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Posts Tagged ‘国連英検’

国連英検特A級を受験して (その2) 受験準備でおとずれたブレークスルー

”国連英検特A級を受験して”。
2回目の今日は、受験準備を通して私の身に訪れたブレークスルーについてお話ししたいと思います。
実は5月の初めに、「ブレークスルー」についての記事を書いているのですが、今回、こんなにもすぐに自分がそれを再び体験することになろうとは思ってもみませんでした。

3週間でブレークスルー?

今回、試験対策として、勉強をそれ用に切り替えたのはゴールデンウィークに入ってから(4月29日、30日頃)のことでした。

そこから約3週間。

たった3週間でブレークスルーなど訪れるのだろうか?
そもそも、対策を開始した時には、ブレークスルーを起こそうなどとは意識していませんでした。

それが、実際にやるべきことが分かり、それをどんどんこなしていくにつれて、毎日の学習量(と、その密度)が今までにないほど膨大なものになっていきました。

前回も書きましたが、やるべきことが分からずそれを模索しながら(迷いながら)だと学習はなかなかスムーズに進みません。ですが、やるべきことが分かりさえすれば、あとはそれを実際に行動するかどうか、それだけの問題なのです。

今回、遅くなりはしましたが、「やるべきことが分かったこと」、そして、「もう時間がない」と背水の陣に立たされたことで、「そのやるべきと決めたことを、猛烈なスピードでこなす」日々を送ることができました。

訪れたブレークスルーとは

行った学習項目はいろいろとありますが、今回のブレークスルーに効いたと思うのは、(1)記事を読む量を2~3倍に増やしたことと、(2)その記事内でわからなかった単語を、読後、即座に調べ、(3)その単語についてフラッシュカードでかかさずチェックを行ったことです。

具体的には、それまでは1日に1~3個しか英字記事を読めていなかった(正直、最も忙しい時期には1記事も読めない日も多くありました)のが、この集中期間に、3~5記事読むようになりました。
最高で1日9記事読んだ日もあります。

これに合わせて、問題集で分からなかった単語、そしてBASIC WORD LISTの単語を確認していく作業を並行して行いました。

こうして訪れたのが、今回のブレークスルー、「英字記事が前よりもスラスラと読める」という手ごたえでした。

実は、私自身、英検1級の受験準備・合格を通して、それまで読むことができなかったTIMEやThe Economistなどをスムーズに読めるようになったという経験があります。今回の3週間で、その時よりも、確実に「スラスラ」のレベルが上がったのを実感しています。

その時からは約5年たっていますが、この間に、今回ほど読解力の伸びを感じたことはありませんでした。

そして、その読解力により、以前は手も足も出ないと思っていた国連英検特A級の問題を、時間内に最後まで解き切ることができたのです。これは、私にとって、本当に大きな収穫・今後につながる自信となりました。

おわりに ~資格受験の意味とは~

資格のための勉強というと、身構えてしまう方も多くいらっしゃると思います。

「受けてもそれを仕事に活かすわけではない」
「楽しむために英語を学ぶのに、また学生時代と同じような試験勉強は嫌だ」
「○○さん(有名人・学識者)が、○○(試験名)なんて取ってもしょうがないと言ってた」
やらない理由を挙げるのは簡単です。

私は、資格受験(特に英語に関する資格)の意味は、自分自身で持たせるものだと思っています。

今回、受験を通して、このような大きなブレークスルーを得られたこと。それが何よりの収穫だと思っています。

「ブレークスルーを感じたい」。
そう思って、すぐに叶うものではありません。何をすればいいのか。どの力をどれくらい伸ばすべきなのか、自分で考えているだけでは答えが出ないこともあるでしょう。

ブレークスルーを感じたいと思っていらっしゃる方が、その機会を作ろうと思った時、資格試験ほど「手軽」なものはないと思います。

期限を決め、大量の英語に触れる。その機会として、資格受験を利用してみるのはいかがでしょうか?

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国連英検特A級を受験して (その1) 受験準備を通して発見したこと 

2012年5月20日(日)。
国連英検特A級を受験してきました。
私にとって、初めての特A級受験。
図らずも、先日記事にした「ブレークスルー」を感じる機会となりました。
今回から2回に分けて、受験準備で学んだこと、そして受験をして得られたブレークスルーについて、皆さんにお伝えしたいと思います。

スタートは出遅れたけれど・・・

今回、特A級の受験を決めたのは、1月にA級の合格を手にして、すぐのことでした。
(間をあけると、その分、覚えた知識も忘れていきますし、モチベーションも下がります。)

受験自体はすぐに決心できたのですが、そこから先、仕事関連で新しく始めたこと、環境の変化などがあり、思うように学習は進みませんでした。
以前から習慣にしていた、英字記事読みと語彙強化は続けていましたが、試験対策としてグッとエンジンがかかったのは、ゴールデンウィークに入ってからのことでした。

始めるのは遅くなってしまいましたが、そこから先に集中して学習できたことに悔いはありません。

正直、もう、「あと1ヶ月もないのか・・・」と気分は暗かったです。
けれど、これで「今回は諦めて、次回また頑張ろう」だけは、絶対に避けたかった。
そこで諦めてしまえば、そこから先、1ヶ月弱で伸びるはずの可能性まで失くしてしまうのです。

