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BASIC WORD LISTへの挑戦・実況中継 ~経過報告第1弾~

前回前々回と、「ときめく」英単語学習法と題し、単語本をチェックリストとして使い、学習していく方法について書かせていただきました。

実はこの方法、私自身も現在進行形で行っている方法です。

国連英検特A級の受験を決めた際、Basic Word Listという単語本を相棒にすることを決め、この1冊とともに学習を進めてきました。

今日は、私自身のBasic Word Listの進捗状況とともに、やってみた感想・これからの方針について、自分が考えていることを書いてみたいと思います。

今回もこの方法で行く・その理由

話は少しさかのぼりますが、自分が英検1級の単語学習を開始した際、もっていた単語本(「英検 文で覚える単熟語 1級」の旧版)の収録語数1672語のうち、知っていた単語は、たったの144語でした。
それが、チェックリストとして何度も目を通しながら、「ときめき」を繰り返すことで、単語を習得。
最終的には700~800語まで知っている語数を伸ばせたのです。
最初、単語本だけで覚えようとして、1ページも進めることができなかった自分のことを思うと、考えられないような進歩でした。

今回の国連英検では、実際の受験を通して、「今持っている語彙力では足りない」と身にしみて感じたため、新たに単語本に挑戦することに決めました。

関連記事:単語学習に対する、一英語講師の思い (その2) BASIC WORD LIST 挑戦を実況中継

やり方は、1級受験の時と同じで行く。それが自分に一番適した方法だから。
その気持ちは始めた時にすでに固まっていました。

1周目:開始時点で知っている語彙の確認

前置きが長くなりました。

具体的な進捗状況(数字)を、ずばりご紹介したいと思います。
Basic Word Listの掲載語句、約2000語のうち、1周目で知っていた語数は552語でした。

実は、この1周目をするのに、約2カ月の時間をかけてしまいました。
1周目のチェックは、もっと機械的に、淡々と進めるべきだった、今となってそう思います。

2周目:前より増えている感動

1周目より2周目が大事な理由。
上の画像で、種明かしが先に出ていますが、大切なのは2周目の感動だからです。

(↓オレンジ色の線は、1周目にチェックした単語。水色の線は2周目のものです)

1周目のチェックは、今までに積み重ねてきたものを確認しているだけなので、それほどの感動はありません。
ですが、2周目は違います。1周目のチェックから2周目のチェックの間に他の場面で覚えた単語に線を引いていく作業になり、この過程で「前よりもこんなにも覚えた単語が増えている!」と実感する・自信をつけることができるのです。

最初の写真にもあるように、2012年6月19日現在、2周目の途中(50課あるうちの14課)なのですが、この時点で、1周目よりも42語増えていると思うと、俄然やる気が高まります。

今後の方針

この1冊を続けていくことは、言うまでもありません。

2周目の途中まで来て気づいたのは、この単語本に対する愛着(信頼度)が確実に上がっているということ。

実際に、他の場面(英字新聞記事や国連英検の問題)でこれらの単語に出会い、チェックの線を増やしていく中で、この愛着・信頼が積み重ねられてきたのだと思います。

こうなったら、とことんこの1冊をやりつくしたい。今まで以上にその気持ちが強くなっています。

また、定期的に、自分のBasic Word List挑戦の進捗状況をこちらでご紹介させていただこうと思います。

それを励みにしつつ、これからも単語学習を頑張っていきたいと思います。

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「ときめく」英単語学習法 (2) 

前回の記事では、単語を覚える際に、「ときめき」を感じることの大切さ、そして、「ときめき」を「自信」につなげることについて書きました。

今回の記事では、さらに具体的に、どのようなことに気をつけて単語学習を進めるとよいか、3つのTipsをご紹介したいと思います。

日ごろの単語学習におけるTips 3つ

Tips 1: 時間をかけ過ぎないこと
前回の記事の繰り返しになりますが、単語本はあくまでチェック専用
単語本だけを読みこむのに、20分、30分もかけるのはもったいないです。
(自分の場合だったら、20分あれば長文読解を一問、30分あれば英作文を書きます)
「他で覚えた単語が、単語本に載っていないかな?」のチェックだけならば、スキマ時間の1分からでもできます。

