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説得力のある英作文を書くには〜英検1級英作文対策その4

英検1次試験が近づいてきましたね。今回は英検1級一次試験で、説得力のあるエッセイを書くためのポイントをいくつか紹介します。

 

1級試験のエッセイに限らず、説得力のある文章を書く目的は、書き手の視点を明確に書くことで読み手を納得させることです。説得力のあるエッセイを書く際に気をつけるべき点は、

1. 視点をサポートする証拠を挙げること

2. 対立見解を検討すること

3.  強い結論を提示すること

です。では各項目を詳しくみていきます。

意見をサポートする証拠を挙げること

自分の意見を滔々と述べるよりも、トピックに関連した具体的な例を挙げることで、読み手はあなたの意見をより理解しやすくなります。統計や事実、専門家の意見や具体的な例などの客観的な意見をいくつか用いてください。
例えば、日本の臓器移植に関するエッセイを書く際に、”日本では希望しても臓器移植を受けられないのは問題だ”、と言いたいならば、”日本では2011年現在12,000人ほどの移植希望登録者がいるが、実際に移植を受けられたのは220人程である。”と具体的に書いたほうが、読み手にどれだけ問題が深刻かを理解してもらいやすくなります。

対立見解を検討する

エッセイを書いたら、読み手が抱くであろう疑問点や対立意見を考えてみてください。これらの予想質問・反対意見を予め考え、それに答える形でエッセイを補強することで、より説得力のある意見になります。英作文を書き終えたら、客観的な目で自分の文章を読み直し、”ツッコミどころ”を探してください。サポート意見が弱かったり、論点がずれていると感じたら、予想した反論に応えられるよう、その部分を再検討します。

強い結論を提示すること

結論に至るまでの段落で提示したエビデンスや説明は、Conclusionパートに結びついているでしょうか?Conclusionでは、自分の意見をサマライズし、結論を出さなくてはなりません。”〇〇は難しい問題である。今後さらなる検討が必要である”、などという曖昧な文章は避け、自分の意見をはっきり述べるようにします。

まずはIntroduction→Body→Conclusionの型に従って書く、という基本の形を覚えたら、上記の3項目も意識してみてください。これらはネイティブの子供向けに書かれた本などを参考にしたものですが、英作文を書き慣れていない日本人の英語学習者にとって有用なTipsではないかと思います。

Time for KidsのA+ Papersには、実際に説得力のある英作文を学ぶためのちょっとしたOrganizerがありますので、試してみてください。

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「日本語で」背景知識を得ること

英語の勉強のために、「日本語で」勉強する。
一見、矛盾した内容に聞こえるかもしれません。
特に、英語力が身についてきている中・上級者の方ほど、なぜ今更日本語で?と疑問に思うことでしょう。

あなたが今目指していることは、英検1級に合格することですか?
英字新聞をスラスラ読めるようになることですか?

どちらかに当てはまるようなら、今すぐ疑う心を捨て、「日本語で」の学習に取り組んでください。今日の記事は、私からの「戦略的」英語学習の提案です。

英文を読めるようになるための三要素

本題に入る前に、今日お話しすることについて、少し説明させてください。

英文を読めるようになるためには、以下の図で示したように、語彙力、構文を読み取る力、そして背景知識が必要です。
今日は、その中でも、背景知識を得る学習法に限定し、お話ししたいと思います。

何にでも活かせる勉強のコツ(1)

突然ですが、学生時代、歴史を習った時のことを思い出してください。
歴史は、小学校・中学校・高校で3回繰り返して習います。
小学校では大まかな出来事しか習わなかったのが、中学校ではさらに詳しく、高校ではさらにもう一歩踏み込んだ内容を習います。

同じ年数をかけるとして、もしもあれが、小学校では縄文時代から奈良時代、中学校では平安時代から安土桃山時代、高校では江戸時代以降という分け方で学ぶとしたらどうでしょう。

