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Posts Tagged ‘モチベーション’

【英検】次こそ勝ちたいあなたが今すぐすべき5つのこと (前編)

1月22日(日)は、英検の一次試験日でした。
受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

一次試験の解答速報を確認し、皆さんお一人お一人が次のステップに向けて歩み出す準備をされていることと思います。

今回は、試験結果に涙を飲んだ方に向けて送る私からのメッセージです。私自身、試験で成果を出せずに悔しい思いをしたことが何度もあります。その経験から学んだ、「今すぐやっておくべき」5つのことについて、書きたいと思います。

今が一番モチベーションが高い

試験に向けて学習を続けていて、一番モチベーションが高くなるのはいつだと思いますか?
私は、試験直後だと思います。

試験結果に対する悔しさをバネにするのはもちろんのこと。

どの分野が解けなかったのか、これからどこに力を入れて勉強していくべきなのか。記憶が鮮明なうちに、次の戦略を立てるのが最も効果的だと考えます。

1.次の試験日を調べる

まずは次の試験日を調べましょう。そして、手帳に書き入れます。
そこで忘れて欲しくないのが、「試験申し込み開始日」も書き入れておくこと。
(申し込み期間途中で気持ちが揺らがないよう、申し込み開始日に申し込みをするため)
また、今、これを書き込むことで、今日から次の試験に向けて頑張ることを自分自身に誓いましょう。
途中で迷って失速したり、直前になって無理な量を詰め込むことのないように。

2. これからの学習戦略を立てる ~試験結果の分析~

今回受験された皆さんは、今から学習を始める方にはない「貴重なデータ」を持っています。
それは、今回の受験結果そのものです。

まずは解答速報と照らし合わせて点数を出し、相対的にどの分野が弱いのか確認しましょう。

それから、記憶が鮮明なうちに、どういう点で困ったのか、文字にして書き出しておきましょう。

・最初の語彙のところに時間をかけ過ぎてしまった
・英作文の時間が足りなかった
・疲れていて思ったよりリスニングができなかった
・会場が寒くて集中できなかった

点数だけでは分からない自分の弱点を、今のうちに洗いだしておくのです。この受験で得られたことを、次の試験で活かすために。どんな些細なことでも書き出しておきましょう。

3. これからの学習戦略を立てる ~手に入れられる限りの過去問を入手しておく~

試験対策をする際の王道のひとつが、「過去問を解く」ことです。

その目的は大きく分けると、以下の2つ。
(1)自分の弱点を知ること
(2)実際の試験形式で、時間配分などのシミュレーションをすること

項目2で述べたように、皆さんは「弱点を知る」という意味では、もうすでに1回目をクリアしています。

(2)で書いた、過去問を使ったシミュレーションはできるだけ試験直前にすべきことですが、弱点を知ることは何度やってもかまいません。構わないどころか、各分野の力の伸びを測る上で、折に触れて過去問を解くべきだと私は考えます。

伸びをチェックしたい時にすぐに手に取れるように。今の時点で、英検の公式サイト・問題集などから、できる限りの多くの過去問を収集しておきましょう。

4.学習すべき”総量”を考える

大人の学習とは、学校のように「これをやりなさい」と言われたことを、言われたままにこなしていくことではありません。

項目2で書いたように、「ご自身で」弱点を見つけ、これからの学習戦略を立てる。この姿勢が大事だと思っています。

そして、その自主性と同じくらいに大切なことが、「第三者の意見」です。

「自分で見つける」なのに、「第三者に聞く」?

