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Amazonの英語難易度別リーディングガイドで本を選ぶ

英語を意識せずに本の内容を心から楽しむことが出来たらいいと思いませんか。そのためには自分のレベルにあった本を探すのが大事なのですが、何万冊もある本の中から自分の興味とレベルにピッタリの本を探すのは至難の業です。だからこそ、面白い洋書に出会えた時の喜びも格別なのですが、出来れば労せずして自分のレベルに合う本に出会いたいものです。すでにご存知の方も多いとは思いますが、Lexile指数を元にしたAmazonの英語難易度別リーディングガイドを紹介します。

 

Lexile指数とは、米国ノースカロライナ州の教育測定会社MetaMetrics®社が開発した、「リーディング能力」および「文章の難易度」を示す指標です。アメリカの小学1年生から高校3年生にあたる各学年と対応しています。

リーディングに適切な難易度は、自分のLexile指数のマイナス100からプラス50だそうなので、Lexile指数が1000の人なら、900から1050のものを選べば良いことになります。

 

それでは、自分のLexile指数を調べるにはどうすれば良いのでしょうか。TOEICを受けたことがある人なら、TOEICのリーディングからLexile指数を換算してくれるサイトがあります(無料です)。コチラのページの中ほどにスコア変換ツールがありますので、自分のスコアを換算してみてください。TOEICを受けたことがない方ならば、Amazonが提供するLexile指数別サンプルテキスト を利用して自分がラクに読めるレベルを探してみると良いかもしれません。

 

自分のLexile指数が分かったら、英語難易度別リーディングガイドのページに戻り、左側にある”Lexile指数から本を探す”のページをクリックします。たとえば、人気多読本のHolesはLexile指数600−695、アメリカの小学校3−6年生に分類されていますね。私も多読初期の頃にHolesを読みましたが、かなり手応えがあり、”これで小学生レベル!?”と衝撃を受けました。ただ、先ほどの学年別Lexile指数の表をみても分かるとおり、学年内でかなりのバラつきがあります。小学校4年レベルで445−810です。同じ4年生でも、自宅で全く本を読まない子と読書が習慣付いている子では、かなりの差があるからでしょう。日本人の英語学習者にしても、いくらテストの点数が良くてLexile指数が高めに推定されたとしても、英語の本を読み慣れていないために、小学生レベルの本がラクに読めないということもあり得ると思います。あまり落胆せず、少し下のレベルの本から選ぶとよいのではないでしょうか。

 

Amazon以外にも、小中学生向けの本を紹介しているサイトがありますが、その中でも特にお勧めなのが “The Stacks” です(以前の紹介記事はコチラ)。こちらで紹介されている本は現在小中学生に人気の本です。子供向けの本ながら、人気のシリーズはやはり面白いです。こちらのサイトも参考にされてみてください。

 

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お買い得感アリ!Active English Grammar (Collins Cobuild) [Kindle版]

今回は Active English Grammar (Collins Cobuild)という中級以上を対象にした文法書をご紹介します。
英語で文法学習をする時に Grammar in Useなどを使用される方が多いですが、こちらは問題集ではなく文法解説書です。


Active English Grammar (Collins Cobuild)

どんな感じ?

Kindle版を購入したので、ペーパーバック版でどの程度の大きさなのか分かりませんが、ボリュームとしては448ページです。

使われている英語はわかり易いので、中級以上の方ならストレスなく読むことができるはずです。文法用語などが分からない場合があるかもしれませんが、それも最初のうちだけで慣れてしまえば問題ないと思います。

内容

内容ですが、大きく19の章に分かれていて、その章の中に細かく項目があり、合計で102の項目に分かれています。

例えば、”QUESTIONS”という章の中に、

Questions
‘Wh’ – questions
Question tags: forms
Question tags: uses
Indirect questions
Short answers

というユニットがあります。日本の文法書と変わりませんね。

そしてその項目の要点がそれぞれ簡潔に数点述べられています。

このQuestions に関しては

In most questions the first verb comes before the subject.

‘Yes/No’questions begin with an auxiliary or modal.

