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Posts Tagged ‘ディクテーション’

楽しく学べるディクテーションサイトNobuna

リスニングの精度を上げるには、ディクテーションがお勧めです。ニュースやインタビュー、映画予告編など生の素材が使え、ウェブサイト上でヒントを見ながらディクテーション出来るサイト、Nobunaを紹介します。

 

Nobunaは、ゲーム感覚でディクテーションが出来る無料のwebsiteです。まずは登録してみましょう。画面右上部にサインアップボタンがあります。ニックネームとメールアドレス、パスワードを入力します。

 

入力が済んだらビデオを選びます。サムネイルから適当に選ぶか、左側のジャンルをみて好みのトピックを選びます。試しにニュースカテゴリから1つ選んでみます。すると、動画の下に、カッコ抜きされた文章が表示されます。音声を聞きながらカッコを埋めていきます。

 

このサイトの面白いところは、ヒントが出るところです。There is a ろっと〜 と聞こえたけれどもハッキリとは分からない場合。lo と入力してみると、プルダウンにload, lot , loud とヒントが表示されます。

 

 

全く聞き取れない場合は、もっと明らかなヒントがあります。画面右側を見てください。そこのカッコの部分に該当するヒントが出ます。ヒントを見ながら、lad なのかlot なのか繰り返し音声を聞くと良いと思います。

 

答えを1つずつ打ち込むと、正解なら緑色、不正解なら赤色で単語が表示されます。1度間違ったものを訂正して正解にすると、オレンジ色で表示されます。これなら後で見返した時にどこを間違ったのかすぐ確認出来るので便利です。

 

カッコを全部埋め、画面下部にあるFinishボタンを押すと正答率が出ます。聞き取れていたつもりでも、綴りを間違ってしまうと正答率は下がります。

 

Nobunaにある動画は、学習者向けではないネイティブスピーカー向けの英語ですので少し難しく感じられるかもしれません。ただ、スクリプトと見比べて答え合わせをしなくても、カッコに入力するだけで答えと正答率が分かるので、とても手軽にディクテーションが出来るところがお勧めポイントです。聞き取れていると思っても、”なんとなく内容がわかっているつもり”になっていないか確認するためにも是非チャレンジしてみてくださいね。リスニングの精度を上げると、テストの短い聞き取りだけでなく、ニュースやオーディオブックなどの長時間のリスニングでもハッキリと聞こえ、楽に聞き取れるようになります。

 

ニュースだけではなく、SkyfallGreat Gatsbyなどの映画予告編も素材になっていますので、楽しみながらディクテーションしてみてください!

 

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【iPhoneアプリ紹介】音楽用アプリmimiCopyでリスニング

リスニングが苦手な方が聞き取りの練習をしていると、早くて聞き取れないことが多くあると思います。
今はアプリなどで再生速度を簡単に変えることができますが、声の高さが低くなってしまうためにせっかくゆっくり再生しても聞き取りにくくなったりしますよね。
今日ご紹介するアプリは、声の高さを変えずにスピードだけ落とすことができるアプリです。


mimiCopy – 耳コピ専用プレーヤー – ART Teknika Inc.

私は趣味で音楽をやっており、時々楽譜の無い曲を聞いて楽譜に書きだしたりすることがあります。その時にこのアプリを使っていたのですが、先日「リスニングの音声が速すぎるからゆっくり再生して欲しい」というリクエストがあり、このアプリのことを思い出しました。

操作法

操作は簡単です。

まず初めはこのような画面です。

左上の「ファイル」をタップするとこのような画面になります。

最初は何も取り込まれていないので、さっそく取り込んでみましょう。

ファイルはWi-Fiでも取り込めますし、iPodライブラリの中からも取り込めます。
今回はiPodから取り込む方法で進めていきます。(Wi-Fiの場合はWi-Fiボタンをタップしていただくと画面に転送する手順が詳しく表示されます。

下にあるiPodと書いてあるボタンをタップするとライブラリが表示されるので、そのままインポートしたいファイルを選びます。
すると選択したファイルが読み込まれます。

