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iPhone/iPadで多読を楽しもう!

多読とリスニングを同時に楽しめるアプリ、オックスフォード・ブックワームの紹介です。

多読を始めたころは、絵本のほかにもGraded Readersという語彙制限のあるレベル別の簡単な本をたくさん読まれることと思います。GRは読みやすく初心者にもとっつきやすい反面、薄い本の割には値段が高いという欠点があります。とくにCD付きのものは1000円程度かかります。オックスフォードブックワームアプリは600円で本と音声が同時に手に入るお得なiPhone/iPadアプリです。アプリ検索で”oxford library”と入力すると本のタイトルが出てきます。

iphone/iPad版ならではの便利な機能としては、自動読み上げ機能があります。スタートさせると読み上げと同時に自動的にページがめくられていくので、ついていけずに迷子になる心配がありません。Kindleの読み上げは機械音声ですが、ブックワームではナレーターによる朗読である点も良いところです(イギリス英語)。

語句解説もあり、アルファベット順に基本単語の意味が書かれています。辞書として使ってもよいし、最後に覚えるべき単語を抜き出すのにも便利です。

実力診断クイズでは本に出てきた語彙のクイズが出題されます。画面上に表示される表現を読んで正しい単語を4択で選びます。全部で20問あり、正解しても間違えても自動的に次に進んでいきます。最後に正解数と評価が表示されます。正解を選ぶとチリリンと軽快な音が響き、不正解だと”オッオー”と男性の落胆した声を聞くことができます。

読み終わると単語数が表示されますので、語数を調べる手間が省けます。英語タウンのワードバンクに登録することができる、と書いてあるのですが、登録のみで利用出来るのは今年前半からのようです。

紙の本も良いですが、読み上げ機能やゲーム感覚の単語テストなどはスマートフォンアプリならでは。多読に興味がある方は是非試してみてください。

<下記のリンクはiPhone版です>

英語でS.ホームズ「Sherlock Holmes and the Sport of Kings」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダーTHE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル1 – eigoTown.com Ltd.

英語でオズの魔法使い「The Wizard of Oz」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル1 – eigoTown.com Ltd.

英語でオペラ座の怪人「The Phantom of the Opera」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル1 – eigoTown.com Ltd.

英語でアリス:鏡の国「Through the Looking-Glass」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル3 – eigoTown.com Ltd.

英語でドリアン・グレイの肖像「The Picture of Dorian Gray」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル3 – eigoTown.com Ltd.

英語でクリスマス・キャロル「A Christmas Carol」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARY レベル3 – eigoTown.com Ltd.

英語でアラジンと魔法のランプ「Aladdin and the Enchanted Lamp」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル1 – eigoTown.com Ltd.

英語でドラキュラ「Dracula」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル2 – eigoTown.com Ltd.

英語で赤毛のアン「Anne of Green Gables」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル2 – eigoTown.com Ltd.

英語でカンタヴィルの幽霊「The Canterville Ghost」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル2 – eigoTown.com Ltd.

英語でエレファント・マン「The Elephant Man」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル1 – eigoTown.com Ltd.

英語でトム・ソーヤーの冒険「The Adventures of Tom Sawyer」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARY レベル1 – eigoTown.com Ltd.

英語でポカホンタス「Pocahontas」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル1 – eigoTown.com Ltd.

英語でデッド・マンズ・アイランド「Dead Man’s Island」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARY レベル2 – eigoTown.com Ltd.

英語でザ・ピアノ「The Piano」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARYレベル2 – eigoTown.com Ltd.

英語で森の子どもたち「The Children of the New Forest」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARY レベル2 – eigoTown.com Ltd.

英語でハックルベリー・フィンの冒険「Huckleberry Finn」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARY レベル2 – eigoTown.com Ltd.

英語でジャングル・ブック「The Jungle Book」iPhone版:英語タウンのオックスフォード・ブックワームズ・スーパーリーダー THE OXFORD BOOKWORMS LIBRARY レベル2 – eigoTown.com Ltd.

