Warning: call_user_func_array() expects parameter 1 to be a valid callback, class 'collapsArch' does not have a method 'enqueue_scripts' in /home/users/0/sunnyday.jp-100wishlist/web/wp-includes/plugin.php on line 525

Posts Tagged ‘英検1級’

まだ間に合う!英検1級1次直前対策

英検1級1次は小手先の試験テクニックだけで何とかなるものではないのですが、それでもやって良かったと思えるちょっとしたTipsがあります。英検1級を初めて受験される方のために、試験当日に実際に役に立ったと思う事柄を紹介します。

 

1. ベストポジションをゲットする

当日の席順は早い者勝ちです。リスニングのベストポジションをゲットすべく、早めに会場入りしましょう。最新の音響設備を備えた会場に当たるとは限りません。また、地元の中学校や高校が会場の場合、部活動の音がうるさい場合もあります。リスニングの時間帯は大きな音を出さないよう遠慮していたようですが、それでも窓際の席は騒音で気が散る場合があると思います。自分で席が選べるよう、空いているうちに入室しましょう。単純なことですが、試験に100%集中するためには、排除出来る不安要因は出来るだけ取り除いておくことが重要です。

 

2. リスニング先読み時間を設ける

試験は読解、リスニングの順で行われます。読解パートを10分ほど早く終わらせて、リスニング問題の先読みに当てます。10分余らせることを意識しないと時間は余らないと思います。リスニングで流れる文章自体が書かれているわけではないのですが、先読みして何の話題か予想できると、気持ちが少し落ち着きます。

 

2-3回リスニングパートの問題を読み、キーワードとなりそうな単語をマルで囲っておきます。設問を読んで、内容を記憶しておくのは困難ですが、キーワードをマルで囲っておくことにより、実際に問題を解く際にサッとどういう部分に注意して聞けばよいのか予想することが出来ます。また、答える時に全文読まなくて済むので次のリスニングを聞き逃すこともなくなります。リスニングは1つ分からない問題があると、そこで集中力が途切れてなし崩し的に分からなくなる事があります。そんな時は囲ってある次の問題のキーワードを見て、気持ちを立て直しましょう。

 

3. 英作文を書き始める前に論点を箇条書きにする

英作文にかけられる時間は30分程度だと思います。与えられた用紙に目いっぱい書くとだいたい200字前後になります。

 

与えられたキーワードを元に英作文を書くわけですが、とりあえず自由に書き始めてしまうと、書いているうちにアイデアが広がって論点がズレてしまうことがあります。〇〇について書き始めたのに、最後が”だから△△はどうあるべき” と終わってしまい、書き終わったものを消して書きなおすのは大変な時間のロスになります。

 

作文を書き始める前に、論点を箇条書きにしておきましょう。イントロ、理由1,2,3、結論の最初の1文を日本語で書いて道筋を示しておくと良いと思います。ただでさえ時間がないのに、余計な事に時間を取られたくない!と思われるかもしれませんが、最初に少しだけ時間を取って全体像を決め、読み手に”〜だからこういう結論を導き出した”と、思考の流れを分かりやすく示す道筋を考えておくと、書きながら迷わずにすみます。

 

また、普段英作文を書く際にパソコンのスペルのオートコレクト機能に頼っている方は、手書きの練習もしておかないとスペルミスが多くなります。試験前には実際に手書きでエッセイを書く練習をし、手書きの感覚を取り戻しておくことも大事です。

 

4. 事前に時間配分を決めておく

時間を測って過去問を解き、だいたいの時間配分を決めておきましょう。英作文に30分、リスニング先読みに5-10分かけるためには語彙パートに時間をかけているヒマはありません。英作文は配点が28点と大きいです。落ち着いて考える時間がないと、書けるものも書けなくなってしまいますので、語彙パートで迷いに迷ってしまい、英作文にかける時間が10分もなかった!ということがないように、時間を意識しながら問題を解きましょう!

最後に。これまで積み重ねてきた努力は自分を裏切りません。緊張するのは本気で合格したいと思っているから。緊張しすぎて集中出来ない時は、頭のなかで当日の手順を繰り返しシュミレーションしておきましょう!

 

幸運をお祈りいたします!!