Tips 2: 一期一会を大切にする
例えば、英検問題集の長文問題集を解いた。答え合わせだけをして、分からなかった単語は放置する。
「あとで単語本で覚えるからいいや」と流しておく。
ここまでを読んでいただいた皆さんならば、それがどれだけもったいないことかご理解いただけると思います。
全部の長文(洋書)を、全語句調べながら読めとは言いません。ただ、せっかく英検などの長文問題を解いたのならば、その長文内の単語も、試験に出る可能性の高い語句なのですから、大切に取り扱ってあげましょう。

そして、さらにもう一つメリットがあります。一つの長文の単語をじっくり調べると、次にそのジャンル(例:環境・経済)についての長文を解くときに、とても読みやすくなるのです。次回の出会いも見越しつつ、丁寧に確認していきましょう。

Tips 3: 単語に出会う場面を限りなく増やす
以前、別の記事でも書かせていただいた通り、単語に出会う場面は、複数持っておいた方がよいです。(→単語学習を楽しもう ~”1冊をじっくり”からの解放~ )

前回の記事で、長文→単語本の順にすると、「ときめく」場面に出会いやすいと書いていますが、学習が進んでいくにつれて、

・単語本チェックで目を通しただけの単語→長文の中で「見たことあるぞ」とときめき、覚えたくなる
・ウェブの単語クイズで見た単語→長文の中で再会・ときめき、覚えたくなる

のような流れも出てきます。
そのような場合、律義にルールにこだわる必要はありません。
ときめきを起こす場面を意図的に増やしていくようにするといいですね。

おわりに

今回、「ときめく」という言葉を用い、2回に渡って単語学習について書いてきました。

「単語が分からなくて、長文が読めない」

私自身、本当によく耳にする悩みです。
「覚えられない」という苦手意識によって、余計に覚えられないループに入りこんでしまう。
それは、本当に悲しいことです。

ぜひ、単語学習を、楽しいものと捉えてください。
自信を積み重ねるチャンスと考え、どんどん「ときめき」を探しに行きましょう!

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「ときめく」英単語学習法 (1) 

英語学習者にとって、単語を覚えることは永遠の最重要課題です。
指導させていただいている生徒さん、そして学習仲間。
私の周りには、英検受験されている方が多いのですが、ほとんど全員と言っていいほど、皆さん、「語彙のところで思うように点数が伸びない」とおっしゃいます。

単語学習は、時間をかければその分だけ力が伸びるという分野でもありません。
特に、大人の英語学習者の方にとって、英語にかけられる時間は限られていますし、その中での単語学習の配分を多くし過ぎることを、私はお勧めしません。

では、どのように取り組んでいくのが理想的なのか。
今日から2回に分けて、その学習方法・姿勢について、私の例をご紹介させていただきたいと思います。

魔法の英単語習得法がある?

資格受験を考えている方ならば、1冊は単語本をお持ちだと思います。
今は、いろいろな種類の単語本があり、それ自体にCDなどの音源が付いているものや、わかりやすい例文、その語句を使った長文などが掲載されている親切なものがたくさん出ています。

なんとかして、「覚えやすいように」と、工夫がなされているものです。
ただ、私自身は、「万人に共通する、覚えやすい方法」など存在しないと思っています。

自分がどのようにすれば覚えやすいかは、自分自身でアレンジをする中で見つけていくしかありません。

アレンジ方法の一案、アイデアとして、今回ご紹介する方法を参考にしていただければ幸いです。

単語本が先か、長文読解が先か

まず、私の基本スタンスとして、単語本を使うこと自体は否定しません。

ですが、使い方には二つのこだわりがあります。

まず、一つ目。単語本単体で英単語を覚えようとしないこと。
先ほども述べましたが、いくら親切に作ってある本でも、それが自分にとって覚えやすいかどうかは別なのです。
作成者の意図をもってして、ランダムに並べられた単語を、そこで見ただけで覚えていく。
それには限界があると思います。

