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1月 2013 archive

効率よいボキャビルのために:コロケーションを意識する

2013年が明け、約1週間が経ちました。
私自身もようやくお正月気分が抜け、英語学習も通常運転へと戻りつつあります。
前回の記事では目標の立て方について書きましたが、私自身も2013年の目標を決めました。
今年は「コロケーションを意識する」一年にします。

コロケーションとは

コロケーションとは、「単語と単語の自然なつながり」を指す言葉です。
例えば、決心する(決定する)と言いたい時、英語ではmake a decisionというふうに組み合わせて使います。
これをdo a decisionとは言いません。

例えば、英作文をする時、「決心」と「する」を別々に引いてしまうと、「する」はdoだから・・・と間違えてしまいがちです。
日本語ならば「この単語とこの単語を一緒に使うのはおかしい」と感覚的に分かりますが、英語でその感覚を身につけるのはなかなか難しいことです。

それには、多くの自然な文章に触れ、その都度つながりを意識して覚えていく必要があります。

コロケーションを意識しようと思った理由

私がコロケーションを意識しようと思ったのは、国連英検の受験準備をしている時でした。
国際情勢で頻出する単語を意識して増強してはいたのですが、いざそれを英作文しようとすると、書く手が止まってしまうのです。
例えば、2012年11月末、国連総会でパレスチナに与えられたnonmember observer state(非加盟オブザーバー国家)というステータス。これを「与える」という場合、多くの記事ではgrantという動詞が使われていました。
私自身、もし単純に辞書を引いていたら、giveを選んでしまっていたことと思います。
(注:記事を書きながらgoogle検索で確認したところgiveを使っている例もたくさんあったのですが、国連の公式サイトや新聞記事など正式な表現としてgrantが使われていることが多かったように思います)

このように単語を覚える際、一緒に使う言葉をセットにして覚えておくと、それをアウトプット(話す/書く)で使おうと思った時に、大いに役に立ちます。

今回書いた例は、少し特殊な語と語の組み合わせでしたが、日常で使う表現でもコロケーションを意識するとしないのとでは、話すスピードも大きく変わってくると思います。

例えば、英語を話す際、一語一語頭の中で日本語から英語に置き換えて口に出すよりも、組み合わせごとスルッと一息で言えれば、おのずと話すスピードもアップします。

「あまり頻繁に息つぎを入れず、スムーズに話す」、実はこれも私の今年の目標の一つです。

具体的な語彙管理方法

それでは、そのような「コロケーション」ごと覚えていくには、語彙をどのように管理していけばよいでしょうか?

実は、私自身ずっと愛用している英語学習総合サイトLingQでは、フレーズで単語を登録しておくことが可能です。

(詳細はクリックして大きな画像でご確認ください)

※一語だけでまずは単語登録しておく

※セットで覚えておきたい場合は、複数語句を選択すると登録できます。

※登録した単語の一覧画面 (今までにresolved, resolvesと変化形で出てきたものも登録されていますが、単語だけ・フレーズと一緒に表示することも可能です)

ここに登録した単語(フレーズ)はフラッシュカードで確認できるので、適宜復習をするようにしています。

まとめ

単語を覚える際、一緒に使う言葉をセットにして覚えておく(=コロケーションを意識する)と、それをアウトプットの際、大いに役に立ちます。

どれだけたくさんの自然な言い回しを身につけられるか、私自身LingQで個数をチェックし、励みにしながら、今年も楽しんで英語を学んでいきたいと思います。

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単語年齢は何歳?その2

以前「単語年齢は何歳?」で紹介しましたが、教養のある英語ネイティブの語彙数は75,000語、ワードファミリーなら20,000語前後と言われているようです。ボキャブラリーサイズと読解力はよく相関するそうですので、定期的に語彙サイズを測定し、着実に語彙を増やしたいところです。

 

語彙力測定サイトはいくつかありますが、おすすめはTest Your Vocabです。30万人以上がこのテストを受け、Blogでは得られたデータから世界各国の語彙力ランキングや、ネイティブスピーカーの年齢別語彙力などのグラフが提示されています。(注:データは今のところ参考程度とのことですが。)テストを受けた後に、自分の語彙力を他国の学習者と比較したり、ネイティブスピーカーなら何歳にあたるのか見てみると面白いと思います。ちなみに、非ネイティブスピーカーの一位はデンマークで約16000語、日本は約8500語のようです。

 

私は一年半前にこちらのテストを受けたところ、その時の語彙数は20,600語。今回は25,600語、ネイティブスピーカーでいうと、前回が16歳、今回が24歳程度でした。誤差範囲が10%程度あるとのことですが、自分のための比較には十分使えるのではないでしょうか。このサイトのデータでは、大人の英語ネイティブスピーカーであれば、毎日1個のペースで語彙は増え続けているようです。こちらの記事によると、外国語として英語を学んでいる人々は、一年で2650単語増えていたそうですので、自然に増えるのを待つよりは、意識的にボキャビルをしたほうが良さそうですよね。

 

ブログページの中程に、年齢別ネイティブスピーカーの語彙力や、V-SATの点数と比較できるグラフがあります。グラフの線にカーソルを合わせると数字が出てきますので、テスト結果と照らしあわせてみてください。

 

このグラフを見ると、30歳の英語ネイティブ・スピーカーの平均的な語彙数は27109語。

 

 

Screen Shot 2015-05-30 at 2.15.03 PM

 

ノンネイティブの平均は5000語前後にピークがあり、ネイティブ・スピーカーとの語彙力の差が大きいことが分かります。

 