【英検】次こそ勝ちたいあなたが今すぐすべき5つのこと (後編)

次こそ英検合格を目指すあなたが、今すぐすべき5つのこと。
今日は、いよいよその5つ目を発表します。

私が資格受験から学んだこと

本題に入る前に、ぜひ皆さんに知っておいていただきたいことがあります。

私事ですが、昨年は、国連英検A級受験のための学習をしていました。その際に障害になったことは、情報量の少なさでした。
過去問も少なく、合格者の学習方法を知る機会も、限りなく少なく。(訳あって、意図的にシャットアウトしていたところもあるのですが)

”やるべき総量が見えないと、自分がどれくらい達成できているかが分からない。”

それが一番つらかったです。そして、逆に考えれば、

”やるべき総量さえ見えれば、それを試験までの時間で割ればいい”だけ。

そのような結論に達したのです。これは、私にとって大きな発見でした。

項目1~4までで見つけておくべきこと

前回の記事で提案した4つのこと。
実はこれらの項目は、

”やるべき総量さえ見えれば、それを試験までの時間で割ればいい”

これを実践する上で必要なデータを、皆さんに集めていただく作業でした。

試験日を調べることで、試験まであと何日あるのか、そして2~4の作業で、やるべき総量が見えてきているはずです。

特に、「やるべき総量」については、この時点で納得が行くまでしっかりと考えておきましょう。ですが、完璧を求めて前に進めなくては困ります。合格するために必要な学習量の総量は、その人によって違います。また、実際に合格してみるまで本当のところは分からないのです。

納得いくまで、「やるべき総量」についての仮説を立てたら、いよいよ最後のステップ、5つ目の作業に進みます。

5.試験日までの大まかなスケジュールを立てる

試験までの日数、やるべき総量を意識しながら、試験日までの大まかなスケジュールを立てて行きます。
その際に、気をつけていただきたい点を挙げておきます。

【1】全分野を試験日前日に仕上げるわけではない
例えば、単語本はある程度早めに仕上げる日を設定し、あとは「問題集を解く」、「長文の中で実際に使われているのを見て定着させる」などの方法をとるほうがよいでしょう。
それに対し、読解・リスニングは、コツ・カンがやらないとすぐに落ちてしまうので、直前まで続けておいた方がいい分野です。
どのジャンルをどのあたりまでに完成させるか、大まかに考えておきましょう。

【2】まずは各分野で核になる学習項目を決める
まずは今の時点ですでに取り組んでいるもの、続けて取り組みたいものがあれば書きだしてみましょう。他の合格者の方が使っていた本など、すぐに試したいものもあるかもしれませんが、一気に多くのノルマ項目を決めてしまうのは危険です。


【3】現時点で考えた「やるべき総量」というのはあくまで”仮のもの”と心得る

学習を進めていくうちに「この量では足りない」、または「この分野にここまで時間をかけることはない(他分野に回すべき)」など、計画修正が起きてくるはずですし、起きてこなければおかしいです。
どのようなものを足せばいいか、または減らせばいいか。適宜、過去問に触れるなどして自分の力の伸びを知り、柔軟に計画修正していくようにしましょう。

100 WISH LIST 特製 「英検合格までのスケジュール表」

以上でご説明したことをすべて書きこむことができる用紙を、作成いたしました。
ぜひ、スケジュールを立てる際にご利用ください。

(excel)
eiken100WL

(PDF)
eiken100WL.pdf

【使用法】
(1)各学習項目を書き入れます。

(2)それぞれの項目を「いつ終わらせるか」、締切日に印をつけます。
※開始日から締切日までに矢印(←→)を引くと、一目見て分かりやすいです。

(3)それぞれの項目について、一日あたりの量を計算します。
土日は休みにする、週に○回するなどを考慮して計算しましょう。できる限り余裕を持った数字にできるよう、多すぎるようならば目標日をずらすなど、柔軟に対応しましょう

(4)ここで出した数字を、日々のノルマに組み込みましょう。
その際には、ノルマ表やiPhoneアプリ”Daily Deeds“を利用することをお勧めします。

まとめ

今回ご紹介した計画の立て方で重要なポイントは、

・試験日を知り、どれだけの日数が残されているかを知る
・やるべき総量を知る
・総量を日数で割る

でした。この考え方は、他のどんな資格試験を受験する際にも活かしていただけると思います。

皆さんに作っていただいたスケジュール表は、今後の学習を進める上で、大切な「地図」・「方針」となるものなので、大切にしてくださいね。
そして、実際に学習を進めていくなかで、それを変更することを恐れないでください。
これが、この学習計画を成功に導く上で、最大のポイントになります。

準備はこれで完了です。
さぁ、次の試験に向けて、一歩を踏み出しましょう!