そして、二つ目。単語本はチェックリストとして使うこと。
以下の図をご覧ください。

表の中で使っている、「気づく」=「ときめく」という言葉。
これが、まさに単語学習のキーであると考えます。

ある場面で覚えた単語を、別の場面で見た時に、「あ!前に見た単語だ。」と気づく。
気づけるというのは、本当にうれしいものです。
まさに「ときめく」という言葉がぴったり。
このときめきがあってこそ、単語の意味が、しっかりと自分の中に定着していくのです。

単語本だけを眺めているだけでは、そのようなときめきは一切ありませんし、図の上段のように、単語本→長文の流れをとった場合も、ときめく頻度があまり多くは期待できないのです。

それに対し、図の下段では、「長文で出会った新出単語の意味を調べ、覚える」→「単語本を開き、長文で見た単語がなかったかチェックする」の流れをとっています。

単語本に目を通しているときに、「あ!2日前に読んだ長文の中に出てた単語だ!」と気づけるのは、大変嬉しいもの。

(私はそれがあまりに嬉しくて、「長文で見た」とか、「映画のタイトルにあった」とか、ときめいた気持ちを単語本にどんどん書き込んでいます)

単語本を開くこと=ときめきを探すこと。

そのように発想の転換をするのです。

「ときめき」から生まれる自信

「ときめき」の効果を軽んじてはいけません。

「私は単語を覚えるのが苦手だ」と思いこむ。
それでは、覚えられるものも覚えられなくなってしまいます。

「あ!気づけた」と喜ぶこと。その喜びはクセになります。
もっと気づけるようになりたい。
気づけるように、長文を読もう。単語本チェックしよう。
単語に関わる学習に取り組むこと自体をポジティブに捉えられるようになるのです。

ときめきを繰り返し、「自分はちゃんと覚えられるんだ」という自信を積み重ねてください。

それが、ひいては英語学習全体、大げさに聞こえるかもしれませんが、生き方に対する自信・ポジティブさにさえつながっていく。

そう信じています。

おわりに

私が今、「ときめく」ために使っている本です。
わら半紙だし、例文もちょこっとだし、アルファベット順にランダムだし。

覚えやすい工夫がしてある本とは決して言えませんが、単語本自体の信頼度が高いです。(今自分が受験している国連英検特A級でよく見る単語が頻出)

毎日、スキマ時間を見つけて、「ときめき」探しをしています。

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次回の記事では、今日書き切れなかった、細かい注意点(Tips)を補足したいと思います。

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クライムサスペンス好きは必見?!「犯罪・捜査の英語辞典」

本日は興味のない方には全く面白くないちょっと変わった辞書のご紹介をしてしまいます。

その名も「犯罪・捜査の英語辞典」です。

なぜこのような物を…とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、週に何本も見てしまうほど犯罪捜査物の海外ドラマが好きな私としては手に取らずにはいられませんでした。

中身は?

開いてみるとやはり物騒な単語だらけです。
しかし、ミステリーやクライムサスペンス好きにとってはお馴染みの物騒なワードです。

全体では約3000語程度のボリュームなのですが、普通の辞書ではなかなか見つけにくいような俗語や隠語などもあり、独特の表現などにはちょっとした解説も書かれています。
俗語の場合は単語の横に(俗)と書かれていますが、特に(米暗黒街俗)などと書かれていると何だか闇の世界を覗いてしまったような気分になってしまいます。

先日Yukoさんがこの記事でも書かれていましたが、俗語などは見つけにくいことが多いですよね。
特殊な用語だけでなく、普段目にするような単語でもこのような犯罪捜査や法廷で使う際にしっくりくるような上手い訳が書かれていたりします。