一見矛盾しているように見えますが、これらをバランスよく取り入れることが大事です。

「自分で」どの分野の力が足りないのかしっかりと分析をすること。

その上で、その力を伸ばすためにどんな勉強をすればいいか、合格者のブログを参考にしたり、スクールの先生やしかるべき人に相談してみる。

それは、言われたことを言われたとおりにする「鵜呑み」の勉強法とは対極にある、ずっと能動的な方法だと思います。

ご自身の伸ばすべきところを把握したうえで、これからの学習法を考える/他の方の意見を参考にする際には、

・どのような教材を使うか
・どれだけの量にとりくむべきか
・どれだけの量を、どれだけの時間をかけて行うべきか

以上の3点に気をつけて情報収集・選定するとよいでしょう。

まとめ

「5つ」と書いておきながら、なんとも中途半端な4つまで書いたところで、一旦区切りました。

5つ目が、今回の一連の「するべきことリスト」の要になる部分なので、記事を改めてしっかりと書きたいと思います。

また皆さんご自身でも、5つ目にすべきことは何なのか、一度ゆっくりと考えてみてください。

今回記事にした4つの項目の要点をまとめておきます。

1.期日(受験日)を意識することで、決心を揺るがないものにする
2.今回の結果から、自分の弱点を洗い出す
3.これからの学習に必要な「過去問」を準備しておく
4.自分の弱点を知った上で、それを伸ばすための方法を見つけに行く

それでは、次回の記事をご期待ください。

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英字記事をたくさん読むハック 8選 

2012年は英字記事をたくさん読めるようになりたい。
ブログを読んでくださっている皆様の中には、そう目標を立てていらっしゃる方も多いのではと思います。
かく言う私も、その一人。今年は、「年間で1000記事読むぞ!」と息巻いています。

コンスタントに英字記事を読む習慣をつけるには、そうしやすい環境設定をすることが大切です。
今日は、英字記事をたくさん読むために私が工夫していることをご紹介したいと思います。

英字記事をたくさん読むハック 8選

1. 時間とひも付けする
いつでも読めると思うと、かえって読まなくなってしまうもの。
この時間に読むと決めておくことで、それを防げます。
大事なのは、「毎日読む」習慣をつけることなので、ここでは欲張らず、「易しめの記事、1本だけ」と、内容は軽めに設定しています。
(私は、朝目覚めてすぐに、iPhoneのBBC Newsアプリで、BBCニュースを一記事読むようにしています。)
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2.同じ題材の記事を読み比べる
例えば、BBC NEWS(易しめ)で読んだ記事を、The Economist(固め)で読むと、The Economist単独で読むより理解が深まるもの。分かりにくいなと思う記事があったら、別媒体で読むようにするとよいですね。
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3.関連記事を数珠つなぎで読む
例えばThe Economistには、記事の下に”Related items”として、関連トピックの記事が紹介されています。ある記事に興味を持ったら、その関連記事を読んで、知識を増やしていく。そうすることで、「そのジャンルについてよく知っているから読みやすい→もっと読みたくなる」の好循環ができます。

関連記事:英検1級を取得されたCheerさんもその方法を実践していらっしゃいます。
【年末特別企画・2011】 英検1級に合格されたCheerさんにインタビュー (その3) GRAMMARous 
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4.お気に入りの連載記事を見つける
私自身は、以下の2つを必ず読むと決めています。
Politics this week The Economist
トーマス・フリードマンのコラム  The New York Times
それぞれ、週1回、約3日に1回のものです。毎日だときついですが、この間隔ならば、固め、長めのものでも挑戦しようという気になります。
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5.語彙を増やす目的のみで記事をセレクトする
好きなジャンルばかり読んでいると、語彙が偏っていくもの。自分が興味のない記事を選んで、語彙増強をしましょう。その際、いきなり欲張らずに短めの記事にしたほうが、単語を調べ疲れてギブアップ・・・とならずにすみます。
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6.RSS Readerは英語のものと日本語のものを分ける
ブログ・新聞記事の更新を素早く知るために役に立つRSS Reader. よく読むブログ・媒体を登録するのはいいのですが、たくさん並んでいると、どうしても読みやすいものから手をつけてしまうもの。
そうなるのを防ぐため、私は英字記事関連のブログと日本語ブログは別のRSSに登録するようにしています。
(私はGoogle readerとlivedoor readerを利用しています。)
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7.英語版のRSS Readerには、いろいろなジャンルを盛り込む
英語ブログ・媒体のみを入れている方のRSS Readerにはジャンルにこだわらず、いろいろ入れています。「固いものを読んだ後には、やわらかめのもの、趣味のものを読む」というふうに、気分転換ができるからです。
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8.情報に触れる機会を多くする
同じThe Economistの更新を知るにも、この記事で紹介したようにさまざまな方法があります。
できる限り多くの方法を使い、どのような記事があるのか情報を得るようにしましょう。
「Twitterを見たついでに」「Facebookのついでに」など、「きっかけ」になる機会を増やしましょう。

