表現を実際に使って書ける」の間にはものすごく大きな差があるということに気づきました。

この差を縮めていくことが、今回の課題であると考え対策を進めています。

「手を動かして」体得する

実は今回、今までにはしたことのなかった学習法を試しています。
それは、記事に出てきている文の中で、自分が使いたい表現が含まれているものを実際にノートに書き写してみるという方法です。

今回実際に手を動かしてみることで、これは「今までには使ったことはないな」ということを実感し、「今度は絶対に使ってみたい」という気持ちが湧きあがってくるのを感じます。

読んでいるだけでは、意味がわかるから頭の中に引っかからず通り過ぎて行ってしまうのですが、書くことで自分の中にしみこんでいく、そのようなイメージを持っています。

使いたい表現を探しながら読む

「これを実際に書くことができるだろうか?」そう思いながら記事読みに取り組んでみると、たった一つの記事にも「この単語を使えたら格好いいな」、「この表現を使って書いてみたいな」と思う単語・表現、文章のスタイルが溢れていることに気づきます。

現段階で、私が実際に注目している3つの点を挙げておきます。

・ディスコースマーカーや意見を述べるための定型表現
・言い換えの表現
・コロケーション

これらを意識することでどのような変化が起きるかについては、随時記事のほうでご報告させていただきたいと思います。

まとめ

出来ていない部分を目の当たりにしたのはショックでしたが、ここが伸びしろであるということを発見できて本当によかったと思っています。

今後、一定期間、「書くために読む」という訓練を続けます。こちらにいい報告ができることを励みに、対策を練り試行錯誤していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ

100の願い事 The Wish List

人生は思っていたより短い、そしてやりたいことが多すぎて、何から手をつけていいか分からない・・・。漠然と悩んでいる時に、向井万起男さんの「ウィッシュリスト100の魔法」という記事に出会いました。

 

アメリカで発売されていた、”the wish list”というみんなの願いを集めた本の翻訳版を刊行するにあたり、奥さんとご自分の100の願いを書かれたそうです。なんとなくやりたいと思っていること、希望はたくさんあるはずなんだけど、気づけばどんなにちっぽけな夢でも叶えられていないことが多い。日頃何も考えていないなら尚更。だから100個の願いをリストにして、自分の願いと向きあおう、という趣旨の記事でした。私はこの記事を読んで、自分の悩みは漠然としすぎていて、悩んでいても何も解決出来ないことに気づくことが出来ました。

 

この記事で特に感銘を受けた部分は、

実は私には長年続けている習慣がある。それは1日1回、最低2分間、自分の将来について真剣に考えることだ。どのようなことでもいいし、すぐ先のことでも遠い将来のことでもいい。ある日には来週、また別の日には来年、10年後にやっておきたいことを思い浮かべて、それらを実現する方法をシミュレーションするのだ。

 

多くの人は言われるまで気づかないが、どんなささやかな目標でも、ほとんどの人は実現できていない。そもそも毎日考えたって、すべてがうまくいくわけではない。それなのに何も考えていなかったら最悪だ。しかも考えていれば軌道修正もできるが、考えていなかったらそれさえできない。

 

という部分です。確かに、頭の中漠然とした夢、希望はあるけれども、なんとなく日々を過ごしていたのでは、些細な願いごとすら叶えられそうにありません。例えば、温泉に行ってゆっくりしたいな〜、もっと英語のスピーキングを上達させたい・・と思ってはいても、日々の忙しい生活に流されてすぐに忘れてしまうような小さな願いはたくさんあります。それらの願いを書き出すことで、自分の思いをより明確にすることが出来るのです。

 

”100”という数字にも意味があります。「夢、希望なんていくらでもある!」と、書く前は思っていても、実際に書きだしてみると30個前後で止まってしまいます。”宇宙に行きたい”とか、”100年後の世界まで見たい”など、実現しそうにない夢でもなんでも書けばいいのですが、スラスラとは書けないのです。日頃あまり自分の将来、希望について考えていなかったからだと思います。それを時間をかけてゆっくりと紙と向き合い、100個の願いを考えると、すっかり忘れていた若い頃の希望、読みたかった本、行きたかった場所、欲しかったもの・・・。いったん止まった希望がどんどんと湧いてくるのを感じました。こうして出来上がった100個の願いを読み返してみると、自分の人生の方向性まで見えてくるような、不思議な感覚を覚えました。

