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Posts Tagged ‘ボキャビル’

VocabGrabberで単語リストを作成

単語を登録する時、辞書の例文ではなく自分が実際に読んだ文章からの例文を保存することが出来たら、単語の定着率も上がりそうですよね。VocabGrabberは、Visual Thesaurus 辞書の有料機能(年19.95ドル)の一部で、コピペした英語の文章から単語と例文を抜き出すことが出来る便利なツールです。

 

まずは、単語を抜き出したい英文をコピーして、”Enter text to look up” と書いてあるボックスの中にペーストします。上限は200000文字までです。

 

好きな文章をペーストしたら、Grab Vocabulary!という緑のボタンを押します。

 

そうすると、使用されている語彙の数、分類、トレンドなどが出てきます。右端にある、Create Word Listをクリックします。

 

ワードリストに名前をつけてください。名前の下、Include an example…と書いてある部分にチェックを入れてください。このワードリストを他人から見られたくない場合は、Share this word listのチェックを外してください。

 

 

タイトル画面の下には文章中の単語のリストがずらっと並んでいます。保存したい単語にチェックマークを入れます。そしてSave Word Listをクリックします。

 

こちらが作成されたワードリストです。単語または、左側にある単語ツリーをクリックすると辞書が立ち上がります。また、Also appears in〜という赤で囲った部分は、他の人が作成したリストでも使われている事をあらわしています。

 

シソーラス辞書が立ち上がった画面です。スピーカーマークのついているものは音声も確認できますし、意味の近い単語を簡単にチェックすることができます。

 

単語の意味は右側に表示されています。上のメニューバーにあるMy Word Listをびろーんと下に引っ張ると、格納されている単語リストが表示されます。またこちらで複数の単語リストを切り替えることが出来るようです。

 

 

残念ながら、集めた単語をフラッシュカードにしたり、単語テストをすることはできません。これだけに年間19ドルは高いかもしれませんが、ライティングの時にこのビジュアルシソーラスは重宝しますし、他にもWord of the Dayという、単語をメールしてくれる機能(紹介記事はコチラ)や、スペリングビーという、単語の音声を聞いてスペリングを打ち込むゲームなども利用できます。2週間の無料お試し期間がありますので、試してみてはいかがでしょうか。

 

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【単語学習サイト】WORD DYNAMO

本日ご紹介するのは以前に Word of the dayのサービスを提供しているサイトとしてご紹介していたDictionary.com の最近始まった単語学習サービスです。

毎日送られてくるメールのヘッダに広告が載っていたのですが、同じ広告を毎日見ているとただの飾り物としてしか認識しなくなり、毎日スルーしていました。
ふとよく見てみると”How many words do you know? Find out!”と書いてあるではないですか。「うんうん、知りたい!」とリンク先を見てみることにしました。

WORD DYNAMO

どんなサイト?

ポップで元気が出るようなデザインが目に飛び込み、ちょっと楽しくなってきます。
サインアップは新規でもFacebookのアカウントでもできます。

最初にChoose your gradeと出てきたので、控えめに…と一番やさしいElementary school レベルから始めてみました。

まずは4択クイズをやってみました。

クリアすると次のレベルのロックが解除されてこのような画面になりました。

どうもスコアによっては飛び級になるみたいです。

右上に Word Scoreが表示されます。
これは今何語知っているかという目安の数字のようです。

どんどん次のレベルにチャレンジできるのですが、4択クイズだけではありません。
クロスワードパズルや発音チェック、フラッシュカードもあります。

フラッシュカードでそのテーマで出題される単語をチェックして、発音チェックして、4択で意味を把握し、クロスワードでスペルもチェックするという順番でやると完璧になりそうです。

このセットですが、テーマごとに単語が集められています。
このように自分の興味のあるテーマを選べるようにもなっています。

辞書に載っている長ーーーい単語というテーマもあっておもしろいです。

GMATやGRE、SAT、TOEFLなどのテストのレベルの単語もあります。

自分のアクティビティーもリストで見られるようになっています。

自作リストも作成可能

そして、準備されているコンテンツを受身でこなすだけではなく、自分でリストを作ることもできます。
タイトルを決めて、単語を入力すると、入力候補が表示されるので、それを選択することで右側に意味が自動的に表示されます。

最後に公開か非公開かを選んでサムネイル画像を選択して完了。

自分のページのメニューにリスト名が表示されます。これでこのリストも同じように4択テストなどができるようになりました。

感想

iPhoneのアプリなどはないようなのでコンピューターに向かっている時にしかできませんが、最近はコンピューターを立ち上げたらこれを一つやってみるというように決めてチャレンジしています。
まだベータ版のようなので、これからもっと充実していくのが楽しみなサービスです。

私は試していませんが、French、Latin、Spanishもあるようです!