関連記事:The Economistを無料で楽しむ

まとめ

以上8つ、現在私が実践している方法をご紹介しました。
この中で、1つでも試してみたいと思えるものを見つけていただければ幸いです。

英字記事は、毎日読むこと、たくさん読むことで、読む感覚がどんどん上がっていくものです。(逆に言えば、間をあけると、読む感覚・リズムがすぐに鈍ります)

ご自身に合う方法を試しながら、毎日読める習慣をつけていきましょう。

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目標達成のための環境を作ろう

ついに2012年がスタートしました。
あっという間に5日たちましたが、皆様どのようなスタートを切られたのでしょうか。

100 WISH LISTでは目標宣言企画を現在も引き続き実施しております。

Twitterでハッシュタグ #goodstart2012 を付けて目標をつぶやいてください。仲間で目標を共有することで、一つ一つ達成をしていきましょう。

今回は目標を達成するためにちょっとしたヒントになるような記事をご紹介します。

生産性を上げよう

50 Ways To Increase Your Productivity

目標を達成するために、生産性を上げていくことは重要なポイントになってきます。
ここには生産性を上げるための50個の項目が箇条書きで書かれています。
心当たりがあってドキッとするような項目がいくつもありますが、手軽に実行できるものもたくさんあるので是非お試しください。

How to Prioritize Tasks

アレもコレも全部やっつけようとしてどれもできなくなってしまったりしたことはありませんか?
まずはリストを作って優先順位を考えてみましょう。
学生さん向けのサイトですが、シンプルなやり方でいいですね。GTDまではちょっと…という方でも、ちょっとやりたいことを整理するのにいいと思います。

こちらの記事ではもう少し細かくTo-doリストでの生産性UPについて書かれています。
To-Do Lists: 10 Tips for Increasing Productivity

ここまで環境を整えても先延ばししてしまっては元も子もありません。

Procrastination: Ten Things To Know

「後でやる」と思って結局やらずにそのままになっていることはありませんか?
先延ばしにすることが目標達成の妨げにならないよう、先延ばしするということについて知り、気を付けていきましょう。

まとめ

いかがでしょうか。
環境を整え、新年から小さい目標でも一つ一つ達成していくことで新しい年に弾みをつけ、大きな最終目標に向かっていきましょう。

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脳が教える! 1つの習慣

2012年の英語学習を成功させるために

あけましておめでとうございます!  皆様、新年の目標はもう立てられましたか?

100 Wish List では、2012年の英語学習に弾みをつけるべく、目標宣言の企画を用意しております。ツイッターで、#goodstart2012 とつけて、達成したい目標をつぶやいていただければ、100 Wish List アカウントで、皆さんと目標を共有したいと思います。

 

私の2006年の新年の目標は、”10年で英語をマスターする”ことでした。なにげなく立てた目標でしたが、同時にブログを立ち上げ、進捗状況を報告することで、6年間英語学習を続けることが出来ました。”映画を字幕なしで見る”など、全く具体的でない目標をひっそり持っていたのですが、6年間のうちに達成することが出来ました。

まずは継続することが鍵になるのではないでしょうか。今年こそは英語をなんとかしたい!と思っていらっしゃる方、奮ってご参加くださいね。

 

今年も 100 Wish List ブログをよろしくお願い致します。

今年の年賀状は、The Girl with the Dragon Tattoo (Millennium Trilogy) がモチーフです♥

 

 
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【100 WISH LIST・年末年始特別企画】2012年の英語学習を、「成功体験」から始めよう #goodstart2012

今年もあと残すところ5日となりました。
今年の英語学習を振り返って、どのようなことを感じますか?
「念願の資格に合格した」方。
「もうちょっと頑張れたのではないか」と思っている方。
「来年こそは、自分で決めた目標を達成したい」と思っている方。
今回は、全ての英語学習者さんに送る、年末年始特別企画を発表します!

