前回はYukoさんにEvernoteを使った記事の管理について紹介してもらいました。記事をきちんと管理しておくことは、英検(特に1級)対策として皆さんが一番気にしていると言ってもよいエッセイやスピーチ対策にとても有効ですね。
今回はさらにその記事管理を英検対策を意識しながら充実させていくステップをご紹介したいと思います。
記事の要約をする
最初のステップは、前回のエントリーのように、クリップした記事の要約を日本語でメモしていくことです。ここで大切な事は、記事を読んで要約をすることを習慣付けることです。毎日少しずつでも良いので何か記事を読み、要約をする習慣を付けます。
感想を書いてみる
要約をすることに慣れてきたら、次は感想を書いてみましょう。
日本語で良いので、読んだ記事についての自分の意見を書く練習をします。ここで気を付けることは、「◯◯についてこう思った。」「◯◯はすごいと思った。」とダラダラと書いていくのではなく、エッセイやスピーチとしての構成を考えながら書いていくことです。
要約も感想も英語で書いてみる
感想を書くことに慣れてきたら、英語で書くようにしてみましょう。最初は日本語で考えたものを英訳するような形になるかもしれません。最初はそれでも構いません。しつこいようですが、大切な事は継続することです。
続けているうちに、日本語ではよく使うような言い回しでも英語では不自然だったり、同じ英単語を何度も何度も使ってしまっていることに気付くようになってきます。(これについての対策はまた別のエントリーでご紹介したいと思います。)
ここでおすすめするのが、書いた後に添削を受けることです。
いくら継続が大切とは言っても、無駄な時間を使うことは極力避けていきたいですよね。一人で10回やっても気付かないことに、一度の添削で気付くことができたりします。
添削サービスは有料かもしれませんが、間違いに早く気付くことができ、そこを復習したりすることで常に前進していけます。毎回は無理!という方でも、変な書き癖が付いてしまわないように何回かに一度は添削を受けるようにしてください。
(私は以前に紹介したLingQの添削サービスを利用しています。)
まとめ
このようにして少しずつレベルを上げながら継続していくと、試験対策!!と肩に力を入れずに1級のエッセイやスピーチの対策ができます。過去の出題トピックについて書いてみようと思った時でも、Evernoteでキーワード検索をすれば、関連記事やそれについての自分の意見をすぐに引っ張り出すこともできます。
色々な記事を読むことになるので、一次試験の長文読解のバックグラウンドとなる知識も得られますよね。
レベルアップも少しずつだから負担があまりかからないとは言っても、やっぱり挫折してしまうかもしれません。
100 WISH LIST の活動の一環としてなぼむしさん主催のヴァーチャル英語部があります。ここでは皆でやる気をシェアしながら英語学習をしていこうという趣旨の企画をいくつか行っています。
その中に「ライティング強化企画」もありますので、ぜひご参加ください。
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