Archive of ‘ボキャブラリ’ category

【書籍レビュー】英語はもっと句動詞で話そう

待ちに待った書籍が発売されたのでさっそく購入しました。
「英語はもっと句動詞で話そう」というタイトルで一発でお分かりかと思いますが、句動詞について書かれているものです。
私は句動詞はなかなか使いこなせず苦手なので、ついつい気になってしまいます。
よく知っている単語の組み合わせなのに、会話で出てきても「え…あ、あれ??」と戸惑ってしまうんですよね。


英語はもっと句動詞で話そう

この書籍は日向清人先生のツイートがきっかけで作られた本です。
一時期Amazonでも品切れになっていたりしましたが、現在は在庫ありのようです。

COCA、BNCといった5億語の英米語データベースで頻度が上位の句動詞を中心に、日本人に必須の英語句動詞400が収録されています。

つい「400個」と聞くとつい辞書などの数字を思い浮かべて「少ないな〜。」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に400個を運用できるかどうかというとそう簡単にできるものではないと思います。この厳選された400個をしっかり使えるようになっていきたいです。

こちらの「日向清人のビジネス英語雑記帳」から中身のサンプルを見ていただけます。

シンプルな構成なので、言い換えがパッとわかります。

ただ句動詞のリストを暗記するのではなく、細かいニュアンスが書かれています。サンプルからお分かりいただけると思いますが、その書き方がとてもシンプルで分かりやすいです。同じニュアンスの他の句動詞も例として出てきたりするのもいいです。

動詞と副詞・前置詞の間に目的語が入れられるかどうかというマークが付いているのは分かりやすいですし、「話すなら句動詞」と本の帯に書いてあるように、実際に話す時のことも考えてアクセントの位置もきちんと書いてあるのもさすがだと思いました。

巻末の索引も、句動詞をアルファベット順にしてあるものと、副詞・前置詞別にしてあるものがあり、そこに言い換えもちゃんと書かれているので便利です。

読みながら「なるほど〜!」と思うだけでなく、しっかり使っていけるようにしたいです。

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iPhoneでカンタン ”眺めて楽しい”単語帳を自作する

英単語を覚える際、オリジナルの単語カードやノートを作られる方も多いと思います。
市販の単語本よりも、自分が”出会った”単語ということで愛着もわき、定着率もよいはずなのですが、いかんせん作るのが面倒・・・。

私自身も、実のところなかなか続きませんでした。

ですが、ある方法で”単語帳”を作るようになってからは、とても手軽だし、何より見返して楽しいのです。
今日は、その作り方について、ご紹介したいと思います。

「できる人」も単語帳を自作している

もう10年近く前になるでしょうか。
当時AERA ENGLISHという英語学習者向けの月刊誌が創刊され(現在は季刊となっているようです)、そこに安河内哲也先生のボキャビル法が掲載されていました。
確か、覚えたい単語を付箋に書き、家の各所に貼るというもの。英語のプロもこのように地道に覚えているのだと深く感銘を受けたのを覚えています。

また、同じ頃読んだこちらの本(その名も「できる人の英単語帳&ノート術」)にも、安河内先生を始め、さまざまな方の工夫が掲載されていて、いろいろと試したくなる方法を見つけました。

※2005年の書籍のため、中古のみ販売されています

紹介されていた中でも、国学院大学教授、山西治男先生のネイティブ表現収集ノート(英字新聞や雑誌から広告や気になる表現をそのまま切り抜いてスクラップし、関連表現などをメモするというもの)がとても印象に残っていて、いつか私もこのようなノートを作ってみたいという思いが心の片隅にありました。
(と言いつつ、「手間」というハードルに負けてしまっていました)

iPhoneならカンタンにできる!