‘Wh’- questions begin with a ‘wh’- word.

と要点が3点述べられています。

この後に細かい説明が何点か挙げられていくのですが、その説明も簡潔にまとめられており、説明の後に例文が数個記載されています。もしその項目の説明についてイマイチ分からなくても、例文の該当箇所に下線が引かれているので「ああ、このことか!」と把握することができます。

巻末には用語集と不規則変化動詞の表があります。

やはりここでKindleで良かったと思うのは、このglossaryの用語説明の後にある”See Unit◯, ◯, ◯”というリンクで一発で該当のユニットを参照できることです。

これはこの用語集だけでなく全般的なことなのですが、何かを説明してあり、「◯◯を参照」というところですぐにそのページへ移動できるというのは電子書籍の利点ですよね。

まとめ

問題集ではないので練習問題を解きながら覚えるタイプの学習はできません。また、高度なことが詳細にわたって書かれているわけでもないので、文法をみっちり完璧に仕上げよう!という目的には向かないと思います。

ただ、あまり小難しいことは必要ないけれどひと通りのことを確認したい、ネイティブがどのような感覚なのかを知りたいという程度であれば問題はないでしょう。読みやすい英文なので、リーディング素材として学習に取り入れても良いかもしれません。(面白いか面白くないかは別問題ですが)
何より、377円(Kindle版価格)という価格にしてはかなりの充実度です。Kindleでは無料でサンプルも見られるので、一度ご覧になっていただくと良いと思います。

他の購入者がハイライトした箇所が表示されるようにしておくと、「あら!そうなの!」と思うような項目だったりすることもあるので、そういう点でも面白いです。

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【基礎を固める英語学習法】 ”薄くてカンタン”を過小評価しない!

目の前に2冊の英文法問題集があります。
1冊は、とても薄いもの。中をめくってみると、解けそうな問題が結構たくさん目につきます。
そしてもう1冊は、さっきのものより分厚いもの。中身も、なかなか手ごわい問題が多そうです。

皆さんはどちらを選びますか?

”薄くてカンタン”を過小評価しない

いかがでしょうか?
後者の方を選ばれた方が意外と多いのではと想像しています。
「どうせやるならガッツリと」
「全て網羅されていたほうが安心」
「基礎はある程度分かっていると思うし、その先を身につけたいから・・・」

今までの記事でも、「まずは薄くて簡単な問題集を1冊仕上げてみましょう」と何度か書かせていただいています。それでも、「薄くてカンタン」=「得るものが少なそう」と、手をつけない方も多くいらっしゃるようです。
もちろん、問題が100%全て解けるような問題集ならば、レベルにあっていないとハッキリ言えます。
「薄いから」「簡単そうだから」と敬遠してきた問題集。本当に全部解くことができますか?

「薄くてカンタン」のその先が大事

その「薄くてカンタン」を解いてみたら、70%正解できていた。いや、90%も解けている。それは人によってそれぞれです。ここでの点数を競っても意味はありません。
まずは、そこで不正解だった所をカンペキにしましょう。文法書や参考書でしっかりと内容を理解します。

これでようやく土台の完成です。

実はここから先が最も大事な部分になります。
それで土台を完成させたら、次は”実地”に出てみましょう。実際に文章を読んでみるのです。
その際にも、いきなりレベルの高すぎるものを選ばないこと。
これはちょっと簡単すぎる、短すぎると思うような素材が一番適しています。

読んでみると、習った通りの文法事項が出てきています。「あ!have + been + ~ingだ」「おお!enjoyのあとはやはり ~ingになっている」・・・いろいろな発見があることと思います。
ですが、そのような「カンタンすぎる」と思う素材の中にも、「え?これは見たことがないぞ」と思うような単語の用法や文法事項が必ずいくつかは出てくるはずです。

それを見逃さないことが大切!