最初はファイル全体が流れるようになっています。全て流す場合はこのままでOKです。

音声の一部だけを聞きたい場合はこのように区間指定できます。そしてその指定区間でリピート再生が可能です。

ディクテーションをしていて、一部だけ聞き取れずにリピートしたい時に便利ですね。

そして、肝心のスピード調整です。
メイン画面の右下のメーターのようなマークのボタンをタップすると、画面下部に調節するためのバーが表示されるので、下の方のメトロノームのマークが書いてある方ですきなスピードに調整します。

デフォルトでは通常のスピードの50−200%の範囲で変更できます。メイン画面の右上の設定ボタンをタップすると色々な項目を設定できるのですが、その中で最低スピードが25%か50%か選ぶことができるので、50%ではまだ物足りないという方はここで25%を選んでおいてください。

ゆっくりにしても声の高さはほとんど変わらないので、同じ人がゆっくり話してくれているようです。

音楽系のアプリですが、十分リスニング対策に使っていただくことができます。
アプリにしては少し高めの450円ですが、ピッチを変えずにスピードを変えるというアプリの中ではかなりクオリティが高いのでオススメです。

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グンと伸びる!TOEIC400点からのリスニング

TOEIC400点台の方々のお話を聞いていてよく出てくる話題が「リスニングが苦手!でもどういうことをやれば良いのかわからない!」ということです。
リスニングが苦手な方にはディクテーションをお薦めしていますが、なかなか実行に移せないという方も多いです。
今回はそのような方に合わせたやり方を説明し、実際に効果を感じていただいた方法をご紹介したいと思います。

ディクテーションが出来ない理由

ディクテーションが良いと分かっていてもなかなかできないという主な理由としてこのようなことが挙がりました。

①内容が難しい
②長くて集中力が続かない(時間がかかってしまって継続できない)
③聞いて書き取るだけと分かっていても実際にどうすればよいかが分からない

①については、背伸びをせずに少し聞き取りにくい程度のものを…とアドバイスするのですが、そういわれてもなかなかその判断は難しいですよね。聞いていてもだいたいのことしか分からないけれど、スクリプトをゆっくり読んでみると理解できるというレベルのもので良いと思います。
②については、なるべく短めのものを探したいところですが、探すことに時間をかけたくないですよね。

そのまま使える短い素材

そこでおすすめしたのが、TOEIC用問題集のPart1と2の素材です。

一つの文章がとても短い上に、それほど難易度は高くありません。
文章自体が短いと、その音声のトラックをただリピート再生しておけば良いので楽です。短い文章が4つ繰り返されるだけです。
長いものをわざわざ一文ずつトラックに分割して…というような作業をしている方がいらっしゃったのですが、そのような作業をしている時間がもったいないですし、その作業が面倒になると続けられません。

TOEICの素材の良い点は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダと数種類の英語が含まれていることです。苦手なものを選んで特訓することも簡単にできます。
それに、TOEICの得点を上げることが目的の一つであるなら、TOEICの問題をやっておいて損にはなりません。

さあやってみよう!

準備するものは音声、スクリプト、筆記用具、紙です。
音声の再生機器は?鉛筆?ボールペン?かっこいいノート?というような細かいことは気にしないでください。

①リピート再生しながらとにかく聞こえるものを書き写す。
一度や二度聞いてサラサラ書けたら苦労しません。諦めずに何度も聞いて書いてください。

②ちょっと耳を休めて文章をよく見てみる。
聞き取れない箇所は文法的な知識を引っぱり出して考えてみましょう。ここには冠詞が入らないかな?前置詞は入らないかな?Be動詞が入るかも?というような事をとことん考えてみます。

③もう一度疑わしいところをしっかり聞いてみる。
耳も頭も使ったけどもう無理!!!!というところまでしつこく食らいついてください。

④スクリプトで答え合わせをする。
間違えたところをチェックしてください。ここでのポイントは、聞き取れなかったから書き取れなかったのか、単語を知らなかったから書き取れなかったのかを区別してチェックすることです。ここで知らなかった単語はここで覚えてしまってください。
TOEICで400点台の場合は単語を覚えるだけでもスコアが伸びます。ここで覚えないのはもったいないです。

