Archive of ‘発音’ category

Podcastで発音を学ぶ Pronuncian

気軽に自分のペースで発音レッスンを進めることが出来るPodcast、Pronuncian を紹介します。

 

Pronuncianは、Seattle Learning Academyで発音を教えているMandy先生による無料の発音レッスンPodcastです。2008年から現在まで172本配信されています。1つのエピソードが5分〜10分でまとめられており、中級〜上級者を対象としています。

 

iTunesページまたはWebsiteから音源をダウンロードします。リスニングが苦手な方は、Podcasts 、mimiCopy など、再生スピードを変えられるiPhone/iPad アプリを使うといいと思います。耳だけでは厳しい場合でも、全てのエピソードにスクリプトがあるので心配無用です。Webpageの下側に、Full Episode Archiveという部分があります。そこをクリックすると、スクリプトへのリンクが表示されます。

 

 

1話完結ですので、どの回から聞いてもOKですが、まずは Special podcast for Japanese speakers of English (2008/8/7放送)という、日本人に向けた回を聞くことをオススメします。この回では、日本人が苦手な母音、子音を挙げ、どのエピソードを聞けば良いかが説明されています。172回全てを聞くのは大変ですので、まずはこの回で紹介されているエピソードをやってみるとよいと思います。

 

このPodcastの良いところは、発音のクラスで先生の説明を聞き、一緒に練習しているかのような一連の流れがあるところです。例えば第一回目、th サウンドのページを読んでみてください。thを発音する際の舌の位置、息の使い方から始まり、th が含まれる単語の紹介があります。そして最後にth をふんだんに含んだセンテンス、”Think about this thing, that thing, and those things.” を練習します。練習用のセンテンスがあれば、Podcastを聞いた後に心ゆくまで練習することが出来ますね。聞いて納得するだけではなく、何度も繰り返し練習することが大事だと思います。

 

中級者以上で、リスニングの練習も兼ねて発音を練習したい方はProuncian podcast を活用してみては如何でしょうか。

 

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発音を学ぶ Mastering the American Accent

日本人英語の問題点として、よく「LとRの発音」が挙げられますね。確かに問題点の一つではありますが、日本人の英語を通じにくくしている原因は他にもあるようです。私は長らくシャドーイングをしていましたが、発音学習が後回しになっていましたので、今年は発音学習にも力を入れようと思い、オンライン英会話で週1回発音レッスンを受けることにしました。半年経過したところでの感想をまとめてみます。

 

お勧めの発音テキスト(アメリカ発音)

発音指導をしたことのあるアメリカ人の先生に教科書を推薦してもらったところ、Mastering the American Accent
と、American Accent Training (American Accent Traning)を勧められました。Mastering the American Accentは母音の発音、子音の発音が最初に掲載されていますが、American Accent Training はイントネーションから始まるようです。好みの問題ですが、まずはしっかり母音の発音を練習したほうがスムーズに学習を進められると思ったため、私はMastering the American Accent を選びました。

Mastering the American Accentには4枚のCDがついています。CDだけ聞いてもひと通りの説明がわかるようになっていますが、教科書の説明部分全てを読み上げているわけではありません。1回教科書に目を通してから、対応するチャプターを繰り返し聞くと分かりやすいです。発音の教科書だけあって、平易な言葉を使い、美しい発音で読み上げられていますので、シャドーイング素材にぴったりだと思います。

 

 発音の教科書で学べる内容

Mastering the American Accentの場合、母音、子音の発音に始まり、ストレスの置きかた、イントネーション、語彙の連結などを学びます。日本人の英語が通じにくいのは、イントネーションが平坦で、単語のアクセントの場所も間違っていることが大きいと思います。LとRの問題にしても、LとRが単語中のどこにあるかで発音も違ってきますし、単純にrice と lice の練習をすればよいわけではないことがわかります。また、 to が ”タ” 、and が ”ン” のように発音されるReductionや、単語と単語のつなげ方なども、日本人が不得意とするところではないかと思います。Mastering the American Accentは、個々の発音、アクセント、イントネーションを正しく身につけることで、英語らしいリズムで話せるような構成になっています。