そこでまた、文法書や参考書に立ち返り、その内容をしっかりと確認します。
以下はできる限り多くの文章に触れながら、「わからないことに出会う」機会をどんどん増やしていく。

以上が、学習の手順になります。

「分からないことを発見できる」力が大事

分厚い問題集には、分からないことがゴロゴロと出てきています。
それを回数をこなすことで強引に理解しようとしても、実際のところ無理があるのです。

分からないことにゆっくりと出会い、一つ一つの疑問を大切にする。
丹念に調べる。

何が分からないのかを見つける力は、この先長く続く英語学習の中で、必ず活きてくるスキルです。

分厚い問題集で取りこぼしの補強をするのは、もっと知識がついてからで構いません。

春は何かを始めるのに最適な季節。
もう一度、基本に立ち返って、学習をスタートさせてみませんか?

  

※ここに紹介した問題集は「薄くてカンタン」の一例です。
「カンタン」かどうかについては個人差が大きいですので、一度書店にてご確認いただくことを強くお勧めします。

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数字に強くなる!「クイックレスポンス式 数の英語トレーニング」

文法をきっちりやっていても、リスニングをしっかり練習していても、つい引っかかってしまうのが数字ですよね。
読むだけなら数字を見てさっと理解できますが、英語を聞いたり話したりしている時に大きな数字がいきなり出てくると目の前が真っ白になってしまったりしたことはないでしょうか。

過去にも数の数え方辞典を紹介したり、英語で数字を言う練習をするiPhoneアプリを紹介したり…と色々やってきましたが、今回はスマホも使わずCDの音声だけでもトレーニングできる教材をご紹介したいと思います。


クイックレスポンス式 数の英語トレーニング

どんなもの?

CD2枚と薄い新書ほどの大きさのテキストがセットになっています。

基本的にはCD音声の英語を日本語に、日本語を英語に…というトレーニングです。
最初の方は数の基本と学び方など、数字を言う際のコツ、注意点などがしっかり書かれているので、テキストもしっかり目を通した方が良いです。
日本語と英語では数字の桁の区切り方が違い、その違いによって私たちは混乱してしまっているんですよね。ですから、特にこの「桁の区切り方」について説明されているところはきちんと読んでおいて、仕組やコツを頭に入れてから音声の練習をした方が良いですね。

内容

基礎トレーニングとして、LEVEL1〜6、実践トレーニングとしてLEVEL7,8があります。

日本語が読まれるので、その後の空白の間に英語で答える。その後に英語が流れる。これがトレーニングの一つのセットになっています。
その逆で、英語で数字が読まれた後に日本語で答えるというものもあります。
ここで読まれるものはきちんとテキストに記載されていますが、テキスト無しでも進められます。
(テキストにどのように書かれているかはこちらのページの中身確認で一部をみていただけます)

LEVEL1では2〜4桁の数字から始めます。
最初の方は「12」「twelve!」という感じなので、全く気負うことなく始められます。

4桁なんて余裕余裕!と思っていても、「6394」と日本語を聞いた後に、「six thousand three hundred …」と答えながら「あれ?十の位って何て言っていたっけ…」と忘れてしまうなど、英語以前の問題ではないか?という所でつまずいたりも…。

LEVEL1でもたもたしていると、LEVEL5で 「5,897,436,283,928」なんていきなり言われても言えるわけない!と思ってしまうかもしれませんが(LEVEL6はシャッフルなので、実際はLEVEL5が13桁以上というレベルになります)、ここは焦ること無く、一つ一つのLEVELを丁寧にやっていけば良いと思います。

数量や単位のトレーニングもあり

LEVEL7,8では、実践トレーニングとして数量表現のクイックレスポンスのトレーニングができるようになっています。

序数や少数から、年齢、時間、単位…などの練習ができるようになっています。
1兆3千5億12万483…なんて数字よりも、時間や通貨、分数などの方がよく使いますよね。
少しここの練習問題数は少ないような気はしますが、一通りの読み方の法則を頭に入れてしまうことに集中すれば良いと思います。

まとめ

CDだけでトレーニングはできてしまうのですが、最初の方に結構良いことが書いてあります。こちらの中身を見られるページでも、そこらへんのキモになるようなところは見られないようになっているので、やはりそこがポイントなんだろうと思います。

やはり、重要なのは日本語と英語での桁の違いですよね。それを少しずつ慣らしていくことができる良い教材だと思いました。1,050円という値段もお得な気がします。
文法をやろう!ボキャビルに力を入れよう!ということはよくやりますが、数字をやろう!というのはつい後回しにしがちですよね。もし「数字をやろう!」と思っていらっしゃる場合はちょっと中身だけでもチラ見してみてはいかがですか?