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積み重ねの一歩はまず始めることから。

前回の記事で、毎日送られてくる単語で毎日の学習にちょこっとプラスしようということを書きましたが、ちょっとした時間に効率よくそれらの単語を見直す一例を今日はご紹介したいと思います。

コツコツ積み重ねることの大切さを分かっていても、最初の一歩をなかなか踏み出せないことがあります。
まず毎日の習慣にするための環境を作ってしましましょう。
これなら続けられるかもしれない…という環境を作り、最初の一歩を踏み出しましょう。

前回の記事をご覧になっていらっしゃらない方は、まずそちらの方から読んでみてください。

Gmailを活用する

メールの一覧から届いたその日の単語メールをチェックしてもいいのですが、スキマ時間を活用しようと思うとなるべくさっとメールを見つけたいですよね。

Gmailにはラベル機能があるので、単語メール用のラベルを一つ作ってそこでまとめて見られるようにします。
新規ラベルはGmail画面の左側メニューの「新しいラベルを作成」という所から作ります。
※ラベルが表示されているところの一番下に「他◯個のラベル▼」というところの▼をクリックしてみてください。
(これは後からでもできます)

まず該当メールを開いて右上の▼をクリックします。
開いたリストから「メールの自動振り分け設定」をクリックします。

そうするとそのメールの差出人が振り分け対象になります。

次に、その差出人からのメールをどのように振り分けるかを設定していきます。

ここで最初に作っておいたラベルを指定します。(ここでも新規ラベルは作成可能です)
ここではメールの転送も設定できるので、私はEvernoteにも転送するように指定しています。

そして「フィルタを作成」クリックすると、もう指定したものにはそのラベルが付きます。
該当するメールは以前に来ていたものも画面に表示されるので、「フィルタを作成」の右側の「このフィルタを下記の ◯ 件のスレッドにも適用する」にチェックを入れておけば、過去にすでに受け取っているものも振り分け対象になります。

すると、付けたラベルをクリックすれば、

このようにまとめて表示されます。

これだけでもメールを探す手間が省けて随分楽になります。過去のものも探しやすいですね。

iPhoneも併用する

iPhoneをお持ちの方はiPhoneからGmailを開き、このラベルをクリックすれば手軽に単語メールだけ一覧で見ることができます。
ちょうど一覧では単語だけ見えて、タップすると本文中の意味や例文などが見られるのでちょっとしたフラッシュカードのような使い方もできますね。

補足:Gmailでのメール転送設定

私はこの単語メールををEvernoteに転送して、単語帳として一つノートブックを作っています。
単語メール以外にもオンラインの辞書で検索したものなども、このノートブックにクリップしています。

このメール転送設定はとても簡単です。

Gmail画面右上にある歯車のアイコンから設定に入ります。

メール転送の所で転送したいメールを入力します。

設定したメールに確認コードが入ったメールが届くので、そのコードを入力すれば設定完了です。

まとめ

コツコツと続けられない理由の中に、「手間がかかる」「面倒」というものがあります。
ちょっとした工夫で手間を減らせて手軽に出来る方法があるのなら、やってみる価値はありますよね。

同じ方法を使ってニュースサイト等からの通知メールを振り分けて、「これだけは今日絶対読む記事」というものを作ってみたりと活用法は色々とあると思います。
まずは始めてみる。

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今年はいくつ積み重ねる?

