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Posts Tagged ‘学習法’

【iPhone英語学習】 辞書で調べた英単語をEvernoteにストックしよう

前回の記事では、「単語学習をする際には1冊にこだわらず、いろんな場面で出会うようにするとよい」と書きました。
実は、私ごとなのですが、先日より英語資格に向けての勉強を再開しており、自分自身もそのスタイルを実践して、英単語を身につけていこうと張り切っております。

今回は、そのように「手を変え品を変え、単語に出会い、それを確実に覚えていく」、その手段の一つとして、iPhoneで調べた単語を確実にストックして行く方法をご紹介したいと思います。

英辞郎 on the WEB for iPhone から Evernote (エバーノート)へ

iPhoneで利用できる辞書アプリはたくさんありますが、ここでは私が愛用している
英辞郎 on the WEB for iPhoneを例にとり、ご紹介したいと思います。

英辞郎 on the WEB for iPhone(アルク) – ALC PRESS, INC. 英辞郎 on the WEB for iPhone(アルク) - ALC PRESS, INC.  (無料)

(1) アプリを開くと、すぐに単語入力画面が現れます。

(2) 今回は、quixoticという単語を調べたいと思います。
インクリメンタルサーチ機能があるので、途中まで入力するだけで候補が絞られていくので便利です。


(3)先ほどの画面でquixoticの部分をタップすると、単語ページにジャンプします。

ここまでが、通常の使い方でした。
英辞郎 on the WEB for iPhone内にも単語帳の機能がある (説明4の画像↓にある、赤丸で囲んだメールマークの右のボタンで登録)ので、それを利用してもいいのですが、登録できる数が100個までと制限があります。

せっかく調べたものは、やはり全て取っておきたい。しっかりとあとで見直したい。
こんな時こそ、Evernoteの出番です。

(4)赤丸で囲んだメールボタンをタップします。

(5)メール送信画面になります。

(6) 宛先に、Evernoteのメールアドレスを入力し、送信。 これでOKです。
(Evernoteのメールアドレスとは、***(この部分は人により違います)@m.evernote.com という各個人に与えられたアドレスです。アカウント情報から見ることができます)

Evernote – Evernote Evernote - Evernote (無料)

おわりに~次回予告~

せっかく調べた単語は、また見なおすことができるように、しっかりとストックしておきたい。
そして、できれば見なおす時も、復習すること自体が楽しくなるような、見やすい形にしておきたい。

そんな時は、このアプリの出番です。

Awesome Note (+To-do/Diary) – BRID Awesome Note (+To-do/Diary) - BRID

こちらは、また次回ご紹介したいと思います。

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単語学習を楽しもう  ~”1冊をじっくり”からの解放~

「学習本は1冊をじっくりやったほうがいい」
英語に限らず、何かを学ぶ際の鉄則の一つとして、皆さんもよく耳にされることだと思います。

私自身それを否定はしません。特に基礎固めの段階では、弱点を見つけ、その穴をしっかり埋めていく上で大切なことだと思います。

ですが、必ずしもそれが真理ではない場合もあるのです。
どうも学習がはかどらない。思うように力が付いていかない。
そんな方は「1冊をじっくり」の神話にとらわれていないでしょうか?

「1冊をじっくり」ではいけないジャンル

「1冊をじっくり」ではいけないジャンル。
それは、単語学習です。

例えば1冊の単語本を完璧にしようとする。
その本のCDを繰り返し聴く。音読する。書き移す。
それがダメとは言いません。
ですが、それらに時間をかけ過ぎて、(時間がかかるがゆえに)”やった”気になるのは、大変危険なことです。

単語を覚えることは、その単語を使って「文を読んだり、書いたり、聞いたりできるようになるため」のはず。それが、いつまでたっても、単語本のループから抜け出せないのでは悲しすぎます。

「気づく」喜び

皆さんは、「その単語を覚えた」という区切りをどこでつけますか?
単語本でそれらを見ている段階では、本当に身に付いたとは言いません。別の場所で出会って、「○○という意味だな」と「気づく」ことができて初めて、その単語が身に付いたと言えるのです。
他の場所で出会う機会を持たずして、その1冊で全てを終わらせることはできません。

また、この「気づく」感覚。
英語学習の初心者であろうが、上級者であろうが、この感覚を軽んじてはいけません。

「あの小説に出てきた○○という単語だ!」

その時、再び出会えた嬉しい気持ち。小さな感動とともに、しっかりと頭の中に刻まれる。私はこの「小さな感動」の力をものすごく大事にしています。

「気づく」場面を増やす

単語本1冊を中途半端で投げだすべきだというわけではありません。
その1冊を辞めろというわけではなく、他に出会う場面=「気づく」場面を増やして欲しいのです。

例えば、以下のような方法があります。

・問題集

・オンラインの英語クイズを利用する
【単語学習サイト】WORD DYNAMO
ボキャビルサイト  SAT Vocabulary on Vocab Test.com

・メルマガを利用する

今年はいくつ積み重ねる?

