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英語をめぐる冒険

 

英語学習を始めた頃、思うような効果が得られず、モチベーションが上がらない時期がありました。始めて2〜3ヶ月かそこらで目に見える成果が上げられなくても、焦らずにじっくりと学習を続けられればいいのですが、初心者の時ほど自分のやり方に自信が持てずに悩みました。そんな時、岩村圭南先生の”英語をめぐる冒険”を読み、焦らず、悩まず、諦めずに英語を続ける勇気をもらいました。

英語オタクだった学生時代

英語をめぐる冒険 は、NHKラジオで英語の講座を担当していらっしゃった岩村圭南先生の自伝的エッセイです。”徹底トレーニング英会話”は2ヶ月程度で挫折してしまったのですが、”英語はトレーニングだ!”と毎回繰り返されるメッセージに心惹かれ、この本を手に取りました。

アメリカのテレビドラマが大好きだった小学生時代から、言葉そのものに興味を持ち始めた中学生時代、愛読書は英文法本だったという高校時代まで、英語オタクの名にふさわしい没頭ぶりです。”好きこそものの上手なれ”と言いますが、何か打ち込めるものを見つけた時のエネルギーたるやスゴイものを感じます。当時はネイティブスピーカーの英語を聞く機会などなく、浅草の仲見世でアメリカ人観光客の尾行をするくらいしかネイティブスピーカーと接触するチャンスはなかったそうです。

 

大学院留学〜本当の冒険の始まり

大学を卒業してすぐ、ミシガンの大学院への留学が決まり、英語漬けの日々が始まります。聞いて、話して、読んで、書く、その全てが英語という生活です。大学院の授業だけでなく、身の回り全てのことに興味を持ち、なんでも英語で言えるようになる。猛烈なやる気、モチベーションに圧倒されました。本物の”努力”がどういったものであるのかを知ることが出来ました。努力というと、”血の滲むような努力” と涙なしでは語れないど根性系のイメージがありますが、岩村先生の英語に対する取り組みは、好きなことに没頭した結果であり、辛さは微塵も感じられません。教科書や文法書にとどまらず、なんでも興味を持って、好奇心を刺激する英語の学習法を見つけるということが大事だと感じました。

 

中学・高校教員時代

使える英語力を身につける、をモットーとしていたものの、筋金入りの文法オタク。つい長々と文法の説明をしてしまい、生徒はただ聞いているしかありません。いくら文法的なしくみが分かったとしても、使えなくては意味がないと実感してからは、例文を声に出して読み、繰り返し書く練習をさせる、トレーニングタイプの授業に変わっていきます。次々と新しいアイデアを試し、自作の英会話カセットを自宅学習用として生徒に配布したり、生徒の自宅に電話をかけて英会話をしたりと、13年間の間に実に様々な試みをされています。授業での説明だけに留まらず、あの手この手で生徒たちに英語を使ってもらう、使える英語力を身につけてほしい、という強いメッセージが感じられるエピソードでした。

 

練習は決して裏切らない

岩村先生は、”自分らしい英語。自分の気持ちや考えを自分らしい言い方で表現できる英語”を目指すことを勧めていらっしゃいます。実際のラジオ番組でのメッセージがいくつか挙げられていますが、その中で特に印象に残ったのが、

・毎日努力すれば毎日上達します。

・空き時間がある時は必ず練習しましょう

・もう言い訳はいりません。練習すればいいのです。

・練習する時には集中しましょう。

という言葉です。”頑張っている(つもり)けど、なかなか上達しない・・・”と悩んだ時。悩んでばかりで実際には集中して勉強していないのではないか。練習を怠ってはいなかったか。うだうだ悩んでいる暇があったら練習しよう!と思わされるメッセージです。

 

焦らず、悩まず、諦めず

先生から読者へのメッセージは、焦らず、悩まず、諦めず。少し練習したくらいで、すぐに結果が出ると思ってはいけない。悩むくらいなら練習しろ。せっかく始めた練習を途中で投げ出すのが一番よくないので、短時間でもいいのでとにかく毎日続ける。この3つを心に留め、モチベーションが低下した時に思い出すと良いのではないかと思います。

 

私は英語学習初期にこの本を読んで、自分がたいした努力もしていないのに悩んでいた事に気づきました。

もし、モチベーションの低下に悩まされているのなら、この本を読んで岩村先生の熱意に感化されてみては。

 

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走りだす前に反省会をしてみよう!

