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Posts Tagged ‘ネタ集め’

英語学習の息抜きに BuzzFeed

インターネット上にあふれる可愛い動物写真、ジョーク、流行りモノ・・・英語学習の合間にネットサーフィンしてしまうとあっという間に時間が経ってしまいます。息抜きも英語でしたい!そんな悩みを解消してくれるのが、BuzzFeedです。

 

BuzzFeedには、真面目なニュース記事もあるものの、ちょっと変わった視点のオリジナル記事、可愛い動物たちのまとめ記事、カルチャージョークなど、気軽によめる記事がたくさんあります。動物まとめ記事などは、写真とちょっとしたコメントの事が多いので、疲れた頭を休めつつ、英文を読むのに最適です。

 

いくつかお気に入り記事を挙げてみます。

例えば、27 Dogs That Will Do Anything For Kids では、子どもたちの為になんでもしてくれちゃう犬たちが紹介されています。

写真とたった1行の説明があるだけなので、楽しみながら気軽に読むことが出来ます。

 

35 Easy Ways To Identify A Southern Woman では、南部の女性を見分ける35の方法が面白おかしく紹介されています。代名詞はY’allだけでいい、というのは大袈裟かなとは思いますが、確かによく聞きますよね…。

 

35 Signs You Were Raised By A Jewish Mother こちらは、ユダヤ教のお母さんの特徴について。

15 Reasons We Love Our Free Spirited Moms では、自由すぎるお母さんたちの様子が紹介されています。

 

 

どの記事もクスっと笑える一言があって癒されます。自分が知っているトピックであれば、”あるある!”というネタに笑えます。アメリカの文化を知らないために何が可笑しいのかわからない部分もありますが、それも含めて英会話のネタとしても使えるのではないでしょうか。

 

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たくさん英字記事を読めば、自然と自分の意見が言えるようになるか?

国連英検特A級の対策をする中で、「英字記事をたくさん読むこと」、それを学習の中心においていました。
実際、そのおかげで語彙が増え、読解スピードも上がり、一次試験を通過することができたのですが、二次試験対策はそれだけでは不十分だった、試験が終わった今そう感じています。

今回の記事では、「自分の意見を英語で言える」ようになるために、どのような方法で取り組めばよかったのか、自分自身の反省をもとに書いてみたいと思います。

読めば自然と「固まってくる」と思っていた

同じトピック、テーマの記事をたくさん読んでいれば、自然と大事な部分、論調が見え、そのうち自分の意見ができてくる。
二次対策を始めた当初は、そのように思っていました。

実際、同じ単語が何度も出れば、それが大事な言葉だということが分かります。
「あ、これ、前に読んだ記事と同じ意見/反対の意見だな」、それだけなら、ただ読んでいるだけでも気づくことができます。

問題は最後のステップ。
「こういう言葉がある」「こういう意見がある」、じゃああなたが考えていることは何?
例えば、オンライン英会話で自分が学習したテーマについて話していても、自分の意見を聞かれると全然スムーズに出てこないのです。
「こういうことがあったと英字記事で読んだ」、その説明ばかりが上手くなっていき、自分の意見のほうになるとたどたどしいまま。
そのような日々が続きました。

「核」は自分で作り出さねばならない

私は、学習をする際、いつも心がけていることがあります。

それは、”まず「核」を作り、それにどんどん肉付けをしていく”スタイルをとること。

例えば、文法を勉強するならば、中学レベルの基礎となるものを最初に学んで、それを「核」とし、あとから高校文法で詳細を補っていく。
国際情勢など、自分があまりなじみのないことを学ぶ時には、まずは新書を読んで大まかなところ(=「核」)を理解し、そのあとに専門的なもの、難易度の高いものを読んで、知識を補完していく。
今までずっと、そのように取り組んできました。

そして、今回二次対策を開始した当初も、たくさん読んでいればそのうちに「核」ができてきて、読めば読むほどその「核」に肉付けされていく、そのように考えていたのです。

それが間違いだということに気付いたのは、試験対策もだいぶ佳境に入ってからのことでした。

まず「核」は自然にできてくるものではありません。

そして、私がここで「核」にしなければいけなかったのは、「単語」や「他の人の意見」ではなく、「自分の意見」です。たとえ拙くても、自分の意見という「核」が先にあって、それを補足するために、どんどん記事を読んでいく、そのようにすべきだったと今は思います。