・実際に文章を読んでみる

最も理想的な方法は、実際に文章を読んでみることです。
生きた形で使われているのを見てこそ、その単語を理解したと言えるからです。
ですが、これ自体にも欠点はあります。意味のわからない単語を調べながら文章を読むことはかなり骨が折れることであり、それ自体にものすごく時間がかかってしまうため、「出会う」絶対量に限界があるのです。

なので、問題集・クイズ・メルマガなどの手軽に出会えるものと、文章でじっくり出会うもの。これらを組み合わせながら、学習を進めていくことをお勧めします。

選択肢を増やしておくと、飽きてきたときに別の項目を選ぶことができて、気分転換にもなります。

まとめ

「1冊をじっくり」の反対は、「何冊もを適当に」ではありません。
その1冊を今すぐ投げ出して、別のものに手をつけるべきだという意味ではなく、その1冊にかけている時間を、半分でも、他の場面で「出会う」=「気づく」機会にまわしてみてください。

「あ!こんなところで使われている!!」という喜びとともに、単語がグングン身についていく感覚を実感していただけることと思います。

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”2012年の始まりを「成功体験」から始めよう”、そして次へとつなげよう #goodstart2012

100 WISH LIST年末年始特別企画、”2012年の始まりを「成功体験」から始めよう”には、多くの皆様にご参加いただき、本当にありがとうございました。

おかげさまで無事に当初の設定期間、1月末日を迎えることができました。
多くの皆様に目標達成のご報告をいただきましたことを大変うれしく思うとともに、これからもこのような企画を通じて、皆さんとともに英語学習を頑張っていきたいという気持ちが一層強いものとなりました。

ぜひこれからも100 WISH LIST, そして学習企画をよろしくお願いいたします。

今日は、皆様へのご報告、お礼とともに、今回の目標を今後の学習にどのようにつなげていくとよいのか、個人的体験を交えながら書いてみたいと思います。

失敗ととらえるか、”お試し期間”ととらえるか

企画を主催した当の本人の、いきなりの告白をお許しください。
実は、私は当初、”洋書HOLESを読破する”を目標に掲げていました。
そして、見事に玉砕しました。

主催者がこんなことでは申し訳が立たない・・・しばらく「このままこの目標で頑張るべきか」、それとも「目標を変えて心機一転すべきか」悩む日々が続きました。

でも、ある時、ふとふっきれたのです。
自分が立てた目標に縛られて、本当にやりたいことができなくなってしまってどうする。

ツイッターで目標変更を報告し、2月3日(当初の設定期日を過ぎてから)、変更後の目標を達成しました。

今思えば、これも一つのお試し期間だったのだと思います。勇気を持って目標を変更して、本当によかったと思っています。

捨てる目標、捨てない目標

今回、なぜ自分は当初の目標を達成できなかったのか。

目標を設定した時は、国連英検の受験直後ということもあり、いわゆる「燃え尽きた」状態になっていました。しばらくは、それに関連した勉強はしたくない・・・それが正直な気持ちでした。

企画趣旨通り、「(負荷が)軽めで」「まずは達成することで、これからの学習が波に乗るような」を基準に目標設定したのですが、大事な部分が抜けてしまっていました。

この目標は、「最優先で」やりたいことではなかったのです。

確かに、洋書をほとんど読み切ったことがないというコンプレックスがあって、「一冊読み切ることで自信をつけたい」という願望はありました。でも、それは私の中で何を差し置いてでもやりたいことではなかった。

年が明けて、新年の抱負をじっくりと考える時間を持ち、そして国連英検の合格通知を得たことで、自分がこれから学習していきたいことがはっきりと見えてきました。

そして、目標を「自分が今一番やりたいこと」(=”英字記事を1日5本読む”)に変更しました。

実は、年始の時点では1日3本と設定していたのが、今回「”HOLES”読破」を削ったことで、本当にやりたいことに注力できるようになり、結果3本どころか、5本も読めるようになりました。
”叶えたい目標の優先順位を決め、「今はしない」選択をする。
それによって、今自分が一番やりたいことをもっと頑張ることができる。”

これが今回の経験から気づくことのできた、最も大きな成果でした。

続けるべき目標、続けるべきでない目標

これも個人的な話になりますが、昨年夏の100 WISH LIST企画 「第3回ヴァーチャル夏休み」では、私自身複数の目標を立て、学習に励んでいました。

たくさんの目標を並行して立てたことから、その期間内に全ては達成できなかったのですが、いくつかはその内容を継続し、期間がだいぶ過ぎてから達成したものもいくつかあります。(その一例

今回、残念ながら目標を達成できなかった方の中には、その時の私と同じ状況の方もいるのではないでしょうか?

