リスニングが苦手な方が聞き取りの練習をしていると、早くて聞き取れないことが多くあると思います。
今はアプリなどで再生速度を簡単に変えることができますが、声の高さが低くなってしまうためにせっかくゆっくり再生しても聞き取りにくくなったりしますよね。
今日ご紹介するアプリは、声の高さを変えずにスピードだけ落とすことができるアプリです。
mimiCopy – 耳コピ専用プレーヤー – ART Teknika Inc.
私は趣味で音楽をやっており、時々楽譜の無い曲を聞いて楽譜に書きだしたりすることがあります。その時にこのアプリを使っていたのですが、先日「リスニングの音声が速すぎるからゆっくり再生して欲しい」というリクエストがあり、このアプリのことを思い出しました。
操作法
操作は簡単です。
左上の「ファイル」をタップするとこのような画面になります。
最初は何も取り込まれていないので、さっそく取り込んでみましょう。
ファイルはWi-Fiでも取り込めますし、iPodライブラリの中からも取り込めます。
今回はiPodから取り込む方法で進めていきます。(Wi-Fiの場合はWi-Fiボタンをタップしていただくと画面に転送する手順が詳しく表示されます。
下にあるiPodと書いてあるボタンをタップするとライブラリが表示されるので、そのままインポートしたいファイルを選びます。
すると選択したファイルが読み込まれます。
最初はファイル全体が流れるようになっています。全て流す場合はこのままでOKです。
音声の一部だけを聞きたい場合はこのように区間指定できます。そしてその指定区間でリピート再生が可能です。
ディクテーションをしていて、一部だけ聞き取れずにリピートしたい時に便利ですね。
そして、肝心のスピード調整です。
メイン画面の右下のメーターのようなマークのボタンをタップすると、画面下部に調節するためのバーが表示されるので、下の方のメトロノームのマークが書いてある方ですきなスピードに調整します。
デフォルトでは通常のスピードの50−200%の範囲で変更できます。メイン画面の右上の設定ボタンをタップすると色々な項目を設定できるのですが、その中で最低スピードが25%か50%か選ぶことができるので、50%ではまだ物足りないという方はここで25%を選んでおいてください。
ゆっくりにしても声の高さはほとんど変わらないので、同じ人がゆっくり話してくれているようです。
音楽系のアプリですが、十分リスニング対策に使っていただくことができます。
アプリにしては少し高めの450円ですが、ピッチを変えずにスピードを変えるというアプリの中ではかなりクオリティが高いのでオススメです。