攻めの「記事読み」

自分の意見が最初にあれば、これは英語で何と言うのだろう?と自分から表現を探しに行く読み方ができます。

自分の意見がしっかりしていれば、それとは違う意見の記事を読んだ時にも慌てません。逆にそれを活かして、「○○のような意見もあるけれど、それには~~のような欠点がある。だから私はこう思う」と自分の意見をサポートするために使うことも可能です。

もちろん、最初から立派な意見を持っているわけではありません。
(そのために必要な英字記事を、今から読むところなのですから)
ですが、たとえ拙くても、下らない意見に思えるとしても、それを持って読むのとそうでないのとでは、自分の中に吸収される知識、情報量が大きく違ってくると思うのです。

これからの学習に活かしたい

自分自身、今回の試験対策で、それに気づけたのは本当に直前になってからです。
そして、試験の合否はまだ出てはいませんが、そのような読み方が完全にマスターできたかといえば全くそうではなく、これからその方法をアレンジ、より具体的な方法へと落としこんで行かねばならない段階だと思っています。

今回、自分が試験対策を通して発見した、「このようにすればいい」という方法。それを今後の学習に活かしていくことこそが、試験を受験した大きな意義の一つだと思います。

来年度以降の課題をこうして見つけることができ、本当に良かったです。

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英文日記のはじめかた

今年の始めに、”今年こそはたくさん英文日記を書くぞ!”と決心された方、まだ続いていらっしゃるでしょうか?英作文が上手になるためには、ある程度まとまった量の練習が必要ですが、書く習慣を作るのは最初のうちはなかなか大変なことです。気合を入れて、英作文専用のノートまで準備したものの、何を書けばいいやら皆目見当がつかない、毎日同じようなことばかりで変化がない、という方。気分が乗らなくてもとりあえず書き始めるために、いくつかのコツを紹介いたします。

ネタ帳を用意する

面白い話を聞いた時、記事などを読んで感想を持った時など、タイトルだけでもよいので、ライティングネタとしてリストに記すようにしましょう。

私はスケジュール帳のメモ欄を数ページ、ライティングネタ用にとっておいて、実際に英作文まで書く書かないは関係なく、ライティングネタになりそうだな・・と思ったことはささっとメモするようにしています。メモは英語でも日本語でも構いません。

例えば、今週書いたメモとしては・・・

  • Who Wants to be a President?
  • ミッキーマウスのハガキを送ったこと
  • 手書きの履歴書のほうが好まれるか?
  • I hate micromanagement!
  • Stanford大にAmerican Hauntings (アメリカの怪奇現象について)の授業があるらしい
  • リンカーンからのメッセージ

です。いざ英作文を書こうとして書けない理由の一つとして”特に書きたいことがない”、は大きな要因ですので、日頃からライティングネタ集めをしておくと、机に座って考え倦ねているうちにやる気がなくなる・・・という事態を防ぐことが出来ます。

 

3つの”I want・・・”を書く

子供向けの洋書から得たヒントです。お父さんが8歳の男の子に日記の書き方をアドバイスしている場面で、”日記にはネガティブなことは書かない、3つの I want を書く”という部分がありました。何も書くことが思いつかない時に、○○したい、○○になったらいいな、○○が欲しい・・など、思いついたことを3つ書きます。出来ればその後に、because・・・と続ければ、短いながらもちゃんとした日記になります。特に英文日記初心者の方にはお勧めの方法です。

 

リストを作ってみる

いきなり英語で何か書けと言われて、ストーリーを書けるようなら苦労しませんが、お題を与えられてその答えをいくつかリストアップするだけなら簡単に出来ると思いませんか? これは、Spoken word poetryのSarah Kayさんが、子供たちに詩の指導をする時に使う方法を参考にしたものです。中高生に”さぁ、詩を書きましょう!”と言っても、うまくいきませんが、”10 Things I Should Have Learned by Now”や、”10 Things I Know to be True” などお題を与えて、まずはアイデアをリストアップさせるとスムーズに書き始められるようです。その方法をアレンジして、自分自身にトピックを与え、答えをいくつかリストアップしてみてはどうでしょう? 例えば、”死ぬまでに行きたい場所5つ”、”今年読んだ本で面白かった本を3冊ピックアップする”、”良い友達の基準を3つ挙げる”などなど。トピックは何でも構いません。とりあえず答えをリストアップしてみたら、その理由を書いていきます。そのやり方に慣れてきたら、それぞれのリストをつなげて、一つのストーリーにまとめてみましょう。最初はリストアップするだけでも、短いセンテンスを書く練習になると思います。

 

