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11月 2011 archive

連語辞典をライティングに活かす

以前に電子辞書の記事を書きましたが、ライティングの時に重宝しているのが連語(コロケーション)辞典です。
鼻息を荒くして英語専門タイプの電子辞書を買った割には、購入当初は英和辞典や和英辞典ばかり使っており、英英辞典、類語辞典、連語辞典などはただ入っているだけの状態でした。

活用していますか?

最近の電子辞書はコンテンツが豊富なので連語辞典もしっかりと収められていますよね。せっかくの辞書ですからフルに活用してしまいましょう。
使っていない辞書がいくつもあった私ですが、しっかりとライティングに取り組むようになってからそれらの辞書を活用するようになりました。
英語の文章を色々と読んでいるうちに「この動詞はこうやって使われている」「この動詞はよくこの副詞で修飾されている」ということが感覚として分かってくるとは思いますが、いざ書いて実際に添削から返ってきたものを見てみると思い違いをしていたりすることもあります。

日本語の感覚ではいけない

例えば、「◯◯と深く関わっている」という文章を書こうとして、◯◯ is deeply related to…と書いて、deeply を closely に直されたことがありました。
つい日本語の感覚で関わるのは「深く」という感覚があったので書いてしまったのですが、連語辞典でrelated を調べてみると、closely, integrally, intimately, strongly で修飾すると書いてあります。(Oxford Collocations dictionary for students of Englishより)

添削を受けない場合は書く時には、今まで何気なく使っていたものを確認してみると意外な落とし穴を見つけることができるかもしれません。
添削で直してもらった場合でも、訂正後の表現を「なるほど!」で終わりにせず、辞書で再度確認することで例文を見ながら他の使い方もチェックすることでより表現の幅が広がります。

自然な英語を身につける

書く英文全てを添削依頼するわけにはいかないので、自然な英語を身に付けていくためにある程度集中して丁寧に調べながら書き続ける時期が必要です。もちろん書くだけではなく、なるべく多くの英語を読み、聞いて、自然な英語を体に染み込ませていってください。

※補足
同じ間違いをしている日本人学習者の例をあげて、データを集めている記事もあったので興味のある方は一度ご覧になって下さい。
http://www.lexically.net/TimJohns/index.html
上記URLのKibbitzer 17がrelatedに関連するページです。(PDF) 

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”戦略的” 英語学習計画のススメ - その1:計画を立てることは楽しい

皆さんは、英語学習をする際、どのように計画をたてますか?
計画と一口にいっても、「問題集を1日○ページ解こう」という短期的なものから、「英語を使って自分が何をしたいのか」、それを見据えた上での長期的学習計画まで、さまざまな計画があると思います。
今日お話しさせていただく「計画」は、長期的計画を指します。

これから数回に渡り、”戦略的” 英語学習計画のススメというシリーズで、「計画」の重要性、立て方、実行の方法などをご紹介していきたいと思います。

「楽しく学習していたら、力が付いていた」のワナ

巷では、「楽しく学習していたら、力が付いていた」というような、魅力的なフレーズを謳う学習教材なども売られています。
「楽しく」の魔法は、そういう教材に限らず、学習法としても流行しているように感じます。
「楽しく海外ドラマを見ていたら、英検1級に合格した」
そのようなことを聞くと、つい真似してみようという気になってしまう方も、少なくないのではないでしょうか。
私は、海外ドラマで学習をすることや、実際にそれで1級合格された方を否定する気は一切ありません。
しかし、これから英検合格を目指そうという方が、「楽しく」の部分にだけ魅かれて、その方法を選んでしまうとしたら、ちょっと待って考え直して欲しいと思うのです。

「楽しく学習していて、気づいたら、目標達成していた」
楽しむのはもちろん素晴らしいことですが、そうしていれば「気づいたら自動的に」夢がかなう、そう誤解して欲しくはありません。

「楽しさ」は自分で作ることができる

学習の内容自体に、「楽しい」「楽しくない」があるわけではありません。
「洋書やドラマで勉強するのは楽しい。問題集で勉強するのは楽しくない。」
そうではないのです。
実際、私自身、現段階では正反対の状況になっています。

「問題集で勉強するのが楽しい」
なぜ楽しいかというと、自分の立てた目標(現在、国連英検取得を目指しています)に対し、その実現のための計画をたて、それに従って自分が歩みを進めているのを実感することができているからです。

この楽しさは、一言では言い表せないほど、充実感・持続感のある楽しさです。

自分がこの単語を覚えること、この問題を解くことが、目標・夢の実現につながっている。
それを自覚しながら、学習するのとしないとでは、内容の身に付き方、効果のほども、大きく差が出てくるのです。

計画を立てるためのファーストステップ

計画を立て、実行することで、そのような楽しさ(充実感)を感じることができる。
そして、学習内容の身に付き方も変わってくる。
計画を立てることの重要性・メリットを、今回ご理解いただけたと思います。

「では、さっそく計画を立ててみよう。」

ちょっと待ってください。

長期的計画を立てる上では、自分が英語を使って何をしたいのか、それをはっきりさせることが大変重要になってきます。

次回の記事では、「自分が英語をつかって何をしたいのか」、それを見つけるヒントをご紹介したいと思います。

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