小学校の段階で、いきなり詳細な部分まで覚えなくてはならない。
全体像が分からないままどの部分が大事かもわからずに、やみくもに暗記していく。

もしもそんな歴史の授業ならば、挫折する学生が続出することでしょう。

何にでも活かせる勉強のコツ(2)

ですが、英語学習に限って言えば、それをやってしまっている人が少なくないのです。
「いきなり分厚い文法書に手を出し、最初の章で挫折してしまう。」
これも一つの失敗事例です。(それに関してはまた別の記事で書きたいと思います)

今回、私が歴史の授業を例えにしていいたかったのは、背景知識を得るために、その方法を思い出してほしいということなのです。

まずは小学校で習ったように、大事な部分をおさえておく。それは、と例えられます。
最小限の核になる知識があれば、英字記事は俄然読みやすくなる。そして、英字記事を何本も読んでいくことで、さらにその核は大きくなり、次はもっと読みやすくなる。
中学、高校と、順に詳細を肉付けし、学んでいったように、英語学習でもそれを応用するのです。

私が実際に使っている「日本語」資料

核を作るのに、変なプライドは要りません。
例えば、歴史マンガがきっかけで、歴史という学問にハマっていく。マンガは一般的には子供によくないとされるものだけれど、こういう成果を生み出すこともあると考えれば、否定することはできないですよね。
それと同じです。

英語を読むために、日本語で知識を得ておく。この記事を読んでくださった皆さんならば、それが逃げや弱さからくるものではなく、戦略的な選択であることを理解していただけることと思います。

現在、国連英検A級受験中の私が、実際に読んだ、読んでいる新書を3冊ご紹介したいと思います。

池上彰氏の「知らないと恥をかく世界の大問題」では、その時ちょうどTIMEで読んでいたフィンランドの教育についての記述があって、本当にびっくりしました。ここで読んだことが、英字記事を読む助けになる。そう実感した瞬間でした。

私は国連英検受験のためですが、もちろん英検1級、そして英字記事を読めるようになりたいと思っていらっしゃる方にとっても最高のレファレンス本になると思います。ぜひお勧めしたい3冊です。

知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新書)


知らないと恥をかく世界の大問題2 角川SSC新書 (角川SSC新書)

世界紛争地図 角川SSC新書

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The Economistで英検1級対策

英検リーディング対策としてThe Economistなどの洋雑誌を読むことについて私の体験を書かせて頂きたいと思います。

 英検1級に合格したいと思ったものの、問題集を解いたり単語集をひたすら覚えるテスト勉強みたいなことはしたくない。それに期末テストのように問題集を解きさえすれば合格するというテストではありませんし、単語集を繰り返すまわす方法が効率が良いというわけでもないのでは、と感じました。対策=問題集ではなく、英語力そのものを上げることで合格を目指したい。問題集を何冊も繰り返し解くよりも、読解、単語、ライティング、二次対策を全部兼ねる洋雑誌リーディングをしようと思ったのです。

 

英検1級試験に合格するために猛勉強は必要か

職場の後輩に英検1級合格を報告した時のこと。彼女がラジオ英会話を聞き始めたことがきっかけの1つとなって私も英語を始めました。その後はお互いに学習状況を報告することもなく、いきなりの合格報告になってしまったわけですが、その時彼女に”鉄の意志の女ですね・・・” と半ば呆れたように言われたのがとても印象に残っています。世間一般のイメージとしては、英検1級合格というと、ガリガリ英語を勉強した!という感じなのかもしれませんが、自分としてはそんなに”勉強を頑張った”という意識もなかったのです。パス単や問題集を用いて受験生のように猛勉強しなくても、1級レベルの記事や本を読むことで十分合格可能であると感じました。