メールを書くように日記を書く

誰か特定の人を思い浮かべて、その人にメールを書くようなつもりで書き始めると書きやすいです。相手が自分の話に興味を持ってくれている、と想定しましょう。読んでくれる相手がいると、伝わりやすく書くことを意識するようになります。誰も相手がいない時は・・・”Dear Journal”と、日記に語りかける手もありです。英文日記を添削に出す先生を決めておいて毎回その先生に出す、というのも良い方法だと思います。添削に出すと日記に対するコメントもつきますので、モチベーションの維持に役立ちます。

 

まとめ

英作文の練習方法として、”瞬間英作文”のような方法もありますが、個人的には英文日記がお勧めです。自分の考えていることを英語で分かりやすく伝えるには、ある程度まとまった量の英語を書いて練習する必要があります。センテンス単位の英語を意味のあるまとまりにするのは、意外と難しいものです。定期的に書く機会を設けるために、”とりあえず書き始める”ためのコツを試してみてくださいね。

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基礎知識不足を補うのにお勧め Time for Kids

おなじみTime For Kidsのウェブサイトから年1回発行されている、TIME For Kids Almanac 2012 をご紹介します。この本は、英検1級ライティング/スピーキング対策の際に、とっさに口から出るレベルの簡単な英文で書かれた基礎的な環境問題の本を探していた時に出会いました。英検対策として全部を読むのは効率がよくありませんが、じっくりと基礎知識を蓄えるのに最適な本です。

 

小学生が対象の本ですが、科学、歴史、美術、スポーツ、音楽、作文、語学など内容盛りだくさんです。トピックは世界のニュースや学校の教科から派生したものですが、大人用のTIMEとは違い、記事にはなっていません。ひとつのページを2〜4つに分けた小コラムで構成されており、どのページも半分はカラフルな絵や写真で占められています。どのページから読み始めてもいいようになっているので、パラパラとめくって、興味のあるところから読み始めてもいいと思います。話題が多岐にわたるので、逆に最初から順序よく通読しようとすると、情報が盛りだくさんすぎてかえって頭に入りにくいかもしれません。1年に1冊なので、次の号が出るまでのあいだ、トイレや洗面所などに置いて、2−3コラムずつ読むような気楽な使い方がいいと思います。

 

この本をお勧めする理由は2つあります。1つは、簡単な英語で書かれており、内容は英語ネイティブの子供が学校で習ったり、メディアから見聞きするような情報がよくまとめられているため、ネイティブの子供なら知っているような内容を英語で効率良く学ぶことができる点です。太陽系の惑星や、アステカ文明、エジプト文明について、大人が改めて勉強する暇はなかなかありませんが、Time for Kidsなら、短いコラムで英語と同時に雑学を仕入れることができるので一石二鳥です。易しい英語で説明的に書かれていますので、そのまま会話で使えるレベルなのもこの本の利点だと思います。

 

お勧めの理由2つめは、たくさんの”事実”が説明されているので、大人用のTIMEやその他の英語雑誌を読む際の基礎知識になる点です。TIMEなどの洋雑誌をすんなり読めない原因の一つに、英語がわからないだけではなく、基礎知識の不足が挙げられます。難しい雑誌なのに、日本のことや自分の仕事に関わる記事なら読めたという経験が皆さんおありなのではないでしょうか。Time for Kidsでは、アメリカの大統領がどのように選ばれるか、地球のタイムライン、世紀の大発明から光合成に至るまで、ありとあらゆるトピックの基本が説明されていますので、大人の雑誌では省略されている基本情報をこの本で学ぶことで、今後大人用の雑誌の理解を深める助けになるのではないかと思います。

 

通常の雑誌のように、一気に通読しようとするとトピックがバラバラすぎて読みにくく、挫折すること間違いなしです。年1冊ですので、家の中の目につく場所に置いて必要なところから少しずつ目を通すような使い方がオススメです。

 

 

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英語で雑談できますか?

私は英語の記事(The Economist や The Independent などが多いです)を読む時に必ず気をつけて行っていることがあります。それは気になる事実や数値が出てきた時に手帳にメモしておく、ということです。たったこれだけのことですが、分野ごとに抜き書きすることで英作文にも役立ちますし、英語でいろいろな分野の話題を話す時に重宝するのでお勧めです。

英語記事を定期的に読み始めるようになったのは2008年。現在はEvernoteを使ってメモを管理していますが、当初はポケットサイズの手帳にインデックスをつけて分野ごとにメモをしていました。具体的には社会、環境、教育、医療、経済、技術、というインデックスを使いました。読んでいる記事で気になる事実や数値を見つけたら項目別にメモをします。例えば、

There are roughly 1.5m home-schooled students in America, a number that has doubled in a decade. That is about 3% of the school-age population.