[ad#blogmura]

【英検】次こそ勝ちたいあなたが今すぐすべき5つのこと (前編)

1月22日(日)は、英検の一次試験日でした。
受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

一次試験の解答速報を確認し、皆さんお一人お一人が次のステップに向けて歩み出す準備をされていることと思います。

今回は、試験結果に涙を飲んだ方に向けて送る私からのメッセージです。私自身、試験で成果を出せずに悔しい思いをしたことが何度もあります。その経験から学んだ、「今すぐやっておくべき」5つのことについて、書きたいと思います。

今が一番モチベーションが高い

試験に向けて学習を続けていて、一番モチベーションが高くなるのはいつだと思いますか?
私は、試験直後だと思います。

試験結果に対する悔しさをバネにするのはもちろんのこと。

どの分野が解けなかったのか、これからどこに力を入れて勉強していくべきなのか。記憶が鮮明なうちに、次の戦略を立てるのが最も効果的だと考えます。

1.次の試験日を調べる

まずは次の試験日を調べましょう。そして、手帳に書き入れます。
そこで忘れて欲しくないのが、「試験申し込み開始日」も書き入れておくこと。
(申し込み期間途中で気持ちが揺らがないよう、申し込み開始日に申し込みをするため)
また、今、これを書き込むことで、今日から次の試験に向けて頑張ることを自分自身に誓いましょう。
途中で迷って失速したり、直前になって無理な量を詰め込むことのないように。

2. これからの学習戦略を立てる ~試験結果の分析~

今回受験された皆さんは、今から学習を始める方にはない「貴重なデータ」を持っています。
それは、今回の受験結果そのものです。

まずは解答速報と照らし合わせて点数を出し、相対的にどの分野が弱いのか確認しましょう。

それから、記憶が鮮明なうちに、どういう点で困ったのか、文字にして書き出しておきましょう。

・最初の語彙のところに時間をかけ過ぎてしまった
・英作文の時間が足りなかった
・疲れていて思ったよりリスニングができなかった
・会場が寒くて集中できなかった

点数だけでは分からない自分の弱点を、今のうちに洗いだしておくのです。この受験で得られたことを、次の試験で活かすために。どんな些細なことでも書き出しておきましょう。

3. これからの学習戦略を立てる ~手に入れられる限りの過去問を入手しておく~

試験対策をする際の王道のひとつが、「過去問を解く」ことです。

その目的は大きく分けると、以下の2つ。
(1)自分の弱点を知ること
(2)実際の試験形式で、時間配分などのシミュレーションをすること

項目2で述べたように、皆さんは「弱点を知る」という意味では、もうすでに1回目をクリアしています。

(2)で書いた、過去問を使ったシミュレーションはできるだけ試験直前にすべきことですが、弱点を知ることは何度やってもかまいません。構わないどころか、各分野の力の伸びを測る上で、折に触れて過去問を解くべきだと私は考えます。

伸びをチェックしたい時にすぐに手に取れるように。今の時点で、英検の公式サイト・問題集などから、できる限りの多くの過去問を収集しておきましょう。

4.学習すべき”総量”を考える

大人の学習とは、学校のように「これをやりなさい」と言われたことを、言われたままにこなしていくことではありません。

項目2で書いたように、「ご自身で」弱点を見つけ、これからの学習戦略を立てる。この姿勢が大事だと思っています。

そして、その自主性と同じくらいに大切なことが、「第三者の意見」です。

「自分で見つける」なのに、「第三者に聞く」?

一見矛盾しているように見えますが、これらをバランスよく取り入れることが大事です。

「自分で」どの分野の力が足りないのかしっかりと分析をすること。

その上で、その力を伸ばすためにどんな勉強をすればいいか、合格者のブログを参考にしたり、スクールの先生やしかるべき人に相談してみる。

それは、言われたことを言われたとおりにする「鵜呑み」の勉強法とは対極にある、ずっと能動的な方法だと思います。

ご自身の伸ばすべきところを把握したうえで、これからの学習法を考える/他の方の意見を参考にする際には、

・どのような教材を使うか
・どれだけの量にとりくむべきか
・どれだけの量を、どれだけの時間をかけて行うべきか

以上の3点に気をつけて情報収集・選定するとよいでしょう。

まとめ

「5つ」と書いておきながら、なんとも中途半端な4つまで書いたところで、一旦区切りました。

5つ目が、今回の一連の「するべきことリスト」の要になる部分なので、記事を改めてしっかりと書きたいと思います。

また皆さんご自身でも、5つ目にすべきことは何なのか、一度ゆっくりと考えてみてください。

今回記事にした4つの項目の要点をまとめておきます。

1.期日(受験日)を意識することで、決心を揺るがないものにする
2.今回の結果から、自分の弱点を洗い出す
3.これからの学習に必要な「過去問」を準備しておく
4.自分の弱点を知った上で、それを伸ばすための方法を見つけに行く

それでは、次回の記事をご期待ください。

[ad#blogmura]

英検1級過去6回 全問題集〈2011年度版〉 (旺文社英検書) 英検1級過去6回 全問題集〈2011年度版〉 (旺文社英検書)
旺文社 

旺文社 2011-03-01
売り上げランキング : 222377

Amazonで詳しく見る by G-Tools

【問題集レビュー】Painless Writing

ネイティブの中高生向けに書かれたライティングの参考書、Painless Writingを紹介します。この本には、どうしたら読みやすく、魅力的な文章に改善出来るかが詳細に書かれています。すでにある程度ライティングをこなした方が対象になると思います。