まずは過去問でレベル確認

では、1級レベルの記事とはどのようなものなのか。前回記事でご紹介したように、まず行ったことは過去問を2年分解いたことでした。試験前の仕上げとして過去問は試験直前に解くという方もいらっしゃるようですが、試験のレベル、傾向などを知り効果的な対策を練るために、まずは過去問を解くことが大事だと思います。読解問題で使用されているトピックや難易度をみて、Newsweek、TIME、The Economistあたりを継続的に読めば対応できるのではないかと思ったため、この3つの雑誌を比較してみました。どの雑誌を選ぶかは個人的な好みによると思いますが、この3つの中でNewsweekが一番易しく感じたため、英語力を伸ばすには難しめの雑誌にチャレンジするほうがよいだろうと判断し、TIME、The Economistの2つに候補を絞りました。同じニュースを取り上げている記事を読み比べた結果、The Economistのほうが記者の思考の流れがわかりやすかったためThe Economistを定期購読することにしました。

The Economistで読解力強化

勢い込んでThe Economistプリント版の年間購読を申し込んではみたものの、辞書を用いても楽に読める記事は一つもありませんでした。念のため申し添えておきますが、この時点で多読500万語に2年半程で達しており、ハリーポッターやベストセラー小説などは読める状態でした。読めなかった原因は、背景知識が全くなかったこと、The Economistレベルの英文をほとんど読んだことがなかったためだと思われます。初めての1級受験が3ヶ月後にせまっているため、楽に読めなかったからといって諦めるわけにはいきません。最初は辞書を引きながら、ゆっくりと読み始めました。それと同時にバックグラウンド知識があって読みやすいものは、辞書をひかずに10分以内で読んで内容を把握することを心がけました。品詞分解や構文確認などは行いませんでした。試験では文法問題は出ませんし、試験3ヶ月前に文法で時間を取る余裕はなかったからです。また読解と同時に役にたちそうな数字や事実は別ノートに抜書きしておき、ライティング、スピーキング用のネタ集めも行いました。読みなれない文章に最初は四苦八苦しましたが、3ヶ月間毎日読んでいくうちに、少しずつ基礎知識もつき文体にも慣れてきたせいか、読みやすく感じるトピックも出てきました。

理解度を確かめるために

問題集と違って設問がないため、どのくらい理解できているかが判断できないという欠点に対しては、日本語でサマリーを書くという方法で対応しました。ちょっとしたメモ程度ではなく、友達にどういう記事が説明するような気持ちで。イントロダクション、メインアイディア、サポート、コンクルージョンの流れを意識すると、なぜそのような結論にいたったかということがわかりやすいです。ライティングのパターンのお手本としても参考になりました。理路整然と書かれた英文ですので、自分が書いた日本語のサマリーと比べることで、英文を曖昧に理解してしまったために意味が通らなくなってしまっている部分がわかります。1級の読解試験も記事中の重要な箇所が設問になっていることが多いので、重要ポイントを押さえたサマリーを書くことは試験対策として有効であると思います。

まとめ

The Economistに限らず洋雑誌を読む利点は、試験対策にとどまらず、幅広い知識と語彙を習得できることです。また、読解で得られた情報をライティングやスピーキングに役立てられるのも利点です。雑誌で取り上げられる話題は多岐にわたっていますので、純粋に読み物としても面白いですし、読めば読むほど知識が増える喜びも味わえます。私は、問題集を解く試験対策は苦手で全く出来ませんでしたが、1級と同レベルもしくは上のレベルの記事を読むことで3ヶ月後の試験で無事に合格することが出来ました。”1級を受けよう”と決心してから短期間で目標を達成できたのは、その前の2年半にわたる多読とLingQでの精読がベースとなっているのは間違いありません。”鉄の意志”などなくても楽しみながら1級に合格することは十分可能だと思います。問題集を使っての所謂”試験対策”が苦手だけど1級に合格したいと思っている方は、洋雑誌での代用も検討されてみてはいかがでしょうか。

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単語学習 文脈で覚える VS 単語本で覚える

ブログを読んでくださる方の中には、英検などの資格受験のために単語学習をされている方も多いと思います。
皆さんは、単語をどのようにして覚えていらっしゃいますか?
私自身、単語学習を開始した頃は、単語本なんて・・・と抵抗を感じていました。
それが、学習を進めるにつれ考え方が変わってきました。
今日は、現時点での私の単語学習に対する考え方を書いてみたいと思います。