目標を宣言しよう

「資格試験を受験しようと思っていたら、気付いたら申し込み日を過ぎていた」
「次の次に受けよう、それなら時間もあるし。そう思っていたら、あっという間に受験直前になってしまい、結局試験を受けることができなかった」

このような経験をされたことがある方も少なくないのでは、と思います。この2つの例に共通するのは、「自分が、心の中で自分と約束しただけ」という点です。

他者とした約束は簡単には破れませんが、自分との約束だと「まぁ、しょうがないか」と流してしまえる。

だったら、その気持ちを逆手に取りましょう。自分の目標を、自分以外の学習仲間に宣言することで、簡単には破れない約束にするのです。

小さな成功体験が、次の成功を生む

新しい年になったからといって、何でも決めたことを実行できるスーパーマンになれるわけではありません。
大きな目標を掲げるのは、もちろん素晴らしいことですが、掲げただけで自動的に実現に近づいて行けるわけではないのです。
大きな目標を達成するためには、クリアしなくてはならない通過ポイントがいくつもあります。その通過ポイントをクリアできたという成功体験が、自分の中に自信をもたらし、また次の通過ポイントを目指す原動力になるのです。

100 WISH LIST・特別企画 ”2012年の英語学習を、「成功体験」から始めよう”

「他者に宣言することの効果」、「大きな目標を達成するために、小さな目標を設定してまずはそれをクリアする」。
以上2点を考慮し、生まれたのが、今回の企画

 ”2012年の英語学習を、「成功体験」から始めよう”

です。

参加方法は簡単です。

ツイッターで、#goodstart2012 とつけて、達成したい目標をつぶやいてください。

・その内容は、できるかぎり「小さな」目標にしてください。
内容は深く考えすぎずに、直感で今やりたいと思うことを選んでみましょう。欲張らずに、短期間で成果が見えるものがよいですね。
まずは自分が、「大きな夢の実現への一歩を踏み出した」、そう実感できるような内容を選んでみてください。

・その目標を達成したら、元気よく「達成できた!」とつぶやいてくださいね。
そのつぶやきが、他の方の励み・やる気にもつながります。
(その際にも #goodstart2012 とタグをつけるのをお忘れなく。)

今すぐ始めてしまいましょう

先ほども書きましたが、「新しい年が来たら、いきなり何でもできる自分になれる」わけではありません。
「2012年になったら始める」ではなく、今すぐ始めてしまいましょう。

年末に少しでも手をつけておくと、新年のスタートに弾みが付きます。
日にちにやる気を振り回されるのではなく、自分が心地よく感じられるように、スタート時期を決めましょう。

(そのような意図から、#goodstart2012 のタグは、この記事の投稿日、12月27日から2012年1月いっぱいとさせていただきます。)

ぜひ皆で、2012年度、英語学習の、よいスタートをきりましょう!

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2012年こそ英語学習を成功させよう ~「おためし期間」のすすめ~

あっという間に12月。
今年もあと1ヶ月を切り、来年のことを意識する時期になりました。
「来年こそは英語学習を軌道に乗せたい」
そう考えていらっしゃる方も大勢いらっしゃると思います。
今回は、そのような方に向けて、三日坊主に終わることのない計画の立て方のコツをご紹介したいと思います。

年が変われば、「新しい私」?

「今年こそ英語学習を続けるぞ!」
そう意気込んで、結局三日坊主に終わってしまった。そのような経験はありませんか?

新しい年がやってくることで、「やる気」「モチベーション」は最大限にアップしているはずです。
そのような状況で、「あれもやろう」、「これもやろう」と、多くの学習項目を計画に盛り込んで、それで続かなくて投げ出してしまう。

年が変わったら、自動的に「新しい私」になれるわけではありません。新年に好スタートを切るためには、12月、今の段階で動いておく必要があるのです。

「お試し期間」とは

「今からやらないと勝てないのか・・・」
そんなふうに焦ったり、追いつめられたりはしないでくださいね。

私が「今から動くべきだ」と書いたのは、皆さんを焦らせるわけではなく、全く逆の意図なのです。

今月を「お試し期間」として、”気軽に”いろいろな学習項目を試してみてください。
今月はどんなことをやってもいいのです。

気になっていた学習項目にどんどん挑戦しましょう。
そして、どんどん失敗しましょう。

「この問題集は自分には合わないな」・・・やってみてダメなら、さっさと投げだしてしまいましょう。「一日○ページ、この本を読むのはキツイな」・・・だったら、一日の目標量をもっと減らせばよいのです。