⑤間違えた箇所が聞き取れるまでスクリプトを見ながら音声を確認する。
自分が聞き間違いをしやすいところ、聞き取れない所を意識することで、傾向も分かってきます。

いかがでしょうか。
ただ聞き取って書けば良いと思っていると①と④だけで終わりになってしまうので気をつけてください。聞き取るだけではなく、しっかりと意味もイメージできているか確認してくださいね。

これを長い音声のものでいきなり始めてしまうと気が遠くなるような時間がかかってしまい、面倒になってしまいます。
Part1や2程度の長さなら1問終えるのにそれほどかかりません。
一週間に一度、長い音声のものに取り組むよりも、短くても良いので毎日一つでも取り組むことが大切です。

まとめ

この手順でつきっきりで一緒にディクテーションをおこなったところ、「ここまでしつこくやるとは思わなかった」と皆さんが口々におっしゃっていました。
ものすごく疲れたということですが、これを繰り返してやってもらったところ、「こうかな?と自信がなかったところが当たっていると面白い。」「今度は5回で全部聞き取りたい。」と、積極的に取り組んでいただけるようになってきました。

時間がかかった割に理解できないとモチベーションを保つことができないので、簡単で短いもので聞き取れる楽しさを感じることがまず大切です。聞き取れるようになってくると、もう少し難しいもの、長いものに挑戦してみようという気持ちになってきますよね。

英語ができるできないということを頭の良し悪しという話に持っていく方もいますが、まずどれだけ目的意識を持って、できるようになるまで取り組んだかどうかの話だと思います。
自分にもいつも言い聞かせているのは、「10回やってできなければ20回やればいいし、それでもダメなら30回。それでもダメならできるようになるまでやればいいだけ。ここでやめたら今までやったことが全部無駄になる。」ということです。

できないと落ち込まず、自分に合った方法で、できるようになるまで諦めずにトライしてみてください。

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解きまくれ!リスニングドリル―TOEIC TEST Part1&2


はじめて受けるTOEICテストパーフェクト攻略


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【アプリレビュー】話せる英会話233アメドラ編

私は海外ドラマが大好きで色々と見ておりますが、やはりニュースなど学習目的で聞いている音声とは違って聞き取りにくさで戸惑うことがあります。
聞きにくさの原因は話すスピードや話し方もありますが、口語表現を難しく感じたりすることが多いです。
そこで目に止まったのがこのアプリです。

すぐに話せる英会話233~アメドラ編~【添削機能つき】 – PLAYSQUARE INC.

いつもこのような「英会話」系のアプリは「実際に会話の機会を作った方がいいんじゃない?」とスルーしているのですが、今回は「アメドラ編」という文字が目に入ってしまいうっかり購入してしまいました。

どんなアプリ?

このアプリ、アメドラでよく出てくる表現が233個収録されています。

基本表現、感情表現、アメドラ定番表現、上級者編の4パートに分かれています。

それぞれのパートはユニットに分かれており、まずパート1の be gonna を選んでみると、いくつかのパターンが表示されるので最初のI’m gonna…から始めてみます。

そのパターンごとに細かいニュアンスなどの説明がしてあります。これはいいですね。ただ意味を理解するだけでなく、このようなニュアンスを理解できた方がいいですよね。私は物騒で騒がしいジャンルのドラマばかり見ていますが、登場人物の心情などをしっかり理解しなければいけないドラマもあるので、ニュアンスを知ることは重要だと思います。

このパターンですが、2ステップに分けて学習します。
ステップ1では聞き取りです。
「和訳表示」をタップすることで日本語訳もきちんと表示されます。
ドラマから音声を抜き出している訳ではないので、ドラマより聞き取りやすい気がします。

ステップ2は書き取りです。ドラマのワンシーンからセリフを抜粋しています。(もちろん収録しなおしているので実際の俳優さんの声ではありません)
聞こえてくる音声を書き取ります。2回あります。書き取ると言ってもiPhoneのキーで打つのでちょっと面倒です。