ここ最近で「これはいい」という表現に出会うのはiPhoneを使用しているとき、特にFacebookで見かけることが多いです。(知り合いのネイティブの方の投稿や、英語媒体の記事のヘッドラインなど)
いいなと思っても、すぐに書き留める(できれば前後の文脈ごと覚えたいので、一文丸ごと、もしくは前後の文も)のはなかなか面倒なもの。特にFacebookでは投稿はすぐに流れて行ってしまうので、そのような表現をなかなかストックできずにいました。

前置きが長くなりましたが、そんな表現を一瞬で記録する方法を種明かしします。

それは、「画面ごとハードコピーする(キャプチャ画像をとる)」 ・・・これだけです。

電源ボタンとホームボタンを押す、この操作だけで覚えたい表現を丸ごと保存できます。

(もしも紙媒体で見つけたならば、それを「iPhoneのカメラで撮影する」、それだけでいいです)

(一例:magnificentという単語がsunsetと一緒に使えることをメモしたくて保存しました)

「眺めて楽しく」する工夫

このように保存方法自体はとてもカンタンですが、撮影したままではなかなか効率よく見返すことができません。
そこで、以下のようにひと手間加え、見返して楽しい単語帳作りを行っています。

(1)Evernoteに画像を転送する
一カ所にまとめておくのにお勧めなのがEvernote.
画像を転送をする際には、PictShareというアプリを使うと、画像を選択して一気に転送することができるので便利です。

(2)EvernoteからAwesome Noteに同期させる
Evernoteにまとめるだけでも、かなり整理はできますが、何度も見返したくなるほど「かわいく」はありません。(「かわいい」は、「見返したくなる」のに大変重要な要素です)

そこで、使っているのがノートアプリAwesome Note.
Evernoteと同期ができるので、専用のフォルダを作ってノートをまとめます。

※左:フォルダの画面。 
右:フォルダの中身。Photoモードで表示すると見やすいです。
 

※一覧のサムネイルを押すと各ノートの中身が見られます。

このようにして作ったノートを、時々眺めるようにしています。
画像に加工もせず(気になった単語に印をつけておく等)まとめてあるだけなので、「この中のどの単語が気になったんだろう?」と忘れていることも多いのですが、なぜなのか考えながら見返すのもまた楽しいです。

集めた表現を何度も見返しながら、さらに自分がその表現を使えるように工夫をしていきたいと思っています。

Evernote – Evernote

PictShare – multiple photos/movies uploader – itok

Awesome Note HD (+To-do/Calendar/Reminder) – BRID

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単語年齢は何歳?その3:読書と語彙力の関係

 

単語年齢は何歳? 単語年齢は何歳?その2 でご紹介した、Test your vocab が、200万人以上の回答を元に、英語ネイティブスピーカーの語彙数、読書と語彙の関係などを解析していましたので、その結果を紹介します。

 

Summary of resultsによると、Test your vocabを用いて測定した、大人の英語ネイティブスピーカーの語彙数は20,000語〜35,000語だったそうです。こちらのページで詳細をみてみると、30歳の中央値は27,109語です。自分のテスト結果と照らし合わせると、ネイティブスピーカーと比べてどのくらい語彙力が不足しているかという参考になると思います。

 

英語を母語としない人々の平均語彙数は4500個。日本からテストを受けた人の平均は8522個。ネイティブの4歳児の平均が5000語、8歳で10000語だそうですから、日本人の英語学習者の多くが、ネイティブの4-8歳児程度にあたるのではないでしょうか。

 

英語を母語としない人々は、海外に住むことで、語彙サイズが10,000語を超える傾向にあり、英語が話される国に住むことで、一日あたり2.5個の新出単語を獲得するとのことです。

 

また、英語ネイティブスピーカーの語彙サイズは、4-15歳時の読書習慣により決定され、特にフィクションを読むことが語彙サイズに重要な役割を及ぼすとのことです。

 

こちらのページに、読書と語彙サイズについての考察が書かれています。フィクションをたくさん読む30歳の語彙数は29,558語、多少は読書をし、フィクションはあまり読まない30歳の語彙数は21,947語と、約8000語の開きがあります。よく本を読む人と、それほど本を読まない人の語彙数の差は、年齢を重ねても変わらないようで、どの年齢層においても、よく本を読む人と読まない人の語彙数の差はだいたい8000語のようです。15歳時の差がそのまま60歳以降まで続くというのは恐ろしいことですね。

このグラフから、読書量を増やすと語彙が増えるということが分かります。特にフィクションが良いという結果が出たのは、ノンフィクションと比べ、フィクションのほうが語彙が幅広く使われる傾向にあるからではないか、とのことでした。

