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スピーキング:なくて七癖

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英検二次試験対策は辛くてつまらないものですが、これだけはやって良かった!と思えることがあります。それは、他人に聞かれることを意識したスピーチ練習をしたことです。

日本在住の英語学習者にとっては英語を話す機会自体少ないですし、パブリックスピーチをすることなどほとんどないと思います。英検二次試験はスピーチや質疑応答が採点の対象になりますので、どうしたら2分間で意見が簡潔に伝えられるか、流暢に聞こえるか、ということを真剣に考える良いきっかけとなりました。今回は流暢に話すために試行錯誤した過程で学んだことを紹介したいと思います。

流暢に話すために一番大事なことは、内容がしっかりしているというのが大前提なのですが、話し方自体も重要です。英検二次試験を受けることになり、自分のスピーチを聞いたり、英検受験仲間のスピーチを聞いて意識するようになったのが Filler words でした。

Filler words というのは、言葉と言葉の間に無意識に入れてしまう余計な言葉です。よくあるFiller words として挙げられるのは、uh, um, eh, you know, anyway, like・・・などです。他にも日本人英語学習者の癖としては、 えーと、えっとぉー、あのー、うーん・うーん、アー、ウー、あんどぅー(andぅー)などがよく聞かれるfiller wordsではないでしょうか。

これらのfiller wordsは、聞いている人がイライラして気がそがれる、話し手が賢く見えない、試験などでは全く以て流暢に聞こえず減点の対象になりうる、等々問題があります。しかも話し手である当の本人は気づきにくいというタチの悪いものです。”自分は絶対に言ってない!”と思った方、自分のスピーキングを録音して確認することをお勧めします。自分の脳内イメージとは程遠い現実の姿をつきつけられてがっかりすることと思います。

これらのannoyingな言葉を消し去るための第一段階は、まず自分の喋りを録音して客観的に聞くことです。多くの人は自分のfiller wordsのパターンに気づいていないそうです。自分の場合もそうだったのですが、いくつかのfiller wordsをまんべんなく使うパターンよりも、ある決まった言葉を何回も使うパターンが多いそうです。英語ネイティブスピーカーでも、”You know, like・・・”を多用する人がいますよね。この手のfiller wordsは自分のスピーチパターンにいったん組み込まれると、言っていることも意識しないままに多用してしまうようです。周囲の人はイラっとすることもあるのですが、もちろんそんなことは本人には言えません。例え英語の先生からであっても注意されると落ち込みますので、出来れば自主的に改善したいものです。

自分のなくて七癖に気づいたら、次の段階は”言わないように意識すること”です。そうはいっても言葉につまった時に咄嗟に出てきてしまう性質のものですので、filler wordsを言いそうになった時に使える代わりの言葉を用意しておくといいようです。言葉に詰まったら前の文章をパラフレーズする、”well,” を挟む(Well,自体がFillerとならないよう注意!)、一呼吸置いてから話す、などが一般的な対処法です。

特に試験を控えている方にお勧めなのですが、試験を受ける予定のない方もこの先ずっと”えっとぉ、あんどぅー”と言いながら英会話するのも切ないですので、ぜひ自分の話し方を録音し、客観的に聞いてみることをお勧めいたします。

 

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  2. […] スピーチ:時間の感覚をつかむ 2011年02月12日(土)| 投稿者名:Emikovski View Comments 前々回、前回と自分のスピーチを録音することについてご紹介してきました。今回は英検二次試験直前ということで、直前に見直しておきたいことについて書いていきたいと思います。 […]

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