例えば、「1冊やる」と決めていたけれど、結果は3分の2ほどしかできなかった。
「しか」ではありません、3分の2「も」できているのです。

達成できなかったのが、「ペース的にきつかった」という理由ならば、ぜひ達成できるまで続けてください。

これをやり遂げることで、かならず次につながる自信を得られることを保証します。

まとめ

目標を立てることは、一見簡単なように見えて難しいものです。
今回は自分自身の失敗・経験から得た、「目標」そのものが妥当なものであるか見極める基準について書いてみました。

ただ単に、「できなかった」で終わるのではなく、
・その目標が、心の底からやりたかったことなのか(他に「もっとやりたい」と思うことがなかったか)
・期日を過ぎてでも続けるに値する目標なのか

一度振り返ってみてくださいね。

そして、改めまして、読んでくださる皆様にとって2012年の英語学習が実り多きものとなりますように。
これからも一緒に頑張っていきましょう。

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【ご連絡】
今回ご使用いただきました、ツイッターハッシュタグ #goodstart2012 は、よろしければこれからもご利用くださいね。
ご自身の学習記録や、「新年の抱負を忘れないように」など、前向きな形でご利用いただけると嬉しいです。

【英検】次こそ勝ちたいあなたが今すぐすべき5つのこと (後編)

次こそ英検合格を目指すあなたが、今すぐすべき5つのこと。
今日は、いよいよその5つ目を発表します。

私が資格受験から学んだこと

本題に入る前に、ぜひ皆さんに知っておいていただきたいことがあります。

私事ですが、昨年は、国連英検A級受験のための学習をしていました。その際に障害になったことは、情報量の少なさでした。
過去問も少なく、合格者の学習方法を知る機会も、限りなく少なく。(訳あって、意図的にシャットアウトしていたところもあるのですが)

”やるべき総量が見えないと、自分がどれくらい達成できているかが分からない。”

それが一番つらかったです。そして、逆に考えれば、

”やるべき総量さえ見えれば、それを試験までの時間で割ればいい”だけ。

そのような結論に達したのです。これは、私にとって大きな発見でした。

項目1~4までで見つけておくべきこと

前回の記事で提案した4つのこと。
実はこれらの項目は、

”やるべき総量さえ見えれば、それを試験までの時間で割ればいい”

これを実践する上で必要なデータを、皆さんに集めていただく作業でした。

試験日を調べることで、試験まであと何日あるのか、そして2~4の作業で、やるべき総量が見えてきているはずです。

特に、「やるべき総量」については、この時点で納得が行くまでしっかりと考えておきましょう。ですが、完璧を求めて前に進めなくては困ります。合格するために必要な学習量の総量は、その人によって違います。また、実際に合格してみるまで本当のところは分からないのです。

納得いくまで、「やるべき総量」についての仮説を立てたら、いよいよ最後のステップ、5つ目の作業に進みます。

5.試験日までの大まかなスケジュールを立てる

試験までの日数、やるべき総量を意識しながら、試験日までの大まかなスケジュールを立てて行きます。
その際に、気をつけていただきたい点を挙げておきます。

【1】全分野を試験日前日に仕上げるわけではない
例えば、単語本はある程度早めに仕上げる日を設定し、あとは「問題集を解く」、「長文の中で実際に使われているのを見て定着させる」などの方法をとるほうがよいでしょう。
それに対し、読解・リスニングは、コツ・カンがやらないとすぐに落ちてしまうので、直前まで続けておいた方がいい分野です。
どのジャンルをどのあたりまでに完成させるか、大まかに考えておきましょう。

【2】まずは各分野で核になる学習項目を決める
まずは今の時点ですでに取り組んでいるもの、続けて取り組みたいものがあれば書きだしてみましょう。他の合格者の方が使っていた本など、すぐに試したいものもあるかもしれませんが、一気に多くのノルマ項目を決めてしまうのは危険です。


【3】現時点で考えた「やるべき総量」というのはあくまで”仮のもの”と心得る

学習を進めていくうちに「この量では足りない」、または「この分野にここまで時間をかけることはない(他分野に回すべき)」など、計画修正が起きてくるはずですし、起きてこなければおかしいです。
どのようなものを足せばいいか、または減らせばいいか。適宜、過去問に触れるなどして自分の力の伸びを知り、柔軟に計画修正していくようにしましょう。

100 WISH LIST 特製 「英検合格までのスケジュール表」

以上でご説明したことをすべて書きこむことができる用紙を、作成いたしました。
ぜひ、スケジュールを立てる際にご利用ください。

(excel)
eiken100WL

(PDF)
eiken100WL.pdf

【使用法】
(1)各学習項目を書き入れます。

(2)それぞれの項目を「いつ終わらせるか」、締切日に印をつけます。
※開始日から締切日までに矢印(←→)を引くと、一目見て分かりやすいです。

(3)それぞれの項目について、一日あたりの量を計算します。
土日は休みにする、週に○回するなどを考慮して計算しましょう。できる限り余裕を持った数字にできるよう、多すぎるようならば目標日をずらすなど、柔軟に対応しましょう

(4)ここで出した数字を、日々のノルマに組み込みましょう。
その際には、ノルマ表やiPhoneアプリ”Daily Deeds“を利用することをお勧めします。

まとめ

今回ご紹介した計画の立て方で重要なポイントは、

・試験日を知り、どれだけの日数が残されているかを知る
・やるべき総量を知る
・総量を日数で割る

でした。この考え方は、他のどんな資格試験を受験する際にも活かしていただけると思います。

皆さんに作っていただいたスケジュール表は、今後の学習を進める上で、大切な「地図」・「方針」となるものなので、大切にしてくださいね。
そして、実際に学習を進めていくなかで、それを変更することを恐れないでください。
これが、この学習計画を成功に導く上で、最大のポイントになります。

準備はこれで完了です。
さぁ、次の試験に向けて、一歩を踏み出しましょう!