英語学習2000時間

英語学習を開始して間もないころ、妻鳥千鶴子さんの英語資格三冠王へ! (アスカカルチャー)を読みました。英検1級取得までにおよそ3000時間かかるとのことでしたので、試しに学習時間を記録してみることにしました。中学校から大学2年まで学校や自宅での英語学習時間の概算を1000時間とすると、約2000時間必要ということになります。

 

2006年1月に英語学習を開始して、英検1級を取得した2008年11月までの私の学習記録です。

  • 多読 530万語 : 588時間
  • 精読 13万語 :  21時間
  • リスニング :1162時間 (流し聞きは含まず)
  • ライティング : 12,348語・・・約24時間
  • 文法: 85時間(English Grammar in Use 初級と中級)
  • 覚えた語彙 : 2389語 約52時間
  • スピーキング: 98時間

学習を始める前にTOEICや英検などを受けていなかったので元の英語力は正確には分かりませんし、学習効果に個人差もありますので、数字自体は参考程度にして頂きたいのですが、学習記録をつけていて気づいたことがあります。それは、学習初期のころには多量のインプットが必要ということです。

 

私の学習時間のうち、8割がリーディング、リスニングなどのインプットで占められています。もう少し詳しく分析すると、まずはリーディングから開始しました。100万語読んだ時点で、返り読みをせず文頭から理解でき、ある程度の速さで英文を読めるようになっていましたので、リーディングを先行させることであまり苦労することなくリスニング能力が上がったと感じています。

 

多読の目安として”100万語”が掲げられていますが、これは100万語読んだからといって、どんな英文でもスラスラ読めるということではないと思います。私が100万語読了した時点で感じた効果は、”英文に対する抵抗がなくなった”ことです。300万語ほど読んだ時点で、ライティングに変化が出てきました。日本語→英語への”英作文”から、日本語を介さないライティングへとシフトしました。

 

リスニングですが、1162時間聞いた時点で、TOEICや英検1級などのリスニングは1語1句はっきり聞き取れるようになっていました。これはリスニングのみではなく、リーディングによるインプットや単語学習の効果もあると思います。

 

記録をつけることで得られることがたくさんあります。定期的に自分の学習内容を振り返り、今の状態と照らし合わせることで、何が足りないのかを推測し、軌道修正することが大事です。また、時間をつけることで自分の目標とする英語力に達するために”量”が足りているかを自覚することが出来ます。内容と量、どちらも重要ですので、学習記録をつけることをお勧めします。

 

英検1級 リーディング対策 その2

前回の記事”二次試験を視野にいれた一級一次対策”で、まずは英検HPにある過去問を解くことをお勧めしました。2−3年ほど解くと、試験の概要がわかると思います。

 

読解対策で大事なことは、英検1級レベルの英文を大量に読むことです。試験では、ある程度のまとまった内容を時間内に素早く読み、内容を把握することが求められます。普段から英文を読み慣れていないと、限られた時間の中で正しい解答にたどり着くことはできません。試験では、幅広い背景知識も必要になるため、出来ればTIME, The Economist, Newsweekなどの洋雑誌を選んで毎日読むと良いと思います。日本の英字新聞もありますが、日本に住んでいればネットやニュースである程度の知識は入るので、敢えて洋雑誌を選んで幅広いトピックに触れる機会を作ると良いのではないでしょうか。

 

私は英検1級用に販売されている問題集は使用しませんでした。理由は、問題集に出題されている記事が出題されるわけではないからです。過去問を3年分ほど解いたところで、どのレベル、分野の記事を読めばいいかが分かるので、あとは背景知識を得るためにも、問題集を繰り返し解くよりは、英語雑誌を読んだほうが力がつくと思います。

 

実際の読み方ですが、まずは試験同様、わからない単語は調べずに読み、1回で内容を把握するよう努めます。わからない単語は後でチェック出来るよう、印をつけておきます。問題集の長文問題の場合は、問題を解くことで内容を正確に把握できていたか評価できると思いますが、雑誌の英文記事の場合は、読み終わった後にどんな内容であったか本文を見ないでまとめてみる、または予想した未知単語の意味がおおよそ合っていたか、で内容の理解度を予測することができます。あまり内容がわかっていなかった場合は、未知単語の予想も外れますし、1度読んだだけでは内容をまとめることはできません。