先週末に英検が実施されたということで、前回は二次試験の準備についての記事でしたが、中にはちょっと失敗したな〜と思っている方もいらっしゃるかと思います。

何人か試験を受けられた方に感想をお聞きしたところ、多かった意見が「筆記パートで時間が足りなかった」でした。
時間が足りなかったというものにも色々とありますので、今日は少しその点について触れようと思います。

時間が足りなかった原因を考えてみる

時間が足りないと一言で言っても、まず単純に下記のような2つに場合分けができます。
①内容が全く分からなかった。
②時間さえあれば解けた。

①の場合

まず①の場合を考えてみましょう。
内容が分からなかったということを(A)単語が分からなかった (B)文章の構造が分からなかった の2つに分けてみます。
(A)の場合は語彙増強を今までよりも意識してやってみること、(B)の場合は日頃から精読の割合を増やし、しっかりと文章の意味を捉えられることを意識して読む、必要であれば文法の復習をする というような対策が考えられます。

語彙や文法ばかりに集中してしまうといけないので、学習計画を立てる時はバランス良くなるようにしてくださいね。

②の場合

次に②の場合です。
時間さえあれば解けるという手応えがあったなら、どのセクションで時間を取り過ぎたのかを思い出してみてください。

筆記パートを(A)語彙 (B)長文読解 (C)エッセイと大まかに分けて考えてみましょう。

(A)の語彙の場合、実際に単語単体で覚えていたとしても、問題の文章の意味を捉えるのに思わぬ時間を取られてしまうことが多いようです。1級になると問題の短文のレベルも少し上がります。短文なので前後の文脈で類推することもできないので、しっかりと意味を把握しなければなりません。普段英文を読む時に、正確に意味を理解できているかを意識してみてください。
極端にこのパートで時間がかかるという場合は、特化した問題集も出ているので、時間を計りながら解く練習をしてみるのも良いと思います。

(B)の場合は、読むスピードを上げる練習をしてみてください。
パート3では500words前後が2問、800words前後のものが1問出されます。日常の学習の中で試験と同レベルで同程度の長さの英文をスピードを意識しながら読んでみてください。
パソコン上で英文を読む場合、Wordなどのワープロソフト上や、ネット上のプログラムで文章のワード数を簡単に調べることができます。150words/minを一応の目安として、この記事なら◯分以内!と目標を立ててから読む練習をしてみてください。

(C)のエッセイに時間がかかってしまう場合ですが、普段からエッセイ対策として「しっかりとした内容を書く」ということは意識されていると思います。その練習をする時にまず20分なら20分、30分なら30分と時間を決めて、その時間内に書き上げる練習をしてみてください。時間をかけてじっくりと取り組むことも大切ですが、時間内にエッセイとしてきちんとした形にする練習も必要です。

自分なりの時間配分を決める

英検1級の筆記試験は100分です。
この時間を有効に使うために事前にしっかり時間配分を決めておくと、当日問題を解きながら押し気味なのか余裕があるのかを把握しながら調整していくことができます。

下記は私が受験時に心がけていた時間配分の例です。

短文の語句空所補充 15分
長文の語句空所補充 12分(6分×2)
長文の内容一致選択 10分+10分+15分
英作文 30分
見直し・リスニング問題先読み 8分

得意分野によっても違うと思うので、自分が何に時間をかけてしまうのか等も分析しながら工夫してみてください。

まとめ

今回おおまかに分けてみましたが、他にも原因はあるかもしれません。
ここが上手くいかなかったなぁと思った時に、何が原因だったのかをじっくり考えてみて、その解決策を日常の学習に取り入れていくことって大切ですよね。