そこでエンジンをかけられたことで、もしそこで諦めてしまっていたら決して気づくことのなかった、大きな発見をすることとなりました。

やるべき課題は、やってみないとわからない

その発見とは、「やるべき課題は、やってみないとわからない」ということ。
そして、「課題が分かれば、あとは身体が自動的に動いていく」ということです。

時間も限られているし、とにかく最低限やるべきことだけ挙げて、それだけはやるようにしよう。
そうして書いたのが、以下のチェックリストです。

実は、最初に書きだしたのは、ページの半分くらい。ほんの少しでした。
それが、最終的には2ページに渡るほど、やるべき課題が増えていきました。

実際に課題を解いてみると、どんどん他にもやるべきことが見えてくるのです。

例えば、

「○番の問題を解く」だけだったのが、解いてから、ちゃんと復習をしなくてはいけないな・・・と気づき、「○番のわからなかった単語調べをする」をリストに加える。

「国連知識の問題を解いてみる」と、ある機関の設立年度が聞かれていたので、「その機関だけでなく別の機関の設立年度も調べる」をリストに加える。

・焦って、手当たり次第に世界各国の記事を読んでいたのを、「ある一定の国(事象)のことだけ集中して読んでみる」と、抱えている問題点や背景などがより詳しくわかるようになり、そこからまた、「別の国ではどうなのだろうという視点で、記事を読む」ようになる。(その結果、じっくりと多くの国(事象)についての見識を深められた。)

逆に、最初、なんとなくで設定していたことは、どんどん削って行きました。
「もう時間はない」とすっぱりと諦めがついていたというのもあって、いらないものを潔く削って行けたのも、結果的にはよかったと思っています。

悔しさを次回につなげたい

こうやって諦めずに集中できたこと自体は、本当によかったと思っています。
ただ、正直なところ、「まずやってみる」という段階を、もっと早くにしておけばよかったという悔しさがあるのは事実です。

一旦、こうやって「やるべきことが分かる」段階に来てしまえば、あとはそれを淡々とこなしていくのみ。それは、ある意味、とってもラクなことなのです。

やるべきことをはっきりさせないまま、とりあえず「記事読みと単語かな」で学習を進めるのと、目的意識を持って進めるのでは、得られる知識には格段の差が出てくると思います。

受験を決めた1月末の段階で、今回のように集中的に学習する期間を設け、課題発見ができていたとすれば、その後の忙しい日々の中にも、やるべきことをうまく組み込んでいけたかもしれません。それは、しっかりと反省すべき点だと思っています。

今回できなかったことを、次回につなげられるか。それが今の自分にとって、最も大事なことです。
つなげることができれば、今回感じた悔しさも無駄ではなかったということができると思います。

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次回は、今回の国連英検特A級受験を通して感じたブレークスルーについて書きたいと思います。

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【おすすめPodcast】BBC World Update: Morning Commute

BBC World Update: Morning CommuteBBC World Update: Morning Commute

BBC World Update: Morning Commute(BBCサイト内公式ページ)

名前の通り、イギリスでの朝の通勤時間に合わせてアップデートされる、国際ニュースのPodcastです。

30分の放送時間は、

  • Headline:番組内で紹介される最新ニュース(3つ)の短い紹介
  • 番組ホストDan Damonによる、それぞれのニュースに関わる人物へのインタビュー

で構成されています。
(3つ目のインタビューは、文化・ビジネス・ニヤリと笑える話など、やわらかめのテーマになることが多いです。)

お勧めする理由

現在、私は国連英検受験のために、毎日このポッドキャストを聴くようにしています。
BBC内はもちろん、CNN等の米メディアなど、多すぎて選ぶのに困るほどニュース関連ポッドキャストはあります。
私がなぜその中から、これを聴くことにしたか。理由は以下の2つです。

・ニュースのセレクトに偏りがない
今、世界をもっとも騒がせているのは中東情勢ですよね。この番組内では、毎日しっかりと、関連人物へのインタビューを続けてくれています。
もっと短め(数分~)のドキュメンタリー系ポッドキャストもありますが、毎日取り上げる内容がコロコロかわってしまいます。同じトピックのニュースを聴き続けて、語彙・知識を増やすには、このポッドキャストの長さが適しています。

・Dan Damonによる、的を得たインタビュー
ホストのDan Damon. 英語の聴きやすさはもちろんですが、質問の内容がものすごく的確です。
私自身、彼にすごく好感を持っていて、それも聴き続けられる理由の一つです。
一つの出来事が起こった際に、片方の意見(例えば、いわゆる「正義」のほう)だけを聴いていては、実情は見えてきませんよね。
ただ単に、事実(と考えられるもの)だけを放送するのではなく、あまり報道されない側の声を聴くことができるのが、このポッドキャストのいいところです。

比較メモ

レベル:上級
スピード:★★★
対象:時事問題・ニュース英語に強くなりたい学習者
1本あたり:30分
Transcript(書き下し):なし
英語の種類:イギリス英語

ぜひお試しくださいね!

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