 

次にわからない単語やイディオムを辞書を引きながら調べます。単語集を作っても作らなくても良いですが、単語集作りに手間をとられるくらいなら、その時間でもっとたくさんの英文を読んだほうがいいと思います。ここでは、トピックセンテンスと、それをサポートするアイデアがどれなのかを意識しながら読むと、後の英作文対策に役立ちます。

 

単語を調べ終えて、記事の意味を把握したら、最後にもう一度出来るだけスムーズに記事を読む練習をします。意味がわかった段階で、出来るだけ速く読む練習を続けることで、読解スピードアップに繋がると思います。

 

調べた単語は後に繰り返し見返して暗記します。ここの単語を暗記し終えるまでは次を読まない!と完璧を求めるのではなく、暗記は暗記で進めつつ、次々とたくさんの英文記事を読むことで、繰り返し出る単語は覚えやすくなります。

 

最後に、二次試験で使えそうな事実、表現を抜き出して別のノートに書き出しておきます。例えば使えそうな表現として、

”They are clinging to their jobs, more concerned with their own futures than that of the DPJ, or indeed Japan.” という一文を抜き出して、二次準備用ノートの”政治”ページに書き出します。また、記事中に ”the household-saving rate fell from above 10% in the 1990s to about 2.2% in 2007.” という事実が書かれていたら二次対策の”経済”のページに英文のままか、”1990年代、日本の貯蓄率は10%だったが、2007年には2.2% に減少” と書いておきます。こうすることで、一次試験対策をしながら同時に二次試験の準備をすることができます。

 

試験対策のためには、試験と同レベルの記事を大量に読む必要があります。リーディングはだた知らない単語を調べる作業に終始せず、単語は記事を読みつつ覚える、読みながら背景知識を仕入れる、トピックセンテンス、サポートアイデア、論旨に気をつけライティングを意識しながら読む、使える表現をストックする。こういったことに気をつけながら勉強すると総合力がアップすると思います。

TIME

The Economist

Newsweek

英検1級 リーディング対策 その1

今回からはリーディング対策です。

 私はとにかく形から入ってしまうので、例のごとく教本 から全問題集予想問題ドリル 予想問題集…など旺文社の問題集は全て購入していました。
そこで最初に長文読解問題120をやりはじめたのですが、退屈で途中でやめてしまいました。1級の過去問を見てみると、長文は難易度も高くボリュームもあります。そしてジャンルも多岐に渡っています。問題集を嫌々解いているよりも、それなりの難易度の記事をたくさん読むことによって理解度とスピードを上げて行くという方法の方が継続できるだろうと考えました。

 もともと英語を学習しているのも、英語が理解できれば楽しいことがたくさん増えるだろうという理由だったので、たくさん記事を読むことは苦にならないというよりもむしろ楽しいことでした。この方法で空所補充は4/6点、内容把握は18/20点取ることができました。

学習方法

主にTIMENEWSWEEKなどの、1級長文レベルに近い素材を中心になるべくたくさんの記事を読みました。
ただ闇雲に読んでいるだけでは進歩がない(進歩を感じられない)と思い、スピードの目安を決めました。
まず記事を読む前に、150word/minを目安としてこの記事を何分以内に読めばいいのかという概算をします。(当時デイリーヨミウリを購読していましたが、単語数を調べやすいのでネット上の記事を中心に選んでいました。)そしてタイマーで計り、時間内に記事を読みきることを意識しながら読みました。知らない単語があってもチェックはしますがいちいち調べずにどんどん読んでいきました。
後からチェックした単語の意味を調べましたが、無理に覚えようとはしませんでした。