私は、何か新しい計画を始める時に、かならず「お試し期間」を設けます。

やるべき項目を、実際に試しながら、調整、削除・追加していく。

実現可能な計画にする、そして学習項目自体をよりよいものにするために、欠かせない期間なのです。

(参考記事: 「作戦」実行のための作戦期間をつくる 2ミリずつ進歩)

12月を「お試し期間」にするとよい理由

新年になってから「お試し期間」を設けても遅くはありません。
大事なのは、実現可能な計画を立て、それを実行できるようにすることですから、「いつじゃなきゃダメ」ということはないのです。

ですが、私は、12月を「お試し期間」にすることを強くお勧めします。

あわただしい12月。あわただしいからこそ、几帳面になりすぎず(失敗を恐れず)に、いろんなことを試すことができます。
そして、「こんなに忙しいけれど、少しずつでも英語学習にも手をつけられている」・・・そのような「いい気分」にもなれます。

「いい気分」と侮ることなかれ。この「いい気分」が、自信を持って英語学習を続けるカギとなるのです。

まとめ ~エンジンをあたためておく~

繰り返しになりますが、新しい年がやってきたからといって、いきなり「新しい私」になれるわけではありません。
英語学習項目で、ゼロしかできなかった人が、新年からいきなり10項目できるようにはならないのです。

「お試し期間」を設けることで、「この項目はできる、これはできない」を見極めましょう。
そして、「見極めのために」と気軽に学習をすること自体も、来年の英語学習のウォーミングアップになるのです。

どんどん失敗しましょう!
動いて確かめましょう!

それを皆さんへのエールとしたいと思います。

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”戦略的” 英語学習計画のススメ - その4:自らの成長を記録せよ(2)

前回の記事では、モチベーションを上げるために「記録」が有効であることを書きました。

記録は、目標・計画と並ぶ、戦略的に英語学習を進める上で重要な三本柱の一つです。
今回は、モチベーションアップという点に注目しながら、記録をどのようにとっていくとよいか、ご紹介したいと思います。

モチベーションを上げる記録の取り方

私が記録をとり始めたのは、英検1級のための学習を本格的に始めた、2006年9月からです。
この約5年間、さまざまな形式で学習を記録し、自分に一番合う方法を常に考え、試してきました。
今回ご紹介するのは、自分の経験を踏まえた上で、気をつけていきたいポイント4点です。

(1)やり遂げた量を「目に見える形で」、把握・実感できるようにすること
例えば、「問題集をやり遂げる」「学習用のノートを1冊使い終える」ことで、大きな達成感がえられるということは、皆さんも経験がおありかと思います。
やり遂げた問題集やノートという、「実物」を目にすると、「本当によくやった」という気持ち・充実感を感じられるでしょう。この充実感により、自信が生まれ、「次も頑張ろう」という気持ちがわきあがってきます。
ただ、問題集1冊、ノート1冊だと、達成できるまでのスパンが長いので、それまでに挫折してしまう可能性もあります。

そこで、記録の出番です。
「記録」を、目で見て成果を感じられる「実物」として、活用しましょう。

短いスパンで、やり遂げたこと実感できるようにすれば、挫折をするスキがありません。

(2)数値で記録すること
パッと見て量が分かりやすいのは、数字です。記録をする際には、数値を必ず入れるようにしましょう。数字を、表の一コマ、スタンプ一つなどに置き換え、イラスト・図表化してもよいですね。

(3)累計が見られること
一日の成果に対して、それを累計した数値も見えるようにすると、自分がやったことが積み重なっていくのを実感することができます。

また、目標は累計の数値(例:「一日にいくつ」ではなく「一か月でいくつ」)にしておくと、一日や二日できなくても、長い目で見て挽回すればいいという余裕ができるのでお勧めです。

(4)記録自体が面倒でないこと
繰り返しになりますが、記録をするのはモチベーションを上げるため。
記録のために記録するわけではありません。
記録に対する手間は、できるだけ省きましょう。