 

ほとんどライティングをしたことがなく、どうやって書き始めたらよいかわからない方には、以前コチラの記事で紹介した、Time for Kids Ready, Set, Write!: A Writer’s Handbook for School and Home (Time for Kids Writer’s Handbook) がオススメです。今回紹介する、BarronのPainless Writing (Barron’s Painless Series) は、英語圏の中高生向けに書かれた洋書ですので、ある程度洋書が読めて、ライティングの経験もある方が対象になるかと思います。

 

中学・高校で英作文を習った時、日本語の文章を英訳する練習はたくさんしたけれど、まとまった文章をわかりやすく書く方法を、系統立てて習うことはなかったのではないでしょうか。Painless Writingは、簡潔で、わかりやすく、面白い文章を書くためのテクニックが学べる本です。日本のライティング本と異なる点は、文法事項の説明がほとんどなく、ライティングスタイルを改善することに焦点があてられている点です。内容は、

1.  Clean Up Preposition Clutter

2. Spice Up Your Writing

3. Silence the Passive Voice

4. Reduce Nominalizations and Activate Your Writing

5. Smooth Out Your Wriitng

6. Harness the Power of the Comma

7. Add Rhythm to Your Wriitng

8. Gremlins in Your Writing

9. Create a Template for Your Term Paper

となっています。

 

第一章の Clean Up Preposition Clutterを詳しく見てみましょう。前置詞、前置詞句の使いすぎを改める方法が書かれています。前置詞を使いすぎているかどうかのルールはありませんが、全体の20−25%が多すぎるとみなされるようです。前置詞が多すぎると、読み手の注意を逸らす恐れがあるため、出来るだけ簡潔な言葉に置き換えられないか検討します。ここではまず、前置詞句をたくさん含んだ、悪い文章の例が出てきます。From the point of view, at this point of time, on the basis of、などの不要と思われる言葉をピックアップしていきます。また、of の多用にも注意をします。

そして次に、不要な前置詞を排除する5つのステップが紹介されています。例えば、In order toはTo, At this point in timeはNowへ、with reference to は about へ直す、などです。簡単に言い換えられる事を小難しく書いて、文章を格調高く見せよう、などという小細工は不要、とバッサリ切り捨てます。各チャプター毎に練習問題もついていますので、悪い例を読んでポイントを掴み、改善方法を学び、実際に練習することができます。

 

その他にも、受動態を能動態にかえる方法、文章の長さをかえて、リズムをもたせる方法、同じ書き出しの文章が続くのを避ける方法など、役に立つ情報が満載です。

 

本を読んで練習問題を解くだけで満足せず、実際に文章を書いて、この本で学んだ方法を試してみることで、わかりやすく、生き生きとした文章が書けるようになるのではないかと思います。とりあえず言いたいことは書けるけれども、文章になんの工夫もない・・と悩んでいる中級者の方は、この本で紹介されているテクニックを取り入れてみると良いのではないでしょうか。

 

 

[ad#blogmura]

 

”戦略的” 英語学習計画のススメ - その3:資格取得を目標にする

「資格取得のために勉強をすること」
皆さんは、どのようにとらえていらっしゃいますか?

英検は「免許」ではないので、それがなくては仕事ができないというわけではありません。
そして、資格のための勉強というと、一見地味な努力を連想し、「なぜ学校を卒業してまで、テストのために勉強をしなくてはならないのか」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、そう思っていらっしゃる皆さんに、ぜひ読んでいただきたい記事です。

資格など要らない?

「英検1級で問われる単語は、マニアックすぎる」

英検1級について、私が一番耳にするネガティブな意見です。試験そのものを「意味のないもの」と敬遠し、最初から土俵に乗らない。

誰でも彼でもに1級を受験せよ、と勧めるわけではありません。ただ、厳しいことを言えば、1級で問われる単語を目にすることがないのは、実際に洋書や英字新聞の記事を読むことがほとんどないからではないでしょうか?

私自身、1級の勉強をしたからこそ、そのような単語を覚え、そして実際に英字記事で出会う(=記事を読める)だけの段階に来ることができたと思っています。1級受験というきっかけがなかったら、一生英字記事をスムーズに読めなかったかもしれません。

始める前から、資格のネガティブ面(しかも、今そう見えるだけのもの)だけを見て、英語力を伸ばすチャンスを見過ごしてしまうのは、もったいないと思いませんか?