 

読書量と語彙数の関係はネイティブスピーカーのデータですが、英語学習者にとっても興味深いデータだと思います。4歳-8歳時なみの語彙サイズを持つ英語学習者にとっては、英語での読書が幅広い語彙獲得に繋がるかもしれません。

 

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オススメ(してもいいのか迷う)腹筋崩壊単語集

この単語本が発売されてから数ヶ月が経過してしまいました。
事の発端は英語学習者の友人が、とあるSNS上で面白いと教えてくれたことでした。


出ない順 試験に出ない英単語

学習に役立つかはさておき、「とても面白い!!!!」と思ったものの、内容が内容だけにこれを面白いと言ってしまうと品性を疑われるのではないか、今までコツコツと積み上げてきた信用を失ってしまうのではないか、このブログを読んでくださっている方々に軽蔑されるのではないか…と今でも少し不安です。

内容

まずこの本ですが、タイトルに「出ない順」と謳ってある通り、絶対に出題されない英単語→高確率で出ない英単語→普通に出る英単語という順で、それぞれ50語ずつ紹介されています。
トーンはまじめに、アホみたいな単語を紹介しています。そしてそれらはほぼ下ネタです。

それぞれの単語は、イラスト、単語、例文(日本語)、例文(英語)、例文の内容への著者のツッコミで構成されています。

例えば一番最初に取り上げられている単語でご紹介します。

salmon carpaccio (サーモンカルパッチョ)

これが一つ目の単語です。下品でもないので安心してご紹介できます。

この例文が

ボブは笑い過ぎてサーモンカルパッチョが鼻から出ました。
Bob laughed so hard that the salmon carpaccio came out of his nose.

となっており、例文の上には味のあるイラストで、ボブが鼻から出したと思われるサーモンをティッシュの上に置いてどや顔で見せてきている様子が描かれています。

英単語集の例文なのに英文よりも大きいフォントで日本語の例文が書かれているので、つい日本語で先に読んでしまいます。このあたりからもユルさが伝わってきます。
著者のツッコミは無くても良かったと思います。

ネタだけでは終わらせない

サーモンカルパッチョなんて覚えてどうするの??と野暮なことはおっしゃらないでください。カテゴリは「絶対に出題されない英単語」です。

しかし、よく見てみるとこの例文では「so + ・・・ + that ~」の構文が使われていますよね。
単語はさておき、文章自体は使えるのではないか?とポジティブに考えてしまっている自分に気付きました。せっかく購入したのにネタだけで終わらせてしまうのはもったいないという意識も少し働いていたのかもしれません。

もう一つ見てみましょう。

Chocorooms (きのこの山)

ボブは係長が大事にしていたきのこの山を、こっそりたけのこの里に交換した。
Bob secretly replaced the assistant manager’s treasured Chocorooms with Chococones.

きのこの山ってchocoroomsって言うの?ということはさておき、replace を「AをBに取り替える」と使う時には、日本語の感覚だとつい to と思ってしまうかもしれないところを、replace A with B であるということが確認できます。

真面目にやっていると頭に入りにくいことでも、こういう例文だと頭に入ってしまうのは不思議なものです。

リスニングにも効果あり?


なんとこの書籍、CDまで付いています。
日本語、英語とも普通の英語関連書籍と同じようにきちんと収録されています。
ただ、たまに書いてある内容と違う音声があります。説明によると、過剰な集中による脳の血管へのダメージを防ぐために集中力を途切れさせるのが目的とのことです。

著者のサイトで例文を見られるので、必ず買う前に確認してください。
(今回ご紹介したものは非常に上品な部類の単語です。)
出ない順 TOEIC英単語
twitterアカウントもあるので、こちらも見ていただくと参考になると思います。
出ない順 TOEIC英単語 @NISE_TOEIC
こんなお下品なもの買ってしまったーーーー!と後悔するといけませんのでぜひチェックしてみてくださいね。