以上4点が、注意していただきたいことです。

私自身も、これらの点を意識しなかったために、続けられなかった経験があります。
例えば、以前、「ブログに、学習した項目と取り組んだページ数などを記入する」という方法をとっていたのですが、これだと、一日にやった成果は分かるが累計までは見られない(≠ 項目3)、学習項目をコピーペーストしたり、やった量(ページ数など)を手計算で記入しなくてはならない(≠ 項目4)というマイナスポイントがあり、いつしか記録が途切れていってしまいました。

記録方法の一例

以上の4点をクリアしてできたのが、以前もご紹介した「ノルマ表」です。
(iPhoneアプリに、ほぼ同様のことができる Daily Deeds というものもあります)

「記録をとるのが初めて」という方や、「本当に効果があるのだろうか」と感じていらっしゃる方に、ぜひ一度お試しいただきたいと思います。

以前、読者の方にご利用いただけるように作成したノルマ表(白紙のものも含む)がこちらの記事にありますので、よろしければご活用ください。

英語学習者の皆様へ【特別プレゼント】100 WISH LIST特製ノルマ表

おわりに

今回は、「モチベーションを上げる記録の仕方」ということで、その方法をご提案してきました。

記録の方法に正解はありません。ご自身が、それを見て、もっと頑張ろうと思える記録の仕方が、その方にとっての一番正しい記録法だと思います。

今回一例として、私の例を紹介させていただきましたが、実際にどのようなものか、効果を実感しながら、ご自分なりの方法にアレンジしていただけると嬉しいです。

今回で”戦略的” 英語学習計画のススメ シリーズは一旦終了しますが、今後も「目標・計画・記録」に関する記事を不定期で掲載していきたいと思いますので、ぜひご期待ください。

Daily Deeds – SpoonJuice Daily Deeds - SpoonJuice

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ガラクタ捨てれば英語が出来るようになるかも!?

児童書や語彙制限本以外で読みやすい本を探している方へ。カレン・キングストンさんの本を紹介します。

数年前、 ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫) がベストセラーになった際に翻訳書で読んだ方もいらっしゃるのではないかと思います。原書は Clear Your Clutter with Feng Shui (More Crystals and New Age) というタイトルです。Feng Shui=風水とありますが、これは何色のアイテムを南に・・的な本ではありません。ただの片付け術にとどまらず、生き方そのものにも影響する、不思議なパワーを持った本なのです。

 

この本をお勧めする1つめの理由は、英語が簡単なこと。語彙制限本ではありませんが、易しく分かりやすい表現で書かれています。片付けが苦手で、頭がこんがらがった人でも簡単に理解できるように配慮されているのかもしれません。片付けに関する本なので複雑な概念がなく、親しみやすい話題であることも、簡単に読める理由ではないかと思います。話し言葉で語りかけるように書かれているので、日常生活で使えそうなフレーズがたくさん見つかります。例えば、Think twice before you buy や、When something new comes in, something old goes out. などは語感もよく、そのまま覚えてすぐに使えそうな表現です。複雑な構文や文法事項もなく、たいへん読みやすいのですが、では果たして自分はこの文章を書けるだろうか・・とアウトプットを意識しながら読むと良いと思います。

 

そして何よりも、とにかくやる気を起こさせるすごい本なのです。ただの片付けのハウツー本ではなく、整理整頓の重要性や、すっきりとした生活が人生に及ぼす影響が説得力のある言葉で語られています。私はこの本を読んでいる時、作者が自分に直接語りかけているかのような印象を受け、本を読み終えるまで待ちきれず、途中で掃除を始めてしまいました。ポジティブな言葉を読んで片付けを実行することで不思議な程、前向きなエネルギーが湧いてきます。この気持ちは片付けだけではなく、しばらく仕事や英語学習など、生活の全てに良い影響をもたらしました。

 

年末の大掃除の前に読むと、やる気が出て良いと思います。私は、再読したい本は2回目以降に大事なところだけ拾い読みできるように、本に直接ラインマーカーを引いたり、付箋を貼るようにしています。2008年12月に始めて読んでから、毎年12月になると下線を引いた部分を読み返しています。英語の勉強をしながらやる気も出る、一石二鳥の本です。オススメ。

 

38,411語。

 

 

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”戦略的” 英語学習計画のススメ - その3:資格取得を目標にする

「資格取得のために勉強をすること」
皆さんは、どのようにとらえていらっしゃいますか?