皆様今年の英語学習の目標はどのようなものを設定したのでしょうか。
私もいくつか目標を作りましたが、その中で語彙数を増やすというものがあります。今までは読んでいる記事中に知らなかった単語が出てきても、「よく出る単語ならまた出てくるだろうから、何度か調べていたらそのうち覚えるだろう。」というようにゆるく構えておりましたが、今年はもう少し積極的に覚えていこうと思っています。

辞書サイトを利用してみる

記事から覚える以外に単語を覚える手段として毎日メールで単語が送られてくるものに登録しています。

Merriam-Webster Online

こちらは有名な辞書サイトですが、 Word of the Day という毎日一単語ずつピックアップして紹介しているコーナーがあります。
サイト上で見られるのですが、メールアドレスを登録しておくとその単語がメールで送られてきます。

登録するとこのようなメールが毎日届きます。

これはPodcastでも同じものを聞くことができます。

メールやウェブサイトをチェックするのもいいですが、耳で説明を聴けるのはとても助かります。

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Dictionary.com

こちらもお役立ち辞書サイトですね。
ここも登録するとこのようなメールが来ます。

ちょっと見づらいですね。

このサイトにはワードゲームなどのコンテンツも準備されています。

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Visual Thesaurus

ここはタイトル通りシソーラスをビジュアル的にもわかりやすく調べられるサイトです。ビジュアルにこだわっているだけあって、サイトのデザインもとてもスッキリして洗練された感じがあります。
無料会員では使用の制限がありますが、Visual Thesaurus Word of the Dayというメルマガには無料で登録でき、毎日単語のメールが届きます。

メールの中のリンクをクリックするとトライアル版ですが、このように単語を表示してくれます。

ここでは普通のWord of the Dayの他に、Elementary school, Middle school, High school(SAT), College(GRE)用のWord of the Dayも登録できます。

これらのサービスの利点

良い点としてはノンジャンルであるということです。
自分が読む記事からではどうしても偏りが出てくることがありますが、このように配信されるとバランスが良いですよね。

これを語彙増強のメイン学習にするにはあまりに少なすぎますが、ほんの数分メールに目を通したり、Podcastを聞いたりして普段の学習にちょっとだけプラスするという気軽な気持ちでいられます。

そしてこちらのやる気度などお構いなしに毎日送ってくるので、メールをチェックするという作業だけで単語学習の機会ができるという事も日々の日課として取り入れやすい点ではないでしょうか。

まとめ

特にこのようなサービスではなくても、一日1つで一年で300以上、一日3つで一年で1000以上余分に覚えることができます。
たった一つと思わずにコツコツ積み重ねていくと、今年の終わりには一つの成果として感じられるはずです。

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Urban Dictionaryでスラングを学ぶ

ドラマやYouTubeの英語コメントなどを読んでいると、辞書に載っていない単語に出くわすことがありませんか?俗語や新しい若者言葉など、次々と移り変わる単語は紙の辞書や電子辞書には殆ど収載されていません。英辞郎 on the WEBを調べても載っていない時に役立つのが、Urban Dictionaryです。

Urban Dictionaryは無料で使えるオンライン辞書です。この辞書の特徴は、スラングや新しい若者言葉などの語彙が豊富なことです。ドラマに出てきた単語で、普通の辞書には載っていない言葉も、ここを探せば出てくることが多いので重宝しています。例えば、

Maybe we got some bad shwag.

というあるドラマに出てきたセリフで shwag が分からなかった場合、一般的な辞書には載っていません。Urban Dictionaryによると、

 

定義2の、質の悪いマリファナ、というのがこのセリフのシチュエーションに一番合っていそうです。

 

単語を定義しているのは、一般の人々です。だからこそ、若者たちが使っているシチュエーションがよく説明されているのではないかと思います。面白いのは、同じ言葉でも人によって微妙に定義が違うことです。例えば、cougerという単語。これは、若い男を好む年配女性を意味していますが、Urban Dictionaryによると、女性の年齢の定義が50-80歳、または40-55歳と違います。

単語の横には親指マークが描かれており、同意した人数の数はup, そうは思わない、という意見の人はdown マークで記されています。同意者の数を参考にしてみるのもいいかもしれません。

 

 

英英辞典ですが、平易な言葉で書かれているので分かりやすいと思います。ドラマのスクリプトを使って英語学習をする時などによく用いています。俗語は、自分で積極的に使うことは殆どないとは思いますが、ドラマに出る俗語くらいは、聞いて意味がわかるようにしておきたいものです。

 

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毎日単語!