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【初級向け】ボキャビル時のひと手間をお忘れなく

先日初級クラスで少し気付いたことがあるので、今回はその事について書きたいと思います。

リスニングやリーディングをしていて、「あれ?これはきちんと覚えていた単語じゃない?」というところで引っかかってしまう方がチラホラいらっしゃいました。どうして引っかかってしまったかを考えていて気付いたことが下記のことです。

発音を確認していない

まず、こちらはリスニングに関してですが、「発音を確認していない」人が多いということでした。

自分の中で思い込んでいた発音と違うためにリスニングの際に聞き取れなかったり、スピーキングの際に相手に伝わらないという致命的なことになります。必ず単語を覚える時は発音もチェックしてくださいね。単語集を利用してボキャビルをする時は、音声がきちんと付いているかを確認してください。

多読などで英文を読みながら未知の単語をチェックしている場合でも、電子辞書やDictionary.comWeblio辞書といったウェブ上の辞典で音声を確認できるものも多いので利用してきちんと確認してみてください。

動詞を原形しか覚えていない

次に気になった点は「不規則変化の動詞をきちんと覚えていない」ということでした。

初級の方には通常の学習メニューの中で少しボキャビルに力を入れてもらっています。
その際に単語集を使用しているのですが、見出し語しか覚えていないと動詞の原形しか頭に入っておらず、リスニングの際の音声やリーディングの際の文章中に不規則変化の動詞が過去形や過去分詞になって出てくると分からなくなってしまうというわけです。

文法的な知識を問われるような問題でも動詞の時制が鍵になっている場合もありますから、特にTOEICのようにスピードを問われるようなテストではサッと反応できるようにしておきたいですよね。

lay-laid-laid 横たえる
lie-lay-lain 横たわる

自動詞か他動詞か、文脈などを考えれば分かるかもしれませんが、このような紛らわしいもので混乱した思い出があります。

手間と思わない

とにかくたくさん覚えようとして見出し語だけ一気に覚えてしまいたい!という気持ちはよく分かります。

しかし、どうせ覚えるならひと手間かけて音声をチェックしたり、例文をチェックしたりしてみてください。せっかく覚えても実際に使えなければもったいないですよね。

そのひと手間で記憶に残りやすくなるかもしれません。手間と思わずに、後からきちんと使えるボキャビルをしてくださいね。

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今年こそ単語集をやり切る方法(キクタン編)

単語を覚えるために単語集を使うのは苦行のようであまり好きではないのですが、試験に合格するために一気に覚えたり、あるレベルの単語を一定期間にまとめて覚えたりしようとする時には効率的だと思います。

私は普段は文章の中に知らない単語が出てきたら覚えるというスタイルですが、英語学習のやり直しを決意した時と、準1級合格直後に1級レベルの単語対策をした時には単語集を使用しました。気乗りはしませんでしたが、どちらも短期間での全体的なレベルの底上げの必要性を感じたために、狙ったレベルの単語を取り扱っているという効率性の点から単語集での学習を選びました。

このような単語集を使っていてもなかなか覚えられないという方に、私が行ったキクタンの学習法をご紹介します。


キクタンSuper12000

キクタンの構成は?

キクタンは1日に16語、10週間(70日)で1冊完成できるようになっています。1weekごとにまとめられているので休みなどありません。70daysというくくりしかなければ平日ガツガツ覚えて、土日にしっかり復習というパターンが理想的と思うのですが、休む暇を与えず1週間に7日間みっちり覚えなければなりません。自分の都合に合わせてスケジュールを組めば良い話なのですが、私は1週間目と書かれているものを2週間目に回すのは気持ち悪くてできなかったのでそのままのスケジュールでこなしました。

構成としては、一つの単語につき、日本語訳、フレーズ、例文が載っています。訳は少なすぎず多すぎずというところなので、赤字で書かれているものだけをまずしっかり覚えるというスタイルでもいいと思います。ただ、それだけでは1級では通用しないかもしれないのでご注意を。
不規則変化動詞は見出し語の下にきちんと活用が書かれているので助かります。(たまに書かれていない単語集もあるので)