原因が分からないと、無駄なことをしてしまったり不安になったりしてしまいます。目標に向かってダッシュする前に、走り方や走るコースなどを落ち着いて考えてみることは回り道ではないと思います。

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【英検】今すぐ始める二次試験対策

2012年6月10日(日)は、英検の一次試験でした。
受験された皆様、本当にお疲れ様でした。
解答速報(公式ホームページ)でのチェックは終えられましたか?
正式な一次試験の結果が分かるまでには、まだ少し時間がかかります。それを待っていると、二次対策に出遅れてしまいます。
現時点で、合格の可能性が高いと思われる方は、今すぐ二次試験対策を開始しましょう。

今日は、私達が、英検二次対策について書いたものの中から、今すぐ始められる、今こそ取り組みたい内容のものをピックアップし、ご紹介したいと思います。

英検二次対策

(※私達のブログでは、主に1級、準1級の二次対策についてご紹介しています。)

【まず何をすべきか】
【英検】 一次試験後、今すぐできる5つのこと
今後の二次対策準備期間の方針について、計画を立てましょう。

英検1級二次対策 オンラインスクールの利用
オンラインスクールの利用を決めたら、こちらからレッスン提案をしてみるのもいいでしょう。

【分野別対策法】
自己紹介の英語 (準1・1共通)
自己紹介でリラックス・ウォーミングアップ。内容を準備をしておけば、さらに安心です。

スピーチ:時間の感覚をつかむ (1級)
1級のスピーチ対策では、必ず自分のスピーチを録音するのが鉄則です。

iPhone/iPod Touchを使ったスピーチ録音法
具体的な録音方法をご紹介しています。

英検1級二次対策〜質疑応答編
スピーチで少しくらい失敗しても焦らない。 質疑応答で十分に挽回できます。

英検準1級二次試験 ナレーション対策

英検準1級二次試験 質疑応答対策

【試験直前の流れ】
英検二次試験直前対策 直前にできること、できないこと
当日の流れを把握しておくと安心です。

おわりに

以上の記事のほかにも、英検に関してたくさんの記事を書かせていただいています。
サイト内検索で「二次試験」という単語をキーワードに検索してくださいね。

なお、今回は直前対策ということで記事をピックアップしましたが、他にも一次試験の段階、さらにその前の段階からやっておくとよいことも書かせていただいています。

今回涙を飲まれた方も、これからの学習方針を立てる参考として、ご覧いただければ幸いです。

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大学生向けライティング教本

これまでに小学生レベルのライティング教本として Ready, Set, Write、中高生向けのPainless Writingを紹介しました。今回は大学生向けのライティング教本、How to Write Better Essays (Study Guides) を紹介します。

 

英語ネイティブを対象としたライティング教本の長所は、文法的説明に頼らず、エッセイの書き方そのものについて説明されている点です。日本語で書かれたライティング教本は文法や構文の説明が多く、エッセイそのものの流れについては詳細に触れられていなかったり、瞬間英作文のように与えられた文章を英訳するタイプのものが多いのではないでしょうか。初心者のうちは、短い文章を英訳する練習だけでもいいかもしれませんが、自分で考えた文章を英語らしいロジックで展開していくやり方を学ぶ為には、英語ネイティブ用のライティング教本のほうが、トピック選びから下調べ、文章の流れなど実際に書くまでのステップが紹介されているのでわかりやすいです。

 

How To Write Better Essays は、イギリス Durham 大学の教授が書かれた大学生向けのライティング教本です。300ページのうち、約2/3が書き始めるまでの準備に割かれており、たくさんの本を読んで下調べをし、考えをまとめてレポートに着手するやり方が書かれています。いきなりレポートに着手するのではなく、まずは問題を正しく理解し、調査するべき点について考える、情報を集めて考えをまとめる、書くためのスケジュールを決めてからライティングに着手し、スタイルに従って書くまでの方法が詳細に説明されている点が特長です。英検などのちょっとしたライティング対策のために読むにはオーバースペックかもしれませんが、どうしたら論理的でわかりやすく、無駄のない文章を書くことが出来るのか、時間がある時にじっくり腰を据えて読むと今後のライティングに活かせると思います。