辞書というだけあり、中身はとてもシンプルです。ジャンルを絞っているからといって専門書のような堅さはなく、単語を調べるという目的がなくても、ただ内容に目を通しているだけでも面白いです。

分からない単語がストーリーを左右することも

字幕なしで映画やドラマを見る時に、どうしても引っかかってしまうのが専門的な用語です。

何となく前後の会話から推測できるものもあれば、分からないとストーリーの大切な部分を逃してしまうようなものもあります。
大体の雰囲気が分かればストーリーの理解に影響がないものもありますが、このようなジャンルの作品は曖昧なまま流してしまうと解ける謎も解けなかったりすることもあるので、分からないものはしっかり確認しておいた方が良いと思います。

こんな物騒な単語、どこで使うの?!というものもあるかもしれませんが、意外とニュース記事などで出てきたりするんですよね。(物騒な記事ではあるでしょうが…。)
海外のクライムサスペンスやミステリー物が好きで、字幕無しで見られればよいなとお思いの方は、一度書店で手にとってご覧になってみてください。思わずニヤリとしてしまうかもしれませんよ。

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【GW特別企画】 英語学習 ~私がブレークスルーを感じた時~(2)

前回のなぼむしさんに引き続き、今回は私がブレークスルーを感じた時について書いていきます。

私がブレークスルーを感じたのは、英検準1級の受験前に集中して単語を覚えた時でした。

はじめに

まずなぜ準1級を受験したかをお話しします。
会社員をやめて起業し、自分の時間をある程度自分でコントロールできるようになったので、子供の頃に通っていた英語スクールに再び通い始めました。そのスクールに通っている方々が皆さん英検準1級以上を持っていると勘違いして焦って受験を決めました。負けず嫌いの本領発揮です。そんな単純な理由で学習を始めましたが、だからこそ気合をいれて頑張れたのかもしれません。

何をやったのか

まず準1級を取ろう。
そう思ったものの、単語をすっかり忘れていたので過去問を解いてみてもほとんど意味が分かりませんでした。
勢いでJapan Times Weeklyを購読したもののさっぱり単語が分かりません。

「単語だ!!!」と思ったものの何から手を付けて良いのか分からなかったので、英検準1級を狙っていたことから準1級用の語彙問題集
を、2級レベルの単語も怪しいのではないかということから速読速聴・英単語 Core
を購入しました。

どのくらいの期間取り組んだのか

この問題集を2ヶ月間徹底的に取り組みました。
なぜ2ヶ月だったかというと、学習開始が11月で、1月の英検に合格したかったからです。学習開始が10月だったら3ヶ月にしていたかもしれません。

準1級用語彙問題集は実際の問題と同じ形式で4択ですが、正解だけでなく選択肢4つとも覚えました。あの問題集に掲載されている単語は100%とまではいきませんが、95%は覚えました。
速読速聴英単語はその名の通り、速読とリスニングの訓練も兼ねて、単語を覚える以外にディクテーション、シャドーイングを行いました。これについてはこの記事を参考にしてください。

単語の覚え方

単語の覚え方についてですが、私はひたすら問題文の中の文章を読む、辞書の例文を読む、ネット上の記事で該当単語が含まれている文章を読む…というように、ひたすらイメージで覚えました。
このやり方が合う人もいれば合わない人もいると思います。
誰かのやり方が合わないから諦めるのではなく、自分に合うやり方を諦めずに見つけていく必要があります。
合うか合わないかの見極めは難しいです。
例えば、10回書いて覚えられないから書く方法は合わないと判断してしまったとしても、もしかしたら20回書けば覚えられたかもしれません。

結局は覚えるまでどんな手を使ってでも覚える!というのがベストな方法なのです。
元々の記憶力などの要素もあるかもしれませんが、とにかくやったかやらないかです。
よく「何をやっても覚えられない。」と相談されますが、「ではまず何をやったのか教えて下さい。」と質問すると「…。」というように何もやってない方が結構いらっしゃいます。