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National Geographic (英語版)をNewsstandで買ってみました

いまいちiPhone内のNewsstandを活用できていない…ということで、今回National Geographic を買ってみました。
定期購読しかできないのかと思っていましたが、好きな号を選んで1号500円で買うことが可能でした。


National Geographic Magazine

目次などが見られないので、単発買いの場合は事前に内容をチェックしておいてください。

開いてみるといきなりこのように動く表紙だったので、単純な私は「わー、アプリ版買って良かった!」少し感動していました。
iPhone5の画面には対応していないようで、上下が切れています。


内容はこのように、Editor’s noteから始まり、特集記事が7本、END NOTEなど数記事で構成されています。

記事タイトルの下を見てみると、READ、WATCHなど書いてあります。

READは普通にテキストを読むものです。このテキストはコピーができないようになっているので、わからない単語があってもアプリ内辞書と連携して調べるということは残念ながらできません。
記事の途中でタップすると地図や図表が出てくるものもあります。
電子版ならではのSNSでのシェアも可能です。

LOOKでは写真を見ることができます。これは個人的にはあまり見たい写真ではありませんが…。

WATCHでは動画を見ることができます。私はiPhoneの画面でしか確認できていませんが、とても良い画質でした。(横画面にしたら大きく見ることができます)

LISTENとあるものではREADのところに書いてある記事を筆者が朗読しているのを聞くことができます。
この画面で聞くことしかできないので、スクリプトを見ながらという訳にはいきませんが、聞き取れないものをメモしておいて後から確認することは可能ですよね。

買ってみないとどの程度のものなのかが分からないので試してみましたが、日本語版もリリースされたことなので、ご検討中の方の参考になれば幸いです。

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外務省のページ「わかる!国際情勢」  ~英字記事の理解や国連英検の準備に~

前回までシリーズ4回にわたり、英字新聞の読み方・選び方についてご説明させていただきました。
「レベルにあったものを選ぶのが大切」と繰り返してまいりましたが、ここでいうレベルとは英語力そのものについてだけではありません。
予備知識のない分野の記事については、いくら単語・文構造が分かっても意味をとるのが難しいということが十分に起こりえます。

今日は「予備知識をつける」ためのサイトを一つご紹介させていただきます。

国際情勢についての情報を得られるサイト

今回ご紹介するのは、外務省のページ「わかる!国際情勢」です。

たまたま私自身、国連英検の対策の一環として、スリランカ内戦のことを調べようとした時に見つけたページだったのですが、内戦の背景について歴史からしっかりと書かれていたこと、日本の対応など詳細に書かれていたことに感銘を受けました。

スリランカ内戦の終結~シンハラ人とタミル人の和解に向けて

更新頻度は不定期のようですが、1回1回の情報がとても濃いので読みごたえがあります。
(この記事を書いている2013年3月8日現在、97回分あります。)

また、上述のように一つの事象について背景や歴史などから丁寧に触れられていて、更新年度が古いものでも充分に勉強に値する内容になっています。
ぜひ一記事一記事、じっくりと読み進めることをお勧めします。

国連英検対策に特にお勧め

このサイトはもちろん「国際情勢を勉強したい」全ての皆さんにお勧めできるサイトなのですが、特に国連英検の受験を考えていらっしゃる方には必ず見ていただきたい内容となっています。

その理由は、各事象に対して「日本がどのように対応しているか」書かれているからです。

以下のページをご覧ください。

国連英検とは (国連英検公式ホームページ)

A級の英作文の出題テーマをご覧いただくと、全て「日本がどう対応すべきか」「日本に何ができるか」という内容になっているのがお分かり頂けると思います。

もちろんエッセイでは自分の意見を書けばよいわけですから、何もこの内容を丸暗記すべきだと言っているわけではありません。
ですが、「日本は実際にこのようなことを行っている」と書ければ、内容にさらに説得力が増しますし、背景・歴史などの深い知識を身につけておくことは、2次試験の面接などにも活きてくることと思います。