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【英検】次こそ勝ちたいあなたが今すぐすべき5つのこと (前編)

1月22日(日)は、英検の一次試験日でした。
受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

一次試験の解答速報を確認し、皆さんお一人お一人が次のステップに向けて歩み出す準備をされていることと思います。

今回は、試験結果に涙を飲んだ方に向けて送る私からのメッセージです。私自身、試験で成果を出せずに悔しい思いをしたことが何度もあります。その経験から学んだ、「今すぐやっておくべき」5つのことについて、書きたいと思います。

今が一番モチベーションが高い

試験に向けて学習を続けていて、一番モチベーションが高くなるのはいつだと思いますか?
私は、試験直後だと思います。

試験結果に対する悔しさをバネにするのはもちろんのこと。

どの分野が解けなかったのか、これからどこに力を入れて勉強していくべきなのか。記憶が鮮明なうちに、次の戦略を立てるのが最も効果的だと考えます。

1.次の試験日を調べる

まずは次の試験日を調べましょう。そして、手帳に書き入れます。
そこで忘れて欲しくないのが、「試験申し込み開始日」も書き入れておくこと。
(申し込み期間途中で気持ちが揺らがないよう、申し込み開始日に申し込みをするため)
また、今、これを書き込むことで、今日から次の試験に向けて頑張ることを自分自身に誓いましょう。
途中で迷って失速したり、直前になって無理な量を詰め込むことのないように。

2. これからの学習戦略を立てる ~試験結果の分析~

今回受験された皆さんは、今から学習を始める方にはない「貴重なデータ」を持っています。
それは、今回の受験結果そのものです。

まずは解答速報と照らし合わせて点数を出し、相対的にどの分野が弱いのか確認しましょう。

それから、記憶が鮮明なうちに、どういう点で困ったのか、文字にして書き出しておきましょう。

・最初の語彙のところに時間をかけ過ぎてしまった
・英作文の時間が足りなかった
・疲れていて思ったよりリスニングができなかった
・会場が寒くて集中できなかった

点数だけでは分からない自分の弱点を、今のうちに洗いだしておくのです。この受験で得られたことを、次の試験で活かすために。どんな些細なことでも書き出しておきましょう。

3. これからの学習戦略を立てる ~手に入れられる限りの過去問を入手しておく~

試験対策をする際の王道のひとつが、「過去問を解く」ことです。

その目的は大きく分けると、以下の2つ。
(1)自分の弱点を知ること
(2)実際の試験形式で、時間配分などのシミュレーションをすること

項目2で述べたように、皆さんは「弱点を知る」という意味では、もうすでに1回目をクリアしています。

(2)で書いた、過去問を使ったシミュレーションはできるだけ試験直前にすべきことですが、弱点を知ることは何度やってもかまいません。構わないどころか、各分野の力の伸びを測る上で、折に触れて過去問を解くべきだと私は考えます。

伸びをチェックしたい時にすぐに手に取れるように。今の時点で、英検の公式サイト・問題集などから、できる限りの多くの過去問を収集しておきましょう。

4.学習すべき”総量”を考える

大人の学習とは、学校のように「これをやりなさい」と言われたことを、言われたままにこなしていくことではありません。

項目2で書いたように、「ご自身で」弱点を見つけ、これからの学習戦略を立てる。この姿勢が大事だと思っています。

そして、その自主性と同じくらいに大切なことが、「第三者の意見」です。

「自分で見つける」なのに、「第三者に聞く」?

一見矛盾しているように見えますが、これらをバランスよく取り入れることが大事です。

「自分で」どの分野の力が足りないのかしっかりと分析をすること。

その上で、その力を伸ばすためにどんな勉強をすればいいか、合格者のブログを参考にしたり、スクールの先生やしかるべき人に相談してみる。

それは、言われたことを言われたとおりにする「鵜呑み」の勉強法とは対極にある、ずっと能動的な方法だと思います。

ご自身の伸ばすべきところを把握したうえで、これからの学習法を考える/他の方の意見を参考にする際には、

・どのような教材を使うか
・どれだけの量にとりくむべきか
・どれだけの量を、どれだけの時間をかけて行うべきか

以上の3点に気をつけて情報収集・選定するとよいでしょう。

まとめ

「5つ」と書いておきながら、なんとも中途半端な4つまで書いたところで、一旦区切りました。

5つ目が、今回の一連の「するべきことリスト」の要になる部分なので、記事を改めてしっかりと書きたいと思います。

また皆さんご自身でも、5つ目にすべきことは何なのか、一度ゆっくりと考えてみてください。

今回記事にした4つの項目の要点をまとめておきます。

1.期日(受験日)を意識することで、決心を揺るがないものにする
2.今回の結果から、自分の弱点を洗い出す
3.これからの学習に必要な「過去問」を準備しておく
4.自分の弱点を知った上で、それを伸ばすための方法を見つけに行く