 

http://www.skills4study.com のWritingセクションで各チャプター の概要を無料で読むことが出来ます。さすが無駄を省いて分かりやすい文章を書くための本の著者がまとめただけあって、正直なところ本は読まずに無料の Writing Tips だけでも十分役立つのではないかと思えるほどです…。

 

英語の本を読めるのが大前提ですが、Ready, Set, Write などはネイティブの小学校低学年レベルですので、まずはここから挑戦されてみてはいかがでしょうか。Ready, Set, Write、Painless Writing に関しては過去記事をご参照ください。

英作文の書き方基礎の基礎

Painless Writing

 

 

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iPhoneアプリで英数字の達人に?!

以前にもこちらの記事で「英語で数字がスラスラと出てこない…。」という時のためのハンドブックをご紹介しましたが、今回はiPhone用の数字練習のためのアプリをご紹介したいと思います。

その名もズバリ、英数字の達人 ~もう迷わない、millionとbillion~ です。

このアプリはクイズ形式になっており、問題の英文が読まれ、その答えを選択肢から選ぶものです。
ただ単に「4,300,000,000って英語で言ってみなよ!」と数字を英語に変換するようなものではなく、例えば

“A human sheds around 50,000 skin cells every hour. How many is that in a day?”

といった英文が流れ、画面に表示された4つの選択肢から選ぶというスタイルです。

ちょっとした計算をする必要があります。
問題を読み終えるまで選択肢も表示されず(下記左画像)、問題がすべて読まれた後に選択肢が表示されます(下記右画像)。
正確に数字を聞き取り、英文の指示どおり計算してどのような数字になるかを繰り返し練習していきます。

質問は10問出題され、3回間違えるとゲームオーバーになってしまいます。
トータルの持ち時間が3分なので、ゆっくり考えればいいや…という訳にはいきません。
しかし、焦らずしっかり英文を聞き取って計算してください。

質問は約120種類あり、その中からランダムに出題され、音声はアメリカ英語です。

基本的に流れる英文は表示されません。
下にある「リピート」をタップすると英文を再度聞くことができます。「質問表示」をタップすると読まれた質問を表示させることができるので、どうしても聞き取れない場合は確認することもできます。

「語句解説」というところで使われている単語を見ることができます。解説というより簡単なリストという感じですね。英単語と日本語、タップして発音の確認ができるのみです。

ユーザー登録してランキング登録したりできるので、他のユーザーと競争したりもできます。twitterやFacebookにも投稿できるので、是非ハイスコアをマークして投稿してみてください!

タイマーがついていると焦りはしますが集中できますし、スコア表示やランキングなどは繰り返しトライするモチベーションになりますから、継続できるように工夫されてますね。

英語の数字に弱いと思っている方は、このアプリのクイズで数字のイメージをしっかり掴む練習をしてみてはいかがでしょうか。

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海外視点で知る日本近代史

以前に英語でアメリカの歴史を知ろうという記事を書きましたが、今回は日本の近代史について触れてみようと思います。

近代史については学生時代には駆け足でサラッと過ぎていった記憶しかないので、ちょっと読んでみようかな…程度の気持ちで読み始めましたがすっかりハマってしまいました。
古代史ははっきりと分かっていないことも多く、それが想像力をかき立てられて面白かったりするのですが、現実的な戦略、外国との駆け引きをまざまざと感じる近代史が最近とても面白く感じています。

日本の戦後


Embracing Defeat: Japan in the Wake of World War II

まずきっかけになったのがピューリッツァー賞も受賞しているアメリカ人歴史学者John W. Dower氏のEmbracing Defeatです。

第二次大戦後の日本について書かれているのですが、非常に客観的に書かれています。
日本人によって書かれたものは、どうしても主観的になり、著者の歴史観などが少なからず入ってしまっているものもあります。本書で触れられている天皇制についても避けられたりする傾向もあるかもしれません。
戦後の悲惨な状況も淡々と客観的に述べられているので、心が痛む事実ではありますが、客観的に事実として受け止めやすいかと思います。