 

書きだした100の願いは、1月1日でも新学期始まりでも構わないと思います。そして年初や環境が変わったらまた新しい100個のリストを書きおろし、夢と現在の自分を照らしあわせてみると面白いです。何度ウィッシュリストを更新しても必ず入っている項目、いつの間にか叶っていた項目などがあり、自分が本当に叶えたいことは何かに気づくことが出来ます。

 

願いごとを100個もひねり出すのは、自分の深層心理と対話する作業だと思います。そして忘れた頃に100個の願いを見返してみると、ささいな願いごとだけれどもこれまで叶わなかった希望、無理に違いないと思っていた目標などが思いがけず叶っていることに気づきました。100個を書き出すため、30個以降は脳をふりしぼるように一生懸命考えたこと、時々見返したことで、頭の中でボンヤリしていた希望が現実的となり、実現にむけて具体的な一歩を踏み出すきっかけになったのかもしれません。どうせ実現しないだろうから書くのは恥ずかしい‥と思っていた希望も実現していた事に驚きました。

 

私はこのウィッシュリストの存在を知ったおかげで、自分の夢や将来について毎日少しずつ考える習慣が出来ました。忙しい毎日に振り回されて、何も考える時間がない!と悩んでいた頃は、漠然とした不安感がありましたが、自分の希望を棚卸ししてみることで、知らず知らずのうちに希望を叶えるための1歩を踏み出しているのかもしれません。

 

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ
にほんブログ村

洋書を読む楽しさを感じる本 「寝ても覚めても本の虫」

児玉清さんというと「あたっくちゃぁぁぁんす!」とクイズ番組での一コマが一番に浮かんで来る方が多いと思いますが、実は児玉さんは大変読書好きな方です。

書評の番組の進行を務めたり、本の解説文を書いたり、エッセーや書評の連載をされていましたが、今回はその書評をまとた作品「寝ても覚めても本の虫」をご紹介します。


寝ても覚めても本の虫

児玉さんは国内外問わず大変多くの作品を読んでおられましたが、とりわけ海外ミステリーがお好きだったようで、こちらの本の紹介にも「児玉さんの海外面白本探求の日々を一気に公開」と書かれています。

著者は最初は翻訳されたものを読んでいたものの、すでに翻訳された作品を読み尽くして原作に追いついてしまったので原書で読むようになったとのことです。
最初はご自身の英語力を心配しながら読み始めたものの、とにかく読みたいという気持ちが強かったせいか割とスラスラ読めてしまったためにのめり込んでしまったそうです。
これが20年ほど前の話ということなので、今のように簡単にインターネットで情報を仕入れたり、クリックひとつで注文することはできない時代です。海外の雑誌などでベストセラーを探し、海外へ行く度にカバンいっぱいにハードカバーを買い込んで読みまくっていたのですから、ものすごい情熱が伝わってきますよね。

児玉さんは原書で読んでいるので、ほとんど紹介されている作品の原題が分かります。(現代で紹介され、邦題がカッコ書きで書かれているパターンが多いです。)
書評も上品に公平な視点で書かれており、語り口も軽妙で読んでいて心地良いです。何年の何号からという細かい引用ではありませんが、TimeやNYT、Economistで取り上げられていたトピックを盛り込みながら書いてあるエピソードもいくつかあり、氏の情報収集の範囲も伺えますし、とにかく本が好きで好きで仕方ないということがこれでもかというほど伝わってきます。

好きな作家の本は寝転んで読むと決めている児玉さんが、ケン・フォレットの1000ページ近くの作品である「大聖堂」を寝る間も惜しんで寝ながら読んだものの、あまりの重さに読了後に疲労困憊したエピソードや、映画Sayuriの原作を読んですっかり騙されたエピソードなど、終始ニヤニヤ楽しい気分で読めます。
文庫化の際に加えられた第Ⅳ章では実際に児玉さんの印象に残った英文も挿入されていたりします。