皆さん、単語学習どうされてますか?単語力があればあるだけ英文も読みやすくなるし、リスニングの虫食い状態も改善するはず・・。そうとはわかっていてもボキャビルは面倒くさいですよね。そこで、毎日数分だけでもボキャビルを続けることで、いったいどれだけ効果があるのかを、自分の体験をもとに考えてみたいと思います。

私が使っているのはLingQというサイトですが、使うのはiKnow!でも、単語力でも、Weblioでも、手作りの単語帳でも何でも構わないと思います。とにかく手軽に始められて、自分にとって使いやすいのが一番です。LingQのフラッシュカードだとこんな感じです。

私は1回に25単語ずつフラッシュカードで復習しています。単語を見て意味が分かるかどうかを確認し、例文を音読。これを2セットで約6−7分です。毎日の単語チェックをノルマにしています。余裕がある時は朝晩の2回。パソコンを開けた後、メールチェックやネットサーフィンを始める前にやってしまうのがミソです。たった数分の単語チェックですが、いったん他のことをし始めてしまうと、やりたくなくなってしまうからです。逆に朝イチの単語チェックが習慣になってしまうと、まずは単語をすることで英語学習モードになり、朝のダラダラ時間を短縮することができます。

 

たった一日数分のボキャビルですが、これだけでも1年間に約1000個の単語を覚えることができました。過去5年ほどフラッシュカードを利用していますが、だいたい毎年1,000個前後です。多読で自然に覚えた単語は数えることが出来ませんが、フラッシュカード以外で覚えた単語もあるので、実際は年に1,000以上ずつ語彙は増えていると思います。

 

ボキャビルの習慣がない方は、2年前からどれだけ意識的に単語を増やしてきたか思い返してみてください。2年前より語彙は増えていると自信をもって言えるでしょうか。たった数分でも毎日やれば1年間で30−40時間になります。1ヶ月で1000個覚えるのは大変ですが、毎日ちょっとずつ継続すれば1−2年後には大きな違いになると思います。

 

 

 

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【電子辞書】SII 英語モデル SR-G10001

前回のエントリで私が感じる電子辞書の良さを書きましたが、実際に買い替えを視野に入れて気になる機種を調べてみました。

今回はSIIの電子辞書 英語モデル SR-G10001 に注目。

数年前にSIIの英語特化モデルにとても惹かれたのですが、7万円ほどしたために断念した思い出があり、今回Amazonで調べてみたら4万円台で購入ができて少し驚きました。

収録辞書について

まず英和辞典だけで、ランダムハウス英和大辞典(小学館)、新英和大辞典(研究社)、リーダーズ英和辞典(研究社)、リーダーズ・プラス(研究社)、ジーニアス英和大辞典(大修館)、新編 英和活用大辞典(研究社)と6冊も入っていて驚き!それぞれの辞書には特長があるので複数検索などで引き比べしても面白そう。

英英辞典もコウビルドとオックスフォードが入っていてかなりの充実度です。
句動詞辞典や類語辞典、センテンスディクショナリー、ミニコーパスも入っているので、英文を書く時にかなり重宝しそうで、リストを見ているだけでワクワクしてきてしまいました。

公式サイトの収録辞書リスト

検索機能について

セールスポイントとしてOSD検索(オックスフォードセンテンスディクショナリー検索)というものがあげられていました。
詳しくはここから

新聞、雑誌からだけでなく、ブログやテレビなどで引用された英語が検索できるとのことなので興味津津。実物を触りたくて家電量販店に行ってみたのですが置いておらず残念でした。

もちろん複数辞書の一括検索もあるので、色々な辞書で引き比べてみると、好みの辞書やどういう時にどの辞書が適しているかが分かってきますね。

2つのコンテンツを一画面で同時に引くことができる「ツイン検索」も便利ですね。
パソコンを使い慣れてしまうと、シングルタスクの電子辞書では少し不便に感じてしまうこともあるので、これが付いていれば安心です。

その他の機能はこちらからご確認できます。

興味を持ったものは、PASORAMAというパソコンと接続してパソコン内で電子辞書のコンテンツが検索できること。これは便利そう!
PASORAMAとは

仕様について

画面も5.2型でかなり解像度が高く見やすそうです。
サイズも最も厚い部分は19.7mmと常に持ち歩く方にとってはもう少しコンパクトな方が持ち歩きしやすい気がしますが、そちらに優先順位を置くならばコンパクトさを重視した機種を選べばよいと思います。