実際の内容はこちらからご覧いただけます。

基本的に机の前で集中する

できれば机の前など集中できる状態でCDを聞きながら見出し語と日本語訳を覚えます。声を出しても書いても好きな方法で良いと思います。ここで音声を聞いておくことが重要です。せっかく単語を覚えても間違えた発音で覚えてしまったらリスニングで訳に立ちません。
このCDでは一日分がまとめて1トラックに収録されています。1単語1トラックの単語集もありますが、一日に◯個と決めている場合はこの方が楽かもしれませんね。
暗記用の赤いシートが付いているので、それを使って隠しながらチェックをすることもできます。

読み物を楽に読めるようになりたいとか、TOEIC対策であれば、綴りを書けるようになるまで覚える必要はないと私は思っています。内容が理解できれば問題ありませんから。英検準1級、1級狙いの方はエッセイがあるのでしっかり書けるようにしておいた方が良いです。このあたりのさじ加減は目的に合わせてご自身で判断してください。

フレーズと例文もしっかりチェック

見出し語と意味が把握できてきたら、フレーズと例文の方も見ていきます。これが結構訳に立ちます。この単語はこういう時に出てくるという良い例を載せてくれてあるので、意味の雰囲気を掴みやすいですし、ここでしっかりイメージを定着させます。試験などでよく取り上げられるフレーズも多いので見ておくに越したことはありません。例文も見出し語が覚えやすいように考えられているようですね。

ここまででどの程度の時間がかかるかは個人差があると思いますので、ご自身の計画や単語学習に割ける時間などによって調整してください。

復習は必ず!

前日に覚えたものを復習するために、次の日のページの下の方には前日の単語を簡単にチェックできるリストがあるのでこれも利用してください。控え目に小さく書いてあるので見逃さないようにしてくださいね。
一週間ごとに復習のページがありますが、すべての単語を網羅している訳ではないので、それぞれのページに戻ってきちんと見直すようにしていました。

机の前以外でもとにかくチェック

スキマ時間などに机の前で覚えられない時は、耳が空いていたら音声を聴く、書籍を見直すなど復習に当てました。キクタンのアプリをスマートフォンに入れると手軽に復習できて良いと思いますが、私が使用していた頃はまだアプリがなかったので書籍を見たり、紙に書き出したりしたものを見なおしていました。

単語帳などを作るのも一つの方法なのですが、それに時間をかけてしまわないように気をつけてください。カード式のものなら覚えたものはどんどんリングから外していけるので便利とは思いますが、単語帳を作るだけで達成感を得てしまったり、単語帳制作に時間を取られて肝心の覚えるところまで行き着かないというパターンをよく目にするので、くれぐれもご注意を。
乱暴なやり方ですが、裁断してしまって該当の日のものだけ手帳に挟んだりポケットやバッグに入れておくという方法もあります。この場合は紛失にご注意ください。

最後に

大切なのはなるべく多く目や耳に触れさせること思うので、少しの時間でも利用して覚えました。
毎日完璧に全て覚えられるのが理想ですが、なかなかそうはいかないと思います。たとえ覚えられなくても悲観的にならず、そしてそこで立ち止まらず、どんどん進めてください。私は諦めが早いので、覚えられたかどうか怪しいものにはチェックを入れておいて先に進み、その単語を優先的に何度も何度も見直すようにしました。

単語集を見ながら黙々と単語を覚えるのはあまり楽しくないことですが、ある程度頭に入ってくるとそれまでよりも英文をスムーズに読めるようになっているのに気付きました。スムーズに読めるようになれば読む量も増えますし、楽しくなってきます。覚えた単語が実際に英文の中に出てくると、苦しかった修行も無駄ではなかったと思えるはずです。

2ヶ月はボーっとしているとあっという間に過ぎてしまいます。今年こそ!と思っている方は今日からでも明日からでもがっつり単語に力を入れてみてはいかがでしょうか。

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効率よいボキャビルのために:コロケーションを意識する

2013年が明け、約1週間が経ちました。
私自身もようやくお正月気分が抜け、英語学習も通常運転へと戻りつつあります。
前回の記事では目標の立て方について書きましたが、私自身も2013年の目標を決めました。
今年は「コロケーションを意識する」一年にします。