それでは、次回の記事をご期待ください。

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長文を読むための英文法3 英字記事がグンと読めるようになる、2大重要文法項目

2010年10月より始めた、英字記事による読解・文法解説ブログ、GRAMMARous(グラマラス)。
私事ですが、解いてくださる皆さんのおかげで先日第60回を迎えることができました。

1年以上に渡り、英字記事から60題の課題を作成するなかで、毎回のように解説で触れる文法事項が2つあることに気づきました。

(前回の記事予告では3つと書いていましたが、その頻度・性質から、さらに2つに厳選しました。もう一つについては、また機会を改めてご紹介しますので、そちらもどうぞご期待ください)

英字記事を読むために押さえておきたい文法項目2つ

早速ですが、その2つをご紹介します。

【同格のコンマ】

An e-mail sent to television stations in Delhi soon after the explosion was traced to Kashmir and purported to come from Harkat-ul-Jihad-al-Islami, an extremist group with links to Pakistan and al-Qaeda.

(出典) Bloody Wednesday The Economist Sep 10th 2011

文法項目といいながら、いきなりただの”コンマ”で拍子抜けされたかもしれません。
一応太字にしてあるのですが、それさえも目立たないほど小さな存在です。(Harkat-ul-Jihad-al-Islamiという単語の後ろにあるコンマのことです)

新聞には、その性質上、固有名詞がたくさん出てきます。そして、それが誰なのか、何なのか、(よっぽど知っていて当たり前の人・もの以外は)必ず説明が続くのです。
その時に用いられるのがこのコンマです。

ここでは、Harkat-ul-Jihad-al-Islamiという固有名詞が登場、コンマの後ろに、それがいったい何者なのか説明が続いています。(=「パキスタンやアルカイダにつながりのある過激派グループ」)

【関係詞の非制限用法】

The latest attackers, who may also have planted a small bomb outside the same court in May, threatened to strike more Indian courts in future.

(出典・上に同じ)

コンマ+関係詞で用いられる用法(この例の場合は、次に出てくるコンマで閉じられる部分まで)を、関係代名詞の非制限用法といいます。
これも役割でいうと、先ほどのコンマと共通点があります。

まずは固有名詞をポンと登場させ、その後ろに補足説明的に、何をしたのか(何であるのか)をつけ足していきます。

この例では、The latest attackers(直近のテロ攻撃をした人たちは)の補足説明にあたる部分が述べられています。
The latest attackersまで書いたところで、「あ、そういえばね、この人達は~ということもしてるんだけどね」と、思い出したように付け加えているのです。

(この2文に関する、その他文法事項の解説・訳については、GRAMMARousの該当課題をご覧ください。)

これら2つの共通点 ~特に気をつけたいこと~

先ほどの個別の説明でも書きましたが、これら2つの共通点は、補足説明であるということです。あくまで補足であり、オマケの部分である(=S,V,O,Cなどの役割はしない)のですが、これが入ることにより、本来の文構造が取りにくくなることがあるので、要注意です。

そして、最も気をつけたいのが、これらは文の途中に割り込めるということ。

先ほどの一文目の例では、同格のコンマ以降が文の最後になっていたので、文の構造を考える上で、邪魔にはなりませんでした。ですが、二文目では、コンマ+関係詞~の部分が、文の主語と述語動詞の間に割り込んでいます。
こうやって割り込めるというのが曲者。「今は補足説明なんだ」ということを意識しながら、グッと本題に入る(=述語動詞が出てくる)のを待ちましょう。

どのように学習すべきか

この2つの項目を学習する上で、気をつけていただきたい点が2つあります。

一つ目は、いきなりこの2つから学習しないこと。一通りの文法の復習は済んでいて、さらに先週紹介したような重要項目をしっかり見直していることが前提です。

二つ目は、実際の文章の中で出会うこと、です。
「コンマが大事なんだ」といって、いくらコンマだけ眺めていても、実際の文章で同格である(補足説明がきている)ことを気づくことはできません。
「コンマ+関係詞は非制限用法という」。 そんな日本語を暗記したところで、文が読めるようにはなりません。

実際で使われている場面に、イヤというほど出会ってください。今日ここで、「補足説明なんだ」と頭で理解しても、実際に使われている様子を見なければ、その感覚は身につけることはできません。
どんな文法項目でもそうですが、文法書だけ読んで「理解する」のと、実際に見て「分かる」の間には大きな隔たりがあります。
かならず、実際の文章を読んでください。そして、この感覚を身体にしみこませてください。

どんな記事を読んだらいいのかわからない、記事を読む訓練からはじめたいという方は、ぜひブログ”GRAMMARous”もご利用くださいね。

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総合英語Forest 6th edition

長文を読むための英文法2 「やりなおし英語」中のあなたが、今すぐ取り組むべき文法項目

大人になって、英語をやり直そうと思った皆さんならば、一度は英文法の復習をされていることと思います。
このブログでも、私自身、文法の重要性について何度か書かせていただいているのですが、今回は「読む」ということに特化して、今すぐ復習しておきたい文法項目をご紹介したいと思います。

文法書、問題集を「回せば」読めるようになる?

