100の願い事 The Wish List


人生は思っていたより短い、そしてやりたいことが多すぎて、何から手をつけていいか分からない・・・。漠然と悩んでいる時に、向井万起男さんの「ウィッシュリスト100の魔法」という記事に出会いました。

 

アメリカで発売されていた、”the wish list”というみんなの願いを集めた本の翻訳版を刊行するにあたり、奥さんとご自分の100の願いを書かれたそうです。なんとなくやりたいと思っていること、希望はたくさんあるはずなんだけど、気づけばどんなにちっぽけな夢でも叶えられていないことが多い。日頃何も考えていないなら尚更。だから100個の願いをリストにして、自分の願いと向きあおう、という趣旨の記事でした。私はこの記事を読んで、自分の悩みは漠然としすぎていて、悩んでいても何も解決出来ないことに気づくことが出来ました。

 

この記事で特に感銘を受けた部分は、

実は私には長年続けている習慣がある。それは1日1回、最低2分間、自分の将来について真剣に考えることだ。どのようなことでもいいし、すぐ先のことでも遠い将来のことでもいい。ある日には来週、また別の日には来年、10年後にやっておきたいことを思い浮かべて、それらを実現する方法をシミュレーションするのだ。

 

多くの人は言われるまで気づかないが、どんなささやかな目標でも、ほとんどの人は実現できていない。そもそも毎日考えたって、すべてがうまくいくわけではない。それなのに何も考えていなかったら最悪だ。しかも考えていれば軌道修正もできるが、考えていなかったらそれさえできない。

 

という部分です。確かに、頭の中漠然とした夢、希望はあるけれども、なんとなく日々を過ごしていたのでは、些細な願いごとすら叶えられそうにありません。例えば、温泉に行ってゆっくりしたいな〜、もっと英語のスピーキングを上達させたい・・と思ってはいても、日々の忙しい生活に流されてすぐに忘れてしまうような小さな願いはたくさんあります。それらの願いを書き出すことで、自分の思いをより明確にすることが出来るのです。

 

”100”という数字にも意味があります。「夢、希望なんていくらでもある!」と、書く前は思っていても、実際に書きだしてみると30個前後で止まってしまいます。”宇宙に行きたい”とか、”100年後の世界まで見たい”など、実現しそうにない夢でもなんでも書けばいいのですが、スラスラとは書けないのです。日頃あまり自分の将来、希望について考えていなかったからだと思います。それを時間をかけてゆっくりと紙と向き合い、100個の願いを考えると、すっかり忘れていた若い頃の希望、読みたかった本、行きたかった場所、欲しかったもの・・・。いったん止まった希望がどんどんと湧いてくるのを感じました。こうして出来上がった100個の願いを読み返してみると、自分の人生の方向性まで見えてくるような、不思議な感覚を覚えました。

 

書きだした100の願いは、1月1日でも新学期始まりでも構わないと思います。そして年初や環境が変わったらまた新しい100個のリストを書きおろし、夢と現在の自分を照らしあわせてみると面白いです。何度ウィッシュリストを更新しても必ず入っている項目、いつの間にか叶っていた項目などがあり、自分が本当に叶えたいことは何かに気づくことが出来ます。

 

願いごとを100個もひねり出すのは、自分の深層心理と対話する作業だと思います。そして忘れた頃に100個の願いを見返してみると、ささいな願いごとだけれどもこれまで叶わなかった希望、無理に違いないと思っていた目標などが思いがけず叶っていることに気づきました。100個を書き出すため、30個以降は脳をふりしぼるように一生懸命考えたこと、時々見返したことで、頭の中でボンヤリしていた希望が現実的となり、実現にむけて具体的な一歩を踏み出すきっかけになったのかもしれません。どうせ実現しないだろうから書くのは恥ずかしい‥と思っていた希望も実現していた事に驚きました。

 

私はこのウィッシュリストの存在を知ったおかげで、自分の夢や将来について毎日少しずつ考える習慣が出来ました。忙しい毎日に振り回されて、何も考える時間がない!と悩んでいた頃は、漠然とした不安感がありましたが、自分の希望を棚卸ししてみることで、知らず知らずのうちに希望を叶えるための1歩を踏み出しているのかもしれません。

 

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