 

 

Screen Shot 2015-05-30 at 2.19.31 PM

また、V-SATのスコアを見ると、高得点を取るには30,000語以上必要です。

Screen Shot 2015-05-30 at 2.17.27 PM

 

Test Your Vocabは、以前紹介したので、その時にテストを受けられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。一年経ってどれくらい語彙力が伸びたか測定し、今年一年の取り組みに活かすと良いのではないかと思います。

 

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2013年の目標を立てる前に・・・ あなたの「目標」がグンとよくなる3つの質問

2013年が始まりました。
「今年はもっと英語ができるようになりたい」。
新年の抱負、目標を考え始めていらっしゃる方も多いのではと思います。

でも、ちょっとだけ待ってください。
目標の立て方次第で2013年の英語学習は大きく変わります。

今日は、目標を立てる前に考えておきたい3つのことについて質問形式でお送りしたいと思います。

目標を立てる前に考えておきたい3つのこと

一刻でも早く目標を決めて、2013年のスタートダッシュを決めたいと思っていらっしゃる方。
焦って今日中に目標を決めてしまう必要はありません。
実際に目標を立てる際は、じっくり考える時間をとりましょう。

今日はまだ3が日ということで、普段とは違う生活ペースで過ごされている方も多いのではと思います。
今はとりあえず、この3つの質問についてだけ答えておいてください。
そうすれば、あとの「じっくり」がだいぶスムーズに進みます。

(1)今、心にある願望は”明確”なものですか?

「英語ができる人になりたい」、それはこの記事を読んでくださる皆様、すべてに共通する思いだと思います。
だからといって、それをそのまま目標にしてはいけません。

「できる」という言葉はとても感覚的な言葉で、実態がありません。
1年後(またはもっと短いスパンでも)振り返って、「できるようになった」と計測するためには、それを測る”モノサシ”が必要となります。

ここでいう”モノサシ”も、人それぞれ異なることと思います。「資格の点数・合否」だったり、「希望の職につけるか」だったり、「○万語単語を覚えるか」だったり・・・。

どれを選ぶかは、本当に皆さん次第です。自分のなりたい姿を自由に思い浮かべてください。
ただ、どんなものであれ、Yes, Noでハッキリと分かるもの、数値で計測できるものであることだけは必ず満たしてくださいね。

そうでなければ、自分が目標を達成できたかどうか分からず、不完全燃焼のまま終わってしまいます。

目標は、”モノサシ”で計測できる形で。
今もっている”願望”を、より具体的な、”モノサシ”で計測できる形に落としこみましょう。

(2)伸ばすべき分野はどこですか?
読む・書く・話す・聞く。
そして、それを支える語彙や文法。
自分の弱点分野に絞って、集中して取り組む。そうすることで、ただ漠然と勉強しているよりもずっと大きな伸びを感じることができます。
では、皆さんにとって、今年一番力を入れて取り組むべきはどの分野でしょうか?

実は、この質問、即答できる人は多くないのではと思います。「自分で苦手分野を見つけること」、それは大人になってからの英語学習で、最も難しい課題の一つです。
学生時代と違って、テストの結果も返ってこなければ、こうすればいいと指導してくれる先生もいません。
でも待ってください。テストならば英検があります。TOEICがあります。

もしも伸ばすべき分野が分からなければ、資格試験を自分の弱点を見つける道具として使ってみるのはどうでしょうか?
例えばここに書いた英検もTOEICも、「どのジャンルが弱いか」とても詳しい分析を合否結果とともに送ってくれます。

一度課題をはっきりさせ、それから何をすべきか考える。少し手間はかかりますが、今後一年、それどころか数年、十数年もの伸びを大きく左右するという意味で、試す価値のあることだと断言できます。

英検公式サイト

TOEIC公式サイト

(3)一つのことを続けるのは得意ですか?

なりたい姿も明確、やるべきこともはっきり分かっている。
ですが、それを実行できるかどうかはまた別の問題です。
英語学習が続けられない。
もしかしたら、それは学習内容そのものに理由があるのではなく、物事を「習慣」づけて行う力が不足しているからではないでしょうか。

物事を習慣づけて行うには、仕組み作りが重要となってきます。
今までにも、ブログの「学習モチベーションの保ち方」カテゴリにて、英語学習を習慣づける方法について記事を書かせていただいています。
それらをご覧いただきながら、「続ける」ことに重点をおいた目標を考えてみるのはいかがでしょうか?

まとめ

3つの質問を要約するとこうなります。

目標を立てる際には、

・達成したかどうか測りやすいよう、「YesかNoで答えが出るもの」、「数字で測れるもの」にする

・現状の課題を把握する

・続ける仕組みを作る

以上の3点が重要となります。

この項目と照らし合わせながら、今年一年をかけるにふさわしい目標を考えてみてくださいね。

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2013年 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
旧年中は、100 WISH LISTをお読みいただき、ありがとうございました。

今年こそ、英語学習を始めようと意気込んでいらっしゃる方。
英語学習を始めたばかりの方。
英語資格取得を目指して頑張っていらっしゃる方。
学習という域を離れて英語と関わっていらっしゃる方。
いろいろな状況の方にお越しいただき、お読みいただけたことを、私達三人大変感謝いたしております。

これからも皆さまの英語学習のお役にたてますよう、鋭意努力していきたいと思います。
自らも英語学習への取り組みを怠ることなく、実際に私達が行っている学習の方法、使用しているツールなど、”生の声”をこれからもお届けしていきたいと思っております。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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