単語との出会い方

記事タイトルに書いた「文脈で覚える」「単語本で覚える」

単語との出会い方に限って見てみるとこうなります。
「文脈で覚える」=実際の文章の中で”生”のものに出会う。
「単語本で覚える」=単語本だけでなく、問題集、クイズ形式なども含め、”人工的”に出会う。

英検の語彙対策を始めるまでは、文脈で覚える=”生”のものに出会うのが唯一、最良の方法と考えていた私でしたが、学習を進めるうちにその考え方も変わっていきました。
最初に覚えるべき単語がどのような単語なのかを単語本で確認(リストとして活用)、それらの単語に実際の場面で出会って覚えていくという”併用方式”へと移行しました。
(詳細は、以前の記事”英検1級 単語対策 その2”をご覧ください)

再会が大事

”生”と”人工的”。自分のこういった書き方からも、無意識に”生”のほうがいいという感情が残っているのかもしれません。
ですが、その考え方も最近になって変わりつつあります。

最初の出会いは”生”か”人工的”か、どちらでもいい。
それよりも、再会することが大切。

これが私の現時点での単語学習ポリシーです。

どのような形で単語を覚えるにせよ、一度で完璧に意味を覚えられる人などいません。
二度目に出てきたときに、「あ!覚えた単語だ!!」と気付けること、そして意味がわかること。
それが本当の意味で「覚えた」ということです。

最初の出会い方はどんな方法でもいいですが、再会の仕方にはしっかりとこだわります。単語本でもう一度再会してもインパクトは薄いですし、「ページのどのあたりに書いてあったから」「○○の次にでてくる単語」などで覚えている場合もあります。
再会の場面は、”生”(実際の文章)であるべきです。

「単語学習=単語本を暗記すること」で止まっている人には、早く再会の場を作って欲しいと思います。
「全部覚えてから、実際に文章を読もう」ではなく、「うっすらでも見たことがある」という記憶が残っているうちに再会し、意味を定着させるべきです。

weblioの英語力診断テスト

実は私自身、国連英検という資格試験に挑戦中です。今回書いたことは、現在進行形で語彙学習を進めているからこその本音の意見であり、自分自身に言い聞かせたい内容でもあります。

現在、”人工的”に出会う場面として活用しているのが、オンライン辞書サイトweblioの中にある英語力診断テストです。

なんと英検各級用のテストもあり、私も英検1級用のテストを毎日受験するようにしています。(1級の単語と国連英検の単語に必要な語彙が重なる部分も多いので)

このテストの中で、一日に数個、人工的に出会う。
実は、これを始めて、まだ10回足らずですが、もう再会の場面が出てきている単語もあります。

まとめ

単語の最初の出会いは、”生”(実際の文章)でも”人工的”(単語本・問題集など)でもどちらでも構いません。

大切なのは、再会の方法。再会の場面は”生”にこだわりましょう。

単語本を全部覚えてから”生”にうつるのではなく、並行して行うことで、早く再会の機会を持つようにしましょう。

英検Pass単熟語1級

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その単語、何のために覚えますか?

英検1級の語彙パートに出てくる単語について、「こんな単語、覚えてもしょうがない」という意見をよく耳にします。
確かに、日常会話をする分には、これらの単語を知らなくてもあまり困ることはないでしょう。
では、一体何のためにそれらの単語を覚えるのか。
その目的をはっきりさせておかないと、間違った対策をしてしまう可能性があります。

インプットのための単語、アウトプットのための単語

ボキャビル(語彙強化)をする上で、必ず意識して欲しいことがあります。
それは、単語にはインプットのための単語アウトプットのための単語の二種類があるということです。

インプットのための単語とは、読んでわかる単語のこと。
先ほど例に出した、英検1級用の語句(「英検Pass単熟語1級」などに掲載されている語句)がそれにあたります。
TIME, The Economist, The New York Timesなどの英語雑誌、新聞を読んでいると、それらの語句がゴロゴロでてくることに気づくはずです。