という文章が気になったので”教育”のページに抜き書き。

70% of Japanese women stop working when their first child arrives.

は”社会”ページに。

また、

2007年アメリカの医療費対GDP比は16%、日本は8%

というふうに日本語のメモもあります。

 

現在はEvernoteを使っています。Web上で読んだ記事の気になる部分を選択して、メニューバーのゾウさんボタンを押すことで英文とurl、日付などの情報が一度に入力されるので便利です。さらに日本語で一言書き加えることもあります。記事メモというノートブックを作りそこに一括で集めています。手書きノートと比べて一番のメリットは、複数のタグが付けられることです。

事実や数値メモの利点は、集めることでどんどん価値が増していくことです。最初はポツリポツリと関係のない事実の集まりですが、メモ数が増えるにつれ、メモ同士がつながりストーリーが出来てきます。また、英会話で雑談を苦手とする方は多いと思うのですが、話しだすきっかけとしてこのネタ帳が使えます。私はスカイプでのオンライン英会話の時はいつもEvernoteをひらいて使えそうなメモを参照しています。たとえば医療についての話題では、日米の医療費についての比較、少子高齢化に関するメモなどを参考にして、ある程度まとまりのある話をすることができます。また、メモを定期的に見かえすことにより世界で一日に消費される電力は15テラワット、一人当たりの二酸化炭素排出量はアメリカ人20トン、日本人10トン、アメリカ人で無宗教の人の割合は10-15%くらい、など大体の数字を覚えることができます。

このメモは英検1級2次試験にも大いに役立ちました。たった1分間で2分のスピーチを用意するのは大変ですが、知識のストックがあればあるほど、事実を元にして話を広げていくことができます。英語メモは一字一句、そのとおりに覚える必要はないと思います。おおまかな数値、事実を知り、それを自分なりの簡単な英語で再現できるだけで十分です。

私たちが英語を話す際に一番困るのが英語での雑談ではないでしょうか。出来るだけ多くの”引き出し”を持つことで会話の幅がぐんと広がります。私は2年半ほど意識してネタ帳づくりをしたことで話したいことが格段に増えましたし、雑談を恐れることがなくなりました。すぐに効果は実感できないかもしれませんが、英作文や英会話のネタにお困りの方には事実や数値のネタ帳を作ることをお勧めします。

英検1級 二次試験対策 その7:環境問題を知りつくす

英検1級二次試験のトピックは多岐に渡っていますが、その中でも環境問題は話題に事欠かず、頻出分野であると思われます。”環境問題”と一括りにされていますがその中には、森林破壊、酸性雨、生態系・多様性の破壊、異常気象、二酸化炭素排出/温室効果、ゴミ問題、代替エネルギーなどなど、押さえておかなければならないポイントがたくさんあります。

 

そこで知識の整理のためにお勧めしたいのが、 環境問題を知りつくす本 (キング・オブ雑学シリーズ) です。この本は、1トピックが見開き2ページになっていて、環境問題についての話題がこの1冊でカバーできます。二次試験前の忙しい時に効率よく環境問題についての情報を網羅するのに最適な本だと思います。

 

例えば、森林破壊・砂漠化に関する具体的な数値、二酸化炭素排出の仕組みや、日本のCO2事情、各国の取り組み、石油の問題点や新しいエネルギーの利点/欠点などが章立てで体系的に書かれています。英検二次スピーチでは、2分間の間に具体例をはさむ必要があるため、この本で仕入れた知識が役立ちます。この本に書かれている話題たちは、TIMEやThe Economist などの洋雑誌に取り上げられている環境問題記事を理解するために必要な知識です。英文が難しい上に、基礎知識もない、ときてはこれらの洋雑誌の環境問題記事を理解するのは困難です。まずは日本語で書かれた入門書を読んで、基礎知識を仕込むことをお勧めします。

 

英検1級スピーチでは、トピックにやまをかけるのは非常に難しいとは思いますが、得意分野をいくつか持つことは重要です。なぜなら、最初の1分間で5つのカードからトピックを選ぶ時に、迷って全部読んでいる暇はないからです。環境問題が得意であれば、カードの文字をスキミングして環境問題らしきものがあったら迷わずそのトピックに決定し、40秒程でスピーチ構成を練るというのも、効果的な作戦だと思います。注意しないといけないのは、得意分野が毎回出るとは限らないということです。アテが外れて慌てないように、得意分野は2−3つ作っておきましょう!