英語についてはやや難解に感じられるかもしれませんが、単語などは徐々に慣れてきますし、書かれている内容は日本についてなので、背景知識で補える部分もあります。私はオーディオブックで聴いたので書籍の方は見ていませんが、もしかしたら写真や図表なども付いていて書籍の方が分かりやすいかもしれません。

100年間での発展をコンパクトに


Inventing Japan: 1853-1964 (Modern Library Chronicles)

もう少し広い範囲で簡潔に書かれているのが、オランダ人ジャーナリストであるIan Buruma氏の Inventing Japan: 1853-1964です。

黒船来航時から1960年代まで書かれています。
読みやすい英語で、100年ほどの期間ということもありボリュームも少なくテンポ良く読めます。100年でここまで変わったのか!と今更ですが驚いてしまいました。
江戸時代の数学者である本田利明が日本のベンジャミン・フランクリンと呼ばれていたとは知りませんでした。

もう少し詳しく知りたくなったら


A Modern History of Japan: From Tokugawa Times to the Present

もう少し詳しく読んでみたいと思い、次に選んだものが A Modern History of Japanです。
こちらはハーバード大学の歴史学の教授であるAndrew Gordon氏の著作です。
江戸時代から2000年あたりまでについて触れられています。少々ボリュームがありますが、写真や図表もあり分かりやすいです。労働者のような一般の人々にもスポットを当てていた点も興味深かったです。
Kindle版がないのが残念。(ちょっと大判だったのでバッグに入れての持ち運びは厳しいかもしれないです。)

まとめ

このように改めて読んでみると日本にも素晴らしい指導者が多く存在したこと、そして日本国民の持つ大きなパワーを感じます。学生時代には日本史と世界史をなかなかリンクさせられなかったのですが、海外視点のものを読むと意外とスムーズに理解できました。
英語学習者向けに、日本の歴史を英語で学ぼうという目的の書籍も多くありますが、外国からの視点で外国人に向けて書かれたもので、受験のためのお勉強ではない自国の歴史を学んでみるとなかなか面白いです。

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国連英検特A級を受験して (その2) 受験準備でおとずれたブレークスルー

”国連英検特A級を受験して”。
2回目の今日は、受験準備を通して私の身に訪れたブレークスルーについてお話ししたいと思います。
実は5月の初めに、「ブレークスルー」についての記事を書いているのですが、今回、こんなにもすぐに自分がそれを再び体験することになろうとは思ってもみませんでした。

3週間でブレークスルー?

今回、試験対策として、勉強をそれ用に切り替えたのはゴールデンウィークに入ってから(4月29日、30日頃)のことでした。

そこから約3週間。

たった3週間でブレークスルーなど訪れるのだろうか?
そもそも、対策を開始した時には、ブレークスルーを起こそうなどとは意識していませんでした。

それが、実際にやるべきことが分かり、それをどんどんこなしていくにつれて、毎日の学習量(と、その密度)が今までにないほど膨大なものになっていきました。

前回も書きましたが、やるべきことが分からずそれを模索しながら(迷いながら)だと学習はなかなかスムーズに進みません。ですが、やるべきことが分かりさえすれば、あとはそれを実際に行動するかどうか、それだけの問題なのです。

今回、遅くなりはしましたが、「やるべきことが分かったこと」、そして、「もう時間がない」と背水の陣に立たされたことで、「そのやるべきと決めたことを、猛烈なスピードでこなす」日々を送ることができました。

訪れたブレークスルーとは

行った学習項目はいろいろとありますが、今回のブレークスルーに効いたと思うのは、(1)記事を読む量を2~3倍に増やしたことと、(2)その記事内でわからなかった単語を、読後、即座に調べ、(3)その単語についてフラッシュカードでかかさずチェックを行ったことです。

具体的には、それまでは1日に1~3個しか英字記事を読めていなかった(正直、最も忙しい時期には1記事も読めない日も多くありました)のが、この集中期間に、3~5記事読むようになりました。
最高で1日9記事読んだ日もあります。