ここでは、英語を再開された皆さんが、一度は文法事項の復習をしたという前提でお話しさせていただきます。
まず、皆さんに、少し厳しい質問をさせてもらいます。

「文法事項を復習して、英文は読めるようになりましたか?」

ここから先は、「あまり読めるようになった気がしない」、そういう方に読んでいただきたいと思います。

1冊やってみたけれど、あまり読めるようになった気がしない。次に皆さんがすることは何ですか?「もう一回最初からやり直してみよう」、または、「この問題集は簡単すぎたから、もっと詳しい問題集に取り組んでみよう」 確かに、これらも方法の一つだと思います。

ですが、「どの項目が大事なのか」「今、読むために必要な項目はどれなのか?」、それを意識して取り組むのと取り組まないのでは、得られる結果に大きな差が生まれてしまうのです。

文法事項に優先順位や用途の区別がある?

例えば、文法書の項目に「冠詞」という項目があります。aやtheの使い方です。
この項目を熟読、問題集を解いたとして、文章は読めるようになると思いますか?

また、しばらく前に、「前置詞」をイメージで覚えるという本が流行しました。私自身、著者である先生の考え方、教え方、お人柄、全てにおいて好感を持っていますが、だからといって、今、「文章を読みたい」と考えている皆さんに、先生の著書はお勧めしないのです。

aを使う、theを使う。冠詞のルールを覚えて、正しい訳ができるようになるでしょうか?
onの持っているイメージをつかんで、文章の大意が取れるようになりますか?

もちろん、自分で文章を書く段階になれば、aやtheをうまく使えないのは、大変大きな問題になります。onという前置詞のイメージを覚えておけば、一語一語どの前置詞を一緒に使うのか丸暗記しないで済む(=会話などで役に立つ)というメリットもあるでしょう。ただ、「読むため」に真っ先に確認しておくべき内容かというと、そうではないのです。

私は、文法事項に優先順位があると思っています。そして、「読むため」に特に重点的に復習しておきたい(分からなければ何度でも取り組みたい)項目が存在すると強く確信しています。

特に「読む」は四技能のうちの要。他の「聞く」「話す」「書く」の前に、しっかりと力をつけておきたい分野です。となれば、その中で重要な文法項目は、真っ先に押さえておきたい文法項目ということになります。

読むために今すぐ取り組むべき文法項目

以前の記事で、精読において、どの文法項目が重要かについて書いた記事があります。

【精読シリーズ・第2回】英文が読めるようになる魔法の文法事項

【精読シリーズ・第3回】優先的に取り組みたい文法事項

まとめると、第2回では、文の中で「(述語)動詞」を見つけることがもっとも重要。それにより文型が分かり、正確な訳ができる、ということを書いています。
さらに、第3回のほうでは、具体的な項目を、「なぜそれが重要か」という理由とともに書いていますので、ご確認ください。

「読むために必要な文法項目」は、その時に書いた項目と同様ですが、今もう一度振り返って気づいた内容とともに(「注」の欄参照)、こちらに転記しておきます。
・文型
・時制、態、助動詞
・準動詞(不定詞、分詞、動名詞)
・分詞構文
・接続詞
・関係詞(なかでも「関係代名詞の非制限用法」が大切)
・句と節(その中でも、that節や疑問詞節の考え方)

注:当時の記事にも書いていましたが、「時制・態・助動詞」に関しては、こういう使い方をするのだと確認した上で、数にあたって体得すべき分野なので、他の項目とは少し性格が異なります。(私は、この中では優先順位が少し低いと考えます)
また、接続詞に関しても、使い方を覚えてしまえば、あとは訳し方なので、この中では比較的優先順位が低いです。

おわりに

私が、英文法の復習時に愛用していた総合英語Forestは、全部で24章あります。

今回ご紹介したのは、7項目(注で書いた分を除けば5項目)となり、グッと範囲が狭まりました。

「読む」ために効果的な、これらの項目を、一度じっくりと復習してみませんか?
同じテンションで、「どれも大事だから覚えなきゃ」と全項目をやり直すよりも、読める感覚がぐんと高まることを保証します。

次回の記事では、私が普段、GRAMMARousというブログで精読課題を出題する中で発見した、「読むために必要な文法事項」厳選3項目について書きたいと思います。

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総合英語Forest 6th edition

Skype英会話で現状を正しく把握しよう!

英語学習を開始した頃に始めておいて良かったことの一つに、Skype英会話があります。Skypeを使えば、自宅で気軽に英会話レッスンを受けられますし、フィリピン系のオンラインスクールは安価で良いサービスを提供しています。それでも、”もうちょっと上手くなったら英会話を始めよう”と思っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。今回は、早めにSkype英会話レッスンを始めるメリットについて考えてみます。

 

その”知識”は使えますか?