英検は「免許」ではないので、それがなくては仕事ができないというわけではありません。
そして、資格のための勉強というと、一見地味な努力を連想し、「なぜ学校を卒業してまで、テストのために勉強をしなくてはならないのか」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、そう思っていらっしゃる皆さんに、ぜひ読んでいただきたい記事です。

資格など要らない?

「英検1級で問われる単語は、マニアックすぎる」

英検1級について、私が一番耳にするネガティブな意見です。試験そのものを「意味のないもの」と敬遠し、最初から土俵に乗らない。

誰でも彼でもに1級を受験せよ、と勧めるわけではありません。ただ、厳しいことを言えば、1級で問われる単語を目にすることがないのは、実際に洋書や英字新聞の記事を読むことがほとんどないからではないでしょうか?

私自身、1級の勉強をしたからこそ、そのような単語を覚え、そして実際に英字記事で出会う(=記事を読める)だけの段階に来ることができたと思っています。1級受験というきっかけがなかったら、一生英字記事をスムーズに読めなかったかもしれません。

始める前から、資格のネガティブ面(しかも、今そう見えるだけのもの)だけを見て、英語力を伸ばすチャンスを見過ごしてしまうのは、もったいないと思いませんか?

資格受験=わかりやすい目標設定

前回の記事では、「今、勉強していることから、目標を見つける」方法を提案させていただきました。

前回も書いた通り、目標を設定することは、簡単なように見えて、なかなか難しいものです。漠然とした目標では、何をすればいいのかわからないし、「長い目で見て自分がどうなっていきたいか」、それは1日や2日考えたくらいで、パッと見えてくるものではないでしょう。

それならば、資格を取得することを目標にしてみませんか?

「英検○級を受験しよう」

この決意なら、今、この瞬間でできます。そして、簡単に決められることであるにもかかわらず、得られる成果は、ものすごく大きいものです。

私は、自らの経験から、英検を目標にされることを強くお勧めします。
それは、四技能(読む、聴く、話す、書く)の力をバランスよく伸ばすことができるからです。
このサイトを書いている私達3人は、全員英検1級を取得していますが、その過程で得たものが大変多く、全員が「受験して本当によかった」と考えています。

関連記事: 英検1級を取得してよかったこと

決めた! ・・・では、次は何を?

この記事を読んで、「じゃあ、私も受験してみよう」、そんなふうに決心してただけたら、ものすごくうれしいです。

各分野の学習法については、英検カテゴリーに掲載をしておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

決心はした。
対策法もリサーチし始めた。

次にやるべきことはなんだと思いますか?

それは、続ける仕組み作りです。

受験するぞ!と決心した熱い気持ちは、時とともに変化していきます。冒頭でも述べたような「一見地味な資格勉強」を、長期間に渡って続けていくには、最初の熱い決心だけでは息が続きません。

私は、英検受験を通して、計画を立てること、自分のモチベーションをコントロールすることの大切さを学びました。
楽しくないもの(楽しくなさそうに見えるもの)でも、工夫次第でいくらでも楽しめる。
自分の経験から、そのような方法をいくつも見つけ出してきました。

次回以降、その経験に基づいた、資格勉強を楽しく続けるためのアイデア・仕組み作りについて、ご紹介していきたいと思います。

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”戦略的” 英語学習計画のススメ - その2: 目標の見つけ方

「英語を使って何をしたいのですか?」
そう聞かれて、即答できますか。

「○○という仕事に就きたい」、そのような具体的な目標がある。
または、「好きだから勉強しているのだし、それを使ってどうこうしようとは思わない」というように、敢えて目標を持たない。
どちらも素晴らしい選択だと思います。

しかし、こうも思うのです。
「具体的に何をしたいかは答えられないけれど、英語を使った仕事がしたい」
「好きだからもっと得意になりたいし、得意になることでもっと楽しめる気がする」