 いくつも記事を読んでいると、何度も同じ単語に出会います。2度3度同じ単語をチェックしていることに気付くとこの単語はよく使われる単語であると判断し、その単語の使われている文章をじっくり読みながら単語の意味をイメージと一緒に覚えていきました。 何度も出てきてるのにその都度調べている悔しさからも頭に残りやすかったです。

精読か多読かと言われると多読式ですが、どうしても意味がよく分からないという箇所はなぼむしさんのやり方とほぼ同じやり方で文章の構造をチェックして意味を把握していました。とにかく短時間で全体の意味を把握することを目標にして学習しました。

パート2の対策

長文の空所補充では設問は前もって見ないようにして、文章全体を読んだ上でどの単語を選べば良いかを選択しました。3,4段落ほどで語彙もそれほど難しくはないので、全部読んでしまって違和感なく空所に入るものを選ぶ方がやりやすいのではないでしょうか。
最初に選択肢を見てしまうと迷いが出てしまいますし、特にこの出題形式では前もって設問を見ることにメリットはないかと思います。

パート3の対策

内容把握は3問出題されますが、12分、12分、15分という時間配分を設定して解きました。パート2と比べてボリュームもあるので、しっかり時間を意識しながら読んでいかないと時間切れになってしまいます。
最初に設問を見て、何をしっかり読めばいいのかを頭に入れて、全ての文章を読みました。設問で聞かれている内容は本文で順番に出てくるものの、該当箇所の周辺だけを読むというやり方ではうっかりミスをしてしまうような紛らわしい設問が出るので注意しました。内容をざっくり把握する程度で全体を読みながら、設問の該当箇所は注意深く読むというやり方がそそっかしい私には合っていました。
選択肢では上手く本文の内容を言い換えていたりするので、間違いなく書かれていること以外は焦ってマークしないように気をつけました。

まとめ

焦る必要はないですが、ある程度テンポよくスピーディーに読むことが必要とされます。
毎日スピードを意識しながらたくさんの記事を読むことを心掛ければ、問題集ばかり解いて正誤に一喜一憂しているよりも楽しく英語力がアップできるはずです。

長文を読みながら頭が白くなってしまった時に自分に言い聞かせたことは、「答えは全部ここに書いてある。」です。
何かを考え出さなければならないわけではなく、ここに書いてあることから答えればいいだけだと思えば気が楽になりました。もうダメだ!!!と思ってしまっては読めるものも読めなくなるので、自分の切り替えスイッチを上手く押してみてください。

おすすめ教材

長文対策に問題集はオススメしませんが、試験形式に慣れて時間の感覚をつかむという意味で過去問などはやっておいた方がいいと思います。

2009年度版英検1級全問題集 (旺文社英検書)


7日間完成 英検1級予想問題ドリル (旺文社英検書)

  

二次試験を視野にいれた英検1級1次対策 

英検1級筆記試験対策として、まず受験者が何とかしないといけないと考えるのは、パート1の語彙問題ではないでしょうか。この難解な語彙問題、試験の一番最初にあって配点も25点と高いために、受験者が重点をおいて学習を始めやすいパートだと思います。

 

でもちょっと待ってください!次の試験日までにパス単を何回まわせば・・なんて単純計算していませんか?確かに語彙力がなければ、その後の読解問題にも苦戦することは確実です。けれども、1級に合格するために単語集を中心に回していたのでは、読解、リスニング、作文からなる1級に到底太刀打ちできません。

 

また、1次試験に合格したら、1ヶ月もしないうちに2次試験がやってきます。ストレスの多いスピーキング試験、出来れば1発で合格したいですよね?

