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英検1級 二次試験対策 その7:環境問題を知りつくす

英検1級二次試験のトピックは多岐に渡っていますが、その中でも環境問題は話題に事欠かず、頻出分野であると思われます。”環境問題”と一括りにされていますがその中には、森林破壊、酸性雨、生態系・多様性の破壊、異常気象、二酸化炭素排出/温室効果、ゴミ問題、代替エネルギーなどなど、押さえておかなければならないポイントがたくさんあります。

 

そこで知識の整理のためにお勧めしたいのが、 環境問題を知りつくす本 (キング・オブ雑学シリーズ) です。この本は、1トピックが見開き2ページになっていて、環境問題についての話題がこの1冊でカバーできます。二次試験前の忙しい時に効率よく環境問題についての情報を網羅するのに最適な本だと思います。

 

例えば、森林破壊・砂漠化に関する具体的な数値、二酸化炭素排出の仕組みや、日本のCO2事情、各国の取り組み、石油の問題点や新しいエネルギーの利点/欠点などが章立てで体系的に書かれています。英検二次スピーチでは、2分間の間に具体例をはさむ必要があるため、この本で仕入れた知識が役立ちます。この本に書かれている話題たちは、TIMEやThe Economist などの洋雑誌に取り上げられている環境問題記事を理解するために必要な知識です。英文が難しい上に、基礎知識もない、ときてはこれらの洋雑誌の環境問題記事を理解するのは困難です。まずは日本語で書かれた入門書を読んで、基礎知識を仕込むことをお勧めします。

 

英検1級スピーチでは、トピックにやまをかけるのは非常に難しいとは思いますが、得意分野をいくつか持つことは重要です。なぜなら、最初の1分間で5つのカードからトピックを選ぶ時に、迷って全部読んでいる暇はないからです。環境問題が得意であれば、カードの文字をスキミングして環境問題らしきものがあったら迷わずそのトピックに決定し、40秒程でスピーチ構成を練るというのも、効果的な作戦だと思います。注意しないといけないのは、得意分野が毎回出るとは限らないということです。アテが外れて慌てないように、得意分野は2−3つ作っておきましょう!

 

英検準1級二次試験 質疑応答対策

前回に引き続き、今回も英検準1級二次試験対策です。今回は質疑応答対策についてお話ししていきます。

質疑応答対策

質問は全部で4問あります。3問目まではストーリーに関することですが、最後はストーリーに関連した社会的な問題についての質問をされます。

注意することは、

・Yes, Noで答える場合は、しっかりと答えてから理由を述べる。
・意見を求められている場合は、意見をはっきりと述べてからサポートする理由を述べる。

この2点です。
理由は2,3文程度で良いので、いろんなトピックに対して答えられる準備しておきましょう。
準1級だけでなく、1級の過去問のトピックを利用しながら様々なトピックに触れておくことが大切です。
事前に色々なトピックについて少しでも考える機会をもっておけば、全く同じではなくても使えるトピックがでてくるはずです。
日本語でもいいので、普段あまり興味のない分野の情報もチェックしておくと気持ちにも余裕が生まれます。

面接は受験者の思想を知ろうと思って行われるのではありません。英語能力を計るために行われています。難しいことを言おう、カッコいいことを言おうと思わずに、素直に自分が話せる限りの正しい英語で話せば良いと思います。

誰かに聞いてもらうのが一番良いのですが、それができない時は自分のナレーション、質疑応答を録音してみてはいかがでしょうか。最近はICレコーダーなどの特別な機械を購入しなくてもPCや携帯電話で簡単に録音ができます。
実際に録音してみると、思ったよりも「え~」「あ~」と言っていたり、沈黙していたりします。一人で練習しなければならない時は、このような方法で自分のナレーション、質疑応答を客観的に分析してみると良いですね。

まとめ

決して黙り込まず、面接官の目を見てハッキリ明るく話しましょう。これはアティテュードの点数にも影響してきます。
緊張していても、うつむいたり、ボソボソ話したりしないように気を付けてください。
堂々と話すためにも、幅広いジャンルの話題に普段から目を向けておくことが必要です。色々なことに興味や疑問を持つことによって自然に色々な知識を得られるのではないでしょうか。

英検準1級二次試験 ナレーション対策

前回までは英検1級の二次試験対策についてお話をしてきましたが、今回から2回シリーズで準1級の二次試験対策について書いていきます。

試験概要

4コマで構成されるイラストのストーリーを説明し、そのストーリーに関する質問に答える。

試験の流れ

入室

フリーカンバセーション (2,3問)