ここで間違えるときちんと訂正してくれます。

一つのパターンを終了するとこのように項目の横にA、Bといった成績の表示が現れます。

パート全体の音声をまとめて聞くこともできます。
その時に英文、和文表示の方法やポーズの時間が設定できるので、日本語を見てパッと英文に直してみるなどといった自分のやりたい方法にある程度カスタムできるのではないでしょうか。

感想

これだけやればアメリカのドラマが楽々聞き取れるようになるとは思えませんが、ドラマの中のフレーズを使って日常的な表現を学ぶことができます。お気に入りのドラマからの抜粋なら頑張れますね。ディクテーションができるという点も良いと思います。
“I ain’t got an alibi.” や “I know where they disposed of the body.”などは使わないかもしれませんが、覚えたフレーズで使えそうなものは英会話のレッスンなどでどんどん使ってみても良いのではないでしょうか。

2012年8月11日まではセールで¥700→¥350になっています。

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ディクテーションを始めよう (超番外編)

もうそろそろお正月でちょっと崩れてしまったペースも元に戻ってきている頃でしょうか?
まだちょっとペースが戻らないから、まず形からだけでも入っちゃおう!ということで私の愛用の文房具をご紹介いたします。

ディクテーション時に愛用しているシャープペンシルがこれです。

プラチナ プレスマン

何がそんなにオススメなのか

これは新聞記者の方が取材時に速記するために発売されたそうです。
0.9mmの芯で書き味がなんともスムーズ!標準で2Bが使われています。専用の芯もあってちょっとロングサイズになっています。

私はかなり筆圧が高く、ディクテーションのように書き殴っていると普通のシャープペンシルでは芯がボキボキ折れてしまって非常にストレスになります。このプレスマンの場合はペン先にクッション機能が付いているので、過度な力がかかると芯が引っ込みます。これで芯の折れを防いでくれているので、安心して書きなぐることができます。

このように普通に芯は出ていますが、

ググっと強く押さえると引っ込みます。クッションのようになっているので、力を緩めれば元に戻ります。

太めの芯のシャープペンシルは製図用などで色々と目にしますが、ちょっと重くて書きにくく感じていました。プレスマンはすごく軽いので重さを気にせず書くことができて、そういう点でも気に入っています。(公式サイトの表記によると8.2g!)
芯が太いのでマークシートも塗りやすいため、英検受験の時もこれを持って行きました。デザインのラフなどにも重宝しています。

あと、何が良いかというとお値段です。
これ、210円なんです…。
よくペンをどこかに落としてくる私ですが、これなら安心してどこにでも持っていけるんですよね。

ちょっと不満なところも…

少し本体が細く感じるので、私は鉛筆などにつけるクッションのようなものを付けて使っています。

細かい字を書くのには適していませんが、ディクテーションをしたり、メモを取ったりするのにはとても良いと思っています。

問題は見た目の可愛いさが全くないところでしょうか…。どう贔屓目にみても一点の可愛らしさもありません。
可愛い色やデザインのものや、持つところにクッションが付いたり、振ったら芯が出たり、常に尖っている方に芯が回転したりと高機能なものがたくさんある中、ここまで愛想がない外観ではなかなか店頭では目につかないでしょう。

おまけ

ディクテーションで愛用している文具をもう一点だけ軽くご紹介。

言わずと知れた有名なぺんてる マルチ8!

ノートに書いたものや本へのチェックは蛍光ペン以外にMulti8を使っています。
外出時もこれ一本で手帳、メモなどに何色も使えて便利なのでいつも持ち歩いています。

最後に

両方とも見た目はそれほど可愛くないのですが、とても実用的です。
このペンはディクテーション用!と決めて使っていると、ペンを持つだけで気持ちの切り替えができたりします。
なかなか学習ペースが戻らないという方も、一度お気に入りの文具などで形からでも学習モードに入ってみてはいかがですか?

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ぺんてる マルチ8セット PH802ST

いつまでディクテーションを続けるのか

リスニング力アップのためにディクテーションは効果がある!と以前に書きました。
ディクテーションをして、その後シャドーイングで仕上げをするという方法をご紹介しましたが、ディクテーションはとても手間がかかりますよね。毎回毎回ディクテーションとシャドーイングをセットでやるような時間がないという方もいらっしゃるともしれません。

毎回ディクテーションをする必要はあるのか?