コロケーションとは

コロケーションとは、「単語と単語の自然なつながり」を指す言葉です。
例えば、決心する(決定する)と言いたい時、英語ではmake a decisionというふうに組み合わせて使います。
これをdo a decisionとは言いません。

例えば、英作文をする時、「決心」と「する」を別々に引いてしまうと、「する」はdoだから・・・と間違えてしまいがちです。
日本語ならば「この単語とこの単語を一緒に使うのはおかしい」と感覚的に分かりますが、英語でその感覚を身につけるのはなかなか難しいことです。

それには、多くの自然な文章に触れ、その都度つながりを意識して覚えていく必要があります。

コロケーションを意識しようと思った理由

私がコロケーションを意識しようと思ったのは、国連英検の受験準備をしている時でした。
国際情勢で頻出する単語を意識して増強してはいたのですが、いざそれを英作文しようとすると、書く手が止まってしまうのです。
例えば、2012年11月末、国連総会でパレスチナに与えられたnonmember observer state(非加盟オブザーバー国家)というステータス。これを「与える」という場合、多くの記事ではgrantという動詞が使われていました。
私自身、もし単純に辞書を引いていたら、giveを選んでしまっていたことと思います。
(注:記事を書きながらgoogle検索で確認したところgiveを使っている例もたくさんあったのですが、国連の公式サイトや新聞記事など正式な表現としてgrantが使われていることが多かったように思います)

このように単語を覚える際、一緒に使う言葉をセットにして覚えておくと、それをアウトプット(話す/書く)で使おうと思った時に、大いに役に立ちます。

今回書いた例は、少し特殊な語と語の組み合わせでしたが、日常で使う表現でもコロケーションを意識するとしないのとでは、話すスピードも大きく変わってくると思います。

例えば、英語を話す際、一語一語頭の中で日本語から英語に置き換えて口に出すよりも、組み合わせごとスルッと一息で言えれば、おのずと話すスピードもアップします。

「あまり頻繁に息つぎを入れず、スムーズに話す」、実はこれも私の今年の目標の一つです。

具体的な語彙管理方法

それでは、そのような「コロケーション」ごと覚えていくには、語彙をどのように管理していけばよいでしょうか?

実は、私自身ずっと愛用している英語学習総合サイトLingQでは、フレーズで単語を登録しておくことが可能です。

(詳細はクリックして大きな画像でご確認ください)

※一語だけでまずは単語登録しておく

※セットで覚えておきたい場合は、複数語句を選択すると登録できます。

※登録した単語の一覧画面 (今までにresolved, resolvesと変化形で出てきたものも登録されていますが、単語だけ・フレーズと一緒に表示することも可能です)

ここに登録した単語(フレーズ)はフラッシュカードで確認できるので、適宜復習をするようにしています。

まとめ

単語を覚える際、一緒に使う言葉をセットにして覚えておく(=コロケーションを意識する)と、それをアウトプットの際、大いに役に立ちます。

どれだけたくさんの自然な言い回しを身につけられるか、私自身LingQで個数をチェックし、励みにしながら、今年も楽しんで英語を学んでいきたいと思います。

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単語年齢は何歳?その2

以前「単語年齢は何歳?」で紹介しましたが、教養のある英語ネイティブの語彙数は75,000語、ワードファミリーなら20,000語前後と言われているようです。ボキャブラリーサイズと読解力はよく相関するそうですので、定期的に語彙サイズを測定し、着実に語彙を増やしたいところです。

 

語彙力測定サイトはいくつかありますが、おすすめはTest Your Vocabです。30万人以上がこのテストを受け、Blogでは得られたデータから世界各国の語彙力ランキングや、ネイティブスピーカーの年齢別語彙力などのグラフが提示されています。(注:データは今のところ参考程度とのことですが。)テストを受けた後に、自分の語彙力を他国の学習者と比較したり、ネイティブスピーカーなら何歳にあたるのか見てみると面白いと思います。ちなみに、非ネイティブスピーカーの一位はデンマークで約16000語、日本は約8500語のようです。

 