資格受験=わかりやすい目標設定

前回の記事では、「今、勉強していることから、目標を見つける」方法を提案させていただきました。

前回も書いた通り、目標を設定することは、簡単なように見えて、なかなか難しいものです。漠然とした目標では、何をすればいいのかわからないし、「長い目で見て自分がどうなっていきたいか」、それは1日や2日考えたくらいで、パッと見えてくるものではないでしょう。

それならば、資格を取得することを目標にしてみませんか?

「英検○級を受験しよう」

この決意なら、今、この瞬間でできます。そして、簡単に決められることであるにもかかわらず、得られる成果は、ものすごく大きいものです。

私は、自らの経験から、英検を目標にされることを強くお勧めします。
それは、四技能(読む、聴く、話す、書く)の力をバランスよく伸ばすことができるからです。
このサイトを書いている私達3人は、全員英検1級を取得していますが、その過程で得たものが大変多く、全員が「受験して本当によかった」と考えています。

関連記事: 英検1級を取得してよかったこと

決めた! ・・・では、次は何を?

この記事を読んで、「じゃあ、私も受験してみよう」、そんなふうに決心してただけたら、ものすごくうれしいです。

各分野の学習法については、英検カテゴリーに掲載をしておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

決心はした。
対策法もリサーチし始めた。

次にやるべきことはなんだと思いますか?

それは、続ける仕組み作りです。

受験するぞ!と決心した熱い気持ちは、時とともに変化していきます。冒頭でも述べたような「一見地味な資格勉強」を、長期間に渡って続けていくには、最初の熱い決心だけでは息が続きません。

私は、英検受験を通して、計画を立てること、自分のモチベーションをコントロールすることの大切さを学びました。
楽しくないもの(楽しくなさそうに見えるもの)でも、工夫次第でいくらでも楽しめる。
自分の経験から、そのような方法をいくつも見つけ出してきました。

次回以降、その経験に基づいた、資格勉強を楽しく続けるためのアイデア・仕組み作りについて、ご紹介していきたいと思います。

[ad#blogmura]

The Economistの定期購読

英検1級対策のために読み始めたThe Economistですが、合格後も定期購読を続けています。購読をしなくても週に5記事は無料で読むことが出来、Email登録をすると、週に10記事まで無料で読めますが、関連記事を読んでさらに背景知識を深めたいと思うと、すぐに上限に達してしまいます。年間購読であれば、日本の新聞を定期購読するのとあまり変わらないため、最初の2年はプリント版を、3年目からはデジタル版を購読するようになりました。

The Economist 定期購読のメリット

The Economistを書店やAmazonで1冊ずつ購入すると、1,200円です。ごくたまに買う分にはいいかもしれませんが、週刊誌ですので継続的に読むのであれば、定期購読がオトクです。1年間、プリント版を定期購読した場合は、一冊あたり676円になります。

しかも定期購読をすると先週号の進捗状況に拘わらず、毎週自宅に雑誌が届きます。次の号が来るまでに読み進めよう!という良いプレッシャーになるのではないかと思います。

気になるお値段は、

Time誌の年間購読が、年 16,159円ですので、2倍以上とお高めです。Fujisanで定期購読しても、The Economistサイトから申し込んでも値段はかわりませんが、The Economistのサイトで申し込む際は、年間購読を自動更新に設定することでさらに3000円値引きされて31,500円になりました。

 

TIMEと難易度はさほど変わらないとは思いましたが、読みやすは人によって違うようです。私はThe Economistのほうが、扱う内容のバランスが良く、記者がどう考えて結論を出したか、思考の流れが分かりやすいと感じたため、The Economistを選択しました。

プリント版かデジタル版か

値段が違う他は、雑誌が自宅に届くかどうかだけです。どちらを選んでも、オンラインサイト上で最新号並びに過去記事を無制限に読むことができます。オーディオのダウンロード、iPad、iPhone、アンドロイドなどの端末でThe Economistのアプリを利用して記事を読むことも出来ます。デジタル版は毎週金曜日に更新されますが、雑誌が日本に郵送されるのは早くても日曜、地方だと月曜または火曜日になります。週刊誌としてはこの遅れは大きいと思います。プリント版は字がかなり小さく、老眼でなくても読みにくいです。どうしても直接書き込みがしたい!読んだら本棚に並べたい!!というこだわりがなければ、デジタル版のほうが安いですし、気軽に辞書が引けるのでデジタル版がお勧めです。

 

iPadアプリのデジタル版はこのような感じです。字の大きさを変えたり、アプリ内で音声をダウンロードして記事を読みながら音声を聞くことができます。TwitterやFacebookへの投稿や、Emailで記事を送ることも可能です。ただ、Kindleのように、分からない単語をタップして意味を調べることは出来ません。ブックマークは可能ですが、気になる箇所をハイライトする機能はありません。コピー&ペイストも出来ません。良く言えばとてもシンプルなアプリです‥。