ご自身でリスニングの力が不足していると思ってらっしゃる方にこの質問をされた場合は「はい」と答えます。
なぜならば、ディクテーションは確実にリスニング力をアップさせるからです。
聞き取れない→スクリプトを確認→なるほど! でも効果はあります。
しかし、どういうところが聞き取れていないのかということをしっかりと確認していくディクテーションを行う方がもっと効果があるはずです。ディクテーションをすると、聞き取れない箇所を何度も何度も聞きながら、ああでもないこうでもないと色々と考えます。やはりその結果、積極的に攻める気持ちが強い分、効果にも現れてきます。
書き取らなければ!と思うだけでも集中力アップになりますよね。

ある程度同じレベルのものをディクテーションし続けると、少しずつ聞き取れるようになってきます。書き取りにかかる時間も短くなってきます。聞き取れない箇所が少なくなり、自分はどういうところが聞き取れないので気を付けた方がいいのか分かった時点で、トレーニングのメニューからディクテーションを外し、シャドーイングだけにしても良いと思います。トレーニングしているレベルの素材をいきなりシャドーイングできるようになれば、ディクテーションを外してみてください。
もうこのレベルは大丈夫と思えば、少し難易度を上げた素材にチャレンジをしてみて、やはり聞き取れないと思えば再度ディクテーションをメニューに加えるようにしてください。

積み重ねてきたものを見直す

準1級の受験前に徹底してディクテーションをやり始めた時は時間がかかってかかって苦痛でした。
コツコツ続けるうちに少しずつ聞き取れない箇所が減って行き、その後、使っていた教材に収録されている素材を初めて聞いた時でもシャドーイングできるようになっていました。
その後も素材のレベルを上げて聞き取れないと感じた時は、またディクテーションをメニューに入れる、慣れたら外すと繰り返しました。

ただ聞いているだけでは、聞き取れているか否かの判断は曖昧になりがちですが、ディクテーションをするとどれだけ聞き取れているかを判断しやすくなります。
いつまで続ければいいのだろうか…と迷った場合は、書き取ったものの直しの数などの変化を見ながら、トレーニングのメニューを見直してみてください。

私の中で最近印象に残っているディクテーションは、Yukoさんなど海外ドラマ好きの仲間で、聞き取れないフレーズのディクテーションクイズをしたことでしょうか。
好きなドラマを字幕なしで楽しむためということと、ゲーム的な要素もあり、とても楽しかったです。

海外ドラマを見たいという他にも、名スピーチを英語のままで味わいたい、翻訳されないようなニュースも英語なら聞ける…など、自分がやっていることの先にある何か楽しいことが見えていると、地味に見えるかもしれない日々の積み重ねも楽しくなってきますよね。

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「英語の壁」はディクテーションで乗り越える! (HMアーカイブ・シリーズ)

ディクテーションを始めよう (答え合わせ編)

ディクテーションを始めよう(素材選び編)
ディクテーションを始めよう (書き取り編)

上記2記事に引き続き、ディクテーションの答え合わせ編を実際に私が行なっていたことを振り返りながらご紹介いたします。

やっとスクリプトをチェック

まず、前回の書き取りの時にもうこれ以上無理だというところまで書ききってもらっているはずなので、ここで満を持してスクリプトの方をチェックします。

スクリプトをチェックする時にペンを2色用意しました。

なぜかと言うと、「単語を知らなくて間違えた」のか「単に聞き取れなかった」を区別するためです。

単語を知らなかった場合は聞き取れなくても仕方ないと割り切って、その単語を覚えることにしました。音と一緒に覚えてしまえば次からは安心です。
この時点で使用していた教材は「速読速聴・英単語Core」という教材だったので、分からない単語はすべて覚えてしまう勢いでやっていました。

単に聞き取れなかった場合は、よく文章を見なおしてみると、「冠詞がないのはおかしい〜!」とか「動詞がここで原形で来るわけないじゃん!」など、見直しの際にもう少しきちんと文法的なことを考えていれば気付けるはずのものが結構あります。
そして、自分が聞き取れないものの傾向もよく分かってきます。


このように、知らなかったものを緑、聞き取れなかったものを水色でチェックしました。

これらのチェックしたものに気を付けながら音声をまた繰り返し聞いてみてください。聞こえるようになっているのが不思議ですよね。(CNN English Express を聞いていると「ホントに言ってるのだろうか…。」と思うものがたまーにありましたが…。)

仕上げもお忘れなく!