まずは相手をよく知ろう

まずは英検ホームページの過去問を試験本番の時と同様に筆記試験100分、リスニング30分で解いてみてください。

英検1級の配点は

1 語彙・熟語 25点

2 読解 空所補充 6点

3 読解 内容把握 20点

4 英作文(200語程度)28点

5 リスニング 会話文 14点

6 リスニング 一般文 20点

合計113満点で一次試験の合格ラインは毎回80点前後です。

英検1級を意識しはじめた学習者がまずつまづくのが語彙だと思います。初めて1級過去問を解いた時点で5ー6点しか取れなかった人も多いはず。 ただ、そこでやみくもに単語集や問題集を解き始めてはいけません。パス単のみに集中しても、一筋縄に覚えられるものではありません。

読解力を上げるためには毎日たくさんの1級レベルの英文を読むことが必要ですし、英作文の練習も時間がかかります。


 

対策はそれぞれ人によって違います。まずは自分に何が必要かを知るために過去問を2−3年分解きましょう。

 

次回以降、二次対策を視野にいれた一次試験対策の学習方法についてご紹介したいと思います。

 

 

お勧め文法書 その2

文法書シリーズ2回目はエミコフが担当します。

私は小学校高学年の時に英語教室に通い始め、持ち前のいい加減な性格もあって「これはこういうもんだ。」とあまり文法を気にしていませんでした。高校生になると同じ教室の授業が受験を意識した週1文法、週1英文読解という構成になりました。そこで文法をきちんと勉強したつもりになっていたので、4年前に英語の勉強を再開した時はそれほど危機感も抱いていませんでした。準1級合格後に「わかってるつもり」の文法では1級はヤバいかもしれない…と急に不安になりロイヤル英文法とその問題集を購入しました。

そして挫折。

Yukoさんが前回記事でオススメしてくれていたEnglish Grammar in Use も購入。

そして挫折。

原因を考えてみると、まさにYukoさんが記事中で指摘されているように「あまりに丁寧にやりすぎた」からです。
出てきたことを全て文法書で調べ直す。例文をノートに写す。単元ごとに要点をまとめる…などと、ただでさえちょっとつまらなく思える文法学習をさらに苦行のようにしていました。時間を使って一生懸命学習ではなく作業をしていたのでした。

失敗を繰り返さないために考えたことは、「自分の目標」「自分の性格」です。
目標である「スピーチ、ライティングの際の致命的な文法ミスを無くしたい。」を達成するために、小難しいことをせずに一通りの基本を復習する必要があると考えました。
次に、人に英語を教える時にきちんと文法の説明ができるようになりたかったので、用語を覚えるためにも日本語の文法書を使うことにしました。
そして自身の「飽きっぽい」「面倒臭がり」「調子に乗りやすい」という性格から、挫折しないためには直接書き込みができる短期集中タイプの物を選ぶ必要を感じました。

そこで選んだ方法が「大学受験用の薄っぺらい問題集を何冊も解く」方法です。


英文法―高校初級・中級用 (発展30日完成 (1))

そこはかとなく漂う昭和の香り、味気ないレイアウトなど最近の問題集と比べると見劣りしますが、ワンコインで買える手軽さの割に内容は十分です。
解説が少ないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そこで本棚のForestやロイヤル英文法を活用してください。

問題集のレベルは初級〜中級で十分と思います。
2週間完成、30日完成というものが多いので期間限定で集中できますし、単元ごとのボリュームが少ないので文法学習だけに時間を取られてしまうことがありません。
私は文法を6冊、英語構文を2冊解きました。
すべて解いた問題集が一冊、また一冊と増えていくとその都度達成感を得られてモチベーションも維持できました。

まとめ

良い問題集はたくさんありますが買っただけで解かなければ何の役にも立ちません。
問題集の良し悪しだけで選ぶのではなく、自分の目標、自分の性格に合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。

英文法・語法―高校初級用 (集中2週間完成 (1))

高校用/トレーニングノートα英文法―基礎をかためる

英語構文―高校初級・中級用 (発展30日完成 (4))

大学入試/速修パワーノート英語重要構文〈基礎〉―合格へ!!基礎力完成→130題

 

お知らせ ライティング強化企画

リスニング強化月間に引き続き、ライティング強化企画を立ち上げたいと思います! 方法はリスニングの時と同様、目標設定や達成期間は各自におまかせして、ライティング語数をTwitterで報告、ブログに載せた場合はリンクを掲載するというものです。ブログをお持ちでない方で、書いたものを公表したい方は、ヴァーチャル英語部内に、英作文発表スレッドがあります。ライティング語数を計測し、設定した期間内に目標語数に達するよう一緒に頑張りませんか?

