英検1級ライティングの際にお世話になった英文添削サイトをご紹介致します。EverybodyLovesEnglosh.comは、アメリカ人の先生が個人で立ち上げたサイトで、ある程度個人の要望を聞いてくださるので、先生に相談しながら自分の希望にあった形で添削を受けることが出来ました。
添削オプションは5つあります。まずはBasic.ワード文書でライティングを送ると、間違い部分がマーカーでハイライトされ、その後に正しい文章が書かれています。作文に対する短いコメントもついて、1語あたり0.03ドルです。200語の作文は6ドル、日本円で約500円程度です。
次にGrade Levelを測定するタイプ。これは上記のBasic添削に加え、書いた作文のシラブルから6歳~19歳まで4段階のレベルが判定されます。1語あたり0.04ドルです。
Double Correctionは、間違い部分がマーカーでハイライトされた状態で返却され、最初の段階で訂正はされません。自分で正しい答えに書き直すスタイルです。これ以上は出来ない!というところまで考えなおしてから改めて提出すると、正しい答えを教えてくれます。1語あたり0.05ドルです。
Your Writing Recorded というスタイルでは、英文添削をしてもらった後、直された英文をチューターの先生が読み、mp3に録音します。料金は1語あたり0.05ドルです。
Best Learning Optionは、上記のGraded level, Double Correction, Recordingに加え、詳しいコメントと、今後のライティングに関しての提案がついて1語あたり0.07ドルです。
英文添削のススメ
大人の英語学習はほとんど独学で出来ると思いますが、ライティングは是非英語ネイティブスピーカーに添削してもらうことをお勧めします。なぜかといいますと、簡単な文法間違いは自分でも気づいて訂正できますが、自然な言い回しや、英語独特のライティングルールは、人に指摘されないとなかなか気づかないからです。私が今までに指摘されたことを例に挙げますと、”事実と感想が混ざり合った作文は読みにくいので、客観的事実を述べる部分に自分の意見を織り込まないこと”、”結論に新しいアイデアを書かないこと”、”I think を多用しないこと”、”But, However, Althoughを使い分けること”などです。
もう一つ、添削に出すことの利点は、読まれることを意識して、読み手にわかりやすい英作文を書くようになることです。英語ネイティブの先生は、文章に説得力があるか、論理的で飛躍がないか、などを繰り返し指摘してくださいます。これらの注意点を繰り返し受けるうちに、どうしたら伝わりやすい文章になるか、構成を良く考えるようになります。日本語のように、読み手も当然理解しているだろうということでも、省略しないで書かないと”何を言いたいのかわからない”とバッサリ斬られてしまうのです。日本語のHigh contextな文章は通じないということを意識しながら文章を書くことが、更なる上達につながると思います。
まとめ
英文添削を受けることは、ライティングのルールに則り、分かりやすい文章を書くために重要です。無料の相互添削サイトでは、直しやすい部分だけ直されていたり、添削部分の理由がわからないことがあります。少々お金はかかりますが、500円程度で十分なフィードバックが得られますので、是非EverybodyLovesEnglish.comを試してみてください。