 

 

私は、じっくりと辞書を引きながら読みたい記事はWebで読んでいます。Macを使っていますが、わからない単語をタップすると、英英、英和、シソーラス、Wikipediaが内蔵された辞書が出てきますので、読むスピードを落とさずに意味を確認することが出来て便利です。Winの場合でもブラウザのアドオン機能を利用することで、ポップアップ辞書が利用できると思います。

 

定期購読を中止したい場合や、プリント版をデジタル版に変更したい場合は、My Subscription画面に書かれているサポートデスク宛に英語でE-mailをすると、2−3日で対応してくれます。年間購読を自動更新にしている場合は、期限の2週間前には次年度の契約が更新されてしまいますので、契約を変更したい場合は早めに連絡する必要があります。私は一旦プリント版が自動更新された後にデジタル版に変えたいという旨を連絡したところ、差額分は購読期間の延長という形で対処してくださいました。

 

あちこちのサイトから無料記事を探すのも良いですが、記事を探す時間が勿体無いですし、関連記事を読んで前後の繋がりを知りたい場合は、月間の記事数を制限されることのない定期購読が便利です。アプリ内で音声が聞けるというのも大きなメリットです。デジタル版で十分ですので、3ヶ月試してみてはいかがでしょうか。

fujisan.co.jpへ
/~\Fujisan.co.jpへ

[ad#blogmura]

 

 

英検1級を取得してよかったこと

Twitterで”英検やTOEICは時間の無駄”という意見を見かけました。反論をしたいわけではないのですが、英検1級取得を目指して頑張っている方に、ポジティブな意見を伝えたいと思いまして、”英検1級取って良かった\(^o^)/”と声高に主張してみたいと思います!
 
 
 ”1級単語なんてネイティブでも知らない” ”英語だけ出来ても仕方がない”というような意見を聞くと、挑戦する前にやる気が削がれてしまいますが、実体のない”みんな”の話を信じてはいけません。1級自体に価値があるというよりは、1級を目指す過程で得られることに意味があるからです。1級取得後はどういう状態になっていたいのかを考えながら学習することで、味気ない資格取得のための苦学から、自分のスペックを高めるための戦略的学習になります。そのためには、市販の問題集や単語集を繰り返しゴリゴリ解くだけではなく、読む、聞く、書く、話すをバランス良く伸ばすため必要な事を考えながら学習する必要があります。

 1級を受けるにあたって、まずは1週間ほどで過去問3年分を解いて難易度を把握しました。英検1級レベル、または1級よりも難しめの読解やリスニングが難なくこなせるようになれば合格出来ると考え、The Economistの定期購読を開始しました。それまでにも洋書多読をしており、ハリポタも読めていたので、The Economistもなんとなく読めるだろうと思っていましたが、英語力不足と背景知識不足で、1週間に5記事程度しか読めませんでした。記事を読みながら、背景知識を整理し、自分なりの意見と、なぜそのような結論に至ったかをまとめる、そのような読み方を続けるうちに、英検1級合格に必要なレベルの読解力が身についたと思います。1級受験を意識しなければ、The Economistを読もうなどとは思わなかったし、記事をネタに英文で自分の意見を書くという試みもしなかったでしょう。英検1級合格を目指すことで、一段階上のレベルに挑戦するきっかけになったと思います。

 また、バランス良く学習することも意識するようになりました。1級は、単語力、読解、リスニング、ライティング、スピーキングを同時に鍛えなくてはなりません。とくにライティングとスピーキングは定量評価される経験がなかったため、ひとりよがりの意見になっていないか、ちゃんと筋の通った話ができているか、ということに心を配るようになりました。The Economistで仕入れた情報をスピーチネタに盛り込むことで、受身ではなく能動的なリーディングをするようになりました。4技能を一度にレベルアップするのは大変ですが、試験に合格するためにはどのくらいのレベルが求められているか、というのを考えながら学習することで、必然的にバランスの良い学習を心がけることができました。

 
 実は英検1級の英語力もピンきりで、1級を持っているにもかかわらず、洋書も英字新聞も読めず、ニュースも聞きとれない。会話はカタコト・・という人も残念ながら少なからずいらっしゃるようです。1級自体に価値がある場合も時にはありますが、”合格までの道のり”が大事なのだと思います。単語の暗記で押し切ればなんとかなる!と思わずに、ライティングやスピーキングなども含めた総合力を評価されるチャンスと捉えるといいのではないでしょうか。英検1級が射程圏内に入っているような方は、学問としての英語の勉強だけではなく、英語で情報を集めたり、ある程度のコミュニケーションをとれる状態ではないかと思います。せっかく英語で情報収集を出来る状態まできたのですから、英語を学びながら同時に教養や知識を得ることが可能だと思います。”とにかく1級をとりたいからそのような悠長な事をしているヒマなどない!”と、問題集と単語集を優先したい気持ちはわかります。ただ、英語力自体が足りないのに、問題集や単語だけやるのは、土のない花壇に肥料だけやるようなものではないでしょうか。