ライティングを上達させる為には、コンスタントに書き続けること、添削してもらい、間違いから学ぶことが大切です。上達するためには、ある程度の時間が必要ですので、仲間とともに楽しく継続できる企画になれば、と思っています。

今回もエミコフさんに共通目標達成証(バナー)を作成してもらいました。1000 words ごとに配布予定です。参加ご希望の方は、こちらのコメント欄に参加表明していただくか、Twitterのハッシュタグ#WReport あてに、語数の報告をしてください。

バナーを表示する場合は下記の各バナーのソースを、表示させたい箇所にコピー&ペーストして下さい。画像をダウンロードしていただく必要はございません。(ブログの仕様によっては表示されない場合もあるので、そのような時はご連絡下さい。)

<a href="http://100wishlist.com/?p=744"><img src="http://100wishlist.files.wordpress.com/2010/08/wr1000.jpg" alt="ライティング強化企画1000時間" height="100" width="150" border="0"></a>

 

 

<追記>バナー2000~10000を追加しました。ライティング語数が目標に達しましたら、それぞれの時間のソースをバナーを表示させたいところにコピー&ペーストして下さい。画像をダウンロードしていただく必要はございません。(ブログの仕様によっては表示されない場合もあるので、そのような時はご連絡下さい。)

<a href="http://100wishlist.com/?p=744"><img src="http://100wishlist.files.wordpress.com/2010/08/wr2000.jpg" alt="ライティング強化企画2000時間" height="100" width="150" border="0"></a>


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<a href="http://100wishlist.com/?p=744"><img src="http://100wishlist.files.wordpress.com/2010/08/wr3000.jpg" alt="ライティング強化企画3000時間" height="100" width="150" border="0"></a>


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<a href="http://100wishlist.com/?p=744"><img src="http://100wishlist.files.wordpress.com/2010/08/wr4000.jpg" alt="ライティング強化企画4000時間" height="100" width="150" border="0"></a>


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<a href="http://100wishlist.com/?p=744"><img src="http://100wishlist.files.wordpress.com/2010/08/wr5000.jpg" alt="ライティング強化企画5000時間" height="100" width="150" border="0"></a>


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<a href="http://100wishlist.com/?p=744"><img src="http://100wishlist.com/wp-content/uploads/wr6000.jpg" alt="ライティング強化企画6000時間" height="100" width="150" border="0"></a>


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<a href="http://100wishlist.com/?p=744"><img src="http://100wishlist.files.wordpress.com/2010/08/wr7000.jpg" alt="ライティング強化企画7000時間" height="100" width="150" border="0"></a>


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<a href="http://100wishlist.com/?p=744"><img src="http://100wishlist.files.wordpress.com/2010/08/wr8000.jpg" alt="ライティング強化企画8000時間" height="100" width="150" border="0"></a>


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<a href="http://100wishlist.com/?p=744"><img src="http://100wishlist.files.wordpress.com/2010/08/wr9000.jpg" alt="ライティング強化企画9000時間" height="100" width="150" border="0"></a>


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<a href="http://100wishlist.com/?p=744"><img src="http://100wishlist.files.wordpress.com/2010/08/wr10000.jpg" alt="ライティング強化企画10000時間" height="100" width="150" border="0"></a>


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ライティング管理アプリ WordOne

ライティング力向上のカギはとにかくたくさん書いて練習すること! ライティング管理が簡単に出来てモチベーションUPにも役立つ、かわいいiPhoneアプリを紹介します。

WordOne – RookSoft
WordOne Lite – RookSoft

WordOneはライティングプロジェクトを管理するアプリです。何月何日までに何 words 書く、と目標を設定すると、現在の進捗状況、一日あたり何語ずつ書けばいいのかがわかります。

まずはプロジェクト登録画面です。

230円の有料版WordOneでは、複数のプロジェクトを同時に管理できます。無料のLiteのほうでは、一度に管理出来るのは一つのプロジェクトのみです。ここでは、英作文下半期というプロジェクトを作成し、12月31日までに1万語と目標を設定します。

英作文を書いたら、何語書いたか記録していきます。

プロジェクトの進行具合がグラフで示されるので、進み具合を一目で把握することが出来ます。

そして便利なのがコレ!

