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レビュー:アルク ヒアリングマラソン その2

アルク ヒアリングマラソンのレビュー2回目です。

コンテンツ紹介


HMシネマ試写室 難易度★★★

ナレーターがストーリーを紹介していきながら、映画のシーンが挿入されている構成です。ボソボソと話したりするキャラクターのセリフは聞き取りにくいですが、ナレーターによるあらすじの説明でストーリーを理解できるので聞き取りの助けになります。
ここでも多聴派には概要を問う質問が、精聴派にはスクリプトの穴埋めが出されています。
セリフの中の注目すべき表現をピックアップして、文法的な説明や使い方の紹介もあるのでこれもスピーキングに役立ちますね。
いい感じに編集されているので、学習後にちょっとこの映画見てみようかなと思えてきます。

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ニュースの斬り方 難易度★★
VOAニュースから3つ取り上げられています。
聞き取りにくい箇所の解説があったり、背景や表現の解説もくわしくされているので、リスニングだけでなく、政治経済の知識や時事英語も学ぶことができます。単にリスニング力だけではなくこのような背景知識を得ることで、内容の理解度がぐっと上がることを感じます。これはリーディングにもいえることですよね。
それぞれのニュースは、通常音声とポーズ入りの音声が収録されています。ここで聴こえてきた順に意味を理解していくトレーニングや音声のリピーティングをすることによって、ニュース音声をしっかり聞く力が養えるはずです。

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英語で歌おう! 難易度★ (不定期連載)
8月号はTOTOのAfricaでした。この曲だけ入ったCDが別にありました。アーティストの説明や、歌詞はもちろんですが、歌詞の解釈や音のつながりで注意する箇所などの説明もあるので聞き取りだけで済ませてはもったいないですね。しっかり歌って楽しめるコンテンツです。私もトライしてみましたが、結構早口の箇所があって難しかったです。でもこういうものは楽しんだもの勝ちなので、上手い下手は気にせずどんどん歌ってしまえばいいですね。
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ディクテーションコンテスト 
40秒程度の音声をディクテーションして提出するというものです。WEBでも郵送でも送ることができるので便利ですね。二ヶ月前の解答が本誌に掲載され、間違いが多かった場所の解説が書かれています。そして、成績優秀者の名前も掲載されるのでやる気がでますよね。優秀者には抽選で図書カードなどのプレゼントまであります。毎月教材を作っているからこそできることですね。

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マンスリーテスト
通信講座の楽しみでもある提出課題です。内容は3パートに分かれていて、パート1は絵や図表をみて質問に答える問題、パート2は質問や発言に対する応答を選ぶ問題、パート3は会話やスピーチに関する質問に答える問題です。TOEICや英検の力試しにもなりますし、毎月提出することで1年間の自分の実力の変化を把握できるということはとても英語学習に役立ちます。

まとめ

ネット上には有料無料の音声素材が膨大にありますが、このようにしっかりとした学習方法まで提示されている音声素材はなかなかありません。内容もバラエティーに富んでおり、毎月新しいものが作られているというフレッシュさがあります。モチベーションアップの仕組みがしっかりと構築されている点が印象的でした。
自分で音声素材を見つけて学習を進められる方には特に必要のない教材かもしれませんが、学習時間が限られていて素材探しや勉強法の試行錯誤にかける時間がないという方にはピッタリの良い教材です。1年間しっかりと教材の指示にしたがって勉強をすれば確実に力がつくのではないでしょうか。



レビュー:アルク ヒアリングマラソン その1 

今回アルクのヒアリングマラソンのモニターに当選しました。応募した動機は、5年前に英語の勉強を始めた時にチャレンジしたものの挫折していたからです。あれから5年。これまでの学習の成果はでているのかとワクワクしながらお試ししてみました。

ヒアリングマラソンと副読本のイングリッシュジャーナルのセットになっています。
※イングリッシュジャーナルについてはYukoさんの記事(学習法アリ)を参考にしてください。