私は一年半前にこちらのテストを受けたところ、その時の語彙数は20,600語。今回は25,600語、ネイティブスピーカーでいうと、前回が16歳、今回が24歳程度でした。誤差範囲が10%程度あるとのことですが、自分のための比較には十分使えるのではないでしょうか。このサイトのデータでは、大人の英語ネイティブスピーカーであれば、毎日1個のペースで語彙は増え続けているようです。こちらの記事によると、外国語として英語を学んでいる人々は、一年で2650単語増えていたそうですので、自然に増えるのを待つよりは、意識的にボキャビルをしたほうが良さそうですよね。

 

ブログページの中程に、年齢別ネイティブスピーカーの語彙力や、V-SATの点数と比較できるグラフがあります。グラフの線にカーソルを合わせると数字が出てきますので、テスト結果と照らしあわせてみてください。

 

このグラフを見ると、30歳の英語ネイティブ・スピーカーの平均的な語彙数は27109語。

 

 

Screen Shot 2015-05-30 at 2.15.03 PM

 

ノンネイティブの平均は5000語前後にピークがあり、ネイティブ・スピーカーとの語彙力の差が大きいことが分かります。

 

 

 

Screen Shot 2015-05-30 at 2.19.31 PM

また、V-SATのスコアを見ると、高得点を取るには30,000語以上必要です。

Screen Shot 2015-05-30 at 2.17.27 PM

 

Test Your Vocabは、以前紹介したので、その時にテストを受けられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。一年経ってどれくらい語彙力が伸びたか測定し、今年一年の取り組みに活かすと良いのではないかと思います。

 

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【中学英語からやり直す】単語のレベルはどれくらい?

前回から「中学英語からやり直す」ということをテーマにお届けしておりますが、第二回は中学校で学習する英単語について書いていきたいと思います。

どれくらい覚えるの?

今年(2012年)4月に新学習指導要領が実施され、今回の改定によって中学校で学習する英単語は「900語程度の語」から「1200語程度の語」になりました。
これは授業時間が105時間から140時間に増加されたことに加え、幅広い表現ができるようにするためのようです。
文部省のサイトで指導要領をご覧いただけます。

教科書と言っても何種類もあり、全ての教科書で同じ単語を同じ数だけ使用している訳ではなく、教科書によって3年間で学ぶ単語数は若干違ってきます。
おおよその語数は同じですが一部が違うため、教科書を出版している会社のウェブサイトには教科書を変えた場合の未履修単語についてフォローするための資料などが掲載されています。
基本的な単語は同じですが、取り上げる内容によってプラスアルファの単語が異なるので単語や単語数が変わってくるのは仕方ないかもしれません。

難易度は?

この1200語ですが、どの程度の難易度でしょう。

Weblioで単語を調べるとレベルが表示されるので、ある教科書からランダムにピックアップして調べてみると大半がレベル1と出てきました。レベル2,3のものがチラホラ混じっているという印象です。
アルクのSVLでも同様でレベル1程度を中心に、レベル2,3が含まれている印象です。
いずれにしても1200語は英語の基礎となる単語ばかりです。

ちなみにOxford Junior Dictionaryには10,000語収録されており(現在の版にはthousands of words and phrasesと書かれており、以前の版に10,000語と記載されています。)、7歳から9歳向けと記載されています。AmazonUKの該当ページで中身を見てみると、”a”は a,anの次にいきなりabandon, abbreviationと続きます。私はこの二つは英検準1級受験前に覚えた記憶があるので少し驚きました。
日本語の場合で考えてみると、小学生向けの国語辞典に書いてある内容の全てを小学生全員が理解しているという訳ではないのでこの場合も同様とは思いますが、一つの参考にしてください。

とはいえ、中学校の教科書を見てみると、基本的な単語だけを使用し、自己紹介や道案内、病院での会話やお祝いのメッセージの書き方、スピーチ、伝記や物語など、複雑な内容ではないながらも様々なことが網羅されています。基本的な単語だけかもしれませんが、中学生向けの単語と文法でこれだけのことが表現できるということが分かります。