残り日数、一日あたり何語ずつ書くべきかが計算されています。これで、期限間近になってから慌てることがなくなります。

有料版とLiteの違いは、管理できるプロジェクト数のみです。三ヶ月毎、半年毎などに目標を設定する場合などは、前回の記録が残っていたほうがペース配分がわかってやりやすいと思うので、複数の記録が管理出来る有料版がいいと思います。

後回しになりがちな英作文を軌道に乗せたい時にお勧めです。

Audible 耳読書のススメ

 

多読でやさしいものをたくさん読んで、直読直解出来るようになったら是非試していただきたいのが、オーディオブック学習です。リスニングも、ディクテーションなどの精聴と共に多聴が大事です。8割以上聴き取れるものをたくさん聞くことで、英語らしいイントネーション、リズムが身につきますし、知らず知らずのうちに使える表現が増えてきます。オーディオブックの良いところは、耳さえ空いていればいつでもどこでも英語学習が出来るということです。忙しい社会人でも、通勤途中やスキマ時間を利用すれば一日1時間くらいはリスニング出来るのではないでしょうか。
 
 
オーディオブックは、初めて聞くものを選んでもいいし、すでに日本語で読んだものを選んでもいいと思います。洋書を買って、聞きながら読むという方法もあります。多読と同様、いきなり難しいものを聞くのではなく、やさしいものから徐々にレベルを上げていくと良いと思います。

 
 

Audibleは6万点以上のオーディオブックが安く簡単に手に入る便利なサイトです。会員になれば、オーディオブックが30%引きで手に入りますし、The New York Times DigestまたはWall Street JournalのPodcastが無料で手に入ります。品揃えは子供用からベストセラーまで多岐にわたり、サンプルを聞いてレベルを確かめることができるので、気軽にMP3にダウンロードしてたくさん聞くのにもってこいです。

 
 
会員プランは4つ。月に1冊オーディオブックをダウンロード出来るGold会員は、最初の3ヶ月が7.49ドル、3ヶ月目以降は月14.95ドルです。
 
 
プラチナ会員は月2冊で22.95ドル。ゴールド会員の年払いだと149.50ドル、プラチナ年会員は229.50ドルです。まとめてたくさん買うほど、1冊あたりの値段は安くなりますが、ゴールド月会員だと6クレジット(=6冊)まで、プラチナ月会員だと12クレジット(=12冊)までしかクレジットを持ち越せず、リミットを超える前にオーディオブックをダウンロードしてクレジットを消費しなければならないので注意が必要です。
 
 

最初のうちはゴールド月会員で十分だと思います。以前は、アラカルト会員と言って、入会費だけ払って30%引きサービスのみ、月々のクレジットはないプランがあったのですが、現在は見当たらないようです。なお、Audibleアカウントのキャンセルは1回のみオンライン上で出来ます。
 
 
同じアカウントで入会、キャンセルを再度しようとすると、オンライン上ではキャンセル出来ず、メールかアメリカへ電話しないといけないようなので、気をつけてください。キャンセル方法;http://audible.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/3765/kw/cancel/r_id/166

 
 

お勧めオーディオブック

初心者にお勧めのオーディオブックがFrog and Toad Are FriendsMagic Tree House , Dr. Seuss シリーズ などです。

(5ドル以下と安い物は1クレジット=1冊の会員クレジットを使ってしまうのはもったいないので、カードで払ったほうがいいと思います。)
 
 
いずれもシリーズなので、回を重ねていくごとに聞き取りやすくなってきます。
 
 
また、多読と平行して多聴を続けることで、徐々にオーディオブックのレベルもあがります。最終的にはレベルを問わず、ベストセラー作品が聞けるようになることを目標にしてみてはいかがでしょうか。

 

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