これに合わせて、問題集で分からなかった単語、そしてBASIC WORD LISTの単語を確認していく作業を並行して行いました。

こうして訪れたのが、今回のブレークスルー、「英字記事が前よりもスラスラと読める」という手ごたえでした。

実は、私自身、英検1級の受験準備・合格を通して、それまで読むことができなかったTIMEやThe Economistなどをスムーズに読めるようになったという経験があります。今回の3週間で、その時よりも、確実に「スラスラ」のレベルが上がったのを実感しています。

その時からは約5年たっていますが、この間に、今回ほど読解力の伸びを感じたことはありませんでした。

そして、その読解力により、以前は手も足も出ないと思っていた国連英検特A級の問題を、時間内に最後まで解き切ることができたのです。これは、私にとって、本当に大きな収穫・今後につながる自信となりました。

おわりに ~資格受験の意味とは~

資格のための勉強というと、身構えてしまう方も多くいらっしゃると思います。

「受けてもそれを仕事に活かすわけではない」
「楽しむために英語を学ぶのに、また学生時代と同じような試験勉強は嫌だ」
「○○さん(有名人・学識者)が、○○(試験名)なんて取ってもしょうがないと言ってた」
やらない理由を挙げるのは簡単です。

私は、資格受験(特に英語に関する資格)の意味は、自分自身で持たせるものだと思っています。

今回、受験を通して、このような大きなブレークスルーを得られたこと。それが何よりの収穫だと思っています。

「ブレークスルーを感じたい」。
そう思って、すぐに叶うものではありません。何をすればいいのか。どの力をどれくらい伸ばすべきなのか、自分で考えているだけでは答えが出ないこともあるでしょう。

ブレークスルーを感じたいと思っていらっしゃる方が、その機会を作ろうと思った時、資格試験ほど「手軽」なものはないと思います。

期限を決め、大量の英語に触れる。その機会として、資格受験を利用してみるのはいかがでしょうか?

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まだ間に合う!英検1級1次直前対策

英検1級1次は小手先の試験テクニックだけで何とかなるものではないのですが、それでもやって良かったと思えるちょっとしたTipsがあります。英検1級を初めて受験される方のために、試験当日に実際に役に立ったと思う事柄を紹介します。

 

1. ベストポジションをゲットする

当日の席順は早い者勝ちです。リスニングのベストポジションをゲットすべく、早めに会場入りしましょう。最新の音響設備を備えた会場に当たるとは限りません。また、地元の中学校や高校が会場の場合、部活動の音がうるさい場合もあります。リスニングの時間帯は大きな音を出さないよう遠慮していたようですが、それでも窓際の席は騒音で気が散る場合があると思います。自分で席が選べるよう、空いているうちに入室しましょう。単純なことですが、試験に100%集中するためには、排除出来る不安要因は出来るだけ取り除いておくことが重要です。

 

2. リスニング先読み時間を設ける

試験は読解、リスニングの順で行われます。読解パートを10分ほど早く終わらせて、リスニング問題の先読みに当てます。10分余らせることを意識しないと時間は余らないと思います。リスニングで流れる文章自体が書かれているわけではないのですが、先読みして何の話題か予想できると、気持ちが少し落ち着きます。

 

2-3回リスニングパートの問題を読み、キーワードとなりそうな単語をマルで囲っておきます。設問を読んで、内容を記憶しておくのは困難ですが、キーワードをマルで囲っておくことにより、実際に問題を解く際にサッとどういう部分に注意して聞けばよいのか予想することが出来ます。また、答える時に全文読まなくて済むので次のリスニングを聞き逃すこともなくなります。リスニングは1つ分からない問題があると、そこで集中力が途切れてなし崩し的に分からなくなる事があります。そんな時は囲ってある次の問題のキーワードを見て、気持ちを立て直しましょう。

 

3. 英作文を書き始める前に論点を箇条書きにする

英作文にかけられる時間は30分程度だと思います。与えられた用紙に目いっぱい書くとだいたい200字前後になります。

 