そして仕上げはシャドーイングです!
この速読速聴・英単語Coreにはチェックシートが付いています。(私が使用していたのはVer2です。現在はVer4になっており、仕様が変わっているかもしれません。)

これは各項目ごとに速読目標の秒数(約200wpm)、速読チェック、速聴チェック(速い方の音声でシャドーイングまで完了する)単語チェック欄が設けてあり、目標が達成できたらチェックしていくものです。

このチェックシートのおかげで「二ヶ月で完璧に仕上げる」という目標が達成できました。
どれだけやったのか、どれだけ残っているのかを把握しながら学習を進めることができたので受験の日程に間に合いました。やってきた事が目に見えるというのもモチベーション維持に繋がったと思います。

余談ですが…

この教材この教材を使ったのは準1級を受験する前で、英検に特化した対策としては過去問とこの教材、四択に慣れるための語彙問題集を使用しました。
対象はTOEICで600-800点を目指す人、英検で2級〜準1級を目指す人となっています。
これを始める時点では英語学習を10年ぶりに始めた頃だったので2級レベルも危ない状態だったので丁度良かったのですが、純粋に準1級向け語彙増強を狙っている方には少し簡単すぎるのとボリュームが少ないのではないかという印象です。

準1級向けの語彙がどのようなものかということを語彙に特化したものでチェックしながら、英字新聞(当時はJapan Times Weeklyを定期購読)などをどんどん読んでリーディングも兼ねた語彙増強をしていました。
試験対策をされている方は、問題集だけで語彙をやってしまうのではなく、実際の記事もどんどん読んでいってくださいね。

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速読速聴・英単語Core 1900 ver.4


英検準1級語彙・イディオム問題500 (旺文社英検書)

ディクテーションを始めよう (書き取り編)

前回に引き続き、ディクテーションの方法についてご紹介していきます。

前回は素材選びについてお話しました。今回は実際にディクテーションを始めてみましょう!

何度も何度も聞いてみる

まず一度素材を通しで聞いてみて全体の流れ、内容を把握します。
そしてさっそく書き取っていきましょう。

書き取る紙は何かの裏紙でもノートでも何でもOKです。私はノートに書き取っていき、後で自分が間違えやすいところをチェックできるようにしていました。(振り返って「これだけディクテーションやったんだ!」と達成感を味わうこともできました。)

書き取る時に音声を一文ごとに止めていってもいいですし、リピートで流し続けながら書き取れることろだけどんどん書き取っていってもどちらでもいいです。私は音声を止めずに流しっぱなしにして書き取れることをバラバラでも良いので書き取っていきました。

ここで、数回聞いて「完成!もう聞き取れない!」と終わりにしないでください。
何度も何度も繰り返し聞いて何とか思い当たるものを書きだしてください。知らない単語も使われているかもしれませんが、発音から予想して書いてみてください。
聞き取れない箇所でも、文章全体を見てみると、文法的に考えて解決できるところも出てきます。そして聞き取れている場所でも、前置詞を落としていないか、時制は正しいか?などといった文法的な観点で見直してみるという方法もあります。
答え合わせをする前に、このような方法で自分なりの見直しをしてください。

まとめ

一つの素材にしつこく食らいついてください。
素材によってはゆっくりめに読んでいるものが付いていたりしますが、慣れてきたらなるべく通常スピードでディクテーションするようにしてくださいね。

ただ聞こえる物だけを追っていくのではなく、総合的に考えてディクテーションをすることで、リスニング以外の力も研ぎ澄ませていきましょう。

次回は答え合わせとその後のことについてご紹介いたします。

参考


速読速聴・英単語Core 1900 ver.4
準1級受験前はこちらを利用していました。ゆっくり音声も別に収録されています。
他にもBASICやADVANCEDなどレベルがあるので、自分にあったレベルを選ぶことができます。(上級向けのものにはゆっくり音声は収録されていないので、ご購入前にはお気をつけ下さい。)