英検1級用の単語を覚えるのは、英語雑誌、新聞、または学術的な文章を読めるようにするため。

そう考えれば、「○回書いて綴りを覚えよう」だとか、「これらの語彙が口をついて出るようにシャドウイングしよう」等が、目的と異なる方向を向いてしまっていることに気づくはずです。

それに対し、アウトプット用の単語とは、文字通り、書いたり話したりするための単語のことです。
中学・高校で出てくるような基礎単語。
「もちろん、そんなの知っているよ」と思う単語こそ、ちゃんとした使い方ができているか、もう一度確認してください。その動詞は、自動詞ですか、他動詞ですか?すぐ後ろに目的語を置くことができますか?

また、make, get, give, take, putなどの超がつくほど基本単語については、数え切れないほどの熟語があります。
海外ドラマ、洋書などで頻繁に出会うことでしょう。
「日常会話で、もっとこなれた表現を使いたい」「映画・ドラマをちゃんと聴き取れるようになりたい」
そんな方には、熟語のチェックをすることをお勧めします。

さらに上を目指して

今回、単語を大きく二種類に分類しましたが、かならずしもその線引きがはっきりしているわけではありません。

海外ドラマで英検1級単語(インプット用の単語)に出会うこともありますし、英検1級の語彙パートでも熟語(アウトプット用の単語)に関する問題が必ず含まれています。

また、エッセイなどを書くときに、アウトプット用の単語(自分が「簡単、ちゃんと使える」と思っている単語)ばかりを使っていたのでは、幼稚な文章とみなされることも起きてくるかもしれません。

今回、私が書いたことを、「1級単語だから、読めるだけでいいわ」というエクスキューズには使って欲しくありません。
もちろん最終的にはそういう単語も、「読む、聴く、話す、書く」の4つ全てができることを目指して欲しいと思います。

今回は、「1級単語を覚えるモチベーションが上がらない」、「1級単語をどのようにして覚えたらよいかわからない」と思っていらっしゃる方の助けになればと思い、記事にさせていただきました。

まずは目的をはっきりとさせ、その目的を達成するための最短ルートを行くことにしましょう。

【関連記事】
英検1級 単語対策 その1

英検1級 単語対策 その2

英検1級 単語対策 番外編

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英検Pass単熟語1級

DUO 3.0

DUO 3.0 / CD復習用

【おすすめサイト】 RNN 時事英語辞典

前回に引き続き、英検1級のスピーチ準備に使えるサイトをご紹介します。

”RNN 時事英語辞典”は、その名の通り、時事問題で使われる英単語が網羅されている辞典です。
その掲載単語総数は18000語。
時事用語を調べるのに使えるのはもちろんですが、今回は「攻めの」使い方を提案したいと思います。

RNN 時事英語辞典

サイトをご覧いただくと分かる通り、「注目の話題から調べる」、「カテゴリーから調べる」、「検索して調べる」の3つの方法で、単語を検索することができます。

一般的な使い方としては、「検索して調べる」を使うのが便利です。
英和・和英両方に対応しているので、時事記事を読んでいて分からなかった英単語を入れて調べたり、スピーチに使いたい用語を日本語から調べるなどの使い方ができます。

RNN 時事英語辞典を「攻めて」使う

そして、今回私が提案するのは、「カテゴリーから調べる」を使う方法です。

試しに、トップページにある「カテゴリーから調べる」の一覧にあるメニュー、「環境」を押してみましょう。
以下のような検索結果が現れます。

(クリックすると大きな画像が見られます)

例えば、

cap-and-trade system
キャップアンドトレード方式 ■あらかじめ定めた総排出量に基づいて、企業などに排出枠を割り当て、排出枠の一部を取引する方式

のように、その訳語だけでは分かりにくい(ニュースによっぽど触れていないとなかなかお目にかかることのできない)単語には、日本語の説明がついています。これを、ネタ収集に使うのです!