単語学習に関して、楽して覚えたいとは思いませんでした。短期間で大量の単語を覚えるのは楽でないことくらい分かっていましたから。
この期間は趣味や遊びに出かけることを我慢し、ひたすらひたすら単語を覚えました。ここで速読速聴英単語を併用していたので単語のみの学習に偏らず良かったと思っています。

何ができるようになったか

この二ヶ月の集中的な単語学習の後、あれほど読めなかったJapan Times Weeklyは特に問題なく読めるようになりましたし、準1級の問題もスラスラ読めるようになっていました。そうなると読むことに対するハードルのようなものはなくなり、どんどん読みたくなってきました。
英語を勉強するために英文を読むのではなく、楽しい情報を得るために英語を読むという感覚が分かってきたのです。

準1級はすんなり合格し、その後は1級受験前に1級用の語彙ターゲットをやりましたが、その頃は色々な英文を読んで語彙を増やすことをしていたのでそこまで集中しては解きませんでした。それでも90%は出てくる単語を覚えました。試験では語彙パートで24点取れました。

最後に

知らない単語は前後の文脈で推測することも可能ですが、やはりきちんと知っていると読解力が全く違ってきます。ストレスがなくなります。

個人的な感覚かもしれませんが、英検に関してはかけた時間分点数になりやすいのが語彙パートと思っています。
英検1級に出てくる単語はマニアックすぎると言われることもありますが、色々な読み物などに接しているとよく出くわすので決してマニアックではないです。
そんな声は無視してどんどん進めてください。
仮にマニアックだったとしましょう。何か問題があるでしょうか?それはそれでネイティブの方と話をして「そんなの知ってるの?!」とネタになるかもしれません。もしもその単語を覚えて損をしたと心底思ったなら忘れてしまえばいいです。

ブレークスルーしたいと思っているだけでは何も起きません。
もうとにかくやるしかないです。
今もその気持ちでいます。

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Spelling Bee に挑戦

文脈の中であればなんとなく意味がわかるが、実際には使えない、正しく綴れないという単語はありませんか?私はオーディオブックなどで聞いて覚えた単語は、綴りが曖昧でライティングの時に困ることがあります。Visual Thesaurus というオンライン辞書に、スペリング・ビー形式で単語の書き取り練習が出来る機能があるので試してみました。

 

スペリング・ビーは、英単語の知識を競うゲームです。Visual Thesaurus では、読み上げられた単語から綴りを類推し、答えを入力します。スコアも出ますので、ゲーム感覚で楽しみながら単語を覚えることが出来ます。

 

Visual Thesaurus ホームページの中ほどに、Spelling Bee と書かれた部分があるので、そこをクリックします。

 

サイトに登録しなくても使用可能です。早速スタートしてみましょう。

 

 

Play Wordを押すと単語が読み上げられますので、Guess the spelling というボックスの中に予想した単語を入力します。分からない時は、Play Wordを押すと何度も単語を聞くことが出来ます。

 

右側には英英辞書で定義が示されていますので、単語の定義から語彙を類推することも可能です。

 

正解すると、右上にビジュアル・シソーラスのマップが出てきますので、意味の近い単語を確認します。

 

二回間違えると、何文字間違っているのかヒントが出ます。3回間違えると、I surrender! という降参ボタンを押すことが出来ます。

 

正解していくと、徐々にテストの難易度が上がります。スコアは200-800で、200からスタートし、正答を重ねるにつれて上がっていきます。有料会員(19.95ドル/年)になると、ランキングに参加することが出来ます。

 

私はビジュアル・シソーラスの有料会員になった後、息抜き程度にとスペリング・ビーを始めてみたところ、うろ覚えの単語がなんと多いことか!と驚きました。英英辞書で定義や同義語なども同時に目を通すことが出来るので、毎日続けていけば少しずつでも語彙力がつくと思います。