今まであまり興味がなかったような作品も思わず読んでしまいたくなって数冊購入してしまいました。著者の声を知っているので、直接児玉さんの声で本を勧められている気分になってしまうのです。

児玉さんは切り絵もかなりお上手なのですが、この本には数点の挿絵もあります。これがまた味わい深いのでぜひ手にとってご覧になって下さい。

日本語の書籍ですが、原作での読書の楽しみがこれでもかというほど伝わってきます。
最後に児玉さんが原作で読む時に感じることを書いていらっしゃる箇所を引用します。
これは、洋書で読書を楽しんでいる多くの方が共感されるのではないでしょうか。

黙読しているときに、さっと頭に浮かぶ解釈とフィーリングには、えもいわれぬ味わいがあり、しばしその感覚に恍惚となってしまう。この至福を誰かと共有したいと懸命に日本語にしてみるのだが、想像力と才能に欠けているせいか、訳してみたとたんに、原文の光彩が消えてしまうような気がする。これはいったいどうしたわけなのだろう。これまで何度かそういう経験をしてからは、ひとりで密かにこの感覚を愉しむことになってしまっているのだが、本当にそれはもうぞくぞくするような愉しさなのだ。

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ

ライティング力アップ大作戦  (1)6年間変わらなかった「書く」力を今度こそ伸ばしたい

前回のYukoさんの記事に続き、ライティングについて書きたいと思います。
ここ2年に渡り、国連英検への挑戦を続けている私ですが、この期間で一番伸びていない、そして対策もできていないのがライティングです。

毎回試験前に、「なにかしなくてはいけない」「とにかく書かなければ」と焦るのですが、重い腰が上がらず・・・エッセイの一本もろくに完成させれらないまま試験に臨む。そんな「お茶を濁すような」対策を続けてきました。

「これではいけない」。今回、一念発起しライティング対策に力を入れようと思っています。現段階で自分がしようとしていることについて、少し書いてみたいと思います。

ライティングのために対策したこと(英検1級合格まで)

現在のライティング能力については、英検1級受験・合格までに出来上がっていたと思います。
大きく分けて、2つの対策をしました。
まず、日本語からに直すタイプ(和文英訳)の問題集を2冊仕上げ、文法に誤りのない文・英語として自然な文をかけるような訓練をしました。

【英検1級までにライティング基礎力をつけるために使った2冊】

その後、1級エッセイ対策としてライティングの型(Introduction→Body→Conclusionの流れで書く)について学び、その型に従って文章を書く訓練を行いました。

試験では、ライティングの型に当てはめずに文章を書くと、いくら表現方法が洗練されていようが、すばらしいアイデアを書いていようが、大幅減点されてしまいます。
逆に言えば、型にあてはめて書くことができていればある程度の点数は取ることができるのです。(もちろんスペルミスや語法のミスなど、他にも減点対象はありますが)

すごくいい点数が取れるわけではないけれど、他の分野に大きく影響を与えるほどひどい点数ではない。それが、その後ライティング対策を後回しにしてきてしまった理由です。

現在の自分が伸ばすべき点

私が持っている国連英検のテキストには、ライティングの採点基準は以下の5つであると書かれています。

・設問にきちんと答えているか
・全体的なまとまりがとれているか
・説明や例を効果的に用いているか
・文法上、語法上の誤りはないか
・語彙や文に多様性があるか

国連英検特A級・A級対策より。記述はこの旧版より引用しています)

今回私が最も注目したのは、5つめの「語彙や文に多様性があるか」です。
語彙のバリエーションがないから、エッセイの中で同じ言葉を何度も繰り返してしまう。単文の羅列や、よくてbecauseやwhen, althoughなどの従位接続詞でつなげるくらい・・・。
自分にとっては耳の痛い項目です。

