ブックレビュー:英語資格三冠王へ



英語資格三冠王へ! (アスカカルチャー)

この本は2004年に発行されたものでそれ程新しいものでもありません。しかし英検1級を受験する際にとてもやる気をもらった本なのでご紹介します。
このタイトルにある英語資格三冠とは、TOEIC 900点、TOEFL 250点、英検1級を意味しています。

私がこの本を読んだのは、英検準1級に合格して次は1級だ!と思った時でした。
あの頃は1級合格を目指すと決意したものの、何から手を付けて良いかも分からなかったため、とりあえず旺文社の問題集で英検1級と付くものは全て買ってみたり、勉強法などが書いてあるウェブサイトやブログを読み漁っていました。
そこで何人かの人がバイブル的存在としてこの本を挙げてらっしゃったのです。「私も読まなければ!」と藁にもすがる思いですぐにAmazonで購入しました。

本書はタイトル通り英語資格三冠の取得を目指す本であり、特に英検1級だけに特化した内容ではありません。
しかし、生半可な気持ちでは合格できないということを具体的な勉強時間数や実際の生徒さんへのアドバイスを紹介することで示してくれています。筆者がかなりの努力家のようなので、コツコツと日々の学習を積み重ねることが重要であるということが伝わってくるのです。
どのような勉強法が良いか、この本は役立つという情報もあり非常に参考になります。

一見延々と試験の内容や勉強方法ばかり書いてあるようですが、語彙、リスニング、リーディング、ライティングそれぞれの分野の試験別の対策と練習問題も収録されています。これらの問題を解くことで(目を通すだけでも)、どの程度のレベルが求められるのかがよく分かります。

しかしこのスタイル(読み物部分+問題集)は賛否両論あるかもしれません。問題集としてはボリュームが少し物足りず、指南本として集中して読んでいると途中でドリルが挿入されていて集中できないと思う方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、勉強法の部分だけ最初に読んでしまって、その後に問題集部分に取り組むという方法を取られるといいかもしれません。実際に私はそのようにしました。

読めば必ずモチベーションが上がる本として受験前には何度も読みました。全ての方法に納得していた訳ではありませんが、自分に合う方法に工夫していく楽しみもあります。(途中でTOEICの禁止行為を勧めるかのような箇所があり、そこだけはどうしても受け入れられませんでしたが…)
この本を読んでいると、楽な方法などない!グダグダ言っていないでとにかくやらなければ!と思えてくるのです。

特に英検などに合否がハッキリ出る試験は相当のプレッシャーがかかります。このようなモチベーションを上げてくれるような本を数冊準備しておくことも一つの試験対策ではないでしょうか。

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