電源については、充電と単4電池の両方使用できて言うことなしです。
充電式は便利ですが、いざ外で切れてしまったら…と思うと不安です。しかし電池でも動けば安心して外でもしっかり使うことができますね。

キーは私の愛用しているCASIOのものと少し違うので違和感がありましたが、これは好みや慣れの問題という気がします。

まとめ

実物を触れなかったのがとても残念だったのですが、スペックと価格を考えると十分なバランスかと思いました。英語のプロフェッショナルモデルと謳われていますが、それにふさわしいスペックです。上級者も満足の仕様です。
ずっとシルバーの電子辞書を使っていたせいか、黒のボディが印象的でした。

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ドラマのスクリプトから英語表現を学ぶ

海外ドラマのスクリプトを使った英語学習法です。 海外ドラマを使った英語勉強法として、同じものを少なくとも5回は観ること、と勧められているのを見たことがあります。私は観たいドラマがありすぎて1話を5回も観る時間が惜しかったので、なんとかドラマ視聴を英語学習に活かせないかと考えた結果、インターネットでスクリプトサイトを探し、LingQにインポートするようになりました。するとこれが意外に良かったのです。

良かった点は、

・ドラマを観るときには字幕を出さずに英語音声のみで観るようになったため、音声のみに集中出来るようになった
・スクリプトのト書きを読むことで、人物の動きや状況を説明する単語をたくさん覚えることが出来た
・映像が頭の中に残っているため新出単語をイメージでとらえる事ができ、単語の定着率が上がった

ことです。

字幕に頼って”分かったつもり”になってない?

洋画や海外ドラマを英語字幕で観ると、実際は聞き取れていないのに分かったような気になりませんか? 私はしばらく英語字幕でドラマを観ていて結構聞き取れているつもりになっていたのですが、いざ英語音声のみで観始めると会話丸ごと聞きとれない箇所がかなりあることに気づきました。特に英語字幕だと、けっこうな早さで字幕が流れていくので目で追いつつ耳も同時に鍛えるというのは難しいです。いったん字幕を見てしまっていると、簡単な単語なのにリエゾンで聞きとれなかった・・など細かい不明点がわかりにくくなります。この点、観終わった後にスクリプトチェックをすることにして、視聴している間は英語音声に集中すれば、どこが聞きとれないのかしっかりチェックすることが出来ます。

状況を説明する方法を学べる

ドラマのスクリプトにはト書きがあります。これは登場人物の行動や、状況をあらわす文章です。例えば、”Gwen enter the bar in the middle of a brawl.”は、Gwenが喧嘩を仲裁するためにバーに入っていくシーン。”Rain pelts down on the body and on the crime scene.”は、殺人現場に冷たい雨が降りしきるシーンの説明。”You wasted your time by rifling through my things.” は自分の部屋を家宅捜索された女性が文句をいうシーンです。in the middle of a brawl, Rain pelts down on the body, rifling through my things. などはコロケーションも含めてそのまま覚えるように単語カードに登録します。ト書きは端的に行動をあらわす文章が多いうえ語感がいいので例文として優れていると思います。これらの文章を覚えると英会話の時に使える語彙が広がります。例えば、捜し物をしていて部屋を引っ掻き回した時に、rifle through something でもいいし、rummage through も使える。言葉のバリエーションが広がります。

新出単語をイメージでとらえる

3つ目の利点。2番目とも少し重なるのですが、ドラマの映像が頭の中に残っているうちにスクリプトを読むことで、新しく出た単語をイメージとしてとらえやすくなります。単語とイメージが結びつけば記憶に残りやすく、単語の定着率が上がりました。

例えばこのシーン。

王様の怒りに触れたマーリンが罰として、子供たちに腐った野菜やフルーツを投げつけられるシーンです。”Merlin in the stocks, pelted with rotten fruit and vegetables by children.” と説明されています。偶然にもThe Economistの記事にも”The LDP should be in the stocks, being pelted with Fukushima’s radioactive vegetables, not relishing a return to government.”、”LDPは福島の放射能で汚染された野菜を投げつけられるべきだ”とドラマと同じ表現が載っていたことがありました。現代日本では馴染みのないシーンですが、西洋では昔、罪人にpillory(さらし台)という手枷をつけて公共の場にさらし、群衆が腐った野菜や石を投げつけるという刑があったようです。例文中のstocksは足かせのような道具のことです。一度映像と結びつけて”pelt with” を覚えてしまえば、次に同じ言葉が出てきた時に記憶の引き出しから言葉を取り出しやすいです。