まとめ

背景知識を得ておくことで、関連の英字記事が一段と読みやすくなります。
このようなサイトを積極的に利用し、ぜひ多くの方に英字記事を読む面白さを知っていただけると嬉しいです。

関連記事: 「日本語で」背景知識を得ること

国連英検などのスピーチにおすすめ 外務省のウェブサイト

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英字記事を読めるようになる方法 (3) 試験を戦略的に活用する

これまでの英字記事シリーズでは、記事を選ぶ際、「知らない語彙が多すぎず、自分になじみのある内容で、レベルに合った記事を選ぶのがよい」と書いてきました。

至極当たり前のように思える、これら3つの判断基準。
全てを満たす記事を自分で見つけ出すのは、そう簡単なことではありません。
「何から始めたらいいのだろう」、
「この記事は自分のレベルに合っているのだろうか」

なかなか自分では判断の付きにくいこれらのこと。
実は、するべきことそのものずばりを示してくれる、とっておきの試験があるのです。

英字新聞が先か、英検合格が先か

その試験とは・・・実は「英検」なのです。

私が英字記事を読めるようになった過程は、そのまま英検1級合格を手に入れた過程とぴったり重なります。

私の場合は、「英検1級を取りたい」という気持ちのほうが先にありました。合格して、そしてこのように自分の英語学習について振り返る機会を持つようになって初めて、英検1級取得のために行った学習の一つ一つが、英字記事を読める力を培うのに役だったのだと気づきました。

「英検1級に合格したいから、英字新聞を読む」
「英字新聞を読めるようになりたいから、英検1級を受験する」
私はどちらの動機が先であっても構わないと思います。

何からしたらいいのか分からないと迷う方にとって、英検は「これだけの語彙レベルが必要」、「これくらいの長さ・難易度の文章を読める力が必要」とはっきりゴールを示してくれる頼りがいのある存在になります。
取り立てて資格をとる必要がない方も、資格の勉強なんて・・・と思う方も、「手段」の一つとして取り入れてみることを強くお勧めします。

英検学習の”ココが効く”

英検の問題の中で、英字記事を読む力をアップさせるのに直結するのは、語彙パートと長文読解パートです。

語彙パートに関しては、記事媒体にも寄りますが準1級~1級レベルの単語を習得することが必要不可欠となってきます。
「1級の単語本にあるような単語なんて普段目にしたことがない」、そういう声も多く聞きます。
実はThe Economist, NYT, TIMEの記事の中には当たり前のように顔を出してきます。
準1級の語彙に至っては英字新聞を読む上で必要不可欠の単語ばかりです。準1級の単語がわからなければ、以前の記事で書いたような7割のラインは簡単に切ってしまいます。準1級の単語本は丸々完璧にするくらいのつもりで身につけておかねばなりません。
(※準1級の単語本を完璧にするまで、読み始めるなという意味ではありません。単語力は実際に文章を読むことを通して身につけていくものだからです。)

そして、長文読解パートです。
これは英字記事とすることは同じ「読む」ことなのですから、なぜ大切か、まわりくどい説明は不要かもしれません。
文章の長さも英字記事1本と同じくらい、内容も時事問題や各種分野の専門的な話題など、英字記事と共通するところが多いです。
強いて違いを上げれば質問がついているかどうかという点ですが、実はこの「質問が付いていること」がより一層読むことの効果を上げるのです。
いきなり英字記事に取り組んでも、本当の意味で理解しているのか不安になる方も多いと思います。
ちゃんと内容を理解できているかが確認できる、しかも過去問や問題集ならば、ほとんどの場合日本語訳が手に入るのでさらに深く一文一文を読みこむことができるでしょう。

まとめ

英字記事を読みたいけれど、何から手をつけていいのか分からない。
そのような場合には英検を「手段」として取り入れてみましょう。
必要な語彙力の目安がわかり、また「意味を理解して読むことができているか」確認することができます。