 

 
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ニュース単語を覚える EE リンガポルタ 単語力トレーニング

今回はCNN ENGLISH EXPRESS(以下CEE) の教材中に出てきた重要単語を覚えるための無料学習サイトをご紹介します。

EE リンガポルタ 単語力トレーニング

はじめる前に

まずはじめにこのリンガポルタとはどのようなシステムかといいますと、色々工夫されたeラーニングシステムで、習熟度に合わせて出題したり、学習状態を見ながら負荷を調整してくれるもののようです。何だかすごいですね。
詳しく知りたい方はこちらに書いてあるのでお読みください。
リンガポルタ FAQ

名前とメールアドレスを入力してメンバー登録をする必要がありますが、サービスは無料です。

内容

基本的にCEEで取り上げられたニュース中の単語がクイズ形式で出されるスタイルです。
現在(2012年4月12日現在)はCEEの2012年3月号、4月号、5月号が学習できます。

毎月CEEが発売される6日にコンテンツが追加されます。それぞれ追加されてから80日間だけこのサイトで学習できます。入会してからではなく、コンテンツが追加されてから80日なのでご注意を。

まず何月号を学習するかを決め、その号の中からユニットを選びます。

単語が10ユニット、そのまとめで200問出題されるものが1ユニット、イディオムが1ユニット、ディクテーションが1ユニットという構成です。

ボキャビルの方はこのような形で単語が出され、正しい日本語を4つの選択肢から選ぶ形式です。

淡々と答えていきます。
正解の度に旗が出たり花が出たりしますが地味です。

1ユニットを終えるとこのように表示されます。
学習履歴から特定の単語を復習したりもできます。残り日数の表示で「早く全部こなすぞ!」という気持ちになりますね。

イディオムは日本語訳に合うように英文の空欄を埋めるものです。(4択)

ディクテーションは音声を聞きながら穴埋めするものです。
6箇所空白があり(空白に入るのは1語とは限りません)、それが全問正解するまで正解扱いにはなりません。
でももし全て分からなくても正解を見ることもできるのでご安心を。

学習履歴がリストと表で表示されるので、ちょっとした目安になるのではないでしょうか。

単語とイディオムについては携帯電話でも学習できます。

利用してみた感想

CEE本体を購入すればかなりの相乗効果があるサービスと思いますが、ニュースで使用される(=覚えておくべき)単語を暗記できる無料サイトと思えば十分有効だと思います。
1ヶ月ごとに新しい教材が追加されますし、それぞれの教材は80日しか利用できないと思うとダラダラと放置してはいけない気分になって学習する気持ちを後押ししてくれそうです。

最初は失礼ながら、サイトの作りやデザインがシンプルというか最低限な感じがしてちょっと心配になりましたが、動作もサクサクしていますし、特に問題も感じませんでした。学習状況のデータに合わせて何かしてもらうほどまだ使い込んでいないので、今後も継続して利用していきます。CEEは教材として毎月入手しているので、もっと早く利用しておけば良かったです。

CEEはアプリを出したり、購入者には教材の一部をPDFで提供したりとPCやスマートフォンを利用した学習にも力を入れているので、今後も色々期待できそうですね。

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CNN ENGLISH EXPRESS (イングリッシュ・エクスプレス) 2012年 05月号 [雑誌]

単語年齢は何歳?

