学習を継続するには、記録をとるとよい。
以前にも記事で「記録」の大切さについて、数回にわたって書かせていただいています。
「記録」と一口にいっても、その方法はさまざまです。
取り方によっては、自分自身のモチベーションがぐんと上がったり、自信を積み重ねるのにものすごく大きな役割を果たしてくれます。
今日は、モチベーション・自信アップに効く「記録」の取り方をご紹介したいと思います。
キーワードは「スキマ」
最初にタネ明かしから始めます。
ここでのキーワードは「スキマ」です。
スキマといっても、「スキマ学習」のようにポジティブなイメージではありません。
記録をとっていく中で、予想以上に私達のモチベーションを下げてしまうのが、この「スキマ」なのです。
以下の画像をご覧ください。
これは、以前ご紹介したアプリ、Daily Deedsでとったオンラインスクールの参加記録です。
「スキマ」・・・寂しくないですか?
もちろん、「毎週金曜日に出席できている」ということは分かります。それだけでも、この記録をとる意味は充分にあるとは思うのですが、せっかくならば、「もっと自分の積み重ねたものを実感したい」、そう思われる方も多いのではと思います。
そういう時には、このDaily Deedsのようなカレンダーを埋める形式を選ぶよりも、累積回数・時間をカウントするようにしましょう。
例えば、回数ならば、以下のような「ラジオ体操カード」形式の表を作って、参加した時に色を塗るようにする。
時間を計測するならば、手帳や日記に書いてもいいですが、時間計算の手間が省けるように、PCやiPhoneアプリなどを利用するとよいですね。
(以前ご紹介したDAYTUMなどもおすすめ。私自身は、時間計測にはDaily TrackerというiPhoneアプリを利用しています)
カレンダー式のよさ
では、スキマが見えてしまうカレンダー形式の記録は、避けた方がよいのか?
必ずしもそうではありません。
カレンダー式こそ、適している学習項目があります。
それは、「毎日続けたいこと」です。
例えば、自分自身の例でいうと、「英字記事を読む」がそれにあたります。
読む能力というのは、たった数日、間をあけただけで確実に落ちていきます。
そして、私は世界情勢についてよく読むのですが(例えば「シリアについて」など)、毎日読んでいれば、話の流れにつけていたものが、間をおくと分かりにくくなってしまうのです。
こういう項目こそ、カレンダー式で、毎日の習慣をつけたいものです。
おわりに
現在、100 WISH LISTでは、第4回ヴァーチャル夏休みという企画を主催しています。
毎日の学習を記録することで、「ヴァ夏」の学習も、より充実したものとなると思います。
是非、気軽に、そして楽しく、「記録」に挑戦してみてください。
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【今回記事内で紹介している、カレンダー形式のアプリ】
Daily Deeds: Track Your Habits – Spoonjuice, LLC
※モチベーション・記録に関する記事は、「学習モチベーションの保ち方」カテゴリーでご覧ください。
注:記事内で使用している画像・表は、記事の説明のために作った架空の例です。アプリや自作シートは自分自身、実際に使用しているものですが、現物ではないことをご了解ください。