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オーディオブックが聞き取れるようになるには

Audibleに入会したのが7年前。今やオーディオブックリスニングは生活の一部になりました。私の英語勉強生活を劇的に変えたといっても過言ではないオーディオブックですが、最初から楽に聞き取れたわけではありません。オーディオブックを聞き取れるようになるためには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。

 

 オーディオブックリスニングの利点

これまで180本ほどオーディオブックを聞いて感じたオーディオブックによる英語学習の利点は、

1. スキマ時間を有効活用できること

2. 読書と英語学習が同時に出来ること

3. 英語らしいリズムやイントネーションが自然に身につくこと

でした。

皆さんにも激オススメしたいのですが、オーディオブックが聞き取れるようになるためには、いくつか越えなければいけないステップがあるようです。振り返ってみて、オーディオブックリスニングに必要だと思われる要素を挙げてみます。

 

 知っている単語を増やす

ほとんど聞き取れない音源を繰り返し聞いても効果はありませんでした。聞き取れない原因が単語力不足であれば、単語力を増強し、認識出来る単語を増やすことによって、だいぶ聞き取りやすくなると思います。ボキャビルの方法は色々あると思いますが、私は毎日毎日少しずつ単語を覚えています。単語本を回して一気にボキャビルする方法もあるのでしょうが、単語集に集中するよりは、リーディング、リスニング、ボキャビルを同時に行ったほうが長続きすると思いました。ボキャビルは今でもほぼ毎日続けています。

 

 音と単語を一致させる

どれだけたくさん単語を覚えても、間違った発音で覚えていてはリスニングで認識出来ません。このため、スクリプトと音源が揃った文章を使って、単語と音を一致させるよう心がけました。以前リスニング基礎体力作りのためにでも紹介しましたが、具体的にはVOAや、Interesting Things of the Dayを使い、一つの記事を耳だけで理解出来るようになるまで単語を覚え、何度も聞き、シャドーイングもしました。一つの素材を最低でも30回以上、読みながら音声チェックしましたので、一度確認した単語は耳だけで聞いても分かるようになりました。単語は目だけで覚えるのではなく、必ず音もチェックするのが大事だと思います。

 

 リーディングのレベルを上げる

読めない本を聞き取ることは出来ません。オーディオブックはだいたい150語/分〜200語/分で読み上げられています。漢文のように返り読みをしていたり、文法構造を紐解きながらゆっくり読んでいたのでは音声についていけません。文章を左から右に、振り返らずに読んでも理解できるようになるには、やはり多読的なやり方で、ある程度本を読んだほうがよいと思います。いきなりオーディオブックに挑戦する前に、簡単な本を何冊か読み、読んだ本よりも少し下のレベルのオーディオブックに挑戦すると良いのではないでしょうか。本は読めたのにオーディオブックが聞き取れないのであれば、本を目で追いながら、音と文字を一致させる作業で徐々に慣らしていくといいと思います。

 

 まとめ

その本の単語を9割方は知っていて、リーディングでも読める内容の本を選んでみてください。読めるのに聞き取れない時は、目で文字を追いながら音声を聞いてみてください。いったんオーディオブックリスニングが出来るようになれば、後は聞けば聞くほど新しい単語や言い回しが増えていくのを感じます。オーディオブックが聞き取れるようになると、長くても1問3分程度のリスニングテストが短く感じますし、何よりも、耳さえあいていれば机に向かっていなくても英語学習の時間が確保出来るというのが大きな利点になると思います。

 

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英語学習者向け素材を上手に使ってインプット

前回のなぼむしさんの記事に続き、今回も背景知識に関することを書いていこうと思います。

私は英語学習のためにスクールに通っています。そこで英文解釈に使われている教材は様々なのですが、現在は日米関係についての政治的なものを扱っています。毎回予習では英文を日本語に訳したりしているのですが、ただ訳すだけではあまり意味が分かりません。

政治的な話題と言っても、地理的なことや軍事用語、アメリカの歴史的な背景知識も必要となってきます。
とりあげられた過去の出来事についてその都度調べたりはしますが、どうしても点の知識になってしまいがちで、なかなか線でつなげることができません。

そういう時は概論的なものを一冊読めばいいのですが、あまり詳しく書かれすぎていてもボリュームがありすぎて読む時間を捻出できずに積読状態になることもありました。

ポッドキャストを利用

その時に利用したのはVOA SPECIAL ENGLISHのU.S. Historyでした。
簡単な英語で簡潔にまとめられていて、短時間のものをスキマ時間を利用して聞くことができました。

その他にもアメリカの子供向けのオーディオブックなども利用したりしましたが、やはりポッドキャストで10分程度にまとめられたものの方が頭の中でも整理しやすかったです。

今回は歴史的な知識を得るためとして上記の例を挙げましたが、海外の記事や小説などを読んでいるとそのような歴史を含めた文化的な背景を知っていることでより理解が深まり楽しむことができます。
名著からセリフやエピソードが引用されたりするのを見ると、まだまだ読んでいない作品がたくさんあることを実感したりもします。

学習者向け素材を利用

あまりに名著すぎるゆえに、今まで読んだことがないことが恥ずかしく思えてきて、今更読むに読めないという作品はありませんか?
数カ月前にたまたまそのような作品のOxfordのBookwormシリーズのオーディオブックを聞いた時に、「これはいい!」と思いました。

まず短いこと。1時間前後で聞き終わります。
そして簡潔に書かれているのでながら聴きをしていても十分理解できます。
このように実際の作品として深い部分まで味わうことはできませんが、ダイジェスト版のような気分で楽しみながら聞いていくことができました。

まとめ

 

今更遅いと思ってしまうと、この先ずっとそのままになってしまいます。
前回のなぼむしさんの記事にもあったように、日本語で適したものがあればそれで全く問題ありません。
難しく考えすぎて手を出さないのではなく、手軽に始められる方法でどんどんインプット量も増やしていきましょう。

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