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エッセイ練習にもつかえる大学入試用無料講座 【教育ワンダーランド@よみうり】

読売新聞といえば…英語学習者の方の中にもThe Daily Yomiuriを利用されている方が多くいらっしゃると思います。
かくいう私も1級受験前の半年間購読していました。

この読売新聞のウェブサイトの中に「教育ワンダーランド」というコーナーがあります。
このコーナーは一見子供向けに見えるのでスルーしがちなのですが、ここに「よみうり入試必勝講座 with 代々木ゼミナール」というコーナーがあります。今回はそのコーナーのご紹介をしたいと思います。

小論文コーナーを英検1級対策に利用してみる

一番上に「入試情報」と大学入試の情報が出てくるので、自分には関係無いと一瞬思ってしまうのですが、下の方にスクロールしていくと、「よみトク 小論文講座」「よみトク 英語講座」というコーナーが出てきます。
この「よみトク 小論文講座」は読売新聞の記事の一部を読んで指示された小論文を書いていくというコーナーです。(大学入試の際に日本語で書く小論文のためのものです。)

取り上げられているトピックをいくつか見てみましょう。

2012年9月号 着床前診断について
2012年6月号 待機児童と保育士不足
2012年3月号 少子高齢化について
2011年11月号 自然保護か地元民の生活か
2011年3月号 難病患者の高額な医療費
2010年9月号 「ペットの殺処分」
2010年4月号 死刑制度の是非
2009年10月号 核廃絶について
2009年5月号 「臓器移植」というテーマ
2009年4月号 地球環境問題について

「これは!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はこれを初めて見た時に「ん?ここでは日本語だけど、これは英検1級のエッセイやスピーチのトピックの練習にならないかしら…」と思い、これらのトピックを使って原稿を書いてみました。

ここのコーナーでは実際の新聞記事が引用されています。
そして、下の方にある「解答作成のヒント」というところにとても丁寧に論理の組み立て方やどういうデータを利用するかなどが書かれています。ここを読むだけでも背景知識など勉強になるはずです。

解答例もありますが、もちろん日本語です。ですから英語のエッセイ、スピーチ原稿を書いても解答があるわけではありません。
組み立て方、データの引用方法などを参考にして自分で英文を書き、添削に出すという方法で私は利用しました。

エッセイやスピーチの原稿を書きたいけれど、ネタやデータに困っているという方はぜひ一度ご覧になってください。

大学入試レベルの問題にチャレンジ

小論文講座の横には「よみトク 英語講座」というコーナーがあり、The Daily Yomiuriの実際の記事から大学入試レベルの英語長文問題が出題されています。

解答がポンと書いてあるだけでなく、解説も付けられています。
語句の解説や全訳もきちんと掲載されているので、全訳にチャレンジしてみてもしっかり確認することができます。わざわざ問題集を買ってまで長文問題なんて解かないわ〜という方も、ちょっとした英文の理解度チェックとして試してみても懐かしい気分になれるかもしれません。

更新終了?!

この小論文講座と英語講座ですが、それぞれ毎月◯日ごろ更新と書いてあるものの、「※9月号が最後の更新になります。」と書いてあります。
最初は、今のところ9月が最後に更新したもの、つまり最新ということかと思っていたのですが、11月になった現在でも9月分までしか更新されていないので、9月で終わってしまったようです…。
とても残念ですが、今までの数年間のものだけでもチャレンジしてみる価値はあると思います。

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リーディング学習法 数珠つなぎで背景知識を得る

シリーズでお送りしているリーディング学習法ですが、今回は前回に引き続き背景知識を得ることで理解度を上げる方法をご紹介します。

前回は身近である日本の話題についての記事を読むということでしたが、そうしてばかりもいられません。英検1級等のエッセイ、スピーチ対策などを意識している場合は、日本国内の話題や自分の興味がある分野だけ情報収集していてはとても太刀打ちすることはできません。

基本姿勢と記事選び

まず、基本的な姿勢として「新しいことをまた一つ知ることができる!」という意識を持ってください。
記事を一つ選びます。
どのサイトの記事でも構いませんが、ご自身のレベルに合ったものを選んでください。特に問題なく読める〜少し難しいけれど調べながらなら読むことができるもので調整してみてください。
つい自分の好みで記事を選んでしまいがちなことが心配な方は、「TOPニュースから選ぶ」などといった決まりを自分の中で作ってしまうと良いかもしれません。

疑問はとことん解決

記事を読みながら、分からない単語を調べるだけでなく、分からない事柄についても調べてみましょう。慣れないうちは日本語記事でも構わないので、内容についての疑問点を解決します。
誰かに記事の内容を聞かれた時に説明できることを目標にします。記事の内容だけでなく、「〇〇ってどこにあるどんな組織ですか?」「最近別の地域で同じような事件が起こったりしてませんか?」などといった質問を自分自身で考えてみてください。
慣れてきたら日本語で調べるだけではなく英文記事を読むようにしてください。日本のフィルターがかかっていない、生のソースから情報を得てください。

まとめ

このように、記事を理解するために疑問点を解決していこうとすると、次はこの記事を読んでみよう、この事象についてはこの記事を読めばいいかもしれない…と、読む記事数自体も増えてきます。
類似の話題を数本まとめて読むと出てくる単語も重複しているものが多く、覚えようとしている単語がすっと頭に入ってくるという利点もあります。
ここで「新しいことをまた一つ知ることができる!」という気持ちが大切になってきます。知る楽しみを感じながらどんどん次の記事、また次の記事…と進めていきましょう。

試験対策を考えている方は、調べたことをメモしたりまとめておいたりすると、後で必ず役に立ちますよ!