準備 (1min)

ナレーション(2min)

質疑応答(4問)

ナレーション対策

初めて二次試験を受験されるかたにはまず旺文社から刊行されている英検準1級二次試験対策予想問題できちんと流れを掴むことをおすすめいたします。

この問題集には10問の練習問題、面接カード(10問分)、音声素材があるだけでなく、面接の流れやフリートークの準備に関することまで取り上げられているので、初めての受験で何が何だかわからない方の不安も解消するはずです。

2分間で4コマのストーリーを説明するためには、単純計算で1コマ約30秒必要です。
目安としてそれぞれのコマの「場面の状況説明」「人物の動作・心情の説明」を一文ずつは必ず言うようにするといいです。
問題集にはナレーション作りのコツも書いてあるので、それを参考にして自分の言葉で説明できるようにします。問題集には模範解答が掲載されていますが、余程話し慣れていないとあの内容を2分で言うことは難しいのではないでしょうか。決して丸暗記しないようにしてください。

自分が当日に1分間で構成を考えて2分間でナレーションできる内容はどの程度なのかを知ることも必要なので、練習の段階で模範解答を暗記してばかりいてもあまり意味はありません。
緊張して、焦って、どうにもならない時に口から出てくる言葉は、自分で一生懸命考えて自分の物にした言葉だけなのです。

問題集の丸暗記はお勧めしませんが、模範解答中の便利な表現や語彙は使えるように練習しておくと良いです。場面の切り替えや、感情表現は参考になるものがたくさん使用されています。

出題されるテーマは意外と身近なことについての話が多いので、新聞の四コママンガを英語で説明してみたり、自分の行動や感情を心の中で実況中継してみたりするのも一つの練習方法です。

まとめ

自分の言葉できちんと表現する力を付けることが必要です。
日常生活からかけ離れたような内容はほとんど出題されていないので、「◯◯さんがこういう状況で困っている」などという普段使いそうなフレーズをきちんと表現できるように、日頃から身の回りのことを英語で説明できるように練習しておきましょう。

英検1級 二次試験対策 その4:オンライン英会話レッスンを利用する

今回はオンライン英会話レッスンを使った対策をご紹介します。

オンライン英会話といっても最近はたくさんありますが、今回は私が利用していたEverybodyLovesEnglish.com(以下ELE) でのレッスンの内容を中心にどのような対策が役に立つかをご紹介していきたいと思います。

ELE講師であるジュリー先生はご自身のスクールであるELEを立ち上げる前のLingQ講師時代から英検1級のスピーチ用のレッスンを受け持っていらっしゃいます。豊富な経験があってこその的確なアドバイスはとても役立ちました。

レッスン概要

頻度:週1回60分
メンバー:ネイティブ講師1名、日本人(1級受験者、1級ホルダーなど)3〜4名。

レッスンの進め方

1.事前に決めていたトピックのスピーチ披露
  (事前に原稿を準備しておいても即興でもOK)

2.ネイティブ講師による表現、発音の訂正。スピーチの構成の講評。

3.他メンバーとの質疑応答。

このレッスンの利点

間違いに気付く
自分で原稿を作って読んでいるだけでは、間違った表現や発音に気付くことができません。辞書には載っていても不自然な表現を使っていたりすることもあるので、ネイティブ講師にきちんと直してもらい、変な言い回しを覚えてしまわないようにすることが大切です。

対応力を付ける
スピーチを即興で作ることも重要ですが、質疑応答もinteractionとして二次試験で一番ウェイトを占めている部分でありとても重要です。
このレッスンで次々とメンバーから繰り出される質問に答えることで、どんなことを聞かれてもとにかく何か意見を言う訓練ができました。

2次受験直前のメンバーがいる場合は、その人を中心に質問攻めにして徹底的に質疑応答に慣れるようにします。
私もまるで尋問を受けているかのような集中攻撃をしてもらいましたが、そのおかげで当日の面接官がとても優しく感じた覚えがあります。

モチベーションアップ
同じ目標を持つ人達と一緒にレッスンを受けると、毎回刺激になりモチベーションアップにつながります。
週に1度レッスンを受けることで学習のペースを維持することもできるので一石二鳥でした。

このようなグループレッスン以外でも、即興でスピーチを作るプライベートレッスンを受けておくのも効果的です。1分間で5つのトピックの中から一つ選んで構成を考えるということは、思っている以上に難しいです。

まとめ

大切な事は臨機応変に対応できる力をつけることです。
どんなに一生懸命練習しても、一人でやっていては自分の想定の範囲内のことしかできません。そんなこと考えてもみなかった!というようなトピックや質問に焦ってしまって持っている力を十分に発揮できずに失敗してしまうパターンもあります。
このようなレッスンを受けることで予想外のことに対応する力を付けていきましょう。

直前に数回受けても効果はありますが、1級を目標にしているのであれば今から開始しても早過ぎることはないと思いますよ!