 

【英検1級】エッセイ・スピーチを作る際の情報の集め方

前回、英作文の学習法では、まずは正しい文を書く練習をすること、エッセイの型を学ぶことが大事であると書かせていただきました。

伝えるための道具としての英語力(作文力)を磨きながら、発信する中身(自分の意見)を磨いていく。これを並行して進めていくことが大切です。

その発信する中身を磨くためには、具体的にどのようなことをしたらよいのか、どのような情報に触れていけばよいのか。今回は、私が実際に環境問題のスピーチを準備する際に使用したソース(情報源)について、ご紹介させていただきます。
(二次試験のスピーチ用に行った学習ですが、一次試験の英作文対策としても応用していただけると思います)

具体例・環境問題のスピーチを作るために使用したソース

以下が、私が英検1級二次試験の際に実際に使用したソースです。当時の記録と合わせて、今振り返って、こうしておけばよかったと思うことを余白に書いています。

TIME FOR KIDS

おなじみTIMEの子供版のページです。ブログでお付き合いのある英語学習者さんからのアドバイス、「易しい英語で自分の言いたいことを伝える」を参考に、スピーチ練習初期に使用しました。
使えそうなフレーズや文を抜き出し暗記。(例:「平均気温が上昇している」「数え切れないほどの植物、動物がその住処を奪われる」)
最初は長めのフレーズや長い一文ごと暗唱していましたが、もう少しコンパクトな形(例:「二酸化炭素を放出する」)で暗記をし、スピーチのなかのフレーズに活かしました。

この学習法は、直前対策には向かないかもしれません。英検受験を視野に入れ始めた時点で、コツコツこのような表現ストックをしていくのがベストだと思います。

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21世紀こども百科 地球環境館 (全1巻) (小学館こども百科事典)

図書館で借りた図鑑です。
こども向けに書かれているので、とにかく分かりやすく、スピーチの中に活かしたいネタの宝庫でした。面白そうなネタに関しては、自分でそれを英訳する(後日ネイティブ添削を受ける)ようにしていました。

百科事典に限らず、子供向けに書かれた本、大人用でも分かりやすく説明がされている本を一通り読んで、問題の背景知識を押さえておくとよいです。

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日本の新聞、テレビのニュース

自宅で購読している朝日新聞の中から使えそうな記事を切り抜き、英訳しました。
何気なくテレビのローカルニュースを見ていたら、「地球温暖化で海苔が壊滅的な被害」という話題を見つけ、さっそく英訳したこともあります。

もちろん英字新聞などで訳されているものを拾ったほうが早いですが、旬の話題を得られること、スピーチにオリジナリティを盛り込めることから、どんどん活用してほしいソースです。

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NPR: Environment(ポッドキャスト)

NPRの中でも、環境問題のニュースばかりを集めたポッドキャストです。

今思うと、自分の話すレベルとは合っていなかったので、「こんな話題があるのだな」くらいの認識で聴いていたような気がします。リスニング対策などに使ったほうがよかったと思います。

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VOA Special English

話すスピードがゆっくりなので、実際に口に出す練習には最適。環境問題に関するニュースがあった際には、シャドウイングをしました。

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思いついた話題を、とにかくネット検索→英訳

(例):
・身近な地域で行われている地下鉄・バスの割引(環境保全を目的としたもの)についてサイト検索
→その割引チケットの名前を英訳するのが難しかった

・太陽光発電について気になったので、燃料電池を作っている会社や電力会社のサイトを検索
→電力会社とガス会社がそれぞれ用いているシステムが、違うということを知って驚き。

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The Japan Times ONLINE

環境に限らず、すべての分野で使えるサイト。
環境関連記事を網羅するのは大変だったので、「この語句はどういう言い方をするのだろう」というのを調べるために使いました。

この作業も、直前ではなく、前もって始めておくことをお勧めします。

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まとめ

今振り返ると、この調べる作業というのは、本当に楽しくて、勉強しているなぁ・・・としみじみ実感するものでした。
試験勉強に余計な理想、理念は不要なのかもしれません。ただ、せっかく勉強をするのなら、丸暗記や何かの真似をするのではなく、新しい知識を得ながら自分の意見を述べる練習をしたい。そのきっかけとして、英検のエッセイやスピーチ練習は最適なのではないかと思いました。

今回、記事を書いたことで、「前もってやっておけばよかった」と思う内容もいくつか見つけられたので、ぜひ受験を考えていらっしゃる方の長期的な計画を立てるのに役立てていただければと思います。