今後、ここを伸ばすことに集中して、対策をしていきます。
具体的にどのような方法をとっているかについては、現在実践(実験)中ですので、また一定期間をおいて、その進捗具合・成果について記事にしたいと思っております。

実はまだ始めて数日しかたっていないのですが、いろいろと発見したことがあります。
次回は、今後の学習の主軸となるであろう「書くために読む」ということについて書かせていただきたいと思っております。
ぜひご期待ください。

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ

ライティングの訓練

アメリカの学校教育でいいなと思ったのは、ライティングに力を入れている点です。これまでにアメリカ人英語チューターの子供さん達のカリキュラムや、アメリカの大学に在籍している学生さんの話を聞いて感じたことを書きたいと思います。

 

アメリカの学生さんをみて気づいたことは、とにかくたくさん読み、書かされる機会が多いということです。学生さん、教師ともに大変そうではありますが、自分と比べるとライティングの基礎がしっかり鍛えられていると感じました。学生さんに中高生の時の授業について聞いてみると、やはり小さい頃から常にライティングの課題があったとのことでした。例えば、英語の授業であれば、毎週月曜日に読むべき課題文のエッセイを渡され、水曜日にサマリーを提出し、金曜日にレポートを書くスケジュールだそうです。それを毎週こなせば力がつきそうですね。本の場合は、3週間ほどの期間が設定されており、スケジュールに沿って課題が進むようにタスクが課せられるようです。

 

自分が中高生だった時の事を思い出してみると、まとまった量の日本語作文を書くのは、夏休みの読書感想文や、大学入試の小論文対策のための限られた期間だったように記憶しています。大学は学部により方針がそれぞれ違うと思いますが、学期末レポート提出義務が時々あるくらいで、提出した後に添削されたものが返却されたことはありませんでした。英作文についても、和文英訳が主で、自分の意見を書き、それを添削してもらったことはなかったと記憶しています。英文ライティングには、”パラグラフライティング”という概念があるということを知ったのも、英検1級受験準備の時でした。そんな機会でもなければ、普通に英語を勉強しているだけでは英作文の”型”についてすら、知る機会はなかったのではないかと思います。

 

英語を勉強する際、ライティングは手間がかかるために後回しになりがちなのではないでしょうか。”英作文”とはいっても、和文英訳だけでは不十分だと思います。アメリカの学生さんが大量のライティング課題をこなすのを見たことで、自分は上達したいと思っている割には、まだまだライティングの訓練が圧倒的に足りなかったと感じた次第です。

 

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ
にほんブログ村

NHKラジオ講座 英語で読む村上春樹

4月からNHKのラジオ講座を始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は今回は「英語で読む村上春樹」を始めてみました。興味を持っていただいた方が5月からでも始められるように、3回終わった段階ですが内容をご紹介していきたいと思います。(毎月4週目はゲストを招いて村上作品の魅力を語るという1〜3回めとは少し違うスタイルのようです。)


英語で読む村上春樹

講座の内容

この講座は村上春樹さんの短編作品である“The Elephant Vanishes”(象の消滅)を4月から9月まで、“Super-Frog Saves Tokyo”(かえるくん、東京を救う)を10月から3月まで、それぞれ半年かけて英語と日本語で読み進めていくというものです。
英語と日本語の発想の違いや、文化的な違いによる翻訳の際の内容の変化などを考察していきます。

ラジオ第2で毎週日曜日の午後10:50〜11:20(再放送が次週土曜の午後0:10〜0:40)週1回30分の放送です。

講師は沼野充義先生と、マシュー・チョジックさんです。このマシューさんは、ハーバード大学大学院で村上春樹の研究をしている際に、村上作品を何作も翻訳しているジェイ・ルービンさんに直接指導も受けていたそうです。

進め方

まず、その日の範囲の文章が英語で朗読されます。
その後、4つの部分にパート分けして、日本語、英語と朗読されます。(英語、日本語ともにプロの方が朗読しています。)