「辞典で情報収集する」
一見効率的でないように思われるかもしれません。

ですが、こう考えるのはどうでしょう?
普段新聞を読んでいるだけでは、どんなことが旬になっていて、どんなことがポイントなのかまでは示してくれません。ある程度の期間読み続けなければ、全体像というのはなかなか見えてこないものです。
その点、このサイトでは、その単語の訳語だけでなく、どのようなことなのかがコンパクトにまとめられています。
そのように説明が掲載されている単語は、旬の話題になっている単語
注目しておきたい話題を、親切に提示してくれているのです。

新しいネタを仕入れるきっかけに、このサイトをおすすめします。
そこで初めて知ったネタを、もっと詳しく調べたい。その時は新聞を読んだり、ネット記事を検索しましょう。

どのような意見があるのか参考にしたい場合には、以下のような書籍を利用するのもいいですね。

現代用語の基礎知識 2011年版

日本の論点2011

朝日キーワード2012

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英検1級二次対策 オンラインスクールの利用

私は英検1級二次対策のために、LingQで知り合った英語学習者と英検対策グループを作り、ネイティブスピーカーの先生にお願いして、オンラインでレッスンをしてもらっていました。オンライン英会話スクールは色々とありますが、試験対策に特化したスクールはあまり選択肢がありません。そのような時は、自分からレッスン方法を提案してみるのも良いのではないでしょうか。実際に私達がやってきた方法を一例としてご紹介します。

 

私がお願いしていたのは、前述のLingQELEというオンラインスクールです。英検二次試験の過去問リストの各分野から毎回1テーマずつトピックを選んで先生に事前に送っていました。例えば、”Are genetically modified foods safe?” というトピックを選んだ場合。ディスカッション当日、各メンバーが2分間のショートスピーチをします。慣れない最初のうちは何回か事前に原稿を用意しましたが、実際の試験では事前準備は出来ませんので原稿は用意せずに臨みました。そうはいっても、何も準備しないというわけではありません。1週間かけて、遺伝子組み換え食品についての記事を日本語・英語問わずたくさん読みこんで、キーワードとなりそうな語彙をピックアップします。また、実際のスピーチで役に立ちそうな数字があれば書き出します。

 

次にたくさん書いたメモの中から似たような項目をまとめたり、論理的に説明出来るように順番を並び替えたりします。また、賛成/反対の意見のどちらでもスピーチが出来るよう、賛成の時の理由、反対の理由をそれぞれまとめました。

<利点>

・除草剤や雑草に強い植物を作ることができる。

・収穫量を増やしたり、大きな果実を得たりすることができる。

・除草剤や肥料を減らすことが出来るので土壌を傷めにくい。

<欠点>

・将来の安全性が不安

→除草剤に耐性のある遺伝子組み換え植物は、人間や動物が作ることができない必須アミノ酸を非活性化する仕組みなので人間への影響はないと思われる。

・昆虫などの受粉により遺伝子組み換え植物とそうでない自然な植物が交配してしまう可能性がある

 

情報源は英語でも日本の新聞でもいいのですが、この時気をつけていたのが、”自分の言葉で言えるようにする” ということです。英語の雑誌からそのまま抜き出した文章は、読めば理解は出来るのですが、使おうと思ったときにパッと出てくるとは限りません。限りなく易しく、試験で浮き足立っても大丈夫なように、自分のレベルにあった言葉に直しておく必要があると思います。

ディスカッション当日にここまで用意しておきます。グループレッスンの良いところは、自分でカバーしきれなかった範囲を、他の人のスピーチで聞くことが出来る点です。また、他のメンバーのスピーチを聞き終わった後、自分が試験官役となってスピーチをした人に質問をしていました。こうすることで相手がスピーチをしている間も集中力を保つ必要が出てきますし、素早く的を射た質問を考える訓練にもなります。ディスカッション当日のスピーチでは、キーワードをチラ見する程度はしましたが、用意した原稿を読み上げることはせずに、即興スピーチを心がけました。事前にリサーチをしているため全く知らないトピックについて即興スピーチをする程の負荷はないのでは、と思われるでしょうが、それでも2分以内にきっちり説得力のある意見をまとめるのは繰り返しの訓練が必要であることを痛感しました。