 
 最後に、英検1級合格後に経験した周囲の変化について。仕事で英語を使うチャンスが増えました。英検1級は外国では知名度が低い、英語で面接がある外資系などで意味がない、と言われることがあります。ただ、日本で働いている限り、英語が苦手な人が多いためか、英検1級が他人との差別化に役立つ職種も多いのではないかと感じています。私の場合は、職場内で日本語を英訳する仕事や、外国からのゲストが来られた時のプレゼンなど、”1級を持っているから英語が出来るに違いない’という有難い先入観で仕事がまわってきたという経験があります。もちろん、その時の英語の出来が悪ければ2回目の仕事は来ないので、そこから先の努力は必要ですが、少なくとも最初に仕事をもらうきっかけにはなっています。また、仕事で英語を使うことで、さらに経験値が増すという好循環になっています。英語関係ではない職種のほうが、専門分野+αとして英語が活かせるのではないかと思います。

 ということで。おこがましくて普段は絶対言えないことですが、英検1級をとって本当に良かったと思っています。1級受験を”自分を高めるチャンス”とポジティブに捉え、学習過程を楽しみましょう!

 [ad#blogmura]

Podcastで学ぶスピーキングのコツ

英検2次試験や、英語プレゼンテーションの前に聞いておきたいPodcast、Quick and Dirty TipsThe Public Speaker を紹介します。

 

The Public Speakerは、コミュニケーション専門家の Lisa B. Marshall さんがホストを務めるスピーチのコツや、コミュニケーションスキルに関するPodcastです。自己紹介の仕方、プレゼンのオープニング、終わり方に関するコツ、スピーチ前の緊張に対応する方法など、より良いスピーチを行うためのコツがぎっしり詰まっています。無料で視聴でき、英語スクリプトもついているので、英語のリスニングをしながらスピーキングを改善する方法も学べます。

 

スピーチの内容が充実していることが大前提ですが、話し方や、聞きやすいスピーチのテンポ、声の出し方など、スピーチの”魅せ方”を学ぶことで、自信を持って英語プレゼンテーションに臨めるようになるのではないかと思います。

 

過去のPodcastエピソードリストはコチラ。2週間に一度の更新で、一回8分程度なので負担にならずに聞けると思います。私はプレゼンの予定が決まった時、まとめて聞くようにしています。当面の間、スピーチの予定がない方でも、話し方のコツを学ぶことで、対人関係全般に応用出来るコミュニケーション能力を磨くことが出来るのではないでしょうか。

 

[ad#blogmura]

【英検】 一次試験後、今すぐできる5つのこと

10月16日(日)は、第2回英検の一次試験でした。
受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

今日は、一次試験を受験した直後に、必ずやっておきたい5つのことについて、ご紹介させていただきます。

一次試験後に必ずやっておきたい5つのこと

5つのことをチェックリストとして書かせていただきます。ぜひご確認ください。

□ 1. 自己採点は済ませていますか
通常、一次試験の翌日13時前後より、英検の公式ホームページに解答速報が発表されます。
エッセイ以外の部分は自己採点が可能ですので、かならずチェックしてください。

*ここから先は、一次合格の可能性がある場合についてお話しさせていただきます*

英検協会からの一次合格発表を待たずに、すぐに二次試験の準備を開始ししましょう。

□ 2. 二次試験までの学習計画をたてましょう
約4週間という限られた準備時間の中で、効率よく準備をするためには、しっかり計画を立てることが不可欠です。ずっと何をしたらいいかわからずに、行き当たりばったりのことをしてしまうくらいならば、今日、この記事を読んでくださった日を、計画を立てる一日として、思いっきり作戦を練るのに費やしてください。
合格体験記は、書籍に限らず、ブログなどにたくさん掲載されています。
是非、私達のブログの英検対策記事も参考になさってください。

□ 3. 英字新聞記事を読み始めましょう 
2で述べたとおり、二次試験までの計画をしっかり立てることは、ものすごく重要なこと。
とは言っても、他の方の例を参考にしながら、自分仕様のやり方に変えていくなど、学習が軌道に乗るまでにはしばらく時間がかかると思います。
そんな中で、今すぐに始めておいて損はないこと。それは英字新聞記事を読むことです。
どんな記事も、二次試験で話すネタになる。社会でどんなことが起こっているか、記事から知識を吸収する。
その心意気で、どんどん読んでいきましょう。