与えられたキーワードを元に英作文を書くわけですが、とりあえず自由に書き始めてしまうと、書いているうちにアイデアが広がって論点がズレてしまうことがあります。〇〇について書き始めたのに、最後が”だから△△はどうあるべき” と終わってしまい、書き終わったものを消して書きなおすのは大変な時間のロスになります。

 

作文を書き始める前に、論点を箇条書きにしておきましょう。イントロ、理由1,2,3、結論の最初の1文を日本語で書いて道筋を示しておくと良いと思います。ただでさえ時間がないのに、余計な事に時間を取られたくない!と思われるかもしれませんが、最初に少しだけ時間を取って全体像を決め、読み手に”〜だからこういう結論を導き出した”と、思考の流れを分かりやすく示す道筋を考えておくと、書きながら迷わずにすみます。

 

また、普段英作文を書く際にパソコンのスペルのオートコレクト機能に頼っている方は、手書きの練習もしておかないとスペルミスが多くなります。試験前には実際に手書きでエッセイを書く練習をし、手書きの感覚を取り戻しておくことも大事です。

 

4. 事前に時間配分を決めておく

時間を測って過去問を解き、だいたいの時間配分を決めておきましょう。英作文に30分、リスニング先読みに5-10分かけるためには語彙パートに時間をかけているヒマはありません。英作文は配点が28点と大きいです。落ち着いて考える時間がないと、書けるものも書けなくなってしまいますので、語彙パートで迷いに迷ってしまい、英作文にかける時間が10分もなかった!ということがないように、時間を意識しながら問題を解きましょう!

最後に。これまで積み重ねてきた努力は自分を裏切りません。緊張するのは本気で合格したいと思っているから。緊張しすぎて集中出来ない時は、頭のなかで当日の手順を繰り返しシュミレーションしておきましょう!

 

幸運をお祈りいたします!!

クライムサスペンス好きは必見?!「犯罪・捜査の英語辞典」

本日は興味のない方には全く面白くないちょっと変わった辞書のご紹介をしてしまいます。

その名も「犯罪・捜査の英語辞典」です。

なぜこのような物を…とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、週に何本も見てしまうほど犯罪捜査物の海外ドラマが好きな私としては手に取らずにはいられませんでした。

中身は?

開いてみるとやはり物騒な単語だらけです。
しかし、ミステリーやクライムサスペンス好きにとってはお馴染みの物騒なワードです。

全体では約3000語程度のボリュームなのですが、普通の辞書ではなかなか見つけにくいような俗語や隠語などもあり、独特の表現などにはちょっとした解説も書かれています。
俗語の場合は単語の横に(俗)と書かれていますが、特に(米暗黒街俗)などと書かれていると何だか闇の世界を覗いてしまったような気分になってしまいます。

先日Yukoさんがこの記事でも書かれていましたが、俗語などは見つけにくいことが多いですよね。
特殊な用語だけでなく、普段目にするような単語でもこのような犯罪捜査や法廷で使う際にしっくりくるような上手い訳が書かれていたりします。

辞書というだけあり、中身はとてもシンプルです。ジャンルを絞っているからといって専門書のような堅さはなく、単語を調べるという目的がなくても、ただ内容に目を通しているだけでも面白いです。

分からない単語がストーリーを左右することも

字幕なしで映画やドラマを見る時に、どうしても引っかかってしまうのが専門的な用語です。

何となく前後の会話から推測できるものもあれば、分からないとストーリーの大切な部分を逃してしまうようなものもあります。
大体の雰囲気が分かればストーリーの理解に影響がないものもありますが、このようなジャンルの作品は曖昧なまま流してしまうと解ける謎も解けなかったりすることもあるので、分からないものはしっかり確認しておいた方が良いと思います。

こんな物騒な単語、どこで使うの?!というものもあるかもしれませんが、意外とニュース記事などで出てきたりするんですよね。(物騒な記事ではあるでしょうが…。)
海外のクライムサスペンスやミステリー物が好きで、字幕無しで見られればよいなとお思いの方は、一度書店で手にとってご覧になってみてください。思わずニヤリとしてしまうかもしれませんよ。

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国連英検特A級を受験して (その1) 受験準備を通して発見したこと 

