ライティング対策に力を入れ始めてまだ日は浅いですが、自分がいかに書くことを意識してこなかったかということを実感し大変驚いています。
ライティング、つまりアウトプットの練習をするためには、使いたい表現や述べたい意見を形成するためのインプットが重要となってきます。
私自身、インプットの中心は「読む」ことであると考え、多くの英字記事を読んできました。ですが、そこで蓄積されていたはずの中身が、いざ書こうとすると一向にうまく出てこないのです。
「分かる」表現と「使える」表現
例えば、urgeという単語が後ろに目的語+不定詞という形をとるということ。記事を読む中では何度も出会ってきていた用法でしたが、今までにこの単語をライティングで使ったことは一度もありません。
分詞構文(withを用いた付帯状況を含む)も、読んで訳するのに苦労はありませんが、それを使って書くということは今の自分には難しいように思います。
ライティングの対策を始めて、私自身、「読んで分かる」と「その語・表現を実際に使って書ける」の間にはものすごく大きな差があるということに気づきました。
この差を縮めていくことが、今回の課題であると考え対策を進めています。
「手を動かして」体得する
実は今回、今までにはしたことのなかった学習法を試しています。
それは、記事に出てきている文の中で、自分が使いたい表現が含まれているものを実際にノートに書き写してみるという方法です。
今回実際に手を動かしてみることで、これは「今までには使ったことはないな」ということを実感し、「今度は絶対に使ってみたい」という気持ちが湧きあがってくるのを感じます。
読んでいるだけでは、意味がわかるから頭の中に引っかからず通り過ぎて行ってしまうのですが、書くことで自分の中にしみこんでいく、そのようなイメージを持っています。
使いたい表現を探しながら読む
「これを実際に書くことができるだろうか?」そう思いながら記事読みに取り組んでみると、たった一つの記事にも「この単語を使えたら格好いいな」、「この表現を使って書いてみたいな」と思う単語・表現、文章のスタイルが溢れていることに気づきます。
現段階で、私が実際に注目している3つの点を挙げておきます。
・ディスコースマーカーや意見を述べるための定型表現
・言い換えの表現
・コロケーション
これらを意識することでどのような変化が起きるかについては、随時記事のほうでご報告させていただきたいと思います。
まとめ
出来ていない部分を目の当たりにしたのはショックでしたが、ここが伸びしろであるということを発見できて本当によかったと思っています。
今後、一定期間、「書くために読む」という訓練を続けます。こちらにいい報告ができることを励みに、対策を練り試行錯誤していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。