これは極端な例かもしれませんが、他にも相手が見ていない間にアルコールに毒を混ぜることをlace somethingと説明されていれば、lace=靴紐 という一対一対応ではない方法で単語を覚えることが出来ます。

 

人気のドラマであれば、ドラマ名とscript で検索をかければ英語ネイティブの熱心なドラマファンの方がスクリプトを上げてくれています。これをLingQにインポートし(インポート方法はコチラ)、知らない単語を登録、フラッシュカードで繰り返し復習する、という流れです。手段が面倒になると長続きしませんので、音声はアップロードせず文章だけを登録しています。45分のドラマだと、スクリプトの語数はだいたい5000語、多い時は8000語ほどあり読み応えもあります。楽しむためのドラマでももちろんいいのですが、スクリプトを読むことで新たな発見がたくさん見つかります。ぜひ試してみてください。

 

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ボキャビルサイト  SAT Vocabulary on Vocab Test.com

今日ご紹介するのはボキャビルのためのサイトです。

SAT Vocabulary on Vocab Test.com

見ていると元気が出るようなカラフルなTOPページが目を引きますね。
レベルはMiddle school の6th grade から、High schoolのAP Seniorまでの8段階。それぞ15ユニットあるのでボリュームたっぷりです。

まずグレードを選びます。

そしてユニットを選択。

そうするとこのユニットで扱う単語リストと一緒にどのようなテストをするかの選択画面になります。
定義を選んだり同義語を選んだり…とメニューも豊富です。

Learning Definitionsをやってみましょう。

一番上に単語が表示されるので、下の5つの選択肢の中から正しいと思うものを選んでいきます。
間違ったものを選ぶと wrong と表示され、正解するまで選び続けることができます。

最後に結果一覧が表示され、単語と定義も一緒にリストになっているのでプリントアウトして復習もきちんとできますね。

英単語の意味を英語で理解していく覚え方は頭に残りやすいですし、簡単な単語で言い換えたりする練習にもなります。知っている単語でも同義語や反義語を覚えることで表現の幅を広げることができるので、ちょっと息抜きにチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

英検準1級や1級で扱われるような単語も出てくるので、受験を考えていらっしゃる方はちょっと力試しをしてみてはいかがでしょうか。


Barron’s 1100 Words You Need to Know


Word Power Made Easy

単語に出会う場面を増やすには ~タンゴリキ~ 

単語を覚えるための唯一の方法。
それは、何度も繰り返しその単語に出会うことです。
今日は、楽しみながら英単語に出会えるサイト、タンゴリキをご紹介したいと思います。

タンゴリキの特徴

単語力 (タンゴリキ)
http://www.tangoriki.com/

無料にもかかわらず、利用者を飽きさせない工夫があります。

  • 8000語の主要単語から3択問題が10題出題される
  • 初級・中級・上級・至難とレベル分けされており、自分にあった語彙レベルを選択できる。
  • 点数・ランキングが出ることで励みになる

私の使い方

私は英検1級学習時にこのサイトを利用していました。
語彙の増やし方に関しては以前の記事でも書きましたが、単語集をリストとして使用し、あとは実際にそれらの単語に出会って覚えるようにしていました。
単語集単体で覚えるのではなく、別の箇所で出会って、「ああ!見つけた!!」という喜びとともに単語を覚えることが重要です。
もちろん、英字記事の中で出会うのが理想ではありますが、問題集、ときにはこのようなクイズ形式で楽しく出会うのもよい気分転換になります。

1級を目指す方は、上級・至難に挑戦されることをお勧めします。

まとめ

単語を覚えるためには、その単語に出会う機会を増やすことが必要。楽しみながら出会うツールの一つとして、タンゴリキはおすすめです。

余談ですが、ノルマ表に、このような遊び感覚で気軽に手をつけられることを組み込んでおくと、「せっかく一つ手をつけたし他の項目も頑張ってやってみようかな」という、やる気の呼び水になります。

 是非一度、試してみてくださいね!

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