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今年こそ単語集をやり切る方法(キクタン編)

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単語を覚えるために単語集を使うのは苦行のようであまり好きではないのですが、試験に合格するために一気に覚えたり、あるレベルの単語を一定期間にまとめて覚えたりしようとする時には効率的だと思います。

私は普段は文章の中に知らない単語が出てきたら覚えるというスタイルですが、英語学習のやり直しを決意した時と、準1級合格直後に1級レベルの単語対策をした時には単語集を使用しました。気乗りはしませんでしたが、どちらも短期間での全体的なレベルの底上げの必要性を感じたために、狙ったレベルの単語を取り扱っているという効率性の点から単語集での学習を選びました。

このような単語集を使っていてもなかなか覚えられないという方に、私が行ったキクタンの学習法をご紹介します。


キクタンSuper12000

キクタンの構成は?

キクタンは1日に16語、10週間(70日)で1冊完成できるようになっています。1weekごとにまとめられているので休みなどありません。70daysというくくりしかなければ平日ガツガツ覚えて、土日にしっかり復習というパターンが理想的と思うのですが、休む暇を与えず1週間に7日間みっちり覚えなければなりません。自分の都合に合わせてスケジュールを組めば良い話なのですが、私は1週間目と書かれているものを2週間目に回すのは気持ち悪くてできなかったのでそのままのスケジュールでこなしました。

構成としては、一つの単語につき、日本語訳、フレーズ、例文が載っています。訳は少なすぎず多すぎずというところなので、赤字で書かれているものだけをまずしっかり覚えるというスタイルでもいいと思います。ただ、それだけでは1級では通用しないかもしれないのでご注意を。
不規則変化動詞は見出し語の下にきちんと活用が書かれているので助かります。(たまに書かれていない単語集もあるので)

実際の内容はこちらからご覧いただけます。

基本的に机の前で集中する

できれば机の前など集中できる状態でCDを聞きながら見出し語と日本語訳を覚えます。声を出しても書いても好きな方法で良いと思います。ここで音声を聞いておくことが重要です。せっかく単語を覚えても間違えた発音で覚えてしまったらリスニングで訳に立ちません。
このCDでは一日分がまとめて1トラックに収録されています。1単語1トラックの単語集もありますが、一日に◯個と決めている場合はこの方が楽かもしれませんね。
暗記用の赤いシートが付いているので、それを使って隠しながらチェックをすることもできます。

読み物を楽に読めるようになりたいとか、TOEIC対策であれば、綴りを書けるようになるまで覚える必要はないと私は思っています。内容が理解できれば問題ありませんから。英検準1級、1級狙いの方はエッセイがあるのでしっかり書けるようにしておいた方が良いです。このあたりのさじ加減は目的に合わせてご自身で判断してください。

フレーズと例文もしっかりチェック

見出し語と意味が把握できてきたら、フレーズと例文の方も見ていきます。これが結構訳に立ちます。この単語はこういう時に出てくるという良い例を載せてくれてあるので、意味の雰囲気を掴みやすいですし、ここでしっかりイメージを定着させます。試験などでよく取り上げられるフレーズも多いので見ておくに越したことはありません。例文も見出し語が覚えやすいように考えられているようですね。

ここまででどの程度の時間がかかるかは個人差があると思いますので、ご自身の計画や単語学習に割ける時間などによって調整してください。

復習は必ず!

前日に覚えたものを復習するために、次の日のページの下の方には前日の単語を簡単にチェックできるリストがあるのでこれも利用してください。控え目に小さく書いてあるので見逃さないようにしてくださいね。
一週間ごとに復習のページがありますが、すべての単語を網羅している訳ではないので、それぞれのページに戻ってきちんと見直すようにしていました。

机の前以外でもとにかくチェック

スキマ時間などに机の前で覚えられない時は、耳が空いていたら音声を聴く、書籍を見直すなど復習に当てました。キクタンのアプリをスマートフォンに入れると手軽に復習できて良いと思いますが、私が使用していた頃はまだアプリがなかったので書籍を見たり、紙に書き出したりしたものを見なおしていました。

単語帳などを作るのも一つの方法なのですが、それに時間をかけてしまわないように気をつけてください。カード式のものなら覚えたものはどんどんリングから外していけるので便利とは思いますが、単語帳を作るだけで達成感を得てしまったり、単語帳制作に時間を取られて肝心の覚えるところまで行き着かないというパターンをよく目にするので、くれぐれもご注意を。
乱暴なやり方ですが、裁断してしまって該当の日のものだけ手帳に挟んだりポケットやバッグに入れておくという方法もあります。この場合は紛失にご注意ください。

最後に

大切なのはなるべく多く目や耳に触れさせること思うので、少しの時間でも利用して覚えました。
毎日完璧に全て覚えられるのが理想ですが、なかなかそうはいかないと思います。たとえ覚えられなくても悲観的にならず、そしてそこで立ち止まらず、どんどん進めてください。私は諦めが早いので、覚えられたかどうか怪しいものにはチェックを入れておいて先に進み、その単語を優先的に何度も何度も見直すようにしました。

単語集を見ながら黙々と単語を覚えるのはあまり楽しくないことですが、ある程度頭に入ってくるとそれまでよりも英文をスムーズに読めるようになっているのに気付きました。スムーズに読めるようになれば読む量も増えますし、楽しくなってきます。覚えた単語が実際に英文の中に出てくると、苦しかった修行も無駄ではなかったと思えるはずです。

2ヶ月はボーっとしているとあっという間に過ぎてしまいます。今年こそ!と思っている方は今日からでも明日からでもがっつり単語に力を入れてみてはいかがでしょうか。

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