□ 4. タイマー・録音機器を準備しましょう
どのような対策をするのであれ、実際に2分間測って、スピーチをし、それを聴き返す、それなしでスピーチの練習をしているとはいえません。
今すぐこの二つを用意してください。(iPhone等をご利用されている方は、タイマー・ボイスメモ機能をお使いいただけますね)

□ 5. 実際に面接練習をする場所(講座・スクール等)を決めましょう
もちろん、自分でスピーチを録音するなどの「自主トレ」なしに、「この講座・スクールに行けば合格できる」というような魔法の方法があるわけではありません。
実際に人対人でコミュニケーションをとることで、どこをどのように直せばいいか、自分でも課題が見えてくるもの。そういった意味で、面接練習のための講座、スクールを利用するのは大変良いことです。
どのような講座・スクールを利用するか、今すぐ検討を始めてください。

まとめ

「今すぐ」という言葉で、皆さまを焦らせてしまったら申し訳ありません。
そうではなく、「今すぐにでも始められる簡単なステップだ」と受け止めていただければ、これ以上にうれしいことはありません。

一歩踏み出すと、どのようなことをすればいいか、自分の中で課題が見えてきます。

ぜひここに書いた5つを実行し、これから何をすべきか考えるきっかけとなさってくださいね。

[ad#blogmura]

英検直前、今やるべき10のこと

英検を今週末に控え、受験者の皆さんは最後の仕上げにお忙しいことと思います。
今回は、残り5日間、今だからこそやっておきたい10個のことを、チェックリスト形式でご紹介させていただきたいと思います。

この5日間の過ごし方で、今からでも取れる点数は違ってきます。

ぜひ一度、このチェックリストをご確認下さい。

英検直前、今やるべき10のこと


● 過去問は、大問すべて解きましたか?

「同じ問題など出るわけない」 私も最初はその口でしたが、自分が英検を受験してきたこと、そして講師として教えてきたからこそ、過去問を解くことがどれだけ大切か分かります。

中に出てきている単語を覚えるとか、そんな小さな効果だけではないのです。(もちろん、覚えるに越したことはありませんが)
「形式に慣れておくこと」、それが一番の目的です。
各問題、必ず一度は解いておくようにしましょう。(時間のある方は、一度通しでやって、時間配分も計画しておくとよいでしょう。)

□ 1. 過去問 語彙
□ 2. 過去問 読解
□ 3. 過去問 エッセイ
□ 4. 過去問 リスニング

● 語彙の見直しをしましょう

新たに覚えたい気持ちをぐっとおさえ、復習に回りましょう。

□ 5. 解いた語彙問題集の見直し

□ 6. 英字記事を読むことで、今までに覚えた語彙に再び出会う = 語彙の定着

● リーディング・リスニングは、これから毎日しましょう。

リーディング力、リスニング力。これは毎日の積み重ねです。私自身の経験ですが、毎日多くの記事に触れていると、どんどん「読める感覚」が上がっていくのを感じるのですが、やめるとすぐにその感覚は失われていきます。(リスニングも同様)
当日に、読める感覚、聴ける感覚を最大限にした状態で臨めるよう、これから毎日読み、聴くようにしましょう。 (これらは試験問題に限りません。英字記事や実際のニュースなどが、よい題材になります)

□ 7. 毎日、リーディング

□ 8. 毎日、リスニング

● 手書きで英文を書く練習をしましょう

普段、PCなどで英作文をしていると、想像以上に手書きが大変なことが分かります。
一度、鉛筆・シャープペンなど、当日使う筆記具で英文を書いてみましょう。当日までに、手書きになれておくようにするとよいですね。

□ 9. 英文を手書きで書いてみる

● 自分のやってきたことを、振り返りましょう

例えば、英語学習ノート、手帳につけた英語学習記録など。自分がやってきたことを振り返ってみましょう。「これだけやってきた」と自信を持って試験に臨んでください。自信があるかどうかで、当日のパフォーマンスも全く違ってきます。

□ 10. 自分の学習軌跡を振り返る

リスト一覧

コピー&ペーストや、印刷して使いやすいよう、一覧にまとめておきます。

□ 1. 過去問 語彙
□ 2. 過去問 読解
□ 3. 過去問 エッセイ
□ 4. 過去問 リスニング
□ 5. 解いた語彙問題集の見直し
□ 6. 英字記事を読むことで、今までに覚えた語彙に再び出会う
□ 7. 毎日、リーディング
□ 8. 毎日、リスニング
□ 9. 英文を手書きで書いてみる
□ 10. 自分の学習軌跡を振り返る

まとめ

残り5日間。焦る気持ちは充分に分かります。
ですが、この5日間でできることも、十分にあるのです。
ぜひこのリストを活用して、直前対策を進めてくださいね。
応援しています!

[ad#blogmura]

1 2 3 4 6