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12月 2010 archive

英語学習2000時間

英語学習を開始して間もないころ、妻鳥千鶴子さんの英語資格三冠王へ! (アスカカルチャー)を読みました。英検1級取得までにおよそ3000時間かかるとのことでしたので、試しに学習時間を記録してみることにしました。中学校から大学2年まで学校や自宅での英語学習時間の概算を1000時間とすると、約2000時間必要ということになります。

 

2006年1月に英語学習を開始して、英検1級を取得した2008年11月までの私の学習記録です。

  • 多読 530万語 : 588時間
  • 精読 13万語 :  21時間
  • リスニング :1162時間 (流し聞きは含まず)
  • ライティング : 12,348語・・・約24時間
  • 文法: 85時間(English Grammar in Use 初級と中級)
  • 覚えた語彙 : 2389語 約52時間
  • スピーキング: 98時間

学習を始める前にTOEICや英検などを受けていなかったので元の英語力は正確には分かりませんし、学習効果に個人差もありますので、数字自体は参考程度にして頂きたいのですが、学習記録をつけていて気づいたことがあります。それは、学習初期のころには多量のインプットが必要ということです。

 

私の学習時間のうち、8割がリーディング、リスニングなどのインプットで占められています。もう少し詳しく分析すると、まずはリーディングから開始しました。100万語読んだ時点で、返り読みをせず文頭から理解でき、ある程度の速さで英文を読めるようになっていましたので、リーディングを先行させることであまり苦労することなくリスニング能力が上がったと感じています。

 

多読の目安として”100万語”が掲げられていますが、これは100万語読んだからといって、どんな英文でもスラスラ読めるということではないと思います。私が100万語読了した時点で感じた効果は、”英文に対する抵抗がなくなった”ことです。300万語ほど読んだ時点で、ライティングに変化が出てきました。日本語→英語への”英作文”から、日本語を介さないライティングへとシフトしました。

 

リスニングですが、1162時間聞いた時点で、TOEICや英検1級などのリスニングは1語1句はっきり聞き取れるようになっていました。これはリスニングのみではなく、リーディングによるインプットや単語学習の効果もあると思います。

 

記録をつけることで得られることがたくさんあります。定期的に自分の学習内容を振り返り、今の状態と照らし合わせることで、何が足りないのかを推測し、軌道修正することが大事です。また、時間をつけることで自分の目標とする英語力に達するために”量”が足りているかを自覚することが出来ます。内容と量、どちらも重要ですので、学習記録をつけることをお勧めします。

 

たった5分でも隙間&ながら学習時間をみつけたら…

前回は時間の使い方の見直しについて書きましたが、今回は私たち3人が普段どのような隙間&ながら学習をしているのかを少しだけご紹介します。

なぼむしさんの場合

英語教室を運営しながら家事や子育てもきっちりこなしているなぼむしさんにどのような時間を利用しているのか聞いてみたところ、アイロン&皿洗いリスニングを日課にされているとのことでした。

そこでおすすめしてもらったのがBluetoothのワイヤレスヘッドセットです。

MOTOROLA Bluetooth ワイヤレスステレオヘッドセット MOT-S305BK

何かをしながら、特に洗い物やお掃除といった水を使う仕事やアイロンや食事の支度などの熱の近くにいる時は普通のイヤホンではケーブルが気になってしまいます。水の音やながら学習で気を付けることは、どちらにも集中できなくなることです。心配事を減らして学習に最適な環境を作ることが重要です。

Yukoさんの場合

Yukoさんも掃除や洗濯などの時間を上手に利用されていました。ある程度まとまった時間として、通勤中やウォーキング中などの耳が空いている時間もフルに利用されています。
快適な室内でゆったりリスニングしていると、ついウトウトとしてしまったりしますが、Yukoさんによるとウォーキング中には眠くならないということなので、以前に断念してしまったような素材に取り組んでみてもいいかもしれませんね。

集中できるようにカナル型イヤホンもおすすめしてもらいました。
周囲の騒音をシャットアウトして、音声だけに集中できるのはいいですね。

SHURE 高遮音性イヤホン・ブラック SE102-K-J

私の場合

移動の車中がメインのリスニング時間ですが、朝のお化粧の時間もリスニングしています。
以前はテレビでニュースを流したり、音楽を聴いたりしていたのですが、行動記録をつけて見直してみると毎日2〜30分も化粧に時間を割いていることに気付いたので、これはリスニングに使わなければもったいないと思ったのです。一日20分でもリスニングの時間が増えるとオーディオブックの進度が一か月単位で考えると随分早くなりました。

リーディングに関してはなかなか「ながら」は難しいですが、私は歯磨きタイムを利用しています。
就寝前に30分近く磨いているので手持ち無沙汰だったことから始めました。ちょっと水がついてしまったりするのと、片手で持ちやすい方がいいこともあって、英字新聞や英語雑誌を定期購読していた時はそれらを読んでいました。今は少し重いですがiPadで洋書やニュース記事を読んだりしています。

まとめ

毎日やっていることを見直して隙間時間を利用したりながら学習をすることの良さは、日常生活に学習を組み込めることです。毎日やっていることにプラスする訳ですから、当然毎日学習できますよね。たった5分、10分でも、毎日積み重ねていくと1ヶ月、1年と経つうちに大きなものになってきます。それを視覚的に感じるためにもぜひ学習時間を記録していってください。

なぼむしさんとYukoさんは他にもとっておきのスキマ時間利用をされているので、もっとくわしく紹介してもらう予定です。

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