その後に講師による解説があります。
語学的、文化的な面でどのようなことを考慮してこのように英訳されたのか…などを考えていきます。
日本語ではもう少し読み進めないと明らかにならないことを、英語では先に明らかにしてしまっている部分についての説明や、日本語独特の言い回しは英語では不自然になっていないか、外来語などで日本独自の意味になってしまっているものの訳はどうするか…等、大変興味深いです。

テキストには見開き左側に英文、右側にwords&phrasesがあり、語句などの解説があります。
英文の次のページには同じパートの日本語の原文が左側に、comparison&focusが右側にあり、前のページよりも詳しい文法解説や日英の文章の比較が書かれています。
このような構成なので、テキストだけ読んでいても楽しめます。

感想

このように英語でも日本語でも村上作品を読んでいくとは知らずに、ただなんとなく面白そうというだけで始めてみましたが、思った以上に面白かったです。日本語の朗読を聞いてから英文の朗読を聞くので、「あれ?さっきの原文と違うな…。」と気付き、解説が楽しみでした。
翻訳に興味がある方はもちろんですが、そうでなくても、日本人でなければイメージしづらいものを上手く伝える工夫などを知ることは面白く感じられるのではないかと思います。

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ

このThe Wind-Up Bird Chronicleは、日本語では3冊だったものが英語版では1冊になってしまったというエピソードが講座中に紹介されていました。

英字記事を愛読する私が選んだiPad用記事読み厳選アプリ6

先日、私事ですが新しいiPadを購入しました。
今までも英字記事読みに活用していてはいたのですが、サクサク動く画面、画像や表示の綺麗さに、記事読みのテンションもかなり上がってきています。

今日は、いつも私が英字記事を読む際に愛用しているアプリを6つご紹介したいと思います。

アプリの分類

英字記事を読むためのアプリは、大きく分けて以下の3種類に分けることができます。

・各メディアが独自に提供しているアプリ
・各種メディアのニュース記事をアグリゲート(収集)して読むことができるアプリ
・ウェブやiPhone, iPad上で見つけた記事を保存し「あとで読む」アプリ

私もこれら3種類を使い分けています。

厳選アプリ 6

以下が私が実際にフル活用しているアプリです。

・各メディアが独自に提供しているアプリ
BBCは、主に起きた出来事についていち早く知るために、The Economistは出来事の背景を知り自分の意見を形成するために読むようにしています。

BBC Worldwide
posted with iTunesLinker at 13.04.19
The Economist
posted with iTunesLinker at 13.04.19

・各種メディアのニュース記事をアグリゲート(収集)して読むことができるアプリ
以前にも記事で書かせていただいた、FlipboardとZiteを愛用しています。
Flipboardは読みたいメディアを登録し、その中から記事を拾ってくるので、お気に入りのメディアがある場合に最適。
Ziteは読みたいトピック・キーワードを自分で選定する形なので、何か読みたい特定の話題があるときに便利です。

Zite, Inc.
posted with iTunesLinker at 13.04.19

・ウェブやiPhone, iPad上で見つけた記事を保存し「あとで読む」アプリ
以前はInstapaper一筋だったのですが、Pocketも読んでいる単語検索ができるようになったこと、UIが綺麗なことから最近使用頻度が増えてきています。

Instapaper, LLC
posted with iTunesLinker at 13.04.19
Idea Shower
posted with iTunesLinker at 13.04.19

個人的ベスト3

この6つの中からさらに厳選してよく使うアプリは以下の3つ、今現在の順位はこのようになっています。

1位:Zite
今までに読んだ記事に「イイネ」をすることで、より自分好みの記事を収集してきてくれる
(関連記事:【iPhone/iPad アプリ】 自分好みに”育てる”ニュースリーダー Zite

2位:Pocket
「あとで読む」系の中で、最近急上昇しているPocket. 記事一覧画面がカラーで写真も含んでいることから、パッとみて「読んでみたい」と気持ちが高まります。

3位:BBC
記事の長さがちょうどいいBBC. 一度アプリを立ち上げると2~3記事は一気に読めてしまいます。
あとはそれを毎日の習慣にできれば・・・と思っています。