教科書を使うことで発音を系統的に学ぶことが出来ます。オンライン英会話レッスンなどで発音について相談すると、問題のある個々の母音、子音の発音をピックアップして練習することが多いのではないでしょうか。問題のある部分をその都度直してもらっても、なかなか定着しないのは発音のルールを知らないせいもあると思います。そして発音の問題点は、自分が思っていた以上にたくさんあります。いちど教科書を読んで大まかにルールを確認し、英会話の時に先生に確認してもらうとよいと思います。自分では出来ていると思った発音でも、ネイティブスピーカーに聞いてもらうと、”slightly off’ と評価されたりします。教科書を使って独学しても得られるものはたくさんありますが、オンライン英会話で発音をチェックしてもらうと練習の効果を実感しやすいのではないでしょうか。

 

 まとめ

発音の教科書を2-3度読んだからといって、劇的に発音が改善することはありません。付属のCDを何度も聞き、シャドーイングするなどして、繰り返し練習する必要があります。シャドーイングを続けていくうちに日本語の発音では使わない筋肉が鍛えられていくのを感じます。すべての発音を完璧にするまでやる、というのは現実的ではないと思いますが、3ヶ月、半年と期間を決めて集中的にやるとよいと思いました。

ただ、英語学習の初期で自発的にほとんど話せない時に発音学習だけしてしまうと、せっかく学んだ発音が活かせません。発音はサイドメニューとし、リーディング、リスニングも同時並行で学習する必要がありそうです。完璧な発音にこだわってしまうと自信をなくしてしまいますので、発音はあくまでもサイドメニューとし、まずはある程度まとまった量の発言が出来るよう心がけるとよいのではないでしょうか。

 

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Mastering the American Accent

American Accent Training (American Accent Traning)

発音確認できるサイト howjsay

英文を読む時やスピーキングの際、”あれ、この単語ってどう読むんだっけ?”と疑問に思うことはありませんか?一昔前は辞書で発音記号を確認しましたが、現在は無料のオンライン辞書で発音を聞くことが出来ます。数あるオンライン辞書の中でも発音に特化した便利な辞書、howjsay.com を紹介します。

howjsay.com は、成長し続けるオンライン辞書です。現在約15万語が収載されています。この辞書の良い点は、合成の音声ではなく本物の人が読み上げた音声であることです。基本はイギリス英語の発音ですが、アメリカ英語と違いがある場合は両方読み上げられます。

 

使い方は簡単です。発音を確認したい語彙を入力してsubmitボタンを押すだけ。

 

イギリス英語独特の発音を心配される方がいらっしゃるかもしれませんが、発音にバリエーションがある単語の場合は、イギリス発音、アメリカ発音が続けて発音されます。試しにvase, schedule など、イギリス、アメリカで明らかに発音の違う単語を入力してみてください。

 

howjsay の長所は、専門用語が充実しているところです。通常の辞書であれば、一般的な単語の発音を聞くことは出来ても、化学や生物学などで使われる専門用語の発音を聞くことが出来ないことが多いです。例として apoptosis (細胞の自然死)という単語を検索してみてください。この単語にはいくつかの発音バリエーションがあるのですが、howjsayでは4つの発音を聞くことが出来ます。また、cholecystitis (胆嚢炎)、diastema (すきっ歯)、atherosclerosis (動脈硬化) などの病名や、thioglycollate (チオグリコール酸)、methyl salicylate (サリチル酸メチル) などの化学薬品名の発音も聞くことが出来るのは素晴らしいです。日常生活においては、これらの専門用語の発音が必要になることはあまりないとは思いますが、病名などはほんの少し発音が違っただけでも分かってもらえない事がありますので、話す機会がある際はこちらのサイトで確認すると良いと思います。

 

howjsay のもう一つの特徴は、人名、地名の発音も充実しているところです。例えば英文記事を読んでいて、ウラジミール・プーチンの読み方が分からなかったとします。vladimir と入力すると、英語読みとロシア読みの両方を読み上げてくれます。また、Dinka という地名がどこか分からない時は、Dinka と入力すると、”ディンカ、スダーン” と国名と共に読みあげてくれます。他にもサンクトペテルブルク “Saint Peterburg” など、日本語発音と英語が似ても似つかないような発音である場合もこの辞書が役立ちます。英文を脳内音読していて、人名・地名の読みが分からなくて”ウ、ウラなんとか・プーチン”などと適当に流してしまっている事も多かったのですが、こちらの辞書でしばしば目にする人名、地名の正確な発音を確認するようになってからは、英文記事読解のストレスを少し減らすことが出来ました。

 