きっと、「具体的な目標がある/敢えて持たない」という方よりも、このような方のほうが多いのではないでしょうか。

今日は、そのような方に向けて、「どのように目標を見つけていけばよいのか」、その方法についてご提案させていただきたいと思います。

大前提:計画には目標が必要

前回の記事で書いたことのおさらいです。
「目標に向けて計画を立て、それを実行していくことは楽しい」
「計画を立てるためには、目標が必要」

冒頭で、「目標を持つ、持たない」、どちらも尊重すると書きましたが、ここでは「目標」をもつことを大前提にお話しさせていただきます。

小さな目標、大きな目標

計画のところで、「問題集○○ページという短期の計画から、何年にもわたるような長期計画がある」とお話ししたように、目標にも小さな目標、大きな目標があります。

ライティングを例にとって考えてみましょう。
例えば、「エッセイを書けるようになりたい」という目標があるとします。

その状態にたどりつくようになるには、
 ・問題集にある、一つの文を英作文できるようになる
 ・和文英訳のような形ではなく、自分が思ったことをそのまま英語で表現できるようになる
 ・エッセイの型を習得する
等のように、さらに中間地点になるような目標が存在するはずです。

ここでは、「エッセイを書けるようになりたい」というような目標を「大きな目標」、そしてそれを実行するためにこなしていくべき中間目標のことを「小さな目標」と定義することにします。

「大きな目標」は漠然としがち

「英語がペラペラになりたい」
もう、この一文だけで、私が何を言いたいのか分かっていただけたと思います。

大きな目標というのは、漠然としたものになりがちなのです。

漠然とした目標では、どのように動けばいいのか分かりません。小さな目標に分けていくことが困難だからです。

小さな目標から大きな目標を見つける、「逆アプローチ」

「大きく、かつ、具体的な目標」
それさえはっきりしていれば、小さな目標に細分化することも、比較的容易なことです。

ですが、多くの方は、「大きな目標がまだ定まらない」、そのような状態にあると思うのです。

ここで、提案です。

今、自分が持っている小さな目標から、大きな目標を見つけてみませんか?

小さな目標もないよ・・・そう言わずに、だまされたと思って、以下の方法を試してみてください。

(1) 今、勉強をしている内容を、全て紙に書き出してください

(例) 学習用英語素材のディクテーション
    英文法の問題集
    海外ドラマの視聴
    
(2) それをして、どのような力を身につけたいのか、考えてみてください
(例) 学習用英語素材のディクテーション → 正確にリスニングができるようになりたい
    英文法の問題集  → 文法を完璧にしたい → 長文を読めるようになりたい
    海外ドラマの視聴 → そこで見た表現を使って、日常会話に活かしたい

すべきことは、この2つのみです。

自分の今の学習内容について、何のためにしていることなのかを考える。
つまり、今、「自分がどのような小さな目標を持っているのか」考えるということです。

小さな目標に気づくことができたら、今度はそれぞれについて、その力をさらに伸ばすような目標を立ててみませんか?

例えば、 学習用英語素材のディクテーション。
今回、「正確にリスニングができるようになりたい」という目標が見えたとします。
では、この学習用教材が聞けるようになったら、今度は何を聞きたいのだろう。
そう考えているうちに、「ニュース英語を理解できるようになりたい」「映画を字幕なしで見られるようになりたい」というような、大きな目標が見えてくることもあります。

ですが、一気に最終目標まで見つけようと焦る必要はありません。
この学習教材が聞けるようになったら、今度は何を聞けるようになりたいか。
まずは、一つ上の目標を設定してみてください。
そうやって、「今より少し上の目標を立てていくことで、自分の力が伸びていく。その段階にきてこそ、どのような世界があるのかを知り、大きな目標が見つかる」、そのようなパターンもあるのです。

まとめ

「大きな目標」は、それを達成するための「小さな目標」から成り立っています。
「大きな目標」は設定するのが意外と困難ですが、小さな目標は、現在、皆さんがしている学習内容の中に、既に存在しているはずです。

まずは小さな目標を意識し、一歩ずつ実践・達成しながら、その先にある大きな目標を見つけていくことにしましょう。

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