おわりに

今回紹介したアプリは、記事を読むことに対してお金がかからないものばかりです。
(※The Economistのみ、無料版では限られた記事しか読むことができません)
アプリ自体も無料、もしくは気軽に試せる価格で手に入りますので、ぜひ実際ダウンロードをし、使い心地を試してみてくださいね。

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ

お詫び:今回は以前お伝えしていた内容とは違う記事となりました。
予定していた内容については、また後日書かせていただきたいと思います。

アメリカ生活雑感

アメリカに来て3週間経過しました。渡米する前、どれくらいの英語力があれば苦労せずに生活出来るのかという事に興味がありましたので、これまでに感じたことをまとめてみます。

 

リスニングに関しては、英検、TOEIC、テレビニュース、オーディオブック、ドラマ、どのレベルが一番近いかというと、やはりドラマでした。アメリカのテレビドラマをみていると、90-95%くらいは理解できるものでも、”この人の言うことだけは殆どわからない”というキャラクターがいます。実際はその ”わかりにくい英語を話す人” がたくさんいる状態です。当たり前のことですが、テストのリスニングは非常にわかりやすく、あれほど滑舌よく元気に話す人はあまりいないと思いました。私はテレビニュース、オーディオブックなどは良く聞き取れ、映画やドラマは字幕なしで80%くらいの聞き取り度〜ほぼ全部分かるものもある程度でこちらに来ました。銀行口座の開設や、iPhoneの契約、家探しのための電話でのやり取りなどは大丈夫でしたが、インド人や、小さい声でモゴモゴ話す家主さんとの電話のやり取りは困難でした。相手が言っていることが理解できない状態では会話を継続することが困難ですので、リスニングは日本にいる間にある程度頑張ったほうが良いと思いました。

 

リスニングとも関連しますが、単語は聞き取れるものが多ければ多いほど会話が楽です。アメリカで生活すれば10ヶ月程で聞き取れるようになる、という経験談を良く聞きますが、現在の単語力プラスαでしか英語を聞いたり読んだり出来ないので、英語力が低い状態だと伸びしろが限られてしまうと感じました。日本では全然使う機会もなく、この先使うことがあるだろうかと思った tits, smoke pot, などもさっそく日常会話に登場しました(どんな人達とつるんでいるのかと言われそうですが…)。仕事で使う単語の知識は以外と限られていましたが、日常会話には単語はあればあっただけよいと思います。

 

スピーキングに関しては、とりあえず自分の言いたいことを伝えるだけならば、グロービッシュでも十分だと感じました。1500語の簡単な語彙でも、言いたいことの骨子は伝わります。英語を駆使してネイティブも唸らせる素晴らしいプレゼンテーションをしたい、というならば特別な訓練が必要と思いますが、生活するだけなら以外とスピーキングの敷居は低いようです。ただ、ディスカッションに参加したいのであれば、事前の下調べや、これだけは絶対に言う!という部分は用意したほうがいいと思います。

 

語学留学するのか赴任で行くのかによっても違うとは思いますが、たくさん読んで書く機会は多いです。〇〇というプロジェクトを始めよう、となれば、事前の下調べとして沢山の資料を渡されます。私の場合は2週間でとりあえず400ページほどの資料を読んで、そこから関連資料を自分で探し、まとめて発表するというものでした。これでも来たばかりだからという配慮があったようですが、関連資料も含めると2000ページくらい読む計算になります。英語圏で教育を受けた人と比べると、どうしても読むスピードが劣り、時間がかかりますので、長文をあまり読んだ経験のない人は大変苦労すると思われます。

 

”行けばなんとかなる”というのは部分的には正しいし、鵜呑みにすると大変な目にあいます。英語圏に何年いてもあまり英語を話せない人もいますが、それでも生活は出来るようです。インターネットで世界中の色々な人と交流できる今、英語圏に来ないと英語学習が出来ないということはないと思います。日本にいる間に出来る限り勉強し、ちゃんと読み聞き出来るに越したことはない、というのがアメリカに来た当初の感想です。

 

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ
にほんブログ村

1 5 6 7 8 9 46