2012年5月20日(日)。
国連英検特A級を受験してきました。
私にとって、初めての特A級受験。
図らずも、先日記事にした「ブレークスルー」を感じる機会となりました。
今回から2回に分けて、受験準備で学んだこと、そして受験をして得られたブレークスルーについて、皆さんにお伝えしたいと思います。

スタートは出遅れたけれど・・・

今回、特A級の受験を決めたのは、1月にA級の合格を手にして、すぐのことでした。
(間をあけると、その分、覚えた知識も忘れていきますし、モチベーションも下がります。)

受験自体はすぐに決心できたのですが、そこから先、仕事関連で新しく始めたこと、環境の変化などがあり、思うように学習は進みませんでした。
以前から習慣にしていた、英字記事読みと語彙強化は続けていましたが、試験対策としてグッとエンジンがかかったのは、ゴールデンウィークに入ってからのことでした。

始めるのは遅くなってしまいましたが、そこから先に集中して学習できたことに悔いはありません。

正直、もう、「あと1ヶ月もないのか・・・」と気分は暗かったです。
けれど、これで「今回は諦めて、次回また頑張ろう」だけは、絶対に避けたかった。
そこで諦めてしまえば、そこから先、1ヶ月弱で伸びるはずの可能性まで失くしてしまうのです。

そこでエンジンをかけられたことで、もしそこで諦めてしまっていたら決して気づくことのなかった、大きな発見をすることとなりました。

やるべき課題は、やってみないとわからない

その発見とは、「やるべき課題は、やってみないとわからない」ということ。
そして、「課題が分かれば、あとは身体が自動的に動いていく」ということです。

時間も限られているし、とにかく最低限やるべきことだけ挙げて、それだけはやるようにしよう。
そうして書いたのが、以下のチェックリストです。

実は、最初に書きだしたのは、ページの半分くらい。ほんの少しでした。
それが、最終的には2ページに渡るほど、やるべき課題が増えていきました。

実際に課題を解いてみると、どんどん他にもやるべきことが見えてくるのです。

例えば、

「○番の問題を解く」だけだったのが、解いてから、ちゃんと復習をしなくてはいけないな・・・と気づき、「○番のわからなかった単語調べをする」をリストに加える。

「国連知識の問題を解いてみる」と、ある機関の設立年度が聞かれていたので、「その機関だけでなく別の機関の設立年度も調べる」をリストに加える。

・焦って、手当たり次第に世界各国の記事を読んでいたのを、「ある一定の国(事象)のことだけ集中して読んでみる」と、抱えている問題点や背景などがより詳しくわかるようになり、そこからまた、「別の国ではどうなのだろうという視点で、記事を読む」ようになる。(その結果、じっくりと多くの国(事象)についての見識を深められた。)

逆に、最初、なんとなくで設定していたことは、どんどん削って行きました。
「もう時間はない」とすっぱりと諦めがついていたというのもあって、いらないものを潔く削って行けたのも、結果的にはよかったと思っています。

悔しさを次回につなげたい

こうやって諦めずに集中できたこと自体は、本当によかったと思っています。
ただ、正直なところ、「まずやってみる」という段階を、もっと早くにしておけばよかったという悔しさがあるのは事実です。

一旦、こうやって「やるべきことが分かる」段階に来てしまえば、あとはそれを淡々とこなしていくのみ。それは、ある意味、とってもラクなことなのです。

やるべきことをはっきりさせないまま、とりあえず「記事読みと単語かな」で学習を進めるのと、目的意識を持って進めるのでは、得られる知識には格段の差が出てくると思います。

受験を決めた1月末の段階で、今回のように集中的に学習する期間を設け、課題発見ができていたとすれば、その後の忙しい日々の中にも、やるべきことをうまく組み込んでいけたかもしれません。それは、しっかりと反省すべき点だと思っています。

今回できなかったことを、次回につなげられるか。それが今の自分にとって、最も大事なことです。
つなげることができれば、今回感じた悔しさも無駄ではなかったということができると思います。

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次回は、今回の国連英検特A級受験を通して感じたブレークスルーについて書きたいと思います。

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