もちろん英検では、リスニングや英作文、面接でのスピーキングなど、直接読むこととは関係のない分野も出題されます。
読むこと(インプット)を通して、意見を言うこと(アウトプット)にも興味を持つきっかけになる。
決して英検のまわし者ではないのですが、読むだけや聴くだけでなく四技能まんべんなく伸ばしていける英検を、ぜひ戦略的に利用してみてくださいね。

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【初級向け】ボキャビル時のひと手間をお忘れなく

先日初級クラスで少し気付いたことがあるので、今回はその事について書きたいと思います。

リスニングやリーディングをしていて、「あれ?これはきちんと覚えていた単語じゃない?」というところで引っかかってしまう方がチラホラいらっしゃいました。どうして引っかかってしまったかを考えていて気付いたことが下記のことです。

発音を確認していない

まず、こちらはリスニングに関してですが、「発音を確認していない」人が多いということでした。

自分の中で思い込んでいた発音と違うためにリスニングの際に聞き取れなかったり、スピーキングの際に相手に伝わらないという致命的なことになります。必ず単語を覚える時は発音もチェックしてくださいね。単語集を利用してボキャビルをする時は、音声がきちんと付いているかを確認してください。

多読などで英文を読みながら未知の単語をチェックしている場合でも、電子辞書やDictionary.comWeblio辞書といったウェブ上の辞典で音声を確認できるものも多いので利用してきちんと確認してみてください。

動詞を原形しか覚えていない

次に気になった点は「不規則変化の動詞をきちんと覚えていない」ということでした。

初級の方には通常の学習メニューの中で少しボキャビルに力を入れてもらっています。
その際に単語集を使用しているのですが、見出し語しか覚えていないと動詞の原形しか頭に入っておらず、リスニングの際の音声やリーディングの際の文章中に不規則変化の動詞が過去形や過去分詞になって出てくると分からなくなってしまうというわけです。

文法的な知識を問われるような問題でも動詞の時制が鍵になっている場合もありますから、特にTOEICのようにスピードを問われるようなテストではサッと反応できるようにしておきたいですよね。

lay-laid-laid 横たえる
lie-lay-lain 横たわる

自動詞か他動詞か、文脈などを考えれば分かるかもしれませんが、このような紛らわしいもので混乱した思い出があります。

手間と思わない

とにかくたくさん覚えようとして見出し語だけ一気に覚えてしまいたい!という気持ちはよく分かります。

しかし、どうせ覚えるならひと手間かけて音声をチェックしたり、例文をチェックしたりしてみてください。せっかく覚えても実際に使えなければもったいないですよね。

そのひと手間で記憶に残りやすくなるかもしれません。手間と思わずに、後からきちんと使えるボキャビルをしてくださいね。

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レベルにあった英字記事が読めるサイト: Lexile リーディングガイド

英字記事はレベルにあったものを読むべき。
そうはいっても、どれが自分のレベルに合っているのかは、なかなか判断が難しいところだと思います。

実は、何から読もうか迷っていらっしゃる方に、とっておきのサイトがあります。

Lexile リーディングガイドとは

そのサービス(無料)は、Lexile リーディングガイドといいます。
このサイトはTOEICが受験者のリーディング向上力のために提供しているサービスで、利用するにはまず、TOEICを受験していること(=TOEIC SQUAREに登録していること)が必要となります。

サイト内の説明によると、Lexile指数とは、”米国ノースカロライナ州の教育測定会社MetaMetrics®社が開発した、「リーディング能力」および「文章の難易度」を示す指標”
とのこと。世界的に使われている信頼のおける指標のようです。

