スピーキングレッスンを受けた後、ちゃんと復習をしていますか?オンライン英会話のおかげで廉価で気軽に英会話レッスンが受けられる分、数をたくさんこなすだけで精一杯になっていませんか?せっかく20−30分の時間を割くわけですから、きちんと復習してオンラインレッスンの成果を最大限に活かしたいものです。今回は、オンライン英会話の復習方法の一例を紹介させて頂きます。
私は2006年にオンライン英会話を始めて以来、ディスカッションノートをつけています。これまで通算8冊、ディスカッションの準備や復習をノートにまとめてきました。走り書きメモや、スピーキング案でごちゃごちゃしていますが、レッスン中に教わった英語表現を書いたり、ノートを見ながらカンバセーションレポートを書いて、チューターに後日提出して添削してもらったりする際の参考になるので重宝しています。
レッスン中のメモはこんな感じ。日本語と英語、その時に書きやすかった方法でメモを取っていきます。
そしてこちらは、ディスカッション後に書いた英作文の草案です。この時はグループディスカッションだったので、他の方が話したトピックについて、メモを元に英作文の下書きをしています。この段階では間違いを気にせず、単語がわからない部分は日本語でもいいので、考えを遮らずに書いています。
ディスカッション中は話すことに集中していますし、会話のスピードも早いので、単純な表現を多用したり、適切な単語がパッと出てこなかったりします。ディスカッション後に”あの時こう言えば良かった・・”と反省した内容を元に、改めて言いたかった事や意見を英作文にします。先ほどのノートの走り書きや、ディスカッション後にブレインストーミング的に書きだした内容を下書きにします。可能であれば、ディスカッションをしたチューターに英作文を添削してもらうとなお良いと思います。一回話した内容なので、先生もこちらが言いたいことを分かってくださっていますし、レッスン中、言葉に詰まってしまった部分を重点的に見てもらうことができるからです。カジュアルなレポートなので、私は”This essay is based on what we talked about yesterday.” や、”In the previous discussion, we talked about …” など、前置きは簡単にしています。あまり難しく考えると書けなくなってしまいますし、先生にもディスカッションの補助として、うまく言えなかった部分を改善する手助けをして欲しい、と頼んでおくと気軽に書くことができます。
オンライン英会話を受ける際に気を付けなければいけないのは、受け身の授業ばかりを取らないこと。”先生が教えてくれる”のを期待するのではなく、自分が勉強した事を使う場であることを自覚し、レッスン中の反省を次回に繋げることが大切なのではないかと思います。数をこなすことも大事ですが、1つ1つのレッスンをおろそかにせず反省を最大限に活かすためにも、ディスカッションノートはお勧めです。
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[…] このように緊張感を持って毎回レッスンに臨むことは上達に繋がります。「今日はダメダメだった…。」と落ち込んだりせずに、「今回は言えなかったけれど次はこう言ってみよう。」「今度はこの表現を使おってみよう。」と予習復習をしてプラスの方向へ持って行ってください。(ディスカッションノートについてはYukoさんの記事も参考にしてください) […]