英語は”知っている”だけではだめ。使えなければ意味がありません。学生時代にある程度英語を勉強していても、実際にまとまった会話をしようとすると、自分の脳内イメージよりも数段会話力が劣っていることにまず気づくと思います。例えば三単現のS。ペーパーテストで問われれば絶対にわかるのに、初心者のうちは、いざ話してみると三単現のSをかなり間違います。単数/複数もそうです。頭ではわかっているのに口から出ない、知っているのに間違っている!このようなことは、実際に話してみなければなかなか気づきません。Skype英会話などで定期的に話す機会を設けて、英語の知識が実際に使えるレベルであるかどうかを確かめてみてください。

 

コミュニケーションがとれますか?

Skype英会話のもう一つの利点は、対面でないぶんジェスチャーや、なんとなく雰囲気でわかる・・などという誤魔化しがきかないことです。相手の言っていることが聞き取れなければ返事が出来ませんし、こちらが自信なさげにモゴモゴ言うと、”なんて言っているのか分かりません”と言われてしまいます。これは独習ではなかなか気づきにくい事だと思います。教材とは違う生身の人間のカジュアルな会話を聞き、自分も相手にわかってもらえるように話すには、なるべくたくさん場数を踏む必要があります。

 

学習の成果を発揮する場

Skype英会話は、”先生が教えてくれる”のではなく、”自分が学習した内容を使う場”と心得ましょう!記事を読んで、先生の質問に Yes, I think so. などと簡単な返事で答え、後は先生が useful expressions などを教えてくれ、”へー、そうなんだ!”と感心して終わり、では勿体ないと思います。英語をたくさん読んだり聞いたりするうえで出会った新しい表現を実際の会話の中で使ってみたり、自分の意見をうまくまとめて述べ、相手の反応を引き出すことなどを意識してみてください。

 

Skype英会話で自分の実力を正しく把握し、何が不足しているかが分かったらそれを普段の学習にFeedbackすることが大事です。”もうちょっと自信がついてから”などと言わず、早い段階から学習に取り入れるとよいのではないかと思います。

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”戦略的” 英語学習計画のススメ - その4:自らの成長を記録せよ(1)

前回までの「”戦略的” 英語学習計画のススメ」シリーズでは、計画を立てて学習すること、目標を持つことの大切さを見てきました。

目標、計画ときて、もう一つ、それを支える大切なことがあります。
この3つのうちの、どれが欠けても、夢をかなえることはできません。

それはいったい何だと思いますか?

自分のモチベーションは、自分で上げる

本題に入る前に、少しお話ししたいことがあります。

前回目標を決めた時の熱意だけでは、その後の長い学習を乗り切っていくことは難しいと書きました。

例えば、スポーツで、ある選手・チームが念願の優勝を果たした。それを見て、私も頑張ろうと思う。もちろん、そういう感動で力がわいてくることも素晴らしいことだと思います。
スポーツよりも、私達英語学習者にとって身近なのは、同じ英語学習者の方がどのようにして力をつけていったか、体験談をきくこと・読むことではないでしょうか?
私もこんなふうに頑張って、こうなりたい。学習をする上で、大きな励みになるでしょう。

そのような気持ちを否定する気は、一切ありません。事実、私自身もそのような感動・思いを原動力にすることもあるからです。

ですが、このような感動・熱い思いも、毎日やってくるわけではありません。(毎日、感動、やる気を出すためだけにスポーツを見ていては、本末転倒ですよね)

では、どうすればいいのか?

私は、「自分のモチベーションは自分で上げる」ということをお勧めします。

スポーツや他の方から得たやる気は、ある意味では、受動的なモチベーションです。
他の人からもらったやる気は、長くは続かない。

それに対し、自らが生み出したやる気・モチベーションは、じっくり、長く効いてきます。
感動の場面を見たような、一気に感情が高まる感じはないかもしれませんが、毎日積み重ねるごとにその力が増してくるのを感じることができると思います。

その段階にこれば、英語学習が続かないという悩みは消え、英語学習を諦めようなどという気持ちは全く持たなくなります。

自分でモチベーションを上げる方法

いよいよ、具体的にその方法についてお話ししたいと思います。

それは、記録をとることです。
(目標・計画に続く、三本柱の残りの一つです。)

記録は、自分で自分の成果を実感するためにとります。
目的は、それ以上でもそれ以下でもありません。
ただ一つ、自分の成果を目に見える形に残し、それを自覚するため。

自分ができたことを実感すれば、もっと頑張ろうと思えます。
もっと頑張って勉強をすれば、今までにできなかったことができるようになります。

何を当たり前のことを言っているんだ。
そうです。当たり前なんです。なのに、それはなかなか自覚することができない。

目で見える形にしてあげること。
そして、一過性の感動(試験に合格することなど)ではない、じわじわくる達成感を、もっと短いスパンで感じられるようにすること。

記録をする上で心がけたい重要なポイントです。

次回の記事では、そのポイントを押さえつつ、具体的にどのように記録をすればいいか、方法を紹介・提案したいと思います。

おわりに

自分のモチベーションは自分で上げる。
言い換えれば、「自分の自信は自分でつける」ということです。

自分が頑張って(それを自覚、認識して)つけた自信は、一生消えてなくなることはありません。少し話が大きくなりますが、その自信は、別のことに挑戦するときにも、大きな力になります。