※TOEICリーディングスコアとLexile指数の関係については、こちらのページでご確認ください。

実際に使ってみた

どのような記事を提供してくれるのか知りたいと思い、私も実際に登録してみました。

登録ページ

TOEICの受験年度やリーディングのスコア、興味分野などを入力するだけで簡単に始められます。

(1)トップページ。青枠の中に、リーディングスコアから導き出されたLexile指数、興味ジャンルなどが表示されています。

(2)ページ下部にスクロールしたところ。おすすめの英字記事、さらにレベルにあった洋書も表示されています。

(3)実際に記事を選んで開いた画面。読み終えたら、終了ボタン(青枠内)を押します。

(4)ジャーナルという「これから読みたい記事」「読んだ記事」を保存しておける機能があります。
(2)の画像内の各記事の下部にある「ジャーナルに保存」を押すか、(3)のように記事を読んだ後「終了」を押すことで、ジャーナル内に保存されます。
保存した記事は、未読と既読でフィルターをかけて表示ができます。(青枠内)

このように使うのがおすすめ

実際にしばらく使ってみた感想ですが、最初に読む記事を選ぶきっかけとするのに、とてもよいサイトだと思いました。

ただ、記事が頻繁に更新されるわけではないこと、記事媒体が限られていることから、慣れてきたら、直接自分で記事を選ぶようにしていくほうがいいでしょう。

このサイトでどのような媒体が自分のレベルに合っているのかを知り、今度はその媒体のページ(例:CNNやHuffington Post)で直接興味のある内容の記事を検索して読んでいくようにする。そのような使い方をお勧めします。

レベルにあった記事がわからず困っていらっしゃる方は、ぜひこのサイトを試してみてくださいね。

Lexile リーディングガイド

(記事媒体の数も多く、他にも読んだ単語総数を記録したり、読むのにかかった時間を測定できる便利機能がついた有料サービス、Engaging Englishもあります。こちらのページ下部の説明をご覧ください)

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【ブックレビュー】論理が伝わる世界標準の「書く技術」

英検1級の英作文では、与えられたトピックについて、3つのキーワードを用いて論理的に自分の考えを示す必要があります。きちんと伝わる文章を書くためには、パラグラフの概念が重要です。しかし、私たちは学校の授業で、パラグラフ・ライティングについて訓練されたことはなかったのではないでしょうか。そこで、パラグラフ・ライティングの技法を日本語で学ぶことができる、論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 (ブルーバックス) を紹介したいと思います。

 

この本は3部構成になっていて、第一部では、なぜ伝わる文章が書けないのか、その問題点とパラグラフの重要性について説明しています。伝わらない文章を書いてしまう理由として、

1. 基本を勉強していない

2. 経験を積めば書けると思っている

3. 従来の学習方法に問題がある

が挙げられています。基本の型を知らないまま、ただ闇雲に書く練習をしても上達は見込めないようです。また、文単位での練習ばかりしていても、論理的な文章を身につけることは出来ません。このような問題点を把握し、パラグラフの定義や、パラグラフを使って文章を書くとなぜ論理的な文章になるのかを学ぶことで、パラグラフ・ライティングの重要性を理解することが出来るようになります。

 

第二部では、パラグラフ・ライティングの7つのルールが説明されています。これらの項目は、

1. 総論のパラグラフで書き始める

2. 1つのトピックだけを述べる

3. 要約文で始める

4. 補足情報で補強する

5. パラグラフを接続する

6. パラグラフを揃えて表現する

7. 既知から未知の流れでつなぐ

です。例文を用いて説明されていますで、自分が考えた答えと照らし合わせ、学んだポイントが定着しているか、確認しながら読み進めることができます。

 

第三部では、ビジネス実践例を用いて演習していきます。整理されていないデータや箇条書きの文章を、パラグラフを用いた文章に直していきながら、第二部で学んだポイントを実践に活かす練習をします。悪い文章と書き直し例が提示されていますので、伝わりにくい文章の問題点を自分でも指摘でき、書きなおしてみることで、パラグラフ・ライティングを深く理解することが出来ると思います。

 

この本は、日本語でパラグラフ・ライティングを学ぶ本で、英語のパラグラフ・ライティング本ではありません。ただ、英語のライティング参考書は、文例・表現集に多くのページが割かれていたり、文法の説明も混じっていたりして、効率よくパラグラフ・ライティングの基本のみを学べるとは限りません。日本語なのでサッと読めますし、パラグラフ・ライティングの基本を理解するのにとても良い本だと思います。

 

 

 

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