有料ですが、iPhone (350円)やアンドロイド版アプリもあります。オンライン版は無料で利用出来ます。発音のみに特化した辞書ですが、いつもの辞書の補助として活用するとよいのではないでしょうか。

 

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英語のリズムをつかむためのおすすめ教材

前回のなぼむしさんの記事で発音学習の意義について触れましたが、今回は発音、アクセント、イントネーションについての教材をご紹介したいと思います。

American Accent Training

この教材は英語を母国語としない人たちのために作られた発音とイントネーションのトレーニングのための本です。(アメリカ英語に特化しています)

CDが5枚付属しており、書籍の内容を著者のAnn Cookさんが丁寧に朗読してくれています。
発音も重要であるけれども、通じるための英語を話すためにはリズムや抑揚が必要であるということを理解できます。
朗読はとても聞きやすく、たとえ聞き取れない場合でも書籍で確認することができるのでリスニングに自信がない方でも問題ありません。書かれている英語自体も学習者向けなので分りやすい英文になっています。
聞き取れる方は書籍なしでも学習できるのでどこでも学習ができます。(とは言ってもさすがに電車の中では無理ですが…。)

トレーニングの内容も飽きさせないように工夫がこらされています。学習中に使用する鏡やペンも教材に含まれています。

各国の英語学習者がこんな喋り方になってしまう…という例もいくつか挙げられており、音声の方では実際にAnnさんがその悪い例の真似をしてくれています。日本人学習者の例では思わず「あるある〜!」と思ってしまうこと間違いなしです。見事に日本人にありがちな単語でブツ切れの文章になっています。

とりあえずリズムに乗って喋れば英語っぽくなるよ!と言っているだけじゃないか…という印象を抱かれる方もいらっしゃるかとは思いますが、リズムに乗るということはとても大切なことです。
発音をしっかり理解することでリスニング力がアップするのと同様に、英語のリズムをつかむこともリスニング力向上のためにはとても重要なことです。

実際に大きな声で発音やイントネーションを練習して、スピーキングに自信を持つと同時にリスニング力もアップさせていきましょう!

英語力アップのための発音学習

皆さんは発音を学習することについてどう思われますか?

発音学習ほど、取り組む人と取り組まない人の差が極端な分野はないと思います。
「発音なんてどうでもいい。日本人英語でいいじゃないか」という意見。
そうかと思えば、発音に関する書籍がよく売れていたり、発音専門のスクールもあるほど。

今回の記事では、発音学習の意義を再検証、方法を紹介しながら、発音学習を通じた英語力アップについて考えてみたいと思います。

発音を学習する意義

私の考える発音学習の意義は以下の二つです。

  • 相手に言いたいことをスムーズに伝えられる
  • リスニング力がアップする

この二つ。考えてみれば当たり前のことかもしれません。発音=英語を声に出すこと。自分が意見を相手に伝える際にも、音声を使ってコミュニケーションをとりますし、相手からの意見を聞く際も同じことです。

「日本人英語でいい」というのは、完璧を求めて口数が少なくなってしまう人にとっては、大いに勇気づけられる意見だと思います。私自身もその姿勢自体には賛成です。

ただ、リスニングとなると話は別です。
正しい音を聴き取れる力は不可欠であり、そのためには自分も正しい発音を理解しておく必要があると考えます。

具体的な学び方

まず、発音記号を読めるようにしましょう。
それによって、辞書を見るだけで初見の語を発音することができるようになります。
(発音記号の読み方については、次項で紹介する書籍でご確認ください。)

また、以前ご紹介したオンライン辞書の一つ、goo辞書では、汎用の発音記号が表記されていて(フォントの関係でサイトによっては独自表記のところもあります)、正しい発音を聴くことができます。
記号の発音を確認した後に、新出単語や、うろ覚えの発音の単語を確認していくことをお勧めします。

発音に関する書籍

発音に関する書籍の有名どころです。私自身は、1冊目の岩村圭南先生の本を使用していましたが、気軽に取り組めるスタイルで大変おすすめです。
音読で鍛える英語の発音―読んで・聞いて・声に出す英会話練習法 (英語トレーニング・シリーズ)

英語のリスニングは発音力で決まる!

これだけで聞ける・話せる UDA式30音でマスターする英会話

おわりに

完璧を目指して挫折してしまっては本末転倒です。発音学習の利点を踏まえた上で、戦略的に英語力アップにつなげていきましょう。