あっという間に12月。
今年もあと1ヶ月を切り、来年のことを意識する時期になりました。
「来年こそは英語学習を軌道に乗せたい」
そう考えていらっしゃる方も大勢いらっしゃると思います。
今回は、そのような方に向けて、三日坊主に終わることのない計画の立て方のコツをご紹介したいと思います。
年が変われば、「新しい私」?
「今年こそ英語学習を続けるぞ!」
そう意気込んで、結局三日坊主に終わってしまった。そのような経験はありませんか?
新しい年がやってくることで、「やる気」「モチベーション」は最大限にアップしているはずです。
そのような状況で、「あれもやろう」、「これもやろう」と、多くの学習項目を計画に盛り込んで、それで続かなくて投げ出してしまう。
年が変わったら、自動的に「新しい私」になれるわけではありません。新年に好スタートを切るためには、12月、今の段階で動いておく必要があるのです。
「お試し期間」とは
「今からやらないと勝てないのか・・・」
そんなふうに焦ったり、追いつめられたりはしないでくださいね。
私が「今から動くべきだ」と書いたのは、皆さんを焦らせるわけではなく、全く逆の意図なのです。
今月を「お試し期間」として、”気軽に”いろいろな学習項目を試してみてください。
今月はどんなことをやってもいいのです。
気になっていた学習項目にどんどん挑戦しましょう。
そして、どんどん失敗しましょう。
「この問題集は自分には合わないな」・・・やってみてダメなら、さっさと投げだしてしまいましょう。「一日○ページ、この本を読むのはキツイな」・・・だったら、一日の目標量をもっと減らせばよいのです。
私は、何か新しい計画を始める時に、かならず「お試し期間」を設けます。
やるべき項目を、実際に試しながら、調整、削除・追加していく。
実現可能な計画にする、そして学習項目自体をよりよいものにするために、欠かせない期間なのです。
(参考記事: 「作戦」実行のための作戦期間をつくる 2ミリずつ進歩)
12月を「お試し期間」にするとよい理由
新年になってから「お試し期間」を設けても遅くはありません。
大事なのは、実現可能な計画を立て、それを実行できるようにすることですから、「いつじゃなきゃダメ」ということはないのです。
ですが、私は、12月を「お試し期間」にすることを強くお勧めします。
あわただしい12月。あわただしいからこそ、几帳面になりすぎず(失敗を恐れず)に、いろんなことを試すことができます。
そして、「こんなに忙しいけれど、少しずつでも英語学習にも手をつけられている」・・・そのような「いい気分」にもなれます。
「いい気分」と侮ることなかれ。この「いい気分」が、自信を持って英語学習を続けるカギとなるのです。
まとめ ~エンジンをあたためておく~
繰り返しになりますが、新しい年がやってきたからといって、いきなり「新しい私」になれるわけではありません。
英語学習項目で、ゼロしかできなかった人が、新年からいきなり10項目できるようにはならないのです。
「お試し期間」を設けることで、「この項目はできる、これはできない」を見極めましょう。
そして、「見極めのために」と気軽に学習をすること自体も、来年の英語学習のウォーミングアップになるのです。
どんどん失敗しましょう!
動いて確かめましょう!
それを皆さんへのエールとしたいと思います。
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[…] 今思えば、これも一つのお試し期間だったのだと思います。勇気を持って目標を変更して、本当によかったと思っています。 […]