思い込みや、根拠のない自信ではなく、揺るがない自信をつけていきましょう。
英語学習という舞台で、その訓練ができると考えれば素敵ですね。

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”戦略的” 英語学習計画のススメ - その2: 目標の見つけ方

「英語を使って何をしたいのですか?」
そう聞かれて、即答できますか。

「○○という仕事に就きたい」、そのような具体的な目標がある。
または、「好きだから勉強しているのだし、それを使ってどうこうしようとは思わない」というように、敢えて目標を持たない。
どちらも素晴らしい選択だと思います。

しかし、こうも思うのです。
「具体的に何をしたいかは答えられないけれど、英語を使った仕事がしたい」
「好きだからもっと得意になりたいし、得意になることでもっと楽しめる気がする」

きっと、「具体的な目標がある/敢えて持たない」という方よりも、このような方のほうが多いのではないでしょうか。

今日は、そのような方に向けて、「どのように目標を見つけていけばよいのか」、その方法についてご提案させていただきたいと思います。

大前提:計画には目標が必要

前回の記事で書いたことのおさらいです。
「目標に向けて計画を立て、それを実行していくことは楽しい」
「計画を立てるためには、目標が必要」

冒頭で、「目標を持つ、持たない」、どちらも尊重すると書きましたが、ここでは「目標」をもつことを大前提にお話しさせていただきます。

小さな目標、大きな目標

計画のところで、「問題集○○ページという短期の計画から、何年にもわたるような長期計画がある」とお話ししたように、目標にも小さな目標、大きな目標があります。

ライティングを例にとって考えてみましょう。
例えば、「エッセイを書けるようになりたい」という目標があるとします。

その状態にたどりつくようになるには、
 ・問題集にある、一つの文を英作文できるようになる
 ・和文英訳のような形ではなく、自分が思ったことをそのまま英語で表現できるようになる
 ・エッセイの型を習得する
等のように、さらに中間地点になるような目標が存在するはずです。

ここでは、「エッセイを書けるようになりたい」というような目標を「大きな目標」、そしてそれを実行するためにこなしていくべき中間目標のことを「小さな目標」と定義することにします。

「大きな目標」は漠然としがち

「英語がペラペラになりたい」
もう、この一文だけで、私が何を言いたいのか分かっていただけたと思います。

大きな目標というのは、漠然としたものになりがちなのです。

漠然とした目標では、どのように動けばいいのか分かりません。小さな目標に分けていくことが困難だからです。

小さな目標から大きな目標を見つける、「逆アプローチ」

「大きく、かつ、具体的な目標」
それさえはっきりしていれば、小さな目標に細分化することも、比較的容易なことです。

ですが、多くの方は、「大きな目標がまだ定まらない」、そのような状態にあると思うのです。

ここで、提案です。

今、自分が持っている小さな目標から、大きな目標を見つけてみませんか?

小さな目標もないよ・・・そう言わずに、だまされたと思って、以下の方法を試してみてください。

(1) 今、勉強をしている内容を、全て紙に書き出してください

(例) 学習用英語素材のディクテーション
    英文法の問題集
    海外ドラマの視聴
    
(2) それをして、どのような力を身につけたいのか、考えてみてください
(例) 学習用英語素材のディクテーション → 正確にリスニングができるようになりたい
    英文法の問題集  → 文法を完璧にしたい → 長文を読めるようになりたい
    海外ドラマの視聴 → そこで見た表現を使って、日常会話に活かしたい

すべきことは、この2つのみです。

自分の今の学習内容について、何のためにしていることなのかを考える。
つまり、今、「自分がどのような小さな目標を持っているのか」考えるということです。

小さな目標に気づくことができたら、今度はそれぞれについて、その力をさらに伸ばすような目標を立ててみませんか?

例えば、 学習用英語素材のディクテーション。
今回、「正確にリスニングができるようになりたい」という目標が見えたとします。
では、この学習用教材が聞けるようになったら、今度は何を聞きたいのだろう。
そう考えているうちに、「ニュース英語を理解できるようになりたい」「映画を字幕なしで見られるようになりたい」というような、大きな目標が見えてくることもあります。

ですが、一気に最終目標まで見つけようと焦る必要はありません。
この学習教材が聞けるようになったら、今度は何を聞けるようになりたいか。
まずは、一つ上の目標を設定してみてください。
そうやって、「今より少し上の目標を立てていくことで、自分の力が伸びていく。その段階にきてこそ、どのような世界があるのかを知り、大きな目標が見つかる」、そのようなパターンもあるのです。

まとめ

「大きな目標」は、それを達成するための「小さな目標」から成り立っています。
「大きな目標」は設定するのが意外と困難ですが、小さな目標は、現在、皆さんがしている学習内容の中に、既に存在しているはずです。

まずは小さな目標を意識し、一歩ずつ実践・達成しながら、その先にある大きな目標を見つけていくことにしましょう。

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