 

英語ネイティブの語彙数は75,000語、その中で実際によく使われるアクティブな単語数は50,000語と言われているようです。いくつか記事をあたってみたところ、教養ある大人の語彙数はだいたい75,000語あたりであるとされていました。日本では、高校卒業までにおよそ5000語の単語を習得し、英検準1級では7500語、英検1級は10000語〜15,000語の語彙数が要求されます。英検1級を取得したとしてもネイティブの語彙数には遠く及びませんが、単語学習のよいところは、毎日コツコツと続けていけば必ず成果が現れる点です。定期的に語彙数の測定を行い進歩を実感することで、単調な単語学習のモチベーション維持に役立つサイトを紹介します。

 

こちらのサイトは、意味のわかる単語をチェックしていくことで語彙サイズを測定します。なんとなく見たことがある程度の単語はチェックせずに、しっかりと意味のわかる単語のみをチェックしてください。こちらのサイトでは派生語の数は含みませんので、ネイティブスピーカーの平均は20,000語〜35,000語、英語学習者はだいたい2,500語〜9,000語の範囲におさまるようです。

 

現在の単語数を測定したら、こちらのページでネイティブの単語年齢に当てはめてみましょう。グラフの線部分にカーソルを当てると、年齢毎の語彙数がポップアップで表示されます。

 

how old?

ちっとも本が読めないと思ったら4歳児並だったのか!?などと、新しい発見があるのではないでしょうか。だいたいの単語年齢がわかれば、読む本のレベルを探す際の目安にもなると思います。

 

単語本などで短期間に一気にボキャビルをするもよし、毎日コツコツでも構いません。毎年単語年齢が成長出来るよう頑張りましょう!

 

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単語学習に対する、一英語講師の思い (その2) BASIC WORD LIST 挑戦を実況中継

前回の記事では、私自身の単語学習に対する思いについて書きました。
「単語学習だけしていれば、おのずと英語力が上がっていくわけではない」、そのような意図があり、単語学習ばかりをプッシュするような記事は避けてきました。

そんな私が、今回Basic Word Listという単語本を使い、短期間(2か月)での語彙集中学習に挑戦しようとしています。
今回はなぜそれに挑戦しようと思ったのか、そして現段階での攻略”作戦”について書きたいと思います。

そこが伸びしろだから

まずはじめに、今回の記事は、自分自身の挑戦の過程を実況するものであり、現段階では仮定に沿って、お話しする部分もあります。その点をご了承ください。
時間はかかりますが、「自分が集中して語彙レベルを上げた時に、見える世界がどのように変わるか」、その答えを必ず後日書かせていただこうと思っております。

現段階で、国連英検特A級という資格を受験するにあたって、自分自身が課題と思っているのは語彙力です。過去問を解いた際、得点できないジャンルに、「語彙力が不足して解けない」という共通点があることに気づきました。

逆に言えば、語彙力を伸ばせば、ぐんと問題が解きやすくなるのではないか。

「試験の問題が解けること」を最大の目的にしているわけではありません。
ただ、英検1級の合格前後に、それまでにはお世辞にもスムーズに読めるとは言えなかった英字記事を一定のスピード・理解力をもって読めるようになった。そのような”ブレイクスルー”が起きるのではないかと期待しています。

今回の攻略作戦

今回使用するBasic Word List.

英検1級受験時に”プラ単”を使って対策をしていたのと同様に、覚えるべき単語のリストとして使います。

それ単体を読みこむことはせず、「こういう単語を覚えればいいのだ」という目安にします。

この記事を書いている今日現在、今の時点で知っている単語をチェックする作業をしています。

その中で、「見たことはあるのだけれど、意味は出てこない」語にも、印をつけるようにしています。
「何らかの形で見たことがある」=とっかかり、初対面ではないという一種の愛着がある単語なので、まずそれらを覚える作業に取り掛かりたいと思います。

(現段階で”作戦”が立てられている部分はここまで。以降、新たな方針ができるごとに、その方法を公開できればと思います)

おわりに

現段階で自分自身が挑戦者であるので、合わせて、講師としての意見を書くのは不適切かもしれませんが。

どうしても伝えたいことが一つだけあります。

前回の記事で書いたように、「語彙力をアップさせれば、他の四技能の力も自動的にアップする」、そのようには全く思っていません。

ただ、もし英検の過去問を解いて、他分野は合格点に近い点数がとれるのに、語彙で足を引っ張っている・・・そう感じる方がいらっしゃったら、是非語彙学習に力を入れてみてください。(その際、何度も書いていますが、力を入れる=”単語本ばかりを読む”ではありません)