やりなおし英語に利用

ゼロから英語のやり直しをするという方は、中学校の教科書で単語(不規則変化動詞や比較級、最上級の形も含めて)と文法の基礎を確認してみるのも一つの方法です。教科書ガイドなら大体の書店で手に入れることが可能です。教科書によっては「なぜこんな順番で?」「なぜこの文章?」と疑問に思う箇所もあるのですが、中2後半あたりからはそれなりに楽しめる読み物も出てきますし、音声CDなど発売されているものもあるので、単語を覚えながら文章を読んで文法を学び、音でも確認するというようなバランスの良い学習ができます。

自分が中学生の頃の教科書がどのようなものだったかはハッキリと覚えていないのですが、履修するすべての単語が巻末にアルファベット順に載っているのを初めて見た時は、「辞書を引く必要がないの?!」とビックリしてしまいました。

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Oxford Junior Dictionary


中学教科書ガイド ニューホライズン 英語1

BASIC WORD LISTへの挑戦・実況中継 ~経過報告第1弾~

前回前々回と、「ときめく」英単語学習法と題し、単語本をチェックリストとして使い、学習していく方法について書かせていただきました。

実はこの方法、私自身も現在進行形で行っている方法です。

国連英検特A級の受験を決めた際、Basic Word Listという単語本を相棒にすることを決め、この1冊とともに学習を進めてきました。

今日は、私自身のBasic Word Listの進捗状況とともに、やってみた感想・これからの方針について、自分が考えていることを書いてみたいと思います。

今回もこの方法で行く・その理由

話は少しさかのぼりますが、自分が英検1級の単語学習を開始した際、もっていた単語本(「英検 文で覚える単熟語 1級」の旧版)の収録語数1672語のうち、知っていた単語は、たったの144語でした。
それが、チェックリストとして何度も目を通しながら、「ときめき」を繰り返すことで、単語を習得。
最終的には700~800語まで知っている語数を伸ばせたのです。
最初、単語本だけで覚えようとして、1ページも進めることができなかった自分のことを思うと、考えられないような進歩でした。

今回の国連英検では、実際の受験を通して、「今持っている語彙力では足りない」と身にしみて感じたため、新たに単語本に挑戦することに決めました。

関連記事:単語学習に対する、一英語講師の思い (その2) BASIC WORD LIST 挑戦を実況中継

やり方は、1級受験の時と同じで行く。それが自分に一番適した方法だから。
その気持ちは始めた時にすでに固まっていました。

1周目:開始時点で知っている語彙の確認

前置きが長くなりました。

具体的な進捗状況(数字)を、ずばりご紹介したいと思います。
Basic Word Listの掲載語句、約2000語のうち、1周目で知っていた語数は552語でした。

実は、この1周目をするのに、約2カ月の時間をかけてしまいました。
1周目のチェックは、もっと機械的に、淡々と進めるべきだった、今となってそう思います。

2周目:前より増えている感動

1周目より2周目が大事な理由。
上の画像で、種明かしが先に出ていますが、大切なのは2周目の感動だからです。

(↓オレンジ色の線は、1周目にチェックした単語。水色の線は2周目のものです)

1周目のチェックは、今までに積み重ねてきたものを確認しているだけなので、それほどの感動はありません。
ですが、2周目は違います。1周目のチェックから2周目のチェックの間に他の場面で覚えた単語に線を引いていく作業になり、この過程で「前よりもこんなにも覚えた単語が増えている!」と実感する・自信をつけることができるのです。

最初の写真にもあるように、2012年6月19日現在、2周目の途中(50課あるうちの14課)なのですが、この時点で、1周目よりも42語増えていると思うと、俄然やる気が高まります。

今後の方針

この1冊を続けていくことは、言うまでもありません。

2周目の途中まで来て気づいたのは、この単語本に対する愛着(信頼度)が確実に上がっているということ。

実際に、他の場面(英字新聞記事や国連英検の問題)でこれらの単語に出会い、チェックの線を増やしていく中で、この愛着・信頼が積み重ねられてきたのだと思います。

こうなったら、とことんこの1冊をやりつくしたい。今まで以上にその気持ちが強くなっています。

また、定期的に、自分のBasic Word List挑戦の進捗状況をこちらでご紹介させていただこうと思います。

それを励みにしつつ、これからも単語学習を頑張っていきたいと思います。

Basic Word List
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