英検1級 二次試験対策 その2:オーディオブックでスピーキング対策

英検1級1次合格発表から二次試験までの3週間あまり。働きながら、子育てしながら試験準備をしている方は、机に向かって勉強出来る時間が限られていることと思います。1分足りともムダにしないために、忙しくてもスキマ時間に耳だけでもスピーチ対策しませんか?

私が二次試験前に参考にしていたオーディオブックをご紹介致します。スピーチのお手本としてIntelligence Squared Debateシリーズをお勧めします。これはイギリスで行われている公開討論会で毎回エネルギー問題や政治問題について賛成・反対にわかれてそれぞれ3~4人ずつ9分間のスピーチを行うというものです。時事問題の語彙や発音を知るために聞き始めたのですが、演説のうまい人のスピーチを聴くことでイメージトレーニングにもなりました。賛成派、反対派の意見を数人ずつ聞けるので自分の意見をまとめる助けにもなります。オーディオブックの発音は基本的にイギリス英語ですが、招待スピーカーの出身国によってアクセントは様々なので、リスニングの練習にもなると思います。

 

そして手早く知識を整理するのに役立ったのがPocket Issueシリーズ。時事問題について約1時間半で一通りの知識が得られるようにコンパクトにまとまっています。こちらもイギリス英語ですが、かなりクリアに発音されていますので、聞き取りやすいと思います。

 

二次試験対策として、記事読みやスピーチ原稿づくりに時間を割く方が多いと思いますが、発音や質疑応答の仕方などの勉強も重要です。たくさんのBig wordを仕入れても、スラスラと口から出なければ意味がありません。地球温暖化、エネルギー問題、ドラッグなど、ひとつのテーマについて手軽に知識と発音情報が手に入りますので、ぜひ試してみてください。

英検1級 二次試験対策 その1

今回は、オンライン英会話レッスン以外で普段どのようにスピーチの練習をしていたかをご紹介します。

以前にエッセイ対策で書きましたが、一次試験エッセイ用対策の際に二次試験のスピーチでも使えるようなネタ帳を作ってあったので、それを元にしてスピーチ用の原稿を作成しました。

まず原稿を読み上げて時間を計ってみて、自分の読み上げのスピードでは何ワード程度で2分間なのかということを調べます。
ここで注意しなければならないことは、原稿を読み上げるスピードと、実際に考えながら話すスピードは違うということです。当日は緊張したりしてスピードが落ちてしまうことが考えられるので気を付けてください。

私にとって丁度良かった構成は、
・トピックに対する自分の考えを述べる。
・その理由1とサポート意見を2文ほど。
・理由2とサポート意見を2文ほど。
・結論
というものでした。

録音してみると、自分がどのような調子でスピーチをしているかがよくわかります。
スラスラ話しているつもりでもボソボソと暗い調子になってはいませんか? 話者が暗くなっていては聞いている方も暗い気分になってしまいます。同じ内容でもハキハキと活き活きと話すだけで「私の意見を聞いてみて!とっても興味深いでしょ?!」という積極的な姿勢がプラスに働きます。同じ小説でもKindleの読み上げ機能とオーディオブックのナレーターでは全く面白さが違って感じることと同じことですね。
一度ご自身の話し方がどのような印象を与えるのか、客観的に考えてみてはいかがでしょうか。

このように内容だけでなく話し方も意識して録音したものを、iPod等のプレイリストにまとめて耳が空いている時に聞きます。繰り返して聞き、声に出すことで、常に上手く話している自分のイメージを作り上げていきましょう。

まとめ

原稿の内容をきちんとしたものにすることはもちろんですが、話し方や表情にも気を付けることでスピーチ全体がさらに良くなります。
最近は特別な機器がなくてもPCやMP3プレーヤーなどで録音が簡単にできます。常に客観的に自分をみつめるためにも、スピーチを作ったら自分で読みあげて録音し、その音声を聞いてみましょう。

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