今回は一つ一つのコンテンツを学習しながら内容のご紹介をしていきます。
目次を見ると難易度別に★マークが付けられているので(★〜★★★)自信がない場合は★から始めて行くと良いと思います。

コンテンツ紹介

比べて納得!「英語の音」入門 難易度★
毎月一つの音を取り上げて(この号では”p”)発音のポイントや音の特徴を理解していきます。よく似た発音を聞き取ったり、その月に取り上げられている音が入った文章を聞いたり音読したりできるメニューがあります。この号ではpとbを音の違いに注意しながら聞き取るような構成になっていました。

最後のまとめとして、30秒程度の会話文で今月の音をきちんと聞き取れているかのチェックをします。ゆっくり音声も付いており、シャドーイングの練習もできるようになっています。

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3ラウンドでウォームアップ 難易度★
3ラウンドシステムとは、一つの教材を各ラウンドでの指示を忠実に守りながら3回断続的に学習していく方法です。最初は概要をつかみ、そして細部から行間という流れで理解を深めていきます。学習上の注意点はテキストにきちんと書いてあるので安心です。

ラウンド1ではイラストを見ながらスキットを聞きます。二つのイラストがあり、会話の場面を表しているのはどのイラストなのかというような概要をつかむ聞き方をします。そして単語リストの単語が聞き取れているかを確認しながらおおまかに話の内容を推測。

ラウンド2ではキーフレーズをチェックしていきます。そして発音や意味などをチェックしたあとに、テキストに書かれているスキットのスクリプトの空欄を埋めるトレーニング。
その後に内容についての質問があるのですが、聞き取れない場合は鍵となる語やここの部分に注意してみる…などといったヒントも書いてあるので、参考にして聞いていくことができます。

ラウンド3では、スキットの要旨をまとめたり、登場人物の行動について説明したりするような課題が出されます。そこでもヒントが3つ書かれているので解答の助けになります。
聞き取れなかった時のヒントが書かれていることで、「聞き取れないからもうやめよう」と早々に挫折するということはなさそうです。

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ラジオドラマ劇場 難易度★★★
これはカナダのラジオドラマ Rumours & Boarders がそのまま使われています。
多聴か精聴か自分のスタイルに合わせてナビが付いているので、普段のスタイルを変えることなく取り組めます。(この場合の「多聴」「精聴」はどういうものかということは、入会時に送られてくるコースガイドにくわしく書かれています。)

テンポの良いやり取りが心地良く、日常での口語表現で溢れています。聴き取りが難しいという場合でもスクリプトや語注も付いているので、訳や英文を見ながら取り組んでも良いと思います。徐々に聞き取れていくようになるのを感じることができる教材ではないでしょうか。

キキトレ度チェックという表も付いていて、何も見ない、語注だけみる、訳を見る、英文を見る、再度何も見ずに聞いた場合の5段階のチェックが出来るようになっています。

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通訳者が教えるアクティブリスニング 難易度★★
これは聴くだけではなく、かなり口を動かすトレーニングです。
多聴スタイルの場合は、内容理解の質問が二つあるだけですが、精聴の方は音声のリピーティングやシャドウイング、ポーズ入音声で訳を言いながら同時通訳風の練習ができるようになっています。自分の声を録音して、ミスをチェックしたものを書き込める表まで準備されています。すごい。

音声自体はゆっくりめですし、話者はアルクのコンサルタント&人気講師のドン・ドットさんだけあって聞き取りやすいです。

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今月の本音トーク 難易度★★
毎月一つのテーマに付いて日本に住む3人の外国人が話をするというコーナーです。台本なしのおしゃべりは聞いていて楽しいです。国籍も様々なので、色々な英語に慣れることができます。外国の方々から見た日本の話を聞くのは面白いですね。
多聴派には概要を問う質問が、精聴派にはスクリプトの穴埋め(ディクテーション)をする課題が出されます。会話をはずませるコツといったコミュニケーションのヒントが書かれているので、スピーキングの際の参考にもできます。

内容が盛り沢山なので一度では紹介できなかったので、後半部分は次回ご紹介します。