私自身、1級受験の際がまさにその状況で、語彙強化→合格→「英字新聞が読める」という新たな境地に達することができました。

その感動を、ぜひ皆さんにも味わっていただきたいと願っています。

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単語学習に対する、一英語講師の思い (その1)

先月から数回に渡り、単語学習に特化した記事を書かせていただいています。
自分が講師をしていること、そして自分が長年やってきた学習内容と合わせて、「単語学習ばかりをプッシュする」ことには、一種の葛藤がありました。

今回の記事では、その理由について、一度じっくりとお話しさせていただきたいと思います。

単語本の暗記に時間をかけ過ぎない

私が以前予備校で教えていた時、英語がすごく苦手な生徒さんの共通点が、単語本を開いて、それに出てくる単語を書いたり眺めたりして覚えようとしていることでした。
何から手をつけていいのか分からずに、「とにかく単語を覚えれば、文が読めるようになるのではないか」、そう思っていたのだと推測します。

もちろん、”すごく苦手”と限定したお話です。こちらにわざわざお越しくださる、志のある皆さんが学習していらっしゃることを、いきなり彼らのしていたことと同じと決めつけるようなことはしません。

ですが、誤解を恐れずに言えば、実際に単語本を利用していらっしゃる大人の学習者の方々の中にも、単語本での学習自体に時間をかけ過ぎているパターンが多く見受けられるのです。

一度、じっくりと考えてみてください。
「単語さえ覚えれば、自分のしたいこと(読む、書く、聞くなど)ができるようになる。」
そう思ったことはありませんか?

例えば、資格試験の勉強では、専用の単語本が数多く販売されています。
これらの単語さえ覚えれば、試験に合格できるものでしょうか?
その試験に必要な文法力・読解力・リスニング能力・・・等全てをバランスよく向上させてこそ、真に太刀打ちできる英語力が身につくのではないでしょうか。
「単語を覚えれば、全ての能力も自動的に上がってくる」という幻想を私は信じません。

そして、以前から書かせていただいているとおり、単語の習得は決して単語本だけでは完結しません。
単語本でチェックした単語に、実際読んでいる文章のなかで、生きた形で出会ってこそ、本当の意味で身についたと言えるものです。
(そういった理由からも、全ての分野をバランスよく勉強していくことをお勧めしています。)

例えば、一日の中でまとまって集中できる時間(貴重な時間)を、単語本単体での学習ばかりに使っている方がいるとしたら、本当にもったいないと思うのです。

「そんなことを言ったって、そんなふうに出会うことなんて、早々あるものではないし」

単語本の単語に出会うことが少ないということは、実際に生きた形で出会うこと(読解など)にかけている時間が少ないということを、皮肉にも証明していることにはなりませんか?

関連記事: 単語学習を楽しもう  ~”1冊をじっくり”からの解放~

おわりに ~次回予告~

「単語本だけでなく、(単語に別の場所で出会えるように)他分野と並行して学習をすべきである」

これが私が英語学習者の皆さんに一番伝えたいことの中でも、最も重要な事項の一つでした。(それはこれからも決して変わりません)

講師として、そしてブログで英語学習について書く者として、単語ばかり学習している印象を与えることはしたくない。
それもあり、単語に関する記事が続くのを避けていた。そんな裏事情がありました。

ですが、実は今、私は(期間限定ではありますが)単語学習に特化しようとしています。

それに当たっては、講師として、そして今度は、国連英検特A級に挑戦する者として、責任を持って自分のすること、その意図についてお話しする義務があると感じています。

次回の記事では、「英単語の習得(ボキャビル)に力を入れるべき時」というテーマで、自分のこれからすることについてご説明させていただこうと思っています。

次回の記事もよろしくお願いいたします。

【予告】 ボキャビルに使っていく本はこちらです。
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