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1級受験前はこちらを利用していました。
ニュースダイジェストは短いので始めたばかりの人には取り組みやすいです。


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ただ単に好きなので聴いていました。
スピーチの構成や抑揚の付け方など聴かせ方の勉強になります。

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ディクテーションを始めよう(素材選び編)

まだディクテーションに取り組んだことがない方のためにディクテーションの方法の一例を数回に分けてご説明していこうと思います。
リスニングと違い、ディクテーションは基本的に机に向かって行うものなので「ながら」ができません。そういった事からなかなか時間が取れないために始めるきっかけが作れない方もいらっしゃるかと思いますが、是非この機会にチャレンジしてみてください。

挫折しないための素材選び

1.これなら聞き取れるだろうというレベルの素材を選ぶ。
自分のレベルよりあまりに高いものを選んでしまうとすぐに挫折してしまうのでご注意を。聞こえてくるものを書き取っていく作業は慣れるまではなかなかスムーズにできません。聞きながら書き取っていく、そして書きながら次の音を聞き取っていくということに慣れるためにも、最初は少しやさし目のものから始めた方が良いです。

2.スクリプトがきちんと付いているものを選ぶ。
スクリプトが付いていないと答え合わせができません。せっかく書き取ったものが合っているのか間違っているのか分からなければ、何のためにやったのか分かりません。
後ほど触れますが、ディクテーションはただ聞き取るだけではなく、自分の中の文法や単語の知識なども総動員して行います。そのため、間違いをチェックすることは重要です。

3.慣れるまでは短めの素材を選ぶ。
ディクテーションはとても集中力を必要とします。一度で聞き取ることができればすぐ終わりますが、聞き取れなければ何度も何度も聞かなければなりません。慣れるまでは1分程度のものから始めると手軽ではないでしょうか。

まとめ

継続してコツコツと取り組んでいくことが大切です。そのためには「余計な負担を減らして挫折しないようにする」ということを意識してくださいね。
上達のためにはある程度の負荷をかける必要があります。しかし、負荷をかけなくてもいい所にかける必要はありません。素材選びの段階でちょっと気を付けて選んでみましょう。

参考


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ディクテーションって大変?

先週は初心者の方でもディクテーションが手軽に始められるサイトをご紹介しましたが、そもそもディクテーションの重要性とは何でしょうか。今回はその重要性に関してお話させていただき、次回以降に実際にどのように始めていけば良いかという例をご紹介していきたいと思います。

リスニング力を伸ばしたいと思って精聴をしているけれども、今ひとつ壁を乗り越えられないと思っている方がいらっしゃると思います。そういう方にオススメの学習法がディクテーションです。音声素材を聞きながら、その内容を書き取っていくという勉強法です。

聞き取れているつもりでも、実際に書き取ってみると意外とハッキリと聞き取れていないことに気付きます。特に冠詞や前置詞が前後の単語に埋もれてしまって聞き漏らしてしまうことが多いですね。

別にそんなもの聞き逃しても大意は掴めるから大丈夫!と思いがちですが、ここをしっかり聞き取れるようになることでクリアーに聞こえるようになりますし、今まで何度も書いてきている「英語のリズム」をつかむことができます。

英語のリズムをつかむことによってリスニング力がアップするだけでなく、スピーキングにも効果があります。このことに関してはYukoさんのシャドーイングの効果についての記事にもかいてありますのでぜひご参照ください。

ディクテーションは効果がある!と聞いてもいきなりスラスラとできる訳ではありません。最初は何度も何度も聞きなおしては書き…と繰り返し、とても大変だったことを覚えています。
しかし、妥協せず、しつこくしつこく食らいつくことで徐々に自分でも変化を感じることができます。

ディクテーションは最初は時間もかかり苦労しますが、かけた労力と時間だけの効果があると思っています。次回からはどのように進めていけば良いのかをご紹介していきます。

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