チューターの先生は、生徒がスピーチをしたり、質疑応答をしている間に訂正が必要な箇所や、発音練習が必要な単語をSkypeのチャットウィンドウに打ち込んでくださいます。スピーチと質疑応答が終わったところで、先生からの講評があります。発音はどうだったか、文法的な間違いはどうか、などを指摘してもらい、一緒に発音練習をします。

この英検スピーチのための準備レッスンは、1級の1次試験を受ける前から始めました。まだ1次試験に受かるかもわからないのに・・という不安はありましたが、1次試験ではエッセイもありますので、このディスカッションのために行った下調べが大いに役立ちました。さらに、ディスカッション後にスピーチ原稿を書いて英文添削に提出をしました。ディスカッション前にスピーチ原稿を用意するよりも、実際にスピーチをすることで、本当はこう言いたかったのに言えなかったということを、復習をかねて改めて考える良い機会となります。

 

英検の二次試験対策をしている学校に通える方は地理的にも経済的にも限られていると思いますが、オンライン英会話をうまく利用することで、効果的な二次試験対策が出来るのではないかと思います。

 

 

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【英検1級二次対策】 プレッシャーを自信に変えよう

昨日は英検一次試験の合格発表でした。
1級一次試験に合格された皆さん、本当におめでとうございます。

合格と同時に、本格的な二次対策が始まりますね。

私自身も、合格の嬉しさ半分、面接準備のプレッシャーがぐんと高まり大変だったことを記憶しています。

そこで今回は、準備の段階で自分に自信をつけるための方法について、ご紹介させていただこうと思います。 (さらに…)

英検1級二次対策〜質疑応答編

英検1級二次試験では、質疑応答もスピーチ同様、重要な得点源です。スピーチの出来が悪かった人でも、質疑応答で挽回出来たとおっしゃっている合格者もいますので、スピーチだけでなく質疑応答もしっかり練習する必要があります。これまで型に沿ったスピーチや質疑応答については習ったことがない方が多いと思いますので、英検1級二次スピーチの対策をする上で、アメリカ人チューターに習ったり、自分で調べた質疑応答法についてご紹介します。英検1級対策に限らず、普段の英会話でも役にたつ方法です。

 

スピーチにはイントロ、ボディ、コンクルージョンという型がありますが、質問に答える時はどうでしょうか? ”Yes, I think so….(沈黙)” では会話は続きません。質問された時に、長らく沈黙することなく答えるためには、基本となるフレームワークがあると便利です。それがロジカルシンキングなどでもお馴染みの ”PREP Method” です。PREPは、

P: Point, R: Reason, E: Example, P: Pointの略です。各段階で使えるフレーズと共に説明します。

 

P:Pointで質問に対してagree または disagreeか、またはPoint of viewを述べます。

・The point I want to make is・・・

・I believe that・・・

R:Reasonでは先に述べた意見に至った理由を述べます。

・The reason I say this is・・・

・I feel this way because・・・

・I am basing my opinion on・・・

E : Exampleでは自分の体験や、新聞などで得た情報を例に出して説明します。

・For example,

・My experience shows・・・

P : Pointでもう一度自分のpoint of viewを述べます。

・Hence, it is my view that・・・

・In summary, my point is・・・

 

上記の例文以外にも色々な始まりがありますが、自分のパターンとしていくつか覚えておくと、予想外の質問に慌ててしまっても、沈黙せずに自然に次の言葉に繋げられると思います。極度の緊張で何を言っているか分からくなった時はPREPを思い出してください。手早く自分の考えをまとめ、簡潔に答えることが出来るようになると思います。

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The Japan Timesで手軽に英検1級二次対策

英検1級の二次試験対策をされている方の中には、英字新聞を利用されている方もいらっしゃることと思います。
中でも、日本の英字新聞であるThe Japan Timesは、国内ニュースを知る上で大変便利。利用されている方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな The Japan Timesの中から、二次試験にすぐに使えるお